JP2005328918A - ヘアケア用具 - Google Patents

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Abstract

【課題】洗浄液等の液体を収容した容器を手で押し圧することにより該容器と連結したブラシ部から液体を流出させて毛髪や頭皮に塗布することができると同時に、洗髪時等に変形しない強度を有しながらも頭皮(地肌)をマッサージする突起部は肌を傷めない柔軟性を備えた、ハンディなヘアケア用具を提供することにある。
【解決手段】複数の突起を有するブラシ部と、当該ブラシ部と分離可能に連結された液体収納部とからなるヘアケア用具であって、前記ブラシ部は、前記液体収納部に貯留された液体を先端から流出できる流出孔を内部に備えた液体導入用突起を少なくとも一つ有する突起集合体と、該突起集合体を取替可能に支持する支持部材及び前記液体収納部の取り付けが可能な取付部材を備え、突起集合体と支持体とが結合した状態においては前記流出孔と連結する液体収納部からの液体を導入する導入孔を有する支持体と、からなる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ヘアケア用具に関するもので、より具体的には、洗浄液等の液体を収容する容器と液体を流出できるブラシ部分とを有し、毛髪等の体毛を洗浄や整髪等をしながら液体を毛髪や頭皮等に直接塗布するためのヘアケア用具に関する。
これまで、身体が自由に動けない寝たりきりの人、病気や怪我等で行動に制限が課されている人等はドライシャンプーやお湯を絞ったタオル等で髪の毛を清潔にしていたが、この方法では毛髪の周囲の汚れは取れるが、地肌の汚れや痒みを除去するには難しかった。また、握力や力の弱い高齢者や女性、あるいは身体の不自由な人の介護を業務としている人にとっても、洗髪は前準備等を含め非常に重労働で負担となる結果、洗髪回数が少なくなってしまうという傾向があった。このため、毛髪等の体毛を容易に洗浄や整髪ができるハンディな体毛洗浄具が要望されている。
この点、育毛剤や整髪料等の液体を収容した容器から液体誘導路を経てブラシ面に流出させ、ブラシ面から直接毛髪に塗布して整髪等をするようにしたものとして、例えば、特許文献1、特許文献2に開示されているヘアーブラシがある。特許文献1に開示のヘアーブラシは、ハンドルの一部分や取り付けたボトル部分に育毛剤や整髪剤などのトニック類を入れ、そのトニック類がブラシ内部の細管を通ってブラシ先端部より漏出する構造となっている。また、特許文献2に開示のヘアーブラシは、液を貯蔵するボトル状の薬液貯蔵室とブラシ部とからなり、液臓貯蔵室から中空の薬液充填室へと結ぶ薬液誘導路を有するもので、ブラシ部に取り付けられたブリッスルの先端部から薬液を漏出する構造となっている。
特開平10−313947号公報 特開平11−46865号公報
しかしながら、これらのヘアーブラシは、ブラシ先端部あるいはブリッスルの先端部から洗浄液等の液体を漏出し、頭をマッサージしながら洗髪、整髪することはできるが、整髪時等にブラシが変形してしまうことを防ぐために剛性を持たせようとすると、頭皮と接触するブラシ先端部あるいは太径中空ブリッスルまでも剛性が高くなってしまい、頭皮を強く刺激して肌を傷めてしまうおそれがあった。一方、肌を傷めないようにブラシ先端部あるいは太径中空ブリッスルの剛性を弱くすると、ボトル部あるいはブラシ体の剛性も弱くなって、整髪時等に変形してしまうという問題があった。
本発明は、以上のような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、洗浄液等の液体を収容した容器を手で押し圧することにより該容器と連結したブラシ部から液体を流出させて毛髪や頭皮に塗布することができると同時に、洗髪時に変形しない強度を有しながらも頭皮をマッサージする突起部は肌を傷めない柔軟性を備えた、ハンディなヘアケア用具を提供することにある。
以上のような目的を達成するために、本発明においては、容器に取り付けるブラシの歯において導液可能に加工された突起部を有するようにするとともに、突起部とこれを支持する台座とを分離可能とすることで、液体がブラシ部の先端から流出可能とするとともにブラシの歯の部分のみの剛性を簡易に調整、交換できるようにし、かつ、液漏れ防止をも可能としたことを特徴とするものである。
本発明は具体的には以下のようなものを提供する。
(1) ブラシ部と液体収納部とが分離可能に連結されてなる、人又は動物用のヘアケア用具であって、前記ブラシ部は、複数の突起及び当該突起の根元に位置する基板を備えた突起集合体と、当該突起集合体と着脱可能に結合される結合部を備えた支持体と、からなり、前記突起集合体は液体を前記根元から先端の穴に向かって流出できる流出孔を内部に備えた液体漏出用突起を少なくとも一つ有するものであり、前記支持体は前記液体収納部内の液体をブラシ部へ導入するための導入孔を前記液体漏出用突起と相対する位置に有するものであり、前記突起集合体と前記支持体とが結合された状態において前記流出孔と前記導入孔とは連結されて連通孔を形成するものであるヘアケア用具。
本発明によれば、ブラシ部の突起集合体と支持体とは別体となっているので、突起集合体と支持体とは剛性が異なる素材とすることができる。このため、頭皮と接する突起集合体は頭皮を傷めないように剛性の低い柔軟性を有するものとし、これを支持する支持体は変形が生じ難い剛性の強いものとすることで、頭皮をブラッシングしながら洗髪や整髪等をしても、ブラシ部が変形することなく、かつ、頭皮や地肌を傷めないようにすることができる。また、突起集合体の硬さを使用者が自分の好みに応じて変更できるため、各人が快適な洗髪等を行うことができる。更には、マッサージなどで突起が前後左右に擦られることにより、破損、磨耗、劣化した場合には、突起集合体のみを交換できるので、経済的である。
なお、突起集合体が取り付けられる支持体の結合部としては、例えば、突起集合体を挿入できる開口であって、その外周縁内面側に外周縁に沿って形成された嵌合溝を有し、この嵌合溝に突起集合体の基板の周縁部分を嵌め込むようにする構成がある。着脱に際しては、前記支持体が開口を広げるように湾曲させてもよく、前記基板を折り畳むようにして支持体の開口に挿入するようにしてもよい。
また、本発明によれば、突起の1個以上が、根元部分から先端部分に亘って貫通する流出孔を備えた液漏出用突起であるので、該突起の先端部分から、洗浄液等の液体を流出させて頭皮や地肌に塗布することができる。これによって、ブラシでマッサージしながら別容器に入った洗浄液等を使用するということをしなくてすみ、効率的かつ簡便に洗髪や整髪等をすることができる。そして、液体は頭皮や地肌に直接塗布されるので、毛髪や頭皮等へ効率よく付けることができ、洗浄液等の液体の使用量が少なくてすみ経済的である。更に、使用量が少なくなることで液体収納部自体もコンパクトなもので対応できるため、片手で持つことが可能な重量及び大きさにすることが可能となり、作業中に手首が疲れることもない。従って、身体が自由に動けない寝たきりの人や病気、怪我等で行動が制限されている人でも、ベッドや布団に寝たままで洗髪や整髪を容易にすることができる。また、握力や力の弱い高齢者や女性、あるいは老人等の介護を業務としている人にとっても、手軽な洗髪が可能になり、洗髪回数を多くしても負担が多大ではなくなる。
更に、本発明によれば、上述の流通孔は支持体が有する導入孔と一体となって液体の通過が可能な連通孔を形成している。このため、突起集合体と支持体とが分離可能となっていても液体漏れを防ぐことができ、手が必要以上に液体に触れることなく快適な洗浄作業を行うことができる。
加えて、本発明によれば、液体収納部とブラシ部とは、連結部分において取り付け、取り外しが自在にできるようになっている。従って、液体収納部の連結部分より液体の補充が可能であり、また、使用者に合った液体に交換したり、量を調節したりすることも容易にできる。
なお、本明細書において「ヘアケア用具」とは、人間の髪や頭皮あるいは動物の体毛や皮膚(地肌)の洗浄、脱毛防止や養毛のためのマッサージ、ブラッシングによる整髪など、髪と頭皮あるいは地肌に有効な作業を行うことができる用具をいう。
(2) 前記突起集合体は、前記基板の非突起面において前記基板を挟んで前記液体漏出用突起が位置する箇所の反対側に突設され、かつ、前記導入孔の突起集合体に向く開口又は当該開口上に設けられた凹部に嵌合できる形状及び大きさを備えた凸部を有するものであり、前記凸部内には前記流出孔が前記液体漏出用突起内から前記凸部内まで延長して設けられており、前記開口または前記凹部に嵌合された状態で前記流出孔が前記導入孔と連結されて前記連通孔を形成するものである(1)記載のヘアケア用具。
本発明によれば、突起集合体には、液体漏出用突起が位置する箇所の反対側に突出する凸部が形成されており、この凸部が支持体の導入孔の開口やその上に形成された凹部に嵌入されることで、液体漏出用突起の凸部が導入孔に密接されて、液体漏出用突起に形成された流通孔と支持体に形成された導入孔とが確実に連通されることになり、液体の流れ通路が確保される。また、凸部内の流出孔と支持体の導入孔とが連結して固定されることになるので、液体収納部から液体が噴出されても、確実に液体が流出孔へ送られる。
(3) 前記支持体は、前記突起集合体に向く面において前記導入孔の位置する箇所に突設され、かつ、前記液体漏出用突起の根元に位置する前記基板内部に存する流出孔の開口又はその開口上に設けられた凹部に嵌合できる大きさ及び形状の凸部を備えるものであり、前記凸部内には前記導入孔が支持体内部から延長して設けられており、前記凸部が前記開口又は前記凹部に嵌合された状態において前記流出孔と前記導入孔とが連結されて前記連通孔を形成するものである(1)記載のヘアケア用具。
本発明によれば、支持体には、前記導入孔の位置する箇所に凸部が突出するように形成され、しかもこの凸部が液体漏出用突起の根元部分内部に位置する流出孔の開口又はその上に形成された凹部に嵌合できる大きさ及び形状となっている。このため、かかる凸部が液体漏出用突起内部の流出孔や凹部に嵌入されることで、液体漏出用突起に形成された流出孔と支持体に形成された導入孔とが確実に連通されることになり、液体の流れ通路が確保される。また、突起集合体の液体漏出用突起と支持体とが連結して固定されることになるので、液体収納部から液体が噴出されても、液体が確実に流出孔へ送られ、液漏れを生じることを防ぐことができる。
(4) 前記突起集合体は、前記基板の非突起面において前記基板を挟んで前記液体漏出用突起が位置する箇所の反対側に突設され、前記液体漏出用突起内部から連続して形成された流出孔を内蔵する第1凸部を有するものであり、前記支持体は、前記突起集合体に向く面において前記導入孔の位置する箇所に突設され、前記支持体内から前記導入孔が連続して形成された導入孔を内蔵する第2凸部を有するものであり、前記第1凸部内の前記流出孔に前記第2凸部が嵌合され、又は、前記第2凸部内の前記導入孔内に前記第1凸部が嵌合されることにより、前記流出孔と前記導入孔とが連結されて前記連通孔を形成するものである(1)記載のヘアケア用具。
本発明によれば、突起集合体に形成された第1凸部と支持体に形成された第2凸部とは、お互いに嵌合されて密接されることになる。これにより、液体漏出用突起内から続く流出孔と支持体内から続く導入孔とが確実に連通されて液体の流路が確保されることになる。このため、液体収納部から噴出された液体が導入孔から確実に流出孔へと送られ、液漏れを生じることがない。
(5) 前記突起集合体は、前記流出孔が形成された液体漏出用突起からなる第1突起群と、前記連通孔を有さない突起からなる第2突起群と、を備えるものであり、前記第1突起群の液体漏出用突起は、前記第2突起群の突起より短い長さ寸法である(1)から(4)いずれか記載のヘアケア用具。
本発明によれば、第1突起群と第2突起群とでは突起の長さが違うため、第2突起群の突起の先端部が頭皮に触れても第1突起群の液体漏出用突起の先端部は頭皮に触れていないことになる。このため、第1突起群の液体漏出用突起に形成されている流出孔の開口が頭皮により塞がれることがなく、洗浄行為を行いながらいつでも液体を供給できるため、使い勝手が良好である。
(6) 前記突起集合体は、前記支持体に比べて剛性が低いものである(1)から(5)いずれか記載のヘアケア用具。
本発明によれば、支持体よりも突起集合体の剛性が低いので、ブラシ部全体としては洗髪時に変形しない剛性を有しながらも頭皮や毛髪などに優しい柔軟性を備えたものとすることができる。即ち、突起集合体は柔軟性を有する材質とできるため、ブラッシングしながら洗髪や整髪しても頭皮を傷めることがない。一方、支持体は突起集合体より剛性が高いので、変形し難く、ブラシ部自体の形状を保持可能な材質とできる。なお、このような支持体の材質としては、少なくとも液体収納部への取り付け、取り外し作業や、洗髪・整髪時のマッサージやブラッシング等に対して、変形しないような剛性と強度を有するものが好ましい。
(7) 前記支持体は、前記突起集合体を支持する支持部材と、前記液体収納部を取り付ける取付部材と、を有するものであり、前記液体収納部は、前記ブラシ部へ液体を供給するための開口である液供給口と、前記支持体に取り付けられるための被取付部材と、を備え、前記取付部材と前記被取付部材とは螺合して結合されるものである(1)から(6)いずれか記載のヘアケア用具。
本発明によれば、ブラシ部と液収納部との連結は、ブラシ部の支持体に設けられた取付部材と液体収納部に設けられた被取付部材とを結合することにより行われる。この結合部分は、取付部材と被取付部材とにそれぞれねじ山を設けることにより螺合できるようにすることが可能であり、後述の液調節機能をこの結合部分に持たせる場合には、かかる構造は特に有効なものとなる。
(8) 前記液体収納部の被取付部材には、液体噴出用の噴出孔が前記導入孔と同数以上形成された円盤状のキャップが取り付けられており、前記導入孔と前記噴出孔とは前記ブラシ部及び/又は前記液体収容部を回転させたときの回転中心から一定の半径を有する円周上に形成されるものであり、使用者が前記支持体及び/又は前記液体収容部を回転させることにより前記ブラシ部への液体供給量を調節できるものである(1)から(7)いずれか記載のヘアケア用具。
本発明によれば、支持体の取付部材の上面に形成された導入孔と液体収納容器のキャップに形成された噴出孔とは、同心円上から同一の距離にある同一円周上に形成されている。このため、支持体又はキャップのいずれか一方、あるいは両方を回転することで、導入孔と噴出孔とを連通させ、あるいは連通させないようにすることができ、また、孔同士が少しずれるようにすることで連通する孔の大きさを変更することもできる。更に、導入孔と噴出孔の個数を違えるようにすれば連通する孔の個数を調整できることになるので、ブラシ部から流出される液体量の微妙な調整が可能となる。
(9) 前記噴出孔の少なくとも一つは前記支持体に向く面において外延が隆起しており、前記ブラシ部を回転することにより使用者に前記噴出孔の位置を感知させるものである(8)記載のヘアケア用具。
本発明によれば、噴出孔の周囲を少し盛り上げているため、盛り上げた部分の内側に支持体の導入孔が位置するとその感触が使用者に伝わるようになっている。このため、噴出孔と導入孔との連通を視認するまでもなく確認することができる。
(10) 前記液体収納部は少なくとも一部が押圧変形可能なものである(1)から(9)いずれか記載のヘアケア用具。
本発明によれば、液体を貯留できる液体収納部が押圧変形可能となっているので、着用者は押圧力を調整することで、液体がブラシ部へと供給される量を適宜変更することができる。このため、洗浄作業等に適した量の液体の使用を容易に行うことができる。
本発明によれば、突起集合体と支持体とは別体となっているため、支持体と突起集合体とは剛性の異なったものとすることが可能であり、突起集合体を頭皮を傷めないような柔軟性を有する材質のものとしても、支持体は剛性の高い強度の強い材質にすることができる。このため、頭皮を傷めることなく洗髪や整髪ができるとともに、洗髪や整髪等の作業中にブラシ部が変形するおそれもない。また、突起集合体の剛性はブラシ本数(突起部密度)や材質を変更することで容易に変えることができるので、洗髪時の肌に対する刺激等を好みに応じて選定することで、快適な洗髪等を行うことができる。しかも、突起集合体と支持体とは着脱自在に取り付けできる構成であるので、突起部が磨耗や劣化した場合、あるいは、破損した場合、あるいは、好みに応じたブラシ剛性や突起部の密度に変更する場合には、突起集合体のみの交換ですむために経済的である。
また、突起集合体に形成された流出孔と支持体に形成された導入孔とが連結してなる連通孔を通して、液体収納部に貯留された洗浄液等の液体が毛髪や頭皮に流出可能としているので、洗浄液等の液体が頭皮の表面に効率よく塗布される。このため、突起部の先端部でマッサージしながら洗浄、整髪できることになり、少ない使用量で毛髪の汚れや地肌の汚れ、痒みも除去でき、大量のお湯や洗面器等の容器を準備することなく、手軽に体毛を清潔にすることができる。そして、使用する洗浄液等の液体が少ないので、液体収納部もコンパクトなものとすることができる。以上のようなことから、片手で持つことが可能な重量及び大きさのハンディなものにすることが可能となり、作業中に手首が疲れることもない。これらによって、体の不自由な人や体力のない人、介護を業務としている人等が手軽に洗髪できるようになり、更には、キャンプ等のアウトドアにおいても、手軽に洗髪を行うことができる。
以下、本発明のヘアケア用具について、実施の形態を図面等に基づいて説明する。なお、説明の便宜上、本発明に係るヘアケア用具を人の毛髪の洗浄具として使用した場合を中心に説明するが、これによって本発明が限定されるものではない。
図1は、本発明のヘアケア用具の第1の実施例を示す斜視図であり、図2は、図1に示すヘアケア用具の縦断面図であり、図3は、図1に示すヘアケア用具のブラシ部を示す図で、(a)はブラシ部を構成する突起集合体と支持体の断面図であり、(b)は突起集合体が支持体に取り付けられた状態を示す断面図である。また、図4は、洗浄液等の液体が収容された液体収納部を押し圧し、該液体がブラシ部の先端部から流出する状態を説明する模式図である。なお、この図では、判りやすくするために、寸法等は適宜調整してある。
<構成>
図1及び図2において、符番1に示されるヘアケア用具は、ブラシ部2と液体収納部5とを主要素として構成され、ブラシ部2の支持体4が液体収納部5の液供給口52に螺合によって取り付けられている。
ブラシ部2は、図3(a)に示すように、突起集合体3と支持体4とからなり、支持体4は突起集合体3を取り付けるための開口41の周縁に嵌合溝42を備えている。このため、図3(b)に示すように、突起集合体3の基板31の外周縁が嵌合溝42に嵌合されて突起集合体3が支持体4にしっかりと取り付けられ、一体となってブラシ部2を構成している。
ブラシ部2を構成する突起集合体3は、図3(a)に示すように、液体漏出用突起32からなる第1突起群32Aと通常の突起33からなる第2突起群33Aとが、根元に位置する基板31に一体成型されて構成されている。液体漏出用突起32は、根元部分32aから先端部分に貫通する流出孔34が形成されていて、内部を液体が通過できるようになっている。一方、突起33には流出孔34は形成されておらず、液体が通過できないようになっている。流出孔34は、本実施例では液体漏出用突起32の内部を円錐状にくりぬいた形状になっているが、これに限定されるものではない。また、この流通孔34はその先端を液体漏出用突起32の先端部で開口するようにして形成されているが、これに限られるものではなく、液体漏出用突起32の先端部分の外周壁部に開口するようにして形成されてもよく、また、先端部及び外周壁部の両方に開口するようにして形成されていてもよい。
本実施例では、ブラシ部2の先端部から洗浄液等の液体が流出されて塗布された部位の頭皮を第2突起群の突起33で効率よくマッサージしながら洗髪できるように、第2突起群33Aが第1突起群32Aを囲むようにして基板31の外周領域に配置されており、中央領域に第1突起群32Aの液体漏出用突起32と第2突起群33Aの突起33が混在して配置されている。また、第1突起群32Aの液体漏出用突起32や第2突起群の突起33は、円錐状、線状等といった通常のヘアーブラシの突起と同様の形状となっている。しかしながら、配置や形状はこれらに限定されるものではない。
突起集合体3を構成する材質としては、第1突起群32A及び第2突起群33Aが頭皮を傷めない程度の柔軟性を有し、基板31が支持体4に形成された嵌合溝42に外周縁を嵌入させて取り付けられるように手で変形可能な程度の柔軟性を有する弾性変形自在な材質のものであれば、特に限定されるものではない。このような材質としては、例えば、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ナイロン、シリコン、エラストマー等の合成樹脂やゴム等の弾性体が挙げられる。
支持体4は、図3(a)に示すように、基板31を挿入できる開口を有するように平面視円形の略凹面鏡状に形成されており、上面側(突起集合体方向)の周縁部41aが、内鍔状に構成されている。具体的には、図3(b)に示すように基板31の外周縁を嵌め込んで固定できるように、円弧状の断面形状である支持体4の開口41の周縁部41aに嵌合溝42が形成されている。
支持体4の略中央部分には、略円筒形状で内方(突起集合体方向)に突出する液収納部への取付部材43が形成されている。この取付部材43は、外方(反突起集合体方向)が開口し、側壁43aにはネジ山44が形成されている。このネジ山44を後述する液体収納部5の液供給口52を有する被取付部材に螺合させて液体収納部5をブラシ部2に取り付けることが可能となっている(図2参照)。
図3(a)に示すように、取付部材43の上面部43bには、前記突起集合体3を支持体4に取り付けた際に第1突起群32Aに相対する位置に、突起集合体3方向に向けて突出するノズル状の凸部45が複数形成されている。この凸部45は、液漏出用突起32に形成されている流出孔34の根元部分34aに嵌合できる大きさと形状であって、内部には導入孔46が貫通して形成されている。このため、凸部45が液漏出用突起32内に形成された流出孔34の根元部分34aに嵌入されることにより、流出孔34と導入孔46とが連通される。そして、凸部45の外壁が「垂直」であり、根元部分34aが「テーパー状」となっているため、凸部45を根元部分34aに挿入した場合、凸部45の外周先端が、根元部分34aの内周に長い距離で接触し、良好なシール状態を保つことができるようになっている。これにより、短く、かつ密閉された導液経路で洗浄液等の液体がブラシ部2の先端部分から流出することになるため、液体の漏れが防止できる。なお、この凸部45の形状は、流出孔34の根元部分34aに密着して嵌入できる様に、根元部分34aの形状に対応して、適宜変更してよい。
支持体4を構成する材質としては、洗髪や整髪時の頭皮マッサージやブラッシングに対してブラシ部2が変形しない程度以上の剛性と強度を有するものが好ましく、例えば、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ナイロン等の硬質な合成樹脂が挙げられる。
液体収納部5は、図2に示すように、容器本体51と該容器本体51の先端部に突出して形成された液供給口52とからなり、液供給口52には外側面にネジ山53が形成されることにより被取付部材を構成している。容器本体51は、その少なくとも一部が手による押し圧で変形できるような材質となっており、形状は片手で握りやすいようになっている。そして、液供給口52から液体を注ぎ入れることにより、内部に液体を貯留保持する。この液体収納部5を構成する材質としては、例えば、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ナイロン(ポリアミド系合成線維)等の柔軟性を有する合成樹脂が挙げられる。
<使用形態>
本発明のヘアケア用具1は、まず、突起集合体3の基板31の外周縁を支持体4の開口41の周縁部41aに形成された嵌合溝42に嵌入して、突起集合体3を支持体4に取り付ける。この際、支持体4の取付部材43の上面部43bに形成された凸部45が突起集合体3の第1突起群32Aの流出孔34の根元部分34aに嵌入されて、第1突起群32が支持体4の取付部材43の上面部43bに固定されると共に、第1突起群32に形成された流出孔34と支持体4の取付部材43の上面部43bに形成された導入孔46とが連通される。次いで、突起集合体3を支持体4に取り付けたブラシ部2の取付部材43に液体が入った液体収納部5の液供給口52を螺合して、支持体4を液体収納部5に取り付ける(図1から図3参照)。これによって、液体収納部5に収容された液体Lは、押圧変形可能な液体収納部5を手で押し圧することにより、図4に示す矢印のように、支持体4の導入孔46及び突起集合体3の第1突起群32Aの流出孔34を通って液体漏出用突起32の先端部分から流出される。
また、洗髪に当たっては、容器本体51を片手に持ち、ブラシ部2の液体漏出用突起32、突起33を髪の間に通しながら頭皮をブラッシングすると共に容器を適時加圧する。これにより、液体Lがブラシ部2の第1突起群32Aより流出して地肌に直接塗布されると同時に、適当な圧力を頭皮に加えながらブラシ部2を前後左右に動かすことにより、頭皮や髪の毛に液体が接触しマッサージしながら洗浄することができる。
そして、液体漏出用突起32や突起33の付け根は前後左右にこすられることにより劣化し、折れたり、あるいは磨耗することが考えられるが、突起集合体3は支持体4と別体であるため、定期的に交換をしたり、本人の好みにより突起の柔らかさを選ぶことができるようになっている。
なお、突起集合体の第1突起群に形成された流出孔と支持体の取付部材の上面に形成された導入孔との連結は、かかる流通孔と導入孔を備えた凸部と凹部の形状が、どちらかが「テーパーのついた形状」で、どちらかが「垂直の壁を有する形状」となっていることが、液漏れを防ぐ観点から好ましい。従って、上述の図3に示すように、凸部45の外壁が「垂直」であって根元部分34aが「テーパー状」となっていてもよく、図5に示すように凸部35がテーパー状で、凹部47が垂直の壁を有する形状となっていてもよい。
この点、凸部と凹部とが同形状である場合には、以下のような不利益がある。即ち、嵌合状態において良好な密接状態を保つためには非常に高い成型精度が要求されることとなり、現実的には凸部と凹部との間に隙間が生じてしまう可能性が高い。また、両者の壁面が互いに垂直である場合には、凸部の凹部への嵌入が容易ではない。更に、凸部と凹部とが同形状であることにより突起集合体の交換を繰り返すたびに永久ひずみが発生し、凹部のへこみ部分が徐々に大きくなってしまう。一方、凸部か凹部のどちらか一方がテーパー状となっていれば、嵌入したときに容易に位置決めをすることができるため、凸部の凹部への嵌入が容易となる。
このようなことから、凸部か凹部のどちらか一方にテーパーを形成することにより、両者を嵌合した際にまず部分的に接触させ、その後圧入して付け根部分で密着できる構造とするほうが、両者が同形状である構造とするよりも好ましい。
ここで、図5について具体的に説明する。図5(a)はブラシ部を構成する突起集合体と支持体を示す断面図であり、(b)は突起集合体を支持体に取り付けた状態を示す断面図である。
図5(a)に示すように、第1突起群の液体漏出用突起32の根元部分32aには基板から支持体4の取り付け方向に向かって突設されたテーパー状の凸部35が形成され、支持体4の導入孔46の開口上には垂直の壁を有する凹部47が形成されている。このため(b)に示すように、凸部35を支持体4の凹部47を嵌入して固定することができる。そして、凸部35の外周先端が凹部47の内壁に長い距離で接触するため、良好なシール状態を保つことが可能となる。
次に、本発明のヘアケア用具の第2実施例について説明する。図6は、本発明のヘアケア用具の第2の実施例を示す斜視図であり、図7は、図6に示すヘアケア用具の縦断面図であり、図8は、図6に示すヘアケア用具のブラシ部を示す図であって、(a)はブラシ部を正面からみた状態を示す正面図で、(b)はブラシ部のA−A線断面図で、(c)は(b)のブラシ部を構成する突起集合体と支持体の断面図である。なお、以下の実施例では第1の実施例のヘアケア用具と同一の構成要素には同一符号を付して、その重複する説明を省略する。また、判りやすくするために、寸法を適宜調整してある。
第2の実施例のヘアケア用具1Aは、第1の実施例と同様に、ブラシ部2と液体収納部5とを主要素として構成され、ブラシ部2が液体収納部5の液供給口52に螺合されて取り付けられている(図6及び図7参照)。
ブラシ部2は、第1の実施例と同様に、突起集合体3と支持体4とからなり、突起集合体3と支持体4とは、突起集合体3の基板31の外周縁が支持体4の嵌合溝42に取り換え自在に嵌合されて、一体化した構成とされている(図7参照)。
ブラシ部2を構成する突起集合体3は、図8(a)から図8(c)に示すように、根元部分32aから先端部分に貫通する流出孔34が形成された複数個の液体漏出用突起32(本実施例では4個)と、流出孔34を有さない複数個の突起33(本実施例では34個)と、所定位置に複数個の水切孔36(本実施例では4個)が基板31に設けられたものである。また、液体漏出用突起32の根元部分32aには、外方(反突起集合体方向)に向かって略円筒形状(コ字状の断面形状)の第1凸部35が形成されている。
液体漏出用突起32及び突起33は、図8(a)に示すように、突起33が液体漏出用突起32を囲むようにして基板31の外周領域に配置され、中央領域には液体漏出用突起32と突起33が混在するようにして配されている。また、液体漏出用突起32の長さは、突起33よりも短く形成されている。このように、液体漏出用突起32の長さを短くすることで、突起33の先端部が頭皮に触れても液体漏出用突起32の先端部は頭皮に触れていないことになるので、液体を流出する流出孔34の開口が頭皮により塞がれることがなく、洗浄行為を行いながら、液体を頭皮や毛髪に供給でき、使い勝手がよい。しかしながらこれに限定されるものではなく、同じ長さであってもよい。
また、水切孔36は図8(a)に示す4箇所に配置されている。この水切孔36は、使用後に突起先端を洗浄した場合などには突起集合体3と支持体4との間に水が入り込んでしまうことが多いため、このような水をブラシ部2を振り切ることによって出すことができるようにするためのものである。なお、水切孔の数や配置は本実施例のようにするのが好ましいが、これに限定されるものではなく、水切が可能となるようなものであればよい。
突起集合体3を構成する材質としては、第1の実施例と同様に、液体漏出用突起32及び突起33が頭皮を傷めない程度の柔軟性を有し、また、基板3の外周縁を嵌着させて取り付けるために、使用者の手で変形可能な程度の柔軟性を有する弾性変形自在な材質のものであれば特に限定されるものではなく、例えば、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ナイロン、シリコン、エラストマー等の合成樹脂やゴム等の弾性体が挙げられる。
支持体4は、図8(c)に示すように、平面視楕円の略板状に形成され、上面側(突起集合体方向)の周縁部41aは内鍔状に形成されており、支持体4の開口41側の周縁部41aには外周縁に沿って嵌合溝42が形成されている。また、支持体4の略中央部分には、略円筒形状で外方(反突起集合体方向)に突出する取付部材43を備えている。該取付部材43は、外方(反突起集合体方向)が開口し、側壁43aにはネジ山44が形成されている。なお、支持体4の材質としては、第1の実施例と同様に、洗髪や整髪時の頭皮マッサージやブラッシングに対してブラシ部2が変形しない程度以上の剛性を有するものが好ましく、例えば、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ナイロン等の合成樹脂が挙げられる。
突起集合体3には、液体漏出用突起32の根元部分32aに略円筒形状の第1凸部35が支持体4に向く方向に突出形成されている。一方、支持部4には取付部材43の上面部43bにおいて突起集合体3方向に向けて突出する略円筒形状の第2凸部45が形成されており、この第2凸部45の配置は、前記突起集合体3を支持体4に取り付けた際に液漏出用突起32に相対して位置するようになっている。また、第2凸部45は、第1凸部35内に嵌入できる形状、寸法であって、内部には導入孔46が貫通する形で形成されている。これによって、第2凸部45が第1突起部35内に嵌入され、液漏出用突起32内の流出孔34と支持体4内の導入孔46とが連通することになる。
液体収納部5は図6及び図7に示すように、容器本体51と該容器本体51の先端部に斜め方向に外方に向けて突出して形成された液供給口52とからなり、液供給口52には側壁52aの外面にはネジ山53が形成されている。このため、液体収納部5に対してブラシ部2が斜め方向に連結されることとなる。なお、容器本体51は、第1の実施例と同様に、その少なくとも一部は手での押し圧により変形可能な材質で握りやすい形状に作られ、内部に液体を保持する。
なお、上述のようにブラシ部2が液体収納部5に対して斜めとなるようにすることにより、例えば、介護用品として使う場合に有効である。具体的には、寝たきりの老人の頭を洗うときには、介護者は頭を片手で支えて頭を枕から浮かし、他方の手で後頭部を洗うとこととなるが、この際、仮に「ブラシ部が保持している液体収納部に対して角度を有していない」場合には、用具の全長分だけ頭を浮かす必要があることになる。この点、本実施例に示すようにブラシ部2が液体収納部5に対して角度が有して取り付けられていれば、ブラシ部2が入るよりも若干長い距離があれば足り、介護者が頭を浮かす距離が短くなるため、洗髪作業が容易になる。
また、介護用品としてではなく自分で後頭部を洗う場合にも、ブラシ部に角度がついている方が腕を持ち上げる距離が少なくてすむため、持ちやすく洗いやすいということになる。
第2の実施例のヘアケア用具1Aも、第1の実施例のヘアケア用具1と同様にして使用される。
次に、本発明のヘアケア用具の第3の実施例について説明する。図9は、本発明のヘアケア用具の第3の実施例を示す縦断面図であり、図10は、図9の液体収納部を説明する図で、(a)は液体収納部の液供給口を示す部分断面図、(b)は(a)の拡大斜視図であり、図11はブラシ部の支持体に形成される液導入孔及び液体収納部のキャップに形成される噴出孔の配置を説明するための模式図で、(a)は噴出孔の配置を説明する図、(b)は導入孔の配置を説明する図である。なお、以下の実施例では第1の実施例のヘアケア用具と同一の構成要素には同一符号を付して、その重複する説明を省略する。また、判りやすくするために、寸法を適宜調整してある。
第3の実施例のヘアケア用具1Bは、図9に示すように、第1の実施例のヘアケア用具1において、液体収納部5の液流出口52の先端部に噴出孔55が形成されたキャップ54を設けた構成のものである。
ブラシ部2は、第1の実施例と同様に、突起集合体3と支持体4とからなり、突起集合体3と支持体4とは、突起集合体3の基板31の外周縁が支持体4の嵌合溝42に取り換え自在に嵌合されて、一体化した構成とされている。
そして、ブラシ部2を構成する突起集合体3は、第1の実施例と同様の構造のものであって、図9に示すように、複数個の第1突起群の液体漏出用突起32と第2突起群の突起33とが基板31に設けられたものである。液体漏出用突起32には根元部分32aから先端部分に貫通する流出孔34が第1の実施例と同様にして形成され、内部を液体が通過できるようになっており、一方、突起33は流出孔等が形成されておらず液体が通過できないようになっている。そして、液体漏出用突起32及び突起33の配置は、第1の実施例と同様に、突起33が液体漏出用突起32を囲むようにして基板31の外周側に配置されており、中央領域には液体漏出用突起32と突起33とが混在するようにして配置されている。また、これら液体漏出用突起32と突起33は、円錐状、棒状等といった通常のヘアーブラシと同様の形状であって、基板31と一体化して形成されているのが好ましいが、これに限定されるものではない。そして、この突起集合体3を構成する材質も第1の実施例と同様に、液体漏出用突起32及び突起33が頭皮を傷めない程度の柔軟性を有し、また、支持体4に突起集合体3の基板31の外周縁を嵌入させて取り付けるために、手で変形可能な程度の柔軟性を有する材質のものであれば特に限定されるものではない。
支持体4は、第1の実施例と同様に、平面視円状の略凹面鏡状に形成され、支持体4の開口41側の外周縁に沿って嵌合溝42が形成され、支持体4の略中央部分には略円筒形状で内方(突起集合体方向)に突出する取付部材43が形成されている。該取付部材43は、外方(反突起集合体方向)が開口し、側壁の内側面には、ネジ山44が形成されている。
取付部材43の上面部43bには、前記突起集合体3を支持体4に取り付けた際に液体漏出用突起32に相対する位置に、突起集合体3方向に向けて突出する凸部45が形成されている(図9参照)。この凸部45には、液体漏出用突起32の流出孔34の根元部分32aと略同一形状であって、内部には導入孔46が貫通する形で形成されている。そして、導入孔46は、図11(b)に示すように、取付部材43の上面部43bの円形より小さい半径の円周線上に等間隔(中心角が45°となる位置)で8個が形成されている。支持体4の材質としては、第1の実施例と同様に、洗髪や整髪時のマッサージやブラッシングに対してブラシ部2が変形しない程度以上の剛性を有するものが好ましい。
液体収納部5は、第1の実施例と同様のものであって、少なくとも一部が手による押し圧によって変形可能な材質で握りやすい形状に作られ、内部に液体を保持する容器本体51と該容器本体51の先端部に突出して形成された液供給口52とからなり、液供給口52の側面にはネジ山53が形成されている。そして、液供給口52の先端部には、複数個の噴出孔55が形成されたキャップ54が支持体4の取付部材43の上面部43bに当設して設けられている。このキャップ54に形成された噴出孔55は、図11(a)に示すように、支持体4の導入孔46が形成されたと同一半径の円周線上に等間隔(中心角が45°となる位置)で形成された8個の噴出孔55aと、22.5°位相をずらした位置に形成された4個の噴出孔55bとの、計12個からなっている。支持体4に形成された導入孔46と、キャップ54に形成された噴出孔55とは、同心円上に形成されているために、ブラシ部と液体収容部との結合状態が所定の場合に重なり合うことになる。具体的には、支持体4あるいはキャップ54の一方を22.5°回転することで、支持体4の導入孔46と、キャップ54の噴出孔55とが連通する個数が8個あるいは4個に調整される。従って、この連通する孔の個数を変更することで、液体を液体収納部5から噴出する量を調整できる結果、ブラシ部2の先端部分から流出させる量の調整が可能となる。なお、同心円上に形成する導入孔46同士、及び噴出孔55同士の角度はこれに限定されるものではなく、調整したい液体量に応じて適宜選定すればよい。更に、キャップ54の噴出孔55の周囲を少し山形状に盛り上げて、盛り上げた部分が支持体4の導入孔46に嵌入されるようにすると、噴出孔55と導入孔46との連通を確認することができるので好ましい。
なお、導入孔46と噴出孔55との数を同数とした場合には、ブラシ部と液体収納部をずらすことにより孔の大きさを調整して液排出量を変化させることができることとなる。
以上、本発明に係るヘアケア用具に関して、例を示す図面を参照しつつ具体的に説明したが、本発明はもとより図示例に限定される訳ではなく、前記の趣旨に適合し得る範囲で適当に変更を加えて実施することも可能であり、それらはいずれも本発明の技術的範囲に包含される。例えば、突起集合体の全ての突起に流出孔を設け、液体を吐出するようにしてもよい。
本発明のヘアケア用具は、人又は動物用なので、人体の毛髪等の体毛の洗髪や整髪のみではなく、室内犬等のペットや動物等の体毛の洗浄にも適用できる。
本発明のヘアケア用具の第1の実施例を示す斜視図である。 図1に示すヘアケア用具の縦断面図である。 図1に示すヘアケア用具のブラシ部を示す図で、(a)はブラシ部を構成する突起集合体と支持体の断面図であり、(b)は突起集合体が支持体に取り付けられた状態を示す断面図である。 洗浄液等の液体が収容された液体収納部を押し圧し、該液体がブラシ部の先端部から流出する状態を説明する模式図である。 突起集合体の流出孔と支持体の導入孔とを連結する別の実施例を示す図である。 本発明のヘアケア用具の第2の実施例を示す斜視図である。 図6に示すヘアケア用具の縦断面図である。 図6に示すヘアケア用具のブラシ部を示す図であって、(a)はブラシ部を正面からみた状態を示す正面図で、(b)はブラシ部のA−A線断面図で、(c)は(b)のブラシ部を構成する突起集合体と支持体との断面図である。 本発明のヘアケア用具の第3の実施例を示す縦断面図である。 図9の液体収納部を説明する図で、(a)は液体収納部の液供給口を示す部分断面図、(b)は(a)の拡大斜視図である。 ブラシ部に形成される導入孔及び液体収納部のキャップに形成される噴出孔の配置を説明するための模式図で、(a)は噴出孔の配置を説明する図、(b)は導入孔の配置を説明する図である。
符号の説明
1、1A、1B ヘアケア用具
2 ブラシ部
3 突起集合体
31 基板
32 液体漏出用突起
32a 根元部分
33 突起
34 流出孔
35 (第1)凸部
4 支持体
41 開口
41a 周縁部
42 嵌合溝
43 取付部材
44 ネジ山
46 導入孔
47 凹部
5 液体収納部
51 容器本体
52 液供給口
53 ネジ山
55 噴出孔
55a 第1噴出孔
55b 第2噴出孔

Claims (10)

  1. ブラシ部と液体収納部とが分離可能に連結されてなる、人又は動物用のヘアケア用具であって、
    前記ブラシ部は、複数の突起及び当該突起の根元に位置する基板を備えた突起集合体と、当該突起集合体と着脱可能に結合される結合部を備えた支持体と、からなり、
    前記突起集合体は液体を前記根元から先端の穴に向かって流出できる流出孔を内部に備えた液体漏出用突起を少なくとも一つ有するものであり、前記支持体は前記液体収納部内の液体をブラシ部へ導入するための導入孔を前記液体漏出用突起と相対する位置に有するものであり、
    前記突起集合体と前記支持体とが結合された状態において前記流出孔と前記導入孔とは連結されて連通孔を形成するものであるヘアケア用具。
  2. 前記突起集合体は、前記基板の非突起面において前記基板を挟んで前記液体漏出用突起が位置する箇所の反対側に突設され、かつ、前記導入孔の突起集合体に向く開口又は当該開口上に設けられた凹部に嵌合できる形状及び大きさを備えた凸部を有するものであり、
    前記凸部内には前記流出孔が前記液体漏出用突起内から前記凸部内まで延長して設けられており、前記開口または前記凹部に嵌合された状態で前記流出孔が前記導入孔と連結されて前記連通孔を形成するものである請求項1記載のヘアケア用具。
  3. 前記支持体は、前記突起集合体に向く面において前記導入孔の位置する箇所に突設され、かつ、前記液体漏出用突起の根元に位置する前記基板内部に存する流出孔の開口又はその開口上に設けられた凹部に嵌合できる大きさ及び形状の凸部を備えるものであり、
    前記凸部内には前記導入孔が支持体内部から延長して設けられており、前記凸部が前記開口又は前記凹部に嵌合された状態において前記流出孔が前記導入孔と連結されて前記連通孔を形成するものである請求項1記載のヘアケア用具。
  4. 前記突起集合体は、前記基板の非突起面において前記基板を挟んで前記液体漏出用突起が位置する箇所の反対側に突設され、前記液体漏出用突起内部から連続して形成された流出孔を内蔵する第1凸部を有するものであり、
    前記支持体は、前記突起集合体に向く面において前記導入孔の位置する箇所に突設され、前記支持体内から前記導入孔が連続して形成された導入孔を内蔵する第2凸部を有するものであり、
    前記第1凸部内の前記流出孔に前記第2凸部が嵌合され、又は、前記第2凸部内の前記導入孔内に前記第1凸部が嵌合されることにより、前記流出孔と前記導入孔とが連結されて前記連通孔を形成するものである請求項1記載のヘアケア用具。
  5. 前記突起集合体は、前記流出孔が形成された液体漏出用突起からなる第1突起群と、前記連通孔を有さない突起からなる第2突起群と、を備えるものであり、
    前記第1突起群の液体漏出用突起は、前記第2突起群の突起より短い長さ寸法である請求項1から4いずれか記載のヘアケア用具。
  6. 前記突起集合体は、前記支持体に比べて剛性が低いものである請求項1から5いずれか記載のヘアケア用具。
  7. 前記支持体は、前記突起集合体を支持する支持部材と、前記液体収納部を取り付ける取付部材と、を有するものであり、
    前記液体収納部は、前記ブラシ部へ液体を供給するための開口である液供給口と、前記支持体に取り付けられるための被取付部材と、を備え、
    前記取付部材と前記被取付部材とは螺合して結合されるものである請求項1から6いずれか記載のヘアケア用具。
  8. 前記液体収納部の被取付部材には、液体噴出用の噴出孔が前記導入孔と同数以上形成された円盤状のキャップが取り付けられており、
    前記導入孔と前記噴出孔とは前記ブラシ部及び/又は前記液体収容部を回転させたときの回転中心から一定の半径を有する円周上に形成されるものであり、
    使用者が前記支持体及び/又は前記液体収容部を回転させることにより前記ブラシ部への液体供給量を調節できるものである請求項1から7いずれか記載のヘアケア用具。
  9. 前記噴出孔の少なくとも一つは前記支持体に向く面において外延が隆起しており、前記ブラシ部を回転することにより使用者に前記噴出孔の位置を感知させるものである請求項8記載のヘアケア用具。
  10. 前記液体収納部は少なくとも一部が押圧変形可能なものである請求項1から9いずれか記載のヘアケア用具。
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