JP2005328902A - 遊技機 - Google Patents

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典正 松下
Masatoshi Muramatsu
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Abstract

【課題】 前扉裏面への電気器具の組付け工数を削減すると共に、前扉の開閉の際のワイヤ配線の挟みこみを防止し得る、新規な構造の遊技機を提供すること。
【解決手段】 前扉18の枠体部分58に対してスピーカ等の電気器具60,61,64,65を取り付けると共に、該前扉18の裏面に組み付けられて、電気部品80、98,114を実装したプリント配線板68,70,72に対して該電気器具60,61,64,65への給電用配線86,104,120を形成して、該プリント配線板68,70,72の該給電用配線86,104,120によって該電気器具60,61,64,65への給電を中継せしめた。
【選択図】 図4

Description

本発明は、透視板が取り付けられた窓を有する略枠体形状の前扉の裏面に電気部品を実装したプリント配線板が配設されている遊技機に関するものである。
従来から、パチンコ機等の遊技機は、例えば特許文献1や特許文献2に示されるように、遊技機設置島に固定される外枠と、該外枠に対して開閉自在であり且つ遊技盤を保持する基枠と、透視板が取り付けられた窓を有する略枠体形状の前扉を含んで構成されていると共に、該前扉が該基枠に対して一端を軸に開閉自在に蝶着されて、該前扉を閉じた状態で、該窓を通じて遊技盤の遊技領域を外部から視認可能とされている。
ところで、かかる前扉としては、その裏面において、例えばスイッチや駆動部品、或いは遊技者に対して各種の演出を行なうためのランプ等の様々な電気部品を備えたものが多い。これらの電気部品は、プリント配線板上に実装された上で、プリント配線板を介して前扉の裏面に取り付けられる。
また、このような前扉には、前述の電気部品のようにプリント配線板を介して前扉に配設されるものに限らず、例えばスピーカやマイク等のように、基板を介することなく直接的に取り付けられる電気器具もある。
そして、これらの電気部品や電気器具は、基枠の裏面に配設された電源ユニットやランプユニット、音ユニットなど各種の制御基板とワイヤ配線を通じて電気的に接続されることによって、その作動が制御されることとなる。
ところが、このような前扉は、透視板が取り付けられた窓を有する略枠体形状とされていることから、その幅寸法も厚さ寸法も小さいものであり、更にプリント配線板が配設された後に利用することが出来る自由空間は非常に小さなものであった。このような小さな空間に電気器具を配設して、かかる電気器具のワイヤ配線を前扉の裏面に収容することは、非常に手間のかかることであった。それ故、電気器具やプリント配線板を取り付ける際にはワイヤ配線が相互に絡み合う等して作業工数を増加せしめたり、前扉を閉じる際には、前扉からはみ出したワイヤ配線が基枠との間で挟まれて損傷するおそれもあった。
このような問題を解決するために、例えば特許文献1に示されるように、前扉の裏面において、透視板の外周を沿うような形状の収納リブを形成して、各電気器具から延びるワイヤ配線を収納リブに束ねて収納する方法が考えられる。このような方法によれば、複数のワイヤ配線がそれぞれ束縛されることなく配設される場合に比して、互いに絡み合うおそれが減少せしめられる。
しかしながら、前述の如き小さな自由空間において、複数のワイヤ配線を収納リブに沿う形で収納する作業は手間のかかるものであり、組付け工数の面から見て必ずしも有効なものではなかった。また、収納リブが形成された部位に電気器具を配設することが出来なくなって、前扉裏面における電気器具のレイアウトに関する設計自由度を低下せしめることにもなる。
また、特許文献2には、遊技盤における前扉の蝶着部位側に切欠きを設けて所定の空間を形成すると共に、前扉から基枠裏面に跨るワイヤ配線をかかる切欠きに挿通せしめて、前扉を閉じる際のワイヤ配線の収納を容易にせしめる方法が開示されている。しかし、かかるワイヤ配線は前扉において透視板を外周に沿って電気器具に至る相応の長さを有するものであり、前扉の開放時に基枠との間において生じる撓みの量も大きいものであって、単にこのような切欠きを形成したのみでは、そのような長さを有するワイヤ配線の挟みこみを有効に防止するには未だ不十分なものであった。
特開平9−56903号公報 特開2004−65944号公報
ここにおいて、本発明は上述の如き事情を背景として為されたものであって、その解決課題とするところは、前扉裏面への電気器具の組付け工数を削減すると共に、前扉の開閉の際のワイヤ配線の挟みこみを防止し得る、新規な構造の遊技機を提供することにある。
以下、このような課題を解決するために為された本発明の態様を記載する。なお、以下に記載の各態様において採用される構成要素は、可能な限り任意の組み合わせで採用可能である。また、本発明の態様乃至は技術的特徴は、以下に記載のものに限定されることなく、明細書全体および図面に記載され、或いはそれらの記載から当業者が把握することの出来る発明思想に基づいて認識されるものであることが理解されるべきである。
(本発明の態様1)
すなわち、本発明の第1の態様は、透視板が取り付けられた窓を有する略枠体形状の前扉が、遊技盤を保持する基枠に対して開閉可能に蝶着されており、該前扉を閉じた状態で該遊技盤の遊技領域を該窓を通じて外部から視認可能とされていると共に、該前扉における該窓の枠体部分の裏側に対して、電気部品を実装したプリント配線板が組み付けられている遊技機において、前記前扉の前記枠体部分に対してスピーカ等の電気器具を取り付けると共に、前記電気部品を実装した前記プリント配線板に対して該電気器具への給電用配線を形成して、該プリント配線板の該給電用配線によって該電気器具への給電を中継せしめたことを、特徴とする。
本態様に従う構造とされた遊技機においては、電気器具から延び出すワイヤ配線を、プリント配線板に形成される給電用配線に接続することで配線が可能となることから、前扉に配設される電気器具から基枠の裏面に配設される制御基板にまでワイヤ配線を渡すことが不要とされて、ワイヤ配線の長さを大幅に短くすることが出来る。これにより、相応な長さを有するワイヤ配線を狭小な前扉裏面に収容する作業も不要となり、組付け作業を容易にせしめて、組み付けにかかる工数及び時間を削減することが出来るのである。なお、給電用配線としては、プリント配線板に実装される電気部品を配線するために、基板上に形成される導体パターンと同様に、プリント配線によって形成されることが好ましい。
さらに、前扉の裏面に収納リブを形成する等してワイヤ配線を収容する為のスペースを確保する必要も無くなるので、前扉裏面のスペース効率が向上されて、部品レイアウト等に関する設計自由度も向上せしめられるのである。
更にまた、ワイヤ配線の長さが短くされることから、ワイヤ配線の撓みも大幅に抑えることが出来る。これにより、ワイヤ配線が前扉からはみ出すことも防止されて、前扉の開閉時に、前扉と基枠との間でワイヤ配線を挟み込むようなおそれも軽減することが出来る。また、前扉の裏面を保護板などで覆蓋するような場合にも、ワイヤ配線を挟み込むおそれが軽減されるのである。
そして本発明においては、電気器具の配線を中継するプリント配線板として、前扉の装飾などのために取り付けられているプリント配線板を巧く利用することによって、上述のような多くの効果を、余分に部品点数を増加すること無く実現することが可能とされているのである。
なお、電気器具の配線を中継するプリント配線板は、前扉に取り付けられているものであれば何等限定されないが、前扉裏面に配設されるワイヤ配線の長さを出来る限り短くする為に、前扉の窓に沿うような形で延びる形状を有するものが望ましい。それ故、前扉の窓の周囲を電飾するために、窓の周囲に沿うような形状をもって配設されるLED基板などが好適に採用される。また、電気器具の配線を中継するプリント配線板の枚数や給電用配線の数は何等限定されるものではなく、複数枚のプリント配線板に亘って配線を中継せしめることも可能であるし、一枚のプリント配線板上に複数の給電用配線を形成することも可能である。
なお、ここにおいて電気部品とは、プリント配線板上に実装されるものであって、他の部品との電気的な接続が必要とされるものを言い、LEDやスイッチ等が例示される。また、電気器具とは電気的な接続が必要とされるものであれば良く、例えばランプやスピーカ、駆動モータ等に限らず、電気部品を実装したプリント配線板等も含むものである。即ち、上述のプリント配線板それ自体も電気器具に含まれるものであって、プリント配線板への配線を他のプリント配線板に形成した給電用配線によって中継せしめることなども可能である。なお、このことから明らかなように、本明細書中に言う給電は電力の供給のみならず、制御信号等の電気信号の伝達も含むものである。
(本発明の態様2)
本発明の第2の態様は、前記態様1に係る遊技機において、前記プリント配線板に形成された前記給電用配線の前記電気器具側の端部と反対側の端部が、前記前扉における前記基枠との蝶着部側に設けられていることを、特徴とする。本態様に従う構造とされた遊技機においては、給電用配線の基枠の裏面に配設された各種制御基板に向かう側の端部が、可及的に制御基盤に近い位置に設けられることによって、前扉と基枠との間に跨るワイヤ配線の長さを可及的に短くすることが出来る。これにより、ワイヤ配線の撓みを抑えて、前扉の開閉時にワイヤ配線を挟み込むおそれを軽減することが出来る。このことから明らかなように、本態様において、給電用配線の電気器具側の端部と反対側の端部は、単に電気器具側の端部に比して蝶着部側に配設されているのみならず、出来る限り蝶着部の近くに設けられることが望ましい。
(本発明の態様3)
本発明の第3の態様は、前記態様1又は2に係る遊技機において、前記前扉の裏面において前記給電用配線が複数設けられていると共に、それら給電用配線の前記電気器具と反対側の端部が互いに近接して配設される一方、それら複数の端部から延び出すワイヤ配線が互いに束ねられて前記基枠に向かって導かれていることを、特徴とする。本態様に従う構造とされた遊技機においては、複数の給電用配線の端部から延び出す複数のワイヤ配線が、一旦束ねられた上で基枠に向けられていることによって、複数のワイヤ配線の取り扱いを容易にすることが出来る。また、複数の給電用配線の端部が互いに近接して配設されていることによって、給電用配線の端部から延び出したワイヤ配線を、給電用配線の端部に近い部位で束ねることによって、ワイヤ配線の撓みも抑えることが出来る。
なお、複数の給電用配線とは、複数のプリント配線板が前扉に配設されることによって複数設けられているものであっても良いし、或いは一枚のプリント配線板上に複数本の給電用配線が形成されていても良い。
また、複数のワイヤ配線の束ね方としては様々な態様が適宜に採用可能であって、単にゴムや布等から成るベルトや針金等の金属線で束ねる等しても良いし、或いはコネクタ等の電気接続部品を用いて、複数のワイヤ配線の端部を一つに纏めること等も可能である。
(本発明の態様4)
本発明の第4の態様は、前記態様1乃至3の何れかに係る遊技機において、前記前扉における前記基枠との蝶着部位と反対側に、前記電気器具が配設されていることを、特徴とする。本態様に従う構造とされた遊技機においては、前扉の蝶着部位から電気器具に至るまでの間を配線するために、前扉の幅寸法と略等しい程度の長さを有するワイヤ配線を渡す必要があって、ワイヤ配線の撓みを招くおそれも大きくなるところを、プリント配線板で配線を中継することによって、ワイヤ配線の長さを大幅に短くすることが可能となる。これにより、ワイヤ配線の撓みを有効に抑えることが出来て、前扉の開閉時にワイヤ配線を挟み込むおそれも軽減することが出来る。また、ワイヤ配線を前扉の裏面に収容する手間も省けることから、組付け工数及び時間を軽減することも出来る。
(本発明の態様5)
本発明の第5の態様は、前記態様1乃至4の何れかに係る遊技機において、前記前扉の前記枠体部分に少なくとも2つの前記電気器具を備えており、該電気器具が前記基枠との蝶着部位側と、前記窓を挟んで該蝶着部位と反対側のそれぞれの側に配設されていると共に、それら電気器具の前記給電用配線及び/又はワイヤ配線が電気接続部品で束ねられた上で該基枠に向かって延び出していることを、特徴とする。
本態様に従う構造とされた遊技機においては、前扉の窓を挟んで両側に配設することが要求される電気器具を配設する場合に、それらの電気器具から延びるワイヤ配線の長さを短く抑えることが出来る。これにより、例えば、電気器具が、ステレオ効果を発揮する為に窓を挟んで左右に配設することが不可避的に必要とされるスピーカ等である場合に、本態様が好適に採用される。
また、電気器具の給電用配線及び/又はワイヤ配線が電気接続部品で束ねられていることによって、これらの配線の接続作業が容易とされている。電気接続部品としてはコネクタ等が好適に採用され得て、より好適には、基枠における各制御基板から延び出すワイヤ配線も、その端部がコネクタで纏められて、両コネクタの接続のみによって前扉の各電気機器と、基枠に配設された各制御基板との接続が行なわれることが望ましい。かかるコネクタ部品は前扉に対して非固定的に構成されて、それぞれのワイヤ配線の端部を束ねていても良いし、或いは前扉に対して固定的に形成されていても良い。更にまた、プリント配線板上に配設されて、プリント配線板に形成された給電用配線と接続される等しても良い。
上述の説明から明らかなように、本発明に従う構造とされた遊技機においては、前扉の裏面における電気部品を実装したプリント配線板に対して電気器具への給電用配線を形成して、電気器具への配線を中継せしめたことによって、電気部品から延び出すワイヤ配線を短くすることが出来て、ワイヤ配線を前扉の裏面に収容する工数や時間を削減することが出来る。更に、ワイヤ配線を短くすることによって、ワイヤ配線の撓みを抑えて、前扉の開閉時に前扉と基枠との間でワイヤ配線を挟みこむおそれも軽減することが出来る。
更にまた、前扉の裏面にワイヤ配線を収容するスペースを確保する必要が無くなることによって、前扉裏面の設計自由度を向上せしめることも可能となるのである。
以下、本発明を更に具体的に明らかにするために、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ、詳細に説明する。
先ず、図1及び図2には、本発明の第一の実施形態としてのパチンコ機10が示されている。図1は、パチンコ機10の正面図であり、図2は、パチンコ機10の裏面図である。なお、本明細書において正面及び前面とは、遊技者が位置する側を示すものとする。
パチンコ機10は、縦長な方形状に枠組み形成される外枠12に対して、遊技盤14を保持すると共に、パチンコ機10の主要な構成の略全てが集約して設けられる基枠16が、外枠12の幅方向一方の端部を中心に回動可能に取り付けられている。そして、基枠16の前面には、前扉18と、皿板20が、それぞれ基枠16の幅方向一方の端部を中心に回動可能に設けられている。なお、本実施形態においては、基枠16、前扉18、及び皿板20は何れも図1中左側の端部が蝶着部とされており、回動作動の中心軸とされている。即ち、基枠16は外枠12に設けられた基枠用ヒンジ21a,21bによって外枠12に対して回動可能に取り付けられており、前扉18及び皿板20は、それぞれ基枠16に取り付けられた前扉用ヒンジ23a,23b、皿板用ヒンジ25a,25bを介して基枠16に対して回動可能に取り付けられている。
前扉18は、透視板としてのガラス板22が取り付けられた窓としてのガラス窓24を有すると共に、基枠16と略等しい幅寸法を持った略枠体形状とされており、その閉じた状態において、ガラス窓24を通して、基枠16に取り付けられた遊技盤14の遊技領域19が外部から視認可能とされている。更に、前扉18の回動中心軸と反対側の端部には、切欠き26が形成されており、かかる切欠き26から、基枠16に装着された枠鍵27が外部に露出せしめられている。かかる枠鍵27は、前扉18を基枠16に対して密着した状態に保持するのみならず、基枠16を外枠12に対して密着した状態に保持するようになっている。また、前扉18には、不正防止のために、前扉18が開放されたことを検出するための図示しない前扉開放検出スイッチが設けられている。更にまた、前扉18の上側及び下側の左右には、複数のスリットからなる出音口28が形成されており、それら出音口28の裏側には、後述するスピーカ60,61,64,65が固定されている。そして、スピーカ60,61,64,65の作動時には、スピーカ60,61,64,65から出音口28を通じて外部に効果音が出力されるようになっている。
さらに、前扉18の下側には、前扉18及び基枠16と略等しい幅寸法を有する横長な長方形状の皿板20が、基枠16に対して幅方向一方の端部を中心に回動可能に取り付けられている。かかる皿板20の前面には、賞球を貯留するための上皿30が、前方に突出して設けられている。
そして、基枠16の前面における皿板20の下方には、下皿32が前方に突出するようにして設けられている。下皿32はパチンコ機10の裏側において、上皿30に連通せしめられており、上皿30内から溢れた遊技球が上皿30内から下皿32内に排出されるようになっている。また、上皿30と下皿32を連通する球通路には、下皿満杯スイッチ(図示せず)が設けられている。
さらに、下皿32の図1における右側には、発射ハンドル34が回動可能に装着されており、発射ハンドル34の裏側には、発射モータ36(図2参照)が装着されている。発射モータ36の回転軸には、図示しないクランク機構を介して図示しない打球槌が連結されており、発射ハンドル34が周方向一方の側に回動操作せしめられることによって発射モータ36に電源が与えられ、打球槌が上皿30内に貯留された遊技球を弾き出すようになっている。遊技球を弾き出す強さは、発射ハンドル34の回動操作によって調節可能とされており、発射ハンドル34を所望の位置まで回転させた状態を手で保持することによって、遊技球を一定の強さで弾き出すことが出来るようになっている。
さらに、本実施形態においては、基枠16の下部における外枠12の前面にも、出音口としての外枠出音口38が設けられており、外枠出音口38の裏面に配設された図示しないスピーカからの効果音が、外枠出音口38を通して聞こえるようにされている。
一方、パチンコ機10の裏側には、図2に示されているように、多量の賞球を貯留する賞球タンク40が上部に設けられている。かかる賞球タンク40には、賞球タンク40に貯留された賞球を整列して賞球払出装置42に誘導するタンクレール44が傾斜状に設けられている。また、タンクレール44において、賞球タンク40に接続されている付近には、賞球タンク40に貯留されている賞球が少なくなったことを検出する球切れ検出スイッチ(図示せず)が設けられている。なお、賞球払出装置42内には、パルスモータからなる賞球モータを駆動源とする賞球払出機構が収容されており、賞球モータの回転軸が単位量回転する毎に賞球払出装置42内から下方へ1個ずつ遊技球が払い出されるようになっている。そして、パチンコ機10の裏側には、賞球払出装置42と上皿30を繋ぐ図示しない球通路が設けられており、賞球払出装置42から払い出された遊技球がかかる球通路を介して上皿30に供給される。
さらに、パチンコ機10の裏側には、遊技動作を制御する主制御基板46、外部から電力を得ると共に、各制御基板や駆動装置へ電力を分配して供給する電源ユニット48、遊技盤14の略中央において、各種の変動図柄を表示する図柄表示装置の作動を制御する図柄制御基板50、後述するスピーカや、装飾部材としてのランプやLEDの作動を制御する音・光制御基板52など各種の制御基板が取り付けられている。ここにおいて、主制御基板46は、主制御基板ケース54に収容された状態でパチンコ機10の裏側に取り付けられており、主制御基板ケース54は、封止手段56によって、容易に開封されないようにされている。
また、パチンコ機10には、プリペイドカードユニットが接続されるようになっており、かかるプリペイドカードユニットを利用して球貸しを行なうようになっているが、ここでは、それらの図示及び説明は省略する。
次に、前扉18の前面を図3に、裏面を図4にそれぞれ示す。前述のように、前扉18は、枠体部分58の中央に、透視板としてのガラス板22が取り付けられた窓としてのガラス窓24を有する略枠体形状とされている。
また、図4に示すように、前扉18の枠体部分58の裏面上部には、電気器具としての一対の上側スピーカ60、61が取り付けられており、前扉18の蝶着部側が上蝶着部側スピーカ60、開放端側が上開放端側スピーカ61とされている。また、これら上側スピーカ60、61と同様に、枠体部分58の裏面下部にも同じく電気器具としての一対の下側スピーカ64,65が取り付けられており、前扉18の蝶着部側が下蝶着部側スピーカ64、開放端側が下開放端側スピーカ65とされている。これら上側スピーカ60、61、及び下側スピーカ64,65は、それぞれ前述の出音口28、28、28、28と重なり合う位置に取り付けられている。
そして、これら上下側スピーカ60,61,64,65のそれぞれの間に跨るようにして、プリント配線板としてのLED基板が枠体部分58の裏面に組付けられている。本実施形態においては、上蝶着部側スピーカ60と、上開放端側スピーカ61との間に上側LED基板68が、上蝶着部側スピーカ60と、下蝶着部側スピーカ64との間に蝶着部側LED基板70が、上開放端側スピーカ61と、下開放端側スピーカ65との間に開放端側LED基板72が、下蝶着部側スピーカ64と下開放端側スピーカ65との間の蝶着部側に下蝶着部側LED基板74が、開放端側には下開放端側LED基板76がそれぞれ組み付けられている。そして、これらLED基板68,70,72,74,76の表面には、電気部品としてのLEDが多数実装されており、それらのLEDから出る光が、前扉18を通して遊技者に視認可能とされている。これにより、前扉18は、ガラス窓24の略全周に亘ってLEDによる電飾が施されている。
先ず、図5乃至図7に、上蝶着部側スピーカ60と、上開放端側スピーカ61の間に配設される上側LED基板68を示す。上側LED基板68は、図4に示すように、両スピーカ60,61の間に跨る所定の幅寸法を有すると共に、そのガラス窓24側の端縁部は、ガラス窓24と略等しい曲率をもって、ガラス窓24に沿うように形成された上側基板78から構成されている。そして、図5に示すように、上側基板78の前扉18への取り付け状態における表面側に、上側基板78の略全面に亘って電気部品としての多数のLED80が取り付けられている。これらLED80は、図6に示すように、上側基板78の表面にプリント配線によって形成された導体パターン82によって、給電が行なわれるようになっている。一方、図7に示すように、上側基板78の裏面にも導体パターン84がプリント配線によって形成されており、かかる導体パターン84の一部が、給電用配線としての中継配線86とされている。なお、図5乃至図7は、上側LED基板68の正面から見た形を示しており、図7においては、図5に示すLED80や図6に示す表面の導体パターン82との位置関係が明瞭となるように、裏面に形成される導体パターン84を表側から見た形状を示している。そして、これら導体パターン82、84の端部は、上側基板78の蝶着部側端部に設けられた蝶着部側コネクタ88と、上側基板78の開放端側端部に設けられた開放端側第一コネクタ90、開放端側第二コネクタ92によって束ねられている。なお、本実施形態において、蝶着部側コネクタ88及び開放端側第一コネクタ90は、上側基板78の裏面に設けられる一方、開放端側第二コネクタ92は、上側基板78の表面に設けられている。これにより、中継配線86は、上側基板78における蝶着部側から開放端側に亘って配線されている。
このような構造とされた上側LED基板68は、上側基板78の複数箇所に貫設された取り付け穴94、94が前扉18の裏面に形成されたボスに対してビス止めされることによって、前扉18の裏面に取り付けられる。そして、かかる上側基板78に設けられた開放端側第一コネクタ90に対して、上開放端側スピーカ61のワイヤ配線95が接続される。このようにして、開放端側第一コネクタ90に接続された上開放端側スピーカ61のワイヤ配線95は、開放端側第一コネクタ90に接続されている中継配線86によって給電が中継されているのである。ここにおいて、開放端側第一コネクタ90が、上開放端側スピーカ61のすぐ近くに位置していることから、開放端側第一コネクタ90と上開放端側スピーカ61を繋ぐワイヤ配線95の長さを短く抑えることが出来るのである。
次に、図8乃至図10に、上蝶着部側スピーカ60と、下蝶着部側スピーカ64の間に配設される、蝶着部側LED基板70を示す。蝶着部側LED基板70は、図4に示すように、両スピーカ60,64の間に跨る所定の高さ寸法を有すると共に、そのガラス窓24側の端縁部は、ガラス窓24と略等しい曲率をもって、ガラス窓24に沿うように形成された蝶着部側基板96から構成されている。そして、図8に示すように、蝶着部側基板96の前扉18への取り付け状態における表面側に、蝶着部側基板96の略全面に亘って電気部品としての多数のLED98が取り付けられている。これらLED98は、図9に示すように、蝶着部側基板96の表面にプリント配線によって形成された導体パターン100によって、給電が行なわれるようになっている。一方、図10に示すように、蝶着部側基板96の裏面にも導体パターン102がプリント配線によって形成されており、かかる導体パターン102の一部が、給電用配線としての中継配線104とされている。なお、図8乃至図10は、蝶着部側LED基板70の正面から見た形を示しており、図10においては、図8に示すLED98や図9に示す表面の導体パターン100との位置関係が明瞭となるように、裏面に形成される導体パターン102を表側から見た形状を示している。そして、これら導体パターン100,102の端部は、蝶着部側基板96の上端部に設けられた上側第一コネクタ106及び上側第二コネクタ107と、蝶着部側基板96の下端部に設けられた下側第一コネクタ108及び下側第二コネクタ109によって束ねられている。なお、本実施形態において、上側第一コネクタ106及び上側第二コネクタ107は、蝶着部側基板96の裏面に設けられる一方、下側第一コネクタ108及び下側第二コネクタ109は、蝶着部側基板96の表面に設けられている。これにより、中継配線104は、蝶着部側基板96における上端部から下端部に亘って配線されている。
このような構造とされた蝶着部側LED基板70は、蝶着部側基板96の複数箇所に貫設乃至は切欠き状に形成された取り付け穴110、110が前扉18の裏面に形成されたボスに対してビス止めされることによって、前扉18の裏面に取り付けられる。そして、かかる蝶着部側基板96に設けられた上側第二コネクタ107に対して、上蝶着部側スピーカ60のワイヤ配線111が接続されると共に、下側第二コネクタ109に対して、下蝶着部側スピーカ64のワイヤ配線115が接続される。このようにして、上側第二コネクタ107に接続された上蝶着部側スピーカ60のワイヤ配線111と、下側第二コネクタ109に接続された下蝶着部側スピーカ64のワイヤ配線115は、それぞれ蝶着部側基板96に形成された中継配線104によって給電が中継されているのである。ここにおいて、上側第二コネクタ107及び下側第二コネクタ109はそれぞれ、上蝶着部側スピーカ60と下蝶着部側スピーカ64に近い位置に配設されていることから、それぞれのワイヤ配線111、115の長さを短く抑えることが出来るのである。
次に、図11乃至図13に、ガラス窓24を挟んで蝶着部側LED基板70と反対側の、上開放端側スピーカ61と、下開放端側スピーカ65との間に配設される、開放端側LED基板72を示す。開放端側LED基板72は、図4に示すように、両スピーカ61,65の間に跨る所定の高さ寸法を有すると共に、そのガラス窓24側の端縁部は、ガラス窓24と略等しい曲率をもって、ガラス窓24に沿うように形成された開放端側基板112から構成されている。なお、開放端側基板112の下端部には、前扉18の切欠き26と重なり合う箇所に同様の切欠き113が形成されて、前扉18を閉じた状態で枠鍵27を隠さないようにされている。そして、図11に示すように、開放端側基板112の前扉18への取り付け状態における表面側に、開放端側基板112の略全面に亘って電気部品としての多数のLED114が取り付けられている。これらLED114は、図12に示すように、開放端側基板112の表面にプリント配線によって形成された導体パターン116によって、給電が行なわれるようになっている。一方、図13に示すように、開放端側基板112の裏面にも導体パターン118がプリント配線によって形成されており、かかる導体パターン118の一部が、給電用配線としての中継配線120とされている。なお、図11乃至図13は、開放端側LED基板72の正面から見た形を示しており、図13においては、図11に示すLED114や図12に示す表面の導体パターン116との位置関係が明瞭となるように、裏面に形成される導体パターン118を表側から見た形状を示している。そして、これら導体パターン116,118の端部は、開放端側基板112の上端部に設けられた上側コネクタ122と、開放端側基板112の下端部に設けられた下側第一コネクタ124及び下側第二コネクタ126によって束ねられている。なお、本実施形態において、上側コネクタ122、下側第一コネクタ124、及び下側第二コネクタ126は何れも開放端側基板112の表面に設けられている。これにより、中継配線120は、開放端側基板112における上端部から下端部に亘って配線されている。
このような構造とされた開放端側LED基板72は、開放端側基板112の複数箇所に貫設乃至は切欠き状に形成された取り付け穴128、128が前扉18の裏面に形成されたボスに対してビス止めされることによって、前扉18の裏面に取り付けられる。そして、かかる開放端側基板112に設けられた上側コネクタ122に対して、前述の上側LED基板68の開放端側第二コネクタ92がワイヤ配線127を介して接続されると共に、開放端側基板112に設けられた下側第二コネクタ126に対して、下開放端側スピーカ65のワイヤ配線129が接続される。このようにして、下側第二コネクタ126に接続された下開放端側スピーカ65のワイヤ配線129は、下側第二コネクタ126に接続されている中継配線120によって給電が中継されているのである。ここにおいて、下側第二コネクタ126が、下開放端側スピーカ65のすぐ近くに位置していることから、下側第二コネクタ126と下開放端側スピーカ65との間に跨るワイヤ配線129の長さを短く抑えることが出来るのである。
さらに、図4に示すように、前扉18の下側の下蝶着部側スピーカ64と、下開放端側スピーカ65との間には、その蝶着部側に下蝶着部側LED基板74が配設されて、その開放端側に下開放端側LED基板76が配設されている。
図14及び図15に、下蝶着部側LED基板74を示す。下蝶着部側LED基板74は、下蝶着部側スピーカ64から、ガラス窓24の中央部分に至る幅寸法を有すると共に、そのガラス窓24側の端縁部は、ガラス窓24と略等しい曲率をもって、ガラス窓24に沿うように形成された下蝶着部側基板130から構成されている。そして、図14に示すように、下蝶着部側基板130の前扉18への取り付け状態における表面側に、下蝶着部側基板130の略全面に亘って電気部品としての多数のLED132が取り付けられている。これらLED132は、図15に示すように、下蝶着部側基板130の表面に形成された導体パターン134によって給電が行なわれるようになっている。なお、図14及び図15は、下蝶着部側LED基板74の正面から見た形を示している。そして、導体パターン134の端部は、下蝶着部側基板130の蝶着部側端部に設けられたコネクタ136によって束ねられている。なお、本実施形態において、コネクタ136は、下蝶着部端側基板130の表面に設けられている。
このような構造とされた下蝶着部側LED基板74は、下蝶着部側基板130の複数箇所に貫設された取り付け穴138、138が前扉18の裏面に形成されたボスに対してビス止めされることによって、前扉18の裏面に取り付けられる。そして、かかる下蝶着部側基板130に設けられたコネクタ136に対して、前述の蝶着部側LED基板70の下側第一コネクタ108がワイヤ配線139を介して接続される。このようにして、下蝶着部側LED基板74への給電用配線は、蝶着部側LED基板70に形成された中継配線104によって中継されているのである。
一方、図16及び図17に、下開放端部側LED基板76を示す。下開放端部側LED基板76は、下蝶着部側LED基板74と略同様の構造とされており、下開放端側スピーカ65から、ガラス窓24の中央部分に至る幅寸法を有すると共に、そのガラス窓24側の端縁部は、ガラス窓24と略等しい曲率をもって、ガラス窓24に沿うように形成された下開放端側基板140から構成されている。そして、図16に示すように、下開放端側基板140の前扉18への取り付け状態における表面側に、下開放端側基板140の略全面に亘って電気部品としての多数のLED142が取り付けられている。これらLED142は、図17に示すように、下開放端側基板140の表面に形成された導体パターン144によって給電が行なわれるようになっている。なお、図16及び図17は、下開放端側LED基板76の正面から見た形を示している。そして、導体パターン144の端部は、下開放端側基板140の開放端側端部に設けられたコネクタ146によって束ねられている。なお、本実施形態において、コネクタ146は、下開放端側基板140の表面に設けられている。
このような構造とされた下開放端側LED基板76は、下開放端側基板140の複数箇所に貫設された取り付け穴148、148が前扉18の裏面に形成されたボスに対してビス止めされることによって、前扉18の裏面に取り付けられる。そして、かかる下開放端側基板140に設けられたコネクタ146に対して、前述の開放端側LED基板72の下側第一コネクタ124がワイヤ配線149を介して接続される。このようにして、下開放端側LED基板76への給電用配線は、開放端側LED基板72に形成された中継配線120によって中継されているのである。
なお、このことから明らかなように、本実施形態において、下蝶着部側LED基板74と、下開放端側LED基板76は隣接して配設されているが、互いに接続されてはいない。また、下蝶着部側LED基板74及び下開放端側LED基板76もプリント配線板ではあるが、本実施形態においてこれら基板74,76はスピーカ64、65と同様に、それぞれ蝶着部側LED基板70、開放端側LED基板72によって給電用配線が中継される電気器具とされている。即ち、これらの基板74,76には、給電用配線としての導体パターンは形成されていない。
そして、上側LED基板68と蝶着部側LED基板70から延び出したワイヤ配線150,152が、前扉18の蝶着部側上部に備えられた電気接続部品としての前扉コネクタ154に接続されて、これらワイヤ配線150,152の基枠16側の端部が、前扉コネクタ154によって束ねられている。かかる前扉コネクタ154は前扉18の裏面に固定的に配設されており、基枠16の裏面に備えられた各制御基板から延び出すワイヤ配線が束ねられた図示しないコネクタと接続されることによって、前扉18の裏面に配設されたスピーカ60、61、64,65や各LED基板68,70,72,74,76が、基枠16の裏面に配設された電源ユニット48や、音・光制御基板52等の各制御基板と接続されることとなる。なお、本実施形態においては、前扉コネクタ154は前扉18に固定的に配設されているが、単にワイヤ配線150,152の基枠16側の端部を一つに纏めるために接続されて、前扉18に対しては非固定的に設けられていても良い。或いは、前扉コネクタ154を、プリント配線板としての上側LED基板68や蝶着部側LED基板70上に実装する等しても良く、そのような態様においては、給電用配線としての中継配線86、104が直接前扉コネクタ154に接続される等しても良い。
ここにおいて、前扉18の裏面に配設されたスピーカやLED等の配線を、前扉コネクタ154で束ねたことによって、前扉コネクタ154の接続を行なうのみで、基枠16の裏面に配設された各制御機器との接続を容易に行なうことが出来るのである。また、前扉コネクタ154が前扉18の裏面に固定されることによって、前扉18の開閉に伴ってワイヤ配線150,152が動くことが防止されて、ワイヤ配線150,152を挟みこむおそれが軽減されている。そして、特に開放端側に取り付けられる上開放端側スピーカ61と下開放端側スピーカ65から延び出すワイヤ配線95、129は、それぞれ直近の上側LED基板68、開放端側LED基板72に接続されるので、蝶着部側にまで引き伸ばす場合に比べて、その長さ寸法を大幅に短くすることが出来て、両スピーカ61、65の組付け作業も容易なものとされる。そして、これらのワイヤ配線95,129を蝶着部側にまで渡すための配設スペースも不要とされて、前扉18の設計自由度も向上されるのである。
以上、本発明の実施形態について詳述してきたが、これはあくまでも例示であって、本発明は、かかる実施形態における具体的な記載によって、何等、限定的に解釈されるものでない。
例えば、前扉18の裏面に配設される各LED基板68,70,72,74、76の具体的形状やLEDの配設位置、導体パターンの具体的形状等は何等本実施形態の態様に限定されるものでないことは、言うまでも無い。また、各LED基板68,70,72,74,76は両面プリント配線板、片面プリント配線板、多層プリント配線板など、各種のプリント配線板が適宜に採用可能である。
さらに、給電用配線を形成するプリント配線板としては、LED基板に限らず、例えばCR機における度数表示基板等を用いることも可能である。
また、本実施形態においては、電気器具としてスピーカを用いた例を示したが、前扉の裏面に取り付けられる電気器具はスピーカに限定されるものではなく、例えばランプや駆動モータ等でも良い。
更にまた、本発明は、パチンコ機に限定されること無く、スロットマシン等に対しても適用することが可能である。
その他、一々列挙はしないが、本発明は、当業者の知識に基づいて種々なる変更,修正,改良等を加えた態様において実施され得るものであり、また、そのような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限り、何れも、本発明の範囲内に含まれるものであることは、言うまでもない。
本発明の第一の実施形態としてのパチンコ機を示す正面図である。 図1に示したパチンコ機の背面図である。 図1に示したパチンコ機の前扉の正面図である。 図3に示した前扉の背面図である。 上側LED基板のLED位置を示す正面図である。 図5に示した上側LED基板の表面の導体パターンを示す正面図である。 図5に示した上側LED基板を正面から見た場合の裏面の導体パターンを示す正面図である。 蝶着部側LED基板のLED位置を示す正面図である。 図8に示した蝶着部側LED基板の表面の導体パターンを示す正面図である。 図8に示した蝶着部側LED基板を正面から見た場合の裏面の導体パターンを示す正面図である。 開放端側LED基板のLED位置を示す正面図である。 図11に示した開放端側LED基板の表面の導体パターンを示す正面図である。 図11に示した開放端側LED基板を正面から見た場合の裏面の導体パターンを示す正面図である。 下蝶着部側LED基板のLED位置を示す正面図である。 図14に示した下蝶着部側LED基板の表面の導体パターンを示す正面図である。 下開放端側LED基板のLED位置を示す正面図である。 図16に示した下開放端側LED基板の表面の導体パターンを示す正面図である。
符号の説明
10 パチンコ機
18 前扉
52 音・光制御基板
60 上蝶着部側スピーカ
61 上開放端側スピーカ
64 下蝶着部側スピーカ
65 下開放端側スピーカ
68 上側LED基板
70 蝶着部側LED基板
72 開放端側LED基板
74 下蝶着部側LED基板
76 下開放端側LED基板
86 中継配線
104 中継配線
120 中継配線

Claims (5)

  1. 透視板が取り付けられた窓を有する略枠体形状の前扉が、遊技盤を保持する基枠に対して開閉可能に蝶着されており、該前扉を閉じた状態で該遊技盤の遊技領域を該窓を通じて外部から視認可能とされていると共に、該前扉における該窓の枠体部分の裏側に対して、電気部品を実装したプリント配線板が組み付けられている遊技機において、
    前記前扉の前記枠体部分に対してスピーカ等の電気器具を取り付けると共に、前記電気部品を実装した前記プリント配線板に対して該電気器具への給電用配線を形成して、該プリント配線板の該給電用配線によって該電気器具への給電を中継せしめたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記プリント配線板に形成された前記給電用配線の前記電気器具側の端部と反対側の端部が、前記前扉における前記基枠との蝶着部側に設けられている請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記前扉の裏面において前記給電用配線が複数設けられていると共に、それら給電用配線の前記電気器具と反対側の端部が互いに近接して配設される一方、それら複数の端部から延び出すワイヤ配線が互いに束ねられて前記基枠に向かって導かれている請求項1又は2に記載の遊技機。
  4. 前記前扉における前記基枠との蝶着部位と反対側に、前記電気器具が配設されている請求項1乃至3の何れかに記載の遊技機。
  5. 前記前扉の前記枠体部分に少なくとも2つの前記電気器具を備えており、該電気器具が前記基枠との蝶着部位側と、前記窓を挟んで該蝶着部位と反対側のそれぞれの側に配設されていると共に、それら電気器具の前記給電用配線及び/又はワイヤ配線が電気接続部品で束ねられた上で該基枠に向かって延び出している請求項1乃至4の何れかに記載の遊技機。
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