JP2005328653A - 高電圧パルス発生回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】第1の半導体スイッチの短絡故障を早期に検出し、他の構成回路の故障や他の部品への波及を回避する。
【解決手段】第2の半導体スイッチ34のターンオンによる第1の半導体スイッチ32の導通に伴うインダクタ30への誘導エネルギの蓄積と、第2の半導体スイッチ34のターンオフによる第1の半導体スイッチ32のターンオフに伴うインダクタ30での高電圧パルスPoの発生が行われる高電圧パルス発生回路10において、第1の半導体スイッチ32と第2の半導体スイッチ34の両端電圧が正常範囲から外れた場合に、第2の半導体スイッチ34の駆動を停止する故障診断回路14を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、極めて短い立ち上がり時間と極めて狭いパルス幅とを有する高電圧パルスを供給でき、しかも、構成回路の故障を早期に検出することができる高電圧パルス発生回路に関する。
最近、高電圧パルスの放電によるプラズマにより、脱臭、殺菌、有害ガスの分解等を行う技術が適応されるようになってきたが、このプラズマを発生させるために高電圧の極めて幅の狭いパルスを供給できる高電圧パルス発生回路が必要となる。
そこで、従来においては、例えば特許文献1に示すような高電圧パルス発生回路が提案されている。この高電圧パルス発生回路200は、図7に示すように、直流電源部202の両端にインダクタ204、第1の半導体スイッチ206及び第2の半導体スイッチ208を直列に接続し、第1の半導体スイッチ206のアノード端子に一端が接続された前記インダクタ204の他端にカソード、前記第1の半導体スイッチ206のゲート端子にアノードとなるようにダイオード210を接続した極めて簡単な回路である。
そして、第2の半導体スイッチ208をオンすることにより、第1の半導体スイッチ206も導通し、インダクタ204に直流電源部202の電圧が印加され、該インダクタ204に誘導エネルギが蓄積される。その後、第2の半導体スイッチ208をオフさせると、第1の半導体スイッチ206も急速にターンオフするため、インダクタ204に非常に急峻に立ち上がる極めて幅の狭い高電圧パルスPoが発生し、出力端子212及び214より高電圧パルスPoを取り出すことができる。
この高電圧パルス発生回路200によれば、高電圧が印加される半導体スイッチを複数個使用することなく、簡単な回路構成で、急峻な立ち上がり時間と極めて狭いパルス幅を有する高電圧パルスPoを供給することができる。
特開2004−72994号公報
ところで、第1の半導体スイッチ206に加わる電圧は出力端子212及び214に接続される負荷に大きく依存することから、出力端子212及び214間が開放状態にあると、第1の半導体スイッチ206をオフにした際に、該第1の半導体スイッチ206が破壊するような高電圧(過電圧)が加わるおそれがある。この場合は、第1の半導体スイッチ206に並列にスナバ回路を接続することが考えられる。
しかし、何らかの原因で第1の半導体スイッチ206が短絡した場合、以下のような故障が発生するおそれがある。
すなわち、第1の半導体スイッチ206が短絡すると、インダクタ204の励磁インダクタンスに蓄積したエネルギがダイオード210で消費され、ダイオード210が加熱し熱的な破壊を起こし、短絡する場合がある。ダイオード210が短絡すると、第2の半導体スイッチ208に過大な電流が流れてしまい、高電圧パルス発生回路200として機能しなくなるおそれがある。このように第1の半導体スイッチ206の短絡故障が他の構成回路の故障を引き起こし、さらには他の部品に波及するという問題がある。
本発明はこのような課題を考慮してなされたものであり、第1の半導体スイッチの短絡故障を早期に検出することができ、他の構成回路の故障や他の部品への波及を回避することができる高電圧パルス発生回路を提供することを目的とする。
本発明に係る高電圧パルス発生回路は、直流電源部の両端に直列接続されたインダクタ、第1の半導体スイッチ及び第2の半導体スイッチと、前記第1の半導体スイッチのアノード端子に一端が接続された前記インダクタの他端にカソード端子が接続され、前記第1の半導体スイッチのゲート端子にアノード端子が接続されたダイオードとを有し、前記第2の半導体スイッチのターンオンによる前記第1の半導体スイッチの導通に伴う前記インダクタへの誘導エネルギの蓄積と、前記第2の半導体スイッチのターンオフによる前記第1の半導体スイッチのターンオフに伴う前記インダクタでの高電圧パルスの発生が行われる高電圧パルス発生回路において、前記第1の半導体スイッチと前記第2の半導体スイッチの両端電圧が正常範囲から外れた場合に、前記第2の半導体スイッチの駆動を停止する故障診断回路を有することを特徴とする。
これにより、まず、第1の半導体スイッチが短絡故障すると、第1の半導体スイッチと第2の半導体スイッチの両端電圧が低下する。そして、この両端電圧が正常範囲から外れた時点で、前記第2の半導体スイッチの駆動が停止し、高電圧パルス発生回路自体の運転が停止することになる。
このように、本発明においては、何らかの原因で第1の半導体スイッチが短絡故障した場合でも、その短絡故障を早期に検出することができる。そのため、インダクタの励磁インダクタンスに蓄積したエネルギがダイオードで消費され、ダイオードが加熱し熱的な破壊を起こすこともなくなり、第2の半導体スイッチに過大な電流が流れることもない。つまり、第1の半導体スイッチが短絡故障に起因する他の構成回路の故障を引き起こすことがなくなり、他の部品への波及も回避することができる。
そして、前記構成において、入力されるスイッチングパルス信号に基づいて前記第2の半導体スイッチを所定のスイッチング周波数でオン/オフ制御する駆動回路を有し、前記故障診断回路は、前記第1の半導体スイッチと前記第2の半導体スイッチの両端電圧が正常範囲から外れた場合に、前記スイッチングパルス信号の前記駆動回路への入力を禁止するようにしてもよい。
これは、極めて短いパルス周期と極めて狭いパルス幅とを有する高電圧パルスを出力している状態において、第1の半導体スイッチが短絡故障した場合に有効である。
また、前記構成において、前記故障診断回路は、前記第1の半導体スイッチと前記第2の半導体スイッチの両端電圧を検出する検出回路と、前記検出回路からの検出電圧と予め設定された前記規定電圧とを比較し、前記検出電圧が前記正常範囲である場合に駆動信号を出力し、前記検出電圧が前記規定電圧以下の場合に停止信号を出力する判別回路と、前記判別回路からの停止信号の入力に基づいて前記スイッチングパルス信号の前記駆動回路への入力を禁止するゲート回路とを有するようにしてもよい。この場合、極めて簡単な回路構成で故障診断回路を構成することができる。
前記検出回路は、前記第1の半導体スイッチと前記第2の半導体スイッチの両端に直列に接続されたスナバダイオード及びスナバコンデンサと、前記スナバコンデンサに並列に接続されたサージアブゾーバとを有する電圧クランプ型のスナバ回路を有し、前記スナバコンデンサもしくは前記サージアブゾーバの両端電圧を前記検出電圧として取り出すようにしてもよい。
第1の半導体スイッチに加わる過電圧を回避するためのスナバ回路を利用することから、過電圧の回避と短絡故障の検出を行うことができ、安全性の高い高電圧パルス発生回路を提供することができる。
また、前記構成において、運転指令信号の入力に基づく前記高電圧パルス発生回路の運転開始時点から運転停止時点にかけて前記判別回路からの出力を前記ゲート回路に伝達する第2のゲート回路を有するようにしてもよい。この場合、前記判別回路は、前記運転指令信号の入力に基づく前記高電圧パルス発生回路の運転開始時点から所定時間にわたって強制的に前記駆動信号を出力させる調整回路を有することが好ましい。
これは、高電圧パルス発生回路が正常であっても、運転開始時点では、前記第1の半導体スイッチと前記第2の半導体スイッチの両端電圧が前記規定電圧以下となっているため、誤って短絡故障と判別するおそれがあるからである。上述のように、運転開始時点から所定時間、例えば正常な高電圧パルス発生回路が通常に動作するまでの時間にわたって、判別回路から強制的に駆動信号を出力させることによって、上述のような誤判別を回避することができる。
なお、前記第1の半導体スイッチは、静電誘導サイリスタであってもよい。また、前記第2の半導体スイッチは、電力用金属酸化半導体電界効果トランジスタであってもよい。
以上説明したように、本発明に係る高電圧パルス発生回路によれば、第1の半導体スイッチの短絡故障を早期に検出することができ、他の構成回路の故障や他の部品への波及を回避することができる。
以下、本発明に係る高電圧パルス発生回路の実施の形態例を図1〜図6を参照しながら説明する。
本実施の形態に係る高電圧パルス発生回路10は、回路本体12と故障診断回路14とを有する。故障診断回路14については後で詳述する。
まず、回路本体12は、図1に示すように、直流電源20と高周波インピーダンスを低くするコンデンサ22とを有する直流電源部24の両端26及び28に直列接続されたインダクタ30、第1の半導体スイッチ32及び第2の半導体スイッチ34を有する。
インダクタ30は、1次巻線36と2次巻線38を有するトランス40を有し、該トランス40の2次巻線38の両端42及び44(出力端子)から高電圧パルスPoが取り出されるようになっている。2次巻線38の出力端子42及び44には、破線で示すように、例えば放電ギャップ46が接続されたり、図示しないが、抵抗負荷が接続される。このインダクタ30の一端48には(1次巻線36の一端)には、第1の半導体スイッチ32のアノード端子が接続されている。
また、第1の半導体スイッチ32のゲート端子50とインダクタ30の他端52間に並列接続された2つのダイオード54a及び54bが接続されている。2つのダイオード54a及び54bは、各アノード端子が共通接点を介して第1の半導体スイッチ32のゲート端子50に接続され、各カソード端子がインダクタ30の他端52(1次巻線36の他端)に接続されている。
なお、図1の例では、第2の半導体スイッチ34が直流電源部24の負極端子28側に設けられているが、正極端子26側に設けても同じ効果をもたらすことはいうまでもない。また、出力もインダクタ30からではなく、第1の半導体スイッチ32の両端から取り出すようにしてもよい。
第2の半導体スイッチ34は、自己消弧形あるいは転流消弧形のデバイスを用いることができるが、この例では、アバランシェ形ダイオード56が逆並列で内蔵された電力用金属酸化半導体電界効果トランジスタを使用している。第2の半導体スイッチ34のゲート端子とソース端子間には、ゲート駆動回路58からのスイッチングパルス信号Vsが供給されるようになっている。ゲート駆動回路58としては、入力信号を増幅する各種増幅器やインバータ等を用いることができる。
第1の半導体スイッチ32は、電流制御形のデバイス又は自己消弧形あるいは転流消弧形のデバイスを用いることができるが、この実施の形態では、ターンオフ時の電圧上昇率(dv/dt)に対する耐量が極めて大きく、かつ、電圧定格の高いSIサイリスタを用いている。
また、この実施の形態では、第1の半導体スイッチ32に対して並列に接続されたダイオード60を有する。このダイオード60は、アノード端子が第1の半導体スイッチ32のカソード端子に接続され、カソード端子が第1の半導体スイッチ32のアノード端子に接続され、第1の半導体スイッチ32に対して逆並列接続されている。
ここで、回路本体12の回路動作について、図1の回路図と図2A〜図2Dの波形図とを参照しながら説明する。
まず、時点t0において、第2の半導体スイッチ34のゲート−ソース間に供給されているスイッチングパルス信号Vsが高レベル(図2D参照)になることから、第2の半導体スイッチ34がオンになる。
このとき、ダイオード54a及び54bの逆極性の極めて大きなインピーダンスにより、第1の半導体スイッチ32は、ゲート及びカソード間に正に印加される電界効果によりターンオンする。第1の半導体スイッチ32のアノード電流の立ち上がりは、インダクタ30により抑制されるため、電界効果だけでも、正常なターンオンが行われる。
このようにして、時点t0で第2の半導体スイッチ34及び第1の半導体スイッチ32が導通すると、トランス40に直流電源20の電圧Vとほぼ同じ電圧が印加され、トランス40の1次インダクタンスをLとしたとき、図2Aに示すように、トランス40の1次巻線36に流れる電流I1は勾配(V/L)で時間の経過に伴って直線状に増加する。
そして、第1の半導体スイッチ32がオンとなっている期間Tonにおいて、2次巻線38の出力端子42及び44には、一定の負極性の電圧(負極性パルスPn:図2C参照)が出力される。直流電源20の電源電圧をV、トランス40の巻数比(2次巻線38の巻線数n2/1次巻線36の巻線数n1)をnとしたとき、2次巻線38の出力端子42及び44に現れる出力電圧Voのレベルは−nVである(Vo=−nV(図2C参照))。この期間Tonにおいては、2次巻線38に流れる電流I2の波形も負極性のパルスPnに準じた波形となる(図2B参照)。
その後、時点t1において、スイッチングパルス信号Vs(図2D参照)が低レベルになることから、これにより、第2の半導体スイッチ34がターンオフする。該第2の半導体スイッチ34がターンオフすると、第1の半導体スイッチ32のカソードからの電流もゼロ、つまり、開放状態となるため、1次巻線36に流れていた電流I1は遮断され、1次巻線36は残留電磁エネルギによって逆誘起電圧を発生させようとするが、各ダイオード54a及び54bが作用し、1次巻線36の電流I1は、第1の半導体スイッチ32のアノード端子→第1の半導体スイッチ32のゲート端子50→各ダイオード54a及び54bのアノード→各ダイオード54a及び54bのカソードで構成される経路に転流する。このとき、出力端子42及び44への高電圧パルスPoの発生が開始されると共に、トランス40に発生する誘導起電力によって出力電圧Voが急峻に上昇する(図2C参照)。そして、第1の半導体スイッチ32がオフになって、電流I1がゼロになった時点t2で、高電圧パルスPoがピークとなる。
高電圧パルスPoのピーク値は、トランス40の巻数比をn、トランス40の1次インダクタンスをL、トランス40の1次巻線36を流れる電流I1の遮断速度を(di/dt)としたとき、nL1(di/dt)である。これは、第1の半導体スイッチ32のアノード−カソード間電圧VAKとしたとき、高電圧パルスPoのピーク値はnVAKとなり、第1の半導体スイッチ32のアノード−カソード間電圧VAKの耐量以上の電圧となる。また、第1の半導体スイッチ32の全電気容量の等価容量をCとすると、高電圧パルスPoのパルス幅Tpは、
Figure 2005328653
となる。
例えば出力端子42及び44間に放電ギャップ46が接続されていれば、高電圧パルスPoのピーク時点t2において、放電が発生することになる。なお、時点t2で放電ギャップ46で消費できていないエネルギが残存していれば(2次巻線38からのエネルギ移動を含む)、このエネルギによる電流は、1次巻線36→直流電源部24→第2の半導体スイッチ34のダイオード56→第1の半導体スイッチ32のダイオード60→1次巻線36の経路で流れる。この電流の流れは回生動作となり、1次巻線36に残存しているエネルギが回生され、運転効率の向上に大きく寄与する。
このように、本実施の形態に係る高電圧パルス発生回路10においては、簡単な回路構成で、急峻な立ち上がり時間と極めて狭いパルス幅を有する高電圧パルスPoを供給することができる。
そして、本実施の形態に係る高電圧パルス発生回路10は、前記回路本体12に加えて、故障診断回路14を有する。
故障診断回路14は、第1の半導体スイッチ32と第2の半導体スイッチ34の両端電圧が正常範囲から外れた場合に、第2の半導体スイッチ34の駆動を停止する機能を有する。つまり、前記両端電圧が正常範囲から外れた場合に、スイッチングパルス信号Vsのゲート駆動回路58への入力を禁止する。
故障診断回路14は、図3に示すように、検出回路70と、判別回路72と、第1のゲート回路74と、第2のゲート回路76とを有する。ここで、ゲート駆動回路は、入力されるスイッチングパルス信号Psを所定のゲインに増幅して、スイッチングパルス信号Vsとして第2の半導体スイッチ34のゲート−ソース間に供給する。
検出回路70は、第1の半導体スイッチ32と第2の半導体スイッチ34の両端電圧Vaを検出し、検出電圧Vbとして出力する。判別回路72は、検出回路70からの検出電圧Vbと予め設定された規定電圧Vcとを比較し、検出電圧Vbが規定電圧Vcよりも高い場合に駆動信号Sdを出力し、検出電圧Vbが規定電圧Vc以下の場合に停止信号Snを出力する比較回路78を有する。
第1のゲート回路74は、判別回路72からの停止信号Snの入力に基づいてスイッチング指令信号Psのゲート駆動回路58への入力を禁止する。第2のゲート回路76は、判別回路72と第1のゲート回路74間に接続され、且つ、運転指令信号Pcの入力に基づく高電圧パルス発生回路10の運転開始時点から運転停止時点にかけて判別回路72からの出力を第1のゲート回路74に伝達する。運転指令信号Pcは、高電圧パルス発生回路10の運転/停止を指示するための信号であり、例えば制御コンピュータ等から供給される。
また、判別回路72は、前記比較回路78のほかに、運転指令信号Pcの入力に基づく高電圧パルス発生回路10の運転開始時点から所定時間tdにわたって強制的に駆動信号Sdを出力する調整回路80を有する。所定時間tdとしては、例えば正常な高電圧パルス発生回路10が運転開始時点から通常に動作するまでの時間が挙げられる。
次に、故障診断回路14の回路動作について簡単に説明する。まず、調整回路80及び第2のゲート回路76に供給されている運転指令信号Pcが運転を示すレベルになると、調整回路80から強制的に所定時間tdにわたって駆動信号Sdが出力され、第2のゲート回路76を通じて第1のゲート回路74に供給される。
第1のゲート回路74は、供給されているスイッチング指令信号Psを第2のゲート回路76からの駆動信号Sdの入力に基づいてゲート駆動回路58に出力する。ゲート駆動回路58は、供給されたスイッチングパルス信号Psを所定のゲインに増幅して、スイッチングパルス信号Vsとして第2の半導体スイッチ34のゲート−ソース間に供給する。これによって、回路本体12が動作することになる。
前記所定時間tdの経過後においても、回路本体12が正常運転している場合は、第1の半導体スイッチ32と第2の半導体スイッチ34の両端電圧Vaが正常範囲にあることから、判別回路72からは駆動信号Sdが継続して出力され、これにより、第2の半導体スイッチ34にはスイッチングパルス信号Vsが供給される。そして、運転指令信号Pcが停止を示すレベルになった時点で、第2のゲート回路76が、判別回路72からの駆動信号Sdの第1のゲート回路74への供給を禁止することから、第2の半導体スイッチ34へのスイッチングパルス信号Vsの供給が停止され、回路本体12の運転は停止する。再び運転指令信号Pcが運転を示すレベルになれば、上述と同様に回路本体12の運転が再開することになる。
一方、前記所定時間tdの経過後において、回路本体12の第1の半導体スイッチ32が短絡故障した場合は、第1の半導体スイッチ32と第2の半導体スイッチ34の両端電圧Vaが低下し、これに伴って、検出回路70からの検出電圧Vbも低下する。そして、検出電圧Vbが規定電圧Vc以下になった時点で判別回路72からは停止信号Snが出力される。第1のゲート回路74は、供給されているスイッチング指令信号Psのゲート駆動回路58への出力を前記停止信号Snの入力に基づいて禁止する。これによって、回路本体12の運転は停止することとなる。
このように、本実施の形態に係る高電圧パルス発生回路10においては、何らかの原因で第1の半導体スイッチ32が短絡故障した場合でも、その短絡故障を早期に検出し、回路本体12の運転を停止させることができる。そのため、インダクタ30の励磁インダクタンスに蓄積したエネルギがダイオード54a及び54bで消費され、ダイオードの熱的破壊が発生することもなくなり、第2の半導体スイッチ34に過大な電流が流れることもない。つまり、第1の半導体スイッチ32が短絡故障に起因する他の構成回路の故障を引き起こすことがなくなり、他の部品への波及も回避することができる。
本実施の形態では、検出回路70からの検出電圧Vbが規定電圧Vc以下になった時点で、スイッチング指令信号Psのゲート駆動回路58への入力を禁止するようにしたので、極めて短いパルス周期と極めて狭いパルス幅とを有する高電圧パルスPoを出力している状態において、第1の半導体スイッチ32が短絡故障した場合にも有効に適用させることができる。
特に、本実施の形態では、判別回路72に調整回路80を組み込むようにしている。これは、高電圧パルス発生回路10が正常であっても、運転開始時点では、検出回路70からの検出電圧Vbが規定電圧Vc以下となっているため、誤って短絡故障と判別するおそれがあるからであり、運転開始時点から所定時間tdにわたって、調整回路80から強制的に駆動信号Sdを出力することによって、上述のような誤判別を回避することができる。
次に、本実施の形態に係る高電圧パルス発生回路10の実施例について図4〜図6を参照しながら説明する。
実施例に係る高電圧パルス発生回路100は、図4に示すように、第1の半導体スイッチ32及び第2の半導体スイッチ34に対して並列に接続された検出回路70として、スナバ回路102と、該スナバ回路102に並列に接続された過電圧検出回路104とを有する。
過電圧検出回路104の後段には、判別回路72の比較回路78としての比較器106が接続されている。また、判別回路72の調整回路80として、コンデンサ108、NAND回路110、AND回路112及びOR回路114を有する。
さらに、第2のゲート回路76として、OR回路114の後段に接続されたAND回路116を有し、第1のゲート回路74として、AND回路116の後段に接続されたAND回路118を有する。
そして、スナバ回路102は、第1の半導体スイッチ32及び第2の半導体スイッチ34に対して並列に接続されたダイオード120とコンデンサ122の直列回路と、該直列回路のコンデンサ122に対して並列に接続されたサージアブゾーバ124とを有する電圧クランプ型のスナバ回路である。ダイオード120は、アノードが第1の半導体スイッチ32のアノード端子に接続され、カソードがコンデンサ122に接続されている。なお、ダイオード120の代わりに抵抗を接続してもよい。また、前記コンデンサ122に対して並列に接続されたサージアブゾーバ124は、ツェナーダイオード等の半導体型のサージアブゾーバやバリスタ、アレスタ等の過電圧抑制可能な素子のことを指す。
上述の電圧クランプ型のスナバ回路102は、回路本体12の通常動作時において、コンデンサ122が充電されていれば、その電圧まではコンデンサ122に電流は流れない。つまり、コンデンサ122を常に充電がする必要がなく、高い電圧上昇率(dv/dt)のパルス電圧の発生を実現できる。しかも、コンデンサ122を充電するための余計なエネルギが不要であるという利点もある。
過電圧検出回路104は、サージアブゾーバ124に対して並列に接続された2つの抵抗(第1及び第2の抵抗126及び128)の直列回路を有する。この場合、第2の抵抗128に対して並列にコンデンサ130を接続するようにしてローパスフィルタを構成しノイズに強い回路構成にしてもよい。また、このコンデンサ130の接続は、該第2の抵抗128の両端電圧を一定時間保持するためのラッチ回路として機能させることも可能である。もちろん、第2の抵抗128とコンデンサ130間にツェナーダイオード等からなる保護回路132を接続してもよい。なお、以下の説明では、第2の抵抗128に対して並列にコンデンサ130を接続した場合を主体にして説明するが、もちろん、該コンデンサ130を接続しなくてもよい。
比較器106は、+端子にコンデンサ130の出力電圧Vbが入力され、−端子に規定電圧Vcが入力されるようになっており、コンデンサ130の出力電圧Vbが規定電圧Vcより高ければ高レベルの信号(駆動信号Sd)が出力され、コンデンサ130の出力電圧Vbが規定電圧Vc以下の場合に低レベルの信号(停止信号Sn)が出力される。規定電圧Vcの設定は、スナバ回路102におけるコンデンサ122の両端電圧Vaが故障検出レベルVd(図5参照)である場合のコンデンサ130の出力電圧Vbを規定電圧Vcとする。故障検出レベルVdとしては、例えばコンデンサ122の最大電圧Vthの例えば1/2の電圧レベル等が挙げられる。
調整回路80のコンデンサ108は、運転指示信号Pcが供給される入力端子134とGND(グランド)間に接続されている。NAND回路110の一方の入力には入力端子134からの運転指示信号Pcが供給され、入力端子134とNAND回路110の他方の入力との間には、抵抗136とダイオード138の並列回路が挿入接続されている。ダイオード138は、アノードがNAND回路110の他方の入力に接続され、カソードが入力端子134に接続されている。AND回路112の一方の入力には入力端子134からの運転指示信号Pcが供給され、他方の入力にはNAND回路110の出力が供給されるようになっている。OR回路114の一方の入力には比較器106の出力が供給され、他方の入力にはAND回路112の出力が供給されるようになっている。
従って、運転指示信号Pcが高レベルになった時点(運転開始時点)では、NAND回路110の一方の入力電圧は高レベル、他方の入力電圧は低レベルであり、NAND回路110の出力は高レベルとなる。この電圧レベル(高レベル)はコンデンサ108での充電がNAND回路110の閾値電圧になるまで維持される。そして、コンデンサ108への充電がNAND回路110の閾値電圧になった時点、すなわち、所定時間tdが経過した時点で、NAND回路110の他方の入力電圧は高レベルとなり、NAND回路110の出力は低レベルとなる。従って、AND回路112からは運転開始時点から所定時間tdにわたって高レベルの信号が出力されることになる。所定時間tdとしては、図5に示すように、運転開始時点t11からスナバ回路102のコンデンサ122の両端電圧Vaが規定電圧Vcに対応する電圧レベル(故障検出レベルVd)を超えた任意の時間に設定することができる。なお、運転指示信号Pcが低レベル(運転停止)になると、NAND回路110の出力が再び高レベルになるが、AND回路112からは低レベルの信号が出力されることから、NAND回路110の出力は実質的に無関係となる。
第2のゲート回路76としてのAND回路116は、一方の入力にOR回路114の出力が供給され、他方の入力に入力端子134からの運転指示信号Pcが供給されるようになっている。
第1のゲート回路74としてのAND回路118は、一方の入力にAND回路116の出力が供給され、他方の入力にスイッチング指令信号Pcが供給されるようになっている。AND回路118の出力は例えばインバータ140にて構成されたゲート駆動回路58と抵抗142とを介して第2の半導体スイッチ34のゲート−ソース間に供給されるようになっている。
次に、実施例に係る高電圧パルス発生回路100の回路動作について図5及び図6を参照しながら説明する。
最初に、高電圧パルス発生回路100が正常に運転している場合の動作(通常動作)について図5を参照しながら説明する。
まず、運転開始時点t11においては、運転指示信号Pcが高レベルになることから、NAND回路110の出力レベルLa並びにAND回路112の出力レベルLbも高レベルとなる。それに伴い、OR回路114の出力レベルLd並びにAND回路116の出力レベルLeも高レベルとなる。その結果、AND回路118の出力レベルLfはスイッチング指令信号Psに同期して変化する。すなわち、該AND回路118からはスイッチング指令信号Psが出力されることと等価となり、該スイッチング指令信号Psがインバータ140及び抵抗142を介してスイッチングパルス信号Vsとして第2の半導体スイッチ34に供給される。
第2の半導体スイッチ34へのスイッチングパルス信号Vsの供給によって、第2の半導体スイッチ34でのオン動作及びオフ動作が繰り返されて、第1の半導体スイッチ32においてターンオン及びターンオフが繰り返されることによって、スナバ回路102のコンデンサ122への充電が行われ、最終的にコンデンサ122の両端電圧Vaは、図5に示すように、実際に第1の半導体スイッチ32と第2の半導体スイッチ34の両端電圧Vaとほぼ同じ電圧、つまり、通常動作における最大電圧Vthとなる。この段階以降、コンデンサ122の両端電圧Vaは、そのまま保持される。
そして、コンデンサ122の両端電圧Vaが故障検出レベルVdを超えた時点t12において、比較器106の出力レベルLcが高レベルとなる。
所定時間tdが経過した時点t13で、NAND回路110の出力レベルLa並びにAND回路112の出力レベルLbが共に低レベルとなるが、比較器106の出力レベルLcが高レベルであることから、AND回路118からのスイッチング指令信号Psの出力はそのまま維持される。
そして、運転停止時点t14において、運転指示信号Pcが低レベルになると、AND回路116の出力レベルLeが低レベルとなる。それに伴い、AND回路118の出力レベルLfも低レベルとなり、該AND回路118からはスイッチング指令信号Psは出力されなくなる。これにより、第2の半導体スイッチ34にはスイッチングパルス信号Vsは供給されなくなり、回路本体12の運転は停止することとなる。その後、コンデンサ122が放電し、コンデンサ122の両端電圧Vaが徐々に低下していくことになる。コンデンサ122の両端電圧Vaが故障検出レベルVd以下となった時点で、比較器106の出力レベルLc及びOR回路114の出力レベルLdは共に低レベルとなる。
次に、運転の途中で第1の半導体スイッチ32が短絡故障した場合の動作(異常動作)について図6を参照しながら説明する。
まず、時点t21〜t23までの動作は、上述した通常動作(図5参照)の時点t11〜t13と同じである。
そして、運転期間中における所定時間tdの経過後の時点t24において、第1の半導体スイッチ32が短絡故障すると、コンデンサ122が放電を開始し、コンデンサ122の両端電圧Vaが徐々に低下していくことになる。コンデンサ122の両端電圧Vaが故障検出レベルVd以下となった時点t25で、比較器106の出力レベルLc及びOR回路114の出力レベルLdが共に低レベルとなる。それに伴い、AND回路116の出力レベルLeが低レベルになると共に、AND回路118の出力レベルLfも低レベルとなる。これにより、AND回路118からはスイッチング指令信号Psは出力されなくなる。すなわち、第2の半導体スイッチ34にはスイッチングパルス信号Vsは供給されなくなり、回路本体12の運転は停止することとなる。
このように、実施例に係る高電圧パルス発生回路100においては、何らかの原因で第1の半導体スイッチ32が短絡故障した場合でも、その短絡故障を早期に検出し、回路本体12の運転を停止させることができる。
特に、この実施例では、検出回路70として、第1の半導体スイッチ32に加わる過電圧を回避するためのスナバ回路102を利用することから、過電圧の回避と短絡故障の検出を行うことができ、安全性の高い高電圧パルス発生回路100を提供することができる。
なお、本発明に係る高電圧パルス発生回路は、上述の実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
本実施の形態に係る高電圧パルス発生回路の構成を示す回路図である。 図2A〜図2Dは、本実施の形態に係る高電圧パルス発生回路の各部の電圧および電流の動作波形を説明する図である。 本実施の形態に係る高電圧パルス発生回路の故障診断回路を示すブロック図である。 実施例に係る高電圧パルス発生回路の構成を示す回路図である。 実施例に係る高電圧パルス発生回路の通常動作を示す波形図である。 実施例に係る高電圧パルス発生回路の異常動作を示す波形図である。 従来例に係る高電圧パルス発生回路を示す回路図である。
符号の説明
10、100…高電圧パルス発生回路 12…回路本体
14…故障診断回路 24…直流電源部
30…インダクタ 32…第1の半導体スイッチ
34…第2の半導体スイッチ 40…トランス
54a、54b…ダイオード 58…ゲート駆動回路
70…検出回路 72…判別回路
74…第1のゲート回路 76…第2のゲート回路
78…比較回路 80…調整回路
102…スナバ回路

Claims (8)

  1. 直流電源部の両端に直列接続されたインダクタ、第1の半導体スイッチ及び第2の半導体スイッチと、前記第1の半導体スイッチのアノード端子に一端が接続された前記インダクタの他端にカソード端子が接続され、前記第1の半導体スイッチのゲート端子にアノード端子が接続されたダイオードとを有し、
    前記第2の半導体スイッチのターンオンによる前記第1の半導体スイッチの導通に伴う前記インダクタへの誘導エネルギの蓄積と、
    前記第2の半導体スイッチのターンオフによる前記第1の半導体スイッチのターンオフに伴う前記インダクタでの高電圧パルスの発生が行われる高電圧パルス発生回路において、
    前記第1の半導体スイッチと前記第2の半導体スイッチの両端電圧が正常範囲から外れた場合に、前記第2の半導体スイッチの駆動を停止する故障診断回路を有することを特徴とする高電圧パルス発生回路。
  2. 請求項1記載の高電圧パルス発生回路において、
    入力されるスイッチングパルス信号に基づいて前記第2の半導体スイッチを所定のスイッチング周波数でオン/オフ制御する駆動回路を有し、
    前記故障診断回路は、
    前記第1の半導体スイッチと前記第2の半導体スイッチの両端電圧が正常範囲から外れた場合に、前記スイッチングパルス信号の前記駆動回路への入力を禁止することを特徴とする高電圧パルス発生回路。
  3. 請求項2記載の高電圧パルス発生回路において、
    前記故障診断回路は、
    前記第1の半導体スイッチと前記第2の半導体スイッチの両端電圧を検出する検出回路と、
    前記検出回路からの検出電圧と予め設定された規定電圧とを比較し、前記検出電圧が前記規定電圧よりも高い場合に駆動信号を出力し、前記検出電圧が前記規定電圧以下の場合に停止信号を出力する判別回路と、
    前記判別回路からの停止信号の入力に基づいて前記スイッチングパルス信号の前記駆動回路への入力を禁止するゲート回路とを有することを特徴とする高電圧パルス発生回路。
  4. 請求項3記載の高電圧パルス発生回路において、
    前記検出回路は、
    前記第1の半導体スイッチと前記第2の半導体スイッチの両端に直列に接続されたスナバダイオード及びスナバコンデンサと、前記スナバコンデンサに並列に接続されたサージアブゾーバとを有する電圧クランプ型のスナバ回路を有し、
    前記スナバコンデンサもしくは前記サージアブゾーバの両端電圧を前記検出電圧として取り出すことを特徴とする高電圧パルス発生回路。
  5. 請求項3又は4記載の高電圧パルス発生回路において、
    運転指令信号の入力に基づく前記高電圧パルス発生回路の運転開始時点から運転停止時点にかけて前記判別回路からの出力を前記ゲート回路に伝達する第2のゲート回路を有する高電圧パルス発生回路。
  6. 請求項5記載の高電圧パルス発生回路において、
    前記判別回路は、
    前記運転指令信号の入力に基づく前記高電圧パルス発生回路の運転開始時点から所定時間にわたって強制的に前記駆動信号を出力する調整回路を有することを特徴とする高電圧パルス発生回路。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の高電圧パルス発生回路において、
    前記第1の半導体スイッチは、静電誘導サイリスタを有することを特徴とする高電圧パルス発生回路。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の高電圧パルス発生回路において、
    前記第2の半導体スイッチは、電力用金属酸化半導体電界効果トランジスタを有することを特徴とする高電圧パルス発生回路。
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