JP2005325864A - 管接続構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 受口管部側のロック部材と挿口管部側の係合部との当接による強力な離脱防止機能を確実に発揮させながらも、両管部の組付け作業及び分解作業を少ない労力で能率良く容易に行う。
【解決手段】 挿口管部2が管軸芯X方向から挿入接続される受口管部1の内周面に、挿口管部2の外周面2aに突出形成された係合部5と管軸芯X方向から当接することにより、両管部1,2の離脱移動を阻止するロック部材7が設けられ、受口管部1に対するロック部材7の管軸芯X周りでの回転操作により、受口管部1内の挿入接続位置に対する挿口管部2の係合部5の管軸芯X方向からの抜き差し移動を許容するロック解除状態と、挿入接続位置にある挿口管部2の係合部5の管軸芯X方向での離脱移動を当接阻止するロック状態とに切り換えるロック切換手段Aが設けられている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、受口管部に挿口管部が管軸芯方向から挿入接続されている管接続構造に関する。
受口管部と挿口管部との離脱防止機能を高めた管接続構造としては、従来から各種の形態のものが提案されているが、その代表的な二例を挙げると下記の(イ),(ロ)の通りである。
(イ)挿口管部の外周面に径方向外方に突出する環状の係合部が形成されているとともに、受口管部の内周面の受口側に形成された周溝には、挿口管部の係合部と管軸芯方向から当接することにより両者の離脱移動を阻止する拡径側に弾性変形可能な略Cの字状のロック部材が装着され、更に、挿口管部の係合部とロック部材との管軸芯方向で相対向する角部には、受口管部に対する挿口管部の挿入に連れてそれが通過可能な内径にまでロック部材を周溝内において拡径側に弾性変形させるためのカム面が形成されている管接続構造(特許文献1参照)。
(ロ)挿口管部の外周面の周方向複数箇所に、径方向外方に突出する係合部が形成されているとともに、受口管部の内周面側には、挿口管部の係合部と管軸芯方向から当接することにより、両管部の管軸芯方向での相対離脱移動を阻止する抜止め壁部と、両管部が特定の位相にあるときのみ、受口管部内の挿入接続位置に対する各係合部の管軸芯方向からの抜き差し移動を許容する脱着用凹部が形成されている管接続構造(特許文献2参照)。
特開平9−303636号公報 特開2003−166682号公報
前者の管接続構造では、受口管部に対して挿口管部を挿入操作するだけで、その挿入操作に連れて周溝に予め装着されているロック部材を係合部が通過可能な内径にまで拡径変形させることができるから、受口管部側のロック部材と挿口管部側の係合部との当接による強力な離脱防止機能を発揮させながらも、組付け作業の簡便化を図ることができる。その反面、保守点検や部品交換等によって両管部を分解する必要が生じた場合、受口管部の内周面と挿口管部の外周面との間の環状空間を通して、挿口管部側の係合部が通過可能な状態にまでロック部材を弾性力に抗して拡径操作しなければならず、その分解作業に多大の労力と手間を要していた。
また、後者の管接続構造では、保守点検や部品交換等によって両管部を分解する必要が生じた場合、受口管部の抜止め壁部に管軸芯方向で相対向する位置にある挿口管部の係合部が、受口管部の脱着用凹部に臨むように、両管部を管軸芯周りで相対回転させたのち、受口管部に対して挿口管部を離脱側に引き抜き移動させることにより、両管部の接続を解除することができるものの、両管部の接続時及び接続解除時の何れにおいても、重量のある両管部を管軸芯周りで相対回転させる必要があり、その相対回転作業に多大の労力と手間を要していた。
本発明は、上述の実状に鑑みて為されたものであって、その主たる課題は、受口管部側のロック部材と挿口管部側の係合部との当接による強力な離脱防止機能を確実に発揮させながらも、両管部の組付け作業及び分解作業を少ない労力で能率良く容易に行うことのできる管接続構造を提供する点にある。
本発明による第1の特徴構成は、挿口管部が管軸芯方向から挿入接続される受口管部の内周面に、挿口管部の外周面に突出形成された係合部と管軸芯方向から当接することにより、両管部の離脱移動を阻止するロック部材が設けられている管接続構造であって、
前記受口管部に対するロック部材の管軸芯周りでの回転操作により、受口管部内の挿入接続位置に対する挿口管部の係合部の管軸芯方向からの抜き差し移動を許容するロック解除状態と、挿入接続位置にある挿口管部の係合部の管軸芯方向での離脱移動を当接阻止するロック状態とに切り換えるロック切換手段が設けられている点にある。
上記特徴構成によれば、両管部を接続する場合、受口管部に対してロック部材を管軸芯周りで回転操作して、ロック切換手段をロック解除状態にし、受口管部内の挿入接続位置に対して挿口管部の係合部を管軸芯方向から差し込み移動させたのち、受口管部に対してロック部材を管軸芯周りで回転操作して、ロック切換手段をロック状態に切り換えることにより、挿入接続位置にある挿口管部の係合部が管軸芯方向に沿って離脱移動することを確実に当接阻止することができる。
また、両管部を分解する場合には、受口管部に対してロック部材を管軸芯周りで回転操作して、ロック状態にあるロック切換手段をロック解除状態に切り換えることにより、受口管部内の挿入接続位置にある挿口管部の係合部をそのまま管軸芯方向に沿って相対的に引き抜き移動させることができる。
従って、受口管部に対してロック部材を回転操作するだけであり、両管部自体は管軸芯周りで相対回転させる必要がないため、受口管部側のロック部材と挿口管部側の係合部との当接による強力な離脱防止機能を確実に発揮させながらも、両管部の組付け作業及び分解作業を少ない労力で能率良く容易に行うことができる。
本発明による第2の特徴構成は、前記ロック切換手段が、受口管部の内周面に形成された環状保持溝にロック部材を回転操作自在に装着するとともに、ロック部材に、係止部の管軸芯方向での抜き差し移動を許容する脱着用凹部と、この脱着用凹部を通して挿入接続位置に挿入された係合部の抜け出し移動を管軸芯方向から当接して阻止する抜止め壁部とを形成して構成されている点にある。
上記特徴構成によれば、両管部を接続する場合、受口管部の環状保持溝に装着されたロック部材を回転操作して、このロック部材の脱着用凹部と挿口管部の係合部とが管軸芯方向で相対向するロック解除状態にし、受口管部内の挿入接続位置に対して挿口管部の係合部を管軸芯方向から差し込み移動させたのち、受口管部に対してロック部材を回転操作して、このロック部材の抜止め壁部と挿口管部の係合部とが管軸芯方向で相対向するロック状態に切り換えることにより、挿入接続位置にある挿口管部の係合部の管軸芯方向での離脱移動を当接阻止することができる。
また、両管部を分解する場合には、受口管部に対してロック状態にあるロック部材を管軸芯周りで回転操作して、ロック解除状態に切り換えることにより、受口管部内の挿入接続位置にある挿口管部の係合部を管軸芯方向から相対的に引き抜き移動させることができる。
従って、強力な離脱防止機能を確実に発揮させながらも、両管部の組付け作業及び分解作業を少ない労力で能率良く容易に行うことができ、しかも、そのためのロック切換手段を構成するに当たっても、脱着用凹部及び抜止め壁部を備えたロック部材を受口管部の環状保持溝に回転操作自在に装着するだけで済むから、管接続構造の簡素化と製造コストの低廉化を図ることができる。
本発明による第3の特徴構成は、前記受口管部の環状保持溝とロック部材との間に、ロック部材の軸芯と受口管部の管軸芯とが合致するように、ロック部材を管軸芯側に移動付勢する弾性リングが介在されている点にある。
上記特徴構成によれば、受口管部の環状保持溝とロック部材との間に介在した弾性リングによって、ロック部材の軸芯と受口管部の管軸芯とを合致させることができるから、挿口管部の係合部と受口管部側のロック部材との周方向での当接状態が設定状態に近くなり、ロック部材と係合部との当接による強力な離脱防止機能を確実に発揮させることができる。
本発明による第4の特徴構成は、前記ロック部材が、周方向で複数に分割された分割ロック体から構成されていて、受口管部内において円環状又はC形状に連結可能に構成されている点にある。
上記特徴構成によれば、ロック部材を受口管部内に装着するとき、このロック部材を構成する複数の分割ロック体を受口管部の受口管から挿入して、その挿入された複数の分割ロック体を受口管部内において円環状又はC形状に連結するだけであるから、例えば、ロック部材が、無負荷状態では受口管部の受口径よりも大なる外径に復帰付勢され、かつ、その復帰付勢力に抗して受口管部の受口径よりも小なる外径にまで縮径変形操作可能に構成されている場合に比して、受口管部内への装着作業を少ない労力で容易に行うことができる。
本発明による第5の特徴構成は、前記受口管部が、それの内周面に形成された環状保持溝の形成領域内で径方向に沿って分断された受口管本体と受口蓋体とから構成されているとともに、受口管部の環状保持溝内にロック部材を管軸芯周りで回転操作自在に装着した状態で受口蓋体が受口管本体に対して脱着自在に取付けられている点にある。
上記特徴構成によれば、受口管部の環状保持溝内にロック部材を装着する場合、受口管本体又は受口蓋体に形成されている環状保持溝内にロック部材を予め装着したのち、受口蓋体を受口管本体に取付けるだけで済むから、例えば、ロック部材を縮径変形させた状態で受口管部内に装着する場合に比して少ない労力で能率良く装着することができる。
本発明による第6の特徴構成は、前記ロック部材には受口管部の外部から回転操作可能な摘み部が形成されている点にある。
上記特徴構成によれば、ロック部材に形成された摘み部を把持して受口管部の外部から回転操作することができるから、ロック切換手段のロック状態とロック解除状態との切り換えを容易に行うことができる。
本発明による第7の特徴構成は、前記受口管部の外部からこれの受口側内周面と挿口管部の外周面との間隙を通してロック部材に管軸芯方向から係合可能な操作係合部を備えた回転操作治具が脱着自在に設けられている点にある。
上記特徴構成によれば、ロック切換手段をロック状態又はロック解除状態に切り換える場合、回転操作治具の操作係合部を、受口管部の受口側内周面と挿口管部の外周面との間に形成されている間隙を通してロック部材に係合させることにより、ロック部材を受口管部の外部から自由に回転操作することができるから、ロック部材を操作するための部材がロック切換手段の構成に制約を与えることがない。
本発明による第8の特徴構成は、前記受口管部の受口側端部には、受口管部内に装着されたロック部材の抜け出し移動を接当阻止する状態で径方向内方に向かって突出する環状壁部が形成され、この環状壁部には、挿口管部の係合突起の管軸芯方向での抜き差し移動を許容する脱着用の第2凹部が形成されているとともに、ロック部材には、これの抜止め壁部と挿口管部の係合部とが管軸芯方向で相対向するロック状態に切り換えたとき、環状壁部の第2凹部の側端縁に当接するストッパー部が設けられている点にある。
上記特徴構成によれば、地震や不等沈下等によって両管部に引き抜き方向の外力が作用したとき、挿口管部の係合突起が、受口管部の環状壁部の脱着用第2凹部を覆う状態にあるロック部材の抜止め壁部に管軸芯方向から当接し、更に、このロック部材が受口管部の環状壁部に管軸芯方向から当接して、引き抜き方向の外力を受口管部の環状壁部に受止め支持することができるとともに、環状壁部の第2凹部の側端縁とロック部材に設けたストッパー部とにより、ロック部材の抜止め壁部と挿口管部の係合部とが管軸芯方向で相対向するロック状態に確実に保持することができるから、両管部の離脱防止機能を高めることができる。
本発明による第9の特徴構成は、前記受口蓋体の周方向複数箇所に、径方向外方に突出する連結係止部が形成されているとともに、受口管本体の内周面には、受口蓋体の連結係止部が管軸芯周りで回転操作自在に係入する連結溝と、この連結溝に係入した受口蓋体の連結係止部の抜け出し移動を接当阻止する状態で径方向内方に向かって突出する環状連結壁部が形成され、更に、環状連結壁部には、受口蓋体の連結係止部の管軸芯方向での抜き差し移動を許容する連結用凹部と、この連結凹部を通して連結溝内に係入された連結係止部が管軸芯周りで所定連結位置に回転されたとき、連結係止部に管軸芯方向から当接して抜け出し移動を阻止する連結壁部が形成されている点にある。
上記特徴構成によれば、受口管本体又は受口蓋体に形成されている環状保持溝内にロック部材を予め装着して、受口蓋体を受口管本体に取付ける際、受口蓋体の連結係止部を、受口本体の環状連結壁部に形成されている連結用凹部を通して連結溝に係入したのち、受口蓋体と受口管本体とを、環状連結壁部の連結壁部と受口蓋体の連結係止部とが管軸芯方向で相対向する状態に相対回転操作することにより、受口管本体に対して受口蓋体を抜止め状態で取付けることができる。
本発明による第10の特徴構成は、前記受口管部の受口管本体と受口蓋体とが、環状保持溝の管軸芯方向内方端を通る位置で径方向に沿って分断されている点にある。
上記特徴構成によれば、受口管本体に比して取り扱い易い受口蓋体側の環状保持溝内にロック部材を予め装着することができるので、例えば、記受口管部の受口管本体と受口蓋体とが、環状保持溝の管軸芯方向外方端を通る位置で径方向に沿って分断されている場合に比してロック部材の装着を容易に行うことができる。
〔第1実施形態〕
図1〜図16は、流体管の一例である水道管の配管系に設けられる管接続構造を示し、鋳鉄製の水道管P1の一端側に形成された受口管部1に、鋳鉄製の水道管P2の一端部に形成された挿口管部2が管軸芯X方向から挿入接続され、受口管部1の内周面1aに形成された環状の取付け溝3には、受口管部1の内周面1aと挿口管部2の外周面2aとの間を密封するための合成ゴム製の弾性シール材4が装着されているとともに、受口管部1の内周面1aのうち、シール用取付け溝3よりも受口側に偏位した近傍部位には、挿口管部2の外周面2aに突出形成された係合部の一例で、周方向4箇所(複数箇所)に等ピッチで一体的に突出形成された係合突起5の一側面と管軸芯X方向から当接することにより、両管部1,2の最大挿入位置を規制する円環状のストッパー壁部6が一体形成され、受口管部1の内周面1aの受口端部には、受口管部1内の所定位置に挿入接続された挿口管部2の係合突起5及び受口管部1内に相対回転操作自在に装着された鋳鉄製又は鋼鉄製のロック部材7の抜け出し移動を接当阻止する状態で径方向内方に向かって突出する環状受口壁部8が一体形成されている。
前記受口管部1の内周面1aにおけるストッパー壁部6と環状受口壁部8との間には、図2〜図4に示すように、挿口管部2の各係合突起5を管軸芯X周りで相対回転自在に係合保持するための環状保持溝9が形成され、この環状保持溝9内の環状受口壁部8に連続する部位に形成した環状装着溝9a内には、ロック部材7の軸芯と受口管部1の管軸芯Xとが合致するように、ロック部材7を管軸芯X側に移動付勢する弾性リング10が装着されている。
前記受口管部1に対するロック部材7の管軸芯X周りでの回転操作により、受口管部1内の挿入接続位置に対する挿口管部2の係合突起5の管軸芯X方向からの抜き差し移動を許容するロック解除状態と、挿入接続位置にある挿口管部2の係合突起5の管軸芯X方向での離脱移動を当接阻止するロック状態とに切り換えるロック切換手段Aが設けられている。
前記ロック切換手段Aは、図3に示すように、受口管部1の環状保持溝9内の環状装着溝9aに装着された弾性リング10に対して、ロック部材7を管軸芯X周りでの相対回転操作を許容する摺接状態で内嵌装着するとともに、ロック部材7の内周縁側に、挿口管部2の各係合突起5の管軸芯X方向での抜き差し移動を許容するべく、管軸芯X方向と径方向内方に向かって開口する脱着用凹部7aと、この脱着用凹部7aを通して環状保持溝9内の挿入接続位置に挿入された係合突起5の抜け出し移動を管軸芯X方向から当接して阻止する抜止め壁部7bを周方向で交互に形成して構成されている。
そのため、ロック部材7の各脱着用凹部7aと挿口管部2の各係合突起5とが管軸芯X方向で相対向する状態がロック切換手段Aのロック解除状態となり、また、ロック部材7の各抜止め壁部7bと挿口管部2の各係合突起5とが管軸芯X方向で相対向する状態がロック切換手段Aのロック状態となる。
前記ロック部材7の外径は、受口管部1の環状受口壁部8の内径(受口径)よりも大径で、かつ、弾性リング10の内径と略同一に構成されているとともに、このロック部材7は、各脱着用凹部7aの周方向中央位置において周方向で複数(当該実施形態では4分割)に分割された分割ロック体7Aから構成されている。
前記各分割ロック体7Aは、受口管部1の環状受口壁部8を通過して環状装着溝9a内の弾性リング10の内周面に相対回転操作自在に摺接状態で装着することができる大きさに構成されているとともに、各分割ロック体7Aの周方向両端部には、隣接する分割ロック体7Aの連結片7cと径方向で重合した状態でビス20にて固定連結される連結片7cが一体形成され、全ての分割ロック体7Aを弾性リング10内で円環状に固定連結した状態では、それの外径が受口管部1の環状受口壁部8の最小内径(受口径)よりも大に構成され、詳しくは、環状受口壁部8の周方向複数箇所に形成される第2抜止め壁部8Bの内径よりも大に構成され、更に、それの内径が、受口管部1における環状受口壁部8の第2抜止め壁部8Bの内径(受口径)よりも少し小で、かつ、挿口管部2の外周面2aの外径よりも僅かに大に構成されている。
尚、当該実施形態では、全ての分割ロック体7Aを受口管部1内で円環状に固定連結してロック部材7を構成したが、全ての分割ロック体7AをC形状に連結して、径方向に弾性変形可能なロック部材7を構成してもよい。
前記受口管部1の環状受口壁部8の周方向4箇所には、挿口管部2の各係合突起5の管軸芯X方向での抜き差し移動を許容するべく、管軸芯X方向と径方向内方に向かって開口する脱着用の第2凹部8Aが形成され、この脱着用第2凹部8Aの隣接間には、ロック部材7がロック操作位置に維持されたまま外力によって両管部1,2が相対回転して、ロック部材7の各脱着用凹部7aと挿口管部2の各係合突起5とが管軸芯X方向で相対向する事態が発生しても、受口管部1の環状保持溝9内に位置する挿口管部2の各係合突起5が管軸芯X方向に沿って離脱移動することを当接阻止する第2抜止め壁部8Bが形成されている。
更に、図7〜図16に示すように、前記受口管部1の環状受口壁部8とロック部材7との間には、ロック部材7をロック状態で固定するロック維持手段Bが設けられているとともに、受口管部1の受口側内周面である環状受口壁部8の内周面と挿口管部2の外周面2aとの環状の間隙を通してロック部材7を受口管部1の外部から回転操作する回転操作治具11が脱着自在に設けられている。
前記ロック維持手段Bは、図15、図16に示すように、受口管部1の環状受口壁部8の脱着用第2凹部8Aに対して管軸芯X方向から入り込み自在な閉塞体12に、各分割ロック体7Aの抜止め壁部7bに形成された係止孔7dに対して管軸芯X方向から係合可能な係止突起12aを一体形成するとともに、閉塞体12の周方向両側部には、それに隣接する両環状受口壁部8の外面に当て付け可能な一対の連結片12bを一体形成し、各連結片12bには、第2抜止め壁部8Bの外面に形成されたネジ孔8aに螺合される固定ボルト13が挿通される貫通孔12cを形成して、閉塞体12の係止突起12aをロック操作位置にあるロック部材7の各分割ロック体7Aの係止孔7dに係合させた状態で、閉塞体12の両連結片12bを固定ボルト13介して受口管部1の環状受口壁部8に螺合固定することにより、ロック部材7をロック操作位置で固定維持するように構成されている。
尚、当該実施形態では、受口管部1の環状受口壁部8の四箇所に形成されている各脱着用第2凹部8Aに対して閉塞体12を取付けるように構成したが、少なくとも一箇所の脱着用第2凹部8Aに対して閉塞体12を取付けるように構成してもよい。
前記回転操作治具11は、図7、図13、図14に示すように、受口管部1の環状受口壁部8の内周面と挿口管部2の外周面2aとの間に形成されている環状間隙を通して、ロック部材7の脱着用凹部7a内に管軸芯X方向から抜き差し操作自在で、かつ、ロック部材7の脱着用凹部7aの内径側開口縁に対して周方向から係合可能な弧状の操作本体11Aと、この操作本体11Aの管軸芯X方向一端部に一体形成された略T字状の操作把持部11Bとから構成されている。
そして、受口管部1の環状受口壁部8の脱着用第2凹部8Aとロック部材7の脱着用凹部7aとが管軸芯Xで相対向するロック解除状態にあるときは、回転操作治具11の操作本体11Aを、環状受口壁部8の一つの脱着用第2凹部8Aを通してロック部材7の脱着用凹部7a内にまで管軸芯X方向から差し入れ、その状態で挿口管部2の外周面に沿って周方向に設定回転角度(当該実施形態では45度)だけ回転操作すると、ロック部材7の脱着用凹部7aの内径側開口縁が回転操作治具11の操作本体11Aで押圧されて一体的に回転し、ロック部材7の脱着用凹部7aと受口管部1の環状受口壁部8の第2抜止め壁部8Bとが管軸芯Xで相対向するロック状態に切り換えられる。
また、受口管部1の環状受口壁部8の脱着用第2凹部8Aとロック部材7の抜止め壁部7bとが管軸芯Xで相対向するロック状態にあるときには、回転操作治具11の操作本体11Aを、受口管部1の環状受口壁部8の内周面と挿口管部2の外周面2aとの間に形成されている環状間隙を通して、ロック部材7の脱着用凹部7a内に管軸芯X方向から差し入れ、その状態で挿口管部2の外周面に沿って周方向に設定回転角度(当該実施形態では45度)だけ回転操作すると、ロック部材7の脱着用凹部7aの内径側開口縁が回転操作治具11の操作本体11Aで押圧されて一体的に回転し、ロック部材7の脱着用凹部7aと受口管部1の環状受口壁部8の脱着用第2凹部8Aとが管軸芯Xで相対向するロック状態に切り換えられる。
そして、受口管部1と挿口管部2とを接続する場合、受口管部1の環状保持溝9に装着されたロック部材7を回転操作して、このロック部材7の脱着用凹部7aと挿口管部2の係合突起5とが管軸芯X方向で相対向するロック解除状態にし、受口管部1の環状保持溝9内の挿入接続位置に対して挿口管部2の係合突起5を管軸芯X方向から差し込み移動させたのち、受口管部1に対してロック部材7を設定回転角度だけ回転操作して、このロック部材7の抜止め壁部7bと挿口管部2の係合突起5とが管軸芯X方向で相対向するロック状態に切り換えることにより、挿入接続位置にある挿口管部2の係合突起5の管軸芯X方向での離脱移動を確実に当接阻止することができる。
また、接続されている両管部1,2を分解する場合には、受口管部1に対してロック状態にあるロック部材7を管軸芯X周りで設定回転角度だけ回転操作して、ロック解除状態に切り換えることにより、受口管部1の環状保持溝9内の挿入接続位置にある挿口管部2の係合突起5を管軸芯X方向から相対的に引き抜き移動させることができる。
それ故に、受口管部1に対してロック部材7を回転操作するだけであり、両管部1,2自体は管軸芯X周りで相対回転させる必要がないため、受口管部1側のロック部材7と挿口管部2側の係合突起5との当接による強力な離脱防止機能を確実に発揮させながらも、両管部1,2の組付け作業及び分解作業を少ない労力で能率良く容易に行うことができる。しかも、そのためのロック切換手段Aを構成するに当たっても、脱着用凹部7a及び抜止め壁部7bを備えたロック部材7を受口管部1の環状保持溝9に回転操作自在に装着するだけで済むから、管接続構造の簡素化と製造コストの低廉化を図ることができる。
尚、前記受口管部1の外周面の端部には、受口管部1の環状受口壁部8の外面側を覆う状態で受口管部1の外周面と挿口管部2の外周面2aとに亘って密着状態で取付けられるゴム製の筒状カバー14に対する鍔状の装着部16が形成されている。
〔第2実施形態〕
図17〜図19は、上述の第1実施形態で説明したロック部材7の改良を示し、これは、ロック部材7に、これの抜止め壁部7bと挿口管部2の係合突起5とが管軸芯X方向で相対向するロック状態に切り換えたとき、受口管部1の環状受口壁部8の脱着用第2凹部8Aの側端縁に当接するストッパー部15が一体形成されているとともに、ストッパー部15が、ロック部材7を受口管部1の外部から回転操作するための摘み部に兼用構成されている。
前記ロック部材7をロック状態で受口管部1に固定するロック維持手段Bは、図18、図19に示すように、受口管部1の環状受口壁部8の脱着用第2凹部8Aに対して管軸芯X方向から入り込み自在な閉塞体12に、ストッパー部15が管軸芯X方向から係合可能な係止凹部12dを切欠き形成するとともに、閉塞体12の周方向両側部には、それに隣接する両環状受口壁部8の外面に当て付け可能な一対の連結片12bを一体形成し、各連結片12bには、第2抜止め壁部8Bの外面に形成されたネジ孔8aに螺合される固定ボルト13が挿通される貫通孔12cを形成して、閉塞体12の係止凹部12d内にロック操作位置にあるロック部材7のストッパー部15を係合させた状態で、閉塞体12の両連結片12bを固定ボルト13介して受口管部1の環状受口壁部8に螺合固定することにより、ロック部材7をロック操作位置で固定維持するように構成されている。
尚、その他の構成は、第1実施形態で説明した構成と同一であるから、同一の構成箇所には、第1実施形態と同一の番号を付記してそれの説明は省略する。
〔第3実施形態〕
図20〜図22は、上述の各実施形態で説明した受口管部1の改良を示し、これは、受口管部1が、環状保持溝9の形成領域内で径方向に沿って分断された、詳しくは、環状保持溝9の管軸芯X方向内方端を通る位置で径方向に沿って分断された受口管本体1Aと受口蓋体1Bとから構成されているとともに、環状保持溝9内にロック部材7を管軸芯X周りで回転操作自在に装着した状態で受口蓋体1Bが受口管本体1Aに対して脱着自在に取付けられている。
前記受口蓋体1Bの周方向複数箇所(当該実施形態では周方向の4箇所)には、径方向外方に突出する連結係止部17が一体形成されているとともに、受口管本体1Aの内周面には、受口蓋体1Bの連結係止部17が管軸芯X周りで回転操作自在に係入する連結溝18と、この連結溝18に係入した受口蓋体1Bの連結係止部17の抜け出し移動を接当阻止する状態で径方向内方に向かって突出する環状連結壁部19が一体形成され、更に、環状連結壁部19には、受口蓋体1Bの連結係止部17の管軸芯X方向での抜き差し移動を許容する連結用凹部19Aと、この連結凹部19Aを通して連結溝18内に係入された連結係止部17が管軸芯X周りで所定連結位置に回転されたとき、連結係止部17に管軸芯X方向から当接して抜け出し移動を阻止する連結壁部19Bが形成されている。
そして、受口蓋体1Bに形成されている環状保持溝9内にロック部材7を予め装着して、受口蓋体1Bを受口管本体1Aに取付ける際、受口蓋体1Bの連結係止部17を、受口本体1の環状連結壁部19に形成されている連結用凹部19Aを通して連結溝18に係入したのち、受口蓋体1Bと受口管本体1Aとを、環状連結壁部19の連結壁部19Bと受口蓋体1Bの連結係止部17とが管軸芯X方向で相対向する状態に相対回転操作することにより、受口管本体1Aに対して受口蓋体1Bを抜止め状態で取付けることができる。
それ故に、受口管部1の環状保持溝9内にロック部材7を装着する場合、受口蓋体1Bに形成されている環状保持溝9内にロック部材7及び弾性リング10を予め装着したのち、受口蓋体1Bを受口管本体1Aに取付けるだけで済むから、例えば、ロック部材7を縮径変形させた状態で受口管部1内に装着する場合に比して少ない労力で能率良く装着することができる。
尚、当該実施形態では、ロック部材7として、第1実施形態で説明した分割型リングのみならず、縮径変形不能な円環状リングや縮径変形可能なC型リングを用いることができる。
また、受口管本体1Aに対して受口蓋体1Bを抜止め状態で固定するボルト・ナット等の固定手段を用いてもよい。
更に、その他の構成は、第1実施形態で説明した構成と同一であるから、同一の構成箇所には、第1実施形態と同一の番号を付記してそれの説明は省略する。
〔その他の実施形態〕
(1)上述の各実施形態では、環状保持溝9内の環状受口壁部8に連続する部位に環状装着溝9aを形成して、この環状装着溝9a内に、ロック部材7の軸芯と受口管部1の管軸芯Xとが合致するように、ロック部材7を管軸芯X側に移動付勢する弾性リング10を装着したが、ロック部材7を環状保持溝9内に直接装着してもよい。
(2)前記ロック切換手段Aとしては、受口管部1に対するロック部材7の管軸芯X周りでの回転操作により、受口管部1内の挿入接続位置に対する挿口管部2の係合突起5の管軸芯X方向からの抜き差し移動を許容するロック解除状態と、挿入接続位置にある挿口管部2の係合突起5の管軸芯X方向での離脱移動を当接阻止するロック状態とに切り換えることのできるものであれば、如何なる構造のものをもちいてもよい。
(3)ロック部材7を受口管部1の外部から回転操作する操作手段としては、ロック部材7に、これを受口管部1の外部から回転操作する専用の摘み部を設けてもよい。
(4)上述の各実施形態では、前記ロック部材7を、周方向で複数に分割された分割ロック体から構成して、これら分割ロック体を受口管部1内において円環状又はC形状に連結可能に構成したが、この構成に限定されるものではなく、例えば、ロック部材7を、無負荷状態(自然状態)では受口管部1の受口径よりも大なる外径に形成し、かつ、それの弾性復元力に抗して受口管部1の受口径よりも小なる外径にまで縮径変形操作可能に構成してもよい。
本願発明の第1実施形態を示す水道配管系管接続構造の斜視図 断面側面図 分解斜視図 分解断面側面図 受口管部に挿口管部を挿入接続するときの斜視図 受口管部に挿口管部を挿入接続したときのロック解除状態の断面正面図 回転操作治具を差し入れるときの斜視図 ロック状態の断面正面図 ロック解除状態にあるときの要部の切欠き斜視図 係合突起が係入する前の要部の展開断面図 ロック状態にあるときの要部の切欠き斜視図 ロック状態にあるときの要部の展開断面図 回転操作治具を差し入れるときの断面側面図 差し入れた回転操作治具を回転操作するときの要部の断面正面図 ロック維持手段の取付け前における要部の分解展開断面図 ロック維持手段を取付けたときにおける要部の分解展開断面図 本願発明の第2実施形態を示す係合突起が係入する前の要部の展開断面図 ロック維持手段の取付け前における要部の分解展開断面図 ロック維持手段を取付けたときにおける要部の分解展開断面図 本願発明の第3実施形態を示し、(イ)は受口蓋体を受口管本体に取付けるときの要部の断面側面図、(ロ)は受口蓋体を受口管本体に取付けたときの要部の断面側面図 (イ)は受口蓋体の正面図、(ロ)はロック部材の正面図、(ハ)は受口管本体の正面図 (イ)は受口蓋体を受口管本体に取付けるときの正面図、(ロ)は受口蓋体を受口管本体に取付けたロック解除状態の正面図、(ハ)は受口蓋体を受口管本体に取付けたロック状態の正面図
符号の説明
A ロック切換手段
X 管軸芯
1 受口管部
1A 受口管本体
1B 受口蓋体
1a 内周面
2 挿口管部
2a 外周面
5 係合部(係合突起)
7 ロック部材
7A 分割ロック体
7a 脱着用凹部
7b 抜止め壁部
8 環状壁部(環状受口壁部)
8A 脱着用第2凹部
8B 第2抜止め壁部
9 環状保持溝
10 弾性リング
11 回転操作治具
11A 操作本体
11B 操作把持体
15 ストッパー部
17 連結係止部
18 連結溝
19 環状連結壁部
19A 連結用凹部
19B 連結壁部

Claims (10)

  1. 挿口管部が管軸芯方向から挿入接続される受口管部の内周面に、挿口管部の外周面に突出形成された係合部と管軸芯方向から当接することにより、両管部の離脱移動を阻止するロック部材が設けられている管接続構造であって、
    前記受口管部に対するロック部材の管軸芯周りでの回転操作により、受口管部内の挿入接続位置に対する挿口管部の係合部の管軸芯方向からの抜き差し移動を許容するロック解除状態と、挿入接続位置にある挿口管部の係合部の管軸芯方向での離脱移動を当接阻止するロック状態とに切り換えるロック切換手段が設けられている管接続構造。
  2. 前記ロック切換手段は、受口管部の内周面に形成された環状保持溝にロック部材を回転操作自在に装着するとともに、ロック部材に、係合部の管軸芯方向での抜き差し移動を許容する脱着用凹部と、この脱着用凹部を通して挿入接続位置に挿入された係合部の抜け出し移動を管軸芯方向から当接して阻止する抜止め壁部とを形成して構成されている請求項1記載の管接続構造。
  3. 前記受口管部の環状保持溝とロック部材との間には、ロック部材の軸芯と受口管部の管軸芯とが合致するように、ロック部材を管軸芯側に移動付勢する弾性リングが介在されている請求項1又は2記載の管接続構造。
  4. 前記ロック部材は、周方向で複数に分割された分割ロック体から構成されていて、受口管部内において円環状又はC形状に連結可能に構成されている請求項1、2又は3記載の管接続構造。
  5. 前記受口管部が、それの内周面に形成された環状保持溝の形成領域内で径方向に沿って分断された受口管本体と受口蓋体とから構成されているとともに、環状保持溝内にロック部材を管軸芯周りで回転操作自在に装着した状態で受口蓋体が受口管本体に対して脱着自在に取付けられている請求項1〜4のいずれか1項に記載の管接続構造。
  6. 前記ロック部材には受口管部の外部から回転操作可能な摘み部が形成されている請求項1〜5のいずれか1項に記載の管接続構造。
  7. 前記受口管部の受口側内周面と挿口管部の外周面との間隙を通してロック部材を受口管部の外部から回転操作する回転操作治具が脱着自在に設けられている請求項1〜5のいずれか1項に記載の管接続構造。
  8. 前記受口管部の受口側端部には、受口管部内に装着されたロック部材の抜け出し移動を接当阻止する状態で径方向内方に向かって突出する環状壁部が形成され、この環状壁部には、挿口管部の係合突起の管軸芯方向での抜き差し移動を許容する脱着用の第2凹部が形成されているとともに、ロック部材には、これの抜止め壁部と挿口管部の係合部とが管軸芯方向で相対向するロック状態に切り換えたとき、環状壁部の第2凹部の側端縁に当接するストッパー部が形成されている請求項2記載の管接続構造
  9. 前記受口蓋体の周方向複数箇所には、径方向外方に突出する連結係止部が形成されているとともに、受口管本体の内周面には、受口蓋体の連結係止部が管軸芯周りで回転操作自在に係入する連結溝と、この連結溝に係入した受口蓋体の連結係止部の抜け出し移動を接当阻止する状態で径方向内方に向かって突出する環状連結壁部が形成され、更に、環状連結壁部には、受口蓋体の連結係止部の管軸芯方向での抜き差し移動を許容する連結用凹部と、この連結凹部を通して連結溝内に係入された連結係止部が管軸芯周りで所定連結位置に回転されたとき、連結係止部に管軸芯方向から当接して抜け出し移動を阻止する連結壁部が形成されている請求項5記載の管接続構造。
  10. 前記受口管部の受口管本体と受口蓋体とが、環状保持溝の管軸芯方向内方端を通る位置で径方向に沿って分断されている請求項5又は9記載の管接続構造。

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