JP2005325526A - 道路工事用標示板 - Google Patents

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Abstract

【課題】 文字、記号等の可視情報10を担持した再帰反射性を有する情報担持板5を枠体2に取り付ける形式の道路工事用標示板1において、情報担持板5を傷つきにくくするとともに枠体2に対して着脱自在とし、なおかつ情報担持板5の反射面の面積の減少、ひいては訴求力の低下を防止する。
【解決手段】 枠体2を構成する上側および下側横方向枠構成材2a,2bと左側および右側縦方向枠構成材2c,2dとを横断面L字形とするとともに、複数の板止め3を枠体2に、各枠構成材2a〜2dの後端側片との間に間隙を形成するようして取り付け、この間隙に情報担持板5を抜き差しできるようにする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、再帰反射特性(入射光を光源方向に反射する特性)を備えた反射面を有するとともに、この反射面に文字、記号、絵、図形、模様等からなる可視情報を担持しており、道路工事に関連する情報を表示する道路工事用標示板に関する。
従来のこの種の道路工事用標示板においては、一般に、可視情報を担持したシートないしは板状体を枠体の厚さ方向最前端に取り外し不可能に固定していた(例えば、特許文献1参照)。また、一般に、標示板の枠体は、横断面四角形状の角パイプ材により構成されていた。
他方、本出願人は、前に特許文献2において、可視情報を担持した透過シートおよび再帰反射特性を有する反射シートを枠体に対して着脱可能とした標示板を提案している。
特開平9−230748号公報 特開2004−36195号公報
道路工事用標示板は、通常、工事現場への搬送および工事現場からの持ち帰り等の際、トラック等の車両に積み重ねて積載されて運搬される。しかるに、前述のように従来の道路工事用標示板においては、一般に、可視情報を担持したシートないしは板状体が枠体の厚さ方向最前端に取り付けられていたので、可視情報を担持したシートないしは板状体の表面が損傷しやかった。
その上、従来のこの種の道路工事用標示板においては、一般に、可視情報を担持したシートないしは板状体が枠体に取り外し不可能に固定されていたので、可視情報を担持したシートないしは板状体が損傷してしまうと、標示板板全体を交換しなければならないため、耐用寿命が極めて短いという問題があった。
また、必要に応じて可視情報を適宜交換することができないという問題もあった。
また、前述のように従来の道路工事用標示板においては、一般に、枠体が横断面四角形状の角パイプ材により構成されていたので、全体の重量が重くなるという問題もあった。
他方、本出願人が前記特許文献2において提案した標示板においては、可視情報を担持した透過シートおよび反射シートを、枠体に対して着脱することにより、簡単に交換できる。しかし、枠体を構成する左右上下の枠構成材にそれぞれ設けられたスリットないしは溝状部に対し可視情報を担持した透過シートおよび反射シートを抜き差しするようになっていたので、反射シートの四方の周縁部分が枠体により覆われてしまうため、標示板の反射面の面積が減少し、その分、標示板の訴求力が低下するという問題があった。
本発明は、このような従来の事情に鑑みてなされたもので、本発明の1つの目的は、可視情報を担持した情報担持板が傷つきにくい道路工事用標示板を提供することにある。
本発明の他の目的は、可視情報を担持した情報担持板を枠体に対して着脱自在でき、なおかつ標示板の反射面の面積が減少して標示板の訴求力が低下することのない道路工事用標示板を提供することにある。
本発明の他の目的は、軽量化することができる道路工事用標示板を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、以下の説明から明らかになろう。
本発明による道路工事用標示板は、枠体と、この枠体に、該枠体との間に間隙を形成するようして取り付けられた複数の板止めと、表側が再帰反射特性を有しており、前記間隙に、抜き出し可能に挿入されることにより、前記枠体に着脱可能に取り付けられた情報担持板と、この情報担持板に担持された可視情報とを有してなり、
前記枠体は、横方向に延びる上側横方向枠構成材および下側横方向枠構成材と縦方向に延びる左側縦方向枠構成材および右側縦方向枠構成材とを組み合わせてなり、各前記枠構成材は、基本的には横断面L字形をなしていて、互いに直角をなすそれぞれ平面状の第一および第二の片を備えており、前記第一の片は前記枠体の左右上下の端面をなし、前記第二の片は前記第一の片の後端から内方に突出して前記枠体の後端面をなしており、
前記板止めは前記各枠構成材の前記第二の片との間に前記間隙を形成しているものである。
本発明の道路工事用標示板においては、可視情報を担持した情報担持板の表面が枠体の厚さ方向最前端より奥側に位置されることになるので、トラック等の車両に積み重ねて積載されて運搬されても、情報担持板の表面が他の道路工事用標示板や他の物体に接触しにくいので、損傷しにくくなる。
その上、情報担持板が損傷しても、該情報担持板のみを枠体から取り外して、新しいものと交換できる。したがって、道路工事用標示板の耐用寿命を従来より大幅に長くすることができる。
また、情報担持板が損傷していない場合でも、他の種の可視情報を担持した情報担持板に交換することにより、必要に応じて可視情報を容易に適宜交換することができる。
さらに、情報担持板を、板状の基材と、この基材の表面に貼付された、表側が再帰反射特性を有するとともに表面に前記可視情報を担持している反射シートと、この反射シートの表面に剥離可能に粘着された透明シートとを有してなるようにすれば、反射シートおよび可視情報が透明シートにより保護される上、透明シートが損傷した場合には、透明シートだけを交換すればよく、より経済的とすることができる。
また、各枠構成材が基本的に横断面L字形とされているので、情報担持板の大きさと枠体の大きさとをほぼ同じとし、かつ枠体によって情報担持板の表面が隠される部分がないようにすることができる。したがって、まず第一に、板止めで隠される部分が生じる以外は標示板の反射面の面積が減少する要因がなくなるので、標示板の訴求力の低下を防止できる。
そして、板止めの形状および配置を、情報担持板を覆ってしまう面積がなるべく小さくなるように選定すれば(例えば、帯状板材を屈曲ないしは湾曲した形状とし、該帯状板材の幅方向が前記情報担持板に対して実質的に垂直方向となるようにすれば)、夜間に標示板に自動車等のライトが当たっている状態では、情報担持板によって光が再帰反射されることにより、板止めはほとんど認識されない状態になり、実質的には情報担持板全体が光っているように見えるようになる。したがって、より一層、標示板の訴求力の低下を防止できる。
また、板止めを、帯状板材を屈曲ないしは湾曲した形状とし、それぞれ前記各枠構成材の前記第一の片から内方に延びる立ち上がり部と、これらの立ち上がり部から折れ曲がり、該立ち上がり部の先端部間を延びる中央部とを一体的に有してなるようにすれば、板止めの強度を大きくするとともに、情報担持板が枠体から外れてしまうことのないように確実に拘束できるようになる。
また、本願発明においては、各枠構成材が角パイプ状でなく、基本的に横断面L字形とされているので、道路工事用標示板全体を軽量化することができる。
本発明の道路工事用標示板は、
(イ)可視情報を担持した情報担持板が傷つきにくい、
(ロ)その上、情報担持板を枠体に対して着脱でき、情報担持板が損傷しても、該情報担持板のみを枠体から取り外して、新しいものと交換できるので、道路工事用標示板の耐用寿命を従来より大幅に長くすることができる、
(ハ)他の種の可視情報を担持した情報担持板に交換することにより、必要に応じて可視情報を容易に適宜交換することができる、
(ニ)標示板の反射面の面積が減少して標示板の訴求力が低下することがない、
(ホ)道路工事用標示板全体を軽量化することができる、
等の優れた効果を得られるものである。
以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて説明する。
図1〜16は、本発明の一実施例を示し、この実施例は、脚立式の可搬型道路工事用標示板に本発明を適用した例である。なお、図2および3は、枠体2から情報担持板5を抜き取った状態を示している。
道路工事用標示板1の枠体2は、上側横方向枠構成材2a、下側横方向枠構成材2b、左側縦方向枠構成材2cおよび右側縦方向枠構成材2dを互いに溶接して組み合わせてなる。各枠構成材2a〜2dは、鋼鉄等の金属材料からなり、直線状をなしている。前記左側縦方向枠構成材2cおよび右側縦方向枠構成材2dは、互いに間隔を置いて平行に延びている。前記上側方向枠構成材2aは、左側および右側縦方向枠構成材2c,2dの上端部間に渡されている。前記下側横方向枠構成材2bは、左側および右側縦方向枠構成材2c,2dの下端部付近間に渡されている。
図2,14,16によく示されるように、前記上側および下側横方向枠構成材2a,2bは、その全長に渡って横断面L字形とされていて、互いに直角をなすそれぞれ細長い平面状の第一の片Aおよび第二の片Bを有している。前記左側および右側縦方向枠構成材2c,2dは、下側横方向枠構成材2bより下方の部分を除いて横断面L字形とされていて、やはり互いに直角をなすそれぞれ細長い平面状の第一の片Aおよび第二の片Bを有している。各枠構成材2a〜2dの第一の片Aは枠体2の左右上下の端面をなし、第二の片Bは第一の片Aの後端から内方に突出して枠体2の後端面をなしている。
前記左側および右側縦方向枠構成材2c,2dのうちの下側横方向枠構成材2bより下方の部分は、図17によく示されるように横断面四角形状とされている(図17には右側縦方向枠構成材2dのみが示されているが、左側縦方向枠構成材2cも同様の形状をなしている)。より詳しく言うと、図2によく示されるように、前記左側および右側縦方向枠構成材2c,2dのうちの下側横方向枠構成材2bより下方の部分は、上方から連続する長い横断面L字形の材料2c1,2d1に短い横断面L字形の材料2c2,2d2を溶接することによりそれぞれ横断面四角形状とされている。
前記上側および下側横方向枠構成材2a,2bにはそれぞれ1つの板止め3、左側および右側縦方向枠構成材2c,2dにはそれぞれ3つの板止め3が溶接されて取り付けられている。前記板止め3はいずれも同一形状のものであり、鋼鉄等の金属からなる帯状板材を屈曲ないしは湾曲してなり、図3によく示されるように各枠構成材2a〜2dの第一の片Aの前端付近から内方に延びる立ち上がり部3aと、これらの立ち上がり部3aから直角に屈曲ないしは湾曲され、立ち上がり部3aの先端部間を延びる中央部3bとを一体的に有してなり、立ち上がり部3aの先端部を各枠構成材2a〜2dの第一の片Aに溶接されている。前記板止め3は、該板止め3を構成する帯状板材の幅方向が各枠構成材2a〜2dの第二の片Bひいては後述する情報担持板5に対して実質的に垂直方向となるように配置されており、各板止め3と各枠構成材2a〜2dの第二の片Bとの間には間隙4が形成されている(図11,15,16参照)。
情報担持板5は、図12に示されるように、段プラからなる板状の基材6と、この基材6の表面に貼付された反射シート7と、この反射シート7の表面に両面テープ8を介して剥離可能に粘着された透明シート9とを有してなり、全体に矩形の板状をなしている。前記基材6、反射シート7および透明シート9は同大の矩形状とされている。前記反射シート7は、表側が再帰反射特性を有するとともに、表面に文字、記号、絵、図形、模様等の、道路工事に関連する可視情報10(図1,6参照)を印刷等により担持させられている。前記両面テープ8は、反射シート7および透明シート9の四辺周縁部にのみ貼られている。前記透明シート9は、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート(PET)等のプラスチックからなる。
前記情報担持板5は、各板止め3と各枠構成材2a〜2dとの間の間隙4に挿入することにより枠体2に取り付けることも、該間隙4から抜き出して枠体2から取り外すことも可能となっている。なお、情報担持板5の縦方向の長さは枠体2の縦方向の長さより若干短くされており、枠体2に対し取り付け、取り外しを行うときは、適当に湾曲させることにより、上方または下方から各間隙4に差し込みまたは各間隙4から抜き出しできるようになっている。
前記枠体2の左側および右側縦方向枠構成材2c,2dの中間部上端側には、鋼板等の金属板からなる支持体結合部11が溶接により固定されており、これらの支持体結合部11には支持体12(脚部)の一端部が横方向に延びる回動軸13を中心として所定範囲内において回動可能に結合されている。これにより、枠体2と支持体12は互いに横方向に延びる回動軸13を中心として所定範囲内において回動可能に結合されている。
前記支持体12は、図4,9によく示されるように上側横方向支持体構成材12a、下側横方向支持体構成材12b、左側縦方向支持体構成材12cおよび右側縦方向支持体構成材12dを互いに溶接して組み合わせてなる。各支持体構成材12a〜12dは、鋼鉄等の金属材料からなり、直線状をなしている。前記左側縦方向枠構成材12cおよび右側縦方向枠構成材12dは、互いに間隔を置いて平行に延びている。前記上側横方向支持体構成材12aは、左側および右側縦方向支持体構成材12c,12dの上端部間に渡されている。前記下側横方向支持体構成材12bは、左側および右側縦方向支持体構成材12c,12dの下端部付近間に渡されている。
前記上側横方向支持体構成材12aおよび下側横方向支持体構成材12bは、その全長に渡って横断面L字形とされている。前記左側縦方向支持体構成材12cおよび右側縦方向支持体構成材12dは、下側横方向支持体構成材12bより下方の部分を除いて横断面L字形をなしている。
前記左側縦方向支持体構成材12cおよび右側縦方向支持体構成材12dのうちの下側横方向支持体構成材12bより下方の部分は、図17によく示されるように横断面四角形状とされている(図17には右側縦方向枠構成材12dのみが示されているが、左側縦方向枠構成材12cも同様の形状をなしている)。より詳しく言うと、前記左側縦方向支持体構成材12cおよび右側縦方向支持体構成材12dのうちの下側横方向支持体構成材12bより下方の部分は、上方から連続する長い横断面L字形の材料12c1,12d1に短い横断面L字形の材料12c2,12d2を溶接することによりそれぞれ横断面四角形状とされている。
前記支持体12は、左側および右側縦方向支持体構成材12c,12dの上端部を支持体結合部11に回動可能に結合されることにより、前記のように枠体2に回動軸13を中心として回動可能に結合されている。なお、左側および右側縦方向支持体構成材12c,12dの上端部のうちの回動軸13を軸支する部分には、図4,9および13に示されるように補強片14が固定されている。道路工事用標示板1は、使用時には、図1,4および5に示されるように、枠体2に対し支持体12を開いた状態で枠体2および支持体12の下端部を接地することにより、設置面上に立てられるようになる一方、収納時および運搬時等の不使用時には、図7〜11,13に示されるように、枠体2に対し支持体12を閉じることができるようになっている。
この道路工事用標示板1においては、図1,10,11,14〜16等によく示されるように、間隙4に情報担持板5が挿入されることにより、情報担持板5の表面が枠体2の厚さ方向最前端より奥側に位置されるので、トラック等の車両に積み重ねて積載されて運搬されても、情報担持板5の表面が他の道路工事用標示板1や他の物体に接触しにくいため、損傷しにくくなる。
その上、情報担持板5が損傷しても、該情報担持板5のみを枠体2から取り外して、新しいものと交換できる。したがって、道路工事用標示板1の耐用寿命を従来より大幅に長くすることができる。
また、情報担持板5が損傷していない場合でも、他の種の可視情報10を担持した情報担持板5に交換することにより、必要に応じて可視情報10を容易に適宜交換することができる。
また、本実施例のように情報担持板5を、板状の基材6と、この基材6の表面に貼付された、表側が再帰反射特性を有するとともに表面に可視情報10を担持している反射シート7と、この反射シート7の表面に剥離可能に粘着された透明シート9とを有してなるようにすれば、反射シート7および可視情報10が透明シート9により保護される上、透明シート9が損傷した場合には、透明シート9だけを交換すればよく、より経済的とすることができる。
また、各枠構成材2a〜2dが基本的には横断面L字形とされているので、情報担持板5の大きさと枠体2の大きさとをほぼ同じとし、かつ枠体2によって情報担持板5の表面が隠される部分がないようにすることができる。したがって、まず基本的に言って、板止め3で隠される部分が生じること以外に標示板1の反射面の面積が減少する要因がなくなるので、標示板1の訴求力の低下を防止できる。
そして、板止め3は、該板止め3を構成する帯状板材の幅方向が情報担持板5に対して実質的に垂直方向となるようにされている(したがって、図6のように、情報担持板5を該情報担持板5に対し垂直方向から見ると、板止め3を構成する帯状板材の薄い板厚のみが見えることになる)ので、情報担持板5が板止め3によって覆われる面積を最小限にできるため、夜間に標示板1に自動車等のライトが当たっている状態では、情報担持板5によって光が再帰反射されることにより、板止め3はほとんど認識されない状態になり、実質的には情報担持板5全体が光っているように見えるようになる。したがって、実質的に標示板1の訴求力が低下することがない。
また、特に、本実施例では、板止め3が、それぞれ各枠構成材2a〜2dの第一の片Aから内方に延びる立ち上がり部3aと、これらの立ち上がり部3aから折れ曲がり、該立ち上がり部3aの先端部間を延びる中央部3bとを一体的に有してなるので、板止め3の強度を大きくするとともに、情報担持板5が枠体2から外れてしまうことのないように確実に拘束できるようになる。
また、各枠構成材2a〜2dが基本的に横断面L字形とされているので、道路工事用標示板1全体を軽量化することができる。
図18は、本発明の実施例2を示している。本実施例においては、情報担持板5の基材6は後方に向かって凸となるように湾曲する習性を付与されている。これにより、情報担持板5全体も、後方に向かって凸となるように湾曲する習性を付与されている。図18は、情報担持板5を枠体2から取り外した自由な状態で示す側面図である(湾曲習性の方向が明らかになるように、枠体2および支持体12を一緒に示してある)。他の構成は実施例1の場合と同様である。
本実施例においては、枠体2に取り付けられている状態では、板止め3によって拘束されるので、情報担持板5は弾性変形してほぼ平面状となっているが、後方に向かって凸となろうとする弾力が発生するので、強風が吹いたりするような場合でも、逆に前方に向かって凸となるように湾曲してしまい、間隙4ひいては枠体2から情報担持板5が脱落し、吹き飛ばされてしまうのを防止できる。

なお、前記実施例においては、板止め3を、金属からなる帯状板材を屈曲ないしは湾曲して構成しているが、プラスチック等により同様の形状に成形した板止めを用いてもよい。また、板止めを前記実施例とは異なる形状としてもよい。
以上のように本発明による道路工事用標示板は、道路工事に関連する情報を表示する道路工事用標示板として有用である。
本発明による道路工事用標示板の実施例1を使用状態において斜め前方から見て示す斜視図である。 実施例1を、枠体から情報担持板を抜き取った状態において斜め前方から見て示す斜視図である。 図2の左側縦方向枠構成材に取り付けられた板止め付近を拡大して示す斜視図である。 実施例1を使用状態において斜め後方から見て示す斜視図である。 実施例1を使用状態において示す側面図である。 実施例1を折り畳み状態において示す正面図である。 実施例1を折り畳み状態において示す側面図である。 実施例1を折り畳み状態において示す拡大平面図である。 実施例1を折り畳み状態において示す背面図である。 図6のX−X線における拡大断面図である。 図10の右端部付近を示す拡大断面図である。 実施例1の情報担持板を示す拡大断面図である。 図6のXIII−XIII線における断面図である。 図13の上端部付近を示す拡大断面図である。 図13の中間部を示す拡大断面図である。 図13の下端部付近を示す拡大断面図である。 図6のXVII−XVII線における拡大断面図である。 本発明による道路工事用標示板の実施例2における情報担持板を枠体から取り外した自由な状態で示す側面図である。
符号の説明
1 道路工事用標示板
2 枠体
2a 上側横方向枠構成材
2b 下側横方向枠構成材
2c 左側縦方向枠構成材
2d 右側縦方向枠構成材
3 板止め
3a 立ち上がり部
3b 中央部分
4 間隙
5 情報担持板
6 基材
7 反射シート
9 透明シート
10 可視情報
A 各枠構成材の第一の片
B 各枠構成材の第二の片

Claims (5)

  1. 枠体と、この枠体に、該枠体との間に間隙を形成するようして取り付けられた複数の板止めと、表側が再帰反射特性を有しており、前記間隙に、抜き出し可能に挿入されることにより、前記枠体に着脱可能に取り付けられた情報担持板と、この情報担持板に担持された可視情報とを有してなり、
    前記枠体は、横方向に延びる上側横方向枠構成材および下側横方向枠構成材と縦方向に延びる左側縦方向枠構成材および右側縦方向枠構成材とを組み合わせてなり、各前記枠構成材は、基本的には横断面L字形をなしていて、互いに直角をなすそれぞれ平面状の第一および第二の片を備えており、前記第一の片は前記枠体の左右上下の端面をなし、前記第二の片は前記第一の片の後端から内方に突出して前記枠体の後端面をなしており、
    前記板止めは前記各枠構成材の前記第二の片との間に前記間隙を形成していることを特徴とする道路工事用標示板。
  2. 前記板止めは、帯状板材を屈曲ないしは湾曲した形状をなしており、前記帯状板材の幅方向が前記情報担持板に対して実質的に垂直方向となるようにして前記各枠構成材の前記第一の片から内方に突出している請求項1記載の道路工事用標示板。
  3. 前記板止めは、それぞれ前記各枠構成材の前記第一の片から内方に延びる立ち上がり部と、これらの立ち上がり部から折れ曲がり、該立ち上がり部の先端部間を延びる中央部とを一体的に有してなる請求項2に記載の記載の道路工事用標示板。
  4. 前記情報担持板は後方に向かって凸となるように湾曲する習性を付与されている請求項1乃至3のいずれかに記載の道路工事用標示板。
  5. 前記情報担持板は、板状の基材と、この基材の表面に貼付された、表側が再帰反射特性を有するとともに前記可視情報を担持している反射シートと、この反射シートの表面に剥離可能に粘着された透明シートとを有してなる請求項1乃至4のいずれかに記載の道路工事用標示板。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009192907A (ja) * 2008-02-15 2009-08-27 Kato Electrical Mach Co Ltd 原稿圧着板自動開閉装置並び事務機器

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