JP2005324404A - 印字装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】例えば長尺印字媒体であるチューブの外周面に印字をする場合、チューブを強く引っ張りプラテンローラにチューブを偏平させた状態で沿わせる必要がある。そのため、印字中のチューブは通常の状態よりも引き延ばされている。印字が終了すると引っ張り力は解除されるのでチューブの長さはもとに戻る。印字後にはチューブを所定の位置で半切りもしくは全切りするが、印字状態と長さが相違しているので印字に対する切り位置がずれる。
【解決手段】印字後のチューブの印字を印字センサ6で検知し、その検知した実際の印字位置に基づいて全切りや半切りする位置を決定するようにした。
【選択図】 図2
【解決手段】印字後のチューブの印字を印字センサ6で検知し、その検知した実際の印字位置に基づいて全切りや半切りする位置を決定するようにした。
【選択図】 図2
Description
本発明は、テープやチューブ等の長尺印字媒体の表面に印字を行うと共に所定の位置でこの長尺印字媒体を半切りもしくは全切りするカッター手段を備えた印字装置に関する。
従来のこの種の印字装置は、長尺印字媒体を搬送ローラで挟み、一定の搬送速度で長尺印字媒体を搬送している。この搬送ローラの下流には長尺印字媒体の表面に押接される印字ヘッドと、長尺印字媒体を挟んで印字ヘッドに対応するプラテンローラを備えており、一定速度で搬送されている状態の長尺印字媒体の表面に文字や記号などの印字を行うように構成されている。また、印字ヘッドの下流には、印字された長尺印字媒体の所定の位置で半切りもしくは全切りするカッター手段が設けられている(例えば、特許文献1参照)。
このカッター手段により長尺印字媒体を半切り等の作動をする際には、長尺印字媒体が搬送されている状態ではうまく半切り等ができないので、長尺印字媒体の搬送を一旦停止する必要がある。このカッター手段と印字ヘッドとの相対位置は一定であるため、印字開始位置もしくは印字終了位置が印字ヘッドの設置位置を通過すると、切り位置がカッター手段の設置位置まで搬送されてきたことを搬送手段の作動時間から求め、その位置で長尺印字媒体の搬送を停止させている。なお、印字ヘッドの設置位置で長尺印字媒体が撓まないように、搬送ローラの搬送速度よりプラテンローラの送り出し速度の方が若干早くなるように設定されている。従って、印字される際の長尺印字媒体は長手方向に引っ張られた状態になっている。
特に長尺印字媒体としてチューブを用いた場合、印字する際にはチューブを扁平な状態に潰して印字する必要がある。そのため、チューブを強く引っ張りながらプラテンローラに沿わせている。
特開平5−84995号公報(図1)
上記従来の印字装置では、印字ヘッドにより印字している状態では長尺印字媒体は引っ張られ通常の状態より延びた状態になっている。ところが、印字ヘッドを通過すると、引っ張り応力が開放されるので元の状態に縮む。そしてこの縮んだ状態でカッター手段により全切りもしくは半切りが行われる。
このように印字している状態と全切りもしくは半切りする状態とでは長尺印字媒体の長さが相違するので、全切りもしくは半切りする位置が当初の予定位置からずれるという不具合が生じる。
そこで本発明は、上記の問題点に鑑み、全切りもしくは半切り位置がずれることのない印字装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために本発明による印字装置は、長尺印字媒体を把持して一定の搬送速度で搬送する搬送手段と、この搬送手段によって搬送されている状態の長尺印字媒体の表面に印字を行う印字ヘッドと、媒体の搬送方向における印字ヘッドの下流に位置し、印字された長尺印字媒体を停止させた状態で長尺印字媒体の少なくとも一部を切断するカッター手段とを備えた印字装置において、媒体の搬送方向においてカッター手段と同位置あるいは印字ヘッドとカッター手段との間の位置に、長尺印字媒体の表面の印字を検知する印字検知手段を設け、この印字検知手段が検知する印字位置を基にカッター手段の作動位置を決定する停止位置決定手段を設けたことを特徴とする。
カッター手段の下流位置で長尺印字媒体が引っ張られていない状態で実際の印字位置を検知する。そして、その検知された印字位置に基づいてカッター手段の作動位置を決定すれば、印字位置に対して全切りもしくは半切り位置がずれることがない。
なお、長尺印字媒体の表面に印字される従来の印字の他に、カッター手段によって全切りもしくは半切りする作動位置に専用のマーカを印字すれば、印字検知手段でこのマーカを検知して、そのマーカの位置にカッター手段が当たるように長尺印字媒体を停止させればよい。
あるいは、専用のマーカを印字せずに従来の印字の始端位置もしくは終端位置の少なくとも一方から上記カッター手段の作動位置を算出するようにしてもよい。
以上の説明から明らかなように、本発明は、実際の印字位置を検知し、その検知した印字位置に基づいてカッター刃による切り位置を決定するので、切り位置が予定位置からずれることがない。
図1および図2を参照して、1は本発明による印字装置である。この印字装置1はカセットTCに収納された各種テープTPや、チューブTU等の長尺印字媒体の表面に印字を行うものである。チューブTUの表面に印字を行う際には、カセットTCの代わりにチューブホルダTHをセットし、このチューブホルダTHにガイドされた状態でチューブTUに印字を行う。このチューブTUはまず搬送ローラ2とこの搬送ローラ2に従動するピンチローラ21によって把持される。搬送ローラ2は一定の速度で回転し、チューブTUを一定の速度で搬送する。なお、この搬送ローラ2は停止および逆転も自在に行うことができる。
この搬送ローラ2およびピンチローラ21を過ぎたチューブTUは、つぎにプラテンローラ3およびプラテンローラ3に従動する巻き付けローラ31に挟まれる。このプラテンローラ3は搬送ローラ2よりも若干高速で回転するように設定されており、従って、チューブTUは搬送ローラ2とプラテンローラ3との間で引っ張られ、プラテンローラ3に沿って偏平になる。
偏平状態になったチューブTUに印字ヘッド4が押接して印字が行われる。この印字ヘッド4とチューブTUとの間にはインクリボン42が挟まれる。このインクリボン42はカートリッジ41内に収納されている。
印字が終了したチューブTUはプラテンローラ3と巻き付けローラ31によってさらに下流へと送り出される。その時点でチューブTUに作用していた引っ張り力は解除され、チューブTUは下流へと押し出されることになる。プラテンローラ3の下流側にはカッター手段を構成するカッターホルダ51とカッター受け52とが、チューブTUを挟んで対峙している。図3に示すように、カッターホルダ51には直刃のカッター刃5が保持されている。チューブTUが停止した状態でカッターホルダ51がカッター受け52側に前進することによってカッター刃5でチューブTUを切ることができる。カッター受け52は多角形をしており、平坦な面がカッター刃5に対峙している状態では、カッター刃5が前進すると全切りといって、チューブTUはその位置で完全に切断される。また、カッター受け52の他の面には上下に突起52aが設けられており、その面がカッター刃5に対峙している状態では、チューブTUは完全に切断されず、いわゆる半切り状態になる。
このカッターホルダ51とプラテンローラ3との間に印字検知手段である反射式の光学センサ6を設けた。この光学センサ6はチューブTUの表面の印字の有無を検知するものである。
図4を参照して、同図(a)に示すものは、半切りもしくは全切りする位置にマーカCMを印字した。光学センサ6がこのマーカCMを検知すると、印字装置1の制御装置は検知されたマーカCMがカッター刃5の位置まで搬送された時点でチューブTUの搬送を一旦中止し、カッター刃5を前進させるように作動制御を行う。なお、印字がさらにその後に続く場合には、マーカCM位置で半切りを行い、最後の印字の後のマーカCMで全切りを行うようにした。
なお、光学センサ6をチューブTUの搬送方向における同位置で、かつカッター5の作動に干渉しない位置に設けても良い。この場合、印字装置1は光学センサ6がマーカCMを検知した時点でチューブTUの搬送を一旦中止し、カッター刃5を前進させるように作動制御を行う。
ところで、同図(b)に示すものでは、専用のマーカCMを印字せず、光学センサ6で従来の印字を検知するようにした。光学センサ6では印字領域を検知することができる。そこで、例えば印字領域の開始位置を検知すると、その検知した位置からカッターの設置位置までの距離であるL1から、同じく印字領域の開始位置から前カット位置までの余白分の距離であるL2を引いた差分だけチューブTUを搬送し、その位置でチューブTUを一旦停止させてカッター刃5を前進させるようにした。なお、上述の場合、印字領域の開始位置を基準にしたが、印字領域の終了位置を基準にしてもよく、また、前カット位置のみではなく、最後の印字領域が通過した後の後カット位置も算出して全切りを行う。
なお、本発明は上記した形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加えてもかまわない。
1 印字装置
2 搬送ローラ
3 プラテンローラ
4 印字ヘッド
5 カッター刃
6 光学センサ
42 インクリボン
52 カッター受け
CM マーカ
TU チューブ
2 搬送ローラ
3 プラテンローラ
4 印字ヘッド
5 カッター刃
6 光学センサ
42 インクリボン
52 カッター受け
CM マーカ
TU チューブ
Claims (3)
- 長尺印字媒体を把持して一定の搬送速度で搬送する搬送手段と、この搬送手段によって搬送されている状態の長尺印字媒体の表面に印字を行う印字ヘッドと、媒体の搬送方向における印字ヘッドの下流に位置し、印字された長尺印字媒体を停止させた状態で長尺印字媒体の少なくとも一部を切断するカッター手段とを備えた印字装置において、媒体の搬送方向においてカッター手段と同位置あるいは印字ヘッドとカッター手段との間の位置に、長尺印字媒体の表面の印字を検知する印字検知手段を設け、この印字検知手段が検知する印字位置を基にカッター手段の作動位置を決定する停止位置決定手段を設けたことを特徴とする印字装置。
- 上記カッター手段の作動位置に専用のマーカを印字し、上記印字検知手段はこのマーカを検知して停止位置を決定することを特徴とする請求項1記載の印字装置。
- 上記印字の始端位置もしくは終端位置の少なくとも一方から上記カッター手段の作動位置を算出することを特徴とする請求項1記載の印字装置。
Priority Applications (1)
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JP2004143704A JP2005324404A (ja) | 2004-05-13 | 2004-05-13 | 印字装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004143704A JP2005324404A (ja) | 2004-05-13 | 2004-05-13 | 印字装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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ID=35471140
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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2004
- 2004-05-13 JP JP2004143704A patent/JP2005324404A/ja not_active Withdrawn
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20070807 |