JP2005324134A - 排出ガス浄化用還元剤の水溶液作製装置 - Google Patents

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Abstract


【課題】
例えばディ−ゼルエンジンの排出ガス浄化に好適で、ディ−ゼル車両の構造や設置上の問題を生ずることなく、尿素水等の還元剤水溶液を所定濃度に安価かつ速やかに作製でき、これを簡便にディ−ゼル車両へ供給できるとともに、小形軽量で簡便に使用でき、これを安価に製作できる、排出ガス浄化用還元剤の水溶液作製装置を提供すること。
【解決手段】
顆粒状若しくは粉末状の排出ガス浄化用還元剤10を水に溶解する。
所定濃度の還元剤水溶液Sを作製し、かつ該水溶液Sを収容する水溶液作製タンク5を設ける。
前記水溶液作製タンク5に前記還元剤を水に溶解し、かつこれらを撹拌可能な撹拌装置とを備える。
排出ガス浄化用還元剤の水溶液作製装置であること。
前記水溶液作製タンク5を前記水溶液Sの充填供給対象車両と別設する。
前記水溶液作製タンク5を移動可能または定位置に設置可能にする。
前記撹拌装置を介し前記水溶液Sを外部に供給可能に設ける。
前記撹拌作動と供給作動とを選択的に作動可能にし、かつこれらの作動を切り換え可能にする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えばディ−ゼルエンジンの排出ガス浄化に好適で、ディ−ゼル車両の構造や設置上の問題を生ずることなく、尿素水等の還元剤水溶液を所定濃度に安価かつ速やかに作製でき、これを簡便にディ−ゼル車両へ供給できるとともに、小形軽量で簡便に使用でき、これを安価に製作できるようにした、排出ガス浄化用還元剤の水溶液作製装置に関する。
ディ−ゼルエンジンの排出ガスに含まれるNOxの低減手段として、ディ−ゼル車両に排出ガス浄化装置を構成するNOx還元触媒を装備し、該NOx還元触媒に所定の還元剤を添加し、該還元剤を排出ガス中のNOxと還元反応させ、NOxの排出濃度を低減するようにしたものがある。
このうち、前記還元剤に毒性のない尿素を採択したものとして、ディ−ゼル車両に排出ガス浄化装置であるNOx還元触媒と還元剤供給装置とを搭載し、該供給装置は、尿素水を作製かつ収容する尿素水タンクと、該タンク上に配置した尿素粉末タンクと、該尿素粉末の所定量を制御信号によって尿素水タンクへ供給するゲ−ト弁と、尿素水を撹拌する撹拌装置とを備えている。
前記尿素水は、車両に予め設けられた給水口から尿素水タンクに水を投入し、尿素粉末タンクから所定量の尿素粉末を供給し、これらを撹拌し所定濃度に作製後、この尿素水を供給ラインを介して噴射ノズルへ送り込み、該ノズルからNOx還元触媒の入口側に添加し、排出ガス中のNOxを還元し浄化するものがある(例えば、特許文献1参照)。
しかし、前記還元剤供給装置は、尿素水タンク上に尿素粉末タンクを設置するため、その分大形重量化し、車両の構造が複雑になるとともに、その設置スペ−スを要する上に、搭載した尿素粉末が水分を吸収して固まってしまい、その添加量の制御が困難になる一方、長距離運転時には還元剤無添加運転を防止するため、補給用の尿素粉末や水の用意と、その煩雑な補給作業を要する等の問題がある。
また、固体尿素を使用するものとして、ディ−ゼル車両に尿素供給装置と空気供給装置と還元ガス発生器とを搭載し、所要量の粉状固体尿素と空気を還元ガス発生器に供給し、前記粉状固体尿素を加熱下で還元ガスに熱分解し、この還元ガスをNOx還元触媒に添加し、排出ガス中のNOxの排出濃度を低減するものがある(例えば、特許文献2参照)。
更に、固体尿素を使用するものとして、ディ−ゼル車両にNOx触媒コンバ−タと還元剤供給装置とを搭載し、前記還元剤供給装置はカ−トリッジ式の容器を備え、該容器に固体尿素物質と軽油等の非水溶性液体を収容して固体尿素を液化し、固体尿素の水分吸収による固化を防止し、前記液状の尿素をNOx触媒コンバ−タに供給し、排出ガス中のNOxの排出濃度を低減するものがある(例えば、特許文献3参照)。
しかし、この従来のものは何れも、ディ−ゼル車両に粉状固体尿素を収容するタンクやカ−トリッジ式容器を搭載しなければならず、前述同様に車両の構造が複雑になり、またその設置スペ−スを要する上に、搭載した尿素粉末が水分を吸収して固まってしまったり、長距離運転時には還元剤無添加運転を防止するために、補給用の尿素粉末や水の用意と、その煩雑な補給作業を要する等の問題があった。
そこで、前記問題を解決するものとして、ディ−ゼル車両に粉状固体尿素を収容するタンクやカ−トリッジ式容器を搭載する代わりに、所要量の固体尿素を水に溶解して尿素水を作製し、この尿素水をディ−ゼル車両に設置した尿素水収容タンクに供給する方法が考えられる。
この尿素水作製装置に応用可能なものとして、水溶液タンク上に内外二重槽構造の水溶液作製装置を設置し、該作成装置の内槽に原塩を収容し、該原塩を内外槽の下部から供給した水で溶解し、その塩化ナトリウム水溶液を取り出し口から水溶液タンクへ収容し貯留するものがある(例えば、特許文献4参照)。
しかし、前記水溶液作製装置は、水溶液作製タンクである水溶液タンク上に水溶液作製装置を設置するため、構造が不安定で大形重量化し、持ち運びに不便であるとともに、溶質である原塩の下部に一定流量の水を供給して塩化ナトリウム水溶液を作製するため、水溶液の作製速度が遅く生産性が低い。
特開2002−166130号公報 特開平5−272331号公報 特開2002−155729号公報 実開平6−11832号公報
本発明はこのような問題を解決し、例えばディ−ゼルエンジンの排出ガス浄化に好適で、ディ−ゼル車両の構造や設置上の問題を生ずることなく、尿素水等の還元剤水溶液を所定濃度に安価かつ速やかに作製でき、これを簡便にディ−ゼル車両へ供給できるとともに、小形軽量で簡便に使用でき、これを安価に製作できるようにした、排出ガス浄化用還元剤の水溶液作製装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、顆粒状若しくは粉末状の排出ガス浄化用還元剤を水に溶解し、所定濃度の還元剤水溶液を作製し、かつ該水溶液を収容する水溶液作製タンクと、前記水溶液作製タンクに前記還元剤を水に溶解し、かつこれらを撹拌可能な撹拌装置とを備えた、排出ガス浄化用還元剤の水溶液作製装置において、前記水溶液作製タンクを前記水溶液の充填供給対象車両と別設し、該タンクを移動可能または定位置に設置可能にするとともに、前記撹拌装置を介し前記水溶液を外部に供給可能に設け、前記撹拌作動と供給作動とを選択的に作動可能にし、かつこれらの作動を切り換え可能にして、顆粒状若しくは粉末状の還元剤収容タンクを車両へ搭載する不合理を解消し、その大形重量化と車両の構造の複雑化を防止するとともに、搭載した尿素粉末の固化や添加量の制御の困難を防止する一方、前記撹拌装置に水溶液の供給機能を設けて、撹拌機構と供給機構を別々に設ける不合理を解消するとともに、これらの機能を容易かつ選択的に使い分けられるようにして、使用上の利便性を向上するようにしている。
請求項2の発明は、前記撹拌装置に、ポンプと、該ポンプに連通する汲み出し管と、該汲み出し管に連通し、かつ複数の噴口に連通する噴流管と、前記各管を接続する切換弁とを備え、該切換弁に給液ノズルに連通する給液管を接続して、前記撹拌装置に水溶液の供給機能を持たせ、撹拌機能と供給機能を装備することで、使用上の利便性を向上するとともに、単一のポンプで前記作用を機能させ、その分部品点数を低減し構成を簡潔化して、これを安価かつ容易に製作し得るようにしている。
請求項3の発明は、前記水溶液作製タンクの内部に、顆粒状若しくは粉末状の前記還元剤を収容可能な内側タンクを設け、水溶液作製タンクと内側タンクとの二つのタンクを上下に配置する従来の不具合を解消し、その小形化と設置スペ−スのコンパクト化を図るとともに、水溶液作製タンクの低重心化を図り、該タンクの安定性と可搬性を向上するようにしている。
請求項4の発明は、前記内側タンクを水溶液作製タンクの前端部に設け、水溶液作製タンクの後端部に前記撹拌装置を設けて、顆粒状若しくは粉末状の前記還元剤の収容と、水との撹拌を独自かつ合理的に行なうとともに、それらの重量バランスを図り、水溶液作製タンクの安定性を増進するようにしている。
請求項5の発明は、前記水溶液作製タンクを台車に取り付け、これを安価かつ容易に製作するとともに、操作の簡便化を図り、使用上の利便性を向上するようにしている。
請求項6の発明は、前記水溶液作製タンクの高さを、台車の手押しハンドル位置より低く形成し、水溶液作製タンクの小形軽量化を図るとともに、前記内側タンクの内部配置構造と相俟って、水溶液作製タンクの低重心化と安定性を増進し、台車による移動の安定性と安全性を向上するようにしている。
請求項1の発明は、水溶液作製タンクを前記水溶液の充填供給対象車両と別設し、該タンクを移動可能または定位置に設置可能にするとともに、前記撹拌装置を介し前記水溶液を外部に供給可能に設け、前記撹拌作動と供給作動とを選択的に作動可能にし、かつこれらの作動を切り換え可能にしたから、顆粒状若しくは粉末状の還元剤収容タンクを車両へ搭載する不合理を解消し、その大形重量化と車両の構造の複雑化を防止できるとともに、搭載した尿素粉末の固化や添加量の制御の困難を防止することができ、また前記撹拌装置に水溶液の供給機能を設けたから、撹拌機構と供給機構を別々に設ける不合理を解消でき、かつこれらの機能を容易かつ選択的に使い分けられるようにして、使用上の利便性を向上できる効果がある。
請求項2の発明は、前記撹拌装置に、ポンプと、該ポンプに連通する汲み出し管と、該汲み出し管に連通し、かつ複数の噴口に連通する噴流管と、前記各管を接続する切換弁とを備え、該切換弁に給液ノズルに連通する給液管を接続したから、前記撹拌装置に水溶液の供給機能を持たせ、撹拌機能と供給機能を装備させることができ、使用上の利便性を向上できるとともに、単一のポンプで前記作用を機能させたから、その分部品点数を低減し構成を簡潔化して、これを安価かつ容易に製作することができる。
請求項3の発明は、前記水溶液作製タンクの内部に、顆粒状若しくは粉末状の前記還元剤を収容可能な内側タンクを設けたから、水溶液作製タンクと内側タンクとの二つのタンクを上下に配置する従来の不具合を解消し、その小形化と設置スペ−スのコンパクト化を図れるとともに、水溶液作製タンクの低重心化を図り、該タンクの安定性と可搬性を向上することができる。
請求項4の発明は、前記内側タンクを水溶液作製タンクの前端部に設け、水溶液作製タンクの後端部に前記撹拌装置を設けたから、顆粒状若しくは粉末状の前記還元剤の収容と、水との撹拌を独自かつ合理的に行なえるとともに、それらの重量バランスを図り、水溶液作製タンクの安定性を増進することができる。
請求項5の発明は、前記水溶液作製タンクを台車に取り付けたから、これを安価かつ容易に製作できるとともに、操作の簡便化を図り、使用上の利便性を向上することができる
請求項6の発明は、前記水溶液作製タンクの高さを、台車の手押しハンドル位置より低く形成したから、水溶液作製タンクの小形軽量化を図れるとともに、前記内側タンクの内部配置構造と相俟って、水溶液作製タンクの低重心化と安定性を増進し、台車による移動の安定性と安全性を向上することができる。
以下、本発明をディ−ゼル車両に搭載した排出ガス浄化装置に、還元剤として添加する尿素水の作製装置に適用した図示の実施形態について説明すると、図1乃至図4において1は、複数のディ−ゼルトラック車両が出入りする輸送タ−ミナルまたはガソリンスタンドに備えた尿素水搬送用のブレ−キ付き台車で、路面2を走行可能なキャスタ−3と、逆U字形状の手押しハンドル4を備えている。
前記台車1に合成樹脂製の水溶液作製タンク5が載置され、該タンク5は台車1の長さと幅よりもそれぞれ若干小さく、かつ手押しハンドル4の高さよりも若干低い直方体形状に形成され、その容積は市販の粉状若しくは顆粒状尿素の1袋分を、純水若しくは精製水等の所要量の水で所定濃度に調製した尿素水溶液S(以下、尿素水と呼ぶ)を収容可能な容積に形成されている。
実施形態では、例えば20kg入り顆粒状尿素を水で10%濃度に調製し、その尿素水Sの容量を収容可能な200Lに形成されている。
前記水溶液作製タンク5の重心位置Gは、手押しハンドル4の高さの約1/2以下に設定され、台車1の運転の安定性を図るようにしている。
図中、6,6は台車1の両側に取り付けた係止片で、水溶液作製タンク5の下部側面と係合可能に配置され、水溶液作製タンク5の横滑りないし脱落を防止可能にしている。
前記水溶液作製タンク5上面の前端部に縦長矩形の投入口7が開口され、該投入口7は前記手押しハンドル4の上部よりも低位置に設けられ、後述する顆粒状尿素投入時の労力の軽減を図っている。
前記投入口7の口縁部に蓋板8が開閉に取り付けられ、該投入口7に臨ませて、水溶液作製タンク5の内側に箱形の内側タンク9が設けられている。
前記内側タンク9は周面に多数の通水孔(図示略)が形成され、その内部に市販の1袋分の顆粒状若しくは粉末状尿素10(以下、顆粒状尿素と呼ぶ)を収納可能にしている。
図中、11は蓋板8の取手、12は蓋板8の一端を投入口7の口縁部部に回動自在に取り付ける蝶番である。
前記水溶液作製タンク5上面の後端部の一側に、撹拌装置を構成するポンプ13と、その汲み出し管14が設けられ、その他側に噴流管15が設けられ、該噴流管15に連通する連絡管16の一端を三方切換弁17に接続している。
前記ポンプ13は実施形態の場合、駆動源としてエア−モ−タ(図示略)を内蔵し、電源の確保が難しい場所や電源ないし電気モ−タ等の使用が保安上困難な場所、または脱電源に対応させているが、駆動源に電動モ−タを用いることも可能である。
図中、13aは空圧源に連通する空気導管である。
前記連絡管16の一端と、三方切換弁17との間に尿素濃度の検出センサ(図示略)が設けられ、尿素水Sの濃度を検出可能にしている。実施形態では尿素水Sの濃度を、ディ−ゼルトラック車両の性能に対応して調製可能にされ、この例では調製濃度を約10%に設定している。
前記三方切換弁17は、汲み出し管14と、噴流管15と、可撓性を有する給液管18とを選択的に断続可能に接続され、顆粒状尿素12を基に尿素水Sを作製し攪拌する際は、汲み出し管14と噴流管15とを連通し、汲み出し管14で汲み上げた尿素水Sを、噴流管15から水溶液作製タンク5内へ流下可能にしており、また作製した尿素水Sをディ−ゼル車両へ供給する際は、汲み出し管14と給液管18とを連通可能にしている。
前記給液管18は所定長さに形成され、その先端部に噴射銃型の給液ノズル19が接続され、そのノズル先端部をディ−ゼル車両に設置した尿素水収容タンク(図示略)へ差し込み、ポンプ13を駆動しトリガ−操作を介して、水溶液作製タンク5内の尿素水Sを供給可能にしている。
図中、20は汲み出し管14の吸い込み口周辺に設けたフィルタボックスで、顆粒状尿素12を含む異物の吸い込みを防止している。
前記噴流管15の周面に複数の噴口21が環状またはヘリカル状に配置され、該噴口21は斜め下向きに開口していて、その噴流を渦流に形成可能にしている。
この他、図中22は前記給液管18と給液ノズル19との間に介挿した流量計である。
なお、この実施形態では台車1に水溶液作製タンク5を搭載して移動可能に構成しているが、これを定位置に固定してもよく、そのようにすれば水溶液作製タンク5の大容量化を図れる。
このように構成した排出ガス浄化用還元剤の水溶液作製装置、実施形態の尿素水の作製装置は、台車1と水溶液作製タンク5を要し、このうち台車1は市販のものでよく、水溶液作製タンク5は手押しハンドル4の高さよりも低い直方体形状の密閉容器に樹脂成形し、その低重心化と小形軽量化を図り、その容積を、1袋分の顆粒状尿素を所要量の水に溶解して所定濃度に調製した尿素水Sを収容可能な容積に形成する。
前記水溶液作製タンク5は、その前端部に顆粒状尿素12の投入口7を設け、該投入口7を蓋板8で開閉可能にし、その直下に1袋分の顆粒状尿素を収納可能な内側タンク9を配置し、該タンク9の底部を水溶液作製タンク5の底部上方に位置付け、これを係止片6,6を介して台車1に取り付ける。
この場合、水溶液作製タンク5の内部に内側タンク9を配置しているから、これらを上下に積み重ねて配置するものに比べて、小形化と低重心化を図れる。
実施形態では水溶液作製タンク5の容量を、1袋20kg入りの市販の顆粒状尿素10を水に溶解して10%濃度に調製した尿素水Sを収容可能な200Lに形成している。
そして、前記水溶液作製タンク5の後端部にポンプ13とその汲み出し管14、および撹拌用の噴流管15とを離間して配置し、これらを連絡管16で接続する。また、前記汲み出し管14と連絡管16との間に三方切換弁17を介挿し、該切換弁17に給液管18の一端を接続し、その他端を給液ノズル19に接続する。
この場合、後述のように単一のポンプ13によって、尿素水Sの溶解作製・撹拌とディ−ゼル車両への充填供給を行なっているから、撹拌装置と供給手段を別々に設け、これらに個別にポンプを要するものに比べて部品点数が低減し、これを安価に製作できる。
このように前記尿素水の作製装置は、構成が簡単で主要な構成部材を市販の安価なもので調達でき、また水溶液作製タンク5や内側タンク9も構成が簡単で容易に製作でき、しかもそれらを簡単に組み付けられるから、これを容易かつ安価に製作できる。
こうして製作した尿素水の作製装置は、常時は輸送タ−ミナルまたはガソリンスタン
ドの適所に保管される。その際、前記作製装置は小形軽量で移動可能であるから、取り扱い易く保管スペ−スがコンパクトで、保管に至便である。
なお、前記輸送タ−ミナルまたはガソリンスタンドの適所に、尿素水の作製原料である顆粒状若しくは粉状尿素12と、純水等の水が所要量保管される。
次に、前記作製装置を使用して尿素水Sを作製する場合は、溶解用の水と、エア−モ−タ(図示略)の駆動用空圧源、例えばエア−コンプレッサとを確保し易い位置に前記作製装置を移動し、前記エア−モ−タの給気管(図示略)に空気導管13aの一端を接続し、他端をエア−コンプレッサに接続する。
そして、蓋板8を開け、投入口7から先ず所要量の顆粒状尿素10を投入し、これを内側タンク9に収容する。実施形態では1袋20kg入りの市販の顆粒状尿素10の全量を内側タンク9に収容する。
この場合、前述のように投入口7が手押しハンドル4の上部より低位置に設けられているから、顆粒状尿素10を投入する際の労力の負担が軽減する。
次に、顆粒状尿素10の溶媒である水、つまり純水または精製水を所要量投入口7から注入し、内側タンク9ないし水溶液作製タンク5に収容する。前記水の注入量は、前記投入した顆粒状尿素10を所定濃度、実施形態では10%濃度に調製する溶媒容量に相当し、注入後の液面は水溶液作製タンク5の上部に到達し、その水中に前記内側タンク9が没入し顆粒状尿素10が浸漬する。この状況は図4のようである。
こうして、投入口7から水を注入すると、これが内側タンク9内の顆粒状尿素10に接触して顆粒状尿素10が速やかに溶解し、尿素水溶液Sが生成される。
しかも、顆粒状尿素10は前述のように内側タンク9内において、水中に浸漬するから、投入した顆粒状尿素10の全量が水に速やかに溶解し、所定濃度の尿素水溶液Sを速やかに生成する。
したがって、従来のように顆粒状尿素を水溶液作製タンク5と別のタンクに保管し、その所要量を水溶液作製タンクに供給する場合のように、タンクの設置スペ−スが大きくなり、また保管した顆粒状尿素が水分を吸収して固まり、その供給が困難になる心配がない
前記水の注入後、三方切換弁17を操作し、汲み出し管14と連絡管16ないし噴流管15とを連通し、それらと給液管18とを遮断したところで、空気導管13aに加圧空気を供給し、エア−モ−タを駆動してポンプ13を起動する。
このようにすると、水溶液作製タンク5底部の尿素水Sが汲み出し管14の下端部に吸い込まれ、これが汲み出し管14に吸い上げられて、三方切換弁17から連絡管16へ移動し、連絡管16から噴流管15に導かれて流下し、噴口21から水溶液作製タンク5内に噴出する。
その際、噴口21が噴流管15の周面に環状またはヘリカル状に配置され、かつそれらが斜め下向きに開口されているため、前記噴流が噴流管15を中心に渦流を形成し、周辺の尿素水Sを巻き込んで撹拌し、尿素濃度を均一化する。この状況は図4のようである。
この場合、前記尿素水Sはフィルタボックス20を通過して汲み出し管14に吸い込まれるから、未溶解の顆粒状尿素10や異物の吸い込みや、それに伴なうエンペラの破損等の故障を防止し、ポンプ13の寿命を向上する。
こうしてポンプ13による尿素水Sの循環を続行し、撹拌作用を続行することで、尿素水濃度の均一化が進行するが、この状況は連絡管16の適所に設けた尿素濃度検出センサ(図示略)によって確認することができる。
そして、所定の尿素濃度、実施形態では10%濃度を確認したところで、尿素水Sの調製完了を認識し、調製後の尿素水Sをディ−ゼル車両へ供給可能であることを知り得る。
次に、前記調製した所定濃度の尿素水Sをディ−ゼル車両へ供給する場合は、前記調製後、可及的に速やかに行なうことが望ましく、その場合はポンプ13の駆動を一旦停止し、前記作製装置を所定のディ−ゼル車両の停止位置へ移動する。
前記作製装置を移動する場合は、手押しハンドル4を保持し、従来の台車の操作と同じ要領で台車1を押し動かす。
この場合、水溶液作製タンク5は前述のように小形軽量で、尿素水Sを収容後も相対的に軽量化を図れ、かつその重心位置Gは手押しハンドル4の高さの約1/2以下の低重心に設定されているから、台車1の走行安定性が向上し、台車1を安定かつ安全に移動できる。
こうして、台車1を所定のディ−ゼル車両の停止位置へ移動したところで、台車1を停止し、三方切換弁17を撹拌モ−ドに設定する。
すなわち、汲み出し管14と連絡管16ないし噴流管15とを連通し、空気導管13aに加圧空気を供給し、エア−モ−タを駆動してポンプ13を起動し、水溶液作製タンク5内の尿素水Sを撹拌する。
そして、尿素濃度検出センサ(図示略)によって尿素水Sの濃度を確認し、所定濃度に調製したところで、三方切換弁17を撹拌モ−ドから充填供給モ−ドに切り換える。
すなわち、汲み出し管14と給液管18とを連通し、それらと連絡管16ないし噴流管15とを遮断し、空気導管13aに加圧空気を供給し、エア−モ−タを駆動してポンプ13を起動する。
このようにすると、水溶液作製タンク5底部の尿素水Sが汲み出し管14の下端部に吸い込まれ、これが汲み出し管14に吸い上げられて、三方切換弁17から給液管18へ移動し、給液ノズル19へ供給可能になる。
これと前後して給液ノズル19の先端部を、ディ−ゼル車両に搭載した尿素水収納タンク(図示略)の充填口に挿入し、そのノズルトリガを操作して開弁し、尿素水Sを給液ノズル19から前記尿素水収納タンクに充填する。
その際、尿素水Sの充填量を流量計22によって確認し、所要量の充填を確認したところで、ノズルトリガを操作して閉弁し、また空気導管13aに対する加圧空気の供給を停止して、エア−モ−タの駆動を停止し、ポンプ13の運転を停止して、一連の充填作業を終了する。
この後、台車1を操作し、前記作製装置を別のディ−ゼル車両の停止位置へ移動し、前述の要領で尿素水Sを前記別のディ−ゼル車両の尿素水収納タンクに充填する。
この場合、ディ−ゼル車両の車種別に尿素水Sの濃度が設定される可能性があるため、当該車種に応じて尿素水Sの濃度を調製し供給する。
このように本発明は、排出ガス浄化用還元剤としての尿素水Sをディ−ゼル車両外で作製するから、従来のように顆粒状尿素を車両に搭載する必要がなく、その分車両の構造が簡単になり、またその設置スペ−スの確保の問題が生じない。
また、本発明は、所要量の水に所要量の顆粒状尿素10を溶解して、所定濃度の尿素水Sを作製するから、種々の車両に応じて最適な尿素水Sを適時調製でき、これを種々のディ−ゼル車両に供給できるとともに、所定濃度に調製した尿素水Sを購入して供給する場合に比べ、尿素水Sを安価かつ容易に作製でき、しかもその保管上の煩雑な問題から解消される。
更に、本発明は前述のように、ディ−ゼル車両に顆粒状尿素を搭載せず、その水溶液をディ−ゼル車両に供給するから、従来のように搭載した顆粒状尿素が水分を吸収して固まってしまったり、その供給制御が困難になり、更には尿素水の濃度が変化したりすることがなく、また長距離運転時に還元剤無添加運転を防止するため、補給用の尿素粉末や水の用意と、その煩雑な補給作業を要する等の不具合がない。
図5乃至図7は本発明の他の実施形態を示し、前述の実施形態と対応する構成部分に同一の符号を用いている。
このうち、図5(a),(b)は本発明の第2の実施形態を示し、尿素水Sの他の撹拌方法を示している。すなわち、噴流管15の下端部にノズル管23を突設し、これらを逆T字形状に形成するとともに、ノズル管23の周面に複数の噴口21を水平方向と斜め上向きに開口している。
前記噴口21の噴流は、図5(a)のように水平方向および斜め上向きに噴出し、水溶液作製タンク5の底面に滞留した尿素水Sまたはその沈殿物を吹き飛ばし、若しくは巻き上げて水溶液作製タンク5の側壁に衝突させ、尿素水Sを活発に撹拌させている。
図6(a),(b)は本発明の第3の実施形態を示し、尿素水Sの別の撹拌方法を示している。すなわち、噴流管15の下端部にノズル管23を突設し、これらを逆T字形状に形成するとともに、ノズル管23の周面に複数の噴口21を下向きおよび斜め上向き並びに斜め下向きに開口している。
前記噴口21の噴流は、図5(a)のように下向きおよび斜め上向き並びに斜め下向きに噴出し、水溶液作製タンク5の底面に滞留した尿素水Sまたはその沈殿物を底面にぶつけ、吹き飛ばし若しくは巻き上げて尿素水Sの撹拌を旺盛にしている。
図7は本発明の第4の実施形態を示し、この実施形態は顆粒状尿素10や水の供給および濃度調製を自動的に行なうようにしている。
すなわち、前記作製装置を移動可能な輸送タ−ミナルまたはガソリンスタンドの適所に、収納タンク24に収容した顆粒状尿素10の所要量を、制御装置25の制御信号、この場合はタイマ信号に基いて、水溶液作製タンク5に供給可能な尿素フィ−ダ26と、前記溶解用の水源27に連通する給水管28とを設け、該給水管28に介挿した制御弁29を、制御装置25の制御信号に基いて開閉制御可能にする。
一方、前記水溶液作製タンク5に液面検出手段であるフロ−トスイッチ30を設け、その上下動可能なフロ−ト31によって、水溶液作製タンク5内の水若しくは尿素水Sの液面を検出し、該液面の下限位置検出時に前記制御弁29を開弁し、給水を開始可能にしている。
また、前記液面の上限位置検出時に前記制御弁29を閉弁し、給水を停止可能にしており、前記フロ−ト31の上下限位置で1回の給水量を設定している。
図中、32は前記三方切換弁17である切換制御弁で、その切換え動作を制御装置25の制御信号によって制御している。なお、この場合、水溶液作製タンク5は可動若しくは固定式の何れでもよい。
この実施形態は、フロ−トスイッチ30の液面下限位置検出時に、その信号を制御装置25へ出力し、該制御装置25が前記制御弁29へ制御信号を出力して、該制御弁29を開弁し、給水を開始させる。
そして、水溶液作製タンク5内の液面が上昇し、その上限位置をフロ−トスイッチ30が検出した際、その信号を制御装置25へ出力し、該制御装置25が前記制御弁29へ制御信号を出力して、該制御弁29を閉弁し、給水を停止させる。
次に、前記給水と前後して、制御装置25から尿素フィ−ダ26へ駆動信号を出力し、該フィ−ダ26を制御装置25のタイマの設定時間駆動し、収納タンク24内の顆粒状尿素10を水溶液作製タンク5内の内側タンクへ所要量投入する。前記タイマの設定時間経過後、前記フィ−ダ26の駆動を停止する。この場合、内側タンクを省略することも可能である。
そして、前記顆粒状尿素10の投入後またはその途中に、制御装置25から切換制御弁32へ信号を出力し、該制御弁32を切り換え、汲み出し管14と噴流管15および連絡管16を連通させる。
また、略同時期に制御装置25からポンプ13へ駆動信号を出力し、該ポンプ13を制御装置25のタイマの設定時間駆動し、前記水若しくは尿素水溶液を溶解時間分撹拌し、顆粒状尿素10の溶解を促して所定濃度の尿素水Sを作製する。
前記タイマの設定時間経過後、つまり所定の溶解時間経過後、前記ポンプ13の駆動を停止し、停止後、制御装置25から切換制御弁32へ信号を出力し、該制御弁32を切り換え、汲み出し管14と給液管14とを連通させて、尿素水Sの充填供給を可能にする。ディ−ゼル車両に対する尿素水Sの充填供給は、前述の実施形態と実質的に同様である。
このように本発明の排出ガス浄化用還元剤の水溶液作製装置は、ディ−ゼル車両の構造や設置上の問題を生ずることなく、尿素水等の還元剤水溶液を所定濃度に安価かつ速やかに作製でき、これを簡便にディ−ゼル車両へ供給できるとともに、小形軽量で簡便に使用でき、これを安価に製作できるようにしたから、ディ−ゼルエンジンの排出ガス浄化に好適である。
本発明を尿素水作製装置に適用した実施形態を示す正面図である。 図1の平面図である。 図1の右側面図である。 図3の断面図で概略的に示している。 本発明の第2の実施形態を示す斜視図で、尿素水の他の撹拌方法を示し、同図(a)はその側面図、同図(b)はその正面図である。 本発明の第3の実施形態を示す斜視図で、尿素水の別の撹拌方法を示し、同図(a)はその側面図、同図(b)はその正面図である。 本発明の第4の実施形態を示す正面図で、溶解用水の供給と顆粒状尿素の投入と、その溶解および撹拌工程を自動的に行なうようにしている。
符号の説明
1 台車
4 手押しハンドル
5 水溶液作製タンク
9 内側タンク
10 顆粒状若しくは粉末状還元剤(顆粒状尿素)
13 ポンプ
14 汲み出し管
15 噴流管
17 切換弁
18 給液管
19 給液ノズル
21 噴口
S 排出ガス浄化用還元剤水溶液(尿素水)

Claims (6)

  1. 顆粒状若しくは粉末状の排出ガス浄化用還元剤を水に溶解し、所定濃度の還元剤水溶液を作製し、かつ該水溶液を収容する水溶液作製タンクと、前記水溶液作製タンクに前記還元剤を水に溶解し、かつこれらを撹拌可能な撹拌装置とを備えた、排出ガス浄化用還元剤の水溶液作製装置において、前記水溶液作製タンクを前記水溶液の充填供給対象車両と別設し、該タンクを移動可能または定位置に設置可能にするとともに、前記撹拌装置を介し前記水溶液を外部に供給可能に設け、前記撹拌作動と供給作動とを選択的に作動可能にし、かつこれらの作動を切り換え可能にしたことを特徴とする排出ガス浄化用還元剤の水溶液作製装置。
  2. 前記撹拌装置に、ポンプと、該ポンプに連通する汲み出し管と、該汲み出し管に連通し、かつ複数の噴口に連通する噴流管と、前記各管を接続する切換弁とを備え、該切換弁に給液ノズルに連通する給液管を接続した請求項1記載の排出ガス浄化用還元剤の水溶液作製装置。
  3. 前記水溶液作製タンクの内部に、顆粒状若しくは粉末状の前記還元剤を収容可能な内側タンクを設けた請求項1記載の排出ガス浄化用還元剤の水溶液作製装置。
  4. 前記内側タンクを水溶液作製タンクの前端部に設け、水溶液作製タンクの後端部に前記撹拌装置を設けた請求項3記載の排出ガス浄化用還元剤の水溶液作製装置。
  5. 前記水溶液作製タンクを台車に取り付けた請求項1記載の排出ガス浄化用還元剤の水溶液作製装置。
  6. 前記水溶液作製タンクの高さを、台車の手押しハンドル位置より低く形成した請求項3または請求項5記載の排出ガス浄化用還元剤の水溶液作製装置。

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