JP2017166142A - 建設機械 - Google Patents

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隼人 久保田
Hayato Kubota
隼人 久保田
溝口 和彦
Kazuhiko Mizoguchi
和彦 溝口
中村 正雄
Masao Nakamura
正雄 中村
智聡 坂井
Tomoaki Sakai
智聡 坂井
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Abstract

【課題】 貯油タンクの上方に尿素水タンクを配置した場合でも、尿素水タンク内の尿素水への貯油タンクの熱の伝わりを遮ることにより、尿素水の寿命を延ばす。【解決手段】 旋回フレーム5に設けられ内部に油液を貯える立体構造の燃料タンク11の上面板11Eには、上,下方向の高さ寸法を有し、内部に中空空間18を形成する支持体14が設けられている。この上で、尿素水タンク22は、中空空間18を介して支持体14の上に配置されている。【選択図】 図5

Description

本発明は、例えば排気ガス中の窒素酸化物を浄化するNOx浄化装置に供給する尿素水タンクを備えた油圧ショベル等の建設機械に関する。
一般に、建設機械としての油圧ショベルは、自走可能な下部走行体と、前記下部走行体上に旋回可能に搭載された上部旋回体と、前記上部旋回体に俯仰動可能に設けられたフロント装置とにより構成されている。
上部旋回体は、支持構造体をなす旋回フレームと、前記旋回フレームの後側に設けられ前記フロント装置との重量バランスをとるカウンタウエイトと、前記カウンタウエイトの前側に位置して前記旋回フレームに左,右方向に延在する横置き状態で搭載されたエンジンと、前記エンジンに設けられた油圧ポンプと、前記油圧ポンプの前側に位置して前記旋回フレームに設けられ内部に作動油、燃料等の油液を貯える立体構造の貯油タンクとを含んで構成されている。
油圧ショベルのエンジンにはディーゼルエンジンが用いられている。このディーゼルエンジンは、窒素酸化物(以下、NOxという)等を多く排出するとされている。そこで、ディーゼルエンジンの排気ガスの後処理装置として、NOxを浄化するためのNOx浄化装置がある。このNOx浄化装置は、例えばエンジンの排気管に設けられ排気ガス中の窒素酸化物を除去する尿素選択還元触媒と、還元剤としての尿素水溶液(以下、尿素水という)を尿素選択還元触媒の上流側に噴射する尿素水噴射弁とにより構成されている。これにより、排気ガスの後処理装置を備えた油圧ショベルには、還元剤である尿素水を貯えるための尿素水タンクが設けられている。
ここで、尿素水タンクは、給水作業を容易に行うことができるように、外部から手が届く位置に配置する必要がある。そこで、油圧ショベルとしては、燃料タンクの上側に尿素水タンクを配置したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。また、尿素水タンク内の尿素水は、例えば60℃を超えて温度上昇すると劣化し易くなる。このため、外部の熱による尿素水の温度上昇を抑える構成としては、尿素水タンクの周囲を断熱材で覆うものが知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2015−101881号公報 特開2012−145086号公報
ここで、燃料は、高温になるエンジンの近傍を流通することにより、温度上昇した状態で燃料タンクに戻される。このため、特許文献1によるものでは、燃料タンクが温度上昇し、その上側に配置された尿素水タンク内の尿素水も温度上昇するという問題がある。
そこで、特許文献2のように、尿素水タンクの周囲を断熱材で覆うことが考えられる。しかし、油圧ショベルを長時間稼働させた場合には、燃料タンクからの熱を受け続けることで尿素水タンク内の尿素水の温度が徐々に上昇してしまう。しかも、尿素水タンク内の尿素水が温度上昇すると、断熱材の断熱効果によって尿素水の高温状態が維持されるから、尿素水が劣化し易くなるという問題がある。
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、本発明の目的は、貯油タンクの上方に尿素水タンクを配置した場合でも、尿素水タンク内の尿素水への貯油タンクの熱の伝わりを遮ることができ、尿素水の寿命を延ばすことができるようにした建設機械を提供することにある。
本発明による建設機械は、自走可能な下部走行体と、前記下部走行体上に旋回可能に搭載された上部旋回体と、前記上部旋回体に俯仰動可能に設けられたフロント装置とからなり、前記上部旋回体は、支持構造体をなす旋回フレームと、前記旋回フレームの後側に設けられ前記フロント装置との重量バランスをとるカウンタウエイトと、前記カウンタウエイトの前側に位置して前記旋回フレームに左,右方向に延在する横置き状態で搭載されたエンジンと、前記エンジンに設けられた油圧ポンプと、前記油圧ポンプの前側に位置して前記旋回フレームに設けられ内部に油液を貯える立体構造の貯油タンクと、還元剤である尿素水を貯えるための尿素水タンクとを備えてなる建設機械において、前記貯油タンクの上面には、上,下方向の高さ寸法を有し、内部に中空空間を形成する支持体が設けられ、前記尿素水タンクは、前記中空空間を介して前記支持体の上に配置されている。
本発明によれば、貯油タンクの上方に尿素水タンクを配置した場合でも、尿素水タンク内の尿素水への貯油タンクの熱の伝わりを遮ることができ、尿素水の寿命を延ばすことができる。
本発明の実施の形態に係る油圧ショベルを示す正面図である。 油圧ショベルを外装カバーを省略した状態で拡大して示す平面図である。 油圧ショベルをフロント装置と尿素系カバー部を省略した状態で右前側から示す斜視図である。 図1中のA部を尿素系カバー部を省略した状態で拡大して示す正面図である。 燃料タンクの上部、支持体、尿素水タンク等を右後側から拡大して示す斜視図である。 燃料タンクの上部、支持体、尿素水タンク等を示す一部破断の正面図である。 図5の燃料タンク、支持体、尿素水タンク等を分解して示す分解斜視図である。 タンク取付台、尿素水タンク、断熱部材等を分解して示す分解斜視図である。 尿素水タンクを単体で示す斜視図である。
以下、本発明の実施の形態に係る建設機械の代表例として、キャブを搭載した後方超小旋回型の油圧ショベルを例に挙げ、図1ないし図9に従って詳細に説明する。
図1において、油圧ショベル1は、クローラ式の建設機械を構成している。この油圧ショベル1は、自走可能なクローラ式の下部走行体2と、前記下部走行体2上に旋回可能に搭載された上部旋回体3と、前記上部旋回体3の前,後方向の前側に俯仰動可能に設けられ土砂の掘削作業等を行うフロント装置4とにより構成されている。
図2に示すように、上部旋回体3は、下部走行体2の車幅とほぼ等しい左,右方向の幅寸法を有している。また、上部旋回体3は、後述のカウンタウエイト6が旋回中心Oに近付くように前側(後述のキャブ12の近傍)に配置されている。これにより、油圧ショベル1は、上部旋回体3が下部走行体2上で旋回したときに、カウンタウエイト6の後面となる外周面6Aがほぼ下部走行体2の車幅内に収まる後方超小旋回型の油圧ショベルとして構成されている。
旋回フレーム5は、上部旋回体3の支持構造体を形成する。この旋回フレーム5は、前,後方向に延びる厚肉な鋼板等からなる底板5Aと、前記底板5A上に立設され、左,右方向に所定の間隔をもって前,後方向に延びた左縦板5B,右縦板5Cと、前記各縦板5B,5Cから左,右方向の外向きに延び前,後方向に間隔をもって配置された複数本の張出しビーム5Dと、左,右方向の外側に位置して各張出しビーム5Dの先端に取付けられ、前,後方向に延びた左サイドフレーム5E,右サイドフレーム5Fとにより構成されている。左,右の縦板5B,5Cの前側には、フロント装置4が俯仰動可能に取付けられ、後部にはカウンタウエイト6が取付けられている。
カウンタウエイト6は、旋回フレーム5を形成する左,右の縦板5B,5Cの後部に設けられている。このカウンタウエイト6は、フロント装置4との重量バランスをとるもので、左,右方向の中央部が後方に突出した円弧状の重量物として形成されている。
カウンタウエイト6は、上部旋回体3を旋回動作したときに、この上部旋回体3の旋回半径が小さくなるように形成されている。具体的には、カウンタウエイト6は、左,右方向の両側を前側に向けて湾曲させることにより円弧状の外周面6Aを有し、この形状をもって旋回フレーム5の旋回中心Oに近い前側寄りに配置されている。これにより、カウンタウエイト6は、左,右方向の中央に位置する中央ウエイト部6Bと、前記中央ウエイト部6Bの左側から左斜め前側に延びた左ウエイト部6Cと、前記中央ウエイト部6Bの右側から右斜め前側に延びた右ウエイト部6Dとにより構成されている。
エンジン7は、カウンタウエイト6の前側に位置して旋回フレーム5の後側に、左,右方向に延在する横置き状態で搭載されている。エンジン7の左側には、後述の熱交換装置8に冷却風を供給するための冷却ファン(図示せず)が設けられている。一方、エンジン7の右側には、後述の油圧ポンプ9が取付けられている。さらに、エンジン7の前側位置には、排気ガスを排出するための排気管7Aが取付けられている。
熱交換装置8は、エンジン7の冷却ファンに対面するように旋回フレーム5の左後側に設けられている。この熱交換装置8は、温度上昇した各種の流体を冷却風により冷却するものである。熱交換装置8は、ラジエータ、オイルクーラ、インタクーラ等(いずれも図示せず)を備えている。
油圧ポンプ9は、エンジン7の右側に設けられている。この油圧ポンプ9は、エンジン7によって駆動されることにより、後述の作動油タンク10から供給される作動油を、圧油として制御弁装置(図示せず)に向け吐出するものである。
作動油タンク10は、貯油タンクを構成するもので、油圧ポンプ9の前側で旋回中心Oの近傍に位置して旋回フレーム5に設けられている。この作動油タンク10は、下部走行体2、フロント装置4等に設けられた各アクチュエータを駆動するための作動油を貯えるものである。このために、作動油タンク10は、立体構造、即ち、上,下方向に長尺な直方体状の容器として形成されている。
燃料タンク11は、貯油タンクを構成するもので、作動油タンク10に対し左,右方向の外側となる右側に並ぶように旋回フレーム5に設けられている。この燃料タンク11は、エンジン7に供給する燃料を貯えるものである。ここで、燃料タンク11が配置されている作動油タンク10の右側位置は、左,右方向の外側に位置して外部に露出している。これにより、燃料タンク11に容易に給油することができる。
そして、図2ないし図4に示すように、燃料タンク11は、前面板11A、後面板11B、左面板11C、右面板11D、上面板11Eおよび下面板11Fによって立体構造、即ち、上,下方向に長尺な直方体状の容器として形成されている。また、上面板11Eの左前側位置には、後述の尿素水タンク22よりも前側に位置してキャップ付の給油口11Gが上向きに突出して設けられている。この給油口11Gは、燃料タンク11内に燃料を補給するためのものである。
さらに、燃料タンク11の上側には、後述の支持体14と一緒に尿素水タンク22が搭載される。そこで、図7に示すように、燃料タンク11の上面板11Eには、前,後方向および左,右方向に間隔をもって例えば4個のねじ座11Hが設けられている。これらのねじ座11Hは、支持体14を固定するためのボルト19が螺着されるものである。
図2、図3に示すように、キャブ12は、旋回フレーム5の左前側に搭載され、オペレータが搭乗するものである。キャブ12の内部には、オペレータが着座する運転席、走行用の操作レバー、作業用の操作レバー、各種スイッチ類等(いずれも図示せず)が配設されている。
次に、エンジン7から排出される排気ガスを処理するために、前記エンジン7の排気側に接続して設けられた後処理ユニット13の構成について、図2を参照しつつ述べる。
後処理ユニット13は、エンジン7の右側に位置して油圧ポンプ9の上側に設けられている。この後処理ユニット13は、エンジン7から排出される排気ガスに含まれる一酸化炭素(CO)、炭化水素(HC)等を酸化して除去し、排気ガスに含まれる窒素酸化物(NOx)を浄化し、さらに、排気ガスの音を低減するものである。
後処理ユニット13は、エンジン7に取付けられた取付ベース13Aと、前記取付ベース13A上に搭載され流入側に排気管7Aが接続された第1の排気ガス後処理装置13Bと、前記排気ガス後処理装置13Bの流出側に接続された接続管13Cと、前記接続管13Cに設けられ尿素水を噴射する尿素水噴射弁13Dと、前記接続管13Cの流出側に接続された第2の排気ガス後処理装置13Eとを含んで構成されている。
第1の排気ガス後処理装置13B内には、酸化触媒(図示せず)が収容されている。この酸化触媒は、排気ガスを浄化する処理部材の1つを構成するものである。酸化触媒は、所定の温度下で排気ガスを流通させることにより、この排気ガスに含まれる一酸化炭素(CO)、炭化水素(HC)等を酸化して除去するものである。
接続管13Cは、第1の排気ガス後処理装置13Bから排出される排気ガスを第2の排気ガス後処理装置13Eに導くものである。接続管13Cは、第1の排気ガス後処理装置13Bの出口側(下流側)と第2の排気ガス後処理装置13Eの入口側(上流側)とを接続している。
尿素水噴射弁13Dは、接続管13Cの上流側に取付けられている。この尿素水噴射弁13Dは、後述の尿素水管路27を介して尿素水タンク22と尿素水ポンプ26とに接続されている。そして、尿素水噴射弁13Dは、接続管13C内を流通する排気ガスに向けて尿素水溶液を噴射するものである。
第2の排気ガス後処理装置13Eは、第1の排気ガス後処理装置13Bの上側に位置して取付ベース13Aに取付けられている。第2の排気ガス後処理装置13E内には、尿素選択還元触媒、酸化触媒等(いずれも図示せず)が収容されている。また、第2の排気ガス後処理装置13Eの下流側となる後側部位には、径方向の上側に突出して排気口13Fが設けられ、この排気口13Fの突出端側は、後述する外装カバー28の尾管28Eに接続されている。
尿素選択還元触媒は、通常、エンジン7から排出される排気ガスに含まれる窒素酸化物(NOx)を、尿素水溶液から生成されたアンモニアによって選択的に還元反応させ、窒素と水に分解するものである。一方、酸化触媒は、尿素選択還元触媒で窒素酸化物を還元した後に残った残留アンモニアを酸化し、窒素と水に分離するものである。
次に、本発明の特徴部分を構成する支持体14の構成について、図4ないし図8を参照しつつ説明する。
図4において、支持体14は、貯油タンクを構成する燃料タンク11の上面板11Eに設けられている。この支持体14は、上,下方向の高さ寸法を有し、内部に中空空間18を形成するボックス体として構成されている。支持体14は、後述の尿素水タンク22を支持する台部材、工具等を収容する工具箱、燃料タンク11からの熱の伝わりを遮る断熱体等の機能を有している。
図5、図7に示すように、支持体14は、燃料タンク11の上面板11Eと対面する下面部位15と、前記下面部位15の上方に間隔をもって対面した上面部位16と、前記下面部位15と前記上面部位16との間に設けられた側面部位17とにより上,下方向に扁平なボックス状に形成されている。ここで、支持体14は、左前側部位が後退するように切り欠かれた形状をなすことにより、燃料タンク11の給油口11Gを避けつつ、内容積を大きくすることができる。
下面部位15は、略長方形状の板体からなり、燃料タンク11の各ねじ座11Hに対応する4箇所にボルト挿通孔15Aが設けられている。また、下面部位15は、前述したように、給油口11Gを避けるために左前側部分が切り欠かれている。
上面部位16は、下面部位15とほぼ同様の形状をもった平板として形成されている。この上面部位16には、上面側の四隅に位置してねじ座16Aが設けられている。この4個のねじ座16Aは、後述のタンク取付台20を取付けるためのボルト21が螺着されるものである。
さらに、上面部位16の中央位置には、ボルト着脱用開口16Bが設けられている。このボルト着脱用開口16Bは、後述する尿素水タンク22の底面部22Aに取付けられたドレンボルト22Hを脱着するための工具、例えばソケットレンチ、スパナ等が扱えるような大きさに設定されている。これにより、支持体14では、その内部の中空空間18を利用して尿素水タンク22のドレン抜き作業を行うことができる。
側面部位17は、長尺な板体を略C字状に折曲げることにより、前板部17A、左板部17B、後板部17Cを備えている。前記前板部17Aは、燃料タンク11の給油口11Gを避けるために、左前側部分に対応する位置が後退するようにクランク状に折曲げられている。
また、側面部位17は、開閉可能な扉部としての右板部17Dを有している。この右板部17Dは、前側部分(基端側部分)がヒンジ17D1を介して前板部17Aの右端部に回動可能に取付けられている。一方、右板部17Dの後側部分(先端側部分)には、閉じた状態で固定するためのロック機構(図示せず)が設けられている。
これにより、支持体14の内部には、中空空間18が形成されている。この中空空間18は、高い断熱性能をもった空気を断熱材として利用することにより、燃料タンク11の熱が尿素水タンク22内の尿素水に伝わるのを効果的に遮断することができる。しかも、中空空間18は、密閉空間ではなく、外部と流通する隙間をもって形成されているから、この隙間を通じて空気が流通し、冷えた空気に入れ替わる。このため、中空空間18は、油圧ショベル1を長時間稼働した場合でも、高い断熱効果を維持することができる。従って、中空空間18は、燃料タンク11と尿素水タンク22との間の断熱空間を形成している。
そして、支持体14は、下面部位15を燃料タンク11の上面板11E上に配置し、各ボルト挿通孔15Aに挿通したボルト19を前記上面板11Eに設けられた各ねじ座11Hに螺着する。これにより、燃料タンク11の上部に支持体14を固定することができる。ここで、支持体14の高さ寸法について述べる。支持体14の高さ寸法は、その上側に尿素水タンク22等が搭載され、尿素水タンク22等が後述する外装カバー28の尿素水系カバー部28Cによって覆われた状態で、この尿素水系カバー部28Cの上端部がキャブ12の最上部よりも低くなるように設定されている。
次に、本発明の特徴部分の一部を構成するタンク取付台20、尿素水タンク22、尿素水ポンプ26等の構成について述べる。
タンク取付台20は、支持体14の上面部位16に設けられている。図5、図6に示す如く、タンク取付台20は、尿素水タンク22を固定的に支持するものである。図8に示すように、タンク取付台20は、支持体14の上面部位16に重なるように略長方形状をなし尿素水タンク22が載置されるタンク載置部20Aと、尿素水タンク22の前側への移動を規制するために前記タンク載置部20Aの前部に左,右方向に延びて立設された前壁部20Bと、尿素水タンク22の後側への移動を規制するために前記タンク載置部20Aの後部に左,右方向に延びて立設された後壁部20Cと、尿素水タンク22の左方向への移動を規制するために前記タンク載置部20Aの左部に立設された左規制体20Dと、尿素水タンク22の右方向への移動を規制するために前記タンク載置部20Aの右部に立設された右規制体20Eとを含んで構成されている。
タンク取付台20のタンク載置部20Aには、支持体14の上面部位16に設けられた4個のねじ座16Aに対応するように、4個のボルト挿通孔20Fが設けられている。また、タンク載置部20Aの中央には、上面部位16のボルト着脱用開口16Bに対応する位置に開口部20Gが設けられている。この開口部20Gは、ボルト着脱用開口16Bと同様に、尿素水タンク22のドレンボルト22Hを脱着する作業を行うための開口となっている。
タンク載置部20Aの前側には、前壁部20Bの後側近傍位置に、左,右に間隔をもってベルト係合部材20H,20Jが設けられている。この左,右のベルト係合部材20H,20Jは、後述する固定ベルト23のフック23Aが掛け止めされるものである。
一方、後壁部20Cの上側には、左,右のベルト係合部材20H,20Jとほぼ同じ間隔をもってベルト固定孔20C1,20C2が設けられている。後壁部20Cの後面には、後述の尿素水ポンプ26を取付けるためのポンプ取付部20C3が設けられている。
そして、タンク取付台20は、タンク載置部20Aを支持体14を構成する上面部位16上に配置し、各ボルト挿通孔20Fに挿通したボルト21を前記上面部位16に設けられた各ねじ座16Aに螺着する。これにより、支持体14の上部にタンク取付台20を固定することができる。
尿素水タンク22は、後処理ユニット13に供給する還元剤としての尿素水を貯えるもので、支持体14の上に配置されている。図9に示すように、尿素水タンク22は、底面部22Aと、周面部としての前面部22B、後面部22C、左面部22D、右面部22Eと、天面部22Fとを有する密閉容器として形成されている。天面部22Fは、前側に向けて下側に湾曲した円弧面として形成されている。
図6に示すように、底面部22Aには、例えば、ほぼ中央に位置して内部の尿素水(例えば、異物を含んだ尿素水、劣化した尿素水等)を排出するための排水口22Gが設けられている。この排水口22Gには、排水口22Gに着脱されて排水口22Gを開閉するドレンボルト22Hが取付けられている。一方、左面部22Dには、尿素水を補給するための給水口22J(図2参照)が設けられている。さらに、天面部22Fには、尿素水管路27、リード線等が取付けられる蓋体22Kが設けられている。
このように構成された尿素水タンク22は、タンク取付台20のタンク載置部20A上に載置される。この状態で、2本の固定ベルト23を用意し、一方の固定ベルト23の一端に形成されたフック23Aをタンク取付台20のベルト係合部材20Hに引っ掛け、前面部22B、天面部22Fに沿わせる。その後に、他端に設けられたねじ部23Bを、タンク取付台20を構成する後壁部20Cのベルト固定孔20C1に挿通し、このねじ部23Bにナット24を螺着する。同様に、他方の固定ベルト23のフック23Aをタンク取付台20のベルト係合部材20Jに引っ掛け、ねじ部23Bを後壁部20Cのベルト固定孔20C2に挿通しつつ、このねじ部23Bにナット24を螺着する。これにより、尿素水タンク22は、2本の固定ベルト23によってタンク取付台20に固定的に取付けることができる。
断熱部材25は、タンク取付台20のタンク載置部20Aの下面側に設けられている。断熱部材25は、例えば発泡性の樹脂材料(多孔質材料)を板状に成形することにより形成されている。この断熱部材25は、燃料タンク11からの熱が尿素水タンク22に伝わるのを防止するものである。図8に示すように、断熱部材25の中央には、上面部位16のボルト着脱用開口16Bに対応する位置に開口部25Aが設けられている。断熱部材25の角部分は、上面部位16の各ねじ座16Aを避けるように切り欠かれている。
尿素水ポンプ26は、タンク取付台20の後壁部20Cに設けられている。尿素水ポンプ26は、尿素水タンク22に貯えられた尿素水を、エンジン7に設けられた後処理ユニット13側に供給するものである。尿素水ポンプ26は、後壁部20Cのポンプ取付部20C3に対してボルト止めされている。尿素水ポンプ26には、後述の尿素水管路27が接続されている。
尿素水管路27は、NOx浄化装置を構成する尿素水噴射弁13Dと尿素水タンク22と尿素水ポンプ26とを接続して設けられている。尿素水管路27は、尿素水タンク22内の尿素水を尿素水噴射弁13Dに向けて流通させるものである。尿素水管路27は、尿素水ポンプ26によって加圧された尿素水が流通するものであるから、例えば、可撓性を有する耐圧ホースが用いられている。
尿素水管路27は、尿素水タンク22と尿素水ポンプ26との間を接続して設けられ前記尿素水タンク22から前記尿素水ポンプ26に向けて吸込まれる尿素水が流通する吸込ホース27Aと、前記尿素水ポンプ26と前記尿素水タンク22との間を接続して設けられ前記尿素水ポンプ26から前記尿素水タンク22に向けて戻される尿素水が流通する戻りホース27Bと、前記尿素水ポンプ26と後処理ユニット13の尿素水噴射弁13Dとの間を接続して設けられ前記尿素水ポンプ26により前記尿素水噴射弁13Dに向けて供給される尿素水が流通する供給ホース27Cとを備えている。
外装カバー28は、旋回フレーム5に搭載された各種機器類を覆うものである。外装カバー28は、キャブ12と左,右方向の反対側となる右前側に位置する右前カバー部28Aと、キャブ12とカウンタウエイト6との間に位置してエンジン7等の上側を覆うエンジンカバー部28B(図3参照)と、尿素水タンク22、尿素水ポンプ26等を覆う尿素水系カバー部28C(図1参照)とを含んで構成されている。尿素水系カバー部28Cは、下側が開口した台形状の箱状体として形成され、その上面側がタンク取付台20の各壁部20B,20C上にボルト止めされている。
また、外装カバー28は、カウンタウエイト6と燃料タンク11、支持体14との隙間を覆う隙間カバー部28Dを有している。さらに、エンジンカバー部28Bの右側部位には、後処理ユニット13の上側に位置して排気ガスを外部に排出するための尾管28Eが上側に突出して設けられている。
本実施の形態による油圧ショベル1は、上述の如き構成を有するもので、次に、油圧ショベル1の動作について説明する。
キャブ12に搭乗したオペレータは、エンジン7を始動して油圧ポンプ9を駆動する。これにより、油圧ポンプ9からの圧油は、制御弁装置を介して各種アクチュエータに供給される。これにより、オペレータが走行用の操作レバーを操作したときには、下部走行体2を前進または後退させることができる。一方、作業用の操作レバーを操作することにより、フロント装置4等を動作させて土砂の掘削作業等を行うことができる。
エンジン7の運転時に、前記エンジン7から排出される排気ガスは、排気管7A、第1の排気ガス後処理装置13B、接続管13C、第2の排気ガス後処理装置13Eを通じて大気中に排出される。このときには、第1の排気ガス後処理装置13Bに設けられた酸化触媒が排気ガスに含まれる一酸化炭素(CO)、炭化水素(HC)等を酸化して除去する。
一方、接続管13Cでは、尿素水噴射弁13Dから排気ガスに向けて尿素水を噴射し、第2の排気ガス後処理装置13Eでは、尿素選択還元触媒によって窒素酸化物を窒素と水に分解する。さらに、酸化触媒が残留アンモニアを酸化し、窒素と水に分離することにより、浄化した排気ガスを大気中に排出する。
油圧ショベル1が作業を行う現場は、砂埃が舞う環境であるから、尿素水の補給時に尿素水タンク22内に砂等の異物が入り込んだ場合、尿素水を排出する作業を行う必要がある。また、劣化した尿素水を排出する場合にも同様の作業が行われる。
このドレン排出作業は、支持体14の側面部位17を構成する右板部17Dを水平方向に回動させて開き、支持体14内の中空空間18に収容されている工具等を取り出す。この状態で、中空空間18にソケットレンチ等の工具を挿入し、このソケットレンチを、上面部位16のボルト着脱用開口16B、断熱部材25の開口部25A、タンク取付台20の開口部20Gを通じて尿素水タンク22のドレンボルト22Hに係合させ、このドレンボルト22Hを緩める。次に、排水口22Gの下側となる下面部位15上に受け皿(図示せず)を配置した後、緩んだドレンボルト22Hを取外すことにより排水口22Gから尿素水タンク22内のドレンを排出することができる。
ここで、燃料タンク11内の燃料は、高温になるエンジン7の近傍を流通することにより、温度上昇した状態で燃料タンク11に戻される。このため、油圧ショベル1の稼働時には、燃料タンク11が温度上昇し、その熱が上側に配置された尿素水タンク22内の尿素水に伝わり、尿素水を劣化させる虞がある。
然るに、本実施の形態では、貯油タンクとしての燃料タンク11の上面板11Eには、上,下方向の高さ寸法を有し、内部に中空空間18を形成する支持体14が設けられている。尿素水タンク22は、前記中空空間18を介して前記支持体14の上に配置される。これにより、燃料タンク11と尿素水タンク22との間には、前記中空空間18により断熱空間を形成することができる。
従って、支持体14は、その内部に断熱空間として形成された中空空間18の断熱効果により、温度上昇した燃料の熱が燃料タンク11から尿素水タンク22に向けて伝わるのを遮断することができる。
この結果、燃料タンク11の上方に尿素水タンク22を配置した場合でも、尿素水タンク22内の尿素水への燃料タンク11の熱の伝わりを遮断することができるから、尿素水タンク22内の尿素水の寿命を延ばすことができる。
また、支持体14は、密閉空間ではなく、外部と流通する隙間をもって形成されているから、この隙間を通じて中空空間18に外部の空気を流通させることができる。従って、支持体14内の中空空間18は、油圧ショベル1を長時間稼働した場合でも、こもった熱によって尿素水を加熱することがなく、高い断熱効果を維持することができる。これにより、尿素水の温度を適正な温度に保持することができ、この点でも尿素水の寿命を延ばすことができる。
支持体14は、燃料タンク11の上面板11Eと対面する下面部位15と、前記下面部位15の上方に間隔をもって対面した上面部位16と、前記下面部位15と前記上面部位16との間に設けられた側面部位17とにより内部が中空空間18となったボックス状に構成している。これにより、支持体14を燃料タンク11上に安定的に取付けることができ、かつ尿素水タンク22を支持体14上に安定的に取付けることができる。
支持体14の側面部位17は、右板部17Dを開閉可能な扉部として形成している。これにより、支持体14内の中空空間18を、工具や消耗品を収容する物品収容空間として利用することができる。また、尿素水タンク22のドレン排出作業を容易に行うことができる。
尿素水タンク22は、底面部22A、前面部22B、後面部22C、左面部22D、右面部22Eおよび天面部22Fを有する密閉容器として形成されている。また、尿素水タンク22の底面部22Aには、内部の尿素水を排出するための排水口22Gが設けられている。この上で、前記排水口22Gは、中空空間18によるスペースを利用して開閉可能な位置に配置する構成としている。従って、中空空間18を、尿素水タンク22内のドレンを排水口22Gから排出させるための作業空間として使用することができる。
さらに、排水口22Gには、排水口22Gに着脱されて排水口22Gを開閉するドレンボルト22Hが取付けられている。この上で、支持体14の上面部位16には、前記ドレンボルト22Hを着脱するためのボルト着脱用開口16Bが設けられている。これにより、作業者は、ボルト着脱用開口16Bを通じてドレンボルト22Hにソケットレンチ等の工具を係合させることができ、ドレンの排出作業を容易に行うことができる。このときに、ドレンを受ける受け皿は、下面部位15上に配置できるから、受け皿を置く台を用意したり、受け皿を手で持ったまま作業したりする必要がないから、より一層作業性を向上することができる。
なお、実施の形態では、第1の排気ガス後処理装置13B内に酸化触媒だけを設けた場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限るものではなく、例えば第1の排気ガス後処理装置13B内に、酸化触媒の下流側に位置して粒子状物質除去フィルタ(Diesel Particulate Filter、略してDPFとも呼ばれている)を設ける構成としてもよい。
実施の形態では、貯油タンクとしての燃料タンク11上に支持体14と尿素水タンク22を搭載した場合を例示している。しかし、本発明はこれに限らず、貯油タンクとして作動油タンクを適用し、この作動油タンク上に支持体と尿素水タンクを搭載する構成としてもよい。
実施の形態では、カウンタウエイト6が旋回中心Oに近い位置に配置された円形状の上部旋回体3を備えた後方超小旋回型の油圧ショベル1を例示している。しかし、本発明はこれに限らず、下部走行体2の車幅内で旋回可能な超小旋回型の油圧ショベル、カウンタウエイトを旋回中心から大きく離間させることで前,後方向に長尺となった上部旋回体を備えた油圧ショベル等に適用してもよい。
さらに、実施の形態では、建設機械として、クローラ式の下部走行体2を備えた油圧ショベル1を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限るものではなく、例えばホイール式の下部走行体を備えた油圧ショベルに適用してもよい。それ以外にも、油圧クレーン等の他の建設機械にも広く適用することができる。
1 油圧ショベル(建設機械)
2 下部走行体
3 上部旋回体
4 フロント装置
5 旋回フレーム
6 カウンタウエイト
7 エンジン
9 油圧ポンプ
10 作動油タンク(貯油タンク)
11 燃料タンク(貯油タンク)
11E 上面板
13D 尿素水噴射弁
14 支持体
15 下面部位
16 上面部位
16B ボルト着脱用開口
17 側面部位
17D 右板部
18 中空空間
22 尿素水タンク
22A 底面部
22G 排水口
22H ドレンボルト
26 尿素水ポンプ

Claims (5)

  1. 自走可能な下部走行体と、前記下部走行体上に旋回可能に搭載された上部旋回体と、前記上部旋回体に俯仰動可能に設けられたフロント装置とからなり、
    前記上部旋回体は、支持構造体をなす旋回フレームと、前記旋回フレームの後側に設けられ前記フロント装置との重量バランスをとるカウンタウエイトと、前記カウンタウエイトの前側に位置して前記旋回フレームに左,右方向に延在する横置き状態で搭載されたエンジンと、前記エンジンに設けられた油圧ポンプと、前記油圧ポンプの前側に位置して前記旋回フレームに設けられ内部に油液を貯える立体構造の貯油タンクと、還元剤である尿素水を貯えるための尿素水タンクとを備えてなる建設機械において、
    前記貯油タンクの上面には、上,下方向の高さ寸法を有し、内部に中空空間を形成する支持体が設けられ、
    前記尿素水タンクは、前記中空空間を介して前記支持体の上に配置されていることを特徴とする建設機械。
  2. 前記支持体は、前記貯油タンクの上面と対面する下面部位と、前記下面部位の上方に間隔をもって対面した上面部位と、前記下面部位と前記上面部位との間に設けられた側面部位とにより内部に前記中空空間を形成してなる請求項1に記載の建設機械。
  3. 前記支持体の前記側面部位は、その一部が開閉可能な扉部として形成されてなる請求項2に記載の建設機械。
  4. 前記尿素水タンクは、底面部、周面部および天面部を有する密閉容器として形成され、
    前記尿素水タンクの底面部には、内部の尿素水を排出するための排水口が設けられ、
    前記排水口は、前記中空空間によるスペースを利用して開閉可能な位置に配置する構成としてなる請求項1に記載の建設機械。
  5. 前記尿素水タンクは、底面部、周面部および天面部を有する密閉容器として形成され、
    前記尿素水タンクの底面部には、内部の尿素水を排出するための排水口が設けられ、
    前記排水口には、前記排水口に着脱されて前記排水口を開閉するドレンボルトが取付けられ、
    前記支持体の前記上面部位には、前記ドレンボルトを着脱するためのボルト着脱用開口が設けられてなる請求項2に記載の建設機械。
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