JP2005323748A - 遊技機 - Google Patents

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八朗 表側
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Abstract

【課題】 遊技者が夫々停止操作部を快適に操作することができ、長時間の遊技でも疲労の少ない遊技機を提供する。
【解決手段】 遊技図柄を変動表示可能な複数の変動表示部21a〜21cと、複数の変動表示部21a〜21cに対応する複数の停止操作部43a〜43cとを備え、停止操作部43a〜43cが操作されることに基づいて、その停止操作部43a〜43cに対応する変動表示部21a〜21cの変動を停止させるように構成され、停止操作部43a〜43cが設けられ且つ横軸廻りに回転可能な停止操作ユニット51と、停止操作ユニット51を所定の回転位置において解除可能に固定する回転位置固定手段61とを備えたものである。
【選択図】 図5

Description

本発明は、遊技図柄を変動表示可能な複数の変動表示部と、これら複数の変動表示部に対応する複数の停止操作部とを備え、その停止操作部が操作されることに基づいて、その停止操作部に対応する変動表示部の変動を停止させるように構成されたスロットマシン等の遊技機に関するものである。
例えばスロットマシンでは、遊技図柄を変動表示可能な複数、例えば3個の変動表示部と、1つの開始操作部と、各変動表示部に対応する複数(例えば3個)の停止操作部とを備え、開始操作部が操作されることに基づいて変動表示部の変動を一斉に開始させると共に、停止操作部が操作されることに基づいて、その操作された停止操作部に対応する変動表示部の変動を停止させるように構成されている。
この種の遊技機では、停止操作部は押しボタン式となっているものが多く、また多くの場合、停止操作部は操作パネル部の前面側に前向きに固定的に配置されている(特許文献1参照)。
特開2002−263252号公報
従来の遊技機では、このように停止操作部が操作パネル部の前面側に前向きに設けられているため、遊技者は常に複数の停止操作部を順次前側から後ろ向きに押圧操作する必要がある。しかしながら、押しやすいと感じるボタンの角度は人それぞれであって、例えば停止操作部が前向きよりも上向きに取り付けられているほうが操作しやすいと感じる人もいるはずである。また、例えば通常は前向きのボタンの方が押しやすいと感じる人でも、長時間の遊技で疲労してくると例えば上向きのボタンの方が押しやすいと感じる場合もあると考えられる。
これに対し、従来の遊技機では、停止操作部の向きが画一的であるため、遊技者は必ずしも自分にとって快適でない体勢でのボタン操作を強要されることとなり、特に長時間の遊技において疲労しやすい欠点があった。
本発明は、このような従来の問題点に鑑み、遊技者が夫々停止操作部を快適に操作することができ、長時間の遊技でも疲労の少ない遊技機を提供することを目的とする。
本発明は、遊技図柄を変動表示可能な複数の変動表示部21a〜21cと、該複数の変動表示部21a〜21cに対応する複数の停止操作部43a〜43cとを備え、前記停止操作部43a〜43cが操作されることに基づいて、その停止操作部43a〜43cに対応する前記変動表示部21a〜21cの変動を停止させるように構成された遊技機において、前記停止操作部43a〜43cが設けられ且つ横軸廻りに回転可能な停止操作ユニット51と、該停止操作ユニット51を所定の回転位置において解除可能に固定する回転位置固定手段61とを備えたものである。
本発明によれば、遊技者は停止操作部43a〜43cを自分の体格やそのときの疲労度等に応じて最も快適に操作できる向きに設定することができ、例えば長時間の遊技でも疲労を少なくできる利点がある。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳述する。図1〜図6は、本発明をスロットマシンとして具現化した第1の実施形態を例示している。図1〜図3において、1は遊技機本体で、前側が開放した矩形箱状の本体ケース2と、この本体ケース2の前側に配置された矩形状の前面パネル3とを備えている。前面パネル3は、左右一端側に配置されたヒンジ4を介して本体ケース2に対して開閉自在に装着されている。
本体ケース2は、左右一対の上下方向の側枠部2a,2bと、この側枠部2a,2bの上下両端及び中間部分を夫々左右方向に連結する上枠部2c、下枠部2d、及び中間支持板2eとを備え、その後側は裏板2fにより略閉鎖されている。本体ケース2内には、下枠部2d上にメダル払い出し装置5、電源ユニット6等が、中間支持板2e上に変動表示装置7が、夫々装着されている。
メダル払い出し装置5は、図3に示すように、遊技媒体としてのメダルを貯留するメダルホッパー11と、メダルを払い出す払い出し手段12等を備えている。払い出し手段12は、メダルホッパー11内のメダルを払い出すためのもので、メダルホッパー11の下部側に設けられ、モータ等の駆動手段13によりメダルホッパー11内の回転体14を駆動して、メダル払い出し口15から前側へとメダルを払い出すようになっている。
変動表示装置7は、組み合わせ遊技用の遊技図柄を変動表示するためのもので、複数、例えば3つの変動表示リール(変動表示部)21a〜21c、それら変動表示リール21a〜21c内に夫々配置され且つそれら変動表示リール21a〜21cを個別に回転駆動するステッピングモータ等のリール回転駆動手段22a〜22c等を備えている。
変動表示リール21a〜21cの外周面には、「7」、「3」、「BAR」、「チェリー」、「リプレイ図柄」等の複数種類の遊技図柄が円周方向に所定間隔で複数個(例えば21個)プリントされている。
前面パネル3の前面側には、その上下方向略中央部分に操作パネル部31が、下端部にメダル受け皿32が、夫々左右方向に配置されており、操作パネル31の上側には表示パネル部33が設けられている。
表示パネル部33は、例えばその上部側が若干後側に倒れた傾斜状に形成されており、変動表示リール21a〜21cに対応する3つの表示窓34a〜34cが左右方向に配置されると共に、例えばそれら表示窓34a〜34cの下側に、クレジット表示手段35、獲得メダル表示手段36等が配置されている。
各表示窓34a〜34cは、夫々変動表示リール21a〜21c上の連続する3つの遊技図柄を同時に表示できるように縦長矩形状に形成されている。
クレジット表示手段35はクレジットされているメダル枚数を表示するためのもの、獲得メダル表示手段36はそのゲームで獲得したメダル枚数を表示するためのもので、夫々例えば7セグメント式の表示手段により構成されている。
操作パネル部31は、例えば表示パネル部33よりも前側に張り出しており、例えばその上側の上操作面31a上にはメダル投入口37、返却ボタン38、1BETボタン39、マックスBETボタン40等が、前側の前操作面31b上にはC/Pボタン41、スタートレバー42、ストップボタン(停止操作部)43a〜43c(ストップボタン43で総称する)等が設けられている。
メダル投入口37は、例えば操作パネル部31の右端側近傍に設けられており、メダルを1枚ずつ投入可能に構成されている。メダル投入口37に投入されたメダルは前面パネル3の裏側に配置されたメダル選別手段44で正否の判別を受けた後、正規のメダルのみがメダル検出スイッチ45で検出されてメダル払い出し装置5のメダルホッパー11に案内され、不正メダル等はメダル受け皿32に返却されるようになっている。
返却ボタン38は、例えばメダル投入口37の近傍に配置されており、この返却ボタン38が操作されたとき、メダル投入口37内に詰まったメダルがメダル受け皿32に返却されるようになっている。
1BETボタン39及びマックスBETボタン40は、メダルがクレジットされている場合に、メダル投入口37へのメダル投入に代えてクレジットからメダルをベットするためのもので、例えば操作パネル部31の左端側近傍に配置されており、1回の操作につき夫々1枚及び3枚のメダルをベットできるようになっている。
C/Pボタン41は、獲得したメダルをクレジットするか、或いは払い出すかの設定を切り換えるためのもので、例えば操作パネル部31の左端側近傍に配置されている。
スタートレバー42は、遊技図柄表示リール21a〜21cの変動(回転)を開始させるためのもので、例えば操作パネル部31の左端側近傍に設けられ、例えば上下方向に揺動可能に構成されている。
ストップボタン43a〜43cは、各変動表示リール21a〜21cの変動(回転)を個別に停止させるためのもので、操作パネル部31の前操作面31bの左右方向略中央に配置された停止操作ユニット51上に設けられている。
停止操作ユニット51は、図4〜図6に示すように、左右方向の回転軸52と、この回転軸52を中心とする所定角度分、例えば略90度分の部分円筒面状に形成されたカバー板53と、このカバー板53の周方向一端側と回転軸52とを連結するベース板54と、カバー板53及びベース板54の左右方向両端側に設けられた略扇形状の側板55とを備えている。
操作パネル部31の前操作面31bには、横長矩形状の装着孔56が形成され、その装着孔56内の上部側には左右一対の軸受け部57が設けられており、停止操作ユニット51は、回転軸52を軸受け部57により支持された状態で装着孔56内に回転自在に装着されている。なお、装着孔56は、停止操作ユニット51のベース板54と略同じ大きさに形成されており、停止操作ユニット51により略隙間無く塞がれた状態となっている。
停止操作ユニット51のベース板54には、3つの押しボタンユニット58が、左右方向に所定間隔で配列されている。押しボタンユニット58は、ストップボタン43、このストップボタン43を前後方向摺動自在に保持するケース体59、このケース体59内に配置され且つストップボタン43を前向きに弾性付勢するバネ部材(図示省略)等を備えており、ベース板54に設けられたボタン孔60を介してストップボタン43を前側に露出させた状態で、ベース板54の裏側に着脱自在に装着されている。なお、3つのストップボタン43を備えた1つの押しボタンユニット58を用いてもよい。
また、停止操作ユニット51及び操作パネル部31には、停止操作ユニット51を所定の回転位置において解除可能に固定する回転位置固定手段61が設けられている。この回転位置固定手段61は、操作パネル部31側に設けられた係合操作手段62と、停止操作ユニット51側に設けられた被係合手段63とで構成されている。
係合操作手段62は、例えば上端側に係合突部64を、前側に操作片65を備えた操作部材66と、この操作部材66を、例えば装着孔56の下側の所定位置、例えば左右方向略中央において前操作面31bの裏側で上下方向摺動自在に支持する案内支持部67と、操作部材66を上向きに弾性付勢するバネ部材68とを備えている。
操作部材66は、その摺動可能範囲の最上部位置にあるときに係合突部64が装着孔56側に突出すると共に、少なくとも最下部位置にあるときに装着孔56の下側に収まるようになっており、バネ部材68により最上部位置に保持されている。
また、操作部材66は、その前側の操作片65が、前操作面31bに設けられた操作開口部65aを介して前側に突出した状態で案内支持部67により支持されている。その操作片65をバネ部材68の付勢力に抗して押し下げることにより、操作部材66を最上部位置から最下部位置まで移動させることができる。
被係合手段63は、停止操作ユニット51のカバー板53上に複数、例えば2個設けられた係合凹部69a,69bにより構成されている。それら係合凹部69a,69bは、停止操作ユニット51が夫々前向き操作回転位置、上向き操作回転位置にあるときに操作部材66の係合突部64が係合する位置に設けられている。
ここで、停止操作ユニット51は、前向き操作回転位置においてカバー板53が略鉛直となってストップボタン43a〜43cが略前向きとなり、上向き操作回転位置においてカバー板53が略水平となってストップボタン43a〜43cが略上向きとなるように構成されている。
また、停止操作ユニット51は、回転規制手段70により、その回転可能範囲が前向き操作回転位置と上向き操作回転位置との間に規制されている。回転規制手段70は、例えば停止操作ユニット51のカバー板53におけるベース板54と反対側の縁部に半径方向外側に向けて鍔状に形成されており、停止操作ユニット51が前向き操作回転位置にある時にはこの回転規制手段70又はその近傍が操作パネル部31側の規制当接部71に下側から当接し、上向き操作回転位置にあるときにはこの回転規制手段70が装着孔56の下側の縁部に後側から係合することにより、停止操作ユニット51の回転可能範囲を前向き操作回転位置と上向き操作回転位置との間に規制するようになっている。なお、回転規制手段70は、停止操作ユニット51の回転可能範囲を前向き操作回転位置と上向き操作回転位置との間に規制可能な構成となっていればどのようなものでもよい。
また、停止操作ユニット51には、遊技者等が回転操作する際に指を掛けるための回転操作部72が設けられている。この回転操作部72は、例えばベース板54の一側から前側及び外側に向けて突出状に形成されている。なお、この回転操作部72は、停止操作ユニット51が前向き操作回転位置にあるときに、前向きに指が掛けやすいものであればどのような形状であってもよいが、回転軸52からなるべく離れた位置に設けることが望ましい。
以上のような構成により、遊技者は、遊技を開始するにあたり、停止操作ユニット51の回転位置を切り換えることにより、ストップボタン43の向きを自分の好みに応じて前向き、上向きの何れかに設定することができる。
例えば、停止操作ユニット51が前向き操作回転位置にあり、ストップボタン43が略前向きの状態となっている遊技機(図4(a),図5(a)参照)で遊技を開始するに際し、ストップボタン43を上向きにした状態での遊技を希望する場合には、まず一方の手で操作部材66の操作片65を押し下げることにより係合突部64の係合凹部69aへの係合を解除する。そして、その状態のままで他方の手を回転操作部72に掛け、回転が規制されるまで、即ち上向き操作回転位置にくるまで停止操作ユニット51を前側に引き出した後、操作片65の押し下げを解除すればよい。
これにより、操作部65はバネ部材68により押し上げられ、その上端側の係合突部64が係合凹部69bに係合し、停止操作ユニット51は上向き操作回転位置に固定され、ストップボタン43は略上向きの状態となる(図4(b),図5(b)参照)。
停止操作ユニット51が上向き操作回転位置にあり、ストップボタン43が略上向きの状態となっている場合に、ストップボタン43を前向きに変更したい場合には、以上の操作の逆を行えばよい。
以上説明したように、本実施形態の遊技機は、ストップボタン43a〜43cが設けられ且つ横軸廻りに回転可能な停止操作ユニット51と、この停止操作ユニット51を所定の回転位置において解除可能に固定する回転位置固定手段61とを備えているため、遊技者はストップボタン43a〜43cを自分の体格やそのときの疲労度等に応じて最も快適に操作できる向きに設定することができ、例えば長時間の遊技でも疲労を少なくできる利点がある。
また、回転位置固定手段61は、停止操作ユニット51を、ストップボタン43a〜43cが略上向きとなる上向き操作回転位置と、ストップボタン43a〜43cが略前向きとなる前向き操作回転位置とを含む複数の回転位置において固定可能に構成されているため、前向きと上向きという最も一般的な向きをカバーできると共に、その中間の位置で固定可能とすれば更に細かく遊技者の好みに対応できる。
なお、更に停止操作ユニット51を前向き操作回転位置から上向き操作回転位置側に向けて弾性付勢するバネ部材等の弾性部材を装着すれば、遊技者は操作部材66の操作片65を押し下げた状態で、弾性部材の付勢力に抗して停止操作ユニット51を押し下げつつ任意の固定位置にセットすればよいため、操作がより容易となる。また、この場合には回転操作部72を省略できるため、見栄えも向上する。バネ部材等の弾性部材は、回転軸52等、任意の位置に装着可能である。
図7は本発明の第2の実施形態を例示し、停止操作ユニット51の固定位置を多段階に切り換え可能とした例を示している。本実施形態のスロットマシンが第1の実施形態のものと異なるのは、回転位置固定手段61を構成する係合操作手段62及び被係合手段63の構成のみである。以下、第1の実施形態と異なる部分を中心に説明する。
本実施形態の係合操作手段62は、第1の実施形態と同様、例えば上端側に係合突部64を、前側に操作片65を備えた操作部材66と、この操作部材66を、例えば装着孔56の下側で且つ左右方向略中央において前操作面31bの裏側で上下方向摺動自在に支持する案内支持部67と、操作部材66を上向きに弾性付勢するバネ部材68とを備えている。
係合突部64は、その上端面が例えば後ろ下がりの傾斜面81となっており、その傾斜面81の前端側が係合部82となっている。
また、被係合手段63は、操作部材66に対応して、停止操作ユニット51のカバー板53の外面側に形成された多数の係合溝83により構成されている。各係合溝83は、カバー板53の周方向に連続的に配置されており、カバー板53の周方向に所定間隔で形成され且つ係合突部64の係合部82に前側から係合可能な係合面84と、隣接する係合面84間に設けられ且つ係合突部64の傾斜面81に上側から摺接する案内面85とで断面鋸刃状に形成されている。
以上のような構成により、遊技者は、停止操作ユニット51が前向き操作回転位置にあり、ストップボタン43が略前向きの状態となっている遊技機(図7(a)参照)で遊技を開始するに際し、ストップボタン43を上向きにした状態での遊技を希望する場合には、回転操作部72を操作して、任意の回転位置まで停止操作ユニット51を前側に引き出せばよい。このとき、操作部材66は、その先端側の傾斜面81が停止操作ユニット51側の係合溝83の案内面85に摺接し、停止操作ユニット51の移動を許容するため、遊技者は操作部材66の操作片65を押し下げる必要はない。そして、任意の回転位置まで停止操作ユニット51を引き出せば、その位置で係合溝83の何れかの係合面84が操作部材66側の係合部82に前側から係合するため、停止操作ユニット51はそのストップボタン43の押圧方向への回転が規制される(図7(b)参照)。
停止操作ユニット51を逆方向、即ち前向き操作回転位置側に移動させる際には、操作部材66の操作片65を押し下げて操作部材66側の係合部82の係合面84への係合を解除した状態で行えばよい。
なお、更に停止操作ユニット51を上向き操作回転位置から前向き操作回転位置側に向けて弾性付勢するバネ部材等の弾性部材を装着すれば、停止操作ユニット51の任意位置での固定状態を更に安定させることができる。バネ部材等の弾性部材は、回転軸52等、任意の位置に装着可能である。
図8〜図10は本発明の第3の実施形態を例示し、停止操作ユニット51が上向き操作回転位置にあるときに、ストップボタン43a〜43cが設けられたベース面(ベース板54の前面)54aが操作パネル部31の上操作面31aと略面一となり、停止操作ユニット51が前向き操作回転位置にあるときにベース面54aが操作パネル部31の前操作面31bと略面一となるように構成した例を示している。
本実施形態の操作パネル部31は、第1の実施形態と同様、表示パネル部33よりも前側に張り出しており、上部側の上操作面31aと、前側の前操作面31bとを備えている。上操作面31aは、表示パネル部33の下端側から例えば前下がりの傾斜状に形成され、更に前操作面31bは、上操作面31aの前端側から下向きに延設されている。即ち、上操作面31aと前操作面31bとは屈曲部91において所定角度θで連結されている。なお、屈曲部91は所定半径のR状に形成されている。
操作パネル部31には、停止操作ユニット51装着用の装着孔56が形成されている。この装着孔56は、上操作面31a側の上装着孔56aと、前操作面31b側の前操作面56bとで構成されており、それら上装着孔56aと前装着孔56bとはその形状及び大きさが略等しく、屈曲部91上で互いに連結している。
また、装着孔56の左右両端部の後方で且つ上操作面31aと前操作面31bから等距離の位置に、一対の軸受け57が設けられている。軸受け57は、例えば装着孔56の左右両端側の縁部に沿って後ろ向きに配置された側壁92により支持されている。
停止操作ユニット51は、左右方向の回転軸52と、この回転軸52に対する所定半径位置に配置された略平板状のベース板54と、このベース板54に対して回転軸52の回転方向両側に連結された略平板状の上閉鎖板93a,前閉鎖板93bと、それらベース板54及び閉鎖板93a,93bの左右両側に連結され且つ回転軸52が固定された側壁板84とを備えており、ベース板54に、3つの押しボタンユニット58が左右方向に所定間隔で配列されている。
ベース板54及び上閉鎖板93a,前閉鎖板93bは、全て操作パネル部31側の上装着孔56a、前装着孔56bと略等しい形状及び大きさに形成され、それらの連結部分は屈曲部91と略等しいR状に形成されている。また、ベース板54と上閉鎖板93aとのなす角、ベース板54と前閉鎖板93bとのなす角は共に上操作面31aと前操作面31bとのなす角と等しい所定角度θとなっている。
停止操作ユニット51は、その両端側の回転軸52を操作パネル部31側の軸受け57により回転自在に支持された状態で装着孔56内に着脱自在に装着されている。このとき、ベース板54が上装着孔56aを略閉鎖してその前面のベース面54aが上操作面31aと略面一となったとき、前閉鎖板93bが前装着孔56bを略閉鎖してその前面が前操作面31bと面一となり(以下、この回転位置を上向き操作回転位置という)、またベース板54が前装着孔56bを略閉鎖してベース面54aが前操作面31bと略面一となったとき、上閉鎖板93aが上装着孔56aを略閉鎖してその前面が上操作面31aと面一となる(以下、この回転位置を前向き操作回転位置という)ように構成されている。
また、停止操作ユニット51及び操作パネル部31には、停止操作ユニット51を上向き操作回転位置及び前向き操作回転位置において解除可能に固定する回転位置固定手段61が設けられている。この回転位置固定手段61は、操作パネル部31側に設けられた係合操作手段62と、停止操作ユニット51側に設けられた被係合手段63とで構成されている。
係合操作手段62は、例えば第1の実施形態と同様、上端側に係合突部64を、前側に操作片65を備えた操作部材66と、この操作部材66を、例えば装着孔56の下側で且つ左右方向略中央において前操作面31bの裏側で上下方向摺動自在に支持する案内支持部67と、操作部材66を上向きに弾性付勢するバネ部材68とを備えている。
操作部材66は、その摺動可能範囲の最上部位置にあるときに係合突部64が装着孔56側に突出すると共に、少なくとも最下部位置にあるときに装着孔56の下側に収まるようになっており、バネ部材68により最上部位置に保持されている。
また、操作部材66は、その前側の操作片65が、前操作面31bに設けられた操作開口部65aを介して前側に突出した状態で案内支持部67により支持されている。その操作片65をバネ部材68の付勢力に抗して押し下げることにより、操作部材66を最上部位置から最下部位置まで移動させることができる。
被係合手段63は、停止操作ユニット51側に設けられた2つの係合凹部69a,69bにより構成されている。それら係合凹部69a,69bは、停止操作ユニット51が夫々前向き操作回転位置、上向き操作回転位置にあるときに操作部材66の係合突部64が係合する位置に設けられている。
また、停止操作ユニット51は、回転規制手段70により、その回転可能範囲が前向き操作回転位置と上向き操作回転位置との間に規制されている。即ち、回転規制手段70は、例えば停止操作ユニット51の上閉鎖板93a側端部に半径方向外側に向けて突起状に設けられた第1規制部70aと、同じく前閉鎖板93b側端部に半径方向外側に向けて突起状に設けられた設けられた第2規制部70bとで構成されており、停止操作ユニット51が前向き操作回転位置にある時には第1規制部70aが上操作面31a又はその近傍に下側から当接し、停止操作ユニット51が上向き操作回転位置にある時には第2規制部70bが下操作面31b又はその近傍に後側下側から当接することにより、停止操作ユニット51の回転可能範囲を前向き操作回転位置と上向き操作回転位置との間に規制するようになっている。なお、回転規制手段70は、停止操作ユニット51の回転可能範囲を前向き操作回転位置と上向き操作回転位置との間に規制可能な構成となっていればどのようなものでもよい。
以上のような構成により、遊技者は、第1,第2の実施形態と同様、遊技を開始するにあたり、停止操作ユニット51の回転位置を切り換えることにより、ストップボタン43の向きを自分の好みに応じて前向き、上向きの何れかに設定することができる。
例えば、停止操作ユニット51が前向き操作回転位置にあり、ストップボタン43が略前向きの状態となっている遊技機で遊技を開始するに際し、ストップボタン43を上向きにした状態での遊技を希望する場合には、まず一方の手で操作部材66の操作片65を押し下げることにより係合突部64の係合凹部69aへの係合を解除する。そして、その状態のままで停止操作ユニット51を上向き操作回転位置にくるまで回転させた後、操作片65の押し下げを解除すればよい。
これにより、操作部65はバネ部材68により押し上げられ、その上端側の係合突部64が係合凹部69bに係合し、停止操作ユニット51は上向き操作回転位置に固定され、ストップボタン43は略上向きの状態となる。
停止操作ユニット51が上向き操作回転位置にあり、ストップボタン43が略上向きの状態となっている場合に、ストップボタン43を前向きに変更したい場合には、以上の操作の逆を行えばよい。
また、本実施形態の場合、停止操作ユニット51が上向き操作回転位置、前向き操作回転位置の何れの位置にある場合にも、ストップボタン43が設けられたベース面54aが操作面31a,31bから前側に突出することがなく、またベース面54aが上操作面31a側の上装着孔56a側にあるときには前閉鎖板83bが前操作面31b側の前装着孔56bを略閉鎖し、ベース面54aが前操作面31b側の前装着孔56b側にあるときには上閉鎖板83aが上操作面31a側の上装着孔56aを略閉鎖するため、操作性がよいだけでなく見栄えもよいという利点がある。
以上、本発明の各実施形態について詳述したが、本発明はこれら各実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、停止操作ユニット51は回転位置固定手段61により2つ以上の回転位置で固定できればよく、その固定回転位置は任意である。例えば、第1の実施形態において、係合凹部69a,69bの間の中間位置に、更に1又は複数の係合凹部を設け、上向き操作回転位置と前向き操作回転位置との間の1又は複数の操作回転位置で停止操作ユニット51を固定可能としてもよい。
上向き操作回転位置と前向き操作回転位置は異なる2つの回転位置であればよく、夫々鉛直上向き、水平前向きである必要はない。
回転位置固定手段61の係合操作手段62は、実施形態で示したスライド式のものに限られるものではなく、押しボタン式等でもよい。
また、停止操作ユニット51を回転駆動するモータ、電磁ソレノイド等の駆動手段を設け、停止操作ユニット51の回転位置を電動で変更、停止させるようにしてもよい。
また本発明は、遊技図柄を変動表示可能な複数の変動表示部21a〜21cと、これら複数の変動表示部21a〜21cに対応する複数の停止操作部43a〜43cとを備え、停止操作部43a〜43cが操作されることに基づいてその停止操作部43a〜43cに対応する変動表示部21a〜21cの変動を停止させるように構成された遊技機であれば、スロットマシン以外のパチンコ機、アレンジボール機等の各種遊技機においても同様に実施することが可能である。
本発明の第1の実施形態を示すスロットマシンの正面図である。 本発明の第1の実施形態を示すスロットマシンの側面図である。 本発明の第1の実施形態を示すスロットマシンの本体ケース側の正面図である。 本発明の第1の実施形態を示すスロットマシンの停止操作ユニット及びその近傍の斜視図である。 本発明の第1の実施形態を示すスロットマシンの停止操作ユニット及びその近傍の側面断面図である。 本発明の第1の実施形態を示すスロットマシンの停止操作ユニット及びその近傍の正面断面図である。 本発明の第2の実施形態を示すスロットマシンの停止操作ユニット及びその近傍の側面断面図である。 本発明の第3の実施形態を示すスロットマシンの停止操作ユニット及びその近傍の斜視図である。 本発明の第3の実施形態を示すスロットマシンの停止操作ユニット及びその近傍の側面断面図である。 本発明の第3の実施形態を示すスロットマシンの停止操作ユニット及びその近傍の正面断面図である。
符号の説明
21a〜21c 変動表示リール
31 操作パネル部
31a 上操作面
31b 前操作面
43a〜43c ストップボタン(停止操作部)
51 停止操作ユニット
56 装着孔
56a 上装着孔
56b 前装着孔
61 回転位置固定手段
93a 上閉鎖板
93b 前閉鎖板

Claims (4)

  1. 遊技図柄を変動表示可能な複数の変動表示部(21a)〜(21c)と、該複数の変動表示部(21a)〜(21c)に対応する複数の停止操作部(43a)〜(43c)とを備え、前記停止操作部(43a)〜(43c)が操作されることに基づいて、その停止操作部(43a)〜(43c)に対応する前記変動表示部(21a)〜(21c)の変動を停止させるように構成された遊技機において、前記停止操作部(43a)〜(43c)が設けられ且つ横軸廻りに回転可能な停止操作ユニット(51)と、該停止操作ユニット(51)を所定の回転位置において解除可能に固定する回転位置固定手段(61)とを備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記回転位置固定手段(61)は、前記停止操作ユニット(51)を、前記停止操作部(43a)〜(43c)が略上向きとなる上向き操作回転位置と、前記停止操作部(43a)〜(43c)が略前向きとなる前向き操作回転位置とを含む複数の回転位置において固定可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 略上向きの上操作面(31a)と略前向きの前操作面(31b)とを有し且つ前記停止操作ユニット(51)が設けられた操作パネル部(31)を備え、前記停止操作ユニット(51)は、前記停止操作部(43a)〜(43c)が設けられたベース面(54a)が、前記上向き操作回転位置において前記上操作面(31a)と略面一となり、前記前向き操作回転位置において前記前操作面(31b)と略面一となるように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記停止操作ユニット(51)は、前記上操作面(31a)側の上装着孔(56a)と前記前操作面(31b)側の前装着孔(56b)とで構成された装着孔(56)内に回転自在に装着されると共に、前記上向き操作回転位置において前記前装着孔(56b)を略閉鎖する前閉鎖板(93b)と、前記前向き操作回転位置において前記上装着孔(56a)を略閉鎖する上閉鎖板(93a)とを備えたことを特徴とする請求項3に記載の遊技機。
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