JP2005323625A - スタンド式額縁・卓上カレンダー用ケース - Google Patents
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Abstract
【課題】 接着剤等を使用せずに誰でも簡単に組立てることができ、しかも竪牢なスタンド式額縁を提位する。
【解決手段】 上記課題は、前板の下端から底板、裏板及び背板がそれぞれ折曲線を介してこの順に連設され、前板は中央に大きな窓を有する枠状とされ、該前板の両側からはいずれも脇板及び折込フラップがそれぞれ折曲線を介してこの順に連設され、裏板には中央縦方向に略平行に形成された折曲線と該折曲線から外方に刻設された切込線に囲まれた一対の脚板と、該脚板の一方を形成する切込線の中間部から上昇又は下降し、次いで、他方の脚板を形成する切込線側に移行し、さらに下降又は上昇して該他方の切込線の中間部に至る半ループ状切込線と、該半ループ状切込線とその中間部に横方向に設けられた折曲線に囲まれた掛止片よりなり、
該掛止片の先端部と、当該掛止片と脚板を折曲して起こした際に互いに当接する両方の部位掛合切欠が設けられ、前記フラップは組立時に裏板と背板の間に挿入して前板を固定するものである、一枚の板紙で形成されるスタンド式額縁によって解決する。
【選択図】 図3
【解決手段】 上記課題は、前板の下端から底板、裏板及び背板がそれぞれ折曲線を介してこの順に連設され、前板は中央に大きな窓を有する枠状とされ、該前板の両側からはいずれも脇板及び折込フラップがそれぞれ折曲線を介してこの順に連設され、裏板には中央縦方向に略平行に形成された折曲線と該折曲線から外方に刻設された切込線に囲まれた一対の脚板と、該脚板の一方を形成する切込線の中間部から上昇又は下降し、次いで、他方の脚板を形成する切込線側に移行し、さらに下降又は上昇して該他方の切込線の中間部に至る半ループ状切込線と、該半ループ状切込線とその中間部に横方向に設けられた折曲線に囲まれた掛止片よりなり、
該掛止片の先端部と、当該掛止片と脚板を折曲して起こした際に互いに当接する両方の部位掛合切欠が設けられ、前記フラップは組立時に裏板と背板の間に挿入して前板を固定するものである、一枚の板紙で形成されるスタンド式額縁によって解決する。
【選択図】 図3
Description
本発明は写真立て・卓上カレンダーのケース等に使用される板紙で形成されたスタンド式額縁に関するものである。
従来の写真立てや卓上カレンダー用ケース等のスタンド式額縁は木製のものやビニール製のものが多かった。板紙製のものも存在したが接着剤等を用いて組立られるものであった。
接着剤等を使用せずに誰でも簡単に組立てることができ、しかも竪牢なスタンド式額縁・ケースを提位することが求められていた。
本発明は、上記課題を解決するべくなされたものであり、前板の下端から底板、裏板及び背板がそれぞれ折曲線を介してこの順に連設され、前板は中央に大きな窓を有する枠状とされ、該前板の両側からはいずれも脇板及び折込フラップがそれぞれ折曲線を介してこの順に連設され、裏板には中央縦方向に略平行に形成された折曲線と該折曲線から外方に刻設された切込線に囲まれた一対の脚板と、該脚板の一方を形成する切込線の中間部から上昇又は下降し、次いで、他方の脚板を形成する切込線側に移行し、さらに下降又は上昇して該他方の切込線の中間部に至る半ループ状切込線と、該半ループ状切込線とその中間部に横方向に設けられた折曲線に囲まれた掛止片よりなり、
該掛止片の先端部と、当該掛止片と脚板を折曲して起こした際に互いに当接する両方の部位掛合切欠が設けられ、前記フラップは組立時に裏板と背板の間に挿入して前板を固定するものである、一枚の板紙で形成されるスタンド式額縁によってかかる目的を達成したものである。
該掛止片の先端部と、当該掛止片と脚板を折曲して起こした際に互いに当接する両方の部位掛合切欠が設けられ、前記フラップは組立時に裏板と背板の間に挿入して前板を固定するものである、一枚の板紙で形成されるスタンド式額縁によってかかる目的を達成したものである。
本発明のスタンド式額縁及び卓上カレンダーケースは、一枚の板紙から形成され、接着剤等を使用せずに誰でも簡単に組立てることができ、しかも組立品が非常に竪牢であるという効果を奏するものである。
本発明のスタンド式額縁及び卓上カレンダーケースは、基本的に、前板、裏板、背板、底板、両脇板、及び折込フラップよりなり、これらが折曲線を介して一体に連設されていて、一枚の板紙よりなるものである。
前板は、写真・絵画や卓上カレンダー等の周縁部を抑える枠体よりなるものである。枠体の内側の窓部には必要によりセロファン、ポリスチレン等の透明シートを貼着することができる。前板の縦横の大きさは5〜30mm程度、通常8〜40mm程度である。
底板と両脇板の幅は写真や絵画等が円滑に出し入れできる程度あればよく、2〜15mm程度、通常3〜8mm程度である。底板と両脇板の長さは通常はそれぞれ前板の縦、横の長さに一致させるか、必要によりそれより短くすることもできる。
裏板の大きさは前板と略同じである。背板の横幅は前板と略同じであり、縦幅は前板よりやや短くする。具体的には1mm〜前板に枠の幅程度までが適当である。
裏板には、一対の脚板と掛止片を形成する切込線を設ける。
脚板は外方に折り曲げられて額縁を起立状態で支持するものであり、形状は、机上等に接する下縁部分が額縁を安定支持できればよい。形状の具体例は長方形や梯形やこれらを加工した形状等である。両脚板は原則として対称形とする。この両脚板の内側縁は折曲部と掛止片への掛合部よりなる。折曲部は原則として縦方向の直線であるが、やや斜めの線とすることもできる。掛合部は凹状の切込線で形成され、その最も凹んだ部分(外側縁に最も接近する部分)の凹み幅は少なくとも掛止片の幅が必要である。また、この凹み部の形状は掛止片が折曲部から立上がれる空間を有することが必要である。
掛止片は脚板を起立状態に支持するものであり、脚板との掛合部にはそれと掛合する掛合切欠が設けられる。
折込フラップは組立時に裏板と背板の間に挿入して前板を固定するものであり、挿入を可能にするため上下両端を幅が漸減する形状とする。具体的形状としては扁平な半楕円状、台形等がある。
本発明のスタンド式額縁は一板の板紙で形成し、しかも折込フラップ部が突出する外は短冊状とすることができるので、製造も容易であり、また、板紙の切残し部が少ない。
本発明の一実施例であるスタンド式額縁を板紙から打抜いた状態の展開図を図1に、組立てた状態を斜め前方からみた斜視図を図2に、斜め後方からみた斜視図を図3にそれぞれ示す。
図1に示すように、本発明のスタンド式額縁は前板1と、その図面下方に折曲線13〜15を介して底板2、裏板3及び背板4が連設され、前板1の両側にもそれぞれ折曲線16、17を介して脇板5と折込フラップ6が連設されている。
前板1の中央部は大きく4角形に切り取られて枠体9とされ、その切取部が写真・カレンダー等を飾る窓10となっている。
裏板3の中央縦方向には、中間部を残して2本の折曲線18、19がいずれも平行に設けられ、その両端からはいずれも外方に半分閉じた翼状に切込線11が刻設されて、該折曲線18、19と切込線11に囲まれた部分が一対の脚板7となっている。この脚板7の机と接する部分(切込線11の上辺)は外方に向かって端部の略1cm手前まで浅く斜めに削取されている。
上記2本の上側折曲線19の下端からいずれも外方に斜め下方の直線とそれに連接する円弧状の線とその両端を結ぶ直線よりなる切込線12が設けられ、その略中央部(斜め下方の直線の下端部)を横方向に結ぶ折曲線20が設けられている。この折曲線20と切込線12の下半分によって囲まれた部分が掛止片8になっている。切込線12の、斜め下方の直線終端部と、折曲線18と交わる部分には、いずれも切欠20,21が設けられている。
両折込フラップ6は対称形でいずれも浅い半楕円状をしている。
このスタンド式額縁は、前板1から背板4の横幅が158mm、前板1、裏板3及び両脇板6の縦幅が124mm、背板の縦幅が123mm、底板2及び両脇板6の幅が4.5mm、両脚板7の折曲線19の上端から折曲線18の下端までの距離が88mm、折曲線19の下端と切込線11の外端を結ぶ距離(机に接する辺の直線距離)が46mm、掛止片8の最大横幅が68mm、最大縦幅(折曲線20との平行部の幅)が20mm、掛止片8の折曲線18、19から外方への突出幅が15mm、各切欠21、22の深さが3mm、枠体9の上部と両側部の幅が10mm、下部の幅が19mm、そして、折込フラップ6の最大幅が16mmである。この板紙の厚さは約1mmである。切込線11、12はいずれも板紙を完全に切断しており、折曲線13〜20はいずれも途中まで直線状に切断している。
このスタンド式額縁の組立方法としては、各折曲線13〜17の部分を同一方向に折り曲げて、まず背板4を折込み、その上に前板1を折重ねる。一方、裏板3からは両脚板7と掛止片8を折りだしておく。その状態で両折込フラップ6を折込んで裏板3と背板4の間に挿入し、掛止片8をさらに折り曲げてその切欠22を脚板7の切欠21に掛合わせて、組立が完成する。組立品の斜視図を図2、3に示す。
本発明のスタンド式額縁は、前板と背板と両脇板の上縁に囲まれた上部開口から写真・カレンダー等を挿入して机上に置き、装飾品として利用できる。
1…前板
2…底板
3…裏板
4…背板
5…脇板
6…折込フラップ
7…脚板
8…掛止片
9…枠体
10…窓
11、12…切込線
13、14、15、16、17、18、19、20…折曲線
21、22…切欠
2…底板
3…裏板
4…背板
5…脇板
6…折込フラップ
7…脚板
8…掛止片
9…枠体
10…窓
11、12…切込線
13、14、15、16、17、18、19、20…折曲線
21、22…切欠
Claims (2)
- 前板の下端から底板、裏板及び背板がそれぞれ折曲線を介してこの順に連設され、前板は中央に大きな窓を有する枠状とされ、該前板の両側からいずれも脇板及び折込フラップがそれぞれ折曲線を介してこの順に連設され、裏板には中央縦方向に略平行に形成された折曲線と該折曲線から外方に刻設された切込線に囲まれた一対の脚板と、該脚板の一方を形成する切込線の中間部から上昇又は下降し、次いで、他方の脚板を形成する切込線側に移行し、さらに下降又は上昇して該他方の切込線の中間部に至る半ループ状切込線と、該半ループ状切込線とその中間部に横方向に設けられた折曲線に囲まれた掛止片よりなり、
該掛止片の先端部と、当該掛止片と脚板を折曲して起こした際に互いに当接する両方の部位掛合切欠が設けられ、前記フラップは組立時に裏板と背板の間に挿入して前板を固定するものである、一枚の板紙で形成されるスタンド式額縁 - 半ループ状切込線が脚板内方向に突出形成され、裏板には窓部が設けられていない請求項1記載のスタンド式額縁
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004141780A JP2005323625A (ja) | 2004-05-12 | 2004-05-12 | スタンド式額縁・卓上カレンダー用ケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004141780A JP2005323625A (ja) | 2004-05-12 | 2004-05-12 | スタンド式額縁・卓上カレンダー用ケース |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005323625A true JP2005323625A (ja) | 2005-11-24 |
Family
ID=35470447
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004141780A Pending JP2005323625A (ja) | 2004-05-12 | 2004-05-12 | スタンド式額縁・卓上カレンダー用ケース |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005323625A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5690176U (ja) * | 1979-12-13 | 1981-07-18 | ||
JPH0372285A (ja) * | 1989-08-11 | 1991-03-27 | Nissan Motor Co Ltd | 移動体用現在地表示装置 |
JPH09276104A (ja) * | 1996-04-08 | 1997-10-28 | Mino Nendo Kk | 写真等の卓上簡易ホルダー |
-
2004
- 2004-05-12 JP JP2004141780A patent/JP2005323625A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5690176U (ja) * | 1979-12-13 | 1981-07-18 | ||
JPH0372285A (ja) * | 1989-08-11 | 1991-03-27 | Nissan Motor Co Ltd | 移動体用現在地表示装置 |
JPH09276104A (ja) * | 1996-04-08 | 1997-10-28 | Mino Nendo Kk | 写真等の卓上簡易ホルダー |
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