JP2005323274A - 無線タグ通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 通信対象である無線タグとの相対位置関係や通信環境によらず好適な通信を行い得る無線タグ通信装置を提供する。
【解決手段】 複数の送受信用アンテナ素子20から送信される送信信号それぞれの位相を制御することで送信指向性を制御する送信制御手段40と、複数の送受信用アンテナ素子20により受信される受信信号それぞれの位相を制御することで受信指向性を制御する受信制御手段42と、その受信信号の品質を検出する受信エラー率検出手段48及び受信信号強度検出手段50とを、含み、前記送信制御手段40及び/又は受信制御手段42は、前記受信信号の品質に基づいてそれぞれ独立に前記制御を行うものであることから、相対的に移動する無線タグ14との間で情報の通信を行う場合や比較的強い雑音が存在する場合等であっても好適な通信を実現できる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、無線にて情報の書き込みや読み出しができる無線タグとの間で通信を行う無線タグ通信装置の改良に関する。
所定の情報が記憶された小型の無線タグ(応答器)から所定の無線タグ通信装置(質問器)により非接触にて情報の読み出しを行うRFID(Radio Frequency Identification)システムが知られている。このRFIDシステムは、無線タグが汚れている場合や見えない位置に配置されている場合であっても無線タグ通信装置との通信によりその無線タグに記憶された情報を読み出すことが可能であることから、商品管理や検査工程等の様々な分野において実用が期待されている。
そのような無線タグ通信装置の通信可能範囲を広げるための技術が提案されている。例えば、特許文献1に記載されたミリ波情報読み取りシステムがそれである。この技術によれば、複数のアンテナ素子により構成される送受信共用のアレイアンテナ(array antenna)を備え、各アンテナ素子から送信される送信信号それぞれの位相を制御すると共に、各アンテナ素子により受信される受信信号それぞれの位相を制御すること、すなわち送信動作及び受信動作の何れもフェイズドアレイ(Phased Array)処理を行うことにより、通信可能範囲を広げることができる。
特開平5−128289号公報
しかし、前記従来の技術では、送受信の方向を一致させて比較的強い指向性の制御を行うものであるため、前記無線タグ通信装置と無線タグとが相対的に移動している場合には、通信の途中でその無線タグが無線タグ通信装置の通信範囲から外れてしまい、その通信が成立しなくなる可能性があった。また、通信対象となる無線タグではない他の無線タグからの比較的強い返信信号が同一方向に存在する場合には、その返信信号に通信対象となる無線タグからの返信信号が埋もれてしまう可能性があった。すなわち、通信対象である無線タグとの相対位置関係や通信環境によらず好適な通信を行い得る無線タグ通信装置は、未だ開発されていないのが現状である。
本発明は、以上の事情を背景として為されたものであり、その目的とするところは、通信対象である無線タグとの相対位置関係や通信環境によらず好適な通信を行い得る無線タグ通信装置を提供することにある。
斯かる目的を達成するために、本発明の要旨とするところは、無線タグに向けて所定の送信信号を複数の送信用アンテナ素子から送信すると共に、その送信信号に応じて無線タグから返信される返信信号を複数の受信用アンテナ素子により受信してその無線タグとの間で情報の通信を行う無線タグ通信装置であって、前記複数の送信用アンテナ素子から送信される送信信号それぞれの位相を制御することで送信指向性を制御する送信制御手段と、前記複数の受信用アンテナ素子により受信された受信信号それぞれの位相を制御することで受信指向性を制御する受信制御手段と、その受信制御手段により制御された受信信号の品質を検出する受信品質検出手段とを、含み、前記送信制御手段及び/又は受信制御手段は、その受信品質検出手段により検出された受信信号の品質に基づいてそれぞれ独立に前記制御を行うことを特徴とするものである。
このようにすれば、前記複数の送信用アンテナ素子から送信される送信信号それぞれの位相を制御することで送信指向性を制御する送信制御手段と、前記複数の受信用アンテナ素子により受信された受信信号それぞれの位相を制御することで受信指向性を制御する受信制御手段と、その受信制御手段により制御された受信信号の品質を検出する受信品質検出手段とを、含み、前記送信制御手段及び/又は受信制御手段は、その受信品質検出手段により検出された受信信号の品質に基づいてそれぞれ独立に前記制御を行うものであることから、相対的に移動する無線タグとの間で情報の通信を行う場合や、通信対象となる無線タグではない他の無線タグからの比較的強い返信信号が存在する場合等であっても、送信指向性及び受信指向性をそれぞれ独立に制御することで好適な通信を実現できる。すなわち、通信対象である無線タグとの相対位置関係や通信環境によらず好適な通信を行い得る無線タグ通信装置を提供することができる。
ここで、好適には、前記送信制御手段は、前記複数の送信用アンテナ素子から送信される送信信号それぞれの振幅を制御し得るものであり、前記受信制御手段は、前記複数の受信用アンテナ素子により受信された受信信号それぞれの振幅を制御し得るものである。このようにすれば、前記送信指向性及び受信指向性を更に好適に定めることができる。
また、好適には、前記複数の送信用アンテナ素子及び複数の受信用アンテナ素子は、それらのうち少なくとも1本が送受信に共用されるものである。このようにすれば、前記無線タグ通信装置を小型化できる。
また、好適には、前記複数の送信用アンテナ素子及び複数の受信用アンテナ素子は、それら全部が送受信に共用されるものである。このようにすれば、前記無線タグ通信装置を可及的に小型化できる。
また、好適には、前記受信品質検出手段は、前記受信信号の品質としてその受信信号のエラー率を検出するものである。このようにすれば、通信環境における妨害波や壁面反射波の存在等を反映する受信信号のエラー率に基づいて送信指向性及び/又は受信指向性を制御することができる。
また、好適には、前記受信品質検出手段は、前記受信信号の品質としてその受信信号の信号強度を検出するものである。このようにすれば、通信対象である無線タグとの相対位置関係等を反映する受信信号の信号強度に基づいて送信指向性及び/又は受信指向性を制御することができる。
また、好適には、前記送信制御手段は、前記受信品質検出手段により検出された受信信号のエラー率が所定値以上であり且つ信号強度が所定値未満である場合には、前記送信指向性がより広角になるように前記制御を行うものである。このようにすれば、通信対象である無線タグが相対的に移動した場合等に送信指向性をより広角として送信範囲を広くすることで、好適な通信を成立させることができる。
また、好適には、前記送信制御手段は、前記受信品質検出手段により検出された受信信号のエラー率が所定値以上であり且つ信号強度が所定値以上である場合には、前記送信指向性がより狭角になるように前記制御を行うものである。このようにすれば、前記送信信号に起因する壁面反射波が存在する場合等に送信指向性をより狭角として送信範囲を狭くすることで、好適な通信を成立させることができる。
また、好適には、前記受信制御手段は、前記受信品質検出手段により検出された受信信号のエラー率が所定値以下である場合には、前記送信制御手段により制御された送信指向性と等しくなるように前記受信指向性を制御するものである。このようすれば、前記送信制御手段により好適化された指向性を受信側においても利用することができ、更に好適な通信を成立させることができる。
以下、本発明の好適な実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明が好適に適用される通信システム10の構成を説明する図である。この通信システム10は、本発明の一実施例である無線タグ通信装置12と、単数乃至は複数(図1では単数)の無線タグ14とから構成される所謂RFID(Radio Frequency Identification)システムであり、上記無線タグ通信装置12はそのRFIDシステムの質問器として、上記無線タグ14は応答器としてそれぞれ機能する。すなわち、上記無線タグ通信装置12から質問波F(送信信号)が上記無線タグ14に向けて送信されると、その質問波Fを受信した上記無線タグ14において所定の情報信号(データ)によりその質問波Fが変調され、応答波F(返信信号)として上記無線タグ通信装置12に向けて返信されることで、その無線タグ通信装置12と無線タグ14との間で情報の通信が行われる。
図2は、上記無線タグ通信装置12の電気的構成を説明する図である。この図2に示すように、上記無線タグ通信装置12は、上記送信信号の主搬送波を発生させるための主搬送波発生部16と、その主搬送波発生部16により発生させられた主搬送波を後述する送信データ生成手段39により生成される送信情報信号(送信データ)により変調して上記送信信号を生成する送信信号変調部18と、その送信信号変調部18により変調された送信信号を上記無線タグ14に向けて送信すると共に、その送信信号に応じてその無線タグ14から返信される返信信号を受信するための送受信共用の複数(図2では3本)の送受信用アンテナ素子20a、20b、20c(以下、特に区別しない場合には単に送受信用アンテナ素子20と称する)と、それら複数の送受信用アンテナ素子20から送信される送信信号の送信指向性を制御すると共に、それら複数の送受信用アンテナ素子20により受信される受信信号の受信指向性を制御するための指向性制御部22と、その指向性制御部22から供給される送信信号を各送受信用アンテナ素子20に供給すると共に、それら送受信用アンテナ素子20により受信された受信信号をその指向性制御部22に供給する複数(図2では3つ)の送受信分離部24a、24b、24c(以下、特に区別しない場合には単に送受信分離部24と称する)と、所定の周波数の局所信号を発生させる局所信号発生部26と、上記指向性制御部22から供給される受信信号それぞれにその局所信号発生部26により発生させられる局所信号を掛け合わせることでダウンコンバートする複数(図2では3つ)のダウンコンバータ28a、28b、28cと、それらダウンコンバータ28によりダウンコンバートされた受信信号の復調処理をはじめとする上記無線タグ通信装置12の動作を制御する制御部30とを、備えて構成されている。ここで、上記送受信分離部24としては、サーキュレータ若しくは方向性結合器等が好適に用いられる。
上記指向性制御部22は、上記送信信号変調部18から供給される送信信号それぞれの位相を制御する複数(図2では3つ)の送信信号位相制御部32a、32b、32c(以下、特に区別しない場合には単に送信信号位相制御部32と称する)と、それぞれの振幅を制御する複数(図2では3つ)の送信信号振幅制御部34a、34b、34c(以下、特に区別しない場合には単に送信信号振幅制御部34と称する)とを、備えており、それら送信信号位相制御部32及び送信信号振幅制御部34を介して上記複数の送受信用アンテナ素子20から送信される送信信号それぞれの位相及び振幅を制御することでその送信信号の送信指向性を制御する。また、上記複数の送受信分離部24から供給される受信信号それぞれの位相を制御する複数(図2では3つ)の受信信号位相制御部36a、36b、36c(以下、特に区別しない場合には単に受信信号位相制御部36と称する)と、それぞれの振幅を制御する複数(図2では3つ)の受信信号振幅制御部38a、38b、38c(以下、特に区別しない場合には単に受信信号振幅制御部38と称する)とを、備えており、それら受信信号位相制御部36及び受信信号振幅制御部38を介して上記複数の送受信用アンテナ素子20により受信された受信信号それぞれの位相及び振幅を制御することでその受信信号の受信指向性を制御する。
前記制御部30は、CPU、ROM、及びRAM等を含んで構成され、RAMの一時記憶機能を利用しつつROMに予め記憶されたプログラムに従って信号処理を行う所謂マイクロコンピュータであり、送信データの生成、送信信号位相制御部32及び送信信号振幅制御部34の制御量の決定、受信信号位相制御部36及び受信信号振幅制御部38の制御量の決定、前記無線タグ14に向けて前記送信信号を送信する送信制御、その送信信号に応じて前記無線タグ14から返信される返信信号を受信する受信制御、受信された受信信号を復調する復調制御、及びその受信信号の品質を検出する受信品質検出制御等を実行する。斯かる制御を実行するため、送信データ生成手段39、送信制御手段40、受信制御手段42、受信信号合成手段44、受信信号復調手段46、受信エラー率検出手段48、及び受信信号強度検出手段50を機能的に含んでいる。
送信データ生成手段39は、前記送信信号を変調するための所定の送信情報信号である送信データを生成して前記送信信号変調部18に供給する。送信制御手段40は、前記複数の送受信用アンテナ素子20から送信される送信信号それぞれの位相(及び必要に応じて振幅)を制御することで送信指向性を制御する。すなわち、前記指向性制御部20を介して各送信信号の位相を制御することにより前記複数の送受信用アンテナ素子20から成る送信アンテナを送信用フェイズドアレイアンテナ(Phased Array Antenna)として制御する。或いは、前記指向性制御部20を介して各送信信号の位相及び振幅を受信信号の品質が向上するように制御することにより前記複数の送受信用アンテナ素子20から成る送信アンテナを送信用アダプティブアレイアンテナ(Adaptive Array Antenna)として制御する。好適には、後述する受信信号合成手段44における前記受信信号の合成量が可及的に大きくなるように前記送信信号の送信指向性を定める。
受信制御手段42は、前記複数の送受信用アンテナ素子20により受信される受信信号それぞれの位相(及び必要に応じて振幅)を制御することによりその受信信号の受信指向性を制御する。すなわち、前記指向性制御部20を介して各受信信号の位相を制御することにより前記複数の送受信用アンテナ素子20から成る受信アンテナを受信用フェイズドアレイアンテナとして制御する。或いは、前記指向性制御部20を介して各受信信号の位相及び振幅を受信信号の品質が向上するように制御することにより前記複数の送受信用アンテナ素子20から成る受信アンテナを受信用アダプティブアレイアンテナとして制御する。好適には、後述する受信信号合成手段44における前記受信信号の合成量が可及的に大きくなるように前記受信信号の受信指向性を定める。
受信信号合成手段44は、前記複数の送受信用アンテナ素子20によりそれぞれ受信される受信信号を合成する。上記受信制御手段42により前記指向性制御部22を介してそれぞれ位相及び振幅が制御された受信信号がこの受信信号合成手段44により合成されることで、前記複数の送受信用アンテナ素子20から成る受信アンテナの受信指向性が定まる。
受信信号復調手段46は、上記信号合成手段44により合成された前記複数の送受信用アンテナ素子20からの受信信号を復調する。好適には、AM方式により受信信号をAM復調した後、その復調信号をFM復号化して前記無線タグ14による変調に関する情報信号を読み出す。
受信エラー率検出手段48は、前記受信制御手段42により制御された受信信号の品質を検出する受信品質検出手段として機能するものであり、斯かる受信信号の品質としてその受信信号のエラー率を検出する。好適には、受信信号のBER(Bit Error Rate)又はFER(Frame Error Rate)を検出する。
受信信号強度検出手段50は、前記受信制御手段42により制御された受信信号の品質を検出する受信品質検出手段として機能するものであり、斯かる受信信号の品質としてその受信信号の信号強度すなわちRSSI(Recieved Signal Strength Indicator)を検出する。
図3は、前記無線タグ14の構成を説明する図である。この図3に示すように、前記無線タグ14は、前記無線タグ通信装置12に備えられた複数の送受信用アンテナ素子20から成るアンテナとの間で、或いはその無線タグ通信装置12とは異なる質問器との間で信号の送受信を行うためのアンテナ部52と、そのアンテナ部52により受信された搬送波を整流する整流部54と、その整流部54により整流された搬送波のエネルギを蓄積するための電源部56と、上記アンテナ部52により受信された搬送波からクロック信号を抽出して制御部64に供給するクロック抽出部58と、所定の情報信号を記憶し得る情報記憶部として機能するメモリ部60と、上記アンテナ部52に接続されて信号の変調及び復調を行う変復調部62と、上記整流部54、クロック抽出部58、及び変復調部62等を介して上記無線タグ14の作動を制御するための制御部64とを、備えて構成されている。この制御部64は、前記無線タグ通信装置12と通信を行うことにより上記メモリ部60に上記所定の情報を記憶する制御や、上記アンテナ部52により受信された搬送波を上記変復調部62において上記メモリ部60に記憶された情報信号に基づいて変調したうえで反射波として上記アンテナ部52から反射返信する制御等の基本的な制御を実行する。上記アンテナ部52は、好適には、一対の線状エレメントから成る半波長ダイポールアンテナである。
図4は、前記送信制御手段40や受信制御手段42により形成される指向性パターンについて説明する図である。本実施例では、ダイポールアンテナ等の棒状アレイアンテナである3本の送受信用アンテナ素子20a、20b、20cが同一平面(図4のy軸に垂直を成す平面)内に互いに平行を成すように且つ等間隔で配設された態様における指向性制御を説明する。図4は、指向性方向(メインローブ方向)の角度θ=20°である3種類の指向性パターンを示しており、比較的幅員が狭い狭角(ナロー)である指向性パターンAを太い実線で、幅員が中程度である指向性パターンBを太い破線で、比較的幅員が広い広角(ブロード)である指向性パターンCを太い一点鎖線でそれぞれ示している。このように、指向性方向の角度が共通であっても形、メインローブの広がり、サイドローブ、ヌル点等の異なる様々な指向性パターンが考えられ、前記送信制御手段40及び/又は受信制御手段42は、前記受信品質検出手段により検出された受信信号の品質に基づいてそれぞれ独立に斯かる指向性パターンを形成する制御を行う。
図5は、前記複数の送受信用アンテナ素子20に対して通信対象である無線タグ14が移動している場合における好適な指向性パターンについて説明する図である。例えば、図5に示すように、前記複数の送受信用アンテナ素子20に対して通信対象である無線タグ14がx軸方向に移動している場合には、上記指向性パターンAのように狭角の指向性にて前記送信信号を送信するうちにその無線タグ14がパターンの外に移動し、前記返信信号を返信させるために十分な電力を供給できなくなるおそれがある。ここで、前記送信指向性及び受信指向性を共に上記指向性パターンB又はCのように広角に変更すると、それまで拾わずに済んでいた雑音(妨害波)や通信対象となる無線タグ14ではない他の無線タグ14からの比較的強い返信信号を拾うようになり、受信信号の品質が劣化することが考えられ、必ずしも適切ではない。従って、前記受信指向性は狭角に維持したまま、前記送信指向性がより広角となるように制御するのが好ましい。前記複数の送受信用アンテナ素子20に対して通信対象である無線タグ14が移動している場合には、前記受信信号のエラー率が比較的高くなると共に、受信信号強度が比較的低くなる傾向にある。前記送信制御手段40は、好適には、前記受信エラー率検出手段48により検出された受信信号のエラー率が所定値以上であり且つ受信信号強度検出手段50により検出された信号強度が所定値未満である場合には、前記送信指向性がより広角になるように前記制御を行う。
図6は、通信対象である無線タグ14の近傍に前記送信信号や返信信号を反射し得る反射物が存在する場合における好適な指向性パターンについて説明する図である。この反射物としては、図6に示すように通信対象である無線タグ14に対して位置固定に存在する壁68の他、その無線タグ14に対して移動する人間や荷物を積んだカート等、様々なものが想定される。例えば、図6に示すように、通信対象である無線タグ14の近傍に前記送信信号や返信信号を反射し得る反射物である壁68が存在する場合には、上記指向性パターンCのように広角の指向性にて前記送信信号を送信することで、その送信信号が壁68により反射され、図に細い一点鎖線矢印に示すように雑音となって前記複数の送受信用アンテナ素子20により受信されるおそれがある。ここで、前記送信指向性及び受信指向性を共に上記指向性パターンA又はBのように狭角に変更すると、図に細い実線矢印で示すそれまで好適に受信できていた前記無線タグ14からの返信信号を受信できなくなることが考えられ、必ずしも適切ではない。従って、前記受信指向性は広角に維持したまま、前記送信指向性がより狭角となるように制御するのが好ましい。通信対象である無線タグ14の近傍に前記送信信号や返信信号を反射し得る反射物が存在する場合には、前記受信信号のエラー率及び受信信号強度が共に比較的高くなる傾向にある。前記送信制御手段40は、好適には、前記受信エラー率検出手段48により検出された受信信号のエラー率が所定値以上であり且つ受信信号強度検出手段50により検出された信号強度が所定値以上である場合には、前記送信指向性がより狭角になるように前記制御を行う。
図7は、前記無線タグ通信装置12の制御部30による前記無線タグ14との間の通信における送受信指向性制御について説明するフローチャートであり、所定の周期で繰り返し実行されるものである。
前記無線タグ通信装置12が前記無線タグ14との間で通信を開始する場合には、先ず、ステップ(以下、ステップを省略する)S1において、前記無線タグ14との通信における指向性方向及び送受信共通の初期ウェイトが設定される。次に、S2において、前記受信信号位相制御部36及び受信信号振幅制御部38を介して各受信信号の位相及び振幅が制御され、受信ウェイトが設定される。次に、S3において、前記送信信号位相制御部32及び送信信号振幅制御部34を介して各送信信号の位相及び振幅が制御され、送信ウェイトが設定される。次に、S4において、前記無線タグ14を検出するための通信動作が行われ、前記複数の送受信用アンテナ素子20によりそれぞれ受信された受信信号が合成されて復調されると共に、斯かる受信信号のエラー率BER及び受信信号強度RSSIが検出される。次に、S5において、前記無線タグ14との間の通信が終了であるか否かが判断される。このS5の判断が肯定される場合には、それをもって本ルーチンが終了させられるが、S5の判断が否定される場合には、S6において、S4にて検出された前記受信信号のエラー率BERが所定値ThBER1より大きいか否かが判断される。このS6の判断が否定される場合には、S10において、S4にて検出された前記受信信号のエラー率BERが所定値ThBER2より小さいか否かが判断されるが、S6の判断が肯定される場合には、S7において、S4にて算出されたRSSIが所定値ThRSSIより大きいか否かが判断される。このS7の判断が肯定される場合には、S8において、前記送信信号位相制御部32及び送信信号振幅制御部34を介して各送信信号の位相及び振幅が制御され、前記送信指向性がより狭角となるように送信ウェイトが制御された後、S3以下の処理が再び実行されるが、S8の判断が否定される場合には、S9において、前記送信信号位相制御部32及び送信信号振幅制御部34を介して各送信信号の位相及び振幅が制御され、前記送信指向性がより広角となるように送信ウェイトが制御された後、S3以下の処理が再び実行される。S10の判断が否定される場合、すなわちS4にて検出された前記受信信号のエラー率BERが所定値ThBER2以上であると判断される場合には、S4以下の処理が再び実行されるが、S10の判断が肯定される場合、すなわちS4にて検出された前記受信信号のエラー率BERが所定値ThBER2より小さいと判断される場合には、S11において、前記受信信号位相制御手段36及び受信信号振幅制御手段38を介して各受信信号の位相及び振幅が制御され、前記送信ウェイト及び受信ウェイトが等しくなるように制御された後、S4以下の処理が再び実行される。以上の制御において、S1、S3、S4、S8、及びS9が前記送信制御手段40の動作に、S1、S2、S4、及びS11が前記受信制御手段42の動作に、S4が前記受信信号合成手段44、受信信号復調手段46、受信エラー率検出手段48、及び受信信号強度検出手段50の動作にそれぞれ対応する。
このように、本実施例によれば、前記複数の送受信用アンテナ素子20から送信される送信信号それぞれの位相を制御することで送信指向性を制御する送信制御手段40(S1、S3、S4、S8、及びS9)と、前記複数の送受信用アンテナ素子20により受信された受信信号それぞれの位相を制御することで受信指向性を制御する受信制御手段42(S1、S2、S4、及びS11)と、その受信制御手段42により制御された受信信号の品質を検出する受信品質検出手段である受信エラー率検出手段48及び受信信号強度検出手段50とを、含み、前記送信制御手段40及び/又は受信制御手段42は、それら受信エラー率検出手段48及び受信信号強度検出手段50により検出された受信信号の品質に基づいてそれぞれ独立に前記制御を行うものであることから、相対的に移動する無線タグ14との間で情報の通信を行う場合や、通信対象となる無線タグ14ではない他の無線タグ14からの比較的強い返信信号が存在する場合等であっても、送信指向性及び受信指向性をそれぞれ独立に制御することで好適な通信を実現できる。すなわち、通信対象である無線タグ14との相対位置関係や通信環境によらず好適な通信を行い得る無線タグ通信装置12を提供することができる。
また、前記送信制御手段40は、前記複数の送受信用アンテナ素子20から送信される送信信号それぞれの振幅を制御し得るものであり、前記受信制御手段42は、前記複数の送受信用アンテナ素子20により受信された受信信号それぞれの振幅を制御し得るものであるため、前記送信指向性及び受信指向性を更に好適に定めることができる。
また、前記複数の送受信用アンテナ素子20は、それら全部が送受信に共用されるものであるため、前記無線タグ通信装置12を可及的に小型化できる。
また、前記受信品質検出手段は、前記受信信号の品質としてその受信信号のエラー率を検出する受信エラー率検出手段48(S4)であるため、通信環境における妨害波や壁面反射波の存在等を反映する受信信号のエラー率に基づいて送信指向性及び/又は受信指向性を制御することができる。
また、前記受信品質検出手段は、前記受信信号の品質としてその受信信号の信号強度を検出する受信信号強度検出手段50(S4)であるため、通信対象である無線タグ14との相対位置関係等を反映する受信信号の信号強度に基づいて送信指向性及び/又は受信指向性を制御することができる。
また、前記送信制御手段40は、前記受信エラー率検出手段48により検出された受信信号のエラー率が所定値以上であり且つ受信信号強度検出手段50により検出された受信信号強度が所定値未満である場合には、前記送信指向性がより広角になるように前記制御を行うものであるため、通信対象である無線タグ14が相対的に移動した場合等に送信指向性をより広角として送信範囲を広くすることで、好適な通信を成立させることができる。
また、前記送信制御手段40は、前記受信エラー率検出手段48により検出された受信信号のエラー率が所定値以上であり且つ受信信号強度検出手段50により検出された受信信号強度が所定値以上である場合には、前記送信指向性がより狭角になるように前記制御を行うものであるため、前記送信信号に起因する壁面反射波が存在する場合等に送信指向性をより狭角として送信範囲を狭くすることで、好適な通信を成立させることができる。
また、前記受信制御手段42は、前記受信エラー率検出手段48により検出された受信信号のエラー率が所定値以下である場合には、前記送信制御手段40により制御された送信指向性と等しくなるように前記受信指向性を制御するものであるため、前記送信制御手段40により好適化された指向性を受信側においても利用することができ、更に好適な通信を成立させることができる。
以上、本発明の好適な実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、更に別の態様においても実施される。
例えば、前述の実施例において、前記送信制御手段40、受信制御手段42、受信信号合成手段44、受信信号復調手段46、受信エラー率検出手段48、及び受信信号強度検出手段50は、何れも前記制御部30の制御機能として備えられたものであったが、それぞれ個別の制御装置として備えられたものであっても構わない。また、それらの制御は、ディジタル信号処理によるものであるとアナログ信号処理によるものであるとを問わない。
また、前述の実施例において、前記無線タグ通信装置12は、前記無線タグ14に向けて前記送信信号を送信すると共に、その送信信号に応じて無線タグ14から返信される返信信号を受信するための複数の送受信用アンテナ素子20を備えたものであったが、前記無線タグ14に向けて前記送信信号を送信するための複数の送信用アンテナ素子と、その送信信号に応じて無線タグ14から返信される返信信号を受信するための複数の受信用アンテナ素子とを、それぞれ個別に備えたものであってもよい。また、送信用アンテナ素子及び受信用アンテナ素子のうち一部が送受信に共用されるものであっても構わない。このように、前記複数の送信用アンテナ素子及び複数の受信用アンテナ素子のうち少なくとも1本が送受信に共用されることにより、前記無線タグ通信装置12を小型化できる。
また、前述の実施例において、前記送信制御手段40は、前記複数の送受信用アンテナ素子20から送信される各送信信号の位相及び振幅を制御することで前記送信指向性を制御するものであったが、各送信信号の位相のみを制御するものであってもよい。同様に、前記受信制御手段42は、各受信信号の位相のみを制御することにより前記受信指向性を制御するものであっても構わない。
その他、一々例示はしないが、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲内において種々の変更が加えられて実施されるものである。
本発明が好適に適用される通信システムの構成を説明する図である。 本発明の一実施例である無線タグ通信装置の電気的構成を説明する図である。 図1の無線タグに含まれる無線タグ回路を説明するブロック線図である。 図2の無線タグ通信装置の制御部に含まれる送信制御手段や受信制御手段により形成される指向性パターンについて説明する図である。 図2の無線タグ通信装置の複数の送受信アンテナに対して通信対象である無線タグが移動している場合における好適な指向性パターンについて説明する図である。 図2の無線タグ通信装置の通信対象である無線タグの近傍に送信信号や返信信号を反射し得る反射物が存在する場合における好適な指向性パターンについて説明する図である。 図2の無線タグ通信装置の制御部による無線タグとの間の通信における送受信指向性制御について説明するフローチャートである。
符号の説明
12:無線タグ通信装置
14:無線タグ
20:送受信用アンテナ素子
40:送信制御手段
42:受信制御手段
48:受信エラー率検出手段(受信品質検出手段)
50:受信信号強度検出手段(受信品質検出手段)

Claims (9)

  1. 無線タグに向けて所定の送信信号を複数の送信用アンテナ素子から送信すると共に、該送信信号に応じて無線タグから返信される返信信号を複数の受信用アンテナ素子により受信して該無線タグとの間で情報の通信を行う無線タグ通信装置であって、
    前記複数の送信用アンテナ素子から送信される送信信号それぞれの位相を制御することで送信指向性を制御する送信制御手段と、
    前記複数の受信用アンテナ素子により受信された受信信号それぞれの位相を制御することで受信指向性を制御する受信制御手段と、
    該受信制御手段により制御された受信信号の品質を検出する受信品質検出手段と
    を、含み、
    前記送信制御手段及び/又は受信制御手段は、該受信品質検出手段により検出された受信信号の品質に基づいてそれぞれ独立に前記制御を行うものであることを特徴とする無線タグ通信装置。
  2. 前記送信制御手段は、前記複数の送信用アンテナ素子から送信される送信信号それぞれの振幅を制御し得るものであり、前記受信制御手段は、前記複数の受信用アンテナ素子により受信された受信信号それぞれの振幅を制御し得るものである請求項1の無線タグ通信装置。
  3. 前記複数の送信用アンテナ素子及び複数の受信用アンテナ素子は、それらのうち少なくとも1本が送受信に共用されるものである請求項1又は2の無線タグ通信装置。
  4. 前記複数の送信用アンテナ素子及び複数の受信用アンテナ素子は、それら全部が送受信に共用されるものである請求項1又は2の無線タグ通信装置。
  5. 前記受信品質検出手段は、前記受信信号の品質として該受信信号のエラー率を検出するものである請求項1から4の何れかの無線タグ通信装置。
  6. 前記受信品質検出手段は、前記受信信号の品質として該受信信号の信号強度を検出するものである請求項1から5の何れかの無線タグ通信装置。
  7. 前記送信制御手段は、前記受信品質検出手段により検出された受信信号のエラー率が所定値以上であり且つ信号強度が所定値未満である場合には、前記送信指向性がより広角になるように前記制御を行うものである請求項6の無線タグ通信装置。
  8. 前記送信制御手段は、前記受信品質検出手段により検出された受信信号のエラー率が所定値以上であり且つ信号強度が所定値以上である場合には、前記送信指向性がより狭角になるように前記制御を行うものである請求項6又は7の無線タグ通信装置。
  9. 前記受信制御手段は、前記受信品質検出手段により検出された受信信号のエラー率が所定値以下である場合には、前記送信制御手段により制御された送信指向性と等しくなるように前記受信指向性を制御するものである請求項6から8の何れかの無線タグ通信装置。
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