JP2005322894A - 基板用位置決めテーブル、基板用位置決め設備、基板の位置決め方法 - Google Patents

基板用位置決めテーブル、基板用位置決め設備、基板の位置決め方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005322894A
JP2005322894A JP2005106075A JP2005106075A JP2005322894A JP 2005322894 A JP2005322894 A JP 2005322894A JP 2005106075 A JP2005106075 A JP 2005106075A JP 2005106075 A JP2005106075 A JP 2005106075A JP 2005322894 A JP2005322894 A JP 2005322894A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
ball
positioning
platform
free
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005106075A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4545625B2 (ja
Inventor
Kaoru Iguchi
薫 井口
Takuro Uchida
卓朗 内田
Hideki Nishinomiya
秀樹 西之宮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iguchi Kiko Seisakusho Co Ltd
YAC Co Ltd
Original Assignee
Iguchi Kiko Seisakusho Co Ltd
YAC Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Iguchi Kiko Seisakusho Co Ltd, YAC Co Ltd filed Critical Iguchi Kiko Seisakusho Co Ltd
Priority to JP2005106075A priority Critical patent/JP4545625B2/ja
Publication of JP2005322894A publication Critical patent/JP2005322894A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4545625B2 publication Critical patent/JP4545625B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)

Abstract

【課題】位置決め時間を短縮できる基板用位置決めテーブル、これを用いた基板用位置決め設備、基板の位置決め方法を提供する。
【解決手段】基板4が載置される載置台11の外周部に配置したサイドフリーベアリング12によって、載置台11の上方から下降させて載置台11上に載置される基板4の周囲をガイドして、載置台11上の基板位置決め領域Mに位置決めする。また、サイドフリーボールベアリング12のボール12bの少なくとも表面が導電性材料によって形成されており、サイドフリーボールベアリング12のボール支持体12aにはボール12bと接するグランド用通電部が設けられ、基板4がボール12bに接触したときに、基板4に帯電している静電気によるスパークの発生を防止する。
【選択図】図2

Description

本発明は、ディスプレイ用マザーガラス、シリコン基板(ウェハ)などといった基板を精密に位置決めするための基板用位置決めテーブル、基板用位置決め設備、基板の位置決め方法に関する。
PDP(プラズマディスプレイパネル)、液晶ディスプレイといったディスプレイに用いられるガラス基板(マザーガラス)の膜付け等を行う設備では、成膜、レジスト塗布、露光、エッチング等の処理を行う複数の処理室(チャンバー)に基板の搬入、搬出を専用のロボット(移送装置)で行うが、処理室内に搬入したガラス基板の位置決め精度の確保が重要であることに鑑みて、膜付け等のプロセスを行うガラス基板を処理室に搬入する前に、処理室への基板の搬入経路の途中(例えば、処理室とは別に設けられたチャンバー(ロードロックチャンバー)内、前記処理室等が設けられている真空装置の入口付近(大気中)など)に設置した位置決めテーブルに載せて位置決めした後、前述のロボットが位置決めテーブルから取り出したガラス基板を処理室に搬入することで、処理室内でのガラス基板の位置が許容誤差範囲内に収まるようにしている。
従来、前記位置決めテーブルとしては、該位置決めテーブルに載せたガラス基板を位置決めゲージに押し当てて位置決めする構成のもの(例えば特許文献1)や、位置決めゲージを移動して位置決めテーブル上のガラス基板の端面に押し当てて位置決めするもの等がある。
また、位置決めテーブルへのガラス基板の搬入は、ガラス基板が搬入される搬入台(カセット)からガラス基板を取り出して位置決めテーブル上に載せる専用の移載ロボットによって行う。この移載ロボットとしては、例えば、図5に示すように、複数本の可動アーム101上にガラス基板102を載せて搬送するもの(移載ロボット103)や、図7に示すように、バキューム装置に接続された吸盤形の吸着ヘッド104でガラス基板102の複数箇所を吸着固定して搬送するもの(移載ロボット105)等がある。この移載ロボットは、位置決めテーブル106上に搬送したガラス基板102を下降させて、位置決めテーブル106上に載せるようになっている。また、膜付け等のプロセスを完了して、処理室から位置決めテーブル106上に戻されたガラス基板102を、位置決めテーブル106から取り出して、搬出位置に搬送する機能も有している。
位置決めテーブル106は、移載ロボットによって載せられたガラス基板102を横移動させる横送り装置(図示略)と、この横送り装置で横送りしたガラス基板102の外周部の端面が押し当てられることでガラス基板102を位置決めする位置決めゲージ107とを具備しており、移載ロボットによって搬入されたガラス基板102を横送り装置で移動して位置決めゲージ107に当接させることで、ガラス基板102を精密に位置決めできる。また、位置決めテーブル106としては、テーブル本体108上に多数設けられたフリーボールベアリング109によってガラス基板102を横移動自在に支持して、ガラス基板102の横移動を軽い力で実現できる。
特開平06−183556号公報
しかしながら、上述したような位置決めテーブルでは、ガラス基板を載せてから、位置決めゲージへの突き当てによる位置決め作業が完了するまでに時間が掛かるため、これが製品の製造効率の低下の原因になるといった不満があった。また、ガラス基板を横移動させたり、ガラス基板の端面に位置決めゲージを押し当てて位置決めする構成では、ガラス基板に微小な撓み等の歪みが与えられやすく、ガラス基板の平坦度等の寸法精度に影響を与えてしまうといった問題もある。さらに、横送り装置(あるいはゲージを移動するための装置)が必要であるため、コストが高く付く上、このような装置がパーティクルの発生源となって、ガラス基板を汚染しやすいといった問題もある。
本発明は、前記課題に鑑みて、ガラス基板等の基板の位置決めを短時間で簡単に行うことができ、しかも、基板に殆ど歪みを与えることなく、パーティクルの発生も極めて少なくできる、低コストの基板用位置決めテーブル、基板用位置決め設備、基板の位置決め方法の提供を目的としている。
上記課題を解決するために、本発明では以下の構成を提供する。
本発明では、基板が載置される載せ台と、この載せ台の外周部の複数箇所に配置され、前記載せ台の上方からの下降によって前記載せ台上に載置される基板の外周部をガイドすることで前記基板を前記載せ台上に設定された基板位置決め領域内に位置決めするフリーボールベアリングとを有し、
前記フリーボールベアリングは、ボール支持体と、このボール支持体に回転自在に支持されたボールとを有して構成され、かつ、前記ボールの中心が前記載せ台が前記基板を支持する支持面の延長上、あるいは、前記載せ台に載置される基板の板厚寸法の範囲で前記支持面よりも上となる位置に配置されており、前記ボールの前記ボール支持体から突出した部分に当接された基板を前記ボールの回転によって各フリーボールベアリングのボールによって囲まれる内側の前記基板位置決め領域に誘導できることを特徴とする基板用位置決めテーブルを提供する。
この基板用位置決めテーブルでは、前記フリーボールベアリングのボールの少なくとも表面が導電性材料によって形成されており、前記フリーボールベアリングのボール支持体には前記ボールと接するグランド用通電部が設けられている構成も採用可能である。
また、この基板用位置決めテーブルでは、前記載せ台には、該載せ台に載せられる基板を前記支持面に沿った方向の変位を許容して支持する基板支持手段を具備する構成を採用することがより好ましい。前記基板支持手段としては、例えば、フリーボールベアリングを採用できる。
また、本発明では、基板が搬入される搬入台と、本発明に係る基板用位置決めテーブルと、前記搬入台から基板を取り出して前記基板用位置決めテーブルの載せ台上に載せる基板移送装置とを具備することを特徴とする基板用位置決め設備を提供する。
また、本発明では、本発明に係る基板用位置決めテーブルの前記載せ台上に載置する基板を、前記載せ台の外周部の複数箇所に配置されているフリーボールベアリングであるサイドフリーベアリングのボールよりも上にて、前記基板位置決め領域よりも、各サイドフリーベアリングのボールのボール支持体からの突出分だけ広く確保された領域である基板受入領域の上から下降させて前記基板受入領域に入れた後、この基板を各サイドフリーベアリングのボールにガイドさせつつ下降させて前記基板位置決め領域に配置することを特徴とする基板の位置決め方法を提供する。
本発明によれば、載せ台の外周部に配置されている各フリーボールベアリング(以下、サイドフリーベアリングとも言う)のボールよりも上から基板を下降させ、各サイドフリーベアリングによって囲まれる内側(ボールのボール支持体から最も突出した部分によって囲まれる内側)の基板位置決め領域に入れ、載せ台上の支持面に載せるだけで、この基板を、所望の精度を以て位置決めできる。基板位置決め領域に入った基板は、各サイドフリーベアリングのボールによって位置決めされるので、基板が基板位置決め領域に入ると同時に、基板の位置決めを完了できる。したがって、極めて短時間での位置決めが可能である。
また、基板を基板受入領域から下降させて基板位置決め領域に入れる際に、基板の外周部が前記ボールの前記ボール支持体から突出した部分に当接しても、サイドフリーベアリングは、前記ボールの前記ボール支持体から突出した部分の上に当接された基板を前記ボールの回転によって基板位置決め領域に円滑に誘導できる構成であるため、基板が基板位置決め領域に入る同時に、基板の位置決めを完了できる。
しかも、本発明では、位置決めテーブル上に載せた基板を横移動させて位置決めゲージに押し当てることで位置決めする構成に比べて、基板に部分的な撓み等の歪みを与えにくく、基板の寸法精度を安定に維持できるといった優れた効果が得られる。さらに、位置決めテーブルに、横送り装置などの複雑な機構を設ける必要が無いので、パーティクルの発生源を大幅に減少させることができ、また、低コスト化も可能である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1、図2は、本発明に係る基板用位置決めテーブル1(以下、位置決めテーブルとも言う)を示す図であって、図1は平面図、図2は図1のA−A線断面矢視図、図3は位置決めテーブル1に設けられているフリーボールベアリング(後述のサイドフリーベアリング及び受けフリーベアリング)の取り付け位置関係を示す拡大図、図4は本発明に係る基板用位置決め設備2(以下、位置決め設備とも言う)を備えたプロセス設備3を示す平面略図である。
なお、この実施形態では、基板4として、ディスプレイ用のガラス基板(マザーガラス。以下、ガラス基板とも言う)を用いた例で説明するが、本発明に適用される基板4としてはガラス基板に限定されず、例えば、シリコン基板、セラミック基板、金属基板など、精密加工を行う各種基板を採用できる。また、基板4は、ここでは長方形板状であるが、これに限定されず、この基板4の形状は、例えば円形や楕円形などであっても良い。
本実施形態では、本発明に係る位置決めテーブル1は、図4に示すプロセス設備3を構成する真空装置31に設けられているロードロックチャンバー32内に設置されている。
図4において、真空装置31は、前記ロードロックチャンバー32と、トランスファーチャンバー33と、第1〜3処理室34a、34b、34c(チャンバー)とを具備して構成されている。符号35aは、ロードロックチャンバー32に設けられている大気ゲートであり、真空装置31の外からロードロックチャンバー32への基板4の搬入時、ロードロックチャンバー32から真空装置31の外への基板4の搬出時に開閉される。また、符号35bは、ロードロックチャンバー32とトランスファーチャンバー33との間を開閉するゲート、35c、35d、35eは、第1〜3処理室34a、34b、34cとトランスファーチャンバー33との間を開閉するゲートである。トランスファーチャンバー33内には、基板4を移動するためのロボット36(基板移送装置。以下、真空ロボットとも言う)が設置されており、ロードロックチャンバー32内の位置決めテーブル1と処理室34a、34b、34cとの間の基板4の移送は、この真空ロボット36によって行われる。なお、膜付け等の処理工程に従い、処理室から取り出した基板4を別の処理室に搬入する(あるいは、元の処理室に搬入する)場合、処理室から取り出した基板4を、一旦、位置決めテーブル1での位置決めを経てから、別の処理室に入れるようにする。
プロセス設備3は、真空装置31の外に設置されているカセット37及びロボット38(基板移送装置。以下、大気ロボットとも言う)と、上述の真空装置31とを具備して構成されている。真空装置31の外からロードロックチャンバー32内の位置決めテーブル1への基板4の搬入は、大気ロボット38がカセット37から取り出した基板4を大気ゲート35aを介して位置決めテーブル1上に載せることによって行われる。大気ロボット38は、位置決めテーブル1上の基板4を真空装置31外へ搬出する作業も行う。
大気ロボット38は、ここでは、図5を参照して説明した移送ロボット103と同様に、基板4を、XYZ方向に移動可能な可動アーム38a(図2参照)上に載せた状態で搬送する構成のものであるが、これに限定されず、各種構成のもの採用できる。
なお、カセット37は、処理を施される基板4が搬入される搬入台としての機能を果たす。
カセット37と、位置決めテーブル1と、大気ロボット38とは、本発明に係る基板位置決め設備を構成する。
図1、図2に示すように、位置決めテーブル1は、基板4が載置される載せ台11と、この載せ台11の外周部の複数箇所に配置され、前記載せ台11上に載置される基板4の端面41に当接されることで、前記基板4を前記載せ台11上の所望位置に位置決めするフリーボールベアリング12(以下、サイドフリーベアリングとも言う)とを有して構成されている。
前記載せ台11は、テーブル本体13と、このテーブル本体13の上面13a上に突出するようにして多数取り付けられたフリーボールベアリング14(以下、受けフリーベアリングとも言う)とを有しており、該載せ台11に載せられる基板4を前記多数の受けフリーベアリング14によって、水平又はほぼ水平の支持面F(仮想面)上に支持するようになっている。また、テーブル本体13の外周部には、サイドフリーベアリング12を取り付けるための取付台15がテーブル本体13上に突出するようにして設けられており、前記受けフリーベアリング14は、前記取付台15に取り囲まれた内側に位置するテーブル本体上面13a上に回転自在のボール14bが突出するようにして、テーブル本体13に取り付けられている。
なお、図示例の載せ台11のテーブル本体13は平面視長方形状(図1参照)になっているが、本発明においてはこれに限定されず、例えば、平面視円形、楕円形なども採用可能である。
前記サイドフリーベアリング12は、ボール支持体12a(ホルダ)と、このボール支持体12aに回転自在に支持されたボール12bとを有し、前記ボール支持体12aを載せ台11の外周部の取付台15に固定して取り付けられている。このサイドフリーベアリング12は、テーブル本体13の取付台15の内面15a側(取付台15によって囲まれる内側空間Sに臨む側)に取り付けられており、前記ボール12bのボール支持体12aから突出している部分は、取付台内面15aよりも内側空間S側に位置している。また、図3に示すように、このサイドフリーベアリング12は、ボール12bの中心が、前記載せ台11が前記基板4を支持する支持面Fの延長上となる位置に配置されている。このため、サイドフリーベアリング12のボール12bは、ボール12bのボール支持体12aからの突出量の最も大きい部分が支持面Fに一致するように位置決めされている。
この位置決めテーブル1において、各サイドフリーベアリング12のボール12b(詳細には、ボール12bのボール支持体12aからの突出量の最も大きい部分)によって囲まれる内側の領域が、該位置決めテーブル1の載せ台11上に載せた基板4が配置される基板位置決め領域Mであり、載せ台11に載せる基板4は基板位置決め領域Mに配置されることで、この位置決めテーブル1の各サイドフリーベアリング12のボール12bによって所望の精度を以て位置決めテーブル1に対し位置決めされる。
図2、図3に示すように、基板位置決め領域Mの寸法L(具体的にはXY寸法。図2の寸法LはY方向寸法を示す)は、基板4の寸法t(具体的には縦横寸法。図2の寸法tは、長方形板状の基板4の縦方向(短辺)の寸法を示す)に比べて僅かに大きく、基板位置決め領域Mの寸法Lと基板4の寸法tとの差(L−t)によって、基板位置決め領域Mに配置された基板4の位置決めテーブル1に対する位置決め精度が定まる。この位置決め精度は、基板位置決め領域Mに配置される基板4について、基板位置決め領域Mにおける目標位置(以下、基準位置。誤差0)を基準とする支持面Fに沿った方向での基板4の位置ズレ許容範囲(図2に示す寸法c1、c2)に基づき設定される。なお、図2に示す寸法c1及び寸法c2は、いずれも、基準位置に配置された基板4の端面41と、該端面41に対面する位置に配置されているサイドフリーベアリング12のボール12b(ボール12bのボール支持体12a(後述)からの突出が最大の部分(点))との間の距離である。
位置決めテーブル1に対する基板4の位置決め精度は、例えば±0.1〜0.7mm程度に設定できるが、これよりも微小なレベルに設定することも可能である。
サイドフリーベアリング12は、前記ボール12bの前記ボール支持体12aから突出した部分の上に当接された基板4を、前記ボール12bの回転によって基板位置決め領域Mに誘導する機能を果たす。従い、基板4を載せ台11の上方から基板位置決め領域Mに入れるように下降させると、下降途中で基板4の端部がサイドフリーベアリング12のボール12bに当接しても、基板4はボール12bの回転によって円滑に基板位置決め領域Mに導かれていき、基板位置決め領域Mに配置されることとなる。
大気ロボット38(図4参照)によって基板4を位置決めテーブル1に搬入して位置決めする動作は(基板の位置決め方法)、カセット37から基板4を取り出し、この基板4を載せた可動アーム38aを移動して、図2に示すように、基板4を位置決めテーブル1の基板位置決め領域Mの上方に配置し、次いで、可動アーム38aを下降させて、基板4を基板位置決め領域Mに収めるようにする。
位置決めテーブル1の上方から可動アーム38aを下降させていくにしたがい、可動アーム38a上に載っている基板4も下降していくが、基板4は、載せ台11の受けフリーベアリング14のボール14bに当接したところ(支持面Fに達したことを指す)で下降が停止する。基板4は、基板位置決め領域Mに収められることで、基板位置決め領域Mの周囲の各サイドフリーベアリング12(詳細にはボール12b)によって、所望の精度を以て位置決め(支持面Fに沿った方向の位置決め)される。一方、可動アーム38aは、基板4の下降が停止した後も下降を継続して、テーブル本体13上に形成されているアーム収納溝13bに入り込んだ所で下降を停止する。これにより、受けフリーベアリング14上に支持された基板4に可動アーム38aが触れないようになり、可動アーム38aは、受けフリーベアリング14上での基板4の位置決めに影響しない。
また、前述したように、下降途中で基板4の端部が基板位置決め領域Mから外れてサイドフリーベアリング12のボール12bに当接しても、基板4はボール12bの回転によって基板位置決め領域Mに導かれていくため、基板位置決め領域Mへの基板4の配置を円滑に行うことができる。
なお、大気ロボット38としては、基板4を載せ台11の上方から基板位置決め領域Mに入れる動作を行う際に、可動アーム38a上での横方向の基板4の移動を拘束せず、サイドフリーベアリング12のボール12bとの接触による基板4の位置決めに悪影響を与えないものを採用する。大気ロボット38としては、可動アーム38a以外の搬送部材によって基板4を搬送する構成のものも採用可能であるが、サイドフリーベアリング12のボール12bとの接触による基板4の位置決めに悪影響を与えないものを採用する。
この位置決めテーブル1によれば、該位置決めテーブル1の上方から下降させた基板4を基板位置決め領域Mに収めると同時に、基板位置決め領域Mの周囲の各サイドフリーベアリング12(詳細にはボール12b)によって基板4の位置決めが完了するので、基板4の位置決めに要する時間を大幅に短縮することができ、位置決め効率を大幅に向上できる。また、従来用いられていたような、基板を横移動するための横送り装置といった装置が不要であり、非常に簡単な構成によって基板4の位置決めを実現できるので、位置決めテーブル1における位置決め工程でのパーティクルの発生を大幅に減少させることができ、位置決めテーブル1が設置されているチャンバー(ロードロックチャンバー32)内の高清浄度を安定に保てるといった利点もある。
また、本発明では、ボール12aとして導電性樹脂材料によって形成したものを採用し、ボール支持体12aとして前記ボール12aと接するグランド用通電部を有する構成の前記サイドフリーベアリング12を採用して、基板4がボール12aに接触したときに、基板4に帯電している静電気によるスパークの発生を防止することも可能である。
図3に示すように、サイドフリーベアリング12は、筒状ケース12dと蓋12eとからなるボール支持体12aの内部に、ボール12bの半分程度を収納しており、さらに、ボール支持体12a内に、ボール12bと接する転動自在の小球12fを多数収納した構成になっている。サイドフリーベアリング12の構成部品として、例えば、導電性樹脂材料によって形成したボール12bと、ステンレス等の導電性金属で形成した小球12fとを採用し、さらに、筒状ケース12dとして、ステンレス等の導電性金属で形成したもの、あるいは、電線等からなる通電回路(小球12fと接して電気導通を確保する接触部を含む)を収納した構成のものを採用すると、小球12fと筒状ケース12dとからなるグランド用通電部を有する構成となる。グランド用通電部を、サイドフリーベアリング12の外部のグランド用回路と接続しておくことで、基板4がボール12bに接したときのスパークの発生を防ぐことができる。
スパークの発生は、基板4の損傷の原因になるため、上述の構成のサイドフリーベアリング12を採用することで、スパークに起因する基板4の損傷を防止でき、製品歩留まりの向上等を実現できる。
なお、ボール12bを形成する導電性樹脂材料としては、ベース樹脂に導電性金属フィラーを分散混入したものや、ベース樹脂に帯電防止ポリマーを添加したものなどを採用でき、このような材料によって、10〜×1010Ω/□の表面抵抗率を持つようにする。ベース樹脂としては、PAI(ポリアミドイミド)、PBI(ポリベンゾイミダゾール)、PCTFE(ポリクロロトリフルオロエチレン)、ポリエーテルエーテルケトン、PEI(ポリエーテルイミド)、PI(ポリイミド)、PPS(ポリフェニレンスルフィド)、メラミン樹脂、芳香族ポリアミド樹脂(アラミド樹脂)等を採用できる。また、LCP(液晶ポリマー)、PBT(ポリブチレンテレフタレート)、PES(ポリエーテルサルフォン)、その他の樹脂も用いることができる。真空装置内の環境に対する特性安定性等の点で、ベスペル(芳香族ポリアミド樹脂であるデュポン社の登録商標)やPBIが好適である。
また、本発明では、大気ロボット38に要求される位置決め精度(大気ロボット38による基板4の搬送精度)を緩和できるといった利点もある。
すなわち、上述の構成の位置決めテーブル1であれば、大気ロボット38の可動アーム38aの移動によって基板4を各サイドフリーベアリング12のボール12bよりも上から下降させていくに際して、基板4の外周部がサイドフリーベアリング12のボール12bのボール支持体12aから突出している部分の上に載ればボール12bの回転によって基板位置決め領域Mへの基板4の誘導が可能なので、サイドフリーベアリング12のボール12bの近くまで下降された基板4の位置が基板位置決め領域Mの範囲内に収まっている必要性は無い。大気ロボット38は、各サイドフリーベアリング12のボール12bよりも上から下降させていく基板4を、前記基板位置決め領域Mよりも各サイドフリーベアリング12のボール12bのボール支持体12aからの突出分(突出寸法P)だけ広い範囲(基板受入領域U)に収まるように位置決めした状態で、基板位置決め領域Mに下降させていけば良いので、基板位置決め領域Mの範囲に収まるように基板4の位置決め精度を保ったまま基板4を移動する場合に比べて、搬送精度を緩和できる。
図2において、前記基板受入領域Uは、載せ台11上の各サイドフリーベアリング12のボール支持体12a(詳細には、各ボール支持体12aの基板位置決め領域Mに臨む側の端面12c。さらに詳細には、ボール支持体12aの蓋12eの端面)によって囲まれる内側の領域であり、各サイドフリーベアリング12のボール12bよりも上に位置する。また、この基板受入領域Uは、換言すれば、各サイドフリーベアリング12のボール12bのボール支持体12a(ボール12bの半分程度を収納している)から突出されている部分の最上部(点)によって囲まれる内側の領域である。
大気ロボット38によって、基板4を各サイドフリーベアリング12のボール12bよりも上から下降させていくにあたり、基板4が基板受入領域Uの範囲内に確実に収まる位置決め精度(搬送精度)が確保されていれば、基板4をサイドフリーベアリング12のボール支持体12a等に接触させることなく、基板位置決め領域Mまで下降させることが可能であり、基板4は、位置決めテーブル1に対する所望の位置決め精度をもって基板位置決め領域Mに配置される。
(具体例)
基板位置決め領域Mにおける基板4の水平方向の位置決め精度が±0.5mm(図2のc1及びc2が0.5mm)、サイドフリーベアリング12のボール12bの突出寸法Pが2.5mmであれば、大気ロボット38によって基板受入領域Uに搬入される際の基板4の水平方向位置の許容誤差範囲は±3.0mmとなる。換言すれば、基板4の水平方向位置が±3.0mmに収まるように、大気ロボット38によって基板4を基板受入領域Uに搬入した後、基板4を下降させれば、位置決めテーブル1に対して基板4を±0.5mmの精度で位置決めすることが可能である。
ところで、近年、ディスプレイ用のマザーガラス等のガラス基板4の大型化が進行している。近年、多用されているマザーガラスのサイズは、液晶ディスプレイ用で、1500mm×1800mm、厚さ0.3〜0.7mm程度であるが、さらに大型化していく方向にある。
このように、薄く、大型のガラス基板4を、ロボットで搬送して、位置決めテーブルで位置決めする場合、ガラス基板4の撓み対策が必要である。例えば、本実施形態の大気ロボット38は、図2に例示したように、ガラス基板4の下に差し入れた可動アーム38aにガラス基板4を載せて搬送する構成であるが、ロボット自体の搬送精度が充分に確保されていても、ガラス基板4の撓みに起因する位置決め誤差の発生を解消することは困難である。また、図5に例示したように、位置決めゲージへの押し当てによってガラス基板を位置決めする構成の位置決めテーブルでは、位置決めゲージへの押し当て力によって、ガラス基板に部分的な撓みを発生させてしまい、ガラス基板の平坦度に影響を与えてしまう可能性がある。
これに対して、本発明では、載せ台11の周囲の各サイドフリーベアリング12のボール12bよりも上から下降させた基板4を、基板受入領域Uから各サイドフリーベアリング12のボール12bによってガイドさせつつ基板位置決め領域Mに入れ込んで、載せ台11上の支持面Fに載せるだけで、この基板4を所望の精度を以て載せ台11(すなわち位置決めテーブル1)に対し位置決めできる構成であるため、ガラス基板の撓みに起因する精度誤差を吸収して、高精度の位置決めを簡単に実現できる。基板位置決め領域Mに下降させる基板4を前述した基板受入領域Uの範囲内に位置決めすれば、下降によって高精度の位置決めを簡単に実現できる構成であり、ガラス基板の撓みに起因する精度誤差が存在していても、高精度の位置決めを簡単かつ確実に実現できる。また、基板4を、各サイドフリーベアリング12のボール12bによってガイドさせつつ基板位置決め領域Mに落とし込むだけで、位置決めを完了できる構成であることから、位置決めゲージへの押し当て力によってガラス基板に部分的な撓みを発生させてしまうといった不都合を解消して、ガラス基板の平坦度を安定して維持できる。
本発明に係る位置決めテーブル1では、載せ台11の支持面F上に載置したガラス基板4を、受けフリーベアリング14によって支持するので、可動アーム38a上のガラス基板4が撓んだ状態で支持面F上に降ろされる場合であっても、ガラス基板4が、受けフリーベアリング14のボール14bを回転させつつ撓みを解消しながら支持面F上に載置されていくことで、最終的には、撓みを殆ど解消した状態で支持面Fに載置されることとなる。これによって、位置決め領域Mでの位置決め完了時には、ガラス基板4に高い平坦度が確保される。また、支持面Fに載せたガラス基板4に、横送りのための外力などを加える訳ではないので、ガラス基板の平坦度を安定して維持できる。
ここで、受けフリーベアリング14は、載せ台11に載せられる基板4を前記支持面Fに沿った方向の変位を許容して支持する基板支持手段として機能する。但し、基板支持手段としては、受けフリーベアリングリング14に限定されず、例えば、載せ台上に複数突設したステー(受けフリーベアリングを含む)の上に載せた基板4の荷重の一部を、載せ台上面に開口するエア吹き出し口からの吹き出しエアによって基板4と載せ台上面との間に形成したエア層(大気圧よりも僅かに高圧)で支持することで、ステー上に支持されている基板4の横移動(複数のステーによって基板4を支持する面である支持面F(仮想面)に沿った方向の移動)を拘束しないようにしたもの等を採用する。
真空装置31内での膜付け等の工程で、処理室から取り出した基板4を、ロードロックチャンバー31(図4参照)内に設置されている位置決めテーブルに載せて位置決めし直した後、次工程を行う処理室に搬入する場合も、本発明に係る位置決めテーブル1によって高い位置決め精度を簡単かつ短時間で得られるとともに、基板4の平坦度も維持できる。
なお、本発明に適用される基板としては、液晶ディスプレイ用のガラス基板(マザーガラス)に限定されず、例えば、PDP用のガラス基板、シリコン基板、セラミック基板、金属基板であっても良い。
本発明に係る位置決めテーブルの設置位置は、ロードロックチャンバー内に限定されず、基板の位置決めの必要性に応じて適宜設定すれば良く、特に限定は無い。例えば、処理室への基板の搬入経路又は搬出経路の途中(例えば、前記真空装置31の外(大気中)で、真空装置31への基板の搬入口(大気ゲート)付近など)や、処理室内などに設置することも可能である。また、本発明に係る位置決めテーブルは、例えば、大気中の加工装置へ搬入する基板の位置決めや、搬送用カセットへの基板の収納前の位置決めなどにも利用できる。
本発明に係る基板用位置決めテーブル1(以下、位置決めテーブルとも言う)を示す平面図である。 図1の位置決めテーブルを示す図であって、図1のA−A線断面矢視図である。 図1の位置決めテーブルに設けられているサイドフリーベアリング及び受けフリーベアリングの取り付け位置関係を示す拡大図である。 本発明に係る基板用位置決め設備を備えたプロセス設備を示す平面略図である。 従来例の移送ロボットを示す図である。 従来例の移送ロボットの他の例を示す図である。
符号の説明
1…基板用位置決めテーブル、2…基板用位置決め設備、4…基板、11…載せ台、12…フリーボールベアリング(サイドフリーベアリング)、12a…ボール支持体(グランド用通電部)、12b…ボール、12f…小球(グランド用通電部)、14…フリーボールベアリング(受けフリーベアリング)、14a…ボール支持体(グランド用通電部)、14b…ボール、M…基板位置決め領域、U…基板受入領域。

Claims (6)

  1. 基板が載置される載せ台と、この載せ台の外周部の複数箇所に配置され、前記載せ台の上方からの下降によって前記載せ台上に載置される基板の外周部をガイドすることで前記基板を前記載せ台上に設定された基板位置決め領域内に位置決めするフリーボールベアリングとを有し、
    前記フリーボールベアリングは、ボール支持体と、このボール支持体に回転自在に支持されたボールとを有して構成され、かつ、前記ボールの中心が前記載せ台が前記基板を支持する支持面の延長上、あるいは、前記載せ台に載置される基板の板厚寸法の範囲で前記支持面よりも上となる位置に配置されており、前記ボールの前記ボール支持体から突出した部分に当接された基板を前記ボールの回転によって各フリーボールベアリングのボールによって囲まれる内側の前記基板位置決め領域に誘導できることを特徴とする基板用位置決めテーブル。
  2. 前記フリーボールベアリングのボールは少なくとも表面が導電性材料によって形成されており、前記フリーボールベアリングのボール支持体には前記ボールと接するグランド用通電部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の基板用位置決めテーブル。
  3. 前記載せ台には、該載せ台に載せられる基板を前記支持面に沿った方向の変位を許容して支持する基板支持手段を具備することを特徴とする請求項1又は2記載の基板用位置決めテーブル。
  4. 前記基板支持手段がフリーボールベアリングであることを特徴とする請求項3記載の基板用位置決めテーブル。
  5. 基板が搬入される搬入台と、請求項1〜4のいずれかに記載の基板用位置決めテーブルと、前記搬入台から基板を取り出して前記基板用位置決めテーブルの載せ台上に載せる基板移送装置とを具備することを特徴とする基板用位置決め設備。
  6. 請求項1〜4のいずれかに記載の基板用位置決めテーブルの前記載せ台上に載置する基板を、
    前記載せ台の外周部の複数箇所に配置されているフリーボールベアリングであるサイドフリーベアリングのボールよりも上にて、前記基板位置決め領域よりも、各サイドフリーベアリングのボールのボール支持体からの突出分だけ広く確保された領域である基板受入領域の上から下降させて前記基板受入領域に入れた後、
    この基板を各サイドフリーベアリングのボールにガイドさせつつ下降させて前記基板位置決め領域に配置することを特徴とする基板の位置決め方法。
JP2005106075A 2004-04-05 2005-04-01 基板用位置決めテーブル、基板用位置決め設備、基板の位置決め方法 Expired - Fee Related JP4545625B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005106075A JP4545625B2 (ja) 2004-04-05 2005-04-01 基板用位置決めテーブル、基板用位置決め設備、基板の位置決め方法

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004110896 2004-04-05
JP2005106075A JP4545625B2 (ja) 2004-04-05 2005-04-01 基板用位置決めテーブル、基板用位置決め設備、基板の位置決め方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005322894A true JP2005322894A (ja) 2005-11-17
JP4545625B2 JP4545625B2 (ja) 2010-09-15

Family

ID=35469903

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005106075A Expired - Fee Related JP4545625B2 (ja) 2004-04-05 2005-04-01 基板用位置決めテーブル、基板用位置決め設備、基板の位置決め方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4545625B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100722200B1 (ko) 2007-01-12 2007-05-29 에이피텍(주) 웨이퍼 받침장치
JP2009206315A (ja) * 2008-02-28 2009-09-10 Chugai Ro Co Ltd テーブルへの基板搭載装置
US20120006237A1 (en) * 2009-04-14 2012-01-12 Kaoru Iguchi Free ball bearing, bearing unit, support table carrying equipment, and turntable
JP2013058546A (ja) * 2011-09-07 2013-03-28 Nippon Electric Glass Co Ltd 板ガラスの位置決め装置及びその位置決め方法
KR101319945B1 (ko) 2009-05-15 2013-10-29 가부시끼가이샤 이구찌 기꼬 세이사꾸쇼 베어링 유닛, 지지 테이블, 반송 설비 및 턴테이블
CN107579186A (zh) * 2017-10-19 2018-01-12 四川雷神空天科技有限公司 无人机机载智能电池玻珠固定结构
CN117102864A (zh) * 2023-09-14 2023-11-24 深圳市泰科盛自动化系统有限公司 用于智能手机组装的智能组装设备及方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06183556A (ja) * 1992-12-21 1994-07-05 Central Glass Co Ltd ガラス板の位置決め装置
JP2003092344A (ja) * 2001-09-19 2003-03-28 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板保持機構およびこれを用いた基板処理装置、ならびに基板保持方法
JP2003142561A (ja) * 2001-11-01 2003-05-16 Sharp Corp 基板位置合わせ装置およびそれを用いた基板処理システム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06183556A (ja) * 1992-12-21 1994-07-05 Central Glass Co Ltd ガラス板の位置決め装置
JP2003092344A (ja) * 2001-09-19 2003-03-28 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板保持機構およびこれを用いた基板処理装置、ならびに基板保持方法
JP2003142561A (ja) * 2001-11-01 2003-05-16 Sharp Corp 基板位置合わせ装置およびそれを用いた基板処理システム

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100722200B1 (ko) 2007-01-12 2007-05-29 에이피텍(주) 웨이퍼 받침장치
JP2009206315A (ja) * 2008-02-28 2009-09-10 Chugai Ro Co Ltd テーブルへの基板搭載装置
US20120006237A1 (en) * 2009-04-14 2012-01-12 Kaoru Iguchi Free ball bearing, bearing unit, support table carrying equipment, and turntable
US8635960B2 (en) * 2009-04-14 2014-01-28 Iguchi Kiko Co., Ltd. Free ball bearing, bearing unit, support table carrying equipment, and turntable
KR101319945B1 (ko) 2009-05-15 2013-10-29 가부시끼가이샤 이구찌 기꼬 세이사꾸쇼 베어링 유닛, 지지 테이블, 반송 설비 및 턴테이블
US8632249B2 (en) 2009-05-15 2014-01-21 Iguchi Kiko Co., Ltd. Free ball bearing, support table, carrying equipment, and turntable
JP2013058546A (ja) * 2011-09-07 2013-03-28 Nippon Electric Glass Co Ltd 板ガラスの位置決め装置及びその位置決め方法
CN107579186A (zh) * 2017-10-19 2018-01-12 四川雷神空天科技有限公司 无人机机载智能电池玻珠固定结构
CN117102864A (zh) * 2023-09-14 2023-11-24 深圳市泰科盛自动化系统有限公司 用于智能手机组装的智能组装设备及方法
CN117102864B (zh) * 2023-09-14 2024-04-19 深圳市泰科盛自动化系统有限公司 用于智能手机组装的智能组装设备及方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4545625B2 (ja) 2010-09-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4545625B2 (ja) 基板用位置決めテーブル、基板用位置決め設備、基板の位置決め方法
JP6512248B2 (ja) 搬送装置、搬送方法、露光装置、及びデバイス製造方法
KR100847347B1 (ko) 기판용 위치결정 테이블, 기판용 위치결정 설비, 기판의위치결정 방법
KR101319951B1 (ko) 프리 볼 베어링, 베어링 장치, 지지 테이블, 반송 설비, 및 턴테이블
JP5449239B2 (ja) 基板処理装置、基板処理方法及びプログラムを記録した記憶媒体
JP5572575B2 (ja) 基板位置決め装置、基板処理装置、基板位置決め方法及びプログラムを記録した記憶媒体
KR20080038042A (ko) 워크 유지기구
US7631911B2 (en) Transporting machine
US10340175B2 (en) Substrate transfer teaching method and substrate processing system
TWI743614B (zh) 基板處理裝置及基板處理方法
US10319623B2 (en) Conveyance hand, conveyance apparatus, lithography apparatus, manufacturing method of article, and holding mechanism
CN113644022A (zh) 基片运送装置和基片运送方法
JP2011014630A (ja) 基板カバー着脱機構、基板カバー着脱方法および描画装置
JP5134546B2 (ja) 円板状の工作物のための搬送装置
JP5165718B2 (ja) 基板処理装置
JP2007073827A (ja) 減圧乾燥装置
JP2007165837A (ja) 基板処理装置及び基板処理方法
JP5149207B2 (ja) 基板搭載装置
CN112813381B (zh) 成膜装置
KR101428659B1 (ko) 검사 장치
JP2014072262A (ja) 真空処理装置及び搬送装置
JP2007324169A (ja) 搬送アーム、基板搬送装置及び基板検査装置
JP7465550B2 (ja) 吸着パッド及び基板搬送装置
JP2010118480A (ja) 基板吸着装置、及び、基板検査装置
JP2009182094A (ja) 半導体装置の製造方法および製造装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080321

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100318

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100323

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100524

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100608

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100630

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130709

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees