JP2005317671A - 太陽電池セル及び太陽電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】 リード線接合後の太陽電池セルの反りを低減するため、伸長性を十分に確保することができるリード線を備えた太陽電池セル及び太陽電池を提供する。
【解決手段】 太陽電池セルは、セル受光面グリッド電極2をほぼ並行に配設し、この電極2にほぼ直交して配設されたリード接合電極3,4とこのリード接合電極3,4に接合するリード線5,6を有するセル受光面と、このセル受光面の裏面側に位置し、複数の開口部9,12を有する帯状導体8,11をこの開口部9,12の区画ごとにリード接合電極7,10を介して取り付けたセル裏面とからなる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、電極に接合して電気出力を取り出すリード線を備え、このリード線を接合した後の反りを低減することができる太陽電池セルと、この太陽電池セルを接合した太陽電池に関する。
太陽電池セルの反りを低減する従来の太陽電池においては、例えば、伸縮可能な縒り線で形成されたリード線が用いられている。そして、太陽電池セルに形成されている電極に、リード線をはんだ付等によって接合する際の熱応力を縒り線の伸縮性で緩和し、リード線接合後の反りを低減する(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−251613号公報(第2頁、図1〜3)
従来の太陽電池では、リード線接合後の反りを低減させるためには、接合直後の高温状態から常温に冷却されるまでのリード線の収縮を緩和する必要があり、そのためにリード線は伸びなければならないが、縒り線の伸長効果は、細線の縒りの裕度に頼るものであり、伸長性には限界がある。また、太陽電池モジュールの製造原価を下げるため、今後、太陽電池セルの厚みが暫時薄くなるが、縒り線の伸長性では、リード線接合後の反りの低減に対し不十分である。さらに、リード線接合後の反りを低減するだけでなく、能動的に調整したい場合、縒り線では設計、製造的に検討できる仕様が限られており、反りを調整するには困難である。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、リード線接合後の太陽電池セルの反りを低減するため、伸長性を十分に確保することができるリード線を備えた太陽電池セル及び太陽電池を提供することを目的とするものである。
また、リード線接合後の太陽電池セルの反りを調整可能とするために、設計、製造仕様に自由度のあるリード線を備えた太陽電池セル及び太陽電池を提供することを目的とするものである。
本発明に係る太陽電池セルは、セル受光面グリッド電極をほぼ並行に配設し、この電極にほぼ直交して配設されたリード接合電極とこのリード接合電極に接合するリード線を有するセル受光面と、このセル受光面の裏面側に位置し、複数の開口部若しくはスリット部を有する帯状導体をこの開口部若しくはスリット部の区画ごとにリード接合電極を介して取り付けたセル裏面とからなるものである。
本発明に係る太陽電池セルは、リード線を複数の開口部若しくはスリット部を有する帯状導体により構成し、この帯状導体をリード接合電極に接合し、この接合部以外は非接合状態としたので、太陽電池セルにリード線を接合した後の太陽電池セルの反りを低減し、また調整することができる。このため、リード線を接合した後の反りに起因する、太陽電池モジュール製造工程内でのセル割れ、電極剥がれなどの不良を改善することができる。
[実施の形態1]
図1は本発明の実施の形態1に係る太陽電池セルの受光面側の平面図、図2は図1の裏面図、図3は図2のA−A断面図である。図1において、太陽電池セル1の受光面側には、受光面積を極力確保しながらセル全面より集電する複数の細いセル受光面グリッド電極2が、太陽電池セル1のほぼ全幅に渡ってほぼ平行に配設され、このセル受光面グリッド電極2にほぼ直交して、第1、第2のセル受光面リード接合電極3,4が太陽電池セル1のほぼ全長に渡って設けられている。そして、この第1、第2のセル受光面リード接合電極3,4の上面のほぼ全長に渡って、第1、第2のセル受光面用リード線5,6が接合されている。この第1、第2のセル受光面用リード線5,6は、太陽電池セル1どうしを直列に接続するために、セル面よりも外側に突出する接合部5a,6aを有している。なお、第1、第2のセル受光面用リード線5,6は、太陽電池用リード線として一般的に使用される平角銅線である(以下の実施の形態においても同様)。
図2において、太陽電池セル1の裏面側には、ドット状の第1のセル裏面リード接合電極7(7a〜7e)、及びドット状の第2のセル裏面リード接合電極10(10a〜10e)が、それぞれ第1、第2のセル受光面用リード線5,6の裏面付近に、一定の間隔を置いて複数個設けてある。
なお、第1、第2のセル裏面リード接合電極7,10は、第1、第2のセル受光面リード接合電極3,4の場合と同様に、太陽電池セル1の裏面位置にほぼ全長に渡って連続して設けるようにしてもよい。
第1のセル裏面リード接合電極7(7a〜7e)には櫛形形状をなす第1のセル裏面用リード線8が接続され、第2のセル裏面リード接合電極10(10a〜10e)には同様に櫛形形状をなす第2のセル裏面用リード線11が接続されている。第1のセル裏面用リード線8は、第1のセル裏面リード接合電極7(7a〜7e)の配列方向にほぼ直交してほぼ平行に設けられた複数の帯状導体によって形成された平行部8a〜8eと、第1のセル裏面リード接合電極7の配列方向とほぼ平行して設けられ平行部8a〜8eの同一側端部を接合してなる1本の帯状導体によって形成された直交部8fとからなる。
また、第2のセル裏面用リード線11は、第2のセル裏面リード接合電極10(10a〜10e)の配列方向にほぼ直交してほぼ平行に設けられた複数の帯状導体によって形成された平行部11a〜11eと、第2のセル裏面リード接合電極10の配列方向とほぼ平行して設けられ平行部11a〜11eの同一側端部を接合してなる1本の帯状導体によって形成された直交部11fとからなる。
そして、第1のセル裏面用リード線8の平行部8a〜8eのそれぞれの端部近傍がセル裏面リード接合電極7a〜7eのそれぞれに接続し、接合部以外は太陽電池セル1の平面に対して一定の距離だけ隔てられており、接合状態にはない。また、第2のセル裏面用リード線11の平行部11a〜11eのそれぞれの端部近傍がセル裏面リード接合電極10a〜10eのそれぞれに接続し、接合部以外は太陽電池セル1の平面に対して一定の距離だけ隔てられており、接合状態にはない。そして、それぞれの第1、第2のセル裏面用リード線8,11によって形成されたコ字状の開口部9a〜9d及び12a〜12dがそれぞれの開口部を対向させるように配置され、それぞれが太陽電池セル1の中央部側に向くことによって鏡像関係の配置をなす。
なお、上記の場合においては、第1、第2のセル裏面用リード線8、11のコ字状の開口部は対向して取り付けた場合を示したが、これに限定するものではなく、この開口部がどちら側に向いて配向されたものであってもよい。
上記のように構成した実施の形態1の作用を説明する。太陽電池セル1の第1、第2のセル受光面リード接合電極3,4に、第1、第2のセル受光面用リード線5,6のそれぞれを、また第1、第2のセル裏面リード接合電極7,10に、第1、第2のセル裏面用リード線8,11のそれぞれを順次、あるいは同時に溶着する。この際、第1、第2のセル受光面リード線5,6、及び第1、第2のセル裏面リード線8,11は溶着時に高温状態になり、この状態から常温に冷却されるまでに、第1、第2のセル受光面用リード線5,6、及び第1、第2のセル裏面用リード線8,11が収縮する。第1、第2のセル裏面用リード線8,11の収縮に対しては、それぞれのコ字状の開口部9a〜9d、12a〜12dが開き、収縮を吸収する。
太陽電池セル1の裏面には、一般的に薄いAL層がほぼ全面に構成されており(図示せず)、そのAL層の焼成時の残留応力により、太陽電池セル1は裏面側へ初期反りを有していることが多い。そのため、通常、第1、第2のセル裏面用リード線8,11の収縮は、太陽電池セル1の反りをより助長させる。
本実施の形態1によれば、第1、第2のセル受光面用リード線5,6、及び第1、第2のセル裏面用リード線8,11は接合時に高温状態になり、常温に冷却されるまでに第1、第2のセル受光面用リード線5,6、及び第1、第2のセル裏面用リード線8,11が収縮し、第1、第2のセル裏面用リード線8,11それぞれのコの字状の開口部9a〜9d,12a〜12dが開くので、太陽電池セル1に対する第1、第2のセル裏面用リード線8,11の収縮応力が緩和され、結果的に、第1、第2のセル受光面用リード線5,6と第1、第2のセル裏面用リード線8,11を接合した後の太陽電池セル1の反りが低減される。
また、第1のセル裏面用リード線8(第2のセル裏面用リード線11)の平行部8a〜8e(平行部11a〜11e)どうしの間隔を全て等しくし、かつこの間隔とそれぞれの平行部8a〜8e(平行部11a〜11e)の幅を等しくした場合は、2個の同形状の第1のセル裏面用リード線8(第2のセル裏面用リード線11)の平行部8a〜8e(11a〜11e)とコ字状の開口部9a〜9d(開口部12a〜12d)とが互い違いに接する状態で、第1のセル裏面用リード線8(第2のセル裏面用リード線11)を、2個ずつ、プレス成形によって、容易にかつ材料歩留り良く得ることが可能となる。
[実施の形態2]
図4は本発明の実施の形態2に係る太陽電池セルの裏面図である。図4において、太陽電池セル1の裏面側には、ドット状の第1のセル裏面リード接合電極7(7a〜7e)、及びドット状の第2のセル裏面リード接合電極10(10a〜10e)が、それぞれ第1、第2のセル受光面用リード線5,6の裏面付近に、一定の間隔を置いて複数個設けてある。
第1のセル裏面リード接合電極7(7a〜7e)には、コ字状部21a,21cと逆コ字状部21b,21dが交互に連なる第1のセル裏面用リード線20が接続され、第2のセル裏面リード接合電極10(10a〜10e)には、逆コ字状部23a,23cとコ字状部23b,23dが交互に連なった第2のセル裏面用リード線22が接続されている。 第1のセル裏面用リード線20は、第1のセル裏面リード接合電極7(7a〜7e)の配列方向にほぼ直交してほぼ平行に設けられた複数の平行部20a〜20eと、該平行部20a〜20eの隣接する同側端部を該平行部20a〜20eにほぼ直交して交互に対向して配置した複数の直交部20f〜20iとによって形成され、帯状導体が構成される。この場合、直交部20g,20iは内側に位置し、20f,20hは外側に位置する。なお、平行部20a〜20eのうち、その前端、後端に位置する平行部20a,20eは、その間に位置する平行部20b〜20dの長さのほぼ半分としてある。
第2のセル裏面用リード線22は、第2のセル裏面リード接合電極10(10a〜10e)の配列方向にほぼ直交してほぼ平行に設けられた複数の平行部22a〜22eと、該平行部22a〜22eの隣接する同側端部を該平行部22a〜22eにほぼ直交して交互に対向して配置した複数の直交部22f〜22iとによって形成され、帯状導体が構成される。この場合、直交部22g,22iは内側に位置し、22f,22hは外側に位置する。なお、平行部22a〜22eのうち、その前端、後端に位置する平行部22a,22eは、その間に位置する平行部22b〜22dの長さのほぼ半分としてある。
そして、第1のセル裏面用リード線20の前端後端に位置する平行部20a、20eのそれぞれの端部近傍が第1のセル裏面リード接合電極7a、7eのそれぞれに接続し、平行部20a、20eの間に位置する平行部20b〜20dのそれぞれの中央部近傍が第1のセル裏面リード接合電極7b〜7dのそれぞれに接続し、接合部以外は太陽電池セル1の平面に対して一定の距離だけ隔てられており、接合状態にはない。また、第2のセル裏面用リード線22の前端後端に位置する平行部22a、22eのそれぞれの端部近傍が第2のセル裏面リード接合電極10a、10eのそれぞれに接続し、平行部22a、22eの間に位置する平行部22b〜22dのそれぞれの中央部近傍が第2のセル裏面リード接合電極10b〜10dのそれぞれに接続し、接合部以外は太陽電池セル1の平面に対して一定の距離だけ隔てられており、接合状態にはない。
そして、それぞれの第1、第2のセル裏面用リード線20、22によってそれぞれ形成されたコ字状の開口部21a,21cと逆コ字状の開口部23a,23cがそれぞれの開口部を対向させて中央部側に向き、逆コ字状の開口部21b,21d及びコ字状の開口部23b,23dがそれぞれの開口部の背を向けるように外側に向くことによって、鏡像関係の配置をなす。
その他の構成、作用は、実施の形態1に示した場合と実質的に同様なので、説明を省略する。
本実施の形態2によれば、コ字状、逆コ字状の開口部が交互に配置されているので、開口部が均等に開くことが可能となり、太陽電池セル1に対する第1、第2のセル裏面用リード線8、11の収縮応力がより緩和されて、第1、第2のセル受光面用リード線5,6と第1、第2のセル裏面用リード線8,11を接合した後の太陽電池セル1の反りがさらに低減する。
[実施の形態3]
図5は本発明の実施の形態3に係る太陽電池セルの裏面図である。本実施の形態3では、実施の形態1の第1、第2のセル裏面用リード線8、11のコ字状の開口部9a〜9d、12a〜12dを、スリット状にしたものである。図5おいて、第1のセル裏面用リード線30をほぼ長方形状をなす幅広の帯状導体で構成し、一方の長辺にほぼ直交させて一定間隔でスリット31a〜31dを設け、スリット31a〜31dによって区画される区画面30a〜30eのそれぞれのスリット31a〜31d側の長辺近傍を接合電極7a〜7eに接合させたもので、スリット31a〜31dが太陽電池セル1の中央部側に向くようにしてある。
また、第2のセル裏面用リード線32をほぼ長方形状をなす幅広の帯状導体で構成し、一方の長辺にほぼ直交させて一定間隔でスリット33a〜33dを設け、スリット33a〜33dによって区画される区画面32a〜32eのそれぞれのスリット33a〜33d側の長辺近傍を接合電極10a〜10eに接合させたもので、スリット33a〜33dが太陽電池セル1の中央部側に向くようにしてある。こうして、第1、第2のセル裏面用リード線30,32は、相互に鏡像関係の配置をなす。
上記のように構成した実施の形態3の他の構成、作用は、実施の形態1で示した場合と実質的に同様なので、説明は省略する。
本実施の形態3によれば、第1、第2のセル裏面用リード線30,32は、その帯状導体の長辺の一方の側から、レーザーや回転刃などによって切断することによって容易に製作することができる。また、形状による伸長性を獲得しつつ、導通経路における導体の幅、すなわち断面積を極力確保することが可能であり、太陽電池セル1の発電効率を向上することができる。
[実施の形態4]
本実施の形態4では、実施の形態2の第1、第2のセル裏面用リード線20,22に交互に形成されたコ字状及び逆コ字状の開口部21a〜21d、23a〜23dを、スリット状に構成したものである(図示せず)。
すなわち、帯状導体を構成する第1、第2のセル裏面用リード線の長手方向の両側面側にこの側面にほぼ直交するスリットを交互に対抗させて一定の間隔で設け、この第1、第2のセル裏面用リード線をスリットにより形成される区画ごとに、第1、第2のセル裏面リード接合電極を介してセル裏面に取り付けたものである。
その他の構成、作用は、実施の形態2で示した場合と実質的に同様なので、説明を省略する。
本実施の形態4にかかる第1、第2のセル裏面用リード線において、スリットを左右交互に形成したので、より伸長性を確保することができる。
ところで、上記の各実施の形態1〜3におけるセル裏面用リード線8,11、20,22、30,32について、幅の広い1種類の帯状導体からプレス成形、及びレーザーや回転刃などによる切断などで製作する場合は、導体の厚み、及び成形、切断する外形寸法などを選定することにより、セル裏面用リード線全体の剛性を調整することが可能となる。
また、1種類以上の帯状導体を、はんだ付や溶接などで接合して製作する場合は、各帯状導体の外形寸法、断面寸法、及び材料特性などを選定することにより、セル裏面用リード線全体の剛性を調整することが可能となる。
帯状導体としては、はんだめっき銅箔、Snめっき銅箔、Niめっき銅箔、導電性フィルムなどを選定することができる。
太陽電池セル1のセル受光面リード接合電極3,4、及びセル裏面リード接合電極7,10の両方に、太陽電池用リード線として一般的に使用される平角銅線を接合した場合の、従来の太陽電池セルと、実施の形態1に係る太陽電池セル1のそれぞれの反りを比較した。反りの測定においては、太陽電池セルの四隅の反りを測定した。その結果は、表1に示す通りであった。
Figure 2005317671
比較例として、セル受光面用のリード線及びセル裏面用のリード線としてともに平角銅線を用いた。このとき、セル4隅の反りは、最大値が1.87mm、平均値が1.62mmであった。一方、実施例として、実施の形態1に示すセル受光面用のリード線5,6として平角銅線を用い、セル裏面用のリード線8,11として銅箔によるリード線を用いた。このとき、太陽電池セル1の4隅の反りは、最大値が1.21mm、平均値が1.12mmであった。
表1の結果により、本発明に係る太陽電池セル1は、比較例に比べて太陽電池セル1の反りが明らかに低減していることが分かった。
本発明の実施の形態1に係る太陽電池セルの受光面側の平面図である。 図1の裏面図である。 図2のA−A断面図である。 本発明の実施の形態2に係る太陽電池セルの裏面図ある。 本発明の実施の形態3に係る太陽電池セルの裏面図ある。
符号の説明
1 太陽電池セル、2 セル受光面グリッド電極、3,4 第1、第2のセル受光面リード接合電極、5,6 第1、第2のセル受光面用リード線、7,10 第1、第2のセル裏面リード接合電極、8,11、20,22、30,32 第1、第2のセル裏面用リード線。

Claims (6)

  1. セル受光面グリッド電極をほぼ並行に配設し、該電極にほぼ直交して配設されたリード接合電極と該リード接合電極に接合するリード線を有するセル受光面と、該セル受光面の裏面側に位置し、複数の開口部若しくはスリット部を有する帯状導体を該開口部若しくはスリット部の区画ごとにリード接合電極を介して取り付けたセル裏面とからなることを特徴とする太陽電池セル。
  2. ほぼ平行に配置した複数の平行部と、該平行部の同一側端部側に位置して前記各平行部にほぼ直交して配置した直交部とによって、ほぼコ字状の開口部を複数有する帯状導体を形成し、該帯状導体のそれぞれの平行部であって前記直交部と反対側に位置する端部近傍を、リード接合電極を介してセル裏面に取り付けたことを特徴とする請求項1記載の太陽電池セル。
  3. ほぼ平行に配置した複数の平行部と、該平行部の隣接する同側端部を該平行部にほぼ直交して交互に対向させて配置した複数の直交部とによって、交互に反対方向に配向するほぼコ字状の開口部を複数有する帯状導体を形成し、該帯状導体のそれぞれの平行部の中央部近傍を、リード接合電極を介してセル裏面に取り付けたことを特徴とする請求項1記載の太陽電池セル。
  4. 帯状導体の長手方向の一側面側に該側面にほぼ直交するスリットを一定の間隔で設け、該帯状導体をスリットにより形成される区画ごとにリード接合電極を介してセル裏面に取り付けたことを特徴とする請求項1記載の太陽電池セル。
  5. 帯状導体の長手方向の両側面側に該側面にほぼ直交するスリットを交互に一定の間隔で設け、該帯状導体をスリットにより形成される区画ごとにリード接合電極を介してセル裏面に取り付けたことを特徴とする請求項1記載の太陽電池セル。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載された太陽電池セルを複数個配設し、隣接する太陽電池セルの受光面側と裏面側に位置する各リード線をそれぞれ接続してなることを特徴とする太陽電池。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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