JP2005316736A - 電力量検針支援装置、端末装置、電力量検針支援方法 - Google Patents

電力量検針支援装置、端末装置、電力量検針支援方法 Download PDF

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清 後藤
Mikio Okada
幹夫 岡田
Takahisa Ono
貴久 小野
Yoshiaki Inoue
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Abstract

【課題】 本発明は、低コストで且つ容易な操作で検針を行うことができる電力量検針支援装置、端末装置、電力量検針支援方法を提供することを課題とする。
【解決手段】 本発明の電力量検針支援装置1は、制御回路が格納された本体部2と、数値表示部Nを撮像する撮像部3と、撮像した画像を送信するためのアンテナ4とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電気の使用量を計量する電力量計の検針を支援する技術に関する。
従来より、電気等の使用料金は需要家の使用量に基づき算出されている。一般に、その課金方式では、需要家の電気使用量を電力量計(検針メータ)等で計量し、その検針量(使用量)に単位あたりの使用料金を乗じ使用料金が算出される。このように電力の使用料金は検針量に基づいて決定される。
電力量計の検針は、検針員が各需要家宅を訪問し各需要家宅に設置されている電力量計に表示されている検針値を目視により確認し検針値を記録するという方法が多くとられている。
ところが、電力量計は検針員の頭上より高い位置に設けられていることが多い。そのため、検針員による検針は踏み台等の台に載って電力量計の数値を目視せざるを得ない場合があった。
また、電力量計は検針員が検針し易い場所にあるとは限らない。例えば、建物と建物が隣接した非常に狭い場所又は光が届かず暗い場所等に電力量計がついている場合がある。このような場所だと、検針員は、電力量計を目視するために利用する踏み台等を持ち込むことができないため、長棒の先端に鏡がついている道具や双眼鏡等の道具を駆使して何とか検針を行っていた。
また、近年ではセキュリティーの問題から、電力量計が設置されている需要家宅の敷地内に検針員が入ることを懸念するケースが多くなってきている。このような場合、検針員は上記した道具を駆使し電力量計の計量を行っていた。
このように、検針員による検針は、場所によっては不安全な行為となったり手間がかかったりするという問題があった。
そこで近年では、検針員による検針ではなく、デジタルの電力量計及び通信回線網を利用した検針システムの開発も行われている(特許文献1参照)。この自動検針システムは、電力量計と、電力量計で表示された検針データを送信する通信端末と、検針データを受信してその検針データから各需要家への課金額を算出する課金センタとを備えている。通信端末と課金センタは電話回路網などの通信回線に接続されており、この通信回路網を介して検針データの送受信を行うことで電気の使用量を計量する。
特開2001−307272号公報
ところが、上述したようなデジタルの電力量計及び通信回線網を利用した検針システムでは、電力量計毎にデータの送受信を行うための電話回線等の通信回線を引くことが必要となる。ところが、現状の電力量計の数を考慮すると通信回線を付設するために膨大なコストを要してしまい、デジタルメータの導入はなかなか普及しないというのが現状である。
そこで、本発明は、低コストで且つ容易な操作で検針を行うことができる電力量検針支
援装置、端末装置、電力量検針支援方法を提供することを課題とする。
本発明は上記事項に鑑みてなされたものであり、すなわち本発明は、電力量が数値で表示される数値表示部を有する電力量計に装着される電力量検針支援装置であって、数値表示部の正面に対して斜め方向から数値表示部を撮像する撮像手段と、撮像手段からの撮像情報を記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶された撮像情報を外部に送信する通信手段と、撮像手段、記憶手段及び通信手段を制御する制御手段と、少なくとも撮像手段、通信手段又は制御手段に駆動電力を供給する電源手段と、電源手段の駆動電力の供給を定期的に制御する定期起動手段とを備え、制御手段は、定期起動手段による駆動電力の供給制御の実行を受けて撮像手段の撮像制御を実行することを特徴とする。
また、記憶した撮像情報を送信手段により、例えば検針員の所持している検針端末(検針器)に送信することにより、検針が困難な場所であっても検針員が無理して数値表示部を目視することなく検針を行うことができる。これによって、検針員が、従来のように検針を行うために不安全な行為をなくすことができる。
また、通信手段としては、特定小電力無線,赤外線通信,無線LAN,ブルートゥース(Bluetooth(登録商標))等を好適に用いることができる。これらの無線通信手段を採用することにより、電力量計針支援装置を遠隔操作することができるようになるため、検針員が立ち入れないような場所に設置された電力量計の検針も行うことができるようになる。
また、本発明の電力量検針支援装置は、数値表示部を撮像した画像を検針員側の検針端末に送信し表示させるため、OCR(Optical Character Reader)等による画像認識アルゴリズムの精度の高低に検針の信頼度が左右されることがなくなり、その信頼度を向上させることができる。
また、本発明の電力量検針支援装置は、起電力を発しその起電力を外部から非接触により電源手段に与えるIC(Integrated Circuit)タグを有している。これにより、常時電源を入れておくのではなく、設定時刻又は検針時にのみ電源がONとなるため省電力性を高めることができる。
また、電源手段は、一般的なバッテリーの他にも太陽電池で充電を行うものであってもよい。電力量計は屋外に設置されていることが多いので、太陽電池を用いて充電することにより効率よく且つ低コストで電力を確保することができる。
その他にも、本発明に係る電源手段は、電力量計に接続される単相三線の一線に巻回したコイルとしてもよい。このような構成とすると、電力量検針支援装置専用の電源を設ける必要がなくなる。これによって、電力量検針支援装置に効率的に電力を供給することができる。勿論、コイルの両端から引き出した電力供給線(電線)をバッテリに接続する構成としてもよい。
また、本発明は、数値表示部の正面に対して斜め方向から撮像された数値表示部の撮像情報を光学的に補正する補正手段を有している。数値表示部の正面に撮像手段が取り付けられない場合、撮像手段により撮像された数値表示部の画像(撮像情報)にゆがみが生じてしまう。補正手段はこのゆがみを補正するものであり、補正手段としてレンズや半透過性の部材(例えばプリズム等)を挙げることができる。
また、本発明に係る制御手段は、数値表示部の撮像情報を画像処理により補正してもよ
い。この場合、電力量検針支援装置側にROM(Read Only Memory)を設け、その中に画像の補正処理の専用ソフトを格納するという構成を例示できる。尚、ここで行われる画像処理は、既存の画像処理技術を用いることとする。
このように、撮像した画像を補正してから通信手段により検針員側の端末に送信することにより、検針員による数値読み取りの間違いを防止することができ、高い精度で検針を行うことができる。
また、本発明の電力量検針支援装置は、OCR等の読取装置で電力量計の検針値を読み取りデータ化したものを検針端末に送信しデジタル表示させるという方式を採用しておらず、電力量計の数値を撮像した画像を検針端末に送るという方式を採用している。これによって、画像認識のアルゴリズムの精度に左右されることがなく検針結果の精度を高めることが出来る。
また、本発明は、電力量が数値で表示される数値表示部を有する電力量計に装着され該数値表示部の正面に対して斜め方向から数値表示部を撮像する撮像手段と、撮像手段からの撮像情報を記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶された撮像情報を外部に送信する通信手段と、撮像手段、記憶手段及び通信手段を制御する制御手段と、少なくとも撮像手段、通信手段又は制御手段に駆動電力を供給する電源手段と、電源手段の駆動電力の供給を定期的に制御する定期起動手段とを備える電力量検針支援装置から撮像情報を受信する受信手段と、受信手段で受信した撮像情報を表示する表示手段とを備える端末装置である。
この端末装置は検針員が電力量計の検針を行う時に使用する検針端末のことであり、携帯電話端末やPDA(Personal Digital Assistance)に対して好適に用いることができる。これによって、専用の検針器を製造するコストを削減することができる。勿論、従来から用いられている専用の検針器に上記構成を設けてもよい。
また、本発明の端末装置には、電力量検針支援装置に設けられたICタグを起動するための起電力を発生するICタグ起動手段が設けられている。
このように、検針員の持つ端末装置にICタグ起動手段を設けることにより、電力量検針支援装置を遠隔操作することができる。これにより、検針困難な場所に電力量計が設けられている場合であってもスムーズに検針を行うことができる。
また、端末装置を上記の構成とすることにより検針員は電力量検針支援装置を遠隔操作にて起動させ検針に必要な撮像情報を得ることができる。
さらに、検針員は、電力量検針支援装置に設けられたICタグ(RFIDタグ)を、端末装置により遠隔操作で起動させることができるため、電力量計が検針員の背丈より遙かに高い位置に取り付けられていたとしても容易に起動させることができる。これによって、検針に要する時間と手間を十分に省略することができる。
また、本発明に係る受信手段は複数の撮像情報を同時に受信する構成としてもよい。このような構成にすると、アパートやマンション又はビル等の場合、部屋や階毎に設けられた電力量計が一カ所に集まっている場合の検針時間の短縮を図ることができる。
また、本発明は、電力量が数値で表示される数値表示部を有する電力量計に装着され、該数値表示部を斜めから撮像する撮像手段と、撮像手段からの撮像情報を記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶された撮像情報を外部に送信する通信手段と、撮像手段、記憶手段及び通信手段を制御する支援装置側制御手段と、少なくとも撮像手段、通信手段又は制御
手段に駆動電力を供給する電源手段と、電源手段の駆動電力の供給を定期的に制御する定期起動手段とを備え、制御手段は電源起動手段による駆動電力の供給制御の実行を受けて撮像手段の撮像制御を実行する電力量検針支援装置と、数値表示部の撮像情報を受信する受信手段と、撮像情報を表示する表示手段と、受信手段と表示手段とを制御する端末側制御手段とを備える端末装置とからなり、支援装置側制御手段は、撮像手段に数値表示部を撮像させ、その撮像情報を記憶手段に記憶させ、その記憶手段から読み出した撮像情報を通信手段によって外部に送信させ、端末側制御手段は、受信手段で受信した撮像情報を表示手段に表示させる電力量検針支援装置と端末装置とを用いた電力量検針支援方法である。
本発明によれば、低コストで且つ容易な操作で検針を行うことができる電力量検針支援装置、端末装置、電力量検針支援方法を提供できる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
(装置構成)
図1に示すように、本実施形態の電力量検針支援装置1は、使用電力量を計量する電力量計(以下、電力メータと称す)Mの上部に取り付けられる。電力メータMの前面には、計量した使用電力量を数値表示する数値表示部Nが設けられている。尚、数値表示部Nの前面は透明部材Lにより覆われている。この透明部材Lは、電力メータMのカバーの役割を果たすものとする。
また、電力量検針支援装置1の外観は、制御回路が格納された本体部2と、数値表示部Nを撮像する撮像部(撮像手段)3と、撮像した画像を送信するためのアンテナ4とからなる。
図2に本実施形態の電力量検針支援装置1の制御ブロック図を示す。電力量検針支援装置1は、各装置の制御やデータの計算・加工制御を司るCPU(中央処理演算装置)(制御手段)5と、撮像部3と、撮像部3にて撮像された画像や各種制御プログラムを格納するメモリ(記憶手段)6と、駆動力(電力)を各装置に供給するバッテリ(電源手段)7と、駆動力の供給を開始させるICタグ(電源起動手段)8と、各装置との通信や外部との通信を担う無線通信モジュール(通信手段)9と、設定した時刻にICタグ8を自動的に起動させる内部クロック(定期起動手段)と10と、アンテナ4とを備えている。
本実施形態に係る撮像部3は、数値表示部Nを撮像するレンズ11と、撮像素子であるCCD(Charge Coupled Devices)素子12とを備えている。尚、これに限らず、撮像素子12としてCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサを用いてもよい。
さらに、撮像部3には、光源LED13が設けられている。この光源LED13は撮像するときに発光する。すなわち、本実施形態の光源LED13はストロボの役割を果たす。これによって、暗い場所に設置された電力メータの数値表示部も明確に撮像することができ、検針精度を向上させることができる。
図3に示すように、本実施形態の撮像部3は、数値表示部Nを斜め方向から撮像する位置に設けられている。これは、数値表示部Nの正面を覆わないようにするためである。これによって、電力メータMは、本実施の形態の電力量検針支援装置1を電力メータMに装着しても通常の電力メータとしての機能を失うことが無く、検針員は数値表示部Nを正面から視認することができる。
ところが、撮像部3を数値表示部Nの斜め上方に設置することにより、撮像部3にて撮像した数値表示部Nの画像は、台形又は弓形にゆがんだ画像となってしまう。そこで、図2に示す撮像部3のレンズ11にはこのようなゆがみを補正する機能を備えたレンズ(補正手段)を用いることとする。
また、図2に示すICタグ8は、無線のICチップのことであり、需要家毎に付されたお客様コードのような識別コードなどの情報が記録されており、電波を使って情報を送受信する能力を有する。尚、本実施形態に係る無線通信モジュール9は、無線LANであるとする。
一方、検針員が所持する検針用端末(端末装置)20は、電力量検針支援装置1のICタグ8を起動する起電力を発生させるICタグR/W(Reader/Writer)(ICタグ起動手段)21と、起電力を電力量検針支援装置1へ送信したり、電力量検針支援装置1から送信された撮像情報(画像)を受信したりする無線通信モジュール(受信手段)22と、受信した画像を表示する表示部(表示手段)23と、これらを制御する制御回路24とを備えている。電力量検針支援装置1のICタグ8は、検針端末20のICタグR/W21から発せられた電波を受信することによりバッテリ7が電力供給を開始する。尚、本実施形態中の検針端末20は携帯電話端末であるとして説明する。
(電力量検針支援工程)
次に、本実施形態の電力量検針支援装置1による検針の支援工程について図4に示すフローチャートに基づき説明する。
まずは、電力量検針支援装置1を設定した時間に起動させるために、内部クロック10が作動する(S01)。すると内部クロック10はICタグ8を起動させる(S02)。ICタグ8が起動すると、バッテリ7から電力が供給され、電力量検針支援装置1全体がウエイクアップの状態となる。
次にCPU5は、光源LED13の点灯制御を実行する(S03)。点灯制御を開始された光源LED13は、撮像時まで点灯を待機する。
そして、CPU5は、撮像部3が数値表示部Nの撮像を開始する制御を実行する(S04)。撮像部3により撮像された数値表示部Nの画像は、上述したようにレンズ11により補正される。
次に、CPU5は、補正した画像をメモり6に格納する制御を実行する(S05)。メモリ6内には、図示しないが日付と識別コードと前記画像とが関連づけられながら格納されるテーブルが構築されている。撮像された画像は、このテーブル内に順に格納されていく。
内部クロック10によって電力量検針支援装置1が定期的に起動される場合は、ここまでの工程をなすと電源がOFFの状態になる。
そして、検針日又は検針日以外の日に、検針員が格納された画像を確認する場合、検針員が検針端末20に設けられているICタグR/W21によって電力量検針支援装置1に設けられたICタグ8を起動させる(S20)。このとき、本実施形態では、ICタグR/W21が、約数メートルの間隔を空けて隣接した複数の電力量検針支援装置のICタグを起動させる。
そして、各電力量検針支援装置のICタグが起動すると、バッテリから電力が供給され(S21)、電力量検針支援装置全体がウエイクアップの状態となる。
そして、CPU5は、各電力量検針支援装置のメモリに格納された画像を検針員の所持する検針端末20に送信する制御を実行する(S22)。ここで、各電力量計支援装置から送信される画像は、各電力量検針支援装置毎に付された識別コード(お客様コード等)と関連づけて時系列で送信される。
そして、検針端末20に送信された画像は表示部23に表示される。検針員は、表示された数値表示部Nの画像を視認する。
以上が本実施形態の電力量の検針支援工程である。
上述したように、本実施形態の検針端末20は、複数の電力量検針支援装置からの画像を受信できる構成である。そのため、電力量検針支援装置が取り付けられた電力量計が一カ所に集まっている場合において、検針時間の短縮化を図ることができ、効率的に検針を行うことができる。
また、本実施形態の電力量検針支援装置1は、撮像部3により撮像した画像をレンズ11で補正してから検針端末20に送信する。これにより、数値読取の間違いを防止することができ、高精度で検針を行うことができる。
また、本実施形態の電力量検針支援装置1にはICタグ8が設けられ、且つ検針員の持つ検針端末20にICタグR/W21が設けられているため、電力量検針支援装置1の起動を遠隔操作することができる。
これにより、検針員の背丈よりも高い位置や壁と壁との間が狭くてなかなか入れないような検針困難な場所に電力メータが設けられていても検針員は遠隔地から検針を行うことができる。また、本願の電力量検針支援装置1を電力メータに設けることにより、需要家の敷地内に電力メータが設置されていても敷地内に入ることなく検針を行うことができる。
また、検針端末20を携帯電話端末とすることにより、従来から使用している検針専用の検針器を製造する必要がなくなるため、検針作業にかかるコストを削減することができる。
<その他の実施態様1>
本実施の形態では、図2に示すように、電力量検針支援装置1の駆動源をバッテリ7としているが、電力メータMに接続されている単相三線の一線にコイルを巻回し、このコイルに生じる誘導電力を電源として用いる構成としてもよい。その場合、誘導起電力は交流電流となるので直流に整流して用いる。
このような構成にすると、図2に示すように電力量検針支援装置を駆動させるためのバッテリを設ける必要がなくなり装置自体の構成を簡易化することができ、装置自体の製造コストを低減させることができる。
さらに、本態様は需用家にて供給される前の電力から電源をとる構成であるため、安定した電力を効率的に確保することができる。
<その他の実施態様2>
本実施形態では、撮像部3によって撮像した数値表示部Nの画像のゆがみ補正をレンズ
12にて行うとして説明したが、図5及び6に示すように、半透過性を有する半透過性部材50にてゆがみを補正してもよい。この半透過性部材50としてプリズムやミラーなどを例示できる。
図6に示すように、本実施態様の電力量検針支援装置1に設けられた半透過性部材50は断面形状が三角形をなしている。尚、数値表示部N側に位置する半透過膜51は数値表示部Nに対して45°の角度をもって傾斜している。これによって、半透過膜51の上方に設けられた撮像部3は、数値表示部Nを正面から見た状態と同じ状態の画像を撮像することができる。
また、半透過性部材50を用いることにより、図5に示すような電力量検針支援装置1を電力メータMの上部を覆うデザインとすることもできる。このようなデザインにより、電力量検針支援装置1が電力メータから脱落するのを極力防ぐことができる。
それに加えて、このような半透過性部材50を用いることにより、半透過性部材50を数値表示部Nの正面に位置させたとしても数値表示部Nを正面から視認することができる。
<その他の実施の態様3>
本実施の形態及びその他の実施態様2では、撮像した画像のゆがみを補正するためにレンズや半透過性部材を用いるとして説明したが、画像処理ソフトによって画像のゆがみを補正してもよい。この場合、図2に示す電力量検針支援装置1にROM(不図示)を設け、その中に画像のゆがみ補正処理の専用ソフトを格納しCPU5により実行する。
このように、画像処理による画像のゆがみ補正をソフトウェアを用いて行うことにより、撮像部3の構成を簡易とすることができ、装置本体のサイズを小さく且つ軽量化することができる。これによって、電力量検針支援装置の取付けが容易となる。
尚、本発明の電力量検針支援装置は、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。また、本発明の電力量検針支援装置は、電力量計だけでなく水道やガスのメータにも好適に用いることができる。加えて、本発明の電力量検針支援装置は、各種メータの種類、例えば、アナログのメータ(針を用いたメータ)又はデジタルのメータを問わずに適用することができる。
本実施の形態の電力量検針支援装置の斜視図である。 本実施の形態の電力量検針支援装置の制御ブロック図である。 本実施の形態の電力量検針支援装置の要部断面図である。 本実施の形態の電力量検針支援工程を示すフローチャートである。 本実施の形態の電力量検針支援工程を示すフローチャートである。 その他の実施態様2の電力量検針支援装置の斜視図である。 その他の実施態様2の電力量検針支援装置の要部断面図である。
符号の説明
1 電力量検針支援装置
2 本体部
3 撮像部(撮像手段)
4 アンテナ
5 CPU(制御手段)
6 メモリ(記憶手段)
7 バッテリ(電源手段)
8 ICタグ
9 無線通信モジュール(通信手段)
10 内部クロック(定期起動手段)
11 レンズ(補正手段)
12 撮像素子
13 光源LED
20 検針端末(端末装置)
21 ICタグR/W(ICタグ起動手段)
22 無線通信モジュール(受信手段)
23 表示部(表示手段)
24 制御回路
50 半透過性部材(補正手段)
51 半透過膜
L 透明部材
M 電力メータ(電力量計)
N 数値表示部

Claims (9)

  1. 電力量が数値で表示される数値表示部を有する電力量計に装着される電力検診支援装置であって、
    前記数値表示部の正面に対して斜め方向から前記数値表示部を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段からの撮像情報を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された撮像情報を外部に送信する通信手段と、
    前記撮像手段、前記記憶手段及び前記通信手段を制御する制御手段と、
    少なくとも前記撮像手段、前記通信手段又は前記制御手段に駆動電力を供給する電源手段と、
    前記電源手段の駆動電力の供給を定期的に制御する定期起動手段とを備え、
    前記制御手段は、前記定期起動手段による駆動電力の供給制御の実行を受けて前記撮像手段の撮像制御を実行する電力量検針支援装置。
  2. 起電力を発し、その起電力を外部から非接触により前記電源手段に与えるICタグを有する請求項1に記載の電力量検針支援装置。
  3. 前記撮像手段は、前記数値表示部の撮像情報を光学的に補正する補正手段を有する請求項1又は2に記載の電力量検針支援装置。
  4. 前記制御手段は、前記数値表示部の撮像情報を画像処理により補正する請求項1〜3の何れかに記載の電力量検針支援装置。
  5. 前記電源手段は、前記電力量計に接続される単相三線の一線にコイルを巻回し、該コイルの両端部から充電用電力線を接続した請求項1〜4の何れかに記載の電力量検針支援装置。
  6. 電力量が数値で表示される数値表示部を有する電力量計に装着され該数値表示部の正面
    に対して斜め方向から前記数値表示部を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段からの撮像情報を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された撮像情報を外部に送信する通信手段と、
    前記撮像手段、前記記憶手段及び前記通信手段を制御する制御手段と、
    少なくとも前記撮像手段、前記通信手段又は前記制御手段に駆動電力を供給する電源手段と、
    前記電源手段の駆動電力の供給を定期的に制御する定期起動手段とを備える電力量検針支援装置から前記撮像情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段で受信した前記撮像情報を表示する表示手段とを備える端末装置。
  7. 前記受信手段は複数の撮像情報を同時に受信する請求項6に記載の端末装置。
  8. 前記端末装置は、携帯電話端末である請求項6又は7に記載の端末装置。
  9. 電力量が数値で表示される数値表示部を有する電力量計に装着され、該数値表示部を斜めから撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段からの撮像情報を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された撮像情報を外部に送信する通信手段と、
    前記撮像手段、前記記憶手段及び前記通信手段を制御する支援装置側制御手段と、
    少なくとも前記撮像手段、前記通信手段又は前記制御手段に駆動電力を供給する電源手段と、
    前記電源手段の駆動電力の供給を定期的に制御する定期起動手段とを備え、前記制御手段は前記電源起動手段による駆動電力の供給制御の実行を受けて前記撮像手段の撮像制御を実行する電力量検針支援装置と、
    前記数値表示部の撮像情報を受信する受信手段と、
    前記撮像情報を表示する表示手段と、
    前記受信手段と前記表示手段とを制御する端末側制御手段とを備える端末装置とからなり、
    前記支援装置側制御手段は、前記撮像手段に前記数値表示部を撮像させ、当該撮像情報を前記記憶手段に記憶させ、該記憶手段から読み出した撮像情報を前記通信手段によって外部に送信させ、
    前記端末側制御手段は、前記受信手段で受信した前記撮像情報を前記表示手段に表示させる電力量検針支援装置と端末装置とを用いた電力量検針支援方法。
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