JP2005315819A - ひずみゲージの防湿構造およびひずみゲージの防湿方法 - Google Patents

ひずみゲージの防湿構造およびひずみゲージの防湿方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 防湿性に優れ、長期に亘って零点変化が少なく、長寿命化を実現すると共に、製作時間の短縮化を図る。
【解決手段】 ひずみゲージ1は、ゲージベース2側を荷重変換器7の被測定面6に接着され、ゲージグリッド3、ゲージタブ4側およびゲージタブ4に接続されたフレキシブルプリント基板(FPC)5の基端部5aをラミネート9で被覆される。ラミネート9の表面、ゲージベース2の表面およびその周辺近傍の被測定面6の表面に接着・塗装プライマー10を塗布する。この接着・塗装プライマー10の表面に熱可塑性ポリアミド樹脂を用いてモールド体11を一体的に形成する。このモールド体11の成形に当たっては、ポリアミド系ホットメルトモールディング剤を成形材料として用い、200℃前後に加熱溶融したポリアミド樹脂を、所定の圧力で金型の空洞内に注入することによって成形する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ひずみゲージの防湿構造およびひずみゲージの防湿方法に係り、特に、ゲージグリッドとゲージタブが、ゲージベースに添着されたひずみゲージを、被測定対象物またはひずみゲージ式物理量/電気量変換器の起歪部などの被測定面に添着されたひずみゲージの防湿構造およびひずみゲージの防湿方法に関するものである。
ひずみゲージは、ポリイミド樹脂からなるベースの表面に接着剤を介してニッケル・クロム合金あるいは銅ニッケル合金等の金属膜を加熱状態で圧着し、その後、金属膜をパターニングすることにより抵抗素子(ゲージグリッド)を形成したものが一般的である。
また、他のひずみゲージとして、特許文献1(特開平4−38402号公報)に開示されているように、下記の要領で製作されるものがある。
即ち、この後者のひずみゲージは、ゲージグリッド、ゲージタブとなる金属箔を平板台としての定盤上に展張し、且つ密着させ、次に、所定の厚みになるようにポリイミド樹脂を金属箔上に塗布し、次いで所定の温度で乾燥してからゲージベースをバフなどにより表面を研磨し、次いで、ポリイミド樹脂が塗布形成された金属箔を、周知のフォトエッチング法によってパターニングすることにより、ゲージグリッド(抵抗素子)とゲージタブを形成してなるひずみゲージがある。この後者のひずみゲージは、前者のひずみゲージに比べ、ひずみ限界を大きくして疲労寿命の長寿命化を図ることができる。
このような構成よりなるひずみゲージは、被測定対象物や各種ひずみゲージ式変換器の起歪部の表面にゲージベースを接着剤により接着し、さらに、抵抗素子の表面側を、例えば、シリコーン樹脂をコーティングして防湿膜を形成していた。
しかしながら、このような防湿膜を形成したひずみゲージや変換器が、測定環境中に含まれる湿気や水分が防湿膜を介して抵抗素子まで浸透し、特に、湿度の高い環境や長期に亘る使用中に、ひずみゲージの絶縁抵抗が低下したり、ひずみゲージのグリッド部を腐食して抵抗値を変化させてドリフトを生じさせてしまうという問題がある。
その弊害の一例を、図4(a)〜(c)を参照して説明する。
図4(a)〜(c)は、被測定面上にゲージベースが接着されたひずみゲージのゲージグリッド、ゲージタブの一部までをラミネート樹脂で被覆し、さらに全表面とゲージベースとその周辺近傍の非測定面にシリコーン樹脂を用いて被覆して防湿処理を施してなる従来のひずみゲージにおける零点変化(ドリフト)を示すグラフである。
この試験に用いたひずみゲージの防湿構造のサンプルは、1ロットにつき12個、これを3ロット合計36個製造して、それぞれの零点変化を測定した。各ロット単位で零点変化の特性を見たところ、第1ロットのひずみゲージは、図4(a)に、第2ロットのひずみゲージは、図4(b)に、第3ロットのひずみゲージは、図4(c)にそれぞれ示すような結果であった。
この従来の防湿構造においては、製造後、温度が85℃、湿度が85%の環境下で250時間置いた場合、第1ロットの場合は、+28〜−35με、第2ロットの場合は、+25〜−30με、第3ロットの場合は、+50〜−15με、というように大きな零点変化が現れ、非常にバラツキが多く、不安定な特性を示すばかりでなく、歩留まりも悪い、という問題があった。
特開平4−38402
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、防湿性に優れ、長寿命化を実現することができ、零点変化が少なく、製作に要する時間を短縮し得るひずみゲージの防湿構造およびひずみゲージの防湿方法を提供することにある。
請求項1に記載の発明は、ゲージグリッドとゲージタブがゲージベースに添着されたひずみゲージが、被測定対象物またはひずみゲージ式物理量/電気量変換器の起歪部などの被測定面に添着された前記ひずみゲージの防湿構造において、
前記ゲージベース側が前記被測定面に添着されたひずみゲージと、
前記ひずみゲージのゲージグリッド、前記ゲージタブの一部および該ゲージタブに接続された配線基板の基端部および前記ゲージベースの各表面をそれぞれ共に被覆するラミネートと、
前記ラミネートの表面およびその周辺近傍の前記被測定面を共に被覆する接着・塗装プライマーと、
前記接着・塗装プライマーの表面を熱可塑性ポリアミド樹脂を用いて成形されたモールド体と
からなり、外部から前記ひずみゲージに到る湿気の浸入を阻止する構成としたことを特徴とするものである。
また、請求項2に記載の発明は、前記物理量/電気量変換器は、圧力変換器、荷重変換器、加速度変換器、トルク変換器、変位変換器、その他のひずみゲージ式変換器であることを特徴とするものである。
また、請求項3に記載の発明は、前記ひずみゲージは、前記ゲージベースの表面に、1枚、2枚または4枚のいずれかが添着されていることを特徴とするものである。
また、請求項4に記載の発明に係る前記ラミネートは、少なくとも前記ゲージグリッドおよび前記ゲージタブの一部を被覆するために、前記ゲージベースと同じ材質の樹脂で形成されるキャスティングラミネートであることを特徴とするものである。
また、請求項5に記載の発明に係る前記ラミネートは、ラミネートフィルムを接着剤にて添着されるものであることを特徴とするものである。
また、請求項6に記載の発明は、ゲージグリッドとゲージタブがゲージベースに添着されたひずみゲージが、被測定対象物またはひずみゲージ式物理量/電気量変換器の起歪部などの被測定面に添着された前記ひずみゲージの防湿方法において、
前記ひずみゲージのゲージベース側を前記被測定面に添着するステップと、
前記ひずみゲージの前記ゲージグリッド、前記ゲージタブの一部および該ゲージタブに接続された配線基板の基端部および前記ゲージベースの各表面をそれぞれ共にラミネートで被覆するステップと、
前記ラミネートの表面およびその周辺近傍の前記被測定面を共に接着・塗装プライマーで被覆するステップと、
前記接着・塗装プライマーの表面を熱可塑性ポリアミド樹脂を所定の型を用いて加圧成形するステップと、
からなり、外部から前記ひずみゲージに到る湿気の浸入を阻止する構成としたことを特徴とするものである。
また、請求項7に記載の発明は、前記接着・塗装プライマーは、エポキシ系接着剤を、浸漬、スプレー、刷毛塗りのいずれかの方法により、前記ラミネートの表面およびその周辺近傍の前記被測定面を覆うようにして塗布することを特徴とするものである。
また、請求項8に記載の発明は、前記熱可塑性ポリアミド樹脂は、温度条件が180〜230℃、圧力条件が3〜35kg/cmでモールド成形することを特徴とするものである。
また、請求項9に記載の発明に係る前記ラミネートは、前記ゲージベースと同じ材質の樹脂を用いて少なくとも前記ゲージベースおよび前記ゲージタブの一部の表面を被覆するキャスティングラミネートであることを特徴とするものである。
請求項1に記載の発明によれば、ゲージグリッドとゲージタブがゲージベースに添着されたひずみゲージが、被測定対象物またはひずみゲージ式物理量/電気量変換器の起歪部などの被測定面に添着された前記ひずみゲージの防湿構造において、
前記ゲージベース側が前記被測定面に添着されたひずみゲージと、
前記ひずみゲージのゲージグリッド、前記ゲージタブおよび該ゲージタブに接続された配線基板の基端部および前記ゲージベースの各表面をそれぞれ共に被覆するラミネートと、
前記ラミネートの表面およびその周辺近傍の前記被測定面を共に被覆する接着・塗装プライマーと、
前記接着・塗装プライマーの表面を熱可塑性ポリアミド樹脂を用いて成形されたモールド体と
からなり、外部から前記ひずみゲージに到る湿気の浸入を阻止する構成としたので、防湿性に極めて優れ、湿度の高い環境下でも零点変化(ドリフト)が殆どなく、長寿命化を実現することができ、加えて製造時間を大幅に短縮化でき、外観的にも美麗なひずみゲージの防湿構造を提供することができる。
また、請求項2に記載の発明によれば、前記物理量/電気量変換器は、圧力変換器、荷重変換器、加速度変換器、トルク変換器、変位変換器、その他のひずみゲージ式変換器であるので、本発明は、圧力変換器、荷重変換器、加速度変換器、トルク変換器、変位変換器、その他のひずみゲージをその起歪部に添着する形成のあらゆる物理量変換器に適用することが可能となり、上記請求項1に記載の発明の特有の効果を奏し得るひずみゲージの防湿構造を提供することができる。
また、請求項3に記載の発明によれば、前記ひずみゲージは、前記ゲージベースの表面に、1枚、2枚または4枚のいずれかが添着されているので、測定の目的に応じて選択して使用することができ、利便性の高いひずみゲージ防湿構造を提供することができる。
また、請求項4に記載の発明によれば、前記ラミネートは、少なくとも前記ゲージグリッドおよび前記ゲージタブの一部を被覆するために、前記ゲージベースと同じ材質の樹脂で形成されるので、ゲージベースとキャスティングラミネートとが同じ膨張・収縮を呈し、温度や湿度の変化に拘らず零点変化が殆ど生じないひずみゲージの防湿構造を提供することができる。
また、請求項5に記載の発明によれば、前記ラミネートは、ラミネートフィルムを接着剤にて添着されるものであるので、比較的低コストで防湿性に優れ、湿度の高い環境下でも零点変化が殆ど生じないひずみゲージの防湿構造を提供することができる。
また、請求項6に記載の発明によれば、ゲージグリッドとゲージタブがゲージベースに添着されたひずみゲージが、被測定対象物またはひずみゲージ式物理量/電気量変換器の起歪部などの被測定面に添着された前記ひずみゲージの防湿方法において、
前記ひずみゲージのゲージベース側を前記被測定面に添着するステップと、
前記ひずみゲージの前記ゲージグリッド、前記ゲージタブの一部および該ゲージタブに接続された配線基板の基端部および前記ゲージベースの各表面をそれぞれ共にラミネートで被覆するステップと、
前記ラミネートの表面およびその周辺近傍の前記被測定面を共に接着・塗装プライマーで被覆するステップと、
前記接着・塗装プライマーの表面を熱可塑性ポリアミド樹脂を所定の型を用いて加圧成形するステップと、
からなり、外部から前記ひずみゲージに到る湿気の浸入を阻止する構成としたので、防湿性に極めて優れ、湿度の高い環境下でも零点変化(ドリフト)が殆どなく、長寿命化を実現することができ、加えて製造時間を大幅に短縮化でき、外観的にも美麗なひずみゲージの防湿構造を提供することができる。
また、請求項7に記載の発明によれば、前記接着・塗装プライマーは、エポキシ系接着剤を、浸漬、スプレー、刷毛塗りのいずれかの方法により、前記ラミネートの表面およびその周辺近傍の前記被測定面を覆うようにして塗布するので、簡単、迅速に塗布することができ、また、複雑な形状の部位にも塗布することができ、特に金属やポリアミド樹脂との接着性を向上せしめる性質があるため、ゲージグリッド、ゲージタブ、配線基板および熱可塑性ポリアミド樹脂との接着性が著しく向上する結果、防湿性を著しく向上せしめ得るひずみゲージの防湿方法を提供することができる。
また、請求項8に記載の発明によれば、前記熱可塑性ポリアミド樹脂は、温度条件が180〜230℃、圧力条件が3〜35kg/cmでモールド成形するようにし、熱可塑性のポリアミド樹脂が比較的低温で溶融し、しかも低粘度で流動性がよいので、ひずみゲージのゲージベースに実装されたゲージグリッド、ゲージタブ、配線基板等にダメージを与えることもなく、優れた封止を施すことができ、さらには、ポリアミド樹脂の特性から、接着性に優れているので、機密性がよいこと、機械的強度、絶縁性、妨害電波の遮蔽性、耐振動性、可撓性等に優れており、また、金型のデザインによって機能的形状に加えて、美麗さをも付加できるという優れたひずみゲージの防湿方法を提供することができる。
また、請求項9に記載の発明によれば、前記ラミネートは、前記ゲージベースと同じ材質の樹脂を用いて少なくとも前記ゲージベースおよび前記ゲージタブの一部の表面を被覆するキャスティングラミネートであるので、ゲージベースとキャスティングラミネートが同じ膨張・収縮を呈し、温度や湿度の変化によっても零点変化が殆ど生じないひずみゲージの防湿方法を提供することができる。
次に、本発明の実施の形態に係るひずみゲージの防湿構造および防湿方法について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、本発明の一つの実施の形態に係るひずみゲージの防湿構造およびひずみゲージの防湿方法を説明するための断面図である。
本発明に係るひずみゲージ1は、それ自体公知のものであり、この例にあっては、ポリイミド樹脂からなるゲージベース2と、このゲージベースの表面(図1にあっては上面)に接着剤を介してニッケル・クロム合金あるいは銅ニッケル合金等の金属箔(膜)を加熱状態で圧着し、その後、その金属箔をフォトエッチングによりパターニングしてゲージグリッド3とゲージタブ4を形成したものである。
但し、ひずみゲージは、上述のものに限らず、上記特許文献1に記載されているように、ゲージグリッド、ゲージタブとなる金属箔上に、ポリイミド樹脂を塗布し、所定の温度で乾燥し、次いで、ゲージベースをバフなどにより、表面を研磨し、次いでポリイミド樹脂が塗布された金属箔を周知のフォトエッチング法によってパターニングすることによりゲージグリッドとゲージタブを形成するものであってもよい。
上記ゲージグリッド3は、1枚ゲージの場合、周知のように、離隔して平行配置された1対のゲージタブ4のうちの一方から出発し、一定の区間の間を180゜反対方向に折り返すように複数回蛇行させた後、他方のゲージタブ4に到るように形成されている。
また、4枚ゲージの場合、4つのゲージグリッド3がホイートストンブリッジ(以下、「ブリッジ」と略称する)を形成したものが荷重変換器7の起歪部(被測定面6)に添着される。
図2(a)においては、図1に示す実施の形態に係るひずみゲージの防湿構造の平面構成を模式的に示す平面図であり、ゲージグリッド3に関しては、図2(b)においては、4枚ゲージを用いてブリッジ形成した結線図を示し、図2(c)においては、図2(b)の結線を回路図として示すものである。
即ち、図2(b)に示す4枚ゲージの場合、ゲージタブ4Aには、ゲージグリッドG2の一端とゲージグリッドG4の一端との接続点が接続されている。ゲージタブ4Bには、ゲージグリッドG2の他端とゲージグリッドG3の一端との接続点が接続されている。
ゲージタブ4Cには、ゲージグリッドG1の一端とゲージグリッドG3の他端との接続点が接続されている。
ゲージタブ4Dには、ゲージグリッドG1の他端とゲージグリッドG4の他端との接続点が接続されている。
このブリッジ回路の場合、右側のゲージグリッドG1とG2は、同一の極性をもって、ひずみを受けるものとし、ゲージグリッドG3とG4は、同一の極性をもってひずみを受けるものとするが、上記ゲージグリッドG1とG2に対しては、反対の極性のひずみを受けるものとして形成してある。
例えば、図2(a)において、荷重変換器7がビーム状を呈するものであって、左側をボルト挿通孔7aが穿設された固定部にボルト等の緊締手段をもって固定し、右側をボルト挿通孔7bが穿設された可動部(荷重導入部)にボルト等の緊締手段をもって固定し、この可動部に紙面に直交する方向、(図1にあっては紙面に沿う下向き方向)の荷重が印加された場合を想定してみると、4枚のゲージグリッド3のうち、右側のゲージグリッドG1とG2は圧縮されて抵抗値を減少するが、左側のゲージグリッドG3とG4は伸張されて、その抵抗値を増大することとなる。尚、図2(c)において、eは、ブリッジ回路に印加されるブリッジ電圧であり、eは、ブリッジ回路から出力される出力電圧である。
ゲージタブ(4A〜4D。以下同様)4は、配線に便宜なるように、幅広に形成されている。
このゲージタブ4には、配線基板としてのフレキシブルプリント基板(Flexible Printed Circuit.以下、「FPC」と略称する)5の基端部5aが半田付けにて接続されている。
次に、このように構成されたFPC5付きのひずみゲージ1を、被測定対象物の被測定面またはひずみゲージ式物理量/電気量変換器の起歪部などの被測定面6に添着し、且つその表面を覆う防湿構造について説明する。
尚、本実施の形態においては、ひずみゲージ式物理量/電気量変換器として荷重変換器(または圧力変換器)に本発明を適用した例につき説明する。
先ず、ひずみゲージ1のゲージベース2の裏面(図1においては下面)側を荷重変換器7の被測定面6に接着剤8を用いて接着する。
次いで、ひずみゲージ1のゲージグリッド3(G1〜G4)、ゲージタブ4(4A〜4D)の一部、このゲージタブ4に基端部5aが半田付け接続されたFPC5の該基端部5aを、それぞれ共にラミネート9で被覆する。
このラミネート9の被覆方法につき、さらに詳しく説明すると、第1の方法として、ゲージグリッド3(またはゲージグリッドG1〜G4。以下同じ)の全部と、ゲージタブ4(またはゲージタブ4A〜4D。以下同じ)の一部とを、ゲージベース2と同じ材質の樹脂を用いて、キャスティングラミネートで被覆する方法と、ラミネートフィルムと接着剤とをもって、被覆する方法とがある。ラミネートにおいて、ゲージタブ4とFPC5との接続部は、半田付けするために、ラミネート9で被覆しない。従って、少なくともゲージグリッド3とゲージタブ4の一部(半田付け部を除く)を、例えば、キャスティングラミネート9で、被覆する。
また、このゲージグリッド3とゲージタブ4の一部以外のゲージベース2についても、ラミネートフィルムまたはキャスティングラミネートをもって、被覆することが望ましい。ラミネートのうち、キャスティングラミネートで被覆する場合、ゲージベース2とキャスティングラミネート9とが同じ膨張・収縮をするので、温度や湿度の変化に拘わらず、零点変化が殆ど生じないという利点が得られる。
また、ラミネートフィルムを接着剤で接着することにより被覆する場合、キャスティングラミネートに比べ、低コストで防湿性に優れ、湿度の高い環境下でも零点変化を抑制することができる。
次に、上記キャスティングラミネート9の表面およびその周辺近傍の被測定面(起歪部)7を共に接着・塗装プライマー10で被覆する。この接着・塗装プライマー10は、金属(この場合、荷重変換器7の起歪部)とポリアミドとの接着(固着)性を大きく向上させるために積層するものである。
この接着・塗装用プライマー10は、ナイロン系の接着剤や塗料のプライマーとして優れた特性を有し、具体的には、主成分は、エポキシ樹脂、溶剤はメチルエチルケトン(MEK)、粘度は45eps(25℃)、比重は0.82、塗布方法としては、浸漬、スプレー、刷毛塗りが可能で、乾燥条件は、風乾で約15分(溶剤臭がなくなる程度)、焼付は、200℃で10分間行う。
次に、上記接着・塗装プライマー10の表面に、熱可塑性ポリアミド樹脂を用いてモールド体11を成形する。
このモールド体11の成形に当たっては、ポリアミド系ホットメルトモールディング剤を成型材料として用い、180℃〜230℃に加熱溶融したポリアミド樹脂を、3kg/cm〜35kg/cmの圧力範囲で、金型の空洞内に注入することにより成形する。
即ち、荷重変換器7の起歪部(被測定面6)上に積層されたゲージベース2、 ゲージグリッド3、ゲージタブ4、FPC5の基端部5a、キャスティングラミネート9および接着・塗装プライマー10からなる積層体を取囲むように金型(図示せず)で覆い、荷重変換器7の被測定面6との間に、接着・塗装プライマー10を介して、金型を強く、被測定面に押し付けた状態で、金型の内部の空洞内に溶融した熱可塑性ポリアミド樹脂を、ホース等の管路を介して弁機構を有する吐出ガンへ圧送し、該吐出ガンのノズルから金型の空洞内に圧入し、約10秒間前後経過した後に、金型を開いて取外すことにより、図1および図2(a)にハッチングをもって示したようなモールド体11が完成する。
溶融樹脂圧送装置における溶融温度は、180℃〜230℃が適温である。
それは、溶融温度が180℃以下では金型内で十分安定した流動性が得られず、また、溶融温度が230℃以上になると、ポリアミド樹脂が熱劣化を生じるおそれがあると共に、実装されるひずみゲージの熱影響を避けるためである。
また、樹脂を圧入するときの圧入圧力についても、金型空洞内の隅々まで樹脂を充填するには、最低でも、圧力2.5kg/cmが必要であり、実装される電子素子に圧力ダメージを与えないようにするためには、最大で圧力25kg/cm以下が望ましい。
尚、ここで用いた熱可塑性ポリアミド樹脂は、比重約1.0、軟化点155℃〜210℃における溶融粘度3,000mPa.s(Brookfield粘度計)、ショア硬度は、25℃のとき65、120〜130℃のとき約20、引張り強さ270N/cm、曲げ弾性率31N/cm、水分吸収率は0.6%、熱膨張係数は280ppm/k、熱伝導率は、0.2W/g/℃、体積抵抗値は、1×1011Ω・cm、固化時間は10秒、熱安定性はスキン化時間で、8時間であった。
このように、ここで用いたポリアミド系ホットメルトモールド体11は、熱可塑性のポリアミド樹脂が比較的低温で溶融し、しかも低粘度で流動性がよいので、内部のひずみゲージ等の電子素子にダメージを与えることもなく、優れた封止を施すことができる。
また、従来用いられていた、熱可塑性の樹脂に比べれば、ポリアミド樹脂は、架橋反応のための各種添加剤等を必要としないので、取扱や保存性も容易であり、金型空洞内に注入してから短時間で固化するので、生産性も向上する。
また、金属とポリアミドとの接着性が強い接着・塗装プライマー10を間に介し、熱可塑性ポリアミド樹脂でホットメルト法によりモールド体11を形成したので、接着性に著しく優れており、極めて密着性がよく、加えて機械的強度、絶縁性、妨害電波の遮蔽性、耐振動性、可撓性に優れており、さらに、金型の空洞デザインによって、機能性、審美性をも付加することもできる。
また、本発明に係るひずみゲージの防湿構造は、防湿性に優れているため、ひずみゲージの絶縁低下や腐食による劣化(ドリフト)は殆ど生じることがなく、特に、図3に示すように、零点変化が極めて小さく、高い安定度を示すことが分かる。
即ち、図3(a)〜(c)は、本発明の実施の形態に係るサンプルを、1ロットにつき12個、これを3ロット合計36個製造して、その零点変化を測定し、各ロット単位で零点変化の特性を示したものであり、このうち、図3(a)は、第1ロット、図3(b)は、第2ロット、図3(c)は、第3ロットについての特性図である。
これら、図3(a)〜(c)から分かるように、本発明に係るひずみゲージの防湿構造によれば、1〜3ロットのいずれのロットにおいても、共に、温度85℃、湿度85%の環境下に250時間放置した場合でも、零点変化は殆どなく、非常に安定し、また、製造における歩留まりも良好であった。
本発明の一つの実施の形態に係るひずみゲージの防湿構造およびひずみゲージの防湿方法を説明するための断面図である。 図1に示す実施の形態に係るひずみゲージの防湿構造に係るもので、このうち、図2(a)は、ひずみゲージの防湿構造の平面構成を模式的に示す平面図、図2(b)は、同ひずみゲージの防湿構造に用いられているひずみゲージのゲージグリッドとゲージタブの部分を示す実体配線図、図2(c)は、図2(b)と等価なブリッジ回路図である。 本発明に係るひずみゲージの防湿構造の零点変化の特性を示すグラフである。 従来のひずみゲージの防湿構造の零点変化の特性を示すグラフである。
符号の説明
1 ひずみゲージ
2 ゲージベース
3,G1,G2,G3,G4 ゲージグリッド
4,4A,4B,4C,4D ゲージタブ
5 FPC(フレキシブルプリント基板)
6 被測定面
7 荷重変換器
7a,7b ボルト挿通孔
8 接着剤
9 キャスティングラミネート
10 接着・塗装プライマー
11 モールド体

Claims (9)

  1. ゲージグリッドとゲージタブがゲージベースに添着されたひずみゲージが、被測定対象物またはひずみゲージ式物理量/電気量変換器の起歪部などの被測定面に添着された前記ひずみゲージの防湿構造において、
    前記ゲージベース側が前記被測定面に添着されたひずみゲージと、
    前記ひずみゲージのゲージグリッド、前記ゲージタブの一部および該ゲージタブに接続された配線基板の基端部および前記ゲージベースの各表面をそれぞれ共に被覆するラミネートと、
    前記ラミネートの表面およびその周辺近傍の前記被測定面を共に被覆する接着・塗装プライマーと、
    前記接着・塗装プライマーの表面を熱可塑性ポリアミド樹脂を用いて成形されたモールド体と
    からなり、外部から前記ひずみゲージに到る湿気の浸入を阻止する構成としたことを特徴とするひずみゲージの防湿構造。
  2. 前記物理量/電気量変換器は、圧力変換器、荷重変換器、加速度変換器、トルク変換器、変位変換器、その他のひずみゲージ式変換器であることを特徴とする請求項1に記載のひずみゲージの防湿構造。
  3. 前記ひずみゲージは、前記ゲージベースの表面に、1枚、2枚または4枚のいずれかが添着されていることを特徴とする請求項1または2に記載のひずみゲージの防湿構造。
  4. 前記ラミネートは、少なくとも前記ゲージグリッドおよび前記ゲージタブの一部を被覆するために、前記ゲージベースと同じ材質の樹脂で形成されるキャスティングラミネートであることを特徴とする請求項1に記載のひずみゲージの防湿構造。
  5. 前記ラミネートは、ラミネートフィルムを接着剤にて添着されるものであることを特徴とする請求項1に記載のひずみゲージの防湿構造。
  6. ゲージグリッドとゲージタブがゲージベースに添着されたひずみゲージが、被測定対象物またはひずみゲージ式物理量/電気量変換器の起歪部などの被測定面に添着された前記ひずみゲージの防湿方法において、
    前記ひずみゲージのゲージベース側を前記被測定面に添着するステップと、
    前記ひずみゲージの前記ゲージグリッド、前記ゲージタブの一部および該ゲージタブに接続された配線基板の基端部および前記ゲージベースの各表面をそれぞれ共にラミネートで被覆するステップと、
    前記ラミネートの表面およびその周辺近傍の前記被測定面を共に接着・塗装プライマーで被覆するステップと、
    前記接着・塗装プライマーの表面を熱可塑性ポリアミド樹脂を所定の型を用いて加圧成形するステップと、
    からなり、外部から前記ひずみゲージに到る湿気の浸入を阻止する構成としたことを特徴とするひずみゲージの防湿方法。
  7. 前記接着・塗装プライマーは、エポキシ系接着剤を、浸漬、スプレー、刷毛塗りのいずれかの方法により、前記ラミネートの表面およびその周辺近傍の前記被測定面を覆うようにして塗布することを特徴とする請求項6に記載のひずみゲージの防湿方法。
  8. 前記熱可塑性ポリアミド樹脂は、温度条件が180〜230℃、圧力条件が3〜35kg/cmでモールド成形することを特徴とする請求項6に記載のひずみゲージの防湿方法。
  9. 前記ラミネートは、前記ゲージベースと同じ材質の樹脂を用いて少なくとも前記ゲージベースおよび前記ゲージタブの一部の表面を被覆するキャスティングラミネートであることを特徴とする請求項6に記載のひずみゲージの防湿方法。
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