JP2005315698A - 缶体検査装置及び缶体検査方法 - Google Patents

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賢二 竹内
Hironaga Shimizu
博長 清水
Hiroshi Tsujimoto
宏志 辻本
Takayuki Okada
隆之 岡田
Yuichi Suzuki
裕一 鈴木
Toshio Oginuma
敏男 荻沼
Keiji Sasaki
圭司 佐々木
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Abstract

【課題】 簡易に全数検査を行うことが可能な缶体検査装置及び缶体検査方法を提供する。
【解決手段】 エアゾール缶500の良否を検査する缶体検査装置は、円弧上に配置される複数の検査位置にエアゾール缶500を順次搬送し、各検査位置において、エアゾール缶500の肩部に形成される溝部の形状、肩部の凹み、肩部の座屈、エアゾール缶500の胴部の座屈、エアゾール缶500の口部に形成されるビードの形状、エアゾール缶500の外面の印刷、エアゾール缶500の内面の塗装を検査する。これらの検査により不良品と判断されたエアゾール缶500は、排出される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、缶体の良否を検査する缶体検査装置及び缶体検査方法に関する。
従来、エアゾール缶等の様々な缶体が製造され、容器として用いられるようになっている。このような缶体の製造工程においては、製造された缶体について良品であるか否かについての検査が行われる(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−215055号公報
しかしながら、従来の検査では、複数の項目の検査が必要となる場合には、ある程度の時間を要する。このため、製造された缶体の中から所定数を選択して検査するサンプル検査が採用されることが一般的であり、全数検査を行うことが困難であった。このため、ネックリングの形状に欠け等の異常が生じた缶体を不良品として排除することができない場合がある。
本発明は従来の問題を解決するためになされたもので、複数の項目についての全数検査を短時間で行うことが可能な缶体検査装置及び缶体検査方法を提供することを目的とする。
本発明の缶体検査装置は、缶体の良否を検査するものであって、前記缶体を複数の検査位置へ順次搬送する搬送手段と、前記複数の検査位置において、前記缶体に対する複数の項目の検査を行う検査手段とを有する構成となる。
この構成により、缶体検査装置は、缶体を複数の検査位置へ順次搬送しつつ、各検査位置において複数の項目の検査を行うことができる。このため、複数の項目についての全数検査を短時間で行うことが可能となる。
また、本発明の缶体検査装置は、前記搬送手段が、円弧状の外周部を有し、前記外周部に前記缶体を配置して回転することにより、前記缶体を前記複数の検査位置へ搬送する構成となる。
この構成により、搬送手段は回転だけで缶体を各検査位置へ搬送することができるため、検査位置への缶体の搬送を簡易に行うことができるとともに、検査位置を分散させることなく集中的に配置して、缶体検査装置の小型化を図ることができる。
また、本発明の缶体検査装置は、前記缶体が、底部、胴部、肩部及び口部により構成される場合に、前記検査手段が、前記肩部に形成される溝部の形状、前記肩部の凹み、前記肩部の座屈、前記胴部の座屈、前記口部に形成されるビードの形状、前記缶体の外面の印刷、前記缶体の内面の塗装の少なくとも二つ以上を検査する構成となる。
また、本発明の缶体検査装置は、前記缶体を回転させる回転手段と、前記回転手段による缶体の回転速度を検出する回転速度検出手段とを有する構成となる。
この構成により、缶体を回転させるだけで、その缶体の外面の全体的な検査を行うことが可能となる。また、缶体の回転速度が検出されることにより、検査に要する時間が把握可能となり、不必要な時間をなくして検査時間の更なる短縮を図ることが可能となる。
また、本発明の缶体検査装置は、前記搬送手段が、前記底部を吸引して前記缶体を保持する缶体保持手段を有する構成となる。
この構成により、缶体を保持して、搬送経路に沿った搬送を確実に行うことが可能となる。
また、本発明の缶体検査装置は、前記検査手段による検査により、前記缶体が不良品であると判断される場合に、前記缶体を排出する排出手段を有する構成となる。
この構成により、複数の項目の検査のいずれかにおいて、不良品であると判断される缶体が一括して排除される。
また、本発明の缶体検査装置は、前記搬送手段が、前記缶体が前記検査位置へ到達する毎に搬送を一時停止する構成となる。
この構成により、検査中に缶体の位置を固定して、より正確な検査を行うことが可能となる。
また、本発明の缶体検査方法は、缶体の良否を検査するものであって、前記缶体を複数の検査位置へ順次搬送する搬送ステップと、前記複数の検査位置において、前記缶体に対する複数の項目の検査を行う検査ステップとを有する構成となる。
また、本発明の缶体検査方法は、前記缶体が、底部、胴部、肩部及び口部により構成される場合に、前記検査ステップが、前記肩部に形成される溝部の形状、前記肩部の凹み、前記肩部の座屈、前記胴部の座屈、前記口部に形成されるビードの形状、前記缶体の外面の印刷、前記缶体の内面の塗装の少なくとも二つ以上を検査する構成となる。
本発明は、缶体を複数の検査位置へ順次搬送しつつ、各検査位置において複数の項目の検査を行う。このため、複数の項目についての全数検査を短時間で行うことが可能となる。
以下、本発明の実施の形態の缶体検査装置について、図面を用いて説明する。
本発明の実施の形態における缶体検査装置の概略図を図1に示す。図1に示す缶体検査装置は、エアゾール缶500について複数の項目を検査するものであり、搬送部100、200及び300と、排出部400とを有する。この缶体検査装置は、エアゾール缶500が検査位置A、予備位置B、検査位置C、検査位置D、検査位置E及び排出位置Fに順次搬送された場合に、これら各位置においてエアゾール缶500の検査等を行う。
搬送部100、200及び300は、円弧状の外縁部に形成される凹部(ポケット)にエアゾール缶500を配置し、回転することにより、このエアゾール缶500を搬送する。これら搬送部100、200及び300のうち、少なくとも搬送部200及び300は、回転と停止とを繰り返す間欠運動を行う。具体的には、搬送部300は、エアゾール缶500が検査位置A乃至排出位置Fに順次到達する毎に、これら検査位置A乃至排出位置Fにおいて検査等が行われる間、搬送を一時停止する。排出部400は、検査位置A乃至排出位置Fにおける検査等の結果、エアゾール缶500が不良品であると判断される場合には、その不良品であるエアゾール缶500を排出する。
次に、検査位置A乃至排出位置Fにおけるエアゾール缶500の検査等について説明する。缶体検査装置の検査等における動作のフローチャートを図2に示す。また、缶体検査装置の検査位置A乃至排出位置Fにおけるブロック図を図3乃至図8に示す。なお、図3乃至図8において、エアゾール缶500は、紙面左側から底部、胴部、肩部及び口部により構成される。これらのうち、胴部とは、エアゾール缶500の側面のうち側方から見た断面が直線状となる部分を指し、肩部とは、エアゾール缶500の側面のうち側方から見た断面が曲線状となる部分であって、胴部と口部の間の部分を指す。
図2に示すように、缶体検査装置は、エアゾール缶500が検査位置Aに到達すると、所定位置へエアゾール缶500を配置し、このエアゾール缶500に形成された溝部(グルーブ)の形状を検査する(S101)。
具体的には、図3に示すように、缶体検査装置のコントローラ310は、缶押さえ部330を搬送部300の外周部に構成されるボトム(底部)側チャック320へ向けて移動させる制御を行う。缶押さえ部330は、コントローラ310の制御によりボトム(底部)側チャック320へ向けて移動する。このとき、コントローラ310は、形状検出部342に対して形状検出を指示する。形状検出部342は、この指示に応じて、エアゾール缶500に形成されたグルーブ502の形状を検出する。形状検出部342による検出結果は、形状情報としてコントローラ310へ送られる。次に、エアゾール缶500は、缶押さえ部330によって押圧され、ボトム側チャック320に接触する位置へ配置される。缶押さえ部330は、エアゾール缶500がボトム側チャック320に接触することによって生じる抵抗を検出すると、ボトム側チャック320から離れる方向へ移動する。
再び、図2に戻って説明する。缶体検査装置は、搬送部300の搬送によりエアゾール缶500が予備位置Bに到達すると、そのエアゾール缶500を吸引保持するとともに、回転させる(S102)。
具体的には、図4に示すように、缶体検査装置のコントローラ310は、ボトム側チャック320に対して吸引させる制御を行う。ボトム側チャック320は、コントローラ310の制御によりエアゾール缶500の底部を吸引する。エアゾール缶500の底部は、凹形状を有しており、ボトム側チャック320の吸引により、その凹形状の内部の気圧が外気圧より低下する。これにより、エアゾール缶500は、ボトム側チャック320によって保持されることになる。更に、コントローラ310は、ボトム側チャック320に対して回転させる制御を行う。ボトム側チャック320の回転機構は、任意の手段が考えられるが、例えばモータを内蔵し、コントローラ310の制御により回転軸321を中心にとして回転することも可能である。エアゾール缶500は、ボトム側チャック320によって保持され、底部の中心は軸321の中心とほぼ一致する。このため、ボトム側チャック320の回転に伴い、エアゾール缶500も底部の中心を回転軸として回転を開始する。
再び、図2に戻って説明する。缶体検査装置は、搬送部300の搬送によりエアゾール缶500がボトム側チャック320に吸引された状態で検査位置Cに到達すると、S102におけるエアゾール缶500の回転を維持した状態で、そのエアゾール缶500の肩部の凹み(肩凹み)及び座屈(肩座屈)を検査する(S103)。
具体的には、図5に示すように、缶体検査装置のコントローラ310は、肩座屈センサ344及び肩凹みセンサ346に対して検査を指示する。肩座屈センサ344は、コントローラ310の指示に応じて、エアゾール缶500の肩部に生じる座屈を検出する。ここで座屈とは、エアゾール缶500が軸荷重を受けて、その一部が内側へ折れ曲がることを意味する。検出結果は、座屈量情報としてコントローラ310へ送られる。
一方、肩凹みセンサ346は、コントローラ310の指示に応じて、エアゾール缶500の肩部に生じる凹みを検出する。検出結果は、凹み量情報としてコントローラ310へ送られる。
再び、図2に戻って説明する。缶体検査装置は、搬送部300の搬送によりエアゾール缶500が検査位置Dに到達すると、S102におけるエアゾール缶500の回転を維持した状態で、エアゾール缶500のビードの形状(ビードの割れ)、肩部の座屈(肩座屈)、胴部の座屈(胴座屈)及び回転速度を検査する。更に、缶体検査装置は、エアゾール缶500の外面を撮影し、その外面の印刷を検査する(S104)。
具体的には、図6に示すように、缶体検査装置のコントローラ310は、ビード形状検出部348、肩座屈センサ350、胴座屈センサ352及び回転検出センサ356に対して検査を指示する。ビード形状検出部348は、この指示に応じて、エアゾール缶500の口部の周囲に形成され、その口部を補強するためのビード504の形状(例えば割れ等)を検出する。検出結果は、形状情報としてコントローラ310へ送られる。
肩座屈センサ350は、図5に示す肩座屈センサ344では検出されない小さな座屈を検出可能なものであり、コントローラ310の指示に応じて、エアゾール缶500の肩部に生じる座屈を検出する。検出結果は、座屈量情報としてコントローラ310へ送られる。胴座屈センサ352は、エアゾール缶500の胴部に生じる座屈を検出する。回転検出センサ356は、エアゾール缶500が所定の回転数に達したことを確認するため、ボトム側チャック320の回転速度を検出する。エアゾール缶500は、ボトム側チャック320に保持され、このボトム側チャック320の回転に伴って回転する。このため、ボトム側チャック320の回転速度は、エアゾール缶500の回転速度と一致する。従って、回転検出センサ356は、エアゾール缶500の回転速度を検出することになる。検出結果は、回転速度情報としてコントローラ310へ送られる。
更に、コントローラ310は、カメラ358に対して撮影を指示する。この際、コントローラ310は、回転検出センサ356によって検出されたエアゾール缶500の回転速度に基づいて、カメラ358がエアゾール缶500の外側面を撮影するために必要な時間を算出し、その算出された時間をカメラ358へ送る。カメラ358は、例えばスリットカメラであり、コントローラ310の指示に応じて、エアゾール缶500の外側面を撮影するために必要な時間だけ、その外側面を撮影し、映像データを生成する。生成された映像データは、コントローラ310へ送られる。
再び、図2に戻って説明する。缶体検査装置は、搬送部300の搬送によりエアゾール缶500が検査位置Eに到達すると、エアゾール缶500の回転を停止する。更に、缶体検査装置は、エアゾール缶500の内面に光を投光し、その内面の塗装を検査する(S105)。エアゾール缶500の内面には、例えば、内容物に缶の部材(鉄等)の臭いが付着することや内容物による缶の部材の腐蝕等を防止するために塗装膜が形成される。
具体的には、図7に示すように、缶体検査装置のコントローラ310は、ボトム側チャック320に対して回転を停止させる制御を行う。ボトム側チャック320は、コントローラ310の制御により回転を停止する。これにより、エアゾール缶500の回転も停止する。
更に、コントローラ310は、リング照明360に対して光を投光させる制御を行うとともに、カメラ362に対して撮影を指示する。リング照明360は、その投光面が環状であり、エアゾール缶500の口部径よりも大きい内径を有する。このリング照明360は、コントローラ310の制御によりエアゾール缶500の内面に光を投光する。カメラ362は、コントローラ310の指示に応じて、環状のリング照明360の内孔から露見する、光が投光されたエアゾール缶500の内面を撮影し、映像データを生成する。生成された映像データは、コントローラ310へ送られる。
再び、図2に戻って説明する。缶体検査装置は、搬送部300の搬送によりエアゾール缶500が排出位置Fに到達すると、そのエアゾール缶500の吸引保持を解除する(S106)。
具体的には、図8に示すように、缶体検査装置のコントローラ310は、ボトム側チャック320に対して吸引を終了させる制御を行う。ボトム側チャック320は、コントローラ310の制御によりエアゾール缶500の底部の吸引を解除する。これにより、エアゾール缶500は、ボトム側チャック320から外れ、移動自在となる。
このような検査の後、缶体検査装置は、エアゾール缶500に異常があるか否かを判定する。具体的には、缶体検査装置内のコントローラ310は、形状検出部342(図3参照)からの検出結果である形状情報に基づいてグルーブ502の形状が所定範囲内であるか否かを判定する。また、コントローラ310は、肩座屈センサ344(図5参照)からの検出結果である座屈量情報が所定範囲内であるか否か、及び、肩凹みセンサ346(図5参照)からの検出結果である凹み量情報が所定範囲内であるか否かを判定する。更に、コントローラ310は、ビード形状検出部348(図6参照)からの検出結果である形状情報に基づいてビード504の形状が所定範囲内であるか否か、肩座屈センサ355(図6参照)からの検出結果である座屈量情報が所定範囲内であるか否か、胴座屈センサ348(図6参照)からの検出結果である座屈量情報が所定範囲内であるか否かを判定する。また、コントローラ310は、カメラ358(図6参照)からの映像データと予め保持する正常な印刷が行われたエアゾール缶500の外側面の撮影により得られた映像データ(基準映像データ)とを比較し、その差分が所定範囲内であるか否か、及び、カメラ362(図7参照)からの映像データと予め保持する正常な塗装膜が形成されたエアゾール缶500の内面の撮影により得られた映像データ(基準映像データ)とを比較し、その差分が所定範囲内であるか否かを判定する。
これらの各判定の結果、所定範囲外であるとの判定結果が1つでも得られた場合、コントローラ310は、エアゾール缶500に異常があるため不良品であると判断する。そして、コントローラ310は、エアゾール缶500が不良品である場合には、排出部400に対して、エアゾール缶500の排出を指示する。排出部400は、この指示に応じて、搬送部300を搬送されてきた不良品であるエアゾール缶500が手前に到達したタイミングで、アーム部を伸張し、その不良品であるエアゾール缶500を排出する動作を行う。
このように、本実施形態の缶体検査装置は、検査対象のエアゾール缶500を検査位置A乃至排出位置Fへ順次搬送するとともに、各検査位置において、エアゾール缶500に対する複数の項目の検査を行う。このため、複数の項目についての全数検査を短時間で行うことが可能となる。
また、搬送部300が円弧状の外周部を有し、この外周部にエアゾール缶500を配置して回転することにより、エアゾール缶500を各検査位置へ搬送しており、回転するだけでエアゾール缶500の搬送を簡易に行うことができるとともに、検査位置を分散させることなく集中的に配置して、缶体検査装置の小型化を図ることができる。
また、ボトム側チャック320がエアゾール缶500を回転させ、回転検出センサ356がエアゾール缶500の回転速度を検出することにより、エアゾール缶500の外面の全体的な検査を行うことが可能となる。また、エアゾール缶500の回転速度により検査に要する時間が把握可能となり、不必要な時間をなくして検査時間の更なる短縮を図ることが可能となる。
また、搬送部300に構成されるボトム側チャック320がエアゾール缶500の底部を吸引してそのエアゾール缶500を保持することにより搬送経路に沿った搬送を確実に行うことが可能となる。
また、排出部400が検査位置A乃至排出位置Fにおける検査等によって不良品であると判断されたエアゾール缶500を排出することにより、不良品であると判断されるエアゾール缶500が一括して排除される。
また、搬送部300が、エアゾール缶500が各検査位置等へ到達する毎に搬送を一時停止することにより、検査中にエアゾール缶500の位置を固定して、より正確な検査を行うことが可能となる。
以上のように、本発明にかかる缶体検査装置及び缶体検査方法は簡易に全数検査を行うことが可能であるという効果を有し、缶体検査装置及び缶体検査方法として有用である。
缶体検査装置の概略図である。 缶体検査装置の検査時の動作のフローチャートである。 図1の位置Aにおける缶体検査装置のブロック図である。 図1の位置Bにおける缶体検査装置のブロック図である。 図1の位置Cにおける缶体検査装置のブロック図である。 図1の位置Dにおける缶体検査装置のブロック図である。 図1の位置Eにおける缶体検査装置のブロック図である。 図1の位置Fにおける缶体検査装置のブロック図である。
符号の説明
100、200、300 搬送部
310 コントローラ
320 ボトム側チャック
321 回転軸
330 缶押さえ部
342 形状検出部
344、350 肩座屈センサ
346 肩凹みセンサ
348 ビード形状検出部
352 胴座屈センサ
356 回転検出センサ
358、362 カメラ
360 リング照明
400 排出部
500 エアゾール缶
502 グルーブ
504 ビード

Claims (8)

  1. 缶体の良否を検査する缶体検査装置であって、
    前記缶体を複数の検査位置へ順次搬送する搬送手段と、
    前記複数の検査位置において、前記缶体に対する複数の項目の検査を行う検査手段とを有することを特徴とする缶体検査装置。
  2. 前記搬送手段は、円弧状の外周部を有し、前記外周部に前記缶体を配置して回転することにより、前記缶体を前記複数の検査位置へ搬送することを特徴とする請求項1に記載の缶体検査装置。
  3. 前記缶体は、底部、胴部、肩部及び口部により構成され、
    前記検査手段は、前記肩部に形成される溝部の形状、前記肩部の凹み、前記肩部の座屈、前記胴部の座屈、前記口部に形成されるビードの形状、前記缶体の外面の印刷、前記缶体の内面の塗装の少なくとも二つ以上を検査することを特徴とする請求項1又は2に記載の缶体検査装置。
  4. 前記缶体を回転させる回転手段と、
    前記回転手段による缶体の回転速度を検出する回転速度検出手段とを有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の缶体検査装置。
  5. 前記検査手段による検査により、前記缶体が不良品であると判断される場合に、前記缶体を排出する排出手段を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の缶体検査装置。
  6. 前記搬送手段は、前記缶体が前記検査位置へ到達する毎に搬送を一時停止することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の缶体検査装置。
  7. 缶体の良否を検査する缶体検査方法であって、
    前記缶体を複数の検査位置へ順次搬送する搬送ステップと、
    前記複数の検査位置において、前記缶体に対する複数の項目の検査を行う検査ステップとを有することを特徴とする缶体検査方法。
  8. 前記缶体は、底部、胴部、肩部及び口部により構成され、
    前記検査ステップは、前記肩部に形成される溝部の形状、前記肩部の凹み、前記肩部の座屈、前記胴部の座屈、前記口部に形成されるビードの形状、前記缶体の外面の印刷、前記缶体の内面の塗装の少なくとも二つ以上を検査することを特徴とする請求項7に記載の缶体検査方法。
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