JP2005314802A5 - - Google Patents
Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005314802A5 JP2005314802A5 JP2005074231A JP2005074231A JP2005314802A5 JP 2005314802 A5 JP2005314802 A5 JP 2005314802A5 JP 2005074231 A JP2005074231 A JP 2005074231A JP 2005074231 A JP2005074231 A JP 2005074231A JP 2005314802 A5 JP2005314802 A5 JP 2005314802A5
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- substrate
- protective film
- layer
- energy generator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Description
また、本発明の液体吐出ヘッドは、基板に設けられた液体を吐出するために利用されるエネルギーを発生するエネルギー発生体と、前記エネルギー発生体に接続された配線と、前記エネルギー発生体および前記配線を覆う絶縁保護膜と、前記絶縁保護膜上に設けられた密着層と、前記密着層上に設けられた耐久保護膜と、を有し、前記耐久保護膜は、膜端における端縁部の膜厚が中央部から膜端に向かうにしたがって漸減し、前記端縁部によって前記密着層の端部が覆われていることを特徴とする。
膜の形成において、犠牲層の側面にオーバーハングを設けておくことで、膜端における端縁の膜厚が中央部から膜端に向かうにしたがって漸減する膜を成膜する。この結果、形成された膜の膜端における膜剥がれを低減し、該膜の耐久性および信頼性を大幅に向上できる。
Claims (8)
- 基体に膜を形成する成膜方法であって、
オーバーハングを有する犠牲層が形成された基体に前記膜の材料を堆積させる工程と、
前記犠牲層を除去することによって、前記犠牲層と前記犠牲層上に堆積した前記膜の材料とを除去する工程と、を有することを特徴とする成膜方法。 - 前記犠牲層は、
前記基体側から、酸素および窒素の少なくとも一方を含む金属化合物の下層と、
前記下層の上に、前記下層より低い濃度の酸素および窒素の少なくとも一方を含む金属化合物または金属の上層と、を備えることを特徴とする請求項1に記載の成膜方法。 - 請求項1または2に記載の成膜方法によって形成した膜と基体とを含む基板であって、
前記膜は、膜端における端縁部の膜厚が中央部から膜端に向かうにしたがって漸減することを特徴とする基板。 - 前記基体上の前記膜が形成された形成面における前記膜の形状は、角を有さないことを特徴とする請求項3に記載の基板。
- 前記膜の材料がPt、Ir、Os、NiまたはRuを主成分とする金属材料であることを特徴とする請求項3または4に記載の基板。
- 前記基体と前記膜との間に密着層を有し、
前記膜の前記端縁部によって前記密着層の端部が覆われていることを特徴とする請求項3または5のいずれか1項に記載の基板。 - 液体を吐出するために利用されるエネルギーを発生するエネルギー発生体と、
前記エネルギー発生体に接続された配線と、
前記エネルギー発生体および前記配線を覆う絶縁保護膜と、
前記絶縁保護膜上に選択的に設けられた耐久保護膜とを有し、
前記耐久保護膜が、請求項1または2に記載の成膜方法によって形成された膜であることを特徴とする液体吐出ヘッド。 - 基板に設けられた液体を吐出するために利用されるエネルギーを発生するエネルギー発生体と、
前記エネルギー発生体に接続された配線と、
前記エネルギー発生体および前記配線を覆う絶縁保護膜と、
前記絶縁保護膜上に設けられた密着層と、
前記密着層上に設けられた耐久保護膜と、を有し、
前記耐久保護膜は、膜端における端縁部の膜厚が中央部から膜端に向かうにしたがって漸減し、
前記端縁部によって前記密着層の端部が覆われていることを特徴とする液体吐出ヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005074231A JP2005314802A (ja) | 2004-03-31 | 2005-03-16 | 成膜方法、基板および液体吐出ヘッド |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004101842 | 2004-03-31 | ||
JP2005074231A JP2005314802A (ja) | 2004-03-31 | 2005-03-16 | 成膜方法、基板および液体吐出ヘッド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005314802A JP2005314802A (ja) | 2005-11-10 |
JP2005314802A5 true JP2005314802A5 (ja) | 2006-02-02 |
Family
ID=35442520
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005074231A Pending JP2005314802A (ja) | 2004-03-31 | 2005-03-16 | 成膜方法、基板および液体吐出ヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005314802A (ja) |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4995355B2 (ja) * | 2005-12-09 | 2012-08-08 | キヤノン株式会社 | インクジェットヘッドおよびインクジェット記録装置 |
JP4926669B2 (ja) | 2005-12-09 | 2012-05-09 | キヤノン株式会社 | インクジェットヘッドのクリーニング方法、インクジェットヘッドおよびインクジェット記録装置 |
JP4367531B2 (ja) | 2007-06-06 | 2009-11-18 | ソニー株式会社 | 発光素子における電極構造の形成方法、及び、積層構造体の形成方法 |
JP5422149B2 (ja) * | 2008-07-28 | 2014-02-19 | 株式会社東芝 | シンチレータパネル |
JP5196184B2 (ja) * | 2009-03-11 | 2013-05-15 | セイコーエプソン株式会社 | 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置並びにアクチュエーター |
JP5541129B2 (ja) * | 2010-12-09 | 2014-07-09 | 株式会社リコー | インクジェット装置 |
JP5530968B2 (ja) * | 2011-03-25 | 2014-06-25 | 日本碍子株式会社 | 流路部品 |
JP5780026B2 (ja) * | 2011-07-12 | 2015-09-16 | 三菱電機株式会社 | Mimキャパシタ、半導体装置 |
JP6163080B2 (ja) | 2013-10-28 | 2017-07-12 | 浜松ホトニクス株式会社 | 量子カスケードレーザ |
JP2016038280A (ja) * | 2014-08-07 | 2016-03-22 | コニカミノルタ株式会社 | シンチレータパネルおよびこれを備えた放射線検出器 |
JP6606874B2 (ja) * | 2015-06-05 | 2019-11-20 | Agc株式会社 | 光学部材および光学部材の製造方法 |
CN110699671B (zh) * | 2019-10-21 | 2022-05-20 | 江苏菲沃泰纳米科技股份有限公司 | 镀膜夹具及其应用 |
-
2005
- 2005-03-16 JP JP2005074231A patent/JP2005314802A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2005314802A5 (ja) | ||
JP2006245230A5 (ja) | ||
USD646789S1 (en) | Adhesive bandage | |
JP2010507258A5 (ja) | ||
DE102004041178A1 (de) | Akustischer Filmresonator und Herstellungsverfahren hierfür | |
EP2096688A3 (en) | Piezoelectric substrate, fabrication and related methods | |
MY167229A (en) | Metal Material for Electronic Component and Method for Manufacturing the Same | |
JP2008509528A5 (ja) | ||
JP2002324666A5 (ja) | ||
JP2009228135A5 (ja) | ||
EP1923363A3 (en) | Hydrophilic member and substrate for hydrophilic member | |
JP2011228462A5 (ja) | ||
JP2015025196A5 (ja) | ||
JP2010082857A5 (ja) | ||
JP2011233783A5 (ja) | ||
WO2009041135A1 (ja) | 燃料電池用セパレータ材料、及び燃料電池スタック | |
WO2008088010A1 (ja) | 薄膜圧電共振器および薄膜圧電フィルタ | |
JP2006306022A5 (ja) | ||
JP2016519413A5 (ja) | ||
WO2010001061A3 (fr) | Miroir et procede d'obtention d'un miroir | |
SE0402936D0 (sv) | Strip product | |
JP2009182118A5 (ja) | ||
JP2011138913A5 (ja) | ||
JP2009160918A5 (ja) | ||
JP2011258664A5 (ja) |