JP2005314395A - 睫用化粧料 - Google Patents

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Abstract

【課題】 使用性、使用感、化粧膜の均一性を損なうことなく、市場のニーズを充分に満たすような高い化粧効果を有し、しかも得られた化粧膜が水や油になじみにくく、化粧効果の持続性の点でも満足のいくような睫用化粧料を提供すること。
【解決手段】 (A)着色された、屈折率の異なる2種類以上の高分子化合物を含む干渉繊維と、(B)皮膜形成性成分を含有する睫用化粧料。
【選択図】なし

Description

本発明は、新規な外観及び化粧効果に優れた睫用化粧料に関し、さらに詳細には、彩度が高く、光輝性に優れた外観を有し、また、その使用により得られる化粧膜も、彩度が高く、睫の質感を光学的に変化させることにより、従来にない透明感や立体感を付与する効果に優れるとともに、睫を長く見せる効果(ロングラッシュ効果)があり、更にそれらの化粧効果の持続性に優れ、かつ使用性が良く、安定性も良好な睫用化粧料に関するものである。
睫用化粧料における繊維の配合については、種々の剤型、他の化粧料用基剤との組み合わせが検討されており、例えば、合成樹脂エマルションと繊維を含有する睫用化粧料に平均分子量500以上のポリブテンを含有することで睫を長くする効果を向上させる技術(例えば特許文献1)や、ロジン酸系樹脂を含有することで繊維の付着性を向上させる技術(例えば特許文献2)、フッ素化合物により、繊維表面を処理することにより、繊維の分散性を向上させ、均一な化粧膜を形成させる技術(例えば特許文献3)等が報告されている。さらに、繊維を着色し用いる技術としては、水溶性高分子を用いた睫用化粧料に、カーボンブラック等の顔料で着色された繊維を用いることにより、自然な仕上がり感を与える技術(例えば特許文献4)や、高彩度着色剤により着色された繊維を用いることで、使用部位に高彩度な化粧膜を付与する技術(例えば特許文献5)等が知られている。
しかしながら、従来から使用されてきたナイロン等の繊維は透明〜白色を呈しており、特に外観が透明な化粧料剤型に配合すると色の彩度が低く、高彩度な化粧膜の付与といった化粧効果を充分に得ることができなかった。更に、ナイロン繊維にカーボンブラックや酸化チタン等の顔料を配合した繊維を使用しても、色の彩度に欠け、睫に高彩度な化粧膜を付与する効果を充分に得ることができなかった。また、天然系繊維には、原料に由来する彩度の低い着色があり、睫に高彩度な化粧膜を付与する点では、ナイロン繊維と同様、化粧効果を充分に得ることができなかった。
そこで、繊維を染料等で着色することにより、高彩度な化粧膜を有する化粧料を得る試みが行われてはいるが、最近の睫用化粧料に要求される個性的な化粧膜、例えば、見る角度によって質感が変化するといった化粧効果を有する化粧膜を提供することは困難であり、市場のニーズを充分に満たす化粧効果を得ることができなかった。更に、得られた化粧膜は、水や油になじみやすく、化粧効果の持続性の点でも満足のいくものではなかった。
更にまた、従来、繊維分野で知られている干渉光を呈する繊維を化粧料に用いることも行われており、水溶性高分子を用いたような透明タイプの剤型では、睫を際立たせるのに十分な質感の変化を与えることができるものの、O/W、W/Oといった乳化剤型では、化粧膜の透明性が低いため、質感の変化が見えづらく、十分な化粧効果を付与できるとは言い難かった。
特公平2−4572号公報 特開平9−263518号公報 特許第3409192号公報 特開平10−291917号公報 特開2000−319132号公報
従って、使用性、使用感、化粧膜の均一性を損なうことなく、市場のニーズを充分に満たすような高い化粧効果を有し、しかも得られた化粧膜が水や油になじみにくく、化粧効果の持続性の点でも満足のいくような睫用化粧料の提供が求められていた。
本発明者は、上記課題を解決するために鋭意研究した結果、特定の繊維と、皮膜形成性成分を配合することにより得られた睫用化粧料は、高彩度で光輝性に優れる新規な質感が付与された外観と、睫に使用することにより、特定の繊維が睫に沿って均一な化粧膜を形成することで繊維のもつ干渉色がより強調され、高彩度で、見る角度によって質感が変化するという優れた化粧効果を有することを見出した。
また、この睫用化粧料は、効果の持続性に優れるだけでなく、繊維を含んだ化粧膜が透明で均一な皮膜を形成することで化粧膜表面の光輝性が高まり、繊維のもつ外観色と干渉色とをさらに強調させ、従来にない奥深い透明感や立体感をより効果的に付与できることを見出した。その上このものは、睫用化粧料に要求される睫を長く見せる効果(ロングラッシュ効果)に優れ、使用性が良く、安定性も良好な睫用化粧料であることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、次の成分(A)および(B)
(A)着色された、屈折率の異なる2種類以上の高分子化合物を含む干渉繊維
(B)皮膜形成性成分
を含有することを特徴とする睫用化粧料である。
本発明の睫用化粧料は、化粧料自体の使用性、使用感、化粧膜の均一性等を損なうことなく、化粧料自体の外観や色調に高い彩度を付与することができ、また、使用部位である睫に光輝性を付与し、高い彩度を与えると共にその質感を光学的に変化させることにより、従来にない透明感や立体感を付与する効果等を発揮することができる優れたものである。
本発明の睫用化粧料の成分(A)である、着色された、屈折率の異なる2種以上の高分子化合物を含む干渉繊維(以下、「着色干渉繊維」と略す)は、少なくとも2種類以上の高分子化合物で構成される層状の断面構造(積層断面)を有する複合繊維を、着色剤で着色した繊維であり、この複合繊維は干渉色として、赤色、黄色、緑色、青色、紫色等を呈するものである。断面形状については、平行積層部を保護層でつつんだ扁平断面干渉繊維が、化粧料として睫等に付着しやすく、また一方向からの発色をより強くみせるためにも望ましい。この着色干渉繊維に使用される高分子化合物は、通常、化粧料に使用されるものであれば特に限定されないが、例えば、ナイロン、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、ポリカーボネイト、ポリメチルメタクリレート、ポリエステル等があげられる。これらの高分子化合物のなかでも、ポリエチレンテレフタレートとナイロンの組み合わせは、干渉光を強く呈し、また繊維工程安定性も良好で、本願発明の効果がより顕著に現れるため好ましい。
一方、複合繊維の着色に使用される着色剤としては、通常化粧料に使用されるものであれば特に制限されず、いずれのものも使用できる。例えば、赤色2号、赤色3号、赤色102号、赤色104号(1)、赤色105号(1)、赤色106号、黄色4号、黄色5号、緑色3号、青色1号、青色2号、赤色201号、赤色213号、赤色214号、赤色215号、赤色227号、赤色230号(1)、赤色230号(2)、赤色231号、赤色232号、橙色205号、橙色207号、黄色203号、緑色201号、緑色204号、緑色205号、青色202号、青色203号、青色205号、かっ色201号、赤色401号、赤色502号、赤色503号、赤色504号、赤色506号、橙色402号、黄色402号、黄色403号(1)、黄色406号、黄色407号、緑色401号、緑色402号、紫色401号、黒色401号等の水溶性のタール系色素、赤色202号、赤色218号、赤色223号、赤色226号、赤色228号、橙色201号、黄色201号、黄色205号、青色201号、青色204号、紫色201号、赤色404号、赤色405号、橙色401号、黄色401号、黄色404号、黄色405号、青色403号、青色404号等の水不溶性のタール系色素、クチナシ色素、ベニバナ色素、ウコン色素、パプリカ色素、アナトー色素、コチニール色素等の天然色素、酸性、塩基性色素、及び分散染料等が挙げられるが、中でも水溶性のタール系色素は、着色性、安定性が高いため、顕著な化粧効果が得られ最も好ましい。また、これらの着色剤は、1種又は2種以上を使用することが可能であり、複合繊維に種々の色調を付与することができる。
複合繊維を着色する場合の着色剤の量は、着色剤の量は、特に制限されず、目的に応じて決められるが、着色干渉繊維全体の0.01〜30質量%(以下、単に「%」と示す)が好ましく、さらに0.01〜10%が好ましい。この範囲であれば使用部位に高彩度な化粧膜を付与するといった化粧効果が充分に得られる。また、着色剤の色は、干渉色と同系色であると、光干渉に必要な波長を積層部に達することを阻害しないため、効果的である。干渉色と反対色で着色すると、干渉効果を発現する波長を着色剤が吸収してしまうため、干渉繊維の発色は減少してしまう場合がある。このため、干渉繊維の発色と同系色もしくは補色関係にない色で着色すると、干渉光を強く呈し、本願発明の効果がより顕著に現れるため、好ましい。なお、ここでいう同系色とは、P.C.C.S色彩体系の24色相環表上において、となりあう色相を意味し、例えば、干渉色が赤の場合は、赤紫〜橙を同系色とする。また、干渉色が黄色の時は、橙〜黄緑を、干渉色が緑の場合は、黄緑〜青を、干渉色が紫の場合は、青紫〜赤紫をそれぞれ同系色とする。
本発明の成分(A)の着色干渉繊維の製造方法は、特に制限されず、従来の高分子化合物から繊維を得る方法が利用できるが、好ましい方法の例としては次の方法を挙げることができる。すなわち、特開平7−34324号公報、特開平11−1829号公報あるいはWO98/46815号パンフレットに記載の方法に従って屈折率の異なる高分子化合物を積層し、干渉光を呈する繊維(干渉繊維)を製造した後、それを常法に従って染料で着色する方法や、上記記載の方法中、繊維製造時にあらかじめ着色剤を高分子化合物に分散し、これをもちいて直接着色干渉繊維を製造する方法等があげられる。
本発明の睫用化粧料に配合される着色干渉繊維の長さ及び太さは、特に制限されないが、睫への化粧効果及び、良好な使用性と均一な化粧膜の形成の点において、長さは0.01〜5mmの範囲が好ましく、更に0.1〜3mmが好ましい。また、太さは、0.01〜20デニール(以下、単に「D」と示す)の範囲が好ましく、更には0.1〜13Dが好ましい。また、効果を顕著に発現させるためには、各々のポリマー成分で構成される層が、5層以上の交互積層し、かつ、それぞれの層の厚みが0.02〜0.3μmの範囲にあることが好ましい。これらの繊維は、材質、太さ、長さの異なる1種又は2種以上を用いることができる。
本発明の成分(A)の着色干渉繊維は、そのままで本発明の睫用化粧料に使用することもできるが、更に表面処理することにより、化粧料中での分散性が向上し、化粧効果及びその持続性を更に向上させることができるので、表面処理したものを使用することがより好ましい。
着色干渉繊維に対する表面処理剤としては、通常化粧料に使用されるものであれば特に制限されず、いずれのものも使用できる。例えば、一般油剤、シリコーン油、フッ素化合物、界面活性剤、シリカ等が挙げられるが、特に、シリカ及び/又はフッ素化合物を表面処理剤として表面処理することが好ましい。
表面処理の方法は特に制限されないが、例えば、シリカの場合は、溶媒に表面処理剤としてのシリカと着色干渉繊維を入れ、この繊維にシリカを被覆又は付着させる方法や、溶媒に懸濁させた後、これを繊維に吹き付ける方法等が挙げられる。また、フッ素化合物の場合は、例えばフッ素化合物をアセトン、トルエン等の有機溶媒に加熱溶解せしめ、その中に繊維の1種又は2種以上の混合物を加え、撹拌後溶媒を留去して繊維上にフッ素化合物を被覆又は付着させ、場合によっては更に焼き付け処理をする方法がある。
着色干渉繊維に対する表面処理剤の使用量は、特に制限されず、目的に応じて決められるが、表面処理された着色干渉繊維全体の0.01〜30%が好ましく、更に0.1〜20%が好ましい。この範囲であれば繊維の分散性が向上し、化粧効果が顕著に現れ、その効果の持続性が充分に得られる。
本発明の睫用化粧料における成分(A)の着色干渉繊維の配合量は、特に制限されないが、0.1〜50%が好ましく、0.5〜20%が更に好ましい。この範囲で用いれば、発明の効果が顕著に現れる。
一方、本発明の睫用化粧料に使用される成分(B)の皮膜形成性成分は、化粧料を塗布した際に皮膜を形成するものであれば特に制限されず、油溶性樹脂成分、ポリマーエマルション、水溶性樹脂成分等、いずれのものも使用される。
具体的には、油溶性樹脂成分の例として、ロジン酸ペンタエリスリット等のロジン酸系樹脂、トリメチルシロキシケイ酸、キャンデリラレジン(ここで、キャンデリラレジンとは、キャンデリラワックスを有機溶剤にて分別抽出して得られる樹脂分で、樹脂分が好ましくは65%以上、更に好ましくは85%以上の割合で含有されるものである)、アクリル酸アルキル・アクリル酸ジメチコン共重合体、部分架橋オルガノポリシロキサン、ポリ酢酸ビニル系樹脂、ポリビニルイソブチルエーテル、ポリイソブチレン、等が挙げられ、これらを1種又は2種以上を使用することができる。
また、ポリマーエマルションとは、高分子化合物を水性溶媒に分散してあるものをいい、具体的な皮膜形成性ポリマーエマルションの例としては、例えば、(メタ)アクリル酸アルキル共重合体エマルション、(メタ)アクリル酸・(メタ)アクリル酸アルキル共重合体エマルション、(メタ)アクリル酸アルキル・スチレン共重合体エマルション、酢酸ビニル重合体エマルション、酢酸ビニル含有共重合体エマルション、ビニルピロリドン・スチレン共重合体エマルション、シリコーン含有(共)重合体エマルション等が挙げられ、これらを1種又は2種以上を使用することができる。
更に、水溶性樹脂成分の例としては、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ビニルピロリドン・酢酸ビニル共重合体等が挙げられ、これらを1種又は2種以上を使用することができる。
これらの皮膜形成性成分のなかでも、油溶性樹脂成分として、ロジン酸系樹脂、トリメチルシロキシケイ酸、アクリル酸アルキル・アクリル酸ジメチコン共重合体、キャンデリラレジンが、またポリマーエマルションとして、アクリル酸エステルポリマーエマルション、酢酸ビニルポリマーエマルションが、睫を長く見せ、目元を際立たせるといった化粧効果及び化粧効果の持続性の点で特に好ましい。
本発明の睫用化粧料における皮膜形成性成分の配合量は、特に制限されないが、純分換算で、0.5〜25%が好ましく、更に好ましくは1〜15%である。この範囲であれば、睫を長く見せ、目元を際立たせるといった化粧効果の持続性の点で満足のいくものが得られる。
本発明の睫用化粧料は、上記した着色干渉繊維(成分(A))と皮膜形成成分(成分(B))とを、通常化粧料に使用される成分と組み合わせ、適宜製剤化することにより調製される。
本発明の睫用化粧料の製造にあたって使用される、通常化粧料に使用される成分の例としては、感触調整や着色の目的で配合される粉体成分、基材、エモリエント成分として配合される油性成分、保湿、粉体分散剤として配合される水性成分、粉体分散、感触調整の為に配合される界面活性剤等が挙げられる。更に、紫外線吸収剤、保湿剤、褪色防止剤、酸化防止剤、消泡剤、美容成分、防腐剤、香料などを本発明の効果を損なわない範囲で適宜配合することもできる。
このようにして得られる本発明の睫用化粧料の好ましい剤型例としては、油性型、乳化型等のものが挙げられる。また、好ましい形態としては、クリーム状、ゲル状、液状等が挙げられるが、中でもゲル状が好ましい。更に、外観としては、透明、半透明、不透明のいずれの睫用化粧料であっても良い。
以下に実施例を挙げて本発明を詳細に説明する。尚、これらは本発明を何ら限定するものではない。
実 施 例 1
O/Wマスカラ:
表1に示す処方の、本発明品1〜5及び比較品1〜5のO/Wマスカラを下記製造方法にて調製した。得られた各マスカラについて、a.外観色調に高い彩度を付与する効果(外観の高彩度感)、b.外観に光輝性を付与する効果(外観の光輝性)、c.睫に高い彩度を付与する効果(化粧膜の高彩度感)、d.睫に透明感、立体感を付与する効果(化粧膜の質感改良効果)、e.睫を長く見せる効果(ロングラッシュ効果)、f.塗布時の化粧のしやすさ(使用性)、g.化粧膜の均一性、h.化粧効果の持続性について下記の方法により官能評価を行った。その結果もあわせて表1に示す。
(処 方)
Figure 2005314395
※1 キャンデリラレジンの組成は、樹脂分90%、遊離アルコール5%、遊離脂肪酸
分2%、エステル分2%、炭化水素分1%であり、軟化点は47〜48℃である

※2 0.1%青色1号で着色した繊維(ポリエチレンテレフタレート、ナイロンを特開
平11−1829に従い、交互に51層積層したもの、6D、2mm)(青色の干
渉光を有する)
※3 0.1%青色1号で着色した繊維(6D、2mm)(干渉光を有しない)
※4 無着色繊維(6D、2mm)(干渉光を有しない)
※5 固形分20%
※6 丸型、1mm
(製造方法)
A.成分(5)〜(17)を均一に混合し、80℃に加熱する。
B.成分(1)〜(4)を加熱溶解(80℃)する。
C.AにBを加え乳化する。
D.Cを容器に充填して製品とする。
(評価方法)
10名の官能検査パネルにより、各試料を下記a〜hについて、(1)絶対評価基準を用いて7段階に評価し、各試料の評点の平均値を(2)4段階判定基準を用いて評価した。評価項目hについては、試料を睫に塗布し、パネルに通常の生活をしてもらい、12時間後の化粧効果について評価した。
(評価項目)
a.外観色調に高い彩度を付与する効果(外観の高彩度感)
b.外観に光輝性を付与する効果(外観の光輝性)
c.睫に高い彩度を付与する効果(化粧膜の高彩度感)
d.睫に透明感、立体感を付与する効果(化粧膜の質感改良効果)
e.睫を長く見せる効果(ロングラッシュ効果)
f.塗布時の化粧のしやすさ(使用性)
g.化粧膜の均一性
h.化粧効果の持続性
(1)絶対評価基準
評 点 : 評 価
6 : 非常に良い
5 : 良い
4 : やや良い
3 : 普通
2 : やや悪い
1 : 悪い
0 : 非常に悪い
(2)4段階判定基準
評点平均値 : 判 定
5点を超える : 非常に良好(◎)
3点を超えて5点以下 : 良 好 (○)
2点を超えて3点以下 : やや不良 (△)
2点以下 : 不 良 (×)
表1の結果から明らかなように、本発明品である1〜5のマスカラは、比較品1〜5のマスカラと比較し、外観色調に高い彩度を付与する効果(外観の高彩度感)、外観に光輝性を付与する効果(外観の光輝性)、睫に高い彩度を付与する効果(化粧膜の高彩度感)、睫に透明感、立体感を付与する効果(化粧膜の質感改良効果)、睫を長く見せる効果(ロングラッシュ効果)、塗布時の化粧のしやすさ(使用性)、化粧膜の均一性、化粧効果の持続性のすべての面で、はるかに優れた特性を有していることがわかる。
一方、ナイロン繊維を着色した比較品1では睫に透明感、立体感を付与する効果(化粧膜の質感改良効果)の点で満足のいくものが得られなかった。また、着色していないナイロン繊維を用いた比較品2では、外観、化粧膜がうす白くボケた発色になり、外観色調に高い彩度を付与する効果(外観の高彩度感)、外観に光輝性を付与する効果(外観の光輝性)、睫に高い彩度を付与する効果(化粧膜の高彩度感)、睫に透明感、立体感を付与する効果(化粧膜の質感改良効果)の点で満足の行くものが得られなかった。さらに、皮膜形成性成分を含有しない、比較品3では、外観の光輝性を強く感じる効果(外観の光輝性)、睫に透明感、立体感を付与する効果(化粧膜の質感改良効果)、化粧膜の均一性及び化粧効果の持続性の点で満足の行くものが得られなかった。質感を変化させるものとしてコンジョウ被覆雲母チタン、ポリエチレンテレフタレート・アルミニウム・エポキシ積層末を用いた比較品4、5についても様々な化粧効果の点で満足のいくものが得られなかった。
実 施 例 2
油性マスカラ:
下記成分および製造方法により、油性マスカラを調製した。
(成 分) (%)
(1)ロジン酸ペンタエリスリット 9
(2)ポリイソブチレン※8 1
(3)軽質流動イソパラフィン 53.4
(4)ポリエチレンワックス 10
(5)デキストリン脂肪酸エステル 5
(6)着色干渉繊維※9 10
(7)ベンガラ 5
(8)タルク※10 5
(9)オランダカラシエキス 0.5
(10)フェノキシエタノール 1
(11)香料 0.1
※8 分子量10万
※9 0.5%黄色4号で着色した繊維(ポリエチレンテレフタレート、ナイロン
を特開平11−1829に従い、交互に30層積層したもの、3D、0.5
mm)(黄色の干渉光を有する)
※10 2%ジメチルポリシロキサン処理
(製造方法)
A.成分(1)〜(5)を加熱溶解し、成分(6)〜(11)を加えて均一に混合す
る。
B.Aを容器に充填して製品とする。
以上のようにして得られたマスカラは、外観の高彩度感、外観の光輝性、化粧膜の高彩度感、化粧膜の質感改良効果、の全ての点に優れ、使用性、化粧膜の均一性、化粧効果の持続性も良好なものであった。
実 施 例 3
W/Oマスカラ:
下記成分および製造方法により、W/Oマスカラを調製した。
(成 分) (%)
(1)トリメチルシロキシケイ酸 20
(2)デカメチルシクロペンタシロキサン 42.3
(3)ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体※11 5
(4)精製水 15
(5)ポリプロピレン繊維※12 0.1
(6)着色干渉繊維※13 1
(7)チタン・酸化チタン焼結物 10
(8)ベンガラ被覆雲母チタン 5
(9)天然ビタミンE 0.5
(10)パラオキシ安息香酸エチル 1
(11)ポリビニルピロリドン 0.1
※11 KF−6017(信越化学工業社製)
※12 10D、3mm、未処理
※13 0.1%赤色106号で着色し、パーフルオロアルキルリン酸エステル
ジエタノールアミン塩5%処理した繊維(ポリエチレンテレフタレート
およびナイロンを特開平11−1829号公報に従い、交互に51層積層
したもの、0.05D、0.01mm)(赤色の干渉光を有する)
(製造方法)
A.成分(1)〜(3)を混合し、成分(4)〜(11)を加えて均一に混合する。
B.Aを容器に充填して製品とする。
以上のようにして得られたマスカラは、外観の高彩度感、外観の光輝性、化粧膜の高彩度感、化粧膜の質感改良効果、の全ての点に優れ、使用性、化粧膜の均一性、化粧効果の持続性も良好なものであった。
実 施 例 4
水系マスカラ:
(成 分) (%)
(1)ヒドロキシプロピルセルロース 4
(2)精製水 34.9
(3)ジプロピレングリコール 2
(4)エタノール 40
(5)ポリビニルアルコール 0.5
(6)着色干渉繊維※13 15
(7)大豆リン脂質 0.1
(8)フェノキシエタノール 0.5
(9)硫酸バリウム※14 1
(10)シリル化処理無水ケイ酸※15 2
※14 5%シリカ処理
※15 AEROSIL R972(日本アエロジール社製)
(製造方法)
A.成分(1)〜(5)を混合溶解し、成分(6)〜(10)を加えて均一に混合
する。
B.Aを容器に充填して製品とする。
以上のようにして得られたマスカラは、外観の高彩度感、外観の光輝性、化粧膜の高彩度感、化粧膜の質感改良効果の全ての点に優れ、使用性、化粧膜の均一性、化粧効果の持続性も良好なものであった。
実 施 例 5
O/Wマスカラ:
着色干渉繊維※2を、下記の着色干渉繊維に代える以外は、実施例1の本発明品1と同様にしてO/Wマスカラを得た。
使用着色干渉繊維:
0.1%赤色202号で着色した繊維(ポリエチレンテレフタレートおよびナイロ
ンを特開平11−1829号公報に従い、ポリエチレンテレフタレート30層、
ナイロン31層で交互に61層積層した、断面が楕円形状のものを、2%のシリ
カで処理したもの。(9D(長軸70μm、短軸17μm)、2mm)(赤色の
干渉光を呈する)
以上のようにして得られたマスカラは、外観の高彩度感、外観の光輝性、化粧膜の高彩度感、化粧膜の質感改良効果の全ての点において極めて優れ、使用性、化粧膜の均一性、化粧効果の持続性においても優れたものであった。
本発明の睫用化粧料は、それ自体の外観や色調に高い彩度を付与することができ、また、使用部位である睫に光輝性を付与し、高い彩度を与えると共にその質感を光学的に変化させることにより、従来にない透明感や立体感を付与する効果等を発揮することができる優れたものである
従って、市場のニーズを充分に満たす高い化粧効果を有し、しかも得られた化粧膜が、水や油になじみにくく、化粧効果の持続性の点でも満足のいく睫用化粧料として、利用することができるものである。

Claims (7)

  1. 次の成分(A)および(B)
    (A)着色された、屈折率の異なる2種類以上の高分子化合物を含む干渉繊維
    (B)皮膜形成性成分
    を含有することを特徴とする睫用化粧料。
  2. 干渉繊維に含まれる前記高分子化合物の少なくとも1種がポリエチレンテレフタレート、ナイロンまたはポリプロピレンから選択されるものである請求項1記載の睫用化粧料。
  3. 干渉繊維の着色に使用する着色剤が、水溶性のタール系色素である請求項1又は2に記載の睫用化粧料。
  4. 干渉繊維の長さが0.01mm以上5mm以下である請求項1〜3のいずれかに記載の睫用化粧料。
  5. 干渉繊維の太さが0.01デニール以上20デニール以下である請求項1〜4のいずれかに記載の睫用化粧料。
  6. 皮膜形成性成分が、ロジン酸系樹脂、トリメチルシロキシケイ酸、アクリル変性シリコーンまたはキャンデリラレジンから選ばれる1種又は2種以上の油溶性樹脂である請求項1〜5のいずれかに記載の睫用化粧料。
  7. 皮膜形成性成分が、アクリル酸エステルポリマーエマルション及び/又は酢酸ビニルポリマーエマルションである請求項1〜5のいずれかに記載の睫用化粧料。
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