JP2005313559A - 印刷基準値設定方法及び色調管理装置 - Google Patents

印刷基準値設定方法及び色調管理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】印刷制御の基準値について、測定エラー又は連続する印刷物に存在するごくわずかな変動の影響を低減する。
【解決手段】本発明の一態様に係る印刷基準値設定方法では、印刷機によって印刷された複数の印刷物について色管理データD1〜D14を測定し、この色管理データD1〜D14が基準値から定まる許容範囲に含まれるように印刷機の印刷制御を行うために、基準値を設定する。この印刷基準値設定方法では、オペレータから所定レベルの印刷品質を満たす基準印刷物が印刷機によって印刷された旨の指定を受け付けた場合に、色管理データD1〜D14のうち、基準印刷物に対応する色管理データD7と、基準印刷物の印刷時点から定まる所定範囲内に印刷された他の印刷物に対応する色管理データD8〜D11とを抽出し、この抽出された色管理データD7〜D11の平均値を新たな基準値として設定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、印刷機によって印刷された各印刷物について色管理データを測定し、測定された色管理データに基づいて、印刷品質を管理するための制御に用いられる基準値を設定する印刷基準値設定方法及び色調管理装置に関する。
印刷品質の向上を実現する印刷制御方法として、印刷機によって印刷された複数の印刷物について色管理データを測定し、この複数の色管理データが基準値から定まる許容範囲に含まれるように、印刷機を制御する印刷制御方法がある。
この基準値を設定するための印刷基準値設定方法として、予め決められた基準値を設定する第1の方法、印刷開始後にオペレータが色合わせを行って得られたOKシートの色管理データを基準値として設定する第2の方法などが用いられる。
色管理データは、印刷物の余白部分に配置された墨、藍、紅、黄などのカラーパッチを含むカラーバー又は実際の絵柄を測定して得られる。
一般的には、色管理データは濃度値又は測色値を表す。印刷品質を管理するために必要な基準値は、濃度値又は測色値に基づいて設定される。
例えば、オフセット印刷において、上記第1の方法のように予め決められた基準値を設定する場合、一般的には、印刷会社独自の基準値が用いられるか、あるいは一般的に広く知られた業界基準の基準値が用いられる。国内の業界基準としては、ISO/Japan Colorのオフセット枚葉印刷色標準、Japan Color色再現印刷2001(日本印刷学会)などが知られている。
予め決められた基準値を設定する第1の方法は、欧米で一般に普及している。米国ではSWOP(Specifications Web Offset Publications)、欧州ではEURO Standardなどが基準値として用いられている。
近年、日本でも、ほぼ均一な印刷品質を誰でも安定して得られるなどの利点があるため、急速に基準値に基づく印刷制御に関心が高まっている。
印刷物についての色管理データを所望の基準値に合うように印刷機を制御する色調管理装置が市販されている。
枚葉オフセット印刷機を制御するために、オフラインで印刷物の余白部分にレイアウトされたカラーバーの色管理データを測定し、この色管理データに基づいてインキキーを制御するオフライン型の色調管理装置が実用化されており、市販されている。
また、オフセット輪転印刷機を制御するために、インラインで印刷物の余白部分にレイアウトされたカラーバーの色管理データを測定し、この色管理データに基づいてインキキーを制御するインライン型の色調管理装置が実用化されており、市販されている。
これらの色調管理装置は、印刷中に測定された色管理データが基準値に基づいて定まる許容範囲内に含まれるように(目標に合うように)インキキーを制御し、適切なインキ量への調整を行う。
このような色調管理装置に、予め決められた基準値を設定しておき、印刷を開始することにより、測定された色管理データが許容範囲内となる印刷物を安定して得ることが可能である。
印刷刷り出しにおいて、基準値を用いた印刷制御方法を用いると、常時均等な印刷品質に素早く調整可能である。
しかし、実際の印刷ではインキロットの違いによる色の差、様々な用紙の使用、また日々の印刷機の微妙な状態変化などを原因として、印刷物の色調やトーンが常に微妙に変化する。
このため、印刷刷り出しにおいて基準値を用いて印刷制御を行ったとしても、色調やトーンが色見本に合うとは限らない。色見本に色調やトーンが合わない場合、オペレータの微妙な調子合わせが必要となる。
オペレータは、目視で印刷物をチェックしながら、上記の様々な原因による色調やトーンの変化を適宜把握し、必要であれば適切に調子合わせを行い、色見本に合う表現豊かな印刷物(OKシート)を得ることが可能である。
そこで、予め決められた基準値を目標に印刷を開始した後に、オペレータによる調子合わせによって得られたOKシート、あるいはこのOKシート近辺の印刷物の色管理データが測定され、この色管理データが基準値として使用される。この基準値の設定が、上記第2の方法である。
なお、第2の方法には、刷り出し時からオペレータによって調子合わせが行われ、OKシートが作成されるケースも含まれる。
OKシートに対応する色管理データに基づいて設定された基準値を用いて印刷制御が行われた場合、以降の印刷物についてOKシートから変化した分だけOKシートの状態に戻す制御が実行されるので、OKシートに類似した印刷物が得られ、品質のよい印刷物を刷了まで得ることが可能である。
特に、オフライン又はインライン型の色調管理装置が用いられる場合においては、OKシートに対応する色管理データに基づいてインキ量を制御することにより、スキルレスで安定的にOKシートに類似した印刷物を得ることが可能であり有効である。
また、OKシートの色評価を定量的に行う装置も実用化されている(特許文献1〜3を参照)。
特許第3265902号 特許第3218910号 特許第3149723号
上記従来のオフライン又はインライン型の色調管理装置において、OKシートの測定とこのOKシートに対応する色管理データに基づく基準値の設定は重要である。
上述したように、インキ、用紙などの材料、印刷現場の環境などに伴う様々な変動を原因として、印刷物から測定された色管理データは、印刷中においてわずかながら変化する。また、連続する印刷物を詳細に測定すると、抜き取り検査では判明できないほどのごくわずかな範囲内で、印刷物の色管理データは常に変動していることがわかる。この色管理データの変動の原因には、印刷機の変動又は測定器の繰り返し再現性の影響なども含まれる。
さらに、濃度測定又は測色の対象となるカラーバーに対するゴミ付き、ピンホール、汚れなどの印刷欠陥などがある場合、測定された色管理データの値が異常値を表す場合がある。また、印刷物の浮きなどにより、正しくない測定が行われる場合(測定エラー)もある。
基準値が設定される色調管理装置の中には、印刷物に印刷欠陥などがある場合に、この色管理データを無効にするなどの検査機能を備えた装置もある。
しかしながら、はっきりと印刷欠陥と分かるケースを除いて詳細な測定・解析を実施しなければ、色管理データの正誤(測定エラー)、連続する印刷物の色管理データに存在するごくわずかな変動、変動幅を、印刷機による印刷中及び印刷後に定量的に判断することは困難である。
このような変動の存在する状態において、1回の測定結果に基づいて基準値を設定すると、この測定結果が本当に基準値として正しい値か否か判断することが困難である。
しかしながら、従来のOKシートに基づく印刷基準値設定方法においては、オフライン型の場合、印刷物1枚に対して測定が行われるのみであり、インライン型の色調管理装置の場合、インキキー毎に1回測定が行われるのみである。この従来の印刷基準値設定方法では、OKシートの測定エラー、連続する印刷物に存在するわずかな変動の影響を受けたまま、黒、藍、紅、黄のインキキー毎に、基準値が設定されるという問題がある。
測定エラー値から基準値が設定され、この基準値に基づいてインキキー制御が行われた場合、この基準値に基づいて制御されるインキキーでは色調が大きく変化する。
正常な測定が行われた場合でも、連続する印刷物に存在するわずかな変動の影響を受けているため、本来設定すべき値よりもわずかにずれた値が、墨、藍、紅、黄のインキキー毎に、基準値として設定される可能性がある。
このような状態でインキキー制御を行うと、インキキー毎に少しずつ濃度バランスの変化した印刷物が得られ、バランスの変化が色調変化として現れやすい絵柄などについてその影響が顕著に現れ、問題となる場合がある。
本発明は、以上のような実情に鑑みてなされたもので、測定エラー又は連続する印刷物に存在するごくわずかな変動の影響を低減する印刷基準値設定方法及び色調管理装置を提供することを目的とする。
本発明を実現するにあたって講じた具体的手段について以下に説明する。
本発明の一例において、印刷基準値設定方法は、印刷機によって印刷された複数の印刷物について色管理データを測定し、この複数の色管理データが基準値から定まる許容範囲に含まれるように印刷機の印刷制御を行うために、基準値を設定する。この印刷基準値設定方法は、オペレータから所定レベルの印刷品質を満たす基準印刷物が印刷機によって印刷された旨の指定を受け付けた場合に、複数の色管理データのうち、基準印刷物に対応する色管理データと、基準印刷物の印刷時点から定まる所定範囲内に印刷された他の印刷物に対応する色管理データとを抽出し、この抽出された複数の色管理データの平均値を新たな基準値として算出し、新たな基準値を設定する。
このように、OKシートの印刷時点から定まる所定範囲内の複数の色管理データに基づいて新たな基準値を設定することにより、測定エラーや連続する色管理データ間に存在する変動の影響を低減した適切な基準値を設定できる。
なお、上記印刷基準値設定方法では、抽出された複数の色管理データのばらつき値が所定のばらつき許容範囲内の場合に、抽出された複数の色管理データの平均値を新たな基準値として算出し、ばらつき値がばらつき許容範囲外の場合に、抽出された複数の色管理データの中からばらつきの原因となっている色管理データを取り除き、残りの色管理データの平均値を新たな基準値として算出するとしてもよい。
これにより、さらに測定エラーや連続する色管理データ間に存在する変動の影響を低減することができる。
本発明においては、複数の印刷物から色管理データを測定し、OKシートが印刷された時点から定まる所定範囲内の複数の色管理データに基づいて基準値が設定され、印刷品質が管理される。
これにより、測定エラー、連続する印刷物に存在するわずかな変動の影響を低減し、より適切な基準値を設定できる。
そして、墨、藍、紅、黄のわずかなバランスの変化が色調変化として現れやすい絵柄などにおいてバランスが崩れることを防止し、色見本に類似した高品質な印刷物を得ることができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本実施の形態に係る印刷基準値設定方法の概念の一例を示す図である。
本実施の形態に係る印刷基準値設定方法では、印刷された印刷物の色管理データが適宜測定されている。なお、本実施の形態では、主に、色管理データは濃度値を表すとして説明を行うが、測色値を表すとしてもよい。
この印刷において、オペレータからOKシートが得られた旨の指定が入力されると、測定された色管理データD1〜D14の中から、OKシートの印刷時点から定まる所定範囲内に測定された複数の色管理データD7〜D11が抽出される。なお、所定範囲内に複数の色管理データが属し、この所定範囲に属する複数の色管理データの中からさらに複数の色管理データD7〜D11が抽出されるとしてもよい。
この抽出された複数の色管理データD7〜D11に基づいて基準値が算出され、印刷制御装置に設定される。
なお、この図1の例では、OKシートに対応する色管理データD7と、このOKシートに対応する色管理データD1が測定された後に連続して測定された4つの色管理データD8〜D11とが抽出されている。しかしながら、OKシートの指定に基づく色管理データの抽出方法は様々に変更可能である。例えば、OKシートに対応する色管理データは、OKシートそのものから測定された色管理データではなく、OKシートが印刷された周辺において印刷された印刷物から測定された色管理データでもよい。また、例えば、OKシートに対応する色管理データD1から所定の間隔毎に測定された色管理データが抽出されるとしてもよい。また、例えば、OKシートに対応する色管理データの前又は前後で測定された色管理データが抽出されるとしてもよい。
図2は、本実施の形態に係る印刷基準値設定方法を実施する色調管理装置の一例を示すブロック図である。
この図2では、色調管理装置1を印刷制御装置2に対して適用し、印刷機(オフセット輪転機)3に取り付けた場合の例を示している。
色調管理装置1は、取得部4、指定受付部5、抽出部6、算出部7、設定部8、制御実行部9、表示部10を具備する。
測定ヘッド11a,11bは、印刷機3に具備されている墨、藍、紅、黄の各印刷ユニット12〜15を通過した後のウェブ16の色管理データを測定する。各印刷ユニット12〜15には、ブランケット胴17、版胴18、インキローラ19が具備されている。なお、図2では、印刷ユニット12についてのみブランケット胴17、版胴18、インキローラ19の符号を付し、他の印刷ユニット13〜15については符号を省略している。
取得部4は、測定ヘッド11a,11bで測定された各色管理データを取得する。なお、取得された色管理データの履歴は、図示しない記録部に記録するとしてもよい。
指定受付部5は、オペレータからのOKシートの指定を受け付ける。
抽出部6は、OKシートの指定に基づいて、取得された色管理データの中から、OKシートに対応する色管理データと、このOKシートの指定に基づいて決定される他の少なくとも一つの色管理データとを抽出する。
他の色管理データは所定の規則にしたがって抽出される。例えば、OKシートの印刷後の数枚、OKシートの印刷後の数枚、OKシートの印刷前後の数枚について測定された色管理データを抽出する。また、例えば、OKシートの印刷時点より所定時間前の時点、後の時点、前の時点と後の時点の双方で測定された色管理データを抽出するとしてもよい。また、所定間隔をあけていろ管理データを抽出するとしてもよい。
算出部7は、抽出された複数の色管理データに基づいて、各色の基準値を算出する。例えば、算出部7は、抽出された複数の色管理データ間で比較を行い、他のデータとの差が所定のレベルより大きいデータを排除し、残ったデータに基づいて各色の平均値を求め、基準値とする。
設定部8は、測定ヘッド11a,11bによって測定され、取得された色管理データが基準値によって定まる所定の許容範囲に属するように、例えばインキキー操作量などのような制御実行値を求め、この制御実行値を印刷制御装置2に出力する。
表示部10は、現在及び過去の色管理データ、設定されている基準値、OKシートの指定を受け付けるためのOKシート指定ボタンなどをグラフィカルに表示する。
図3は、印刷物上(印刷紙面)の測定対象部の一例を示す図である。
ウェブ16上の印刷レイアウト20の余白部分に、単色ベタパッチと単色平網パッチとを含むカラーバー21が配置されている。
インライン型の色調管理装置1では、ウェブ16に印刷されたカラーバー21が印刷実行中に測定される。
測定されるパラメータとしては、濃度値を用いてもCIELab値を用いてもよい。以下に、おいては、インキ量と相関が高く、印刷現場で一般的に使用されている濃度値を用いた場合について説明する。
インライン型の色調管理装置1は、カラーバー21全体を測定し、測定された色管理データを基準値と比較し、適切なインキ量となるようにインキキー開度を求め、印刷制御装置2にインキキー開度を出力する。
一般的なインライン型の色調管理装置では、印刷機の上刷面側、下刷面側のそれぞれに測定ヘッドが1つずつ設けられており、各測定ヘッドは、ウェブを左右に走査し、カラーバー全体を測定する。この場合、各測定ヘッドによるカラーバーの個々のパッチ測定頻度は、1走査に1回である。一般的なインライン型の色調管理装置では、ウェブの幅にもよるが、1回の走査に約30秒の時間を要する。このため、カラーバーの個々のパッチ測定頻度は30秒に1回となる。印刷スピードが1000RPMの場合には、印刷物500枚に1回の測定頻度となる。一般的なインライン型の色調管理装置において、印刷実行中の紙面上のインキ量を適切に調整するためにはこの程度の測定頻度で十分である。
本実施の形態においては、以下のように測定を行う。
まず、印刷刷り出し用の濃度の基準値として墨1.6、藍1.4、紅1.3、黄1.2を設定する。
刷り出し直後、測定ヘッド11a、11bが直ちにウェブ16を左右に走査し、カラーバー21の測定を行う。
制御実行部9は、得られた色管理データが基準値から定まる所定の許容範囲に属するようにインキキー操作量を求め、結果を印刷制御装置2に出力する。
これにより、測定結果が印刷機3の各印刷ユニット12〜15のインキキーにフィードバックされる。
このような制御を何度か繰り返し、印刷開始後、基準値から定まる所定の許容範囲内(例えば、±0.07D)の印刷物を約3000枚得る。
この時点で得られる印刷物を目視検査したところ、色見本とわずかに色調が合っていない絵柄が確認されたとする。
この場合、ユーザは、一度インライン型の色調管理装置1の制御を中止し、色管理データの測定のみを行い、この間にオペレータ操作にてインキ量の微調整を行って4分後にOKシートを得たとする。
OKシートを得た後、直ちにOKシートから測定された色調データに基づいて新たな基準値を設定するために、オペレータは、図4に示す表示画面22のOKシート指定ボタン22aを押す。
すると、このOKシートに対応する色管理データと、このOKシートに対応する色管理データ周辺の他の色管理データとが抽出され、新たな基準値が求められ、取得される色管理データがこの新たな基準値から定まる許容範囲内となるよに、インキキーが制御される。
以下において、連続印刷された印刷物に存在するごくわずかな範囲の変動について説明する。
図5は、紅の印刷ユニット14による印刷テスト中の濃度変動の一例を示すグラフである。
この図5において、濃度の測定は上記インライン型の色調管理装置1を用いている。
通常は、測定ヘッドがウェブ上を走査する事によって、カラーバー全体が測定される。しかしながら、この図5においては、より頻度の高い測定を行うために、カラーバー21内に配置されている紅の単色ベタパッチ1つを約3000回連続して測定している。
測定頻度は、印刷物約5枚に1回とする。この図5では、測定されたベタ濃度は一定幅を保ちながら安定した挙動を示しており、定常状態であると考えられる。
しかしながら、個々の濃度値は、変動しており、全く同じ値ではない。この濃度値の差は、実際の印刷物濃度変動と測定誤差との両方から生じている。図5のケースでは、濃度値は、中央値からおよそ±0.02Dの変動幅となっている。この微変動は、濃度値であっても、CIELab値であっても、測定値であれば存在する。
したがって、実際の印刷物を測定して得られる色管理データから基準値を設定する場合には、この変動を考慮することが望ましい。
以下の図6〜8は、OKシートに基づいて基準値を設定するインライン型の色調管理装置1による制御のシミュレーション結果を示している。
図6は、OKシートに基づいて設定された基準値が変動のほぼ中心部分の場合の制御結果の一例を示すグラフである。
この図6は、タイミングT1の時点で表示画面22のOKシート指定ボタン22aが押され、定常状態の濃度のほぼ中央値が基準値R1として設定されたケースを表している。この場合、基準値R1に基づいて制御がなされても良好なインキキー制御が実施可能である。
図7は、OKシートに基づいて設定された基準値が変動の上側の場合の制御結果の一例を示すグラフである。
この図7は、タイミングT2の時点で表示画面22のOKシート指定ボタン22aが押され、変動する濃度値のうち上側の濃度値が基準値R2として設定されたケースを表している。
この場合、基準値R2は高くなり、その後のインキキー制御はこの基準値R2に基づいて行われる。この結果、基準値R2設定後の制御結果は、所望の結果よりも高くなる。
図8は、OKシートに基づいて設定された基準値が変動の下側の場合の制御結果の一例を示すグラフである。
この図8は、タイミングT3の時点で表示画面22のOKシート指定ボタン22aが押され、変動する濃度値のうち下側の濃度値が基準値R3として設定されたケースを表している。
この場合、基準値R3は低くなり、その後のインキキー制御はこの基準値R3に基づいて行われる。この結果、基準値R3設定後の制御結果は、所望の結果よりも低くなる。
実際の印刷では、上記図7,8のようなケースが墨、藍、紅、黄のインキキー毎に起こりうる。
例えば、上記図7又は図8に示すような状況が、墨、藍、紅、黄の各印刷ユニット12〜15における同一位置のインキキーで起こった場合、色調のバランスが崩れる。この色調の崩れは、微少であってもバランスの変化が色調変化として現れやすい絵柄の場合には印刷品質が影響を受ける。
しかしながら、本実施の形態に係る色調管理装置1では、OKシートの指定に基づいて抽出される複数の色管理データに基づいて基準値が算出されるため、このような変動の影響を低減できる。
以下に、本実施の形態に係る印刷基準値設定方法の一例について具体的に説明する。
本実施の形態に係る印刷基準値設定方法では、測定異常値を取り除くとともに、色管理データの変動の中心部分が基準値として設定される。
図9は、本実施の形態に係る印刷基準値設定方法の一例を示すフローチャートである。
ステップS1において、色調管理装置1は、OKシートが印刷された後、オペレータによるOKシート指定ボタン22aの押下を受け付ける。
ステップS2において、色調管理装置1は、OKシート指定ボタン22aが押された後の所定数(例えば5回分)の色管理データを抽出する。
ステップS3において、色調管理装置1は、抽出された複数の色管理データの標準偏差σを算出する。
ステップS4において、色調管理装置1は、算出された標準偏差σが所定のばらつき許容範囲内(例えば0.03以下)か否か判断する。
標準偏差σがばらつき許容範囲内の場合、ステップS5において、色調管理装置1は、取得された色管理データの平均値を算出する。
そして、ステップS6において、色調管理装置1は、算出された平均値を新たな基準値に設定する。
一方、標準偏差σがばらつき許容範囲外の場合、ステップS7において、色調管理装置1は、抽出された5回分の色管理データの中から、前後の値と2σ以上差がありばらつきの原因となっているデータを取り除く。
そして、ステップS8において、色調管理装置1は、抽出された5回分の色管理データから前後の値と2σ以上差のあるデータを取り除いた残りの色管理データの数が所定数以上(例えば3以上)か否か判断する。
所定数以上残っている場合、ステップS9において、色調管理装置1は、残りの色管理データの平均値を算出する。
そして、ステップS10において、色調管理装置1は、算出された平均値を新たな基準値に設定する。
所定数以上残っていない場合、ステップS11において、色調管理装置1は、アラームを出力し、オペレータに通知する。例えば、表示画面22のOKシート指定ボタン22aと各墨、藍、紅、黄のインキキー毎の現在の印刷濃度表示グラフ22b〜22eにおけるインキキーナンバーを点滅させて、警告を行う。
新たな基準値が設定された場合ステップS12において、色調管理装置1は、新たな基準値の設定が終了すると、新たな基準値を表示画面22上の基準値表示部22fに表示する。
上記図9のフローチャートは、各色のインキキー毎に行われる。例えば、インキキー数25のオフセット輪転機4色機の場合、この図9のフローチャートの実行数は、(1)式のようになる。
実行数=墨、藍、紅、黄の印刷ユニット数(4)×上下ユニット数(2)×インキキー数(25)=200…(1)式
この結果、1回のOKシート指定ボタン22aの押下に対して、基準値の設定は200回行われることになる。
なお、上記図9のフローチャートにおいて、各種、数値で表している条件は、印刷機の状態などによって適宜変更可能である。
また、上記図9のフローチャートにおいては、OKシート指定ボタン22aが押された後の所定数の色管理データを用いて基準値を算出しているが、OKシート指定ボタン22aが押される前に測定され保存されている色管理データを用いて基準値を算出してもよく、OKシート指定ボタン22aが押された前後の所定数の色管理データを用いて基準値を算出してもよい。
OKシートの基準値の設定がすべて終了すると、インライン型の色調管理装置1は、直ちにインキキー制御を再開する。
インライン型の色調管理装置1は、インキキー毎に測定される最新(現在)の色管理データと基準値とを比較し、必要であれば、最新の色管理データがOKシートから設定された基準値に合うようにインキキーを適宜制御する。
上記のような印刷基準値設定方法により、OKシート後約3時間、刷了まで安定した色調の印刷物を得ることができた。
印刷後、印刷物を測色評価したが、OKシート指定後の平均色差は、OKシートと比較して1.4程度の安定した印刷を得ることができた。
ここで、本実施の形態の比較対象として、従来の印刷基準値設定方法を用いた場合の一例について説明する。
本実施の形態と対比するために、従来の印刷基準値設定方法として、インライン型の色調管理装置に墨1.6、藍1.4、紅1.3、黄1.2の基準値を設定し、印刷刷り出しを行った。すると、印刷開始後約3000枚にて基準値に対して許容範囲内(±0.07D)の印刷物が得られた。
この印刷物を目視検査すると、色見本とわずかに色調が合っていない絵柄が確認されたため、一度、インライン型の色調管理装置の制御を中断して測定のみを行い、この間にオペレータ操作にてインキ量の微調整を行い、4分後にOKシートが得られた。
OKシートを得た後、直ちに表示画面のOKシート指定ボタンが押され、従来の印刷基準値設定方法を用いて、OKシートから測定された色管理データが基準値として設定された。
この従来の印刷基準値設定方法では、OKシート指定ボタンが押された後、次に実行された一回の測定結果がOKシートに対応する基準値として設定された。
OKシートの基準値設定が終了すると、インライン型の色調管理装置は直ちにインキキー制御を再開した。
すると、インライン型の色調管理装置は、インキキー毎に、最新の色管理データと基準値とを比較し、必要であれば、色管理データが基準値に合うようにインキキーを適宜制御した。
この印刷ではOKシートが印刷された後、30分程度は良好な色調の印刷物を得ることができたが、次第に色調バランスが崩れてきた。
そこで、一度、インライン型の色調管理装置の制御を中断し、オペレータによってもう一度OKシートに合うようにインキ量の微調整を行った。
その後、再度OKシートに基づく基準値の設定を行い、インライン型の色調管理装置による制御を行いながら、印刷刷了まで印刷を行った。
以上のような従来の印刷基準値設定方法においては、印刷後、印刷物を測色評価すると、OKシート指定約30分後の色調バランスの崩れてきた印刷物についてはOKシートに対する平均色差が3.1であった。また、OKシート再設定後の印刷物についても、OKシートとの比較色差が約2.2となった。
このように、従来の印刷基準値設定方法を用いた場合のOKシートとの平均色差は、本実施の形態に係る印刷基準値設定方法を用いた場合の平均色差(1.4)よりも大きくなっていることが分かる。
以上説明した本実施の形態に係る印刷基準値設定方法では、印刷物から測定された色管理データの中からOKシートの指定に基づいて複数の色管理データを抽出し、この複数の色管理データに基づいて基準値が設定される。そして、この基準値に基づいて印刷品質が管理される。
これにより、測定エラー値、連続する印刷物に存在するわずかな変動の影響を低減することができ、より適切な基準値を設定できる。そして、墨、藍、紅、黄のわずかなバランスの変化でも色調変化として現れやすい絵柄などにおいてバランスが崩れることを防止し、色見本に類似した良品質な印刷物を得ることができる。
なお、本実施の形態において、各構成要素は、同様の動作を実現可能であれば自由に変形可能であり、配置を変更させてもよく、自由に組み合わせることが可能であり、分割することも可能である。
本実施の形態における色調管理装置1としての機能は、プログラムを読み込んだコンピュータにより実現されるとしてもよい。
この場合、プログラムは、例えば磁気ディスク(フレキシブルディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半導体メモリなどの記録媒体に書き込んで、コンピュータに適用可能である。
また、このプログラムを通信媒体により伝送し、コンピュータに適用することも可能である。コンピュータは、プログラムを読み込み、プログラムによって動作が制御されることにより、色調管理装置1としての各機能を実現する。
本発明は、印刷物の色管理データを測定し、測定された色管理データに基づいて印刷機の色調を管理する装置に適用できる。
本発明の実施の形態に係る印刷基準値設定方法の概念の一例を示す図。 同実施の形態に係る印刷基準値設定方法を実施する色調管理装置の一例を示すブロック図。 印刷物における測定対象部の一例を示す図。 表示画面の一例を示す図。 紅の印刷ユニット14による印刷テスト中の濃度変動の一例を示すグラフ。 OKシートに基づいて設定された基準値が変動のほぼ中心部分の場合の制御結果の一例を示すグラフ。 OKシートに基づいて設定された基準値が変動の上側の場合の制御結果の一例を示すグラフ。 OKシートに基づいて設定された基準値が変動の下側の場合の制御結果の一例を示すグラフ。 同実施の形態に係る印刷基準値設定方法の一例を示すフローチャート。
符号の説明
D1〜D14…色管理データ、1…色調管理装置、2…印刷制御装置、3…印刷機、4…取得部、5…指定受付部、6…抽出部、7…算出部、8…設定部、9…制御実行部、10…表示部、11a、11b…測定ヘッド、12〜15…印刷ユニット、16…ウェブ、17…ブランケット胴、18…版胴、19…インキローラ、20…印刷レイアウト、21…カラーバー、22…表示画面、22a…OKシート指定ボタン、22b〜22e…印刷濃度表示グラフ

Claims (4)

  1. 印刷機によって印刷された複数の印刷物について色管理データを測定し、この複数の色管理データが基準値から定まる許容範囲に含まれるように前記印刷機の印刷制御を行うために、前記基準値を設定する印刷基準値設定方法において、
    オペレータから所定レベルの印刷品質を満たす基準印刷物が前記印刷機によって印刷された旨の指定を受け付けた場合に、前記複数の色管理データのうち、前記基準印刷物に対応する色管理データと、前記基準印刷物の印刷時点から定まる所定範囲内に印刷された他の印刷物に対応する色管理データとを抽出し、
    この抽出された複数の色管理データの平均値を新たな基準値として算出し、
    前記新たな基準値を設定する
    ことを特徴とする印刷基準値設定方法。
  2. 請求項1記載の印刷基準値設定方法において、
    前記抽出された複数の色管理データのばらつき値が所定のばらつき許容範囲内の場合に、前記抽出された複数の色管理データの平均値を前記新たな基準値として算出し、前記ばらつき値が前記ばらつき許容範囲外の場合に、前記抽出された複数の色管理データの中からばらつきの原因となっている色管理データを取り除き、残りの色管理データの平均値を前記新たな基準値として算出する
    ことを特徴とする印刷基準値設定方法。
  3. 印刷機によって印刷された複数の印刷物について色管理データを測定し、この複数の色管理データが基準値から定まる許容範囲に含まれるように、前記印刷機の制御実行値を求める色調管理装置であり、
    前記複数の色管理データを取得する手段と、
    オペレータから所定レベルの印刷品質を満たす基準印刷物が前記印刷機によって印刷された旨の指定を受け付ける手段と、
    前記指定を受け付けた場合に、前記複数の色管理データのうち、前記基準印刷物に対応する色管理データと、前記基準印刷物の印刷時点から定まる所定範囲内に印刷された他の印刷物に対応する色管理データとを抽出する手段と、
    前記抽出された複数の色管理データの平均値を新たな基準値として算出する手段と、
    前記新たな基準値を設定する手段と
    を具備する色調管理装置。
  4. 請求項3記載の色調管理装置において、
    前記算出手段は、前記抽出された複数の色管理データのばらつき値が所定のばらつき許容範囲内の場合に、前記抽出された複数の色管理データの平均値を前記新たな基準値として算出し、前記ばらつき値が前記ばらつき許容範囲外の場合に、前記抽出された複数の色管理データの中からばらつきの原因となっている色管理データを取り除き、残りの色管理データの平均値を前記新たな基準値として算出する
    ことを特徴とする色調管理装置。
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