JP2005313149A - 放電破砕方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 破砕対象物が、建築物の基礎コンクリートのようなコンクリート構造体や、大きな岩石や、岩石層のように広い面積を有する岩石の連続体などの場合であっても、当該破砕対象物を容易に破砕することのできる放電破砕方法を提供する。
【解決手段】 破砕対象物(基礎コンクリート10)に放電用孔51を形成し、放電用孔内に放電用電極70を設け、この放電用電極70の放電部79での放電により衝撃波を発生させ、衝撃波で破砕対象物を破砕する方法であって、破砕対象物に自由面3を設け、放電用孔51内での放電による衝撃波で放電用孔51と自由面3との間を破砕して破砕対象物を破砕した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、放電用電極による放電で生じる衝撃波により岩石や建造物のコンクリート構造体などの破砕対象物を破砕する方法に関する。
従来、建造物の基礎コンクリート等のコンクリート構造体を解体する際には、安全性や環境問題の点から、発破を用いず、人力で行うか、ブレーカ等の破砕機やコールピックハンマー(ピック)等の削岩機を用いて破砕する方法が一般的である。
一方、岩石等の破砕対象物を破砕するために放電破砕装置を用いた放電破砕方法が知られている。例えば図4に示すように、破砕対象物60に予め放電用孔61を形成し、この放電用孔61内に水などの電解液63を注入してこの電解液63中に放電破砕装置50Aの放電用電極70を挿入し、放電用電極70に8kV〜20kVの高電圧を印加して放電を行なわせる。この放電エネルギーにより衝撃波が発生し、この衝撃波で放電用孔61の周囲を破砕することで、破砕対象物60を破砕する。放電破砕装置50Aは、大容量(例えば約500kJ)のコンデンサ82及びスイッチ83,84を備えた回路で構成されたパルスパワー源80と、コンデンサ82の一方の極82aに接続されるとともにコンデンサ82の他方の極82bにスイッチ83を介して接続された発電機等の電源部81と、コンデンサ82の一方の極82aに接続された一方電極とコンデンサ82の他方の極82bにスイッチ84を介して接続された他方電極とこれら一方電極と他方電極とを絶縁する絶縁体とで形成された放電用電極70とを備える。図示しないが、パルスパワー源80の回路は接地(アース)されている。放電用電極70は、例えば、+電極のような一方電極としての棒状の内部導体73と、内部導体73の外周囲を被覆する筒状の絶縁体74と、絶縁体74の外周囲に設けられた−電極のような他方電極としての外部導体75とにより構成される。すなわち、放電用電極70は、内部導体73と絶縁体74と外部導体75とが同軸状に配置された構成の同軸電極である。外部導体75は、内部導体73の中心線に沿った方向に間隔を隔てて設けられた複数の浮遊電極76;76・・・を構成する。浮遊電極とは、電源側と電気的に絶縁された電極のことである。絶縁体74の先端部74tより突出して露出する内部導体73の先端部73tとこの先端部73tに最も近い浮遊電極76の先端部76tとで放電を生じさせる先端側放電ギャップ77が形成され、互いに対向する浮遊電極76同士の端部76sと端部76sとで放電を生じさせる中間側放電ギャップ78が形成される。中間側放電ギャップ78は複数形成される。先端側放電ギャップ77と複数の中間側放電ギャップ78とにより放電部79が形成される。スイッチ84及びスイッチ83の非導通の状態で、破砕対象物60の放電用孔61内の電解液63中に放電用電極70を挿入した後に、スイッチ83を導通してコンデンサ82に電源部81からの電荷を蓄積させる。そしてスイッチ84を導通して、コンデンサ82に蓄えられた電荷がケーブル71及びコネクタ72を介して放電用電極70に印加されると、先端側放電ギャップ77で放電を生じ、この放電エネルギーによって衝撃波を発生する。同様に、複数の中間側放電ギャップ78で放電を生じ、この放電エネルギーによって衝撃波を発生する。これら衝撃波により破砕対象物60が破砕する。
特開2003−311175号公報 特開2003−320268号公報
しかし、都市部やその近郊では周辺にマンションや民家等があるため、ブレーカやピックを用いた場合には、大きな連続騒音が発生するといった問題点があった。
そこで、上述した放電破砕法を用いて破砕対象物としての建造物のコンクリート構造体を破砕すれば、騒音を少なくできると考えられる。
しかしながら、上述の放電破砕法、出土した転石や現場から切り出された砂岩などの、ある程度以下の大きさの岩石は破砕できるものの、破砕対象物が、建築物の基礎コンクリートのようなコンクリート構造体や、大きな岩石や、岩石層のように広い面積を有する岩石の連続体などの場合には、破砕対象物に不規則に放電用孔を形成し、この放電用孔内での放電により衝撃波を生じさせるだけでは、破砕対象物を破砕することが困難であった。
本発明は、従来の問題点に鑑みてなされたもので、破砕対象物が、建築物の基礎コンクリートのようなコンクリート構造体や、大きな岩石や、岩石層のように広い面積を有する岩石の連続体などの場合であっても、当該破砕対象物を容易に破砕することのできる放電破砕方法を提供することを目的とする。
本発明による放電破砕方法は、破砕対象物に放電用孔を形成し、放電用孔内に放電用電極を設け、この放電用電極の放電部での放電により衝撃波を発生させ、衝撃波で破砕対象物を破砕する方法であって、破砕対象物に自由面を設け、放電用孔内での放電による衝撃波で放電用孔と自由面との間を破砕して破砕対象物を破砕したことを特徴とする。破砕対象物に形成した溝の内面により自由面を形成したことや、破砕対象物の一面側を、自由面を形成する溝で離隔された複数の領域に分割し、各領域内に設けられた放電用孔内での放電による衝撃波で放電用孔と自由面との間を破砕して破砕対象物を各領域毎に破砕したことや、破砕対象物に筒状の溝を設け、この溝の近傍に放電用孔を形成したことも特徴とする。
本発明によれば、破砕対象物に自由面を設け、放電用孔内での放電による衝撃波で放電用孔と自由面との間を破砕するので、広い面積を有する建造物のコンクリート構造体、あるいは、岩石のような対象破砕物であっても、容易に破砕でき、このような対象破砕物を容易に解体できる。破砕対象物に形成した溝の内面により自由面を形成したことで、自由面を簡単に形成でき、破砕対象物を効率的に破砕できる。破砕対象物の一面側を、自由面を形成する溝で離隔された複数の領域に分割したことで、領域毎に破砕できるので、破砕対象物を効率的に破砕できる。破砕対象物に筒状の溝を設け、この溝の近傍に放電用孔を形成したことで、特殊な形状の破砕対象物であっても筒状の溝の近傍から破砕対象物を効率的に破砕できる。
以下、本発明の最良の形態について、図1〜図3に基づき説明する。図1は、本最良の形態に係る地下基礎として構築されたコンクリート構造体(以下、基礎コンクリートという)の破砕方法を示す図で、(a)図はその平面図、(b)図は断面図である。図2、図3は放電破砕方法の他の例を示す図である。尚、図4の従来例と同一又は相当部分は同一符号を付しその詳説を省略する。
本形態では、ビルの解体工事において、破砕対象物としての基礎コンクリート10を放電破砕方法により破砕する方法を例にして説明する。
まず、図1に示すように、破砕対象物としての細長い板状の基礎コンクリート10の一面としての例えば上面1aにおいて、当該上面1aと対向する基礎コンクリート10の下面1bに向かう方向及び下面1bに向かう方向と直交する方向にある基礎コンクリート10の両側面1c,1dに延長する溝11を設け、この溝11の内面により自由面3が形成される。そして、基礎コンクリート10の上面1aにおいて自由面3から所定の距離を隔てた箇所から基礎コンクリート10の下面1bに向かう方向に延長する放電用孔51を複数個形成する。複数の放電用孔51は自由面3に沿った方向に所定の間隔を隔てて形成される。溝11や放電用孔51の底面と基礎コンクリート10の下面1bとの間は所定距離離れている。すなわち、溝11や放電用孔51は基礎コンクリート10の下面1bまで延長していない所定深さに形成される。よって、放電用孔51内に注入した電解液63を放電用孔51内に保持できる。溝11や放電用孔51は図外の掘削機を用いて形成される。本形態では、例えば、基礎コンクリート10に0.4〜1.0m幅程度の溝11を形成し、溝11により形成された自由面3から0.4〜0.5m隔てた位置において放電用孔51を設ける。また、放電用孔51は、溝11の自由面3に沿った方向に約0.5mピッチで複数形成する。尚、自由面3と放電用孔51との間の所定の距離は、放電用孔51と自由面3との間のコンクリートにひび割れの生じやすい最適な距離を実験などの経験則で得て設定すればよい。
そして、放電用孔51内に水などの電解液63及び放電用電極70を設ける。即ち、放電用孔51内に電解液63を注入した後に放電用電極70の放電部79を挿入して電解液63中に放電部79を浸した状態で、放電用電極70にパルスパワー源80からの8kV〜20kVの高電圧を印加する。放電用孔51内に放電用電極70の放電部79を挿入した後に放電用孔51内に電解液63を注入して電解液63で放電部79が浸された状態で、放電用電極70にパルスパワー源80からの8kV〜20kVの高電圧を印加してもよい。これにより、放電用電極70の放電部79で放電を生じ、この放電エネルギーによって衝撃波を発生し、衝撃波でコンクリート10を破壊する。本形態では、自由面3は、溝11内の空間と接している溝11の内面により形成され、この自由面3を形成する溝11により基礎コンクリート10が縁切りされる。よって、放電用孔51と自由面3との間のコンクリートがコンクリートによって拘束されていない自由面3のある側に動きやすくなるので、衝撃波によって放電用孔51と自由面3との間のコンクリートにひび割れ(亀裂)が生じやすくなり、さらには、衝撃波が自由面3で反射されて戻ることに伴う引張力によっても放電用孔51と自由面3との間のコンクリートにひび割れが生じやすくなることから、放電用孔51と自由面3との間のコンクリートがひび割れにより破砕したり、あるいは、ひび割れた部分を小型のブレーカなどの削岩機を用いて破砕することで、コンクリートを効率的に破砕でき、基礎コンクリート10を効率的に容易に解体できる。一方、溝11による自由面3を形成しない場合は、衝撃波は放電用孔51の周りから外側に広がって行く過程で徐々に減衰するので、衝撃波によってコンクリートを効率的に破砕できない。尚、放電用電極70のコネクタ72から延長される同軸ケーブル71が接続されるパルスパワー源80は、基礎コンクリート10から離れた位置に停車された図示しないトラック等の荷台後部に搭載しておけばよい。
このように、本最良の形態では、基礎コンクリート10に自由面3を形成する溝11を設け、自由面3から所定の距離を隔てた箇所に放電用孔51を形成し、放電用孔51内での放電による衝撃波によって、放電用孔51と自由面3との間のコンクリートにひび割れ(亀裂)を生じさせることで、広い面積を有する建築物の基礎コンクリート10のような破砕対象物60であっても容易に破砕できる。また、放電用孔51内に電解液63及び放電用電極70を設置して放電を行うことで、電解液63が一部気化することによる圧力によって破壊力が増し、さらに、電解液63によりコンクリートへの衝撃波の伝播効率を高めることができる。
また、図2に示すように、破砕対象物としての細長い板状の基礎コンクリート10の一面としての例えば上面1a側を、自由面3を形成する溝11で離隔された複数の領域R1,R2,R3,R4に分割し、各領域R1,R2,R3,R4内に設けられた放電用孔51内には、自由面3として機能する溝11の内面及び基礎コンクリート10の側面1c、1dに沿って所定の間隔を隔てて複数の放電用孔51を形成する。これら自由面3に沿って設ける放電用孔51は、上述したように基礎コンクリート10の上面1aにおいて自由面3から所定の距離Sを隔てた箇所から基礎コンクリート10の下面1bに向かう方向に延長するよう形成する。また、各領域R1,R2,R3,R4内の中心部にも放電用孔51を設ける。溝11や放電用孔51は基礎コンクリート10の下面1bまで延長していない所定深さDに形成される。各領域R1,R2,R3,R4は、下面側がコンクリートにより繋がって固定されているものの、上面1a側の周囲は自由面3により縁切りされる。よって、各領域R1,R2,R3,R4内の上面1a側において、放電用孔51と自由面3との間のコンクリートがコンクリートによって拘束されていない自由面3のある側に動きやすくなるので、衝撃波によって放電用孔51と自由面3との間のコンクリートにひび割れ(亀裂)が生じやすくなり、さらには、衝撃波が自由面3で反射されて戻ることに伴う引張力によっても放電用孔51と自由面3との間のコンクリートにひび割れが生じやすくなることから、放電用孔51と自由面3との間のコンクリートを効率よく容易に破砕することができる。よって、基礎コンクリート10を各領域R1,R2,R3,R4毎に効率よく破砕でき、基礎コンクリート10の解体作業を効率よく容易に行うことができる。この場合、各領域R1,R2,R3,R4毎に、自由面3に沿って形成された放電用孔51内での放電から行うようにしてもよいし、各領域R1,R2,R3,R4内の中心部に設けた放電用孔51内での放電から行うようにしてもよい。自由面3に沿って形成された放電用孔51内での放電から行えば、これら放電用孔51内での放電による破砕で各領域R1,R2,R3,R4の外周側が破砕されて中心部に設けた放電用孔51の周りに当該中心部の放電用孔51に近い図外の自由面が形成されるので、中心部に設けた放電用孔51内での放電による衝撃波で各領域R1,R2,R3,R4の中心部を破砕できる。また、中心部に設けた放電用孔51内での放電から行ってもよい。尚、各領域R1,R2,R3,R4の中央部に形成した放電用孔51の周りに自由面3を形成する複数の孔を設けたり、各領域R1,R2,R3,R4の中央部に形成する放電用孔51の代わりに自由面を形成する孔や溝を形成してもよい。
なお、図3に示すように、基礎コンクリート10が単純な矩形状でなく、例えば、円弧部10Rを有する場合には、上記円弧部10Rにおいては全周囲カッターと呼ばれるような切削機械を用いて円形状で所定の深さに形成された円筒状の溝11Rを設け、溝11Rの内部または周辺、すなわち、溝11Rの近傍に放電用孔51を設けて、放電用孔51内での放電を行えば、円弧部10Rを効率よく破砕することができる。なお、基礎コンクリート10が、矩形部や多角形部などを有する場合には、矩形や多角形などをなす溝を設ければよい。図3においては、溝11,11Rの内面が自由面3となる。
なお、最良の形態では、破砕対象物60を基礎コンクリート10としたが、本発明はこれに限るものではなく、広い面積を有する転石や、岩石層のような連続体を破砕する場合にも適用可能である。また、基礎コンクリート10に形成する溝11の幅を0.4〜1.0m程度とし、溝11の壁面から0.4〜0.5m隔てた位置に、約0.5mピッチで放電用孔51を形成する例を示したが、溝11,11Rの幅及び深さや、放電用孔51の位置及び数量はこれに限るものではなく、解体する基礎コンクリート10の強度や厚さに応じて適宜設定される。なお、実際の作業においては、破砕作業を効率的に行うため、放電用孔になりうる複数個の穴を予め形成しておき、破砕の状況に応じて、上記穴のうちの、次の破砕を行うのに適当な穴に放電用電極70を設置して放電破砕するようにしている。
破砕対象物の外面を自由面として利用し、この自由面から所定の距離を隔てた箇所、例えば、破砕対象物において破砕対象物の外面の近傍に放電用孔を設け、この放電用孔内に電解液及び放電用電極を設置して放電を行うことで破砕対処物を破砕することも本発明の範囲である。これによれば、破砕対象物を破砕対象物の外面側から効率よく破砕できる。放電用電極は、放電ギャップの形成された放電用電極であればよく、例えば、線(ワイヤ)を切断して放電用ギャップを形成した放電用電極、その他の形態の放電用電極を使用できる。また、放電用電極の放電部を取り囲むカートリッジを設け、カートリッジ内に電解液を充填して放電部を電解液中に浸した状態に封止できる構成の放電用電極を用いれば、放電用孔からの電解液の漏れを防止できる。
本発明の最良の形態に係る放電破砕方法を示す図である。 本最良の形態に係る放電破砕方法の他の例を示す図である。 本最良の形態に係る放電破砕方法の他の例を示す図である。 放電用電極を用いた破砕装置の構成を示す図である。
符号の説明
3 自由面、10 基礎コンクリート(破砕対象物)、11,11R 溝、
51 放電用孔、70 放電用電極、79 放電部。

Claims (4)

  1. 破砕対象物に放電用孔を形成し、放電用孔内に放電用電極を設け、この放電用電極の放電部での放電により衝撃波を発生させ、衝撃波で破砕対象物を破砕する方法であって、破砕対象物に自由面を設け、放電用孔内での放電による衝撃波で放電用孔と自由面との間を破砕して破砕対象物を破砕したことを特徴とする放電破砕方法。
  2. 破砕対象物に形成した溝の内面により自由面を形成したことを特徴とする請求項1に記載の放電破砕方法。
  3. 破砕対象物の一面側を、自由面を形成する溝で離隔された複数の領域に分割し、各領域内に設けられた放電用孔内での放電による衝撃波で放電用孔と自由面との間を破砕して破砕対象物を各領域毎に破砕したことを特徴とする請求項2に記載の放電破砕方法。
  4. 破砕対象物に筒状の溝を設け、この溝の近傍に放電用孔を形成したことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の放電破砕方法。
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