JP2005311265A - 半割コアのコイルおよびその巻線方法 - Google Patents

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Norimasa Kawaguchi
典正 河口
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Nittoku Engineering Co Ltd
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Abstract

【課題】 従来、半割のコアに巻線する場合、フライヤを回転させながら半割コアを半割コアの中心軸を中心に回転させて巻線していた。しかし、フライヤ先端に設けられたノズルの先端が、回転する半割コアの端部に接触してしまうため半割コアに巻線する範囲が制限されてしまうという問題があった
【解決手段】 半割コアを固定し、回転するフライヤと、フライヤを少なくとも前後、上下に移動させる機構により、フライヤ先端に設けられたノズルの先端から繰り出される線材を、半割コアのコア巻回中心から常に等距離になるように巻線して、半割コアに放射状に線材を整列巻線するようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半割コアの周囲に線材を整列に巻線するコイルおよびその方法に関するものである。
技術背景
従来、半割コアに巻線する場合、ノズルをコアの開口部からコアの周囲に巻き回して巻線していた。そして、半割コアをコア径の中心点を中心に回転させて、巻線位置を変えて巻線していた。
ところが、この方法であると、半割コアの開口部がコアの中心点を中心に回転するため、ある程度コアが回転すると、ノズルを巻き回すフライヤが、コアの端部に接触してしまうためコアに巻線する範囲が制限されてしまうという問題があった。
そのため、半割コアを固定した状態で、半割コアに広角度に線材を整列に巻線する巻線方法が望まれていた。
本発明では、半割コアを固定してノズルを移動させる。ただし、半割コアに放射状に整列巻線するために、回転するフライヤ先端に設けたノズルの先端から線材を繰り出して半割コアに巻回する際に、フライヤ先端に設けられたノズルの先端が半割コアのコア巻回中心から常に等距離になるとともに、ノズル先端は半割コアのコア径中心点を通るようにフライヤを回転移動させるために、フライヤの移動機構を設けた。
こうすることにより、フライヤ先端に設けられたノズルの先端から繰り出される線材が半割コアに対して、放射状に順次巻回されるので、半割コアに線材が整列に巻回される。
本発明では、半割コアを固定してフライヤ先端に設けられたノズルの先端を回転させるとともに、少なくとも二軸方向に移動させる。こうすることにより、ノズルの移動軌跡が自由になり、半割コアのコア巻回中心からのノズル先端の距離をたえず等しく保ちながら、半割コアの周囲に、線材を放射状に整列に巻線することができるとともに、従来の半割コアを回転させる場合のように、回転するフライヤ先端に設けられたノズルの先端が半割コア端部に接触して巻線範囲が制限されることがない。
本発明の巻線方法に使用される巻線装置の構成につき図1を参照して説明する。
本発明では、軸中心にフライヤ回転モータ5により回転するフライヤ2と、フライヤ2を少なくとも前後、上下に移動させる前後移動モータ7、上下移動モータ9からなる前後移動機構6、上下移動機構8とからなる。なお、必要に応じてフライヤ2を左右に移動させる左右移動モータ11からなる、左右移動機構10を用いても良い。
フライヤ2の先端には、ノズル3を取り付け、ノズル3の先端から線材4を繰り出すようにしている。
線材4は、図示しないスプールから引き出され、図示しないテンション装置を経由して、図示しないフライヤ2の回転中心軸内の空隙部に引き込まれ、フライヤ2の基端部から引き出されて、フライヤ2先端のノズル3入口に挿通されたのち、ノズル出口から繰り出される。
なお、半割コア1は、基台上の固定治具12に、一端部をチャックされ支持されている。
以上のような構成のもと、以下の様に半割コア1に巻線を行う。
まず、半割コア1の一端部を固定治具12にチャックする。
半割コア1は、開口部を下向きあるいは上向きにし、半割コア1の両端部がほぼ水平になるようにセットされる。
次に、その先端から線材4が繰り出されたノズル3をフライヤ2とともに移動させ、フライヤ2先端に設けられた線材4を繰り出すノズル3先端を半割コア1のコア径の中心点13に位置させる。
このように位置決めをしたのち、図2に示すようにフライヤ2を回転させるともに、フライヤ2先端に設けた線材4を繰り出すノズル3先端が半割コア1のコア巻回中心14から絶えず等距離になるとともに、ノズル3先端が半割コア1のコア径中心点13を通るようにフライヤ2の回転に同期させつつフライヤの前後、上下移動機構6、8を動作させて、線材4を半割コア1に放射状に巻回していく。
放射状に所定のピッチで巻線することにより、半割コア1に整列状態で線材4が巻線されていく。
このような巻線を所定角度行ったら、巻線を終了する。
このように巻線することにより、半割コア1のチャックによる固定部近辺から、反対側の端部近傍まで、放射状に整列に巻線することが可能になる。
なお、これで巻線を終了しても良いし、さらにこのあと反対方向に交互に巻線して、複数層巻回しても良い。
本発明の巻線方法は、円形の半割コアに限らず、楕円径であっても、あるいは半割でなくても所定角度の開口部をもつコアにも適用できる。また、実施例においては、半割コアを縦方向に固定したが、これを横方向に固定しても、同様に本発明を実施できる。
本発明の巻線方法を実施するための巻線装置の側面図 本発明の半割コアへの巻線方法を説明する図
符号の説明
1 半割コア
2 フライヤ
3 ノズル
4 線材
5 フライヤ回転モータ
6 前後移動機構
7 前後移動モータ
8 上下移動機構
9 上下移動モータ
10 左右移動機構
11 左右移動モータ
12 固定治具
13 コア径中心点
14 コア巻回中心

Claims (2)

  1. 半割コアのコイルにおいて、コアの一端を固定し、回転するフライヤ先端に設けられたノズルの先端から線材を繰り出し、前記ノズル先端が半割コアのコア巻回中心から等距離になるとともに、ノズル先端が半割コアのコア径中心点を通るように、フライヤを前後、上下方向に移動させつつフライヤを回転させて、半割コアに線材を放射状に整列巻線することを特徴とする半割コアのコイル
  2. 半割コアのコイル巻線方法において、コアの一端を固定し、回転するフライヤ先端に設けられたノズルの先端から線材を繰り出し、前記ノズル先端が半割コアのコア巻回中心から等距離になるとともに、ノズル先端が半割コアのコア径中心点を通るように、フライヤを前後、上下方向に移動させつつフライヤを回転させて、半割コアに線材を放射状に整列巻線することを特徴とする半割コアのコイル巻線方法
JP2004151045A 2004-04-20 2004-04-20 半割コアのコイルおよびその巻線方法 Withdrawn JP2005311265A (ja)

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