JP2005310754A - ライン光源および画像情報読取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 EL層を用いるライン光源において、累積点灯時間の増加に伴う、射出されるライン光の光強度の低下を抑制する。
【解決手段】 パネル状光源部20は、ITO膜からなる平板状の光透過性電極21、EL層22、4300本の線状電極23がZ方向へ平行に並んでいる線状電極層24とを有している。また、EL層22の端部には、光強度検出部27が設けられている。走査露光制御部40は、各線状電極23を順次切り換えながら、各線状電極23の端部26bへ負の駆動電圧を印加して、各線状電極23と光透過性電極21との間にEL層22を通して電流を流し、パネル状光源部20から異なるタイミングで読取光L1を順次射出させる。また読取走査時には、光強度検出部27により検出された光強度と予め記憶されている基準光強度とが略等しくなるように線状電極23へ供給する電力を制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像情報が記録された画像記録媒体に対して記録された画像情報を読み取るための読取光を照射する場合等に用いられるライン光源に関するものであり、特にEL(Electroluminescence)層を用いたライン光源に関するものである。また該ライン光源を用いた画像情報読取装置に関するものである。
従来より、医療用X線撮影において、被験者が受ける被爆線量の減少、診断性能の向上等のために、X線に感応する例えばa−Seから成るセレン板等の光導電体を静電記録体として用い、静電記録体に放射線画像情報を担持するX線等の放射線を照射して、放射線画像情報を担持する潜像電荷を静電記録体に蓄積せしめ、ライン光源から射出されるライン光で静電記録体を走査することにより静電記録体内に生じる電流をストライプ電極を介して検出して、潜像電荷が担持する静電潜像、すなわち放射線画像情報を読み取る画像情報記録読取システムが知られている(例えば特許文献1参照)。
また、照射された放射線エネルギーの一部を蓄積し、その後、読取光(励起光)を照射すると蓄積された放射線エネルギーに応じて輝尽発光を示す蓄積性蛍光体を記録媒体として用いた画像情報記録読取システムも知られている。ライン光源から射出されるライン光で蓄積性蛍光体を走査することにより蓄積性蛍光体から発せられる輝尽発光を検出して、蓄積性蛍光体が担持する画像情報が読み取られる。輝尽発光を検出する検出部としては、フォトダイオードやCCDあるいは輝尽発光の照射を受けることにより導電性を有する光導電層を有するパネル状あるいはライン状の検出器を用いることができる(例えば特許文献2参照)。
また、読取速度を高速化するために、略等間隔かつ平行に配置された多数のライン光源から成るパネル状光源を有し、該パネル状光源から異なるタイミングでライン光を順次射出させることによりライン光による走査露光を行う走査露光装置が提案されている(例えば特許文献3参照)。この装置では、光透過性の線状電極と、平板状の電極と、線状電極と平板状の電極の間に設けられたEL層とから成るライン光源を用い、光透過性の線状電極へ順次電流を流すことにより、ライン光を順次射出させている。光透過性の線状電極としては、ITO(Indium Tin Oxide)が使用されている。
特開2000−105297号公報 特開2000−338297号公報 特開2000−162726号公報
しかしながら、上記のようなEL層を用いたライン光源においては、EL発光の特性として、一定の電力を供給しても、累積点灯時間の増加にしたがって、EL層から射出されるライン光の光強度が減少してしまうという問題がある。
本発明は、上記のような問題点に鑑みて、累積点灯時間の増加に伴って、射出されるライン光の光強度が減少することを防止可能なEL層を用いたライン光源を提供することを目的とするものである。また、該ライン光源を用いた画像情報読取装置を提供することを目的とするものである。
さらに、累積点灯時間の増加に伴って、ライン光源から射出される光の光強度が減少しても、読み取った画像情報の信頼性を保つことのできる画像情報読取装置を提供することを目的とするものである。
本発明によるライン光源は、線状電極と、該線状電極と対向する対峙電極と、前記線状電極と前記対峙電極との間に配設されたEL層とを有し、前記線状電極または前記対峙電極のいずれか一方が光透過性電極である光源部と、前記線状電極および前記対峙電極を介して、前記線状電極と前記対峙電極との間の前記EL層へ電力を供給する電力供給手段とを有するライン光源であって、
前記電力が供給されたEL層から射出される光の光強度を検出する光強度検出手段を備え、
前記電力供給手段が、前記光強度検出手段により検出された前記光強度と、予め設定された所定光強度とが略等しくなるように前記EL層へ供給する電力を制御するものであることを特徴とするものである。なお、「光透過性電極」とは、EL層から射出される光に対して透過性を有する電極を意味している。また「ライン光源」とは1本のライン光を発する光源を意味しているが、複数のライン光源が組み合わされて用いられる場合には、EL層あるいは対峙電極は、各線状電極毎に設けられるものであってもよいし、所定の本数の線状電極にたいして、平板状のEL層あるいは対峙電極が設けられるものであってもよい。
前記光強度検出手段は、前記EL層の端面から射出される光の光強度を検出するものであってもよい。
また、本発明による他のライン光源は、線状電極と、該線状電極と対向する対峙電極と、前記線状電極と前記対峙電極との間に配設されたEL層とを有し、前記線状電極または前記対峙電極のいずれか一方が光透過性電極である光源部と、前記線状電極および前記対峙電極を介して、前記線状電極と前記対峙電極との間の前記EL層へ電力を供給する電力供給手段とを有するライン光源であって、
該ライン光源の累積点灯時間を記憶する累積点灯時間記憶手段と、
予め前記EL層と同等のEL層の累積点灯時間と該EL層から設定された所定光強度の光を射出するために該EL層へ供給すべき電力との関係を記憶する第1の記憶手段とを備え、
前記電力供給手段が、前記累積点灯時間記憶手段により測定された累積点灯時間と、前記第1の記憶手段に記憶された前記関係とに基づいて、前記所定光強度の光が前記EL層から射出されるように、前記EL層へ供給する電力を制御するものであることを特徴とするものである。
また、前記EL層の端面は、光吸収部材で覆われていてもよい。なお、光吸収部材は、少なくともEL層の端面の一部を覆うものであればよいが、EL層の端面の全面を覆うものであってもよい。なお、前記光強度検出手段が、前記EL層の端面から射出される光の光強度を検出するものである場合には、光強度検出手段は、光吸収部材としても機能することが好ましい。また、光吸収部材は、前記EL層の端面に加え、前記光透過性電極の端面も覆うものであってもよい。
本発明による画像情報読取装置は、画像情報が予め記録された画像記録媒体と、該画像記録媒体に対して、読取光を射出するライン光源と、前記画像記録媒体から前記画像情報を読み取る際に、前記読取光で前記画像記録媒体を走査露光させる走査露光制御部とを有する画像情報読取装置であって、
前記ライン光源が、線状電極と、該線状電極と対向する対峙電極と、前記線状電極と前記対峙電極との間に配設されたEL層とを有し、前記線状電極または前記対峙電極のいずれか一方が光透過性電極である光源部と、前記線状電極および前記対峙電極を介して、前記線状電極と前記対峙電極との間の前記EL層へ電力を供給する電力供給手段と、前記電力が供給された前記EL層から射出される光の光強度を検出する光強度検出手段とを有し、
前記電力供給手段が、前記光強度検出手段により検出された前記光強度と、予め設定された所定光強度とが略等しくなるように前記EL層へ供給する電力を制御するものであることを特徴とするものである。
前記光強度検出手段は、前記EL層の端面から射出される光の光強度を検出するものであってもよい。
また、前記画像情報を補正する画像情報補正手段を有し、該画像情報補正手段は、前記ライン光源がエージングされ、前記ライン光源から射出される読取光の光強度が略一定となった後に取得された画像補正データに基づいて前記画像情報を補正するものであってもよい。なお、「光強度が略一定となる」とは、累積点灯時間が増加しても、光強度がほとんど変化しない状態を意味している。
また、本発明による他の画像情報読取装置は、画像情報が予め記録された画像記録媒体と、
該画像記録媒体に対して、読取光を射出するライン光源と、
前記画像記録媒体から前記画像情報を読み取る際に、前記読取光で前記画像記録媒体を走査露光させる走査露光制御部とを有する画像情報読取装置であって、
前記ライン光源が、線状電極と、該線状電極と対向する対峙電極と、前記線状電極と前記対峙電極との間に配設されたEL層とを有し、前記線状電極または前記対峙電極のいずれか一方が光透過性電極である光源部と、前記線状電極および前記対峙電極を介して、前記線状電極と前記対峙電極との間の前記EL層へ電力を供給する電力供給手段とを有し、
前記ライン光源の累積点灯時間を記憶する累積点灯時間記憶手段と、
予め前記EL層と同等のEL層の累積点灯時間と該EL層へ設定された電力を供給した際に、該EL層から射出される光強度との関係を記憶する第2の記憶手段と、
前記累積点灯時間記憶手段により測定された累積点灯時間と、前記第2の記憶手段に記憶された前記関係とに基づいて補正データを作成する補正データ生成手段と、
前記補正データに基づいて、読み取った画像情報を補正する画像補正手段とを備えたことを特徴とするものである。
前記画像記録媒体は、画像情報を静電潜像として記録し、前記読取光で走査露光されることにより、前記静電潜像に応じた電流を発生する静電記録体であってもよいし、また画像情報を蓄積記録し、前記読取光で走査露光されることにより、前記画像情報に応じた輝尽発光光を発生する蓄積性蛍光体であってもよい。
なお「前記EL層と同等のEL層」とは、少なくともEL層の組成および厚さがライン光源に設けられたEL層と等しいEL層を意味している。なお、組成および形状がライン光源に設けられたEL層と等しく、かつライン光源に組み込まれた状態のEL層であってもよい。
本発明のライン光源は、線状電極と、該線状電極と対向する対峙電極と、線状電極と対峙電極との間に配設されたEL層とを有し、線状電極または対峙電極のいずれか一方が光透過性電極である光源部と、線状電極および対峙電極を介して、線状電極と対峙電極との間のEL層へ電力を供給する電力供給手段とを有するライン光源であって、電力が供給されたEL層から射出される光の光強度を検出し、この光強度と予め設定された所定光強度とが略等しくなるように前記EL層へ供給する電力を制御することにより、射出されるライン光の光強度が累積点灯時間の増加に伴って低下することを防止することができる。
また、EL層の端面から射出される光の光強度を検出する場合には、検出動作によりEL層から光透過性電極を介して射出されるライン光が影響を受けることがない。
本発明による他のライン光源は、線状電極と、該線状電極と対向する対峙電極と、前記線状電極と前記対峙電極との間に配設されたEL層とを有し、前記線状電極または前記対峙電極のいずれか一方が光透過性電極である光源部と、前記線状電極および前記対峙電極を介して、前記線状電極と前記対峙電極との間の前記EL層へ電力を供給する電力供給手段とを有するライン光源であって、前記EL層の累積点灯時間と、予め記憶された前記EL層と同等のEL層の累積点灯時間と該EL層から設定された所定光強度の光を射出するために該EL層へ供給すべき電力との関係とに基づいて、前記所定光強度の光が前記EL層から射出されるように、前記EL層へ供給する電力を制御することにより、射出されるライン光の光強度が累積点灯時間の増加に伴って低下することを防止することができる。
さらに、EL層の端面が、光吸収部材で覆われている場合には、EL層の端面から射出された光が、ライン光源を収納する筐体等に反射して、迷光が生じることを防止することができる。
本発明の画像情報読取装置は、画像情報が予め記録された画像記録媒体と、該画像記録媒体に対して、読取光を射出するライン光源と、該画像記録媒体から前記画像情報を読み取る際に、前記読取光で前記画像記録媒体を走査露光させる走査露光制御部とを有する画像情報読取装置であって、前記ライン光源が、線状電極と、該線状電極と対向する対峙電極と、前記線状電極と前記対峙電極との間に配設されたEL層とを有し、前記線状電極または前記対峙電極のいずれか一方が光透過性電極である光源部と、前記線状電極および前記対峙電極を介して、前記線状電極と前記対峙電極との間の前記EL層へ電力を供給する電力供給手段と、前記電力が供給された前記EL層から射出される光の光強度を検出する光強度検出手段とを有し、前記電力供給手段が、前記光強度検出手段により検出された前記光強度と、予め設定された所定光強度とが略等しくなるように前記EL層へ供給する電力を制御することにより、射出される読取光の光強度の経時変化を抑制することができ、読み取った画像情報の信頼性が向上する。
また、EL層の端面から射出される光の光強度を検出する場合には、EL層から光透過性電極を介して射出されるライン光の一部が光強度検出手段により妨げられることがなく、読み取った画像情報の信頼性がより向上する。
前記画像情報を補正する画像情報補正手段を有し、該画像情報補正手段が、前記ライン光源がエージングされ、前記ライン光源から射出される読取光の光強度が略一定となった後に取得された画像補正データに基づいて前記画像情報を補正するものであれば、適切な補正を行うことができる。
本発明による他の画像情報読取装置は、画像情報が予め記録された画像記録媒体と、
該画像記録媒体に対して、読取光を射出するライン光源と、前記画像記録媒体から前記画像情報を読み取る際に、前記読取光で前記画像記録媒体を走査露光させる走査露光制御部とを有する画像情報読取装置であって、前記ライン光源が、線状電極と、該線状電極と対向する対峙電極と、前記線状電極と前記対峙電極との間に配設されたEL層とを有し、前記線状電極または前記対峙電極のいずれか一方が光透過性電極である光源部と、前記線状電極および前記対峙電極を介して、前記線状電極と前記対峙電極との間の前記EL層へ電力を供給する電力供給手段とを有し、前記ライン光源の累積点灯時間と、予め記憶された前記EL層と同等のEL層の累積点灯時間と該EL層へ設定された電力を供給した際に、該EL層から射出される光強度との関係とに基づいて補正データを作成し、該補正データに基づいて、読み取った画像情報を補正することにより、累積点灯時間の増加に伴って、ライン光源から射出される光の光強度が減少しても、読み取った画像情報の信頼性を保つことができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明のライン光源を適用した第1の実施の形態である画像情報記録読取システムの概略構成図である。
図1に示すように、この画像情報記録読取システム1は、430mm×430mmの静電潜像を記録可能な画像記録媒体10と、該画像記録媒体10を読取光L1により走査露光するパネル状光源部20と、該パネル状光源部20の動作を制御する走査露光制御部40と、画像記録媒体10の画像情報を読み出す読出部50と、記録光である放射線L2を照射する放射線照射部55と、走査露光制御部40、読出部50および放射線照射部55と接続されたシステム制御部59とを有している。
画像記録媒体10は、画像情報を担持する被写体58を透過した放射線L2(例えば、X線等)が第1電極層(導電体層)11に照射されることにより記録用光導電層12内に電荷が発生し、この発生した電荷を記録用光導電層12と電荷輸送層13との界面である蓄電部19に潜像電荷として蓄積し、読取光L1で第2電極層(導電体層)15が走査されることにより読取用光導電層14内に電荷が発生し前記潜像電荷と電荷再結合して潜像電荷の量に応じた電流を発生するものである。なお、第2電極層15の外側には読取光L1を透過する透明な絶縁層17が設けられている。
第2電極層15は、多数の線状電極(図中の斜線部)がストライプ状に配列されて成るものである。以下第2電極層15の電極をストライプ電極16といい、各線状電極をエレメント16aという。記録用光導電層12、電荷輸送層13、および読取用光導電層14には、アモルファス状の物質としてのa−Seを主成分とするものを使用する。なお、図1に示すように、記録用光導電層12、電荷輸送層13、読取用光導電層14、第2電極層15および、絶縁層17の積層方向をX方向、ストライプ電極16の長手方向をY方向、XY平面と直交する方向をZ方向とする。
図2は、パネル状光源部20のXY平面における部分断面図であり、パネル状光源部20は、厚さ0.1μm、大きさ430mm(Z方向)×430mm(Y方向)のITO膜からなる平板状の光透過性電極21、大きさ430mm(Z方向)×430mm(Y方向)で、厚さ0.1μmのEL層22、4300本の線状電極23がZ方向へ平行に並んで設けられている線状電極層24とを有している。各線状電極23は、幅50μm、厚さ0.3μmのアルミ電極であり、100μm間隔で並んでいる。図2に示すように、平板状の光透過性電極21は、画像記録媒体10に対向するように、絶縁層17に接して設けられ、光透過性電極21、EL層22および線状電極層24はX方向へ順次積層されている。EL層22は有機EL層である。光透過性電極21のZ方向の端部25aおよび25bのうち端部25aには正の所定電圧が印加される。また各線状電極23のZ方向の端部26aおよび26bのうち、光透過性電極21の端部25aとは逆側となる端部26bは、それぞれ走査露光制御部40へ接続され、負の所定電圧が印加されている。また、EL層22のZ方向の端部には、光強度検出部27が設けられている。該光強度検出部27は、受光部がEL層22の端部と対向して配設され、受光した光強度を電気信号へ変換し、光強度信号Dとして、走査露光制御部40へ出力する。なお、受光部の大きさは0.2μm(X方向)×1mm(Y方向)であり、10本の線状電極23により順次発せられる光の光強度を、1回の検出で検出するものである。
また、画像記録媒体10およびパネル状光源部20のYX平面と平行な端面は、光強度検出部27が設けられている部位を除いた全面が光吸収部材28により覆われている。なお、光強度検出部27は光吸収部材としても機能するものである。
また、各線状電極23、EL層22、光透過性電極21、光強度検出部27および走査露光制御部40は、本発明のライン光源として機能するものであり、特に各線状電極23、EL層22および光透過性電極21は光源部として機能し、走査露光制御部40は電力供給手段として機能するものである。
走査露光制御部40は、本システムの納入前に、各線状電極23へ所定電力を供給し、EL層22へ所定の電流を流し、光強度検出部27により検出された光強度信号Dを基準光強度値として不図示のメモリへ記憶する。実際に、本システムを使用する際には、読取走査を指示する制御信号A1が入力されると、各線状電極23を順次切り換えながら、各線状電極23の端部26bへ電力を供給して、各線状電極23と光透過性電極21との間にEL層22を通して電流を流し、パネル状光源部20から異なるタイミングで読取光L1を順次射出させるものである。なお、読取走査毎に、光強度検出部27により検出された光強度信号Dの値と、記憶された基準光強度値とを比較し、光強度信号Dの値が基準光強度値より小さい場合には、各線状電極23に対するEL22層を流れる電流を増加させる。一方、光強度信号Dの値の値が基準光強度信号値より大きい場合には、各線状電極23に対するEL層22を流れる電流を減少させる。通常、EL層22を流れる電流量が同じであれば、経時変化によりEL層22の発光強度は順次低下する。本実施の形態では、累積点灯時間増加に伴って、発光強度の低下を補償するように、EL層を流れる電流が順次増加するので、ほぼ一定の光強度を得ることができる。
読出部50は、ストライプ電極16の各エレメント16a毎に、反転入力端子に接続された電流検出アンプ51を多数有している。画像記録媒体10の第1電極層11はスイッチ52の一方の入力および電源53の負極に接続されており、電源53の正極はスイッチ52の他方の入力に接続されている。スイッチ52の出力は各電流検出アンプ51を構成する不図示のオペアンプの非反転入力端子に共通に接続されている。
読取走査時には、読取光L1がストライプ電極16側に照射(走査露光)されることにより、各電流検出アンプ51は、各エレメント16aに流れる電流を、接続された各エレメント16aについて同時(並列的)に検出する。検出結果は、信号処理部54に出力される。信号処理部54は、走査露光制御部40から読取光L1による露光部位情報を順次入力し、電流検出アンプ51から入力された検出結果と露光部位情報を組み合わせて記憶し、読取走査終了後に、検出結果および、露光部位情報に基づいて、画像1枚分の画像情報を作成する。
なお、電流検出アンプ51の構成の詳細については、本発明の要旨に関係がないのでここでは詳細な説明を省略するが、周知の構成を種々適用することが可能である。電流検出アンプ51の構成によっては、スイッチ52および電源53並びに各エレメント16aとの接続態様が上記とは異なるものとなるのは勿論である。なお、本実施の形態においては、スイッチ52は、画像記録を指示する制御信号B1が入力されると、電源53側に切り換えられ、読取を指示する制御信号B2が入力されると、第1電極層11側に切り換えられる。
放射線照射部55は、放射線L2を発する放射線源56と放射線源56を駆動する電力を発生する高電圧発生器57とからなる。
高電圧発生器57は、放射線照射を指示する制御信号C1が入力されたときには高圧HVを放射線源56に供給し、放射線源56から放射線L2を所定時間発生させる。
なお、システム制御部59からは、走査露光制御部40に向けて走査露光を指示する制御信号A1が、スイッチ52に向けて画像情報の記録を指示する制御信号B1または画像情報の読取を指示する制御信号B2が、高電圧発生器57に向けて放射線L2の照射を指示する制御信号C1が夫々出力される。
以下、上記構成の画像情報記録読取システム1の作用について説明する。静電潜像を画像記録媒体10に記録するに際しては、第1電極層11の電極とストライプ電極16との間に記録用電圧を印加した状態で第1電極層11に記録用の放射線L2を照射して、画像記録媒体10に静電潜像の記録を行なう。具体的には、先ず画像記録媒体10内の記録用光導電層12で発生した電荷を蓄電部19に蓄積させることができるように、システム制御部59はスイッチ52に制御信号B1を出力する。スイッチ52は、制御信号B1が入力されると、電源53側に切り換えられ、画像記録媒体10の第1電極層11の電極とストライプ電極16との間に電源53から記録用電圧としての所定の大きさの直流電圧が印加される。このため第1電極層11の電極とストライプ電極16とは帯電する。
この記録用電圧の印加の後、システム制御部59は高電圧発生器57に、制御信号C1を入力し、高電圧発生器57から高圧HVを放射線源56に供給させ、放射線源56から放射線L2を照射させる。この放射線L2を被写体58に爆射し、被写体58を透過した被写体58の放射線画像情報を担持する放射線L2を設定された照射時間だけ画像記録媒体10に照射する。すると、画像記録媒体10の記録用光導電層12内で正負の電荷対が発生し、その内の負電荷が所定の電界分布に沿ってストライプ電極16の各エレメント16aに集中せしめられ、記録用光導電層12と電荷輸送層13との界面である蓄電部19に潜像電荷として蓄積される。潜像電荷の量は照射放射線量に略比例するので、この潜像電荷が静電潜像を担持することとなる。一方、記録用光導電層12内で発生する正電荷は第1電極層11に引き寄せられて、電源53から注入された負電荷と電荷再結合し消滅する。
次に、画像記録媒体10から静電潜像を読み取る際には、システム制御部59はスイッチ52に制御信号B2を出力し、第1電極層11の電極とストライプ電極16とを同電位にする。次に、制御信号A1を走査露光制御部40に出力する。走査露光制御部40は、図1における上端に配置された線状電極23に電力を供給して、EL層22に電流を流す。なお、この時にEL層22に流れる電流量は、前述のように前回の読取走査時に検出した光強度信号Dと予め記憶された基準光強度値に基づいて、経時変化によるEL層22の発光強度低下の影響を補償するように逐次調整されている電流量である。EL層22に電流が流れ、両電極の間のEL層22がライン状に発光し、EL層22から射出されたライン光は光透過性電極21を透過して読取光L1として、画像記録媒体10に照射される。その後、同様に順次下隣の線状電極23へ電力を供給して、読取光L1を順次射出させる。最後に下端の線状電極23へ電力を供給して読取光L1を射出させて、画像記録媒体10の走査露光を終了する。
この読取光L1による走査により走査位置に対応するライン光が入射した光導電層14内に正負の電荷対が発生し、その内の正電荷が蓄電部16に蓄積された負電荷(潜像電荷)に引きつけられるように電荷輸送層13内を急速に移動し、蓄電部16で潜像電荷と電荷再結合し消滅する。一方、光導電層14に生じた負電荷は電源53からストライプ電極16に注入される正電荷と電荷再結合し消滅する。このようにして、画像記録媒体10の蓄電部19に蓄積されていた負電荷が電荷再結合により消滅し、この電荷再結合の際の電荷の移動による電流が画像記録媒体10内に生じる。この電流を各エレメント16a毎に接続された各電流検出アンプ51が同時に検出し、信号処理部54に出力する。
読取りの際に画像記録媒体10内を流れる電流は、潜像電荷すなわち静電潜像に応じたものであるから、この電流を検出することにより静電潜像を読み取る、すなわち静電潜像を表す画像信号を取得することができる。なお、各電流検出アンプ51による検出は読取光L1の照射位置の切り換えタイミング、すなわち線状光源23の切り換えタイミングと同期させて行い、4300ラインの画像信号を取得する。
信号処理部54は、走査露光終了後に、読み取った画像信号(画像情報)に所定の画像処理を施して、画像1枚分の表示画像情報を作成する。
以上の説明で明らかなように、本実施の形態においては、パネル状光源部20のEL層の端面から射出される光の光強度を検出し、この光強度と予め記憶されている基準光強度とが略等しくなるように各線状電極23へ供給する電力を制御するので、読取光L1の光強度が累積点灯時間増加に伴って変化することを抑制でき、読み取った画像情報の信頼度を向上させることができる。
また、EL層の端面から射出される光の光強度を検出しているため、光強度の検出動作により読取光L1が影響を受けることがない。また、EL層の端面から射出される光は、光強度が大きく、光強度を精度良く検出することができる。
さらに、画像記録媒体10およびパネル状光源部20のYX平面と平行な端面は、光強度検出部27が設けられている部位を除いた全面が光吸収部材28により覆われているため、EL層22のYX平面と平行な端面や、光透過性電極21のYX平面と平行な端面から射出された光は、光吸収部材28により吸収され、迷光となることがなく、読み取った画像情報の信頼度をより向上させることができる。なお、光吸収部材は、画像記録媒体10およびパネル状光源部20のXZ平面と平行な端面も覆うものであってもよく、この場合には一層迷光の発生を防止することができる。
次に、本発明の画像情報読取装置を適用した第2の実施の形態を図3に示して説明する。図3は、本発明の画像情報読取装置を、蓄積性蛍光体シートから画像を読み取る画像情報読取システムに適用したものである。
本画像情報読取システム2は、予め放射線画像情報が蓄積記録された蓄積性蛍光体シート90に対して読取光L1を走査露光するパネル状光源部20および走査露光制御部43と、読取光L1の照射を受けて蓄積性蛍光体シート90から発せられる輝尽発光光を検出する光検出器91と該光検出器91に接続されている図示しない信号処理部とからなる。
また、パネル状光源部20のEL層22のZ方向の端部には、光強度検出部27が設けられている。該光強度検出部27は、受光部がEL層22の端部と対向して配設され、受光した光強度を電気信号へ変換し、光強度信号として、走査露光制御部43へ出力する。なお、受光部の大きさは0.2μm(X方向)×1mm(Y方向)であり、10本の線状電極23により順次発せられる光の光強度を、1回の検出で検出するものである。
また、画像記録媒体10およびパネル状光源部20のYX平面と平行な端面は、光強度検出部27が設けられている部位を除いた全面が光吸収部材28により覆われている。
走査露光制御部43は、走査露光制御部41と同様に、読取走査毎に、光強度検出部27により検出された光強度信号Dの値と、予め記憶された基準光強度値とを比較して、累積点灯時間増加に伴って、EL層の発光強度の低下を補償するように、EL層を流れる電流を制御するものであり、他の制御もほぼ走査露光制御部41と同様に行うものである。
なお光検出器91は、蓄積性蛍光体シート90に対してパネル状光源20とは反対側に配設され、多数の光電変換素子から構成されており、各光電変換素子が蓄積性蛍光体シート90の対応する箇所毎(画素毎)の輝尽発光光を検出する。光電変換素子としては具体的には、アモルファスシリコンセンサ、CCDセンサ、MOSセンサ等を適用する。このような光検出器91は図3に示すように、平面状の2次元センサとして形成してもよいし、1次元センサとして形成し、読取光の走査と同期させて移動させてもよい。
次に本実施形態の画像情報読取システムの作用について説明する。走査露光制御部43の制御により、走査露光制御部20から出力されるライン状の読取光L1が蓄積性蛍光体シート90上を走査露光する。読取光L1が照射された蓄積性蛍光体シート90の部分からは、そこに蓄積記録されている放射線画像情報に応じた光量の輝尽発光光が発せられ、その一部は光検出器91に入射する。光検出器91に入射した輝尽発光光は各光電変換素子において増幅、光電変換されて、各光電変換素子の対応する画素の画像信号として外部の信号処理装置に出力される。なお、読取光L1は第1の実施形態と同様に、経時変化による光強度の低下が補償されている。
また、パネル状光源部20は、そのEL層22として蓄積性蛍光体シートから輝尽発光光を発光せしめるために適切な波長の光を出力するものを備えたものとする。
本実施の形態においても、第1の実施の形態と同様に、読取光L1の光強度が累積点灯時間増加に伴って変化することを抑制でき、読み取った画像情報の信頼度を向上させることができる。また、EL層の端面から射出される光の光強度を検出しているため、光強度の検出動作により読取光L1が影響を受けることがない。さらに、画像記録媒体10およびパネル状光源部20のYX平面と平行な端面は、光吸収部材28により覆われているため、迷光の発生を抑制することができる。
なお、上記各実施の形態においては、該光強度検出部27としては、0.2μm(X方向)×1mm(Y方向)の受光部を有し、10本の線状電極23により順次、EL層22の端面から発せられる光の光強度を1回の検出で検出するものを用いたがこれに限定されるものではなく、例えば1本あるいは全て(4300本)の線状電極23に対応したEL層から発せられる光を検出するものであってもよい。例えば、100μm×100μmの受光部を1つ有し、1本のライン(1本の線状光源23に対応したEL層)から射出された読取光の光強度を検出するものであってもよいし、あるいは100μm×100μmの受光部を4300個有し、4300本のラインから射出される読取光の強度を個々にあるいはまとめて検出するものであってもよい。また、EL層22の端面から発せられる光ではなく、光透過性電極あるいは透明な絶縁層等を伝播した光を検出するものであってもよい。光強度検出部に入射する光の絶対強度は走査ラインの数や、点灯するラインの位置で変わるため、光強度検出部の信号処理回路は走査ラインの数や、点灯するラインの位置に基づいて検出した光強度信号を補正し、走査露光制御部へフィードバックすることが好ましい。
なお、光強度検出部が、全ラインから射出される読取光の光強度を個々に検出可能であれば、走査露光制御部は、個々の線状電極へ供給する電力を制御可能であることが好ましい。このような場合には、各ラインから発せられる光強度が基準値となるように、各線状電極へ供給する電力値を個々に制御することにより、累積点灯時間の増加に伴う光強度の変化の抑制に加え、個々のラインから発せられる光強度のばらつきも抑制することができる。
所定のラインへ最大電力を供給しても、そのラインから発せられる読取光の光強度が、画像情報を読み取り可能な光強度まで達しない場合、例えばまったく発光しない場合やわずかに発光するだけである場合などには、そのラインの情報を制御部へ伝達し、そのラインに対応する画像情報を周囲の画像情報により補間することが好ましい。また、所定のラインから発せられる読取光の強度が、画像情報を読み取り可能ではあるが基準値へ達しない場合には、そのラインの情報を制御部へ伝達し、そのラインに対応する画像情報の画像処理方法を変更することが好ましい。
次に、図4を参照して本発明の第3の実施形態について説明する。図4は本発明の第3の実施の形態である画像情報記録読取システムの概略構成図であり、図1中の要素と同等の要素には同番号を付してあり、それらについての説明は特に必要の無い限り省略する。
図4に示すように、この画像情報記録読取システム3は、画像記録媒体10と、該画像記録媒体10を読取光L1により走査露光するパネル状光源部60と、該パネル状光源部60の動作を制御する走査露光制御部40と、画像記録媒体10の画像情報を読み出す読出部70と、記録光である放射線L2を照射する放射線照射部55と、走査露光制御部40、読出部70および放射線照射部55と接続されたシステム制御部79とを有している。パネル状光源部60は、ITO膜からなる平板状の光透過性電極21、EL層22および4300本の線状電極23がZ方向へ平行に並んで設けられている線状電極層24とを有している。パネル状光源部60は、本システムへの搭載前あるいは搭載後に、24時間以上のエージングが行われている。エージングを行う際には、各線状電極23へEL層22が発光するために必要な電力が供給される。通常、EL層22から発せられる光の光強度は、電力供給開始から数時間以内に、10〜20%程低下するが、その後は緩やかに低下する。このため、24時間以上のエージングを行った場合には、その後の累積点灯時間増加に伴う光強度の減少率は非常に小さいものとなる。また、EL層22のZ方向の端部には、光強度検出部27が設けられている。該光強度検出部27は、受光部が10本の線状電極23の端部と対向して配設され、受光した光強度を電気信号へ変換し、光強度信号Dとして、走査露光制御部65へ出力する。また、画像記録媒体10およびパネル状光源部60のYX平面と平行な端面は、光強度検出部27が設けられている部位を除いた全面が光吸収部材28により覆われている。
読出部70は、ストライプ電極16の各エレメント16a毎に、反転入力端子に接続された電流検出アンプ51を多数有している。画像記録媒体10の第1電極層11はスイッチ52の一方の入力および電源53の負極に接続されており、電源53の正極はスイッチ52の他方の入力に接続されている。スイッチ52の出力は各電流検出アンプ51を構成する不図示のオペアンプの非反転入力端子に共通に接続されている。
また、読出部70の信号処理部71には、取得した画像補正データを記憶するメモリ72が設けられている。上記エージング終了後に、まず強度分布が均一な放射線L2を画像記録媒体10に照射し、その後読取走査を行って画像情報を読み出す。取得した画像情報は、各画素毎のオフセット値やゲイン等の画像ばらつきを持ったデータとなる。このデータに所定の演算処理を施し、補正データを作成し、画像補正データとしてメモリ72に記憶する。
読取走査時には、読取光L1がストライプ電極16側に照射(走査露光)されることにより、各電流検出アンプ51は、各エレメント16aに流れる電流を、接続された各エレメント16aについて同時(並列的)に検出する。検出結果は、信号処理部71に出力される。信号処理部71は、走査露光制御部40から読取光L1による露光部位情報を順次入力し、電流検出アンプ51から入力された検出結果と露光部位情報を組み合わせて画像情報として記憶し、読取走査終了後に、この画像情報をメモリ72に記憶されている画像補正データに基づいて補正し、画像1枚分の表示画像情報を作成する。
なお、画像情報記録読取システム3の動作は、表示画像情報を作成する際に、画像補正データを使用することを除けば、画像情報記録読取システム1と同様であるため、説明を省略する。
以上の説明で明らかなように、本実施の形態においては、24時間以上のエージング処理が施されているパネル状光源部60を用いているため、累積点灯時間が増加しても、読取光L1の光強度を略一定に保つことができる。またエージング処理が行われ、光強度が略一定となった後に、画像補正データを取得するので、画像補正を行う際の画像補正データの誤差を低減することができ、適切な補正を行うことができる。さらに、累積点灯時間増加に伴う光強度の変化が少ないため、画像補正データ再収録までの間隔を長くすることができる。また、第1の実施の形態と同様に読取光L1の光強度を検出し、EL層へ流す電流量を制御するフィードバック制御を施すことにより、一層累積点灯時間増加に伴う読取光L1の光強度の変化を少なくすることができる。また、画像補正データを予め取得し、この画像補正データを用いて画像情報を作成するため、より信頼度の高い画像情報を作成することができる。なお、例えば放射線L2を照射せずに読取走査を行って画像情報を読み出すことにより、画像情報の各画素毎のオフセット値を反映した画像データを取得し、この画像データに所定の演算処理を施してオフセット補正データを作成し、画像補正データとして記憶して、画像情報を作成する際に用いてもよい。
また、パネル状光源部60のエージングを行うことにより、累積点灯時間増加に伴う読取光L1の光強度の変化がほぼ抑制される場合には、読取光L1のフィードバック制御は不要であり、システムの簡素化が可能となる。
次に、図5を参照して本発明の第4の実施形態について説明する。図5は本発明の第4の実施の形態である画像情報記録読取システムの概略構成図であり、図1中の要素と同等の要素には同番号を付してあり、それらについての説明は特に必要の無い限り省略する。
図5に示すように、この画像情報記録読取システム4は、画像記録媒体10と、該画像記録媒体10を読取光L1により走査露光するパネル状光源部20と、該パネル状光源部20の動作を制御する走査露光制御部62と、画像記録媒体10の画像情報を読み出す読出部70と、記録光である放射線L2を照射する放射線照射部55と、走査露光制御部62、読出部70および放射線照射部55と接続されたシステム制御部59とを有している。パネル状光源部20は、光透過性電極21、EL層22および線状電極層24とを有している。なお、本画像情報記録読取システムは光強度検出部は備えていない。
走査露光制御部62は、読取走査を指示する制御信号A1が入力されると、各線状電極23を順次切り換えながら、各線状電極23の端部26bへ電力を供給して、各線状電極23と光透過性電極21との間にEL層22を通して電流を流し、パネル状光源部20から異なるタイミングで読取光L1を順次射出させるものである。
また、走査露光制御部62は、パネル状光源部61のEL層22の累積点灯時間を記憶する累積点灯時間記憶部63と、図6に示すような、予め累積点灯時間とEL層から予め設定された光強度の光を射出するために該EL層へ供給すべき電力との関係を記憶する記憶部64とを備えている。一般に、一定の電力がEL層22へ供給される場合、EL層22から発せられる光の光強度は、電力供給開始から数時間以内に、10〜20%程低下し、その後は緩やかに低下する。このような特性はエージング特性と呼ばれ、EL層の種類毎に若干異なる。このため、予め使用するEL層と同一のEL層のエージング特性をあら予め測定し、このエージング特性を補償するように、EL層22へ供給する電力を増加すれば、EL層22からは、累積点灯時間が増加しても一定の光強度の光が射出される。
走査露光制御部62は、読取走査毎に、累積点灯時間記憶部63に記憶された累積点灯時間と、記憶部64に記憶された累積点灯時間とEL層から予め設定された所定光強度の光を射出するためにEL層へ供給すべき電力との関係とに基づいて、予め設定された所定光強度の光がEL層22から射出されるように、EL層22へ供給する電力を制御する
本実施の形態では、累積点灯時間の増加に伴って、発光強度の低下を補償するように、EL層を流れる電流が順次増加するので、累積点灯時間に関わらず、ほぼ一定の光強度を得ることができる。
なお、画像情報記録読取システム4の動作は、読取光L1の光強度の制御方法を除けば、画像情報記録読取システム1と同様であるため、説明を省略する。
以上の説明で明らかなように、本実施の形態においては、第1の実施の形態と同様に、読取光L1の光強度が累積点灯時間の増加に伴って変化することを抑制でき、読み取った画像情報の信頼度を向上させることができる。また、光強度検出部を設ける必要がなく、装置の製造コストを低減することができる。
次に、図7を参照して本発明の第5の実施形態について説明する。図7は本発明の第5の実施の形態である画像情報記録読取システムの概略構成図であり、図5中の要素と同等の要素には同番号を付してあり、それらについての説明は特に必要の無い限り省略する。
図7に示すように、この画像情報記録読取システム5は、画像記録媒体10と、該画像記録媒体10を読取光L1により走査露光するパネル状光源部20と、該パネル状光源部20の動作を制御する走査露光制御部73と、画像記録媒体10の画像情報を読み出す読出部74と、記録光である放射線L2を照射する放射線照射部55と、走査露光制御部73、読出部74および放射線照射部55と接続されたシステム制御部59とを有している。パネル状光源部20は、光透過性電極21、EL層22および線状電極層24とを有している。なお、本画像情報記録読取システムは光強度検出部は備えていない。
走査露光制御部73は、読取走査を指示する制御信号A1が入力されると、各線状電極23を順次切り換えながら、各線状電極23の端部26bへ電力を供給して、各線状電極23と光透過性電極21との間にEL層22を通して電流を流し、パネル状光源部20から異なるタイミングで読取光L1を順次射出させるものである。
また、読取部74は、電流検出アンプ51を多数有し、信号処理部75に出力される。信号処理部75は、走査露光制御部40から読取光L1による露光部位情報を順次入力し、電流検出アンプ51から入力された検出結果と露光部位情報を組み合わせて記憶し、読取走査終了後に、検出結果および、露光部位情報に基づいて、画像1枚分の画像情報を作成する。さらに、読取部85は、パネル状光源部20のEL層22の累積点灯時間を記憶する累積点灯時間記憶部76と、図8に示すような、累積点灯時間とEL層へ予め設定された電力を供給した際に、該EL層から射出される光強度との関係、すなわちEL層のエージング特性を記憶する記憶部77と、累積点灯時間記憶部76により測定された累積点灯時間と、記憶部77に記憶されたEL層のエージング特性とに基づいて画像補正データを作成する補正データ生成部78と、該画像補正データに基づいて、読み取った画像情報を補正する画像情報補正部79とを備えている。ない、予め使用するEL層と同一のEL層のエージング特性を測定し、このエージング特性を記憶部77へ記憶しておく。補正データ生成部78は、読取走査毎に、累積点灯時間記憶部76に記憶された累積点灯時間と、記憶部77に記憶されたEL層のエージング特性から、読取時にEL層22から射出される光の光強度に対する、累積点灯時間が0時間であった時にEL層22から射出される光の光強度の比率Fを、補正データとして算出する。画像補正部79では、読み出された画像情報の各画素値に比率Fを積算して、補正画像情報を生成する。すなわち、本実施の形態では、累積点灯時間の増加に伴うEL層の発光強度の低下を補償するように、読み取った画像情報の画素値を補正する。
なお、画像情報記録読取システム5の動作は、読取光L1のフィードバック制御を行わないこと、および画像情報の補正を行うことを除けば、画像情報記録読取システム1と同様であるため、説明を省略する。
以上の説明で明らかなように、本実施の形態においては、累積点灯時間とEL層のエージング特性に基づいて、読み取った画像情報を補正するので、累積点灯時間の増加に伴って、ライン光源から射出される光の光強度が減少しても、読み取った画像情報の信頼性を保つことができる。
なお、補正データは、上記の比率Fに限定されるものではなく、例えば画素値の大小に応じて対応する補正画素値が定められたグラフであってもよいし、あるいは画素値を代入すれば補正画素値が算出できる数式等であってもよい。
なお、上述した各実施の形態は、多数のライン光源が設けられたパネル状光源部を用いているが、これに限られるものではなく、単体のライン光源を機械的に走査する光源部を用いてもよい。例えば図9に示すように、厚さ0.1μm、大きさ430mm(Z方向)×7.35mm(Y方向)の光透過性電極81、大きさ430mm×7.35mmで、厚さ0.1μmのEL層82、長さ430mm、幅50μm、厚さ0.1μmのアルミからなる線状電極83からなるライン光源80を有し、不図示の機械的走査手段でY方向へ走査させることにより読取光L1により画像記録媒体10を露光走査することができる。なおこの場合には、ライン光源80のZ方向の1端面には、光吸収部材としても機能する光強度検出部84を設け、他端には光吸収部材85を設ければよい。また、例えば読取走査を行う前に、読取光が画像記録媒体10に照射されない位置で、一旦所定電力を線状電極83へ供給して、EL層82から発せられる光強度を検出し、走査露光制御部86により予め記憶している基準光強度と比較して、供給電力量を制御すれば、常に基準光強度とほぼ等しい光強度の読取光で露光走査を行うことができる。
また、各実施の形態では、EL層として、有機EL層を用いているが、無機EL層を用いてもよい。なお、無機ELは交流により駆動されるため、光強度の制御は交流電圧を制御することにより行う。
なお、上記第1の実施の形態および第3の実施の形態においては、画像記録媒体10と光源部との間には透明な絶縁層17が設けられているが、絶縁層17の代わりに図10に示すような絶縁層30を設けてもよい。絶縁層30は、2枚の絶縁層31および32の間に接地されたITO膜あるいはIZO(Indium Zinc Oxide)膜等からなる透明な導電体層21が配設されている。この導電体層21がシールドとして機能することにより、光源部で発生するノイズが、画像記録媒体10へ影響を与えることが防止される。
また、上記第3、第4および第5の画像情報読取システムも、蓄積性蛍光体シートから画像を読み取る画像情報読取システムに適用することもできる。
第1の実施の形態である画像情報記録読取システムの概略構成図 パネル状光源部の模式的な部分断面図 第2の実施の形態である画像情報読取システムの概略構成図 第3の実施の形態である画像情報記録読取システムの概略構成図 第4の実施の形態である画像情報記録読取システムの概略構成図 累積点灯時間と供給電力の関係を示す図 第5の実施の形態である画像情報記録読取システムの概略構成図 EL層のエージング特性を示す図 画像情報記録読取システムの変型例の概略構成図 他のパネル状光源部の模式的な部分断面図
符号の説明
1、3、4,5 画像情報記録読取システム
2 画像情報読取システム
10 画像記録媒体
20、60、80 パネル状光源部
21、81 光透過性電極
22、82 EL層
23、83 線状電極
27 光強度検出部
28 光吸収部材
40、73、86 走査露光制御部
50、70、74 読取部
55 放射線照射部
59、79 システム制御部
63、76 累積点灯時間記憶部
64、77 記憶部
78 補正データ生成部
79 画像補正部
90 蓄積性蛍光体シート
91 光検出器

Claims (10)

  1. 線状電極と、該線状電極と対向する対峙電極と、前記線状電極と前記対峙電極との間に配設されたEL層とを有し、前記線状電極または前記対峙電極のいずれか一方が光透過性電極である光源部と、前記線状電極および前記対峙電極を介して、前記線状電極と前記対峙電極との間の前記EL層へ電力を供給する電力供給手段とを有するライン光源であって、
    前記電力が供給されたEL層から射出される光の光強度を検出する光強度検出手段を備え、
    前記電力供給手段が、前記光強度検出手段により検出された前記光強度と、予め設定された所定光強度とが略等しくなるように前記EL層へ供給する電力を制御するものであることを特徴とするライン光源。
  2. 前記光強度検出手段が、前記EL層の端面から射出される光の光強度を検出するものであることを特徴とする請求項1記載のライン光源。
  3. 線状電極と、該線状電極と対向する対峙電極と、前記線状電極と前記対峙電極との間に配設されたEL層とを有し、前記線状電極または前記対峙電極のいずれか一方が光透過性電極である光源部と、前記線状電極および前記対峙電極を介して、前記線状電極と前記対峙電極との間の前記EL層へ電力を供給する電力供給手段とを有するライン光源であって、
    該ライン光源の累積点灯時間を記憶する累積点灯時間記憶手段と、
    予め前記EL層と同等のEL層の累積点灯時間と該EL層から設定された所定光強度の光を射出するために該EL層へ供給すべき電力との関係を記憶する第1の記憶手段とを備え、
    前記電力供給手段が、前記累積点灯時間記憶手段により測定された累積点灯時間と、前記第1の記憶手段に記憶された前記関係とに基づいて、前記所定光強度の光が前記EL層から射出されるように、前記EL層へ供給する電力を制御するものであることを特徴とするライン光源。
  4. 前記EL層の端面が、光吸収部材で覆われていることを特徴とする請求項1から3いずれか1項記載のライン光源。
  5. 画像情報が予め記録された画像記録媒体と、
    該画像記録媒体に対して、読取光を射出するライン光源と、
    前記画像記録媒体から前記画像情報を読み取る際に、前記読取光で前記画像記録媒体を走査露光させる走査露光制御部とを有する画像情報読取装置であって、
    前記ライン光源が、線状電極と、該線状電極と対向する対峙電極と、前記線状電極と前記対峙電極との間に配設されたEL層とを有し、前記線状電極または前記対峙電極のいずれか一方が光透過性電極である光源部と、前記線状電極および前記対峙電極を介して、前記線状電極と前記対峙電極との間の前記EL層へ電力を供給する電力供給手段と、前記電力が供給された前記EL層から射出される光の光強度を検出する光強度検出手段とを有し、
    前記電力供給手段が、前記光強度検出手段により検出された前記光強度と、予め設定された所定光強度とが略等しくなるように前記EL層へ供給する電力を制御するものであることを特徴とする画像情報読取装置。
  6. 前記光強度検出手段が、前記EL層の端面から射出される光の光強度を検出するものであることを特徴とする請求項5記載の画像情報読取装置。
  7. 前記画像情報を補正する画像情報補正手段を有し、該画像情報補正手段が、前記ライン光源がエージングされ、前記ライン光源から射出される読取光の光強度が略一定となった後に取得された画像補正データに基づいて前記画像情報を補正するものであることを特徴とする請求項5または6いずれか1項記載の画像情報読取装置。
  8. 画像情報が予め記録された画像記録媒体と、
    該画像記録媒体に対して、読取光を射出するライン光源と、
    前記画像記録媒体から前記画像情報を読み取る際に、前記読取光で前記画像記録媒体を走査露光させる走査露光制御部とを有する画像情報読取装置であって、
    前記ライン光源が、線状電極と、該線状電極と対向する対峙電極と、前記線状電極と前記対峙電極との間に配設されたEL層とを有し、前記線状電極または前記対峙電極のいずれか一方が光透過性電極である光源部と、前記線状電極および前記対峙電極を介して、前記線状電極と前記対峙電極との間の前記EL層へ電力を供給する電力供給手段とを有し、
    前記ライン光源の累積点灯時間を記憶する累積点灯時間記憶手段と、
    予め前記EL層と同等のEL層の累積点灯時間と該EL層へ設定された電力を供給した際に、該EL層から射出される光強度との関係を記憶する第2の記憶手段と、
    前記累積点灯時間記憶手段により測定された累積点灯時間と、前記第2の記憶手段に記憶された前記関係とに基づいて補正データを作成する補正データ生成手段と、
    前記補正データに基づいて、読み取った画像情報を補正する画像補正手段とを備えたことを特徴とする画像情報読取装置。
  9. 前記画像記録媒体が、画像情報を静電潜像として記録し、前記読取光で走査露光されることにより、前記静電潜像に応じた電流を発生する静電記録体であることを特徴とする請求項5から8いずれか1項記載の画像情報読取装置。
  10. 前記画像記録媒体が、画像情報を蓄積記録し、前記読取光で走査露光されることにより、前記画像情報に応じた輝尽発光光を発生する蓄積性蛍光体であることを特徴とする請求項5から8いずれか1項記載の画像情報読取装置。
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