JP2005310063A - プロジェクト帳票管理方法及びプロジェクト帳票管理プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 管理コンピュータ21は、プロジェクトを構成する各タスクについてのタスクデータを記録したタスク管理データ記憶部23と、顧客提示用タスクデータ記憶部26とに接続されている。管理コンピュータ21は、端末15にタスクデータを送信して、カスタマイズ出力するデータの変更を促す。これにより端末15から取得した変更データを、管理コンピュータ21は、顧客提示用タスクデータ記憶部26に記録する。管理コンピュータ21は、RAMに記録したタスクデータに顧客提示用タスクデータを上書き更新した出力用データを生成し、この出力用データに基づいてカスタマイズ印刷を行う。
【選択図】 図1
Description
帳票管理システム20は、日程などのプロジェクトの帳票を管理するためのシステムである。この帳票管理システム20は、管理コンピュータ21を備える。管理コンピュータ21は、図示しないCPU、RAM及びROM等を有し、後述する処理(決定段階、出力段階、第2記憶手段のデータの登録を促す段階及びレイアウト特定段階等を含む処理)を行う。そして、このためのプロジェクト帳票管理プログラムを実行することにより、管理コンピュータ21は、決定手段、出力手段、第2記憶手段のデータの登録を促す手段及びレイアウト特定手段等として機能する。
ータが記録される。
プロジェクト名データ領域には、プロジェクトの名称に関するデータが記録される。
タスク名データ領域には、このタスクの名前に関するデータが記録される。このタスク名には、例えば「日程計画」や「経理計画」などがある。
成果物ファイル識別子データ領域には、このタスクにおいて作成された成果物(文書)のファイルを特定するためのファイル識別子に関するデータが記録される。このデータは、具体的には、例えば、「経費計画」についてのタスクであれば、このタスクで作成された成果物の「経費計画書」のファイルを特定するための識別子となる。
関連タスク識別子データ領域には、このタスクの結果が関連している他のタスクを特定するための識別子に関するデータが記録される。
内容データ領域には、このファイルの内容に関するデータが記録されている。具体的には、ファイルがワープロソフトの場合には文章データ、ファイルが表計算ソフトの場合には表データが記録される。
のフラグが「0」の場合には、メモを出力せず、「1」の場合にはメモを出力する。メモ位置データ領域には、メモを出力する位置に関するデータが記録される。
タスク識別子データ領域には、この顧客提示用タスクデータに対応するタスクデータ230を特定するためのタスク識別子に関するデータが記録される。このデータを介して、顧客提示用タスクデータ260と、タスク管理データ記憶部23に記録されたタスクデータ230とが関連付けられる。
担当者名データ領域には、この顧客提示用のタスクの名前に関するデータが記録される。このデータは、タスクデータ230の担当者識別子に基づく担当者の名前と異なるデータが設定された場合に記録される。
次に、帳票管理システム20を用いたプロジェクト帳票管理処理について、図7〜図11に基づいて説明する。本実施形態では、このプロジェクト帳票管理処理は、登録処理及び帳票出力処理の順に説明する。本実施形態では、プロジェクトの管理者が端末15を用いてプロジェクトの登録を行う。
まず、プロジェクトの登録者の指示に基づいて、端末15は、帳票管理システム20に接続し、帳票管理システム20の管理コンピュータ21に対して、プロジェクトの登録データを送信する。この登録データには、プロジェクトの名前、プロジェクトを構成するタスクの数及び名前に関するデータが含まれる。更に、この登録データには、各タスクの担当者識別子、開始予定日時及び終了予定日時に関するデータと、タスクの終了が影響する他のタスクを示す関連タスク識別子のデータとが含まれる。
以上により、プロジェクトの登録処理が完了する。
次に、帳票出力処理について、図7〜図11に基づいて説明する。ここでは、顧客用の帳票をカスタマイズして印刷する場合を想定する。すなわち、顧客提示用タスクデータ記憶部26が優先データ記憶手段として決定される場合について説明する。
、各タスクのタスク名、担当者名及び成果物名が表示されている。また、出力画面500には、この出力画面500を印刷するための印刷ボタン510と、カスタマイズ設定を行うためのカスタマイズ印刷ボタン520と、カスタマイズ設定ボタン530とが含まれる。印刷ボタン510は、タスク管理データ記憶部23に記録されたタスクデータ230に基づいて、予め設定されている所定の表示形式でプロジェクトの帳票を印刷するためのボタンである。カスタマイズ印刷ボタン520は、後述するカスタマイズ設定により設定された顧客提示用タスクデータ260及びレイアウトデータ250に基づいてプロジェクトの帳票を印刷するためのボタンである。カスタマイズ設定ボタン530は、印刷を行う項目の選択や配置の変更など、所定の表示形式と異なる表示形式やタスクデータ230に記録されたデータとは異なるデータで印刷を行うためのボタンである。
帳票管理システム20の管理コンピュータ21は、カスタマイズ設定の指示を受けると、レイアウト設定画面データを端末15に送信する(ステップS1−4)。なお、このレイアウト設定画面データには、プロジェクト識別子に関するデータが含まれる。
は、表示の指示があった項目のフラグ(タスク表示フラグ、担当者表示フラグ、成果物表示フラグ、日程表示フラグ及びガントチャート表示フラグ)を「1」として記録する。更に、管理コンピュータ21は、項目のレイアウトに関するデータ(タスク位置、担当者位置、成果物位置及び日程位置に関するデータ)を記録する。
端末15は、表示変更画面データの編集処理を行う(ステップS1−8)。具体的には、端末15は、まず、受信したデータに基づいて、図10に示す表示変更画面700をディスプレイに表示する。
かった場合には、顧客提示用タスクデータ260への記録を完了する。
以上により、帳票出力処理が完了する。
・本実施形態では、管理コンピュータ21は、カスタマイズ設定の指示に基づいて、RAMに記録したタスクデータに顧客提示用タスクデータ260を上書き更新して、出力用
プロジェクトデータを生成する。更に、管理コンピュータ21は、特定した項目のデータを、生成した出力用プロジェクトデータから抽出し、出力データを生成する。このため、出力用のデータとして記録された顧客提示用タスクデータ260を用いることにより、出力用のデータに変更した顧客提示用の帳票を、効率的に印刷して出力することができる。
○上記実施形態においては、表示変更画面700において所要予測日数や日程などの変更について説明した。これに限らず、プロジェクトの他の項目のデータを変更してもよい。例えば、タスクデータ230に記録された担当者を監督する責任者の名前を、顧客提示用タスクデータ260の担当者名として出力するようにしてもよい。これにより、顧客は、責任者を窓口として接すればよい一方、責任者は、タスクを実行した担当者を把握することができる。
用いるタスクデータを、表示変更画面700において変更して生成してもよい。この場合、管理コンピュータ21は、出力画面500の印刷ボタン510を用いて顧客提示用のデータに基づく印刷を行い、カスタマイズ印刷ボタン520を用いて内部用のデータに基づく印刷を行う。この場合、顧客に提示するデータを先に生成した場合には、効率的に帳票を管理することができる。
Claims (6)
- プロジェクトに関する管理項目について第1の管理データを記録している第1記憶手段と、この第1記憶手段に記録している管理項目の少なくとも1つと同じ管理項目を含む第2の管理データを記録する第2記憶手段と、利用者端末に接続される管理コンピュータとを備えた出力管理システムを用いて、プロジェクトの帳票を管理する方法であって、
前記管理コンピュータが、
出力する管理項目を特定するためのデータを含んだ前記帳票に関する出力要求を前記利用者端末から受信した場合、前記第1及び第2記憶手段のうち、受信した出力要求に基づいて優先的に使用するデータを記録している優先データ記憶手段を決定する決定段階と、
前記出力要求に含まれていた管理項目のデータを前記優先データ記憶手段から抽出するとともに、前記出力要求に含まれていた管理項目であって前記優先データ記憶手段に含まれない管理項目のデータを他の記憶手段から抽出し、抽出したデータに基づいて出力用データを生成し、前記利用者端末に提供する出力段階と
を含むことを特徴とするプロジェクト帳票管理方法。 - 前記管理コンピュータが、前記第1記憶手段に記録されたデータを前記利用者端末に送信して表示させて、前記第2の管理データの登録を促す段階を更に含むことを特徴とする請求項1に記載のプロジェクト帳票管理方法。
- 前記管理コンピュータが、前記利用者端末から受信した前記帳票のレイアウトに関するデータに基づいて、前記出力用データのレイアウトを特定するレイアウト特定段階を更に含み、
前記出力段階は、前記レイアウト特定段階で特定されたレイアウトに関するデータに基づいて、前記出力用データを生成することを特徴とする請求項1又は2に記載のプロジェクト帳票管理方法。 - プロジェクトに関する管理項目について第1の管理データを記録している第1記憶手段と、この第1記憶手段に記録している管理項目の少なくとも1つと同じ管理項目を含む第2の管理データを記録する第2記憶手段と、利用者端末に接続される管理コンピュータとを備えた出力管理システムを用いて、プロジェクトの帳票を管理するプログラムであって、
前記管理コンピュータを、
出力する管理項目を特定するためのデータを含んだ前記帳票に関する出力要求を前記利用者端末から受信した場合、前記第1及び第2記憶手段のうち、受信した出力要求に基づいて優先的に使用するデータを記録している優先データ記憶手段を決定する決定手段、及び
前記出力要求に含まれていた管理項目のデータを前記優先データ記憶手段から抽出するとともに、前記出力要求に含まれていた管理項目であって前記優先データ記憶手段に含まれない管理項目のデータを他の記憶手段から抽出し、抽出したデータに基づいて出力用データを生成し、前記利用者端末に提供する出力手段
として機能させることを特徴とするプロジェクト帳票管理プログラム。 - 前記管理コンピュータを、前記第1記憶手段に記録されたデータを前記利用者端末に送信して表示させて、前記第2の管理データの登録を促す手段として更に機能させることを特徴とする請求項4に記載のプロジェクト帳票管理プログラム。
- 前記管理コンピュータを、前記利用者端末から受信した前記帳票のレイアウトに関するデータに基づいて、前記出力用データのレイアウトを特定するレイアウト特定手段として更に機能させ、
前記出力手段は、前記レイアウト特定手段で特定されたレイアウトに関するデータに基づいて、前記出力用データを生成することを特徴とする請求項4又は5に記載のプロジェクト帳票管理プログラム。
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JP2017182546A (ja) * | 2016-03-31 | 2017-10-05 | 積水ハウス株式会社 | 帳票作成システム、帳票作成方法及び帳票作成プログラム |
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