JP2005309903A - 硬貨処理機 - Google Patents

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Abstract

【課題】取扱者に応じて収納部に収納する硬貨の収納量を任意に設定でき、その設定を直感的に把握しやすい硬貨の重さで容易に設定できる硬貨処理機を提供する。
【解決手段】計数手段20で計数した硬貨を収納部に収納する。設定手段17で収納部に収納する硬貨の収納量を任意の重さで設定する。検知手段32で収納部に収納する硬貨の収納量が設定手段17で設定した重さに応じた硬貨の収納量に達したことを検知する。検知手段32の検知に基づいて、設定された重さに応じた硬貨の収納量に達したことを表示手段15で表示する。取扱者に応じて収納部に収納する硬貨の収納量を任意に設定でき、その設定を直感的に把握しやすい硬貨の重さで容易に設定できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、硬貨を計数して収納部に収納する硬貨処理機に関する。
従来、例えば硬貨入金機などの硬貨処理機では、機体に投入される硬貨を、計数手段で計数し、分類手段で金種別に分類して、金種別の袋や金箱などの収納部に収納する計数処理が行われている。収納部に収納可能とする硬貨の収納量は、頻繁に満杯になるのを防止するとともに満杯状態での運搬を可能とする収納量に金種別に設定されており、例えば100円硬貨の場合には約4000枚(重さは約20kg)程度に設定されている。
また、金種別の各収納部に収納された硬貨の満杯を検知する満杯検知手段を具備している。この満杯検知手段は、金種別の各収納部に収納された硬貨の満杯をフォトセンサで直接検知するか、計数手段による計数に基づいて収納部に収納する硬貨の枚数を記憶手段のカウンタでカウントすることで検知している(例えば、特許文献1参照。)。
そして、満杯検知手段が金種別の収納部のうちのいずれかでの満杯を検知すれば、計数処理が一時中止されて満杯となった収納部の回収待ちとなり、収納部を取り扱う取扱者により、満杯となった収納部を機体から取り出して運搬し、空の収納部を機体に再セットすることで、計数処理が再開される。
特開平11−53599号公報(第6−7頁、図5、図8)
しかしながら、従来の硬貨処理機では、収納部に収納された硬貨が満杯になったときに満杯検知手段で検知するため、硬貨が満杯の収納部を機体から取り外して運搬しなければならず、例えば100円硬貨の場合に満杯が約4000枚であれば約20kg程度の重さになり、この重さの収納部を運搬するには労力を必要とし、取扱者によっては、収納部が重過ぎて、収納部の運搬の負担が大きく、収納部を運搬できない場合もある。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、収納部を取り扱う取扱者に応じて収納部に収納する硬貨の収納量を任意に設定でき、しかも、収納部に収納する硬貨の収納量の設定を直感的に把握しやすい硬貨の重さで容易に設定できる硬貨処理機を提供することを目的とする。
請求項1記載の硬貨処理機は、硬貨を計数する計数手段と、この計数手段によって計数された硬貨を収納する収納部と、この収納部に収納する硬貨の収納量を任意の重さで設定する設定手段と、前記収納部に収納される硬貨の収納量が前記設定手段で設定された重さに応じた硬貨の収納量に達したことを検知する検知手段と、この検知手段の検知に基づいて、設定された重さに応じた硬貨の収納量に達したことを表示する表示手段とを具備しているものである。
そして、収納部を取り扱う取扱者に応じて収納部に収納する硬貨の収納量を任意の重さで設定可能とするので、収納部に収納する硬貨の収納量が設定された重さに応じた硬貨の収納量となり、取扱者にとって収納部を取り扱いやすく、しかも、硬貨の重さで設定可能なので、硬貨の枚数で設定する場合に比べて、直感的に把握しやすく設定が容易になる。
請求項2記載の硬貨処理機は、複数金種の硬貨を計数する計数手段と、この計数手段によって計数された硬貨を金種別に分類する分類手段と、この分類手段によって金種別に分類された硬貨を収納する金種別の収納部と、これら金種別の各収納部に収納する硬貨の収納量を任意の重さで設定する設定手段と、前記金種別の各収納部に収納される硬貨の収納量が前記設定手段で設定された重さに応じた硬貨の収納量に達したことを検知する検知手段と、この検知手段の検知に基づいて、設定された重さに応じた硬貨の収納量に達した金種を表示する表示手段とを具備しているものである。
そして、収納部を取り扱う取扱者に応じて金種別の各収納部に収納する硬貨の収納量を任意の重さで設定可能とするので、金種別の各収納部に収納する硬貨の収納量が設定された重さに応じた硬貨の収納量となり、取扱者にとって収納部を取り扱いやすく、しかも、硬貨の重さで設定可能なので、硬貨の枚数で設定する場合に比べて、直感的に理解しやすく設定が容易になる。
請求項3記載の硬貨処理機は、請求項1または2記載の硬貨処理機において、収納部に収納される硬貨の収納量が設定された重さに応じた硬貨の収納量に達したことを検知手段が検知したとき、計数手段による計数を停止させる制御手段を具備しているものである。
そして、制御手段により、収納部に収納される硬貨の収納量が設定された重さに応じた硬貨の収納量に達したことを検知手段が検知したとき、計数手段による計数を停止させるので、収納部には設定された重さに応じた収納量の硬貨が収納され、取扱者にとって収納部を取り扱いやすくなる。
請求項4記載の硬貨処理機は、請求項1ないし3いずれか記載の硬貨処理機において、検知手段の検知に基づいて、収納部に収納される硬貨の収納量が設定された重さに応じた硬貨の収納量に達したことを表示する表示手段を具備しているものである。
そして、表示手段により、収納部に収納される硬貨の収納量が設定された重さに応じた硬貨の収納量に達したことを表示するので、それを取扱者が容易に把握可能となる。
請求項5記載の硬貨処理機は、請求項2記載の硬貨処理機において、検知手段の検知に基づいて、収納部に収納される硬貨の収納量が設定された重さに応じた硬貨の収納量に達した金種を表示するとともに、設定された重さに応じた硬貨の収納量に近い所定範囲にある他の金種も一緒に表示する表示手段を具備しているものである。
そして、表示手段により、収納部に収納される硬貨の収納量が設定された重さに応じた硬貨の収納量に達した金種を表示するとともに、設定された重さに応じた硬貨の収納量に近い所定範囲にある他の金種も一緒に表示するので、設定した重さの金種の収納部と設定した重さに近い金種の収納部とを容易に把握可能となり、例えば収納部を取り外して運搬するときに一度に取り扱え、取り扱い回数が減り、作業効率が向上する。
請求項6記載の硬貨処理機は、請求項1ないし5いずれか記載の硬貨処理機において、検知手段は、計数手段による計数に基づいて収納部に収納する硬貨の枚数をカウントするカウンタを有するものである。
そして、計数手段による計数に基づいて収納部に収納する硬貨の枚数をカウンタでカウントし、このカウンタのカウント値に基づき、設定された重さに応じた硬貨の収納量を検知する。
請求項7記載の硬貨処理機は、請求項1ないし6いずれか記載の硬貨処理機において、検知手段は、収納部に収納された硬貨の収納量を検知するフォトセンサを有するものである。
そして、フォトセンサにより、設定された重さに応じた硬貨の収納量を収納部に実際に収納された硬貨の収納量から検知する。
請求項1記載の硬貨処理機によれば、収納部を取り扱う取扱者に応じて収納部に収納する硬貨の収納量を任意の重さで設定できるので、収納部に収納する硬貨の収納量が設定された重さに応じた硬貨の収納量となり、取扱者にとって収納部を取り扱いやすくでき、しかも、硬貨の重さで設定できるので、硬貨の枚数で設定する場合に比べて、直感的に把握しやすく容易に設定できる。
請求項2記載の硬貨処理機によれば、収納部を取り扱う取扱者に応じて金種別の各収納部に収納する硬貨の収納量を任意の重さで設定できるので、金種別の各収納部に収納する硬貨の収納量が設定された重さに応じた硬貨の収納量となり、取扱者にとって収納部を取り扱いやすくでき、しかも、硬貨の重さで設定できるので、硬貨の枚数で設定する場合に比べて、直感的に理解しやすく容易に設定できる。
請求項3記載の硬貨処理機によれば、請求項1または2記載の硬貨処理機の効果に加えて、制御手段により、収納部に収納される硬貨の収納量が設定された重さに応じた硬貨の収納量に達したことを検知手段が検知したとき、計数手段による計数を停止させるので、収納部には設定された重さに応じた収納量の硬貨が収納され、取扱者にとって収納部を取り扱いやすくできる。
請求項4記載の硬貨処理機によれば、請求項1ないし3いずれか記載の硬貨処理機の効果に加えて、表示手段により、収納部に収納される硬貨の収納量が設定された重さに応じた硬貨の収納量に達したことを表示するので、それを取扱者が容易に把握できる。
請求項5記載の硬貨処理機によれば、請求項2記載の硬貨処理機の効果に加えて、表示手段により、収納部に収納される硬貨の収納量が設定された重さに応じた硬貨の収納量に達した金種を表示するとともに、設定された重さに応じた硬貨の収納量に近い所定範囲にある他の金種も一緒に表示するので、設定した重さの金種の収納部と設定した重さに近い金種の収納部とを容易に把握でき、例えば収納部を取り外して運搬するときに一度に取り扱うことができ、取り扱い回数を減らし、作業効率を向上できる。
請求項6記載の硬貨処理機によれば、請求項1ないし5いずれか記載の硬貨処理機の効果に加えて、計数手段による計数に基づいて収納部に収納する硬貨の枚数をカウンタでカウントし、このカウンタのカウント値に基づき、設定された重さに応じた硬貨の収納量を検知できる。
請求項7記載の硬貨処理機によれば、請求項1ないし6いずれか記載の硬貨処理機の効果に加えて、フォトセンサにより、設定された重さに応じた硬貨の収納量を収納部に実際に収納された硬貨の収納量から検知できる。
以下、本発明の一実施の形態を図面を参照して説明する。
図2に硬貨入金機である硬貨処理機を示し、11は硬貨処理機の機体で、この機体11の上面には、入金する硬貨を投入する投入口12、テンキーなどを備えた入力部13、および画面表示や設定操作をする表示操作部14が設けられている。表示操作部14には、例えば液晶表示装置などの表示手段15、およびこの表示手段15の側部に配列された複数のファンクションキー16によって構成される設定手段17が設けられている。
機体11の前面からは台車18が引出可能に設けられ、この台車18には入金された硬貨を金種別の収納する金種別の収納部としての金箱19がそれぞれ着脱可能に装着されている。
図3に示すように、投入口12の下方には、投入口12に投入された硬貨を計数する計数手段20が配設されている。この計数手段20は、投入口12の下方に投入された硬貨を受け入れる供給円盤21、この供給円盤21から定量ずつ硬貨を受け入れる回転円盤22、この回転円盤22によって1枚ずつ送り出される硬貨を受け入れる硬貨通路23、この硬貨通路23に受け入れた硬貨を下流へ向けて搬送する搬送ベルト24、および硬貨通路23を搬送する硬貨を識別する識別部25などを有している。
硬貨通路23には、識別部25の下流に、リジェクト硬貨などを分岐する分岐部26、および硬貨を金種別に分類する分類孔27を有する分類手段28が設けられている。分類手段28で分類された硬貨は図示しない金種別の一時保留部で一時保留され、入金承認後に金種別の各一時保留部から金種別の各金箱19に収納される。
また、図1に硬貨処理機のブロック図を示し、硬貨処理機を制御する制御部31に、表示手段15、設定手段17、および計数手段20などが接続されている。
設定手段17は、金種別の各金箱19に収納する硬貨の上限の収納量を任意の重さで設定する機能を有している。例えば、図4に示すように、軽量、中量、フルの3段階に設定可能とし、軽量では、500円が600枚、100円〜5円が1000枚で、約6kg程度、また、中量では、500円が1200枚、100円〜5円が2000枚で、約10kg程度、また、フルでは、500円が2500枚、100円〜5円が4000枚で、約20kg程度としている。なお、1円については、設定に関係なく一律の5000枚で約6.8kg程度としている。また、設定された重さに応じた収納枚数(収納量)−1に、一時保留部に収納可能とする枚数を加算した枚数を最大収納枚数(最大収納量)としており、そのため、各金箱19には設定された重さに応じた収納量以上でかつ最大収納量以下の範囲の収納量の硬貨が収納される。
そして、制御部31は、金種別の各金箱19に収納される硬貨の収納量が設定手段17で設定された重さに応じた硬貨の収納量に達したことを検知する検知手段32を有している。この検知手段32は、金箱19に収納する硬貨の枚数を金種別にカウントする制御部31の機能として有するカウンタ(ソフトカウンタ)33のカウント値に基づいて検知する。
また、制御部31は、検知手段32が金種別の金箱19のうちのいずれかで設定された重さに応じた硬貨の収納量に達したことを検知することにより、計数手段20による計数中にはその計数動作を停止させるとともに該当する金箱19の抜き取り交換による回収待ちの状態で待機させる制御手段34の機能を有している。
また、表示手段15は、検知手段32の検知に基づき、設定された重さに応じた硬貨の収納量に達した金種を表示する機能、この表示時に、設定された重さに応じた硬貨の収納量に近い所定範囲であって例えば80%以上の範囲にある他の金種も一緒に表示する機能を有している。
次に、本実施の形態の動作を図5のフローチャートを参照して説明する。
硬貨処理機の電源オンにより、イニシャル動作し(ステップ1)、表示手段15で待機中画面を表示する(ステップ2)。
金箱19に収納する硬貨の収納量を、収納箱19の抜き取り、運搬などの取り扱いをする取扱者に適した任意の重さに設定するために、表示手段15の画面の横に位置する設定手段17のファンクションキー16で設定モードを選択することにより(ステップ3)、図6に示すように、表示手段15で設定モード画面を表示する。この設定モード画面では、金箱19に収納する硬貨の収納量を重さで選択設定する金箱収納量項目41があり、設定モード画面の右横に位置する設定手段17のファンクションキー16で、金箱収納量項目41を選択するとともに、軽量、中量、フルの中から取扱者に適した任意の重さを選択して設定する(ステップ4)。図6に示す画面では、中量を設定した状態にある。
そして、硬貨の入金時には、投入口12に投入された硬貨を計数手段20で計数する(ステップ5)。すなわち、投入口12に投入された硬貨を、供給円盤21および回転円盤22を通じて硬貨通路23に送り込み、硬貨通路23で搬送しながら識別部25によって識別する。さらに、識別部25による識別に応じて正規の硬貨を硬貨通路23の下流域に搬送し、分類手段28で金種別に分類し、金種別の一時保留部に収納する。
この入金時には、図7に示すように、表示手段15で入金モード画面を表示しており、この入金モード画面には、ガイダンスを表示するガイダンス表示領域45、設定された重さに応じた収納量に達した金種を表示する状態表示領域46、各金箱19の硬貨の収納量状態を表示する状態メカ表示領域47、金種別の計数値を表示する計数値表示領域48、合計値を表示する合計値表示領域49などが表示される。
投入口12に投入された硬貨の計数終了後(ステップ6)、入金承認によって金種別の各一時保留部の硬貨を金種別の各金箱19に収納する(ステップ7)。
そして、検知手段32は、カウンタ33のカウント値や、フォトセンサS1,S2,S3が遮光されているか否かにより、金種別の各金箱19内に収納された硬貨の収納量が、設定された重さに応じた収納量に達した金種があるか確認する(ステップ8)。
設定された重さに応じた収納量に達した金種がない場合、図7に示すように、表示手段15により、ガイダンス表示領域45では「入金できます」を表示し、状態表示領域46には何も表示せず、状態メカ表示領域47には金種別の金箱19の硬貨の収納量に対応した表示をし、計数値表示領域48で金種別の計数値を表示し、合計値表示領域49で合計値を表示し、その後、待機中画面に戻る。
設定された重さに応じた収納量に達した金種がある場合、図8に示すように、表示手段15により、ガイダンス表示領域45で「収納硬貨を回収してください」を表示し、状態表示領域46で「金箱(100)フル」「金箱(50)フル」と表示し、状態メカ表示領域47で該当する金種の金箱箇所を点滅表示する(ステップ9)。なお、100円および50円のいずれの金種も設定された重さに応じた収納量に達した場合に表示するほか、例えば50円は設定された重さに応じた収納量に達していなくても設定された重さに応じた硬貨の収納量に近い所定範囲であって例えば80%以上の範囲にあれば一緒に表示する。
そして、表示手段15を確認した取扱者は、台車18を機体11から引き出し、該当する金種の金箱19を抜き取り、空の金箱19を台車18に装着し、台車18を機体11に戻す(ステップ10)。金箱19を抜き取ることにより、該当する金種のカウンタ33がクリアされる。抜き取った金箱19は金庫などの所定の場所に運搬する。
このように、金箱19を取り扱う取扱者に応じて金種別の各金箱19に収納する硬貨の収納量を任意の重さで設定できるので、金種別の各金箱19に収納する硬貨の収納量が設定された重さに応じた硬貨の収納量となり、取扱者にとって金箱19を取り扱いやすくでき、しかも、硬貨の重さで設定できるので、硬貨の枚数で設定する場合に比べて、直感的に理解しやすく容易に設定できる。
また、設定された重さに応じた硬貨の収納量に達した金種を表示手段15で表示するので、複数の金種の金箱19のうちから回収処理する金種の金箱19を容易に把握できる。
さらに、表示手段15は、設定された重さに応じた硬貨の収納量に達した金種の表示時に、設定された重さに応じた硬貨の収納量に近い所定範囲にある他の金種も一緒に表示するので、設定した重さの金種の金箱19と設定した重さに近い金種の金箱19とを把握し、回収処理するときに一度に取り扱うことができ、取り扱い回数を減らし、作業効率を向上できる。すなわち、1金種毎の検知時に金箱19を交換するのでは、1つの金種の金箱19を交換した後、直ぐに他の金種の金箱19の交換が必要になるという煩わしさを解消できる。
なお、計数および分類された硬貨を金種別の金箱19に直接収納する場合に、検知手段32が金種別の金箱19のうちのいずれかで設定された重さに応じた硬貨の収納量に達したことを検知することにより、計数手段20による計数を停止させ、回収処理させるように制御手段34で制御するようにしてもよい。
また、図9に示すように、金種毎の軽量、中量、フルの重さに応じた収納量の高さ位置で金箱19に収納された硬貨量を検知するフォトセンサS1,S2,S3を設け、これらフォトセンサS1,S2,S3の検知に基づいて、検知手段32により金箱19に収納された硬貨の収納量が設定された重さに応じた硬貨の収納量に達したことを検知することもできる。
また、設定手段17で設定可能とする重さは軽量、中量、フルの3段階に限らず、2段階や、3段階以上に細分化してもよい。
また、収納部は、金箱19に限らず、機体に対して着脱可能な袋でもよい。
また、複数金種を取り扱う硬貨処理機について説明したが、1金種のみを取り扱う硬貨処理機にも同様に適用できる。
また、硬貨処理機は、硬貨入金機に限らず、硬貨計数機や硬貨入出金機など、多量の硬貨を収納する収納部を有する硬貨処理機に適用できる。
本発明の一実施の形態を示す硬貨処理機のブロック図である。 同上硬貨処理機の斜視図である。 同上硬貨処理機の計数手段および分類手段の平面図である。 同上硬貨処理機の重さ設定に対応した金種別の枚数および質量を示す説明図である。 同上硬貨処理機の動作を示すフローチャートである。 同上硬貨処理機の設定モード時の画面を示す説明図である。 同上硬貨処理機の入金モード時の画面を示す説明図である。 同上硬貨処理機の入金モード時でかつある収納部が設定された収納量に達した状態の画面を示す説明図である。 本発明の他の実施の形態を示す硬貨処理機の収納部の収納量をフォトセンサで検知する説明図である。
符号の説明
15 表示手段
17 設定手段
19 収納部としての金箱
20 計数手段
28 分類手段
32 検知手段
33 カウンタ
34 制御手段
S1,S2,S3 フォトセンサ

Claims (7)

  1. 硬貨を計数する計数手段と、
    この計数手段によって計数された硬貨を収納する収納部と、
    この収納部に収納する硬貨の収納量を任意の重さで設定する設定手段と、
    前記収納部に収納される硬貨の収納量が前記設定手段で設定された重さに応じた硬貨の収納量に達したことを検知する検知手段と
    を具備していることを特徴とする硬貨処理機。
  2. 複数金種の硬貨を計数する計数手段と、
    この計数手段によって計数された硬貨を金種別に分類する分類手段と、
    この分類手段によって金種別に分類された硬貨を収納する金種別の収納部と、
    これら金種別の各収納部に収納する硬貨の収納量を任意の重さで設定する設定手段と、
    前記金種別の各収納部に収納される硬貨の収納量が前記設定手段で設定された重さに応じた硬貨の収納量に達したことを検知する検知手段と
    を具備していることを特徴とする硬貨処理機。
  3. 収納部に収納される硬貨の収納量が設定された重さに応じた硬貨の収納量に達したことを検知手段が検知したとき、計数手段による計数を停止させる制御手段を具備している
    ことを特徴とする請求項1または2記載の硬貨処理機。
  4. 検知手段の検知に基づいて、収納部に収納される硬貨の収納量が設定された重さに応じた硬貨の収納量に達したことを表示する表示手段を具備している
    ことを特徴とする請求項1ないし3いずれか記載の硬貨処理機。
  5. 検知手段の検知に基づいて、収納部に収納される硬貨の収納量が設定された重さに応じた硬貨の収納量に達した金種を表示するとともに、設定された重さに応じた硬貨の収納量に近い所定範囲にある他の金種も一緒に表示する表示手段を具備している
    ことを特徴とする請求項2記載の硬貨処理機。
  6. 検知手段は、計数手段による計数に基づいて収納部に収納する硬貨の枚数をカウントするカウンタを有する
    ことを特徴とする請求項1ないし5いずれか記載の硬貨処理機。
  7. 検知手段は、収納部に収納された硬貨の収納量を検知するフォトセンサを有する
    ことを特徴とする請求項1ないし6いずれか記載の硬貨処理機。
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