JP2005308496A - タイムスイッチ - Google Patents

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Abstract

【課題】タイマ時刻を設定し直すことなく簡単に、負荷を直ぐに所定時間オンにし、その所定時間の経過後に負荷を自動でオフにするとともに、負荷の電源の消し忘れを防止する。
【解決手段】負荷をオン/オフにする入操作/切操作をするための操作部2cと、操作時点から切タイマ時間後に負荷をオフにする切タイマ操作をするための操作部2dとをタイムスイッチに設け、器体1内に電子回路部を設けた。電子回路部は、入操作/切操作に応じてリレーをオン/オフにすることにより、負荷をオン/オフにするほか、タイマ時刻による動作並びに入操作/切操作に応じた動作よりも優先させて、切タイマ操作に応じてこの操作時点から切タイマ時間の間およびこの切タイマ時間の経過後にそれぞれリレーをオンおよびオフにすることにより、切タイマ時間の間およびこの切タイマ時間の経過後に負荷をそれぞれオンおよびオフにする。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動オン,オフの所定のタイマ時刻に合わせて、負荷を自動でオン,オフにするタイムスイッチに関するものである。
図9は従来のタイムスイッチの前面図(a)および断面図(b)、図10は同タイムスイッチの電子回路部の前面図(a)および右側面図(b)である。
図9,図10に示す従来のタイムスイッチは、自動オン,オフの所定のタイマ時刻に合わせて、暖房機器などの負荷を自動でオン,オフにするタイムスイッチであり、ボディ10およびカバー11により構成され、2連用の取付枠8に取り付けられて壁に埋設される器体1と、化粧カバー本体20およびシート21により構成される化粧カバー2とを備えているほか、複数の端子部(図示せず)と、実装基板400および液晶プリント板401を含む電子回路部4とを器体1内に備えている。なお、402はフラットケーブル(ジョイント線)、400aはタクトスイッチである。
ここで、400bは切替設定スイッチであり、これによりタイマ時刻を設定するようになっている。タイマ時刻の設定は、タイマ1とタイマ2について行われる。例えば、タイマ1の入時刻および切時刻をそれぞれ6:00および9:30に設定し、タイマ2の入時刻および切時刻をそれぞれ18:30および22:00に設定する場合には、先ず、切替設定スイッチ400bの操作部200aを「タイマ時刻合わせ」の位置に切り替える。そして、「時」、「分」の操作部200b,200cで6:00に合わせて、「セット・確認」の操作部200dで確定する。続いて、「時」、「分」の操作部200b,200cで9:30に合わせて、「セット・確認」の操作部200dで確定する。これにより、タイマ1の入時刻が設定される。以下同様に、タイマ1の切時刻、タイマ2の入時刻およびタイマ2の切時刻を設定し、操作部200aを「通常/確認」の位置に切り替えることにより設定が完了する。
このような構成のタイムスイッチでは、例えば、「手動入」の操作部200fを操作することにより負荷をオンにすることができ、「手動切」の操作部200bを操作することにより負荷をオフにすることができる。また、「自動」の操作部200hを操作することにより、タイマ1,2による自動オン,オフのタイマ時刻に合わせて負荷を自動でオン,オフにすることができる。
なお、特許文献1には、液晶表示器が実装される回路基板と、複数個の操作釦を一体に有するシート状部材とを備えるタイムスイッチが開示されている。
特開2000−206278号公報
しかしながら、図9,図10に示した従来のタイムスイッチでは、負荷を直ぐに所定時間オンにし、その所定時間の経過後に負荷を自動でオフにしたい場合、例えば、タイマ1を上記所定時間に合わせて設定し直し、「キャンセル」の操作部200eでタイマ2の内容を取り消して、「セット・確認」の操作部200dでその取り消しを確定する操作が必要となる。
なお、上記従来のタイムスイッチでは、図10(b)に示すように、操作用スイッチとしてのタクトスイッチ400aの高さと液晶パネル(切替設定スイッチ)の高さとを揃えるために、実装基板400と液晶プリント板401とを分離し、実装基板400に各操作用スイッチを実装し、液晶プリント板401に切替設定スイッチ400bを実装し、実装基板400に対して液晶プリント板401を所定寸法(同図では2.4[mm])後方に配置する構成になっているので、各操作用スイッチの配置位置が実装基板400内に限られることになり、それら操作用スイッチを、利用者にとって操作のし易いように配置することができないという問題もあった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、タイマ時刻を設定し直すことなく簡単に、負荷を直ぐに所定時間オンにし、その所定時間の経過後に負荷を自動でオフにすることができるとともに、負荷の電源の消し忘れを防止することのできる負荷操作が可能になるタイムスイッチを提供することを目的とする。
上記課題を解決するための請求項1記載の発明は、負荷および交流電源に接続される複数の端子部と、これら複数の端子部と電気的に接続されて前記負荷と前記交流電源との間に介設されるスイッチ素子を含み、自動オン,オフの所定のタイマ時刻に合わせて、前記スイッチ素子をオン,オフにすることにより、前記負荷を自動でオン,オフにする電子回路部とにより構成され、取付枠に取り付けられて壁に埋設されるタイムスイッチであって、前記負荷をオンにする入操作または前記負荷をオフにする切操作をするための入/切操作部と、操作時点から所定の切タイマ時間後に前記負荷をオフにする切タイマ操作をするための切タイマ操作部とを備え、前記電子回路部は、前記入/切操作部に対する入操作または切操作に応じて、前記スイッチ素子をオンまたはオフにすることにより、前記負荷をオンまたはオフにするほか、前記タイマ時刻に合わせて前記スイッチ素子をオン,オフにする動作並びに前記入操作または前記切操作に応じて前記スイッチ素子をオンまたはオフにする動作よりも優先させて、前記切タイマ操作部に対する切タイマ操作に応じて、この切タイマ操作時点から前記切タイマ時間の間およびこの切タイマ時間の経過後にそれぞれ前記スイッチ素子をオンおよびオフにすることにより、前記切タイマ時間の間およびこの切タイマ時間の経過後に前記負荷をそれぞれオンおよびオフにすることを特徴とする。
この構成では、タイマ時刻に合わせたタイムスイッチのオン,オフ動作、並びに入操作または切操作に応じたタイムスイッチのオンまたはオフ動作に関係なく、切タイマ操作をすれば、切タイマ時間の間は負荷がオンになり、その切タイマ時間の経過後は負荷がオフになるので、タイマ時刻を設定し直すことなく簡単に、負荷を直ぐに所定時間オンにし、その所定時間の経過後に負荷を自動でオフにすることができるとともに、負荷の電源の消し忘れを防止することのできる負荷操作が可能になる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のタイムスイッチにおいて、前面に開口を有する形状のボディおよびこの開口を閉塞するカバーにより構成されて、前記複数の端子部および前記電子回路部を内部に収納し、前記取付枠に取り付けられて壁に埋設される器体と、液晶表示窓、並びに前記入/切操作部および前記切タイマ操作部を含む複数の操作部を有し、前記器体のカバーの前面側に取り付けられる化粧カバーとを備え、前記器体のカバーは、前記化粧カバーの液晶表示窓の後方に窓孔を有するとともに、前記化粧カバーの複数の操作部の後方に、スリットにより三方が囲繞されて前後方向に撓む複数の撓み部をそれぞれ有し、前記電子回路部は、前記器体のカバーの窓孔および複数の撓み部の後方にそれぞれ配置される液晶パネルおよび複数の操作用スイッチを前面に搭載する一の実装基板を含むことを特徴とする。この構成では、液晶パネルおよび複数の操作用スイッチが一の実装基板の前面に搭載されるので、従来のように操作用スイッチを搭載する実装基板と液晶パネルとが分離される構成に比べて、実装基板への液晶パネルおよび複数の操作用スイッチの配置の自由度を向上させることができる。これにより、従来のタイムスイッチでは、液晶パネルとは分離されていた実装基板の操作用スイッチを、液晶パネルの左右いずれの側にも配置することができなかったのに対し、本発明によれば、いずれの操作用スイッチも自由に配置することができるので、複数の操作用スイッチを、利用者にとって操作のし易いように配置することが可能になる。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載のタイムスイッチにおいて、前記化粧カバーは、前記液晶表示窓および前記複数の操作部に対応する位置にそれぞれの大きさに応じた複数の孔を有する化粧カバー本体と、この前面に貼着されるシートとにより構成され、前記器体のカバーの各撓み部は、当該撓み部を囲繞するスリットにより両側が挟まれる撓み基部と、この先端に延設されそのスリットにより三方が囲繞される撓み先端部とにより形成され、前記各撓み先端部は、この撓み基部の一部とともに前記化粧カバー本体の対応する孔内に入るように寸法設定されていることを特徴とする。この構成では、各撓み先端部が、この撓み基部の一部とともに化粧カバー本体の対応する孔内に入ることにより、ほぼ撓み先端部のみがその孔内に入る場合に比べて、撓み先端部および撓み基部の全長を長くすることなく撓み基部を長くすることができるので、撓み先端部を撓み易くすることができる。これにより、化粧カバーの操作部の端が押されたとしても、撓み先端部を介してその後方の操作用スイッチを操作することができるので、操作部の端押しに対応させてタイムスイッチを動作させることが可能になる。
請求項4記載の発明は、請求項3記載のタイムスイッチにおいて、前記入/切操作部、および前記化粧カバー本体の各孔のうちその入/切操作部に対応する孔は、前記各操作部を押す人の指先部分よりも大きな寸法に設定されていることを特徴とする。この構成では、操作部の端押しに対応させてタイムスイッチを動作させることが可能になるほか、入/切操作部が人の指先部分よりも大きいので、操作頻度の高い入/切操作部を操作し易くすることができる。
請求項5記載の発明は、請求項2から4のいずれかに記載のタイムスイッチにおいて、前記化粧カバーおよび前記器体は正面視方形状に形成され、前記化粧カバーおよび前記器体のカバーには、それぞれ、前記液晶表示窓および前記窓孔が、一の象限領域に配置され、前記切タイマ操作部およびこれに対応する撓み部が、前記一の象限領域の対角位置に有る他の象限領域に配置され、前記入/切操作部およびこれに対応する撓み部が、前記一の象限領域と隣り合う両象限領域の一方の象限領域に配置され、少なくとも設定用の操作部を含む残りの操作部およびこれに対応する撓み部が、前記両象限領域の他方の象限領域に配置されていることを特徴とする。この構成では、負荷を直接制御するための入/切操作部と切タイマ操作部とが並べて配置されるので、操作頻度の高い入/切操作部および切タイマ操作部に対する操作をし易くすることができる。
請求項6記載の発明は、請求項5記載のタイムスイッチにおいて、前記一の象限領域の対角位置に有る他の象限領域および前記両象限領域の他方の象限領域内の1つの操作部または隣接ないし連続して並設される2つもしくは3つの操作部は、それぞれ少なくとも所定時間の操作によりまたは少なくとも所定時間の同時操作により所定スイッチとして機能することを特徴とする。この構成では、従来の切替設定スイッチを設ける必要がなくなり、一の実装基板の前面に搭載される各スイッチの高さを揃えることができるほか、2つまたは3つの操作部を片手で操作することができる。
本発明によれば、タイマ時刻を設定し直すことなく簡単に、負荷を直ぐに所定時間オンにし、その所定時間の経過後に負荷を自動でオフにすることができるとともに、負荷の電源の消し忘れを防止することのできる負荷操作が可能になる。
(実施形態1)
図1は本発明による実施形態1のタイムスイッチの前面図(a)、右側面図(b)および後面図(c)、図2は同タイムスイッチの化粧カバーを外した状態の前面図(a)および断面図(b)、図3は同タイムスイッチの内部構造図(a)および同タイムスイッチ内の端子部近傍の断面図(b)、図4は同タイムスイッチ内の電子回路部の平面図(a)および一の実装基板の右側面図(b)、図5,図6は同タイムスイッチの動作説明図である。
本実施形態1のタイムスイッチは、自動オン,オフの所定のタイマ時刻に合わせて、例えば暖房機器などの負荷を自動でオン,オフにするタイムスイッチであり、図1〜図4に示すように、正面(前面)視方形状の器体1と、正面視方形状の化粧カバー2とを備えているとともに、複数の端子部3,3,3,3(図3(a)では切り欠けにより2つのみ図示)と、電子回路部4とを器体1内に備えている。
器体1は、いわゆる2連用の取付枠8に取り付けられて壁に埋設されるものであり、図3(a)に示すように、前面に横長矩形状の開口10aを有する箱状のボディ10と、この開口10aを閉塞する箱状のカバー11とにより構成されている。
ボディ10は、開口縁部10bの各隅に、ねじS1(図1参照)の足部挿通用のねじ挿通孔10cを有している一方、内部底面側の四隅のうち下方左右の各隅に、端子部3,3を電気的に絶縁した状態で収納するための収納凹所10dを有している。そして、各収納凹所10dの底部には、図1(c)に示すように、電線挿入孔10e,10eが、端子部3,3の後方にそれぞれ穿設されているとともに、マイナスドライバなどの先端を挿入するための解除孔10fが、電線挿入孔10e,10eの中央下方近傍に穿設されている。
カバー11は、図3(a)に示すように、開口縁部11bの各隅に、ねじS1を螺着するための溝穴(またはナット付きの溝穴)11cを有している。これにより、ボディ10の開口縁部10bとカバー11の開口縁部11bとを合わせて、カバー11によりボディ10の開口10aを閉塞した状態で、ボディ10の各ねじ挿通孔10cに各ねじS1の足部を挿通し、各ねじS1にてボディ10およびカバー11をねじ止めすることで、器体1が構成される。
また、カバー11は、取付枠8に着脱自在に取り付けられ、器体1が壁に埋設されるようになっている。すなわち、図2および図3(a)に示すように、カバー11の左側壁部111外面の上部および下部には、それぞれ、取付枠8の左側部81における上部の取付孔81a,81aおよび下部の取付孔81c、81cに係止する係止爪111a,111aおよび係止爪111c,111cが突設されている。同様に、カバー11の右側壁部112外面の上部および下部には、それぞれ、取付枠8の右側部82における上部の取付孔82a,82aおよび下部の取付孔82c、82cに係止する係止爪112a,112aおよび係止爪112c,112cが突設されている。なお、カバー11の前面部110の構造については、以下の化粧カバー2の後で説明する。
化粧カバー2は、図1(a)に示すように、器体1のカバー11の前面側に取り付けられるものであり、液晶表示窓2aと、点灯表示窓2bと、入/切用の操作部2cと、切タイマ用の操作部2dと、自動動作選定用の操作部2eと、時/分・時刻設定用の操作部2fと、セット・確認用の操作部2gと、戻し(図では「戻る」)・取り消し用の操作部2hとを有している。
より具体的には、化粧カバー2は、液晶表示窓2a、点灯表示窓2bおよび複数の操作部2c〜2hに対応する位置に、それぞれの大きさに応じた複数の孔(図示せず)を有する化粧カバー本体20と、この前面の外周縁部20a内に貼着される弾力性のシート(銘板)21とにより構成されている。
化粧カバー本体20は、後面の四隅に、それぞれ、図2(a),図3(a)に示すように、器体1のカバー11における前面部110の四隅側に形成された係止孔8a,8a,8a,8aに係止する係止片(図示せず)を有し、器体1のカバー11の前面部110に着脱自在に取り付けられる構造になっている。なお、従来と同様に、器体1のカバー11の前面側の取付枠8に着脱自在に取り付けられる構造(図9(b)参照)でもよい。
図1(a)に戻って、シート21は、液晶表示窓2aおよび点灯表示窓2bを除く部分が不透明であり、液晶表示窓2aは透明、点灯表示窓2bは透明(または透光性)になっている。
ここで、上記カバー11の前面部110には、図2(a)に示すように、窓孔110aおよび窓孔110bが、それぞれ化粧カバー2の液晶表示窓2aおよび点灯表示窓2bの後方に穿設されているとともに、スリット(スプーン状の線状の間隙)により三方が囲繞されて前後方向に撓む複数の撓み部110c〜110hが、それぞれ化粧カバー2の複数の操作部2c〜2hの後方に形成されている。
また、化粧カバー2およびカバー11には、図1(a),図2(a)に示すように、それぞれ、液晶表示窓2aおよび窓孔110aが、第2象限の領域に配置され、切タイマ用の操作部2dおよび撓み部110dが、第4象限の領域に配置されている。また、点灯表示窓2bおよび入/切用の操作部2cと窓孔110bおよび撓み部110cとが、第3象限の領域に配置されている。さらに、操作部2e〜2hおよび撓み部110e〜110hが、第1象限の領域に配置されている。
端子部3は、図3(b)に示すように、ボディ10の収納凹所10dに収納され、電子回路部4と電気的に接続される端子板30と、ボディ10の電線挿入孔10eに挿入された電線の導体線を端子板30に圧接した状態でその導体線と鎖錠(係止)する鎖錠ばね31と、ボディ10の解除孔10fに挿入された上記マイナスドライバなどの先端で押されることにより、上記導体線に鎖錠している鎖錠ばね31の部分をその導体線から機械的に切り離す解除釦32とにより構成されている。
ここで、ボディ10の両収納凹所10d,10dのうち、一方(例えば左方)の収納凹所10dの電線挿入孔10e,10eに交流電源からの一対の電線をそれぞれ挿入することにより、それら一対の電線の導体線が一方の収納凹所10dに収納された端子部3,3に電気的に接続され、これら端子部3,3が交流電源と電気的に接続されることになる。また、他方の収納凹所10dの電線挿入孔10e,10eに負荷からの一対の電線をそれぞれ挿入することにより、それら一対の電線の導体線が他方の収納凹所10dに収納された端子部3,3に電気的に接続され、これら端子部3,3が負荷と電気的に接続されることになる。
電子回路部4は、複数の端子部3,3,3,3と電気的に接続され、上記負荷と交流電源とを電気的に接続ないし切り離すことにより負荷をオン,オフにするものであり、図3(b),図4に示すように、各端子部3の端子板30と半田にて接続される実装基板40と、フラットケーブル41と、これを介して基板40と電気的に接続される実装基板42とにより構成されている。
実装基板40は、各端子部3と接続される各パターンのうち、両収納凹所10d,10d内の外側の端子部3,3と接続される両パターンを電気的に接続する電線40aと、内側の端子部3,3と接続される両パターン間に接続されるスイッチ素子としてのリレー40bとを実装しているほか、各種回路部を構成する各種部品を実装している。例えば、一方の収納凹所10d内の端子部3,3と接続される両パターンと接続され、交流電源からの交流電力を直流電力に整流および平滑などして実装基板40,42内の各部に供給する電源回路部などが搭載される。この実装基板40は、電線40aおよびリレー40bの側をボディ10内に収納してパターン面を前方に向けた状態で、ねじS2にてボディ10にねじ止めされる。
実装基板42は、図2,図4に示すように、器体1のカバー11の窓孔110a、窓孔110bおよび複数の撓み部110c〜110hの後方に、それぞれ配置される液晶パネル42a、LED42b,42bおよび複数のタクトスイッチ42c〜42hを前面に搭載している。また、実装基板42は、図3に示すように、後面のパターン面に実装されたマイコン42iなどにより構成される制御回路部などを搭載し、パターン面を後方に向けた状態で、ねじS3にてカバー11にねじ止めされる。
上記制御回路部は、計時機能などを有し、本タイムスイッチ全般の制御などの処理を実行するものである。例えば、操作部2d〜2hなどに対する設定操作によるタクトスイッチ42d〜42hなどのオンに応じて、設定内容を液晶パネル42aに表示し、設定された各種時刻情報などを例えばマイコン42i内のメモリに記憶する処理が実行される。これにより、例えば計時機能に対して現在時刻が設定される。また、タイマ1(図1(a)では「自動1」)用の自動オン,オフの所定のタイマ時刻およびタイマ2(同図では「自動2」)用の自動オン,オフの所定のタイマ時刻も、設定によりそれら所定のタイマ時刻情報がメモリに記憶される。なお、切タイマ用の操作部2dは、所定の切タイマ時間設定用スイッチとしても機能する(後述の実施形態4参照)。
また、制御回路部は、入/切用の操作部2cに対する入操作に応じて、タクトスイッチ42cがオンになると、リレー40bをオンにすることにより負荷をオンにし、入/切用の操作部2cに対する切操作に応じて、タクトスイッチ42cがオンになると、リレー40bをオフにすることにより負荷をオフにする制御を実行する。それら入操作および切操作は、タクトスイッチ42cがオンになる毎に周期的に切り替えられる。
また、制御回路部は、自動動作選定用の操作部2eに対する操作に応じて、タクトスイッチ42eがオンになる毎に、図5に示すように、動作モードを、タイマ1,タイマ2両動作モード、タイマ1動作モード、タイマ2動作モード、両動作停止モードに周期的に切り替えて設定するとともに、いずれのモードに設定されたかを示す設定内容を液晶パネル42aに表示する処理を実行する。そして、動作モードが、タイマ1,タイマ2両動作モードに設定された場合には、タイマ1用の自動オン,オフの所定のタイマ時刻およびタイマ2用の自動オン,オフの所定のタイマ時刻に合わせて、リレー40bをオン,オフにすることにより、負荷を自動でオン,オフにする制御が実行される。タイマ1動作モードに設定された場合には、タイマ1用のタイマ時刻に合わせて、リレー40bをオン,オフにすることにより、負荷を自動でオン,オフにする制御が実行される。タイマ2動作モードに設定された場合には、タイマ2用のタイマ時刻に合わせて、リレー40bをオン,オフにすることにより、負荷を自動でオン,オフにする制御が実行される。一方、動作モードが、両動作停止モードに設定された場合には、負荷を自動でオン,オフにする制御が停止される。
また、制御回路部は、タイマ時刻に合わせてリレー40bをオン,オフにする動作並びに入操作または切操作に応じてリレー40bをオンまたはオフにする動作よりも優先させて、図6に示すように負荷制御を実行する。すなわち、切タイマ用の操作部2dに対する切タイマ操作に応じて、タクトスイッチ42dがオンになると、切タイマ操作時点から切タイマ時間(例えば予め設定された60分)の間およびこの切タイマ時間の経過後にそれぞれリレー40bをオンおよびオフにすることにより、切タイマ時間の間およびこの切タイマ時間の経過後に負荷をそれぞれオンおよびオフにする制御が実行される。
そして、優先の具体的な仕方については、切タイマ操作の際の動作モードが、入/切用の操作部2cに対する入操作または切操作に応じた動作モードであれば、この現在の動作モードよりも切タイマ操作に応じた動作モードの方が優先される。これにより、切タイマ操作によるリレー40bのオフの後(図6(a)参照)、入操作がされると、その入操作による動作モードに移行する。また、切タイマ操作の際の動作モードが、タイマ1動作モード(タイマ1,タイマ2両動作モードのタイマ1動作モードを含む)またはタイマ2動作モード(タイマ1,タイマ2両動作モードのタイマ2動作モードを含む)であれば、その現在の動作モードよりも切タイマ操作に応じた動作モードの方が優先される。これにより、切タイマ操作によるリレー40bのオフの後(図6(b),(c)参照)、計時機能による現在時刻が、タイマ1動作モードまたはタイマ2動作モードの新たなタイマ時刻になると、そのタイマ時刻による動作モードに移行する。
さらに、制御回路部は、現在のリレー40bのオン,オフ状態、すなわち負荷のオン,オフ状態を、LED42b,42bの例えば点灯、消灯、点滅または色分け表示などにより、点灯表示する制御を実行する。
次に、本タイムスイッチの組立手順の一例について説明する。先ず、ボディ10の各収納凹所10d内に各端子部3を収納するとともに、実装基板40の電線40aおよびリレー40bの側をボディ10内に収納し、そのパターン面を前方に向けた状態にして、ねじS2にて実装基板40をボディ10にねじ止めする。このとき、各端子板30は、予め実装基板40に半田付けしておいてもよく、あるいは実装基板40をボディ10に収納した後に半田付けをするようにしてもよい。
続いて、実装基板42をカバー11後方に収納し、そのパターン面を後方に向けた状態にして、ねじS3にて実装基板42をカバー11にねじ止めする。この後、ボディ10の開口縁部10bとカバー11の開口縁部11bとを合わせて、カバー11によりボディ10の開口10aを閉塞した状態にし、ボディ10の各ねじ挿通孔10cに各ねじS1の足部を挿通し、各ねじS1にてボディ10およびカバー11をねじ止めする。
続いて、化粧カバー2の化粧カバー本体20の各係止片を、器体1のカバー11における前面部110の各係止孔8aに係止して、化粧カバー2を器体1のカバー11に着脱自在に取り付ける。これにより、本タイムスイッチの組立が完了する。
次に、本タイムスイッチの動作例について説明する。先ず、入/切用の操作部2cに対する操作に応じた本タイムスイッチの動作について説明する。例えば、負荷のオフ時に、入/切用の操作部2cで入操作をし、タクトスイッチ42cがオンになると、リレー40bがオンになって負荷がオンになるとともに、LED42b,42bにより負荷のオン状態が点灯表示される。この後、入/切用の操作部2cで切操作をし、タクトスイッチ42cがオンになると、リレー40bがオフになって負荷がオフになるとともに、LED42b,42bにより負荷のオフ状態が点灯表示される。これ以降、操作部2cを押操作する毎に、同様の動作が周期的に繰り返される。
次に、操作部2eに対する自動動作選定操作に応じた本タイムスイッチの動作について説明する。自動動作選定用の操作部2eで操作をし、タクトスイッチ42eがオンになると、動作モードが、タイマ1,タイマ2両動作モード、タイマ1動作モード、タイマ2動作モードまたは両動作停止モードに設定されるとともに、自動の動作モードの設定内容が液晶パネル42aに表示される(図1(a)参照)。そして、動作モードが、タイマ1,タイマ2両動作モード、タイマ1動作モードまたはタイマ2動作モードに設定された場合には、タイマ1用の自動オン,オフの所定のタイマ時刻およびタイマ2用の自動オン,オフの所定のタイマ時刻のうち少なくとも一方の所定のタイマ時刻に合わせて、リレー40bがオン,オフになって、負荷が自動でオン,オフになる。一方、動作モードが、両動作停止モードに設定された場合には、負荷を自動でオン,オフにする制御が停止される。
次に、切タイマ用の操作部2dに対する操作に応じた本タイムスイッチの動作について説明する。図6(a)に示すように、負荷がオフになっている場合に切タイマ操作をし、タクトスイッチ42dがオンになると、切タイマ操作時点から切タイマ時間の間、負荷がオンになり、切タイマ時間の経過後に負荷がオフになる。
図6(b)に示すように、負荷が、自動でオンになっており、引き続き切タイマ操作による切タイマ時間よりも長い時間(同図では2時間)オンになる場合に、切タイマ操作をし、タクトスイッチ42dがオンになると、切タイマ操作時点から切タイマ時間の間、負荷が引き続きオンになり、切タイマ時間の経過後に負荷がオフになる。これにより、自動オン時間を切タイマ操作による切タイマ時間に短縮することができる。
図6(c)に示すように、負荷が、自動でオンになっており、引き続き切タイマ操作による切タイマ時間よりも短い時間(同図では30分)オンになる場合に、切タイマ操作をし、タクトスイッチ42dがオンになると、切タイマ操作時点から切タイマ時間の間、負荷が引き続きオンになり、切タイマ時間の経過後に負荷がオフになる。これにより、自動オン時間を切タイマ操作による切タイマ時間に延長することができる。
以上、本実施形態1によれば、タイマ1,2のタイマ時刻に合わせたタイムスイッチのオン,オフ動作、並びに入操作または切操作に応じたタイムスイッチのオンまたはオフ動作に関係なく、切タイマ操作をすれば、切タイマ時間の間は負荷がオンになり、その切タイマ時間の経過後は負荷がオフになるので、タイマ1,2のタイマ時刻を設定し直すことなく簡単に、負荷を直ぐに所定時間オンにし、その所定時間の経過後に負荷を自動でオフにすることができるとともに、負荷の電源の消し忘れを防止することのできる負荷操作が可能になる。
また、液晶パネル42aおよび複数の操作用スイッチとしてのタクトスイッチ42c〜42hが、一の実装基板42の前面に搭載されるので、従来のように操作用スイッチを搭載する実装基板と液晶パネルとが分離される構成に比べて、実装基板42への液晶パネル42aおよび複数の操作用スイッチの配置の自由度を向上させることができる。これにより、従来のタイムスイッチでは、液晶パネルとは分離されていた実装基板の操作用スイッチを、液晶パネルの左右いずれの側にも配置することができなかったのに対し、本実施形態1によれば、いずれの操作用スイッチも自由に配置することができるので、複数の操作用スイッチを、利用者にとって操作のし易いように配置することが可能となる。
また、負荷を直接制御するための入/切用の操作部2cと切タイマ用の操作部2dとが左右方向に並べて配置されるとともに、設定機能をも兼ねる切タイマ用の操作部2dが、少なくとも設定用の残りの操作部2e〜2hと上下方向に並べて配置されるので、各操作部を機能別に配置することができ、操作をし易くすることができるとともに、操作頻度の高い入/切用の操作部2cおよび切タイマ用の操作部2dに対する操作をし易くすることができる。
さらに、図2(a),図3(a)に示すように、液晶パネル42aおよび各操作部に対応する領域外の領域A,Bに、リレー40bおよびツェナーダイオード42jなどの発熱体を配置していることにより、液晶パネル42aおよび各操作部に発熱体の熱を伝わり難くすることができる。これにより、液晶表示の安定化が可能になるとともに、熱により操作感が悪くなることを防止することができる。
(実施形態2)
図7は本発明による実施形態2のタイムスイッチにおける入/切用の操作部の具体構造説明図(a)および切タイマ用の操作部の具体構造説明図(b)である。
本実施形態2のタイムスイッチは、実施形態1のタイムスイッチにおいて、図7に示すように、器体1のカバー11の各撓み部が、当該撓み部を囲繞するスリットSLにより両側が挟まれる撓み基部Cと、この先端に延設されそのスリットSLにより三方が囲繞される撓み先端部Dとにより形成され、各撓み先端部Dが、この撓み基部Cの一部とともに化粧カバー本体20の対応する孔内に入るように寸法設定されていることを特徴とする。
すなわち、図7(a)に示すように、入/切用の操作部2c後方の撓み部110cは、撓み先端部Dが、この撓み基部Cの一部とともに化粧カバー本体20の対応する孔20c内に入るように寸法設定されている。
また、図7(b)に示すように、切タイマ用の操作部2d後方の撓み部110dは、撓み先端部Dが、この撓み基部Cの一部とともに化粧カバー本体20の対応する孔20d内に入るように寸法設定されている。これと同様に、操作部2e〜2h後方の各撓み部も寸法設定される。
以上、本実施形態2によれば、各撓み先端部Dが、この撓み基部Cの一部とともに化粧カバー本体20の対応する孔内に入ることにより、ほぼ撓み先端部のみがその孔内に入る場合に比べて、撓み先端部Dおよび撓み基部Cの全長を長くすることなく撓み基部Cを長くすることができるので、撓み先端部Dを撓み易くすることができる。これにより、化粧カバー2の操作部の端が押されたとしても、撓み先端部Dを介してその後方のタクトスイッチを操作することができるので、各操作部の端押しに対応させてタイムスイッチを動作させることが可能になる。
(実施形態3)
図8は本発明による実施形態3のタイムスイッチにおける入/切用の操作部の具体構造説明図(a)および切タイマ用の操作部の具体構造説明図(b)である。
本実施形態3のタイムスイッチは、実施形態2のタイムスイッチにおいて、図8に示すように、入/切用の操作部2c(図1(a)参照)、および化粧カバー本体20の各孔のうち入/切用の操作部2cに対応する孔20cが、各操作部を押す人の指先部分よりも大きな寸法に設定されている一方、操作部2c以外の各操作部(図1(a)参照)、およびこれらに対応する各孔が、各操作部を押す人の指先部分程度の寸法に設定されていることを特徴とする。
すなわち、図8(a)に示すように、入/切用の操作部2cおよびこれに対応する化粧カバー本体20の孔20cは、各操作部を押す人の指先部分の2倍程度の寸法に設定されている。具体的には、孔20cは、24.5(W)×19.4(H)[mm]程度の寸法に設定され、操作部2c後方の撓み部110cの撓み先端部Dは、その半分ないし6割程度、例えば14.0(W)×12.0(H)[mm]の寸法に設定される。
一方、図8(b)に示すように、切タイマ用の操作部2dおよびこれに対応する化粧カバー本体20の孔20dは、各操作部を押す人の指先部分程度の寸法に設定されている。具体的には、孔20dは、φ14[mm]程度の寸法に設定され、操作部2d後方の撓み部110dの撓み先端部Dは、その半分ないし6割程度、例えばφ6[mm]の寸法に設定される。これと同様に、操作部2e〜2hおよびこれらに対応する化粧カバー本体20の各孔も寸法設定される。
以上、本実施形態3によれば、各操作部の端押しに対応させてタイムスイッチを動作させることが可能になるほか、入/切用の操作部2cが人の指先部分よりも大きいので、操作頻度の高い入/切用の操作部2cを操作し易くすることができる。
(実施形態4)
本発明による実施形態4のタイムスイッチは、実施形態1〜3のいずれかのタイムスイッチにおいて、第1,第4象限の領域内の、1つの操作部または隣接ないし連続して並設される3つの操作部が、それぞれ少なくとも所定時間(例えば3秒)の操作(長押し)によりまたは少なくとも所定時間の同時操作により所定スイッチとして機能することを特徴とする。
具体的には、切タイマ用の操作部2dは、長押しによりタクトスイッチ42dが少なくとも所定時間オンになると、1分〜99分の範囲内で、1分間隔で設定可能な上述の切タイマ時間の設定モードに移行する。例えば、切タイマ時間を60分に設定する場合には、操作部2dで切タイマ時間を60分に合わせてセット・確認用の操作部2gで確定する。これにより、切タイマ時間が60分に設定されるとともに、液晶パネル42aに現在時刻が表示される。この後、切タイマ用の操作部2dを操作すれば、切タイマ動作モードに移行する(実施形態1参照)。
自動動作選定用の操作部2eは、長押しによりタクトスイッチ42eが少なくとも所定時間オンになると、上述のタイマ1用の自動オン,オフの所定のタイマ時刻およびタイマ2用の自動オン,オフの所定のタイマ時刻の設定モードに移行する。そして、例えば、タイマ1の入時刻および切時刻をそれぞれ6:00および9:30に設定し、タイマ2の入時刻および切時刻をそれぞれ18:30および22:00に設定する場合には、先ず、時/分・時刻設定用の操作部2fで「時」を「6」に合わせてセット・確認用の操作部2gで確定する。続いて、操作部2fで「分」を「00」に合わせてセット・確認用の操作部2gで確定する。これにより、タイマ1の入時刻が設定される。以下同様の操作により、タイマ1の切時刻、タイマ2の入時刻およびタイマ2の切時刻が設定される。そして、タイマ2の切時刻が設定されれば、自動的に自動動作モードに移行するとともに、液晶パネル42aに現在時刻が表示される。
操作部2d,2e,2hは、長押しによりタクトスイッチ42d,42e,42hが少なくとも所定時間オンになると、リセットスイッチとして機能することにより、電子回路部4の制御回路部が初期化される。
このほか、操作部2d,2e,2fは、長押しによりタクトスイッチ42d,42e,42fが少なくとも所定時間オンになると、他の設定モード用スイッチとして機能する。
以上、本実施形態5によれば、第1象限および第4象限の領域内の1つの操作部または隣接ないし連続して並設される3つの操作部が、それぞれ少なくとも所定時間の操作によりまたは少なくとも所定時間の同時操作により所定スイッチとして機能するので、従来の切替設定スイッチ(図10の400b)を設ける必要がなくなり、一の実装基板42の前面に搭載される各スイッチの高さを揃えることができるほか、3つの操作部を片手で操作することができる。
なお、実施形態5では、第1象限および第4象限の領域内の隣接ないし連続して並設される3つの操作部が、少なくとも所定時間の同時操作により所定スイッチとして機能する構成になっているが、第1象限および第4象限の領域内の隣接ないし連続して並設される2つの操作部が、少なくとも所定時間の同時操作により所定スイッチとして機能する構成にしてもよい。
本発明による実施形態1のタイムスイッチの前面図(a)、右側面図(b)および後面図(c)である。 同タイムスイッチの化粧カバーを外した状態の前面図(a)および断面図(b)である。 同タイムスイッチの内部構造図(a)および同タイムスイッチ内の端子部近傍の断面図(b)である。 同タイムスイッチ内の電子回路部の平面図(a)および一の実装基板の右側面図(b)である。 同タイムスイッチの自動動作説明図である。 同タイムスイッチにおける切タイマ用の操作部を操作したときの単独動作(a)、短縮動作(b)および延長動作(c)の説明図である。 本発明による実施形態2のタイムスイッチにおける入/切用の操作部の具体構造説明図(a)および切タイマ用の操作部の具体構造説明図(b)である。 本発明による実施形態3のタイムスイッチにおける入/切用の操作部の具体構造説明図(a)および切タイマ用の操作部の具体構造説明図(b)である。 従来のタイムスイッチの前面図(a)および断面図(b)である。 同タイムスイッチの電子回路部の前面図(a)および右側面図(b)である。
符号の説明
1 器体
10 ボディ;10a 開口;10b 開口縁部;10c ねじ挿通孔;10d 収納凹所;10e 電線挿入孔;10f 解除孔
11 カバー;11b 開口縁部;11c 溝穴;
110 前面部;110a,110b 窓孔;110c〜110h 撓み部
111 左側壁部
112 右側壁部
2 化粧カバー;2a 液晶表示窓;2b 点灯表示窓;2c〜2h 操作部
20 化粧カバー本体;20a 外周縁部;20c,20d 孔
21 シート
3 端子部;30 端子板;31 鎖錠ばね;32 解除釦
4 電子回路部
40 実装基板;40a 電線;40b リレー
41 フラットケーブル
42 実装基板;42a 液晶パネル;42b,42b LED;42c〜42h タクトスイッチ;42i マイコン;42j ツェナーダイオード
8 取付枠;81 左側部;82 右側部

Claims (6)

  1. 負荷および交流電源に接続される複数の端子部と、これら複数の端子部と電気的に接続されて前記負荷と前記交流電源との間に介設されるスイッチ素子を含み、自動オン,オフの所定のタイマ時刻に合わせて、前記スイッチ素子をオン,オフにすることにより、前記負荷を自動でオン,オフにする電子回路部とにより構成され、取付枠に取り付けられて壁に埋設されるタイムスイッチであって、
    前記負荷をオンにする入操作または前記負荷をオフにする切操作をするための入/切操作部と、操作時点から所定の切タイマ時間後に前記負荷をオフにする切タイマ操作をするための切タイマ操作部とを備え、
    前記電子回路部は、前記入/切操作部に対する入操作または切操作に応じて、前記スイッチ素子をオンまたはオフにすることにより、前記負荷をオンまたはオフにするほか、前記タイマ時刻に合わせて前記スイッチ素子をオン,オフにする動作並びに前記入操作または前記切操作に応じて前記スイッチ素子をオンまたはオフにする動作よりも優先させて、前記切タイマ操作部に対する切タイマ操作に応じて、この切タイマ操作時点から前記切タイマ時間の間およびこの切タイマ時間の経過後にそれぞれ前記スイッチ素子をオンおよびオフにすることにより、前記切タイマ時間の間およびこの切タイマ時間の経過後に前記負荷をそれぞれオンおよびオフにする
    ことを特徴とするタイムスイッチ。
  2. 前面に開口を有する形状のボディおよびこの開口を閉塞するカバーにより構成されて、前記複数の端子部および前記電子回路部を内部に収納し、前記取付枠に取り付けられて壁に埋設される器体と、
    液晶表示窓、並びに前記入/切操作部および前記切タイマ操作部を含む複数の操作部を有し、前記器体のカバーの前面側に取り付けられる化粧カバーとを備え、
    前記器体のカバーは、前記化粧カバーの液晶表示窓の後方に窓孔を有するとともに、前記化粧カバーの複数の操作部の後方に、スリットにより三方が囲繞されて前後方向に撓む複数の撓み部をそれぞれ有し、
    前記電子回路部は、前記器体のカバーの窓孔および複数の撓み部の後方にそれぞれ配置される液晶パネルおよび複数の操作用スイッチを前面に搭載する一の実装基板を含むことを特徴とする請求項1記載のタイムスイッチ。
  3. 前記化粧カバーは、前記液晶表示窓および前記複数の操作部に対応する位置にそれぞれの大きさに応じた複数の孔を有する化粧カバー本体と、この前面に貼着されるシートとにより構成され、
    前記器体のカバーの各撓み部は、当該撓み部を囲繞するスリットにより両側が挟まれる撓み基部と、この先端に延設されそのスリットにより三方が囲繞される撓み先端部とにより形成され、
    前記各撓み先端部は、この撓み基部の一部とともに前記化粧カバー本体の対応する孔内に入るように寸法設定されていることを特徴とする請求項1または2記載のタイムスイッチ。
  4. 前記入/切操作部、および前記化粧カバー本体の各孔のうちその入/切操作部に対応する孔は、前記各操作部を押す人の指先部分よりも大きな寸法に設定されていることを特徴とする請求項3記載のタイムスイッチ。
  5. 前記化粧カバーおよび前記器体は正面視方形状に形成され、
    前記化粧カバーおよび前記器体のカバーには、それぞれ、前記液晶表示窓および前記窓孔が、一の象限領域に配置され、前記切タイマ操作部およびこれに対応する撓み部が、前記一の象限領域の対角位置に有る他の象限領域に配置され、前記入/切操作部およびこれに対応する撓み部が、前記一の象限領域と隣り合う両象限領域の一方の象限領域に配置され、少なくとも設定用の操作部を含む残りの操作部およびこれに対応する撓み部が、前記両象限領域の他方の象限領域に配置されていることを特徴とする請求項2から4のいずれかに記載のタイムスイッチ。
  6. 前記一の象限領域の対角位置に有る他の象限領域および前記両象限領域の他方の象限領域内の1つの操作部または隣接ないし連続して並設される2つもしくは3つの操作部は、それぞれ少なくとも所定時間の操作によりまたは少なくとも所定時間の同時操作により所定スイッチとして機能することを特徴とする請求項5記載のタイムスイッチ。
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