JPS62192847A - 電子機器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 未発明は電子機器に係り、さらに詳しくは多数のキーボ
タンを有するキーボードを備えた電子機器に関するもの
である。

［従来の技術］ 例えば、電子式卓上計算機（以下、電卓と略称する）等
は、多数のキーボタンから成るキーボードを備えている
。

このような電子機器においては、機器のケースあるいは
フレームにキーボタンを多数個抑圧可能に支持し、これ
らキーボタンを抑圧、変位させてキーボタンの下方に位
置する導電ゴム等から成る可動接点を移動させ、プリン
ト基板に接触させ、キー人力を行う構造を採用している
。

［発明が解決しようとする問題点コ しかし、上述したような構造を採用すると、別々に成形
され、それぞれ異なったキーシンボルが付された多数の
キーボタンを、フレームやケース等の所定のキ一孔に正
しく挿入する面倒な作業が必要となり、また、作業中に
フレーム等をひっくり返すとキーボタンが飛散し、他の
キーボタンとまざったりし、思わぬ事故が発生してしま
う。

一方、キーボタンはキ一孔に対して上下に摺動するため
、キ一孔とのクリアランスを精度よく管理する必要があ
り、多数のキーボタン材の成形や、金型の加工が極めて
面倒なものとなる。

また、キーボタンとは別体の導電ゴム等から成る可動接
点を操作するため、可動接点と回路基板上の固定接点と
の間隔が一定せず、キー人力時の操作ストロークが一定
しないという問題もあった。

［問題点を解決するための手段］ 本発明においては上述した問題点を解決するために、多
数のキーから成るキーボードを有する電子機器において
、電子機器のフレームと一体にインナーキーを形成し、
かつ、インナーキーの下面に導電層を形成した構造を採
用した。

［作　用］ 上述した構造を採用すると、キー人力部が機器のフレー
ムと一体成形されているため、従来のようにキーボタン
の組込み等の作業を行わなくてすみ、フレームを機器に
組込むだけで午−人力部の組立てを行うことができる。

また、可動接点と固定接点との位置を極めて正確に設定
することができて製品の信頼性が向上する。

［実施例］ 以下、図面に示す実施例に基づいて本発明の詳細な説明
する。

第１図以下は、本発明の一実施例を説明するもので、電
子機器の一例として電卓を例にとって示しである。

図に示す電卓は、第１図に示すように、上から順に表装
シート１．フレーム２．プリンｌ−基板４及び補強板７
とから構成されている。

表装シー）１には光透過性の良好なポリエステル、ポリ
カーボネートあるいは塩化ビニール等から形成され、極
めて可撓性に富み、その一部には後述する太陽電池や表
示器等を見ることができる透明窓１ａ、ｌｂが形成され
ている。

これら透明窓１ａ、ｌｂを除いた部分は、特定の色によ
る着色が成されており、更にその一部にはキーシンボル
ＩＣが印刷表示されている。

一方、フレーム２には後述するような構造のインナーキ
ー２ａが、前記キーシンボルＩＣと１対ｌに対応した状
態で形成されており、更に透明窓ｌａ、ｌｂと対応して
開口部２ｂ、２ｃが形成されている。

また、プリント基板４上にはインナーキー２ａと対応し
てキーパターン４ａが形成されており、図示を省略した
回路パターンが形成され、演算手段であるＬＳＩ３等が
固定されている。

符号６で示すものは液晶表示器等の表示器で、ヒートシ
ールコネクタ５を介してプリント基板４に接続されてい
る。

符号９で示すものは太陽電池で、同じくヒートシールコ
ネクタ８を介してプリント基板４に接続されている。

補強板７は、比較的肉厚の金属板等から成り、この上に
上述した各部材が第４図及び第５図に示すように相互に
接着剤１０を介して固定されている。

ところで、フレーム２に形成されたインナーキー２ａは
、第２図に示すような構造を有する。

すなわち、フレーム２にはキーシンボルＩＣと対応して
透孔２Ｃが形成されており、この透孔２Ｃの中央部には
インナーキートップ２ｄが配置されている。

このインナーキートップ２ｄはフレーム２を構成するポ
リカーボネートやスチロール等の材質から一体的に形成
された渦巻状の薄肉の腕２ｅ。

２ｅにより弾性的に支持されている。

上述したような構造のインナーキー２ａは、フレーム２
の成形時に一体成形され、インナーキートップ２ｄの下
面には第６図に示すように導電材２ｆがホットスタンプ
あるいは印刷等の方法により形成されている。

次に、以上のように構成された本実施例の動作について
説明する。

キー人力が行われない状態では、第６図に示すようにイ
ンナーキートップ２ｄは腕２ｅ　、２ｅの弾力により中
立の状態を保持されており、インナーキエトツプ２ｄは
その下面の導電材２ｆがキーパターン４ａから離れた状
態にある。

この状態でキーシンボル１ｃを選んでキー人力を行うと
、第７図に示すように、表装シート１がたわみ、インナ
ーキートップ２ｄが押されるため、腕２ｅ　、２ｅが弾
性変形し、インナキートツプ２ｄは下降する。

従って、導電材２ｆはキーパターン４ａと接触し、キー
人力が成される。

インナーキートンブ２ｄの変位Ｍ−は、腕２ｅの厚み、
長さ、あるい１」幅を調整することにより決定される。

ｋ実施例は、以上のようにイ〉・ナーキーを機器のフレ
ームと一体成形した構造となっているため、従来のよう
に別個のキーボタンを用いずにすみ、組立も不要で、キ
ーボタンの保管や管理等の手間が省ける。

なお、」二連した実施例は電卓に適用したものとして例
示したが、ハンドベルトコンピュータや電子学習機、あ
るいは電子ゲーム等の他の電子機器に適用することがで
きる。

［効　果］ 以−１ｘの説明から明らかなように、本発明によれば、
′電子機器のフレームと−・体にインナーキーを成形し
、かつ、インナーキーの下面に導電層を形成した構造を
採用しているため１部品点数が著しく減少し、組立て作
業も極めて容易となり、部品管理等も不要となり、大幅
なコストダウンを実現することができる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例を説明するもので、第１図は分解
斜視図、第２図はフレームの斜視図、第３図は外観斜視
図、第４図ｔオ第３図のｘ−Ｘ線拡大断面図、第５図は
第３図のＹ−Ｙ線拡大断面図、第６図及び第７図は第３
図のＺ−Ｚ線拡大断面図である。 １・・・表装シート２・・・フレーム ４・・・プリント基板　　７・・・補強板第１図 り１−静置１湧翻刀 ＷＪ３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 多数のキーから成るキーボードを有する電子機器におい
   て、電子機器のフレームと一体にインナーキーを形成し
   、かつ、インナーキーの下面に導電層を形成したことを
   特徴とする電子機器。