JP2005308153A - ネジ脱落防止装置 - Google Patents

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Abstract

【目的】ネジ頭部形状違いに対応可能で、長期に渡るくり返し使用のできるネジ脱落防止装置を提供する。
【構成】ネジキャップ3は合成樹脂材料によって形成され、薄肉筒部3bに複数の係止片部3eが形成され、係止片部3eの外周に係止突部3fが形成され、内周に規制突部3gが形成される。
第2部材2はネジ挿通孔2cの外周側方に、キャップ挿入筒部2dが上方に向けて開口形成されるとともにキャップ挿入筒部2dに係合溝2eが形成される。
第2部材2と第1部材1とをネジ挿通孔2cを介してネジSにて螺着固定し、次いでネジキャップ3の薄肉筒部3bをキャップ挿入筒部2d内に挿入し、係止突部3fを係合溝2e内に係合配置し、ネジ頭部Saに臨んでネジキャップ3の規制突部3gを対向配置する。
【選択図】図1

Description

本発明は第1部材と第2部材とをネジにて螺着する2部材の螺着構造におけるネジ脱落防止装置に関する。
従来のネジ脱落防止装置の第1例としてネジロック剤付きのネジが使用される。
又、第2例として、ネジ頭部の下面と部材との当接面にユルミ止めの舌付きワッシャーを配置することが行なわれる。
更にネジ脱落防止装置の第3例が図8,図9に示される。
図8は縦断面図。
図9は図8の上部平面図、である。
10は第1部材であり、後述する第2部材が当接される上端面10aにはメネジ孔11が開口して形成される。
12は前記第1部材に当接されて螺着される第2部材であり、ネジ取付け面12aから下端面12bに向けてネジ挿通孔13が貫通して穿設される。
又、ネジ挿通孔13の外周側方のネジ取付け面12aにはネジSのネジ頭部Saの直径Dsより大径をなす筒部12cが上方に向けて開口して形成され、更にこの筒部12cの内径部12dには、複数(本例では対向して2ヶ所)の規制突部12eが更に内方に向けて突出して形成される。
そして、前記対向する規制突部12eの対向面間の距離D12は、ネジ頭部Saの直径Dsより小さく形成される。
更に又、ネジ脱落防止装置の第4例が図10,図11に示される。
図10は縦断面図。
図11は図10の上部平面図、である。
第1部材10は図8と同一の部材が用いられる。
第2部材12は、ネジ挿通孔13の外周側方のネジ取付け面12aに、上方に向かって突出する複数の係止片部12e(本例では対向して2ヶ所)が設けられるとともに係止片部12eの上端には内方に向かって突出する規制突部12fが形成される。
そして規制突部12fの対向面間の距離D12はネジ頭部Saの直径Dsより小さく形成される。
かかる従来のネジ脱落防止装置の第1例によると、第1部材と第2部材とがネジによって螺着された状態で、ネジはロック剤(接着剤)によって接着保持される。
一方、第1部材と第2部材との螺着状態を解除する際、ネジをロック剤の接着力に抗して回転させ、ネジを取り外す。
かかるロック剤付きのネジを用いた場合、ネジのくり返し脱着によってロック剤の接着力が低下し、くり返しの使用ができない。
又、ネジを接着剤の接着力に抗して取り外す際、ネジ頭部のビットに過大な力が加わることになるビットを傷つける恐れがある。
又、舌付きワッシャーを用いた従来の第2例によると、ネジのくり返し脱着によってワッシャーの弾性力が低下するもので、くり返し脱着に限度がある。
更に従来の第3例及び第4例によると、第1部材10を第2部材12は以下によって螺着される。
第2部材12の下端面12bを第1部材10の上端面10a上に当接配置し、この状態でネジSを第2部材12の筒部12c内に挿入するとともにネジ挿通孔13を介してネジSのオネジSbを第1部材10のメネジ孔11に向けて螺着する。
以上によると、ネジ頭部Saは原位置状態にある規制突部12eを、側方に拡大して筒部12c内に進入し、次いでネジ頭部Saの下面がネジ取付け面12aに当接して、第2部材12が第1部材10に向けて螺着される。
そして、この螺着状態において、規制突部12eは再び原位置状態に復帰する。
そして、第1部材10と第2部材12との前記螺着状態において、ネジSにユルミが生じ、ネジSが上方に向けて脱出せんとすると、ネジ頭部Saは規制突部12eによってその上方向移動が抑止されるもので、これによってネジSが脱落することがない。
かかる第3例及び第4例によると、第1に第2部材12の材質は弾力性を有する材料、例えば合成樹脂材料に限定されるもので、第2部材として剛性材料を使用できない。
すなわち第2部材12の材質選択の自由度が阻害される。
第2に、同一のオネジ径を有するネジにあっても、ネジ頭部の形状が異なるものに対して使用できない。
例えば、オネジ径6mmのものにおいてネジ頭部形状の相違によりネジ頭部の直径Dsは下表の如く異なる。

Figure 2005308153

そして、ネジ頭部Saに対する規制突部12eの規制代Gは、(Ds−D12)によって決定されるもので、この規制代Gを片側で1.5mmに設定すると、ネジ頭部形状の異なるネジに対して対向面間の距離D12は下表の如く異なってくる。

Figure 2005308153

以上によると、例えば平丸ネジに適する対向面間の距離D12(11mm)を設定すると、
丸ネジ、メクラ孔ネジに対して充分な規制代Gを確保できない。
一方、丸ネジに適する対向面間の距離D12(7.5mm)を設定すると、
平丸ネジに対する規制代Gが過大となり、規制突部12eへの円滑な進入が行なわれにくく、規制突部12eの破損につながる。
本発明になるネジの脱落防止装置は前記不具合に鑑み成されたもので、その目的とするところは、第2部材の材質は選択の自由度が高く、且つネジ頭部形状違いに対して対応が可能で、更に長期間に渡ってくり返し使用の可能な2部材の螺着時におけるネジ脱落防止装置を提供することにある。
本発明になるネジ脱落防止装置は、前記目的達成の為に、上端面に向けてメネジ孔が穿設された第1部材と、
第1部材の上端面上に配置され、前記メネジ孔に臨むネジ挿通孔が穿設された第2部材を、ネジにて第1部材に向けて螺着する2部材の螺着装置において、
合成樹脂材料によって形成されるネジキャップは、
上方の環状鍔部と、
環状鍔部から下方に向かって連設され、下方が開口する薄肉筒部と、
薄肉筒部の下端から上方に向けて切欠き形成される複数の係止片部と、
前記係止片部の外周から外方に向かって突出形成される係止突部と、
係止片部の内周から内方に向かって突出形成される規制突部と、
により形成され、
一方、前記第2部材は、ネジ挿通孔の外周側方に、ネジキャップの薄肉筒部を挿入し得るキャップ挿入筒部が上方に向かって開口して形成されるとともに該キャップ挿入筒部にはネジキャップの係止突部を係合配置しうる係合溝又は係合孔が穿設され、
第2部材を第1部材の上端面上に配置するとともにネジをネジ挿通孔を介してメネジ孔に螺着し、次いでネジキャップの薄肉筒部をキャップ挿入筒部内に挿入配置するとともにネジキャップの係止突部を第2部材の係合溝又は係合孔内に係合配置し、
ネジキャップの規制突部をネジ頭部に向けて対向配置したことを第1の特徴とする。
又、本発明は前記第1の特徴に加え、前記規制突部の内径を、ネジを回転操作するドライバーの外径より大径としたことを第2の特徴とする。
更に本発明は、前記第1の特徴に加え、前記規制突部に形成されるネジ対向面を、下方から上方に向けて縮径される傾斜面としたことを第3の特徴とする。
本発明の第1の特徴によると、第2部材を第1部材に向けてネジによって螺着した状態において、ネジキャップがキャップ挿入筒部内へ挿入配置されるとともに係止片部の係止突部が第2部材のキャップ挿入筒部に設けた係合溝に係合配置され、これによってネジキャップがキャップ挿入筒部内に固定配置される。
そして、かかる状態において、ネジキャップの規制突部はネジ頭部に臨んで配置されるので、仮にネジにユルミが生じたとしてもネジ頭部が規制突部に当接し、ネジが脱落することが抑止される。
ここで、ネジキャップが第2部材に対して分割して形成されたので、第2部材は、いかなる材質であってもよいもので製品として形成される第2部材の材料選択の自由度を大きく向上できる。
又、ネジキャップの規制突部の対向面間にネジを挿通する必要がないのでネジ頭部の形状違いに対する適応性を向上できる。
又、ネジキャップは合成樹脂材料によって形成され、係止突部を含む係止片部が弾性的に変形して係止突部をキャップ挿入筒部の係合溝内に脱着できるので長期間に渡って安定してくり返し使用ができる。
又、本発明の第2の特徴によると、ネジを第2部材のネジ挿入孔内に挿入するとともにネジキャップを第2部材に装着した状態でネジを第1部材に向けて螺着できるので、予めネジを第2部材に配置できネジの組付け性を向上できる。
更に本発明の第3の特徴によると、仮にネジにユルミが生じ、ネジが脱出方向の上方へ移動した際、ネジ頭部は係止突部を外側方に向かうよう押圧するので、かかるネジのユルミ方向の力がネジキャップに作用してもネジキャップが不要に外れることがない。
以下、本発明になるネジ脱落防止装置の一実施例について図により説明する。
第1部材、第2部材について図1により説明する。
1は、第1部材であり、その上端面1aに向けてメネジ孔1bが開口して形成される。
2は前記第1部材の上端面1aにその上端面2aが当接配置される第2部材であり、平坦面をなすネジ取付け面2bには、第1部材1のメネジ孔1bに臨むネジ挿通孔2cが貫通して穿設される。
又、ネジ挿通孔2bの外周側方には上方に向かって開口するキャップ挿入筒部2dが突出して形成されるもので、その内径部2gの直径はネジ頭部Saの直径Dsより大径をなす。
又、キャップ挿入筒部2dには下端面2aから上方に向けてスリット状の係合溝2eが穿設されるもので、その上端に段部2fが形成される。
本実施例で係合溝2eは対向して2ヶ所形成される。
3は合成樹脂材料によって形成されるネジキャップであり、以下よりなる。
図3はネジキャップ3の縦断面図。
図4は図3の上部平面図。
図5は図3の右側面図。である。
3aはその上端に形成された環状鍔部であり、環状鍔部3aより下方に向けて薄肉筒部3bが形成される。
この薄肉筒部3bの外径は第2部材2のキャップ挿入筒部2dの内径部2gに挿入される径に形成される。すなわち同径か少し小径に形成される。
そして、薄肉筒部3bには、下端3cから上方に向けて切欠き溝3dによって切欠き形成された係止片部3eが形成される。この係止片部3eはその上方が固定され、下方が自由端をなす片持ち形状である。
又、前記係止片部3eには係止突部3fと規制突部3gとが形成される。
係止突部3fは係止片部3eの外周3hから外方に向けて突出形成されるもので、本例にあっては半球状をなす。
更に、規制突部3gは係止片部3eの内周3kより内方に向けて突出形成される。
そして、前記係止突部3f、規制突部3gを備える係止片部3eは対向して2ヶ所形成されるもので、対向する規制突部3gの内径Aは、ネジ挿通孔2c内に挿通されるネジSのネジ頭部Saの直径Dsより小径であって、ネジSのビット内に挿入されてネジSを回転させるドライバー(図示せず)の直径より大径をなす。
次に第1部材1と第2部材2との螺着について図1,図2,図6により説明する。
第1に、第1部材1の上端面1a上に第2部材2の下端面2aを当接配置するとともに第2部材2のネジ挿通孔2cを第1部材1のメネジ孔1bに臨んで配置する。
第2にキャップ挿入筒部2d内にネジSを配置するとともにネジ挿通孔2cを介してメネジ孔1b内にネジSを進入配置するとともに螺動し、これによって第2部材2が第1部材1に螺着される。
第3にネジキャップ3の薄肉筒部3bを、第2部材2のキャップ挿入筒部2dの内径部2g内に挿入するもので、薄肉筒部3bの挿入初期において係止突部3fはキャップ挿入筒部2dの内径部2gによって押圧されて内方へ変位し、ネジキャップ3の環状鍔部3aがキャップ挿入筒部2dの上端に当接した状態で、係止突部3fが第2部材2の係合溝2e内に進入して原位置に復帰し、係止突部3fが係合溝2eの段部2fに係合される。
以上によると、ネジキャップ3の下方向移動は環状鍔部3aがキャップ挿入筒部2dの上端に係止されることによって規制され、上方向移動は係止突部3fが係合溝2eの段部2fに係止されることによって規制され、もってネジキャップ3を第2部材2に固定配置される。
そして、かかるネジキャップ3が第2部材2に固定配置された状態で、仮にネジSにユルミが生じ、ネジSが上方向に移動せんとしてもネジSがメネジ孔1bより脱出して外部に向けて脱落することはない。
これはネジSがユルミ、ネジSが上方向へ移動すると、ネジ頭部Saに臨んで対向配置される規制突部3gにネジ頭部Saが当接し、それ以上のネジSの上方移動が抑止されることによる。
一方、ネジSをユルメ、第2部材2を第1部材1より取外す際について説明すると、ドライバー(図示せず)をネジキャップ3の規制突部3gの内径Aを介してネジSのビット孔に嵌合し、この状態でネジSを螺動しメネジ孔1bよりネジSを脱出させ、これによって第2部材2を第1部材1より取外すことができる。
かかる取外し状態において、第2部材2はネジSと同期して上方へ移動可能なもので、第2部材2が第1部材1より取外された状態においても、ネジSを依然としてネジキャップ3にて第2部材2に保持できる。
以上によると、第2部材2がネジSによって第1部材1に螺着されて固定される。又、前記第2部材2と第1部材1とが螺着、固定された状態で、仮にネジSにユルミが生じたとしてもネジSの脱出方向移動はネジキャップ3に抑止されるのでネジSの脱落を防止できる。
又、ネジSをユルメて第2部材2を第1部材1より取外す際において、ネジキャップ3を取外すことなくネジSを回転してその螺着状態を解除でき、第2部材2内にユルメたネジSを保持できる。これはメンテナンス作業時においてネジSが紛失したり、あるいはネジSをその都度第2部材2に配置する必要がなく、メンテナンス作業性を向上できる。
又、第2部材2に対し、あらかじめネジSを挿入配置するとともにキャップ挿入筒部2dにネジキャップ3を挿入配置すると、第2部材2にネジSを脱落することなく小組状態とすることができ、第2部材2の第1部材1に対する組立て効率を向上できる。
又、ネジキャップ3はネジ頭部Saに臨んで対向配置されるもので、ネジキャップ3の規制突部3gを機械的に押圧して径を拡大したりすることがないので、ネジキャップ3を長期に渡って使用できる。
又、ネジキャップ3は、合成樹脂材料によって形成されるものであるが、第2部材2の材質に何等の限定を必要としない。
第2部材2は製品の一部を形成するもので、この材質限定が解除されたことは製品設計上極めて有効なものである。
又、ネジキャップ3の規制突部3gの内径Aは、ネジSのビット孔を回転させるドライバーの外径より大径であればよいので、ネジ頭部Saの直径Dsの異なるネジに対する適応性を大きく向上できる。
更に、ネジキャップ3の規制突部3gに形成されるネジ対向面3m(図3において規制突部3gの下側面)の形状を、下方から上方に行くに従いその径が縮径される傾斜面としたことによると、ネジSにユルミが生じ、ネジSが上方向へ移動して傾斜面に衝突すると係止突部3fは外側方に向けて押圧されるので、係止突部3fが係合溝2eより外れ、ネジキャップ3が脱落することが抑止される。
図7に示された実施例は係合溝2eに代えて係合孔2hとしたもので、この係合孔2hにネジキャップ3の係止突部3fが係合配置される。
本発明になるネジ脱落防止装置の一実施例を示す縦断面図。 図1の上部平面図。 図1に用いられるネジキャップの縦断面図。 図3の上部平面図。 図4の右側面図。 図2の右側面図。 第2部材の他の実施例を示す側面図。 従来例図である。 従来例図である。 従来例図である。 従来例図である。
符号の説明
1 第1部材
2 第2部材
2c ネジ挿入孔
2d キャップ挿入筒部
2e 係合溝
2h 係合孔
3 ネジキャップ
3a 環状鍔部
3b 薄肉筒部
3e 係止片部
3f 係止突部
3g 規制突部
3m ネジ対向面

Claims (3)

  1. 上端面に向けてメネジ孔が穿設された第1部材と、
    第1部材の上端面上に配置され、前記メネジ孔に臨むネジ挿通孔が穿設された第2部材を、ネジにて第1部材に向けて螺着する2部材の螺着装置において、
    合成樹脂材料によって形成されるネジキャップ3は、
    上方の環状鍔部3aと、
    環状鍔部3aから下方に向かって連設され、下方が開口する薄肉筒部3bと、
    薄肉筒部3bの下端3cから上方に向けて切欠き形成される複数の係止片部3eと、
    前記係止片部の外周3hから外方に向かって突出形成される係止突部3fと、
    係止片部3eの内周3kから内方に向かって突出形成される規制突部3gと、
    により形成され、
    一方、前記第2部材は、ネジ挿通孔2cの外周側方に、ネジキャップ3の薄肉筒部3bを挿入し得るキャップ挿入筒部2dが上方に向かって開口して形成されるとともに該キャップ挿入筒部にはネジキャップ3の係止突部3fを係合配置しうる係合溝2e又は係合孔2hが穿設され、
    第2部材を第1部材1の上端面1a上に配置するとともにネジSをネジ挿通孔2cを介してメネジ孔1bに螺着し、次いでネジキャップ3の薄肉筒部3bをキャップ挿入筒部2d内に挿入配置するとともにネジキャップ3の係止突部3fを第2部材2の係合溝2e又は係合孔2h内に係合配置し、
    ネジキャップ3の規制突部3gをネジ頭部5aに向けて対向配置したことを特徴とするネジの脱落防止装置。
  2. 前記規制突部の内径Aを、ネジを回転操作するドライバーの外径より大径としたことを特徴とする請求項1記載のネジ脱落防止装置。
  3. 前記規制突部に形成されるネジ対向面3mを、下方から上方に向けて縮径される傾斜面としたことを特徴とする請求項1記載のネジ脱落防止装置。

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