JP2005307855A - エンジン点火装置 - Google Patents

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Abstract


【課題】
エンジンの低回転域で点火動作を阻止することによってケッチンの発生を防止する。
【解決手段】
エンジンで駆動される発電機12から供給される電力でマイコン36が動作してエンジンの点火装置が制御される。リコイルスタータの始動操作によって発電機12で得られた出力電圧がマイコン36の動作電圧に到達するより先にトランジスタ39がオンになってトランジスタ40がオフになるようにして低回転域で点火コイル31への通電を阻止する。発電機12の出力がマイコン36の動作電圧に到達した時点で、マイコン36はエンジン回転数を算出し、このエンジン回転数が禁止判定回転数に到達するまでマイコン36は点火指令の出力を禁止する。そして、エンジン回転数が禁止判定回転数に到達した時点で点火指令の出力禁止を解除する。点火コイル31に印加される電圧が禁止判定電圧に到達するまで点火指令の出力禁止はさらに持続される。
【選択図】図1

Description

本発明は、エンジン点火装置に関し、特に、人力で始動操作されるエンジンにおいて低回転域での点火性能を向上させることができるエンジン点火装置に関する。
リコイルスタータ等を使って人力で始動操作され、機械的に始動される(つまりバッテリを使用しないで始動される)比較的小型のエンジンでは、始動操作によって機械的に回転された発電機の出力電力で点火装置を付勢する。このため、通常は始動性能を高める観点で低い回転数から点火装置が付勢されるように設定されている。
しかし、低い回転数から点火装置が動作できるようにすることによって、始動失敗時の慣性回転終了間際にエンジンの逆回転が発生することがある。この逆回転現象は「ケッチン」と呼ばれる。ケッチン発生時の対策として、点火コイルを巻いた鉄心とロータとのギャップを、逆回転時に点火コイルに発生する電流を低く抑えるように設定している点火装置が提案されている(実公昭63−21739号公報)。
一方、近年は比較的小型のエンジンについてもCPUつまりマイコンが搭載されるようになってきており、このようなエンジンでは、点火装置をCPUで制御して点火動作の開始電圧を所定値以上にして、回転数が所定値以下に低下したときに点火動作を不能にしてケッチンを防止することが考えられる。
実公昭63−21739号公報
リコイルスタータ等を使って人力で始動用電力を発生させる形式のエンジンでは、例えば、特許第2580367号公報に開示されているように、リコイルスタータ操作で得られる電力でまずCPU電源を確保する必要がある。一方で、フライホイルの慣性回転中の限られた着火機会を確実に生かす必要があるので、始動操作による少ない発電電力を効果的に使うことが求められる。
そこで、CPUが搭載されたエンジンで、慣性回転中の着火機会を確実に生かしながら、低回転域での点火動作を禁止することによってケッチンを防止できる点火装置が望まれる。このような要求は、バッテリで始動されるスタータモータを搭載したエンジンであっても、バッテリの過放電時等に始動可能なようにリコイルスタータ等の人力始動操作装置を設ける場合も同様である。
本発明は、上記要望に応えるものであり、その目的は、比較的小型のエンジンにおいてケッチン発生を抑制しつつも始動性を向上させるのに好適なエンジン点火装置を提供することである。
本発明は、主電源としての発電機を駆動するとともに該発電機から供給される電力で動作するマイコンで制御されるエンジン点火装置において、人力操作されて機械的に前記エンジンを回転させる、例えばリコイルスタータ等の始動装置と、前記始動装置によって前記発電機が回転して出力を生じた後、その出力電圧が前記マイコンの動作電圧に到達するより前の時点で点火コイルへの通電を禁止する通電禁止回路と、前記発電機出力が前記マイコンの動作電圧に到達した時点で点火指令の出力を禁止し、その出力禁止を、該マイコンのエンジン回転数計算機能によって算出されたエンジン回転数が禁止判定回転数に到達した時点で解除するまで持続する点火禁止手段とを備えた点に第1の特徴がある。
また、本発明は、前記通電禁止回路が、前記点火禁止手段による点火指令出力禁止解除に連動して前記点火コイルに対する通電禁止を解除するように構成された点に第2の特徴がある。
また、本発明は、前記点火禁止手段が、前記点火コイルの一次コイルに印加される点火一次電圧が前記禁止判定電圧に到達するまで点火指令の出力禁止を持続するように構成された点に第3の特徴がある。
本発明によれば、ケッチンが発生しやすい低回転領域での点火動作を確実に禁止することができる。また、低回転領域での点火コイルへの通電を禁止することで、低回転域での電力エネルギの消耗が抑制されるため、リコイルスタータ等による始動操作で得られた発電機出力を、より着火し易い回転領域で効率的に使用することが可能になる。
特に、リコイルスタータを使用する場合は、手軽に始動操作を行うことができるし、リコイルスタータは、バッテリの過放電時対策としてスタータモータと併設することが簡単である。
また、通電禁止回路で実施された点火コイルに対する通電禁止動作を、点火禁止手段としてのマイコンによる禁止出力で引き継ぐだけなので、回路構成が簡単である。
さらに、点火コイルの一次側電圧が確保できたことを確認した後に点火動作が可能になるので、点火コイルの充放電動作が確実に行われる。
以下、図面を参照して本発明を詳細に説明する。図2は本発明の一実施形態に係る点火装置を含むエンジン発電機のシステム構成を示すブロック図である。同図において、エンジン1は主電源としての発電機の駆動源として使用されるものである。エンジン1にはエンジン温度を検出するための温度センサ2が設けられる。温度センサ2は、例えば、シリンダヘッド2aに設けられる。さらにシリンダヘッド2aには、点火プラグ3、吸気弁4および排気弁5が設けられる。
吸気弁4が設けられた吸気管6には、キャブレータ7が接続される。キャブレータ7は下流側に配置されたスロットルバルブ8と、その上流に配置されたチョークバルブ9とを備える。スロットルバルブ8はステッピングモータ10で駆動されて開閉され、チョークバルブ9はステッピングモータ11で駆動されて開閉される。
エンジン1の出力軸は、固定子巻線が3相で、アウタロータ磁極が30極のアウタロータ型多相(3相)磁石発電機(以下、単に「発電機」という)12に連結される。発電機12はエンジン1で駆動されて交流を発生する。この交流は一旦整流された後、インバータ13で所定周波数(50もしくは60Hzの商用周波数)に制御され商用電源電圧の電力として出力される。
発電機12は、エンジン1の始動用モータ(スタータモータ)を兼用する。発電機12のアウタロータ12aは、エンジン1のクランク軸1aつまり出力軸に結合されるフライホイールと、その内周部分に取り付けられる30個のマグネットとからなる。アウタロータ12aの内側には、3相の発電コイルが巻回されたステータ12bが設けられる。クランク軸1aには手動始動のためのリコイルスタータ(図示せず)が連結される。
発電機12のアウタロータ12aには点火時期算出のための基準位置検出用のリラクタ14が設けられ、アウタロータ12aには、リラクタ14を感知して基準位置である上死点前所定位置の検出信号(基準位置信号)を出力するBTDCセンサつまり点火パルサ15が設けられる。リラクタ14は、基準位置信号が上死点前30°以上で出力されるように点火パルサ15との相対位置関係を決定して設けられる。
点火プラグ3の点火時期およびチョークバルブ9の開度は運転制御部16で制御される。チョーク制御部17は温度センサ2で検出されるエンジン温度およびエンジン回転数に従ってステッピングモータ11を駆動して、温度に対応した適度な空燃比を得られるようにチョークバルブ9を作動させる。エンジン回転数は後述するパルス列信号のパルス周期によって計算することができる。
負荷が変動してもエンジン回転数を所定の基準回転数に維持するよう電子ガバナによってステッピングモータ10が制御されてスロットル開度θTHが決定される。したがって、スロットル開度θTHによってインバータ13の出力側に接続される電気負荷が判断される。また、インバータ13の出力電力は負荷に応じて変化するので、インバータ13の出力電力によっても負荷の大きさを判断することができる。
点火制御部18は、点火パルサ15および発電機12の交流出力波形に基づいて点火時期を最適に制御する。波形整形部19,20は、それぞれ点火パルサ15の出力波形および発電機12の交流出力波形を整形する。点火時期は波形整形部19,20から供給される波形のタイミングによって後述のように制御される。
電源部21は、運転制御部16に必要な電源を形成するものであり、バッテリ25および発電機12の整流後電圧(インバータ13の入力側電圧)を所定電圧の制御電源とするためのレギュレータを含む。運転制御部16には、発電機12の運転状態などを表示する液晶ディスプレイ22を設けることができる。また、発電機12を遠隔制御できるように、リモコン装置23を接続するためのインタフェース24を設けることもできる。チョーク制御部17や点火制御部18はマイコンで構成できる。
次に、点火制御部18を説明する。図3は、点火タイミング検出部の拡大図であり、図4は、点火パルサ15の出力電圧波形を示す図である。点火パルサ15は、アウタロータ12aの外周に設けられたリラクタ14の前端を検出してプラス側のピーク電圧を発生し、リラクタ14の後端を検出してマイナス側のピーク電圧を発生する。この両ピーク電圧間の時間(以下、「リラクタ時間Tp」という)はリラクタ14の回転方向の長さとアウタロータ12aの回転数の関数である。リラクタ14の長さは決定されているので、リラクタ時間Tpはアウタロータ12aの回転数つまり発電機12の回転数を代表する。図4のリラクタ14の前端が点火パルサ15で検出される位置は、上述のように予め上死点前30°以上、例えば上死点前31°に設定される。そして、リラクタ14の後端の検出信号は上死点前20°の位置に対応するようにリラクタ14の長さは決定される。
図5は、点火制御部18を構成するマイコンの要部機能を示すブロック図であり、図6は、点火制御部18による点火制御のタイミングチャートである。両図において、波形整形部20は、ステータ12bの3相出力のうち1相を波形整形してパルス列信号を生成する。このパルス列信号はクランク軸1aの1回転につき10個のパルスを含む。つまり、パルスの1周期がクランク角36°に相当する。
前記パルス列信号はカウンタ26に入力され、カウンタはパルス列信号のパルス数を計数する。波形整形部19は点火パルサ15の出力波形を整形して基準位置信号としてカウンタ26に入力する。基準位置信号はクランク軸1aの1回転につき1回出力され、この基準位置信号の立ち下がり(タイミングt1)でカウンタ26によるパルスの計数値は「0」にリセットされる。したがって、カウンタ26の計数値は上死点前の所定クランク角を基準位置とした36°毎のクランク角を表す。
カウンタ26は、予定のパルス数を計数したところで所定の処理を実行させる。この例では、カウンタ26は、第1のパルス数として7パルスを計数したとき(そのパルスの立ち下がりつまりタイミングt2)に点火時期計算部27を付勢し、点火時期つまり点火プラグ3で点火すべきクランク角を計算する。この点火時期つまりクランク角は、角度・時間変換部28で時間に換算され、その時間は通電開始タイマ29にセットされる。
そして、カウンタ26は、第2のパルス数として8パルスを計数したとき(そのパルスの立ち下がりつまりタイミングt3)に通電開始タイマ29を始動する。通電開始タイマ29には、点火コイル31に対する通電を開始する時期が設定される。通電開始時期は、点火時期から必要な通電時間を差し引いて計算される。
通電開始タイマ29がタイムアップしたとき(タイミングt4)に点火コイル31に通電が開始され、通電タイマ30が始動される。そして、通電タイマ30がタイムアップしたとき(タイミングt5)に通電が終了され、点火プラグ3で点火される。
通電の終了時期は次のように修正できる。通電時間内に検出される点火パルサ15の出力の立ち上がりで、より正確に点火時期を再計算し、この時間に対応した時間を計数する点火タイマ(図示せず)を始動させ、この点火タイマのタイムアップ時に通電を終了して点火プラグに点火する。再計算では、点火パルサ15の出力立ち上がり時点のエンジン回転数によりエンジン回転数が予定回転数より高い時は通電時間を短くし、エンジン回転数が低い時には通電時間を長くして点火時期が適正になるように補正する。
前記点火時期計算部27は、エンジン回転数NEおよびインバータの出力電圧つまり負荷(VA)に応じて点火時期を決定するように構成される。
発電機12の負荷はスロットルバルブの開度を決定するためステッピングモータ10に供給されるパルス数(ステップ数)によって判断できる。したがって、点火時期は、負荷(VA)に代えてスロットル開度θTHを代表するパルス数とエンジン回転数をパラメータとして決定するのであってもよい。後述する点火動作の阻止が解除された後のエンジン回転数が比較的低い領域では、特に、ケッチンを防止するため点火時期は十分に遅くなるよう設定しておくのがよい。
点火動作は、発電機12の回転数(=エンジン回転数)および点火一次電圧に応じて、許可もしくは禁止される。図7および図8は、点火動作阻止の処理に係るマイコンの要部機能を示すブロック図である。図7において、回転数検出部32は、点火パルサ15の出力波形(図4の波形整形後のもの)の立ち上がりでクロックパルスの計数を開始して、立ち下がりで計数を終了するカウンタで構成され、このカウンタの値つまりリラクタ時間Tpを出力する。回転数判定部33は、リラクタ時間Tpが予定の禁止判定回転数(例えば180rpm)に相当する値以上であるか未満であるかを判定する。そして、発電機12の回転数がこの予定回転数以上であればオン信号(ハイレベル信号)を出力し、発電機12の回転数がこの予定回転数未満であればオフ信号(ローレベル信号)を出力する。図5に示した機能による点火は、この回転数判定部33がオン信号を出力しているときには許可されるが、回転数判定部33がオフ信号を出力しているときには禁止される。
前記回転判定部33に加えて点火一次電圧判定部34を設けることができる。図8において、点火一次電圧判定部34は、点火電源38から出力される点火コイル31の一次側電圧が予定の禁止判定電圧(例えば、10V)以上であるか、未満であるかを判定する。そして、点火一次電圧がこの予定電圧上であればオン信号を出力し、点火一次電圧がこの予定電圧未満であればオフ信号を出力する。
回転数判定部33の出力および点火一次電圧判定部34の出力はアンドゲート35に入力される。したがって、回転数判定部33の出力オン信号は、点火一次電圧判定部34の出力がオン信号である場合にだけゲート35を介して出力される。つまり、発電機12の回転数が予定回転数以上であって、しかも点火一次電圧が予定電圧以上であるときにだけ点火が許可される。
さらに、マイコンが立ち上がるよりも前つまりマイコンの動作電圧が確保される回転数より低い低回転域において点火コイルへの通電を禁止することで点火動作を阻止する回路を含む点火制御部18を説明する。図1は、低回転域での点火コイルへの通電禁止回路を含む点火制御部18の例を示す回路図である。マイコン36は上述の機能を有するものである。電源コンバータ37は、発電機12の出力を制御するダウンコンバータであり、この電源コンバータ37の出力は点火電源38に入力される。点火電源38は点火用一次電圧(例えば、15V)を発生させるRCC回路からなる。
点火電源38の出力側は、点火コイル31に接続されるとともに、抵抗R1を介してトランジスタ39のコレクタおよびトランジスタ40のベースに接続される。トランジスタ40のコレクタは点火コイル31の一次側コイルに接続される。また、点火電源38は分圧抵抗R2,R3に接続され、抵抗R2,R3間の結合部はマイコン36の出力端子(点火出力端子)およびトランジスタ39のベースに接続される。トランジスタ39,40のエミッタは接地される。さらに、点火電源38の出力側は3端子レギュレータ41を介してマイコン36に接続される。3端子レギュレータ41は入力電圧をマイコン36の電源電圧(5V)に調整して出力する。波形整形部19で波形整形された点火パルサ15の出力電圧はマイコン36に入力される。トランジスタ39,40は、トランジスタ39がトランジスタ40より先にオンとなるように抵抗R1〜R3を設定しておく。
図1において、リコイルスタータでエンジンの始動操作をすると、発電機12が回転して出力を発生する。発電機12の出力が上昇すると、まず、トランジスタ39がオンになるので、トランジスタ40のオン動作が禁止される。つまり点火コイル31への通電が阻止される。
その後、発電機12の出力が上昇して3端子レギュレータ41の出力電圧によってマイコン36が立ち上がり、かつ、前記回転数および点火一次電圧に基づき点火許可状態となった後、マイコン36は、トランジスタ39をオフにする通電開始信号を出力する。通電開始信号に応答してトランジスタ39がオフになると、トランジスタ40は、そのゲートに点火電源38から電圧が印加されてオンになる。そうすると、このトランジスタ40を通じて点火コイル31の一次側に点火電源38から通電される。所定の通電時間が終了すると、マイコン36は、トランジスタ39をオンにする通電終了信号を出力する。これによって、トランジスタ39がオンになり、トランジスタ40はオフに切り替わる。トランジスタ40がオフに切り替わることにより、点火コイル31の二次側に高電圧が発生して点火プラグ3はスパークすなわち点火する。
このように、本実施形態によれば、マイコンが立ち上がるまでの低回転域では、マイコンによらずに回路構成で点火動作を阻止することができる。また、発電機によって得られる電圧が上昇してマイコンが立ち上がった後は、マイコンによる処理で、予定の回転数および電圧条件を満足するまで、点火動作を継続して阻止することができる。
本発明の一実施形態に係る点火装置の回路図である。 本発明の一実施形態に係る点火装置を含むエンジン駆動発電機のシステム構成を示すブロック図である。 点火タイミング検出部の拡大図である。 点火パルサの出力電圧波形を示す図である。 点火制御のための要部機能を示すブロック図である。 発電機出力に対応する点火時期のタイミングチャートである。 点火禁止手段の要部機能を示すブロック図である。 点火禁止手段の変形例に係る要部機能を示すブロック図である。
符号の説明
1…エンジン、 12…発電機、 13…インバータ、 15…点火パルサ、 18…点火制御部、 19,20…波形整形部、 26…カウンタ、 33…回転数判定部、 34…点火一次電圧判定部、 36…マイコン(CPU)


Claims (4)

  1. 主電源としての発電機を駆動するとともに該発電機から供給される電力で動作するマイコンで制御されるエンジン点火装置において、
    人力操作されて機械的に前記エンジンを回転させる始動装置と、
    前記始動装置によって前記発電機が回転して出力を生じた後、その出力電圧が前記マイコンの動作電圧に到達するより前の時点で点火コイルへの通電を禁止する通電禁止回路と、
    前記発電機出力が前記マイコンの動作電圧に到達した時点で点火指令の出力を禁止し、その出力禁止を、該マイコンのエンジン回転数計算機能によって算出されたエンジン回転数が禁止判定回転数に到達した時点で解除するまで持続する点火禁止手段とを備えたことを特徴とするエンジン点火装置。
  2. 前記通電禁止回路が、前記点火禁止手段による点火指令出力禁止解除に連動して前記点火コイルに対する通電禁止を解除するように構成されたことを特徴とする請求項1記載のエンジン点火装置。
  3. 前記点火コイルが一次コイルおよび二次コイルを備え、
    前記点火禁止手段が、前記一次コイルに印加される点火一次電圧が前記禁止判定電圧に到達するまで点火指令の出力禁止を持続するように構成されたことを特徴とする請求項1記載のエンジン点火装置。
  4. 前記始動装置が、リコイルスタータであることを特徴とする請求項1記載のエンジン点火装置。

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