JP2005307643A - オートバックドア制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 オートバックドアが手動操作可能な状態に切り換えられても、オートバックドアの取付部分や駆動機構を傷めることなくオートバックドアの急開および急閉を防止することができるオートバックドア制御装置を提供する。
【解決手段】 オートバックドア制御装置は、オートバックドアの回動方向が開方向であると判断した場合には(ステップS4でYES)、クラッチをONにしてオートバックドアを開方向に微力で駆動させる(ステップS5)。一方、オートバックドア制御装置6は、オートバックドアの回動方向が閉方向であると判断した場合には(ステップS6でYES)、クラッチをONにして、オートバックドア3を閉方向に微力で駆動させる(ステップS7)。
【選択図】 図3

Description

本発明は、車両に設けられたオートバックドアの駆動制御を行うオートバックドア制御装置に関する。
従来、ワンボックスカーのような車両には、車体の後面に開口部が設けられているとともに、この開口部の上縁部に上下方向に回動自在に支持されて前記開口部を開閉駆動されるオートバックドアを備えたものがある。
さらにこのような車両には、オートバックドアを駆動するモーターやクラッチ等の駆動機構と、駆動機構に接続して駆動機構の動作を制御するオートバックドア制御装置とが設けられている。そしてこの制御装置が駆動機構の動作を制御してオートバックドアの駆動制御を行うことによりオートバックドアは前記開口部を開閉駆動されるように構成されている。
またこのようなオートバックドア制御装置の中には、オートバックドアの開閉駆動中にトラブルが発生して駆動が解除されたり、あるいはメインスイッチを操作して駆動が解除されたりして手動操作可能な状態へ切り換えられても、オートバックドアが自重によって急閉するのを防止する制御手段を備えたものがある。
具体的に説明すると、オートバックドアが手動操作可能な状態へ切り換えられた切換位置から全閉位置へ向かって回動していくときにクラッチを断続的に接続させる。これによりオートバックドアが途中で何度も停止して閉速度の上昇が抑えられるので、オートバックドアの急閉を防止することが可能となっている。
しかしながら、このようなオートバックドア制御装置においては、切換位置から全閉位置へ向かって回動していくオートバックドアを途中で何度も停止させるとオートバックドアの取付部分や駆動機構に加わる負荷が過大となるため、これらの部分を傷めてしまう問題があった。
また車体とオートバックドアとの間に上下に伸縮自在なガスステーが連結された車両の場合には、オートバックドアの切換位置が上方にあると、オートバックドアはガスステーの伸びにより上方へ押し上げられて急開する。その結果、オートバックドアの取付部分や駆動機構には過大な負荷が加わるため、これらの部分を傷めてしまう問題があった。
本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなされたものであり、オートバックドアが手動操作可能な状態に切り換えられても、オートバックドアの取付部分や駆動機構を傷めることなくオートバックドアの急開および急閉を防止することができるオートバックドア制御装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために本発明の請求項1記載のオートバックドア制御装置においては、車体後面に設けられた開口部の上縁部に上下方向に回動自在に支持されて前記開口部を開閉駆動されるオートバックドアの駆動制御を行うオートバックドア制御装置において、前記オートバックドアが開閉駆動中に駆動が解除されて手動開閉可能な状態へ切り換えられた場合には、前記オートバックドアが切換位置から全開位置または全閉位置へ向かって回動していく回動方向を判断し、判断した回動方向に前記オートバックドアを微力で駆動させる制御手段を備えたものとしている。
かかる構成においては、オートバックドアが切換位置から全開位置または全閉位置へ向かって回動していっても、その方向に微力で駆動させることによりブレーキがかかるため、オートバックドアを途中で停止させずに開速度や閉速度の上昇を抑えることができる。したがって、オートバックドアを途中で停止させながら全開位置や全閉位置へ向かって回動させていく場合に比べて円滑に回動させていくことができ、オートバックドアの取付部分や駆動機構に加わる負荷が過大になるのを抑えることができる。
また請求項2記載のオートバックドア制御装置においては、前記制御手段は、前記オートバックドアが前記切換位置で停止していると判断した場合には、前記オートバックドアを駆動させないものとしている。
かかる構成においては、オートバックドアを無駄に駆動させてしまうのを防ぐことができる。
以上説明したように本発明の請求項1記載のオートバックドア制御装置においては、オートバックドアが切換位置から全開位置または全閉位置へ向かって回動していっても、その方向に微力で駆動させることによりブレーキがかかるため、オートバックドアを途中で停止させずに開速度や閉速度の上昇を抑えることができる。したがって、オートバックドアを切換位置から途中で停止させながら全開位置や全閉位置へ向かって回動させていく場合に比べて円滑に回動させていくことができ、オートバックドアの取付部分や駆動機構に加わる負荷が過大になるのを抑えることができる。
よって、オートバックドアが手動操作可能な状態に切り換えられても、オートバックドアと車体との取付部分や駆動機構を傷めることなくオートバックドアの急開および急閉を防止することができる。
また請求項2記載のオートバックドア制御装置においては、オートバックドアが切換位置で停止している場合にはオートバックドアを駆動させないようにしたことによりオートバックドアを無駄に駆動させてしまうのを防ぐことができる。よって、オートバックドアの駆動制御の効率化を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態を図にしたがって説明する。
図1は本発明の実施の形態を示す車両1後部の左側面図である。この車両1には車体2の後面21に開口部22が設けられており、開口部22の上縁部23にはオートバックドア3がヒンジ24を介して上下方向Aに回動自在に支持されている。
このオートバックドア3は車体後面21の開口部22を開閉可能に形成されており、オートバックドア3の左右側縁部31、31の内側にはタッチセンサー4、4が設けられている。このタッチセンサー4は、オートバックドア3と車体2との間に異物が挟まったのを検出するものである。
またこの車両1後部には、伸縮自在に形成されて、車体後面21の左右側とオートバックドア3の内側の左右側とを連結する一対のガスステー5、5が設けられている。
このガスステー5は、オートバックドア3の左右側縁部31の上部に一端側が取り付けられたシリンダーチューブ51と、シリンダーチューブ51の他端側に一端側が往復自在に挿入されて、他端側が車体後面21の左右側縁部211の中間部に取り付けられたロッド52とを備えている。
シリンダーチューブ51は内部にガスが封入されている一方、ロッド52の一端側にはピストン(図示せず)が設けられている。そして、オートバックドア3の全閉時にはシリンダーチューブ51内のガスがこのピストンで押されて圧縮された状態となっており、これによってシリンダーチューブ51はオートバックドア3を常時上方へ付勢している。
また車体後面21にはストライカ(図示せず)が設けられている。これに対してオートバックドア3には、全閉時にストライカにロックさせるためのラッチ(図示せず)が駆動可能に設けられているとともに、このラッチを駆動させてストライカにロックする、またはそのロック状態を解除するクロージャー&オープナー(図示せず)が設けられている。
図2は、オートバックドア3の制御システムを示すブロック図である。この制御システムは、オートバックドア3の駆動制御を行うオートバックドア制御装置6を中心にして構成されている。
このオートバックドア制御装置6は車内に設けられており、図示しないCPU、処理手順が記憶されたROM、処理中のデータを記憶するRAM、処理時間を計るタイマー等を備えている。
また、オートバックドア制御装置6には、運転席に設けられてオートバックドア3の開操作を行う開操作スイッチ7と、オートバックドア3に設けられてオートバックドア3の閉操作を行う閉操作スイッチ8と、インストルメントパネルに設けられてオートバックドア3の開閉開始を知らせるブザー9が接続されている。
また、オートバックドア制御装置6には、オートバックドア3を駆動する駆動機構10が接続されている。この駆動機構10は車内に設けられており、オートバックドア3を駆動する動力を発生する駆動モーター11、オートバックドア3に伝達される駆動モーター11の動力を接続または断絶するクラッチ12、駆動モーター11の回転方向及び回転数やヒンジ24の回動方向等を検出する回転センサー13等を備えている。
この回転センサー13はエンコーダから構成されている。このエンコーダは第1パルス出力14と第2パルス出力15とを備えており、両パルス出力14、15はオートバックドア制御装置6に接続されている。
そしてこのエンコーダは、両パルス出力14,15から、駆動モーター11の回転方向及び回転数やヒンジ24の回動方向等に応じた位相のパルスをオートバックドア制御装置6へ出力するように構成されている。
さらに、この回転センサー13にはオートバックドア制御装置6との間に、エンコーダを駆動するための電源を供給する電源供給ライン16と、オートバックドア制御装置6とエンコーダとの電圧を合わせるアースとしてのGNDライン17とが接続されている。
またオートバックドア制御装置6は、サーキットブレーカー18を介して駆動モーター11駆動用の電源19に接続されているとともに、オートバックドア制御装置6駆動用の電源20に接続されている。
またオートバックドア制御装置6には、前記タッチセンサー4が接続されているとともに、前述したクロージャー&オープナー40が接続されており、その制御部41は、制御部41駆動用の電源42に接続されている。
また制御部41には、オートバックドア3のラッチを駆動するモーター43が接続されている。これにより制御部41は、モーター43を介してラッチを駆動させることにより、ラッチを車体のストライカにロックさせたり、ロック状態を解除するように制御している。
また制御部41には、ドア開又は閉を検出して作動するドアスイッチ44と、ラッチがストライカにロックされた状態を検出して作動するクローズスイッチ45と、ラッチがストライカにロックされる直前のハーフロック状態(ハーフラッチ)を検出して作動するハーフラッチスイッチ46と、クロージャーの中立位置を検出して作動するオープンスイッチ47と、ラッチのストライカへのロック状態が解除された状態を検出して作動するオープナースイッチ48とが接続されている。
また前記オートバックドア制御装置6は、他の制御部50と通信で接続されており、これらの制御部50からの出力信号(例えばクロージャー&オープナー40の各スイッチ44〜48から出力信号やメインスイッチからの出力信号等)を通信で受け取るように構成されている。
かかる構成において、オートバックドア制御装置6による本発明の制御処理を図3に示すフローチャートに従って説明する。この制御処理は、オートバックドア3が開駆動中または閉駆動中にメインルーチンである通常の制御処理から呼び出されるサブルーチンである。
この制御処理が呼び出されると、オートバックドア制御装置6は、まず駆動機構10の回転センサー13から出力されたパルスに基づいてオートバックドア3の動作に異常があるか否かを判断する(ステップS1)。
そしてオートバックドア制御装置6は、オートバックドア3の動作が異常であると判断した場合には(ステップS1の判断結果がYES)、駆動機構10の駆動モーター11およびクラッチ12をOFFにする(ステップS2)。
ここでオートバックドア3の動作が異常である場合としては、例えば、オートバックドア3に設けられたタッチセンサー4が、車体2とオートバックドア3との間に挟まった異物を検知してオートバックドアがハンチングを繰り返した場合がある。
一方、オートバックドア制御装置6は、オートバックドア3の動作が異常でないと判断した場合には(ステップS1の判断結果がNO)、ステップS1の処理を繰り返す。
そして、オートバックドア制御装置6によりオートバックドア3は、駆動モーター11およびクラッチ12がOFFにされて駆動が解除された結果、自動開閉可能な状態から手動開閉可能な状態(オートバックドア3を手動で自由に回動させることができる状態)へ切り換えられる。
次にオートバックドア制御装置6は、駆動モーター11およびクラッチ12をOFFにした時点から、内蔵されているタイマーにより、所定時間経過するか否かを判断する(ステップS3)。
次にオートバックドア制御装置6は、駆動モーター11およびクラッチ12をOFFにした時点から所定時間経過したと判断した場合には(ステップS3でYES)、駆動機構10の回転センサー13から入力されたパルス(ヒンジ24の回動方向)に基づき、オートバックドア3の手動開閉可能な状態へ切り換えられた切換位置A(図1参照)からの回動方向を判断してオートバックドア3の駆動制御処理を行う。
まず、オートバックドア3の切換位置Aからの回動方向が、図1に示すように切換位置Aから全開位置Bへ向かって上方へ回動していく開方向Xであるか否かを判断する(ステップS4)。
なお、オートバックドア3の回動方向が開方向Xとなるのは、切換位置Aにおいてシリンダーチューブ51、51を押し出すガスステー5、5の力がオートバックドア3の自重よりも大きくなっている場合に、オートバックドア3がシリンダーチューブ51、51によって押し上げられることによる。
そしてオートバックドア制御装置6は、オートバックドア3の回動方向が開方向Xであると判断した場合には(ステップS4でYES)、駆動機構10のクラッチ12をONにして駆動モーター11とオートバックドア3とを接続させた後、駆動モーター11へ制御信号を送り、オートバックドア3を開方向Xに微力で駆動させる(ステップS5)。
一方、オートバックドア制御装置6は、オートバックドア3の回動方向が開方向Xでないと判断した場合には(ステップS4でNO)、図1に示すようにオートバックドア3が切換位置Aから全閉位置Cへ向かって下方へ回動していく閉方向Yであるか否かを判断する(ステップS6)。
なお、オートバックドア3の回動方向が閉方向Yとなるのは、切換位置Aにおいてシリンダーチューブ51、51を押し出すガスステー5、5の力がオートバックドア3の自重よりも小さくなっている場合に、シリンダーチューブ51、51がオートバックドア3に押し下げられることによる。
そしてオートバックドア制御装置6は、オートバックドア3の回動方向が閉方向Yであると判断した場合には(ステップS6でYES)、駆動機構10のクラッチ12をONにして駆動モーター11とオートバックドア3とを接続させた後、駆動モーター11へ制御信号を送り、オートバックドア3を閉方向Yに微力で駆動させる(ステップS7)。
一方、オートバックドア制御装置6は、オートバックドア3の回動方向が閉方向Yでもないと判断した場合(ステップS6でNO)、すなわち切換位置Aにおいてシリンダーチューブ51、51を押し出すガスステー5、5の力がオートバックドア3の自重と等しくなることにより、オートバックドア3が切換位置Aで停止している(つりあっている)場合には、オートバックドア3を駆動させずに制御処理を終了してメインルーチンへ戻る。
またオートバックドア制御装置6は、オートバックドア3をステップS5で説明したように判断した開方向Xに微力で駆動させた後、回転センサー13から入力されるパルス(駆動モーター11の回転数)に基づいてオートバックドア3が全開位置Bに達しているか否かを判断する(ステップS8)。
そして、オートバックドア制御装置6は、オートバックドア3が全開位置Bに達していると判断した場合には(ステップS8でYES)、駆動機構10のクラッチ12および駆動モーター11をOFFにして(ステップS9)制御処理を終了し、メインルーチンへ戻る。
一方、オートバックドア制御装置6は、オートバックドア3が全開位置Bに達していないと判断した場合には(ステップS8でNO)、内蔵されているタイマーにより予め設定されたオートバックドア3の駆動時間が終了しているか否かを判断する(ステップS10)。
そして、オートバックドア制御装置6は、オートバックドア3の駆動時間が終了していないと判断した場合には(ステップS10でNO)、設定された駆動時間が終了するまで、ステップS5およびステップ8の処理を繰り返す。
そして、オートバックドア制御装置6は、オートバックドア3の駆動時間が終了していると判断した場合には(ステップS10でYES)、駆動機構10のクラッチ12および駆動モーター11をOFFにして(ステップS9)制御処理を終了し、メインルーチンへ戻る。
また、オートバックドア制御装置6は、オートバックドア3をステップS7で説明したように判断した閉方向Yに微力で駆動させた後、回転センサー13から入力されるパルス(駆動モーター11の回転数)に基づいてオートバックドア3が全閉位置Cに達しているか否かを判断する(ステップS11)。
そして、オートバックドア制御装置6は、オートバックドア3が全閉位置Cに達していると判断した場合には(ステップS11でYES)、駆動機構10のクラッチ12および駆動モーター11をOFFにして(ステップS9)制御処理を終了し、メインルーチンへ戻る。
一方、オートバックドア制御装置6は、オートバックドア3が全閉位置Cに達していないと判断した場合には(ステップS11でNO)、内蔵されているタイマーにより予め設定されたオートバックドア3の駆動時間が終了しているか否かを判断する(ステップS12)。
そして、オートバックドア制御装置6は、オートバックドア3の駆動時間が終了していないと判断した場合には(ステップS12でNO)、設定された駆動時間が終了するまで、ステップS7およびステップ11の処理を繰り返す。
そして、オートバックドア制御装置6は、オートバックドア3の駆動時間が終了していると判断した場合には(ステップS12でYES)、駆動機構10のクラッチ12および駆動モーター11をOFFにして(ステップS9)制御処理を終了し、メインルーチンへ戻る。
このように本実施の形態のオートバックドア制御装置6においては、オートバックドア3が切換位置Aから全開位置Bへ向かって回動していっても、その方向Xにオートバックドア3を微力で駆動させることでブレーキがかかるため、オートバックドア3を途中で停止させずに開速度の上昇を抑えることができる。
また、オートバックドア3が切換位置Aから全閉位置Cへ向かって回動していっても、その方向Yへオートバックドア3を微力で駆動させることでブレーキがかかるため、オートバックドア3を途中で停止させずに閉速度の上昇を抑えることができる。
したがって、本実施の形態のオートバックドア制御装置6においては、オートバックドア3を切換位置Aから途中で停止させながら全開位置Bや全閉位置Cへ向かって回動させていく場合に比べて円滑に回動させていくことができ、オートバックドア3の取付部分や駆動機構10に加わる負荷が過大になるのを抑えることができる。
よって、本実施の形態のオートバックドア制御装置6においては、オートバックドア3が手動操作可能な状態に切り換えられても、オートバックドア3の取付部分や駆動機構10を傷めることなくオートバックドア3の急開および急閉を防止することができる。
また、本実施の形態のオートバックドア制御装置6においては、オートバックドア3が切換位置Aで停止している場合にはオートバックドア3を駆動させないようにしたことにより、オートバックドア3を無駄に駆動させてしまうのを防ぐことができる。よって、オートバックドア3の駆動制御の効率化を図ることができる。
なお、本実施の形態のオートバックドア制御装置6では、オートバックドア3の開閉駆動中においてオートバックドア3の動作に異常が発生した場合に駆動モーター11およびクラッチ12をOFFにしたが、この他に例えば乗員がメインスイッチを操作してオートバックドア3を手動操作可能な状態に切り換えた場合であっても、駆動モーター11およびクラッチ12をOFFにするように制御しても良い。
本発明の実施の形態を示す車両後部の左側面図である。 オートバックドアの制御システムを示すブロック図である。 オートバックドア制御装置の本発明にかかる制御処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 車両
2 車体
3 オートバックドア
6 オートバックドア制御装置
21 後面
22 開口部
23 上縁部
A 切換位置
B 全開位置
C 全閉位置

Claims (2)

  1. 車体後面に設けられた開口部の上縁部に上下方向に回動自在に支持されて前記開口部を開閉駆動されるオートバックドアの駆動制御を行うオートバックドア制御装置において、
    前記オートバックドアが開閉駆動中に駆動が解除されて手動開閉可能な状態へ切り換えられた場合には、前記オートバックドアが切換位置から全開位置または全閉位置へ向かって回動していく回動方向を判断し、判断した回動方向に前記オートバックドアを微力で駆動させる制御手段を備えたことを特徴とするオートバックドア制御装置。
  2. 前記制御手段は、前記オートバックドアが前記切換位置で停止していると判断した場合には、前記オートバックドアを駆動させないことを特徴とする請求項1記載のオートバックドア制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7793650B2 (en) * 2006-11-15 2010-09-14 Sharp Kabushiki Kaisha Open/close door drive controller for drawer-type heating cooker
CN115288555A (zh) * 2022-07-25 2022-11-04 一汽奔腾轿车有限公司 一种自动变形后背门控制方法

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