JP2005307451A - コンクリート開水路の更生方法および更正方法に用いるパネル - Google Patents

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裕一 森
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Abstract

【課題】流量を確保しつつ、十分な強度を回復することができる、コンクリート開水路の更生方法および更生方法に用いるパネルを提供する。
【解決手段】コンクリート開水路10の内面に打ち付けたアンカ12に鉄筋ユニット14の連結部材18を掛けて、鉄筋ユニット14をアンカ12に吊り下げる。パネル20の粗度の小さな面を開水路10と反対側に向けて、パネル20の側壁を隣接するパネル20の溝に挿入して、パネル20を開水路10の内面にアンカ12で固定する。この内面とアンカ12との間に充填材52aを満たして、開水路10、鉄筋ユニット14およびパネル20を一体化させることにより、開水路10を更生する。
【選択図】 図9

Description

この発明は、コンクリート開水路の更生方法および更正方法に用いるパネルに関し、特にたとえば、老朽化した水路を取り壊すことなく、流量の回復や水路の強度回復を図る、コンクリート開水路の更生方法および更正方法に用いるパネルに関する。
一般的なコンクリート開水路の更生方法では、コンクリート開水路の内面にパネルなどを取り付け、内面とパネルとの間に充填材などを充填している。この方法によれば、開水路の幅は狭くなるため、開水路を流れる水の流量は低下してしまう。
この問題を解決する従来のコンクリート開水路の更生方法の一例が、特許文献1に開示されている。この特許文献1のコンクリート水路の補修構造では、コンクリート水路の側面および底面に複数の孔をそれぞれ開けて、孔にアンカーボルトを固定する。底面にモルタルを流して、表面を水平にならしたモルタル上に厚膜層を備えた板状体を載せ、板状体をアンカーボルトにナットで固定する。次に、板状体が側面に対して間隔を開けて平行になるように、板状体をアンカーボルトにナットで固定して、側面と板状体との間にモルタルを流し込んでいる。
特開2000−230226号公報[E02B 5/02]
特許文献1の従来技術では、コンクリート開水路の内面粗度が改善されるので、流量を確保できるものの、充填材はモルタルだけで鉄筋が含まれていないので、コンクリート開水路自体の強度の回復は難しい。
それゆえに、この発明の主たる目的は、流量を確保しつつ、十分な強度を回復することができる、コンクリート開水路の更生方法および更正方法に用いるパネルを提供することである。
請求項1の発明は、(a)コンクリート開水路の内面に鉄筋ユニットを長手方向に順次取り付け、(b)鉄筋ユニットを覆うように、コンクリート開水路内に粗度の小さい内面を持つパネルを取り付け、そして(c)内面とパネルとの間に充填材を充填する、コンクリート開水路の更生方法である。
請求項1の発明では、コンクリート開水路の内面にパネルなどを取り付けることにより、開水路の幅は狭くなり、開水路を流れる水の流量は低下するが、パネルの表面粗度を小さくすることにより、水の流速を早くすることができ、開水路の水量を十分に確保することができる。
開水路の内面とパネルとの間に充填材を充填することにより、開水路、鉄筋ユニットおよびパネルを一体化させて、更生された開水路は一体化した強度を得ることができる。特に、引張強度の高い鉄筋ユニットを挟み込むことにより、圧縮強度は高いが、引張強度は低いモルタルやコンクリートなどの充填材の強度が補われるため、開水路は土圧および水圧に対して十分耐えることができる。
鉄筋ユニットがコンクリート開水路の長手方向に独立することにより、パネルは鉄筋ユニットを覆うことができる。
請求項2の発明は、鉄筋ユニットは係止部材およびハンチが形成された鉄筋を有する、請求項1記載のコンクリート開水路の更生方法である。
請求項2の発明では、鉄筋は開水路の内面に沿うU字状であり、その2つの角にハンチが形成される。この複数の鉄筋を間隔を隔てて平行に並べて、これらを棒状の係止部材で連結して、鉄筋ユニットを形成する。
鉄筋ユニットの係止部材を開水路の内面に予め取り付けておいたアンカに係止させれば、鉄筋ユニットを開水路の内面に簡単に据え付けることができる。
鉄筋ユニットを開水路の内面に取り付けると、鉄筋の角のハンチにより、鉄筋の角と開水路の内面の角との間に空間が空く。この空間へ開水路の長手方向に充填ホースを挿入して、充填ホースから充填材を注入すると、開水路の底面にも充填材を満遍なく満たすことができる。
請求項3の発明は、鉄筋ユニットをコンクリート開水路の長手方向に連結鉄筋で連結する、請求項1または2記載のコンクリート開水路の更生方法である。
アンカに係止した鉄筋ユニットをコンクリート開水路の長手方向に延びる連結鉄筋に固定することにより、コンクリート開水路は土圧によるねじれ方向の力に耐えうる強度を得る。
請求項4の発明は、連結鉄筋を鉄筋ユニットの上部とハンチに配した、請求項3記載のコンクリート開水路の更生方法である。
連結鉄筋をパネルを配置しない鉄筋ユニットの上部とハンチに配することにより、パネルをコンクリート開水路に直接固定することができ、開水路の幅を狭くすることなく連結鉄筋により鉄筋ユニットを連結することができる。
請求項5の発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載のコンクリート開水路の更正方法に用いられるパネルであって、隣接するパネル同士を連結する止水構造を有する、コンクリート開水路の更生方法に用いるパネルである。
請求項5の発明では、パネル同士を止水構造により連結すれば、開水路を流れる水がパネルの連結部から開水路の側壁内などに浸透しないので、パネルが剥がれたり、更生された開水路の強度が低下したりする恐れがない。
この発明によれば、粗度の小さいパネルを用いて流量を確保し、内面とパネルとの間に鉄筋ユニットを取り付けてコンクリート開水路に十分な強度を回復させることができる。
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
この発明のコンクリート開水路の更生方法では、まず高圧洗浄などにより既設開水路の内面の劣化している部分を取り除く。
その後、図1に示すように長手方向に傾斜する開水路10の側壁の上端10aを基準として、たとえば、開水路10の左右側面の上端から長さL1が100mm下の位置にアンカ12を打ち付け、また、たとえば底面の幅のほぼ中心にもアンカ12を打ち付ける。そして、これらの位置について、開水路10の長手方向にたとえば、150mm間隔でアンカ12を打ち付けていく。開水路10の側面に取り付けたアンカ12は元々傾斜する開水路10の側壁の上端10aを基準とするので、これらの取付位置も開水路10の長手方向に傾斜する。
アンカ12は開水路10の側面に対して垂直または斜め上方に向けて、アンカの全長の1/3〜1/2を開水路10の側壁に打ち付ける。底面のアンカ12は底面に対して垂直にして、先を底面に打ち付ける。これらのアンカ12に図2に示す鉄筋ユニット14を係止させる。
鉄筋ユニット14は開水路10の内面に沿うU字状の鉄筋16および短い棒状の連結部材18を有する。鉄筋16は、水平に向けた底部16aに対して、側部16bを垂直に向け、この間に斜めに角部16c(ハンチ)を設けた形状である。複数の、この実施例では2本の鉄筋16を間隔を隔てて平行に並べて、複数の、この実施例では4本の連結部材18でこれらを連結する。すなわち、4本の連結部材18の内の2本の上部連結部材18aが2つの鉄筋16の各両上部16bをそれぞれ水平に連結し、残りの2本の低部連結部材18bが間隔を隔てて2つの鉄筋16の底部16aを水平に連結する。
図3に示すように、鉄筋ユニット14の一方の上部連結部材18aを係止部材として開水路10の一方側面の隣接する2つのアンカ12上に載せ、もう一方の上部連結部材18aも係止部材として開水路10の他方側面の隣接する2つのアンカ12上に載せることにより、鉄筋ユニット14をアンカ12に吊り下げて、上部連結部材18aとアンカ12とを結束バンド(図示せず)などで固定する。この鉄筋ユニット14の角部にハンチ16cを設けているため、開水路10の角部と鉄筋ユニット14の角部との間に空間14aが生じる。また、アンカ12は開水路10の長手方向に傾斜しながら取り付けられているため、これらに係止された鉄筋ユニット14のU字状の底部16aも開水路10の長手方向に傾斜する。
鉄筋ユニット14を開水路10の長手方向に取り付けていくと、次に、連結鉄筋19を鉄筋ユニット14の上部およびハンチ16cの空間14aに、開水路10の長手方向に延びるように配して、鉄筋ユニット14を連結鉄筋19に溶接または結束バンド(図示せず)などで取り付ける。そして、連結鉄筋19を避けて鉄筋ユニット14の上に、図4(A)および図4(B)に示すパネル20を覆う。パネル20は、たとえば長さ500〜4000mm、幅300mmの矩形板状であり、その一方面20aは粗度の小さな平滑面である。もう一方面20bには台形状の突起22および挿入部24が設けられており、パネル20の幅方向に間隔を隔てて複数の、この実施例では3つの突起22および1つの挿入部24が並ぶ。各突起22はパネル20の長辺と平行に延び、突起22の台形の上底(短い辺)はパネル20側になる。また、挿入部24はパネル20の長さ方向に間隔P(たとえば、250mm)を隔てて形成され、深さの浅い上部円筒部26を含む。その上端はパネル20面に開口し、下端は下部円筒部28と接続する。下部円筒部28は上部円筒部26より小径で、後述するアンカ12の頭部の径より小さく、アンカ12の軸部の径より大きい。このため、上部円筒部26内の下部円筒部28上にアンカの頭部が載り、下部円筒部28内にアンカの軸部が挿入される。そして、パネル20の上部円筒部26が接合する部分、上部円筒部26の外面、および下部円筒部28の上部の外面に樹脂層30を重ねて、これらは連結される。
また、パネル20の幅方向の両端20c、20dにはパネル20に対して垂直な側壁32a、32bがそれぞれ接続し、各側壁32a、32bはパネル20側から突起22などが形成された方向へ延びる。一方端20dの側壁32bの端部にJ字状の返り34が設けられており、側壁32bの外面と返り34の内面との間に溝36が形成される。この溝36内に水膨張ゴムなどの止水材38が嵌め込まれる。
図5に示すように、パネル20の短辺を開水路10の長手方向にして、パネル20の突起22が形成された面を開水路10の内面側に向ける。そして、パネル20の側壁32a、32b間に鉄筋ユニット14の連結部材18により連結された2つの鉄筋16を挟み、パネル20を鉄筋ユニット14に覆わせる。このパネル20の挿入部24にアンカ12を挿入して、パネル20を開水路10の内面にアンカ12で固定する。この際、開水路10の側面に対しては開水路10の上端からたとえば長さL2が100m、開水路10の底面から長さL3が200mmの間隔を開けて、開水路10の側壁にパネル20を取り付ける。一方、開水路10の底面に対しては両側面から長さL4がたとえば200mmの間隔を開けて、開水路10の底面にパネル20を取り付ける。
このように、パネル20を開水路10の長手方向に取り付けていくとき、図6に示すように、パネル20の一端20cの側壁32aを隣接するパネル20の一端20dの側壁32bに設けた溝36に挿入して、隣接するパネル20同士を連結する。パネル20の側壁32aの端部は隣接するパネル20の溝36内の止水材38を圧迫して、この接合部は止水機能を果たす。特に、止水材38に水膨張ゴムを使用すれば、接合部の隙間から水が漏洩しても、止水材38が水を吸収して膨張するため、接合部の隙間を塞いで止水機能を満たす。また、アンカ12の挿入部24の長さL5、パネル20の側壁32aの長さL6と側壁32aにより圧縮された止水材38の上面から側壁32bの下端部までの長さL7との合計の長さ(L6+L7)、およびパネル20の溝36の設けた側壁32bの長さL8が等しいため、挿入部24内のアンカ12を開水路10の内面に打って、挿入部24の底面が開水路10の内面に接すると、パネル20の側壁32aは止水材38を圧縮して、パネル20の高さは一定になり、隣接するパネル20同士の高さは等しくなる。
開水路10の側壁の上部および角部を残して、開水路10の内面をパネル20で覆えば、次に開水路10の角部に図7(A)に示す継手部材40を取り付ける。継手部材40は矩形の長尺材の板状体であり、短辺の2箇所に長手方向に延びる切り込み42が形成される。この継手部材40の両端には貫通孔50が間隔を隔てて長手方向に設けられ、両端部はコの字状の凹部48が形成される。凹部48の幅はパネル20の厚みである。
図7(B)に示すように、継手部材40の切り込み42で曲げて、継手部材40の一方の凹部48を側面のパネル20の下端部に嵌め込み、他方の凹部48を底面のパネル20の端部に嵌め込んで、継手部材40は側面と底面とのパネル20を連結する。そして、継手部材40の貫通孔50にアンカ12を挿入して開水路10の内面に打ち付けて、継手部材40を開水路10の内面に固定してから、継手部材40とパネル20との間の接合部分に接着剤などを塗布する。
継手部材40を開水路10の両角部に取り付けたら、図8に示すように、開水路10の角と鉄筋ユニット14のハッチ16cとの間の空間14aに充填ホース52を挿入して、開水路10の底面とパネル20との間にモルタルなどの充填材52aを注入する。ここに充填材52aが満たされたら、次に開水路10の側壁に取り付けたパネル20の上部内面に合板52bを当て、これを型枠とする。この型枠と開水路10の側壁との間に充填ホース52のノズルを挿入して充填材52aを注入し、開水路10の側面とパネル20との間を満たしてから、図9に示すように型枠を外す。このとき、パネル20に設けた台形状の突起22は充填材52aに対して投錨効果を示して、パネル20が外れにくくする。
このように、パネル20の内面の粗度は小さいため、水流が乱れることなく、水の流速を早くなり、開水路10の水量を十分に確保することができる。
充填材52aを用いて開水路10、鉄筋ユニット14およびパネル20を一体化させることにより、高い引張強度の鉄筋ユニット14は、高圧縮強度で低引張強度のモルタルやコンクリートなどの充填材52aの強度を補うため、更生された開水路10は土圧および水圧に対して十分耐えることができる。具体的には、図10に示すように、側壁内に2本の鉄筋10a、10bが設けられた開水路10において、その内面から腐食が進み、内側の鉄筋10bが錆びてその強度がなくなり、外側の鉄筋10aも一部が錆びてその強度が半減してしまったような場合でも、外側の鉄筋10aは充填材52aにより新たに取り付けた鉄筋ユニット14と一体化されるため、設計上、開水路10の強度は土圧に耐え得るまで回復する。
鉄筋ユニット14を予め組んでおき、この鉄筋ユニット14にアンカ12に係止させることができる上部連結部材18aを設けておけば、開水路10の内面のアンカ12に上部連結部材18aを掛けるだけで、鉄筋ユニット14を開水路10の内面に簡単に取り付けることができる。
パネル20同士を止水構造により連結することにより、開水路10を流れる水がパネル20の連結部から開水路10の側壁内などに浸透して、水がパネル20の裏側に浸入しパネル20が剥がれたり、充填材52aが割れたり、鉄筋ユニット14が錆びたりすることを防ぐことができる。
鉄筋ユニット14の鉄筋16にハンチ16cを形成し、この鉄筋ユニット14を開水路10の内面に取り付ければ、開水路10の内面の角と鉄筋ユニット14との間の三角形状の空間14aへ充填ホース52を挿入して充填材52aを注入すると、開水路10の底面にも充填材52aを満遍なく満たすことができる。
また、鉄筋ユニット14の上部およびハンチ16cの空間に連結鉄筋19を開水路10の長手方向に配して、連結鉄筋19に鉄筋ユニット14を固定すれば、コンクリート開水路は土圧によるねじれ方向の力に耐える強度を得る。
このように鉄筋を追加して一体化すれば強度回復になるが、最も簡単には開水路の外側の土の中に鉄筋を設けてコンクリートを増し打ちすることである。しかし、この方法では外側の開削が必要となり、施工が困難であったり、コストが大幅に増加したりする。これに対して、この実施例では、鉄筋を追加することによって強度回復が可能であり、しかも外側の開削が不要なので、施工性もよく、コストも抑制できる。
なお、パネル20の突起22の形状は、投錨効果のある形状であれば、限定されるものでなく、たとえば逆T字形状でもよい。
また、鉄筋ユニット14は、図2に示した形状に限定されるものではなく、鉄筋16および連結部材18の本数や鉄筋16の形状などは適宜選択することができる。たとえば、図11(A)に示すように、U字形状の鉄筋16の代わりにL字形状の鉄筋54を用いて、2つの鉄筋ユニット56を形成し、これらを向かい合わせてU字形状にし、2つのL字形状の鉄筋ユニット56を重ねたり、図11(B)に示すようにこれらの間を広げて他の鉄筋58を継ぎ足したりすることにより、鉄筋ユニット56の幅を開水路10の幅に合わせることができる。
この発明の一実施例のコンクリート開水路の更生方法により構成される開水路にアンカを取り付けた状態を示す断面図である。 鉄筋ユニットを示す斜視図である。 図1の開水路に鉄筋ユニットを取り付けた状態を示す断面図である。 (A)はパネルを示す平面図であり、(B)は(A)の拡大断面図であり、(C)は(A)の斜視図である。 図2の開水路の内面に図4のパネルを取り付けた状態を示す断面図である。 図5のパネルの接続部分を示す断面図である。 (A)は継手部材を示す断面図であり、(B)は(A)の継手部材を図5のパネルに接続した状態を示す部分断面図である。 図7(B)の開水路の内面とパネルとの間に充填ホースを挿入した状態を示す断面図である。 図8の開水路の内面とパネルとの間に充填材を満たした状態を示す断面図である。 開水路を更生した状態を示す断面図である。 (A)はこの発明の更生方法に用いられ得る別の例を示す鉄筋金網を幅の狭い開水路に用いる状態を示す断面図であり、(B)は(A)の鉄筋金網を幅の広い開水路に用いる状態を示す断面図である。
符号の説明
10…コンクリート開水路
12…アンカ
14…鉄筋ユニット
16…鉄筋
16c…ハンチ
18…連結部材
19…連結鉄筋
20…パネル
38…止水材
52a…充填材

Claims (5)

  1. (a)コンクリート開水路の内面に鉄筋ユニットを長手方向に順次取り付け、
    (b)前記鉄筋ユニットを覆うように、前記コンクリート開水路内に粗度の小さい内面を持つパネルを取り付け、そして
    (c)前記内面と前記パネルとの間に充填材を充填する、コンクリート開水路の更生方法。
  2. 前記鉄筋ユニットは係止部材およびハンチが形成された鉄筋を有する、請求項1記載のコンクリート開水路の更生方法。
  3. 前記鉄筋ユニットを前記コンクリート開水路の長手方向に連結鉄筋で連結する、請求項1または2記載のコンクリート開水路の更生方法。
  4. 前記連結鉄筋を前記鉄筋ユニットの上部とハンチに配した、請求項3記載のコンクリート開水路の更生方法。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載のコンクリート開水路の更正方法に用いられるパネルであって、
    隣接するパネル同士を連結する止水構造を有する、コンクリート開水路の更生方法に用いるパネル。
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