JP2005306065A - サイドシェード装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ドアウインドウのバイザーとしての機能を果たすことができると共に、矩形でないドアウインドウの幅方向の全域を覆うことができるサイドシェード装置を提供する。
【解決手段】 車両用ドア1の窓枠3によって囲まれる開口部2aを覆うシート21と、シート21の基端部が取り付けられシート21を巻取るロールシェード部22と、を備えたサイドシェード装置Sであって、ロールシェード部22は、窓枠3の上枠3bに設けられ、シート21は、ロールシェード部22に巻き取られた状態から開口部2aの下側へ向けて展張される。窓枠3には、車内側にトリム部材5が配設され、ロールシェード部22は、窓枠3とトリム部材5との間に配設される。シート21は、伸縮性を有するシート素材で形成されている。
【選択図】 図6

Description

本発明はサイドシェード装置に係り、特に車両のサイドウインドウを覆って日差しを遮るためのサイドシェード装置に関する。
従来、ドアウインドウから車室内に差し込む太陽光を遮って、太陽光による眩しさを防ぐためのサンシェードが知られている。このサンシェードは、例えば、吸盤によってドアウインドウに貼り付けたり、立てかけたりするものである。
しかしながら、上記ドアウインドウに取付け可能なサンシェードでは、不使用時に収納する場所が必要となって不便であるうえ外観も良くないという問題がある。
このような不都合を解消するための技術として、車両内へ組込んだ電動式のサイドシェード装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載のサイドシェード装置では、日除けシートを巻き取る巻取りシャフト,日除けシートをドアウインドウ側へ繰り出すための駆動ユニット等が内部ドアライナ内に配設されている。そして、ドアウインドウの前後の窓縁には、それぞれ内部トリムに覆われて上下方向に延びる案内レールが設けられており、日除けシートの自由端に接続された引出しロッドの両端が、この案内レールに案内され上下に移動可能となっている。引出しロッドは、駆動ユニットによって駆動される可撓性を有するスラスト部材によって案内レールを案内されるように構成されている。
このような特許文献1のサイドシェード装置によれば、駆動ユニットを電動で駆動することによってスラスト部材を送り出して、引出しロッドを上下動させることができる。これにより、日除けシートでドアウインドウを覆って、ドアウインドウから車室内に差し込む太陽光を遮り眩しさを防ぐことができる。
吸盤等によってドアウインドウに取り付けるサンシェードでは、不使用時に収納する場所を確保する必要があるが、特許文献1のサイドシェード装置では不使用時には日除けシートが内部ドアライナ内の巻取りシャフトに巻き取られているので収納場所を確保する必要がないうえ外観も良好となる。
特開2003−182358号公報(第4−7頁、図1−6)
しかしながら、特許文献1のサイドシェード装置は、下側から上側へ日除けシートを繰り出していく構成なので、バイザー(ひさし)の役目を果たすことはできず、ドアウインドウの上部からの太陽光を遮るには、日除けシートをドアウインドウのかなり上方まで繰り出す必要があった。そしてこのときには、当然、ドアウインドウの下方部分は日除けシートに覆われてしまうので、ドアウインドウを通して外部への視認性を良好に確保することはできなかった。
また、特許文献1のサイドシェード装置は、ドアウインドウを矩形状に覆うものである。しかし、ドアウインドウは通常矩形状ではなく、例えば、台形状,平行四辺形状等であって、その辺は直線に限らず曲線をも含むものである。このため、特許文献1のサイドシェード装置では、ドアウインドウの窓枠のうち矩形状に覆う部分と、それ以外の部分とに分けて、それぞれ別途に日除けシートを設けていた。このため、装置の構成が複雑になっていた。
本発明の目的は、上記課題に鑑み、ドアウインドウのバイザーとしての機能を果たすことのできるサイドシェード装置を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、矩形でないドアウインドウの幅方向の全域を覆うことができるサイドシェード装置を提供することにある。
前記課題は、本発明によれば、車両用ドアの窓枠によって囲まれる開口部を覆うシートと、該シートの基端部が取り付けられ該シートを巻取るロールシェード部と、を備えたサイドシェード装置であって、前記ロールシェード部は、前記窓枠の上部側に設けられ、前記シートは、前記ロールシェード部に巻き取られた状態から前記開口部の下側へ向けて展張されることにより解決される。
このように、本発明のサイドシェード装置は、窓枠の上部側にシートを巻き取るロールシェード部が配設され、シートはロールシェード部から窓枠によって囲まれる開口部の下側へ向けて展張されるので、開口部を上側からシートによって覆っていくことが可能である。これにより、本発明のサイドシェード装置は、バイザーとしての機能を果たすことができる。このため、サイドシェード装置を作動させて窓枠上部をシートで覆って太陽光を遮ると共に、窓枠下部は覆わない状態とすることができる。
また、前記ロールシェード部は、前記窓枠と該窓枠の車内側に設けられたトリム部材との間に配設されれば好適である。このように構成すれば、ロールシェード部は、トリム部材内に覆われた状態となるので外観が良好となる。また、太陽光を遮る必要がないときには、シートをロールシェード部に巻き取った状態とすることができるので、不使用時に邪魔になることがなく、外観も良好に維持される。
また、前記シートは、伸縮性を有するシート素材で形成されれば好適である。このようにシートを伸縮性を有するシート素材で形成することにより、開口部が矩形でない場合であっても、開口部の幅に合わせてシートを伸張させることにより、シートの形状を開口部の形状に合致させることができる。これにより、矩形でない開口部を覆うために、従来のように複数の装置を並設する必要がないので、装置全体の構成が簡単となる。
また、前記シートは、展張状態にあるときに前記開口部の略全域を遮蔽可能とすることができる。このように、開口部の略全域を遮蔽可能とすれば、本発明のサイドシェード装置は、シェードとしての機能を果たすことができる。これにより、太陽光が車室内へ差し込むことを防止して、車室内の温度上昇を抑制することができる。
また、前記ロールシェード部は、前記窓枠の形状に応じて湾曲して配設され前記窓枠に固定されるセンタシャフトと、該センタシャフトの外周面を覆うように配設され前記湾曲したセンタシャフトを回転軸として回動される回転ロッドと、を備えるように構成できる。
このように窓枠の湾曲に合わせてロールシェード部が配設されることにより、ロールシェード部から繰り出されるシートによって、開口部を覆うことが容易となる。
また、前記シートを前記ロールシェード部から展張させる駆動部を備えて構成すれば好適である。駆動部を備えることにより、シートを窓枠の上側から下側へ向けて自動で降ろすことができる。そして、前記ロールシェード部は内部が中空に形成され、前記駆動部は、前記ロールシェード部内に配設することができる。
また、前記シートの自由端側に取り付けられたスライダーと、前記窓枠のうち車両用ドア本体から上下方向に延出する枠に配設され前記スライダーを摺動可能に保持するガイドレールと、前記スライダーに連結され該スライダーを前記ガイドレールに沿って移動させる伝達部材と、ドアパネルとドアトリムの間に配設され前記伝達部材を移動させる駆動部と、を備えるように構成することができる。
そして、この伝達部材は、前記駆動部のリールに巻取り可能に連結されたワイヤ、前記駆動部に連結されたピニオンと噛合するラック、前記駆動部の出力歯車と噛合するスパイラルケーブルのいずれかとすることができる。
このように構成することにより、ドアパネルとドアトリムの間に配設された駆動部によって伝達部材を駆動して、窓枠のうち車両用ドア本体から上下方向に延出する枠に配設されたガイドレールに沿って、シートの自由端側に取り付けられたスライダーを移動させることができる。これにより、シートをスライダーによって引っ張って、窓枠の上部側に配設されたロールシェード部からシートを繰り出し、窓枠の開口部を上側から覆っていくことができる。
また、車両用ドアの窓枠に一端が回動自在に支持された回動フレームと、前記窓枠に端部辺が取り付けられると共に前記回動フレームに他の端部辺が取り付けられ前記窓枠によって囲まれる開口部を覆うシートと、前記回動フレームを前記窓枠側から前記開口部側へ向けて付勢する付勢手段と、前記回動フレームに一端が取り付けられたワイヤと、前記ワイヤを巻き取って前記回動フレームを前記開口部側から前記窓枠側へ回動させる巻取り手段と、を備えるように構成してもよい。
このように構成すると、回動フレームが窓枠側の収納位置から開口部側の展開位置へ付勢手段によって付勢され、回動フレームが展開位置側へ回動したときには、窓枠に端部辺が取り付けられ回動フレームに他の端部辺が取り付けられたシートが開口部を覆うことができる。そして、回動フレームにはワイヤの一端が取り付けられ、このワイヤを巻き取って回動フレームを開口部側から窓枠側へ回動させる巻取り手段が設けられることにより、巻取り手段が駆動することにより回動フレームを展開状態から収納状態へ回動させることが可能である。
本発明によれば、窓枠に囲まれた開口部を覆うシートを巻き取るロールシェード部が窓枠に配設されたので、ロールシェード部からシートを窓枠の上側から下側へ向けて繰り出すことができるので、ドアウインドウのバイザー的な役目を果たすことのできるサイドシェード装置を提供することができる。
また、開口部を覆うシートを伸縮性のあるシート素材によって形成したので、矩形でないドアウインドウの幅方向の全域を覆うことができるサイドシェード装置を提供することができる。
以下、本発明の一実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する部材,配置等は本発明を限定するものでなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変することができるものである。図1〜図6は本発明の実施例1に係るものであり、図1はサイドシェード装置の説明図、図2〜図4はロールシェード部の説明図、図5はスライダーの説明図、図6はサイドシェード装置の展開状態の説明図である。
図7は実施例2に係るサイドシェード装置の説明図、図8は実施例3に係るサイドシェード装置の説明図、図9および図10は実施例4に係るサイドシェード装置の説明図、図11は実施例5に係るサイドシェード装置の説明図、図12,図13は実施例6に係るサイドシェード装置の説明図である。
本発明のサイドシェード装置S(以下「装置S」という)を車両のフロントサイドドア1(以下「ドア1」という)に適用した実施の形態を示す。
(実施例1)
図1〜図6は、本発明の実施例1に係る装置Sを示したものである。図1は右側のドア1を車内側から見たものであって、一部を切り欠いて表わした説明図である。装置Sのシート21が収納位置と展開位置の間の途中の位置まで繰り出された状態を示している。
ドア1は、ドアパネル2の車内側にドアトリム4が取り付けられて構成されている。ドアパネル2の上側には窓枠3が形成されており、この窓枠3の車内側にはトリム部材5が、取り付けられている。トリム部材5は、窓枠3の前枠3a,上枠3bおよび後枠3cに沿って車内側に取り付けられている。なお、トリム部材5とドアトリム4が一体に形成されていてもよい。前枠3aと後枠3cは、ドアパネル2本体から上方へ延出する上下方向に配設された枠である。そして、この窓枠3によって形成される開口部2aを塞ぐように、ウインドウガラス6が配設されている。ウインドウガラス6は、不図示の駆動装置によって開口部2aを塞ぐように上下動可能となっている。
窓枠3の開口部2aは台形状であり、上側の方が下側の辺よりも狭くなっている。本例の窓枠3では、前枠3aがドアパネル2本体側から傾斜をもって立ち上がり、後枠3cが略垂直方向に立ち上がるように形成されている。そして、前枠3aと上枠3bとの連結部分は、所定の曲率によって丸みを帯びた形状となっている。
本例の装置Sは、上述のようなドア1に配設されたものであり、駆動部10と、ロールシェード機構部20と、ガイド部30とを備えて構成されている。
駆動部10は、ドアトリム4とドアパネル2との間に配設されている。本例の駆動部10は、電動モータ11と、減速機構部12を備え、減速機構部12の出力側に伝達部材としてのワイヤ32を巻き取るための円筒状のリール13が取り付けられている。駆動部10には、下降,上昇等の操作ポジションを備えた操作スイッチ14が接続されており、乗員が操作スイッチ14を上昇位置または下降位置に操作すると、電動モータ11に電流が流れてリール13が正逆回転し装置Sが作動する。
本例のロールシェード機構部20は、ロールシェード部22と、ロールシェード部22の両端部に配設されてロールシェード部22の回動を支持するロールシェード保持部26と、ロールシェード部22に基端部が取り付けられ窓枠3の開口部2aを覆うシート21とを備えて構成されている。
本例のシート21は、所定の透過率を有し、幅方向に特に伸縮可能なシート素材(生地)で形成されている。幅方向に伸縮可能なシート素材は、幅方向に織り込まれる糸状線素材に伸縮可能なものが使用されている。また、糸状線素材自体にはそれほど伸縮性はなくても織り方によって幅方向に伸縮性を有するように形成することができる。また、幅方向に限らず展張・収納方向に伸縮自在な面状弾性部材を用いてもよい。
ロールシェード部22は、円柱状の構成部材であり、窓枠3の前枠3aと上枠3bに沿って湾曲して配設されている。このロールシェード部22は、走行中に支障がないように窓枠3とこれを覆うトリム部材5との間に配設されている。トリム部材5には、開口部2aの内側に向けてスリット5aが形成されている。シート21は、このスリット5aを通してロールシェード部22から繰り出され開口部2aを覆うことができるように構成されている。
図2〜図4に示すように湾曲したロールシェード部22は、窓枠3に沿って湾曲した状態で配置されたセンタシャフト22aと、センタシャフト22aの左右いずれかの一端に一端部が固定されてセンタシャフト22aに配設されたコイルスプリング22bと、センタシャフト22aの他端側に回動可能に配設されコイルスプリング22bの他端部が固定された円筒形状のスプリングホルダ22cと、センタシャフト22aおよびコイルスプリング22bを覆うように配設された円筒形状の回転ロッド22dとを備えて構成されている。回転ロッド22dは、サイドロッド23,ジョイント24,センタロッド25が連結されて構成される。サイドロッド23,ジョイント24,センタロッド25は、例えば合成樹脂により成形され、ゴム等のように柔軟性や伸縮性を有しない剛体である。
センタシャフト22aの両端部は、ロールシェード保持部26に固定されている。また、コイルスプリング22bは、シート21を巻き取る方向に回転力が掛かるようにねじられた状態で配設される。
センタシャフト22aは、ロールシェード保持部26に端部が取り付けられた状態で湾曲した形状を維持できればよく、元々湾曲成形した樹脂材等の円筒状部材であってもよいし、フレキシブルな材料で形成されロールシェード保持部26に取り付けられるときに湾曲させるようにしてもよい。
サイドロッド23はセンタシャフト22aの両端部にそれぞれ配設されており、一端側の端面は略円環状となっている。ただし、内部にスプリングホルダ22cとの係合部となる平面部が形成されており、サイドロッド23とスプリングホルダ22cとは嵌合して一体に回動するようになっている。また、サイドロッド23の他端側の端面には、略180度対向する2箇所の位置に、軸方向に突出し所定の角度幅を有する係合突起23aが形成されている。
センタロッド25の両端部にもサイドロッド23の係合突起23aと同様の係合突起25aが形成されている。ただし、センタロッド25の両端部では周方向に略90度位相をずらした位置に係合突起25aが形成されている。
ジョイント24は、サイドロッド23とセンタロッド25、又は、センタロッド25同士を軸方向に連結するものである。このため、係合突起23aあるいは係合突起25aと係合する係合凹部24aがジョイント24の両端部にそれぞれ2箇所に形成されている。また、センタロッド25と同様に係合凹部24aは両端部で周方向に略90度ずれた位置に形成されている。サイドロッド23及びセンタロッド25の係合突起23a,25aは、ジョイント24の係合凹部24aに嵌められて、これらは互いに連結される。
このように構成されているので、サイドロッド23,ジョイント24及びセンタロッド25からなる回転ロッド22dは、センタシャフト22aを挿通した状態で軸方向に連結することができる。これらの部品をサブアセンブリ化してロールシェード部22を組み立てるとき、サイドロッド23,ジョイント24及びセンタロッド25の間には空間の余裕(遊び)を持たせて組み付けられる。この遊び分によって、ジョイント24を介してその両側に連結されたサイドロッド23又はセンタロッド25は、ジョイント24を関節部として略90度ごとに折れ曲がることが可能となる。なお、係合突起23a,25aと係合凹部24aとの連結は、本実施の形態ではこれらを嵌合させただけであるが、関節部として折れ曲がることが容易なように、ピン等によって回動自在に連結させてもよい。
また、係合突起23a,25aの周方向の幅は係合凹部24aの周方向の幅と略同一に形成されており、回転ロッド22dがセンタシャフト22aを回転軸として回転したときに、サイドロッド23,ジョイント24及びセンタロッド25はほとんど回転方向にずれを生じることなく回転力の伝達が可能となっている。したがって、サイドロッド23,ジョイント24,センタロッド25が軸方向に連結された状態であっても全体として湾曲させつつ、一体として回転することが可能となっている。以上のように、本例のロールシェード部22は、全体として可撓性を有する。
このようにロールシェード部22は構成されているので、サブアセンブリ化されたロールシェード部22を窓枠3の前枠3aおよび上枠3bに沿って湾曲させて、両端部をロールシェード保持部26に取り付けて固定することができる。このときセンタシャフト22aがロールシェード保持部26に固定され、センタシャフト22aの周囲に配設された回転ロッド22dは、湾曲したセンタシャフト22aの形状に追従しながら回動することができる。つまり、回転ロッド22dがセンタシャフト22aを回転軸として回動しても、センタシャフト22aの湾曲した形状は維持され、ロールシェード部22は窓枠3の湾曲した形状に沿った状態が維持される。
ここで、比較例として、ロールシェード部22をビニールホースのような弾性チューブで形成し、弾性チューブの両端を保持部によって回転可能に支持するように構成した場合について考察する。この場合、弾性力によって弾性チューブは窓枠3に沿って湾曲は可能となる一方、弾性力によりねじれ分が生じて両端でシートの巻き取りがずれてしまうという不具合が生じてしまう。また、湾曲成形した樹脂材等の管をロールシェード部22とした場合、樹脂材等の管の回転により両サイドが大きな円軌跡を描くように振れてしまうという不具合が発生してしまう。このようなずれの発生を防止するためには、ロールシェード部22は本発明のように剛体(センタロッド25等)を使用することが必要であり、剛体を使用しないとねじれが生じてスムーズにシート21を展開・収納することが不可能となる。このため本例ではロールシェード部22の回転部分を複数のセンタロッド25と両端のサイドロッド23とをジョイント24を介して接続した構成としたものである。
また、コイルスプリング22bの一端側はセンタシャフト22aに固定され、他端側はスプリングホルダ22cを介して回転ロッド22dに連結されているので回転ロッド22dがシート21を展張する正方向に回動すると、コイルスプリング22bにはシート21を収納する方向に回転力が掛かり、展張時にシート21にテンションを与えると共に収納時にも収納がスムーズになる。
また、上枠3bの車両前側部にはブラケット26aが配設されている。このブラケット26aはロールシェード部22の長さ方向の中央付近に位置し、ロールシェード部22が回動したときにぶれるのを防ぐため、ブラケット26aはロールシェード部22の外周と摺接しながらロールシェード部22を支持している。
本例のガイド部30は、図1および図5に示すように、後枠3cとトリム部材5との間に配設されたガイドレール31と、ガイドレール31内に案内されてガイドレール31の長さ方向に沿って移動可能なスライダー35と、ガイドレール31内に挿入されスライダー35に端部が連結されたワイヤ32等を備えて構成されている。
スライダー35は断面略半円形状のスライド部35aと、スライド部35aと一体に形成されたシート取付部35bとを備えて形成されている。シート取付部35bにはシート21の自由端の後側の端部が固定されている。スライド部35aは内側にスリットが形成されたガイドレール31に摺動可能に保持される。
ワイヤ32は、一端がスライド部35aに連結固定され、途中、ガイドレール31内を通過しプーリー33を介して駆動部10へ導かれている。ワイヤ32の他端は駆動部10のリール13に取り付けられ、駆動部10はワイヤ32を巻取り可能となっている。なお、本例では、ワイヤ32がプーリー33を介して駆動部10へ導かれているが、これに限らず、ワイヤ32を駆動部10へ導くためにプーリー33以外の他の導入媒介部材を配置してもよい。他の導入媒介部材としては、例えばパイプや溝を備えた部材を使用することができる。この場合、ワイヤ32をパイプ内へ通したり、ワイヤ32を溝に配置したりして、パイプ内や溝内でワイヤ32が摺動できるようにすればよい。また、ワイヤ32の方向を変換する位置に溝を備えた部材を配置して、ワイヤ32の方向を変換するようにしてもよい。
次に、本例の装置Sの動作を説明する。上述のように、乗員が操作スイッチ14を下降位置に操作すると、駆動部10が正方向に回動し、リール13が正回転する。これにより、ワイヤ32がリール13に巻き取られていく。ワイヤ32が巻き取られていくと、これに伴いスライダー35がガイドレール31に沿って下方へ移動する。
スライダー35が下方へ移動していくと、シート21はスライダー35によって下方へ引っ張られ、これに伴いロールシェード部22が正回転して、シート21がスリット5aを通って繰り出されていく。このとき、ロールシェード部22には、コイルスプリング22bによってシート21を巻き取る方向に回転力が掛かっている。したがって、シート21は適度な張力が掛かった状態でロールシェード部22から引き出されていく。
図6に示すように、シート21は幅方向に特に伸縮性を有しているので、スライダー35が下方へ移動していき、シート21が覆うべき開口部2aの幅が拡がっていっても、シート21はこの幅に追従して幅方向に拡がることが可能である。これにより、本例の装置Sでは、台形状の開口部2aを有する窓枠3の略全域を覆うことが可能である。
乗員は、操作スイッチ14を下降位置に保持することにより、所望の位置までシート21を下げることができ、操作スイッチ14を中立位置に戻せば駆動部10の駆動が停止され、駆動部10に備えられた自己保持機能(例えばクラッチ)によって、その位置にシート21を保持することができる。また、乗員は、シート21を上昇させたいときには操作スイッチ14を上昇位置に操作する。これにより駆動部10は逆方向に回転し、これに伴いロールシェード部22に掛かっているコイルスプリング22bによる巻取り方向の回転力によってシート21が巻き取られていく。スライダー35が上端部位置まで移動したときには、シート21をトリム部材5内に収容することができる。
なお、スライダー35が移動可能な上端部位置および下端部位置にリミットスイッチを設け、リミットスイッチが作動した場合に、駆動部10への電流の供給を停止させるように構成してもよい。
上述のように、本例の装置Sは、窓枠3の開口部2aの略全域を覆うことができ、これによりシェードとしての機能を果たすことが可能である。これにより、太陽光の車室内への差し込みを防いで車室内の温度上昇を抑制することできる。また、本実施例では、車両の前右ドアに装置Sを適用した例を示したが、これに限らず、フロントウインドウ、サイドドアウインドウ、リアウインドウの全てに装置Sを適用してもよい。このようにすれば、さらに車室内の温度上昇を抑制することができる。
また、シート21の素材を様々に変えて適宜な光透過率に設定すれば、装置Sにスモークフィルムの機能を果たさせることもできる。
また、本例の装置Sでは、窓枠3の前枠3aおよび上枠3bに沿ってロールシェード部22が配設されているので、シート21は開口部2aを上側から覆っていくことができ、バイザーとしての機能を提供することができる。このように、本例の装置Sはバイザーおよびシェードとしての両機能を果たすことができる。
乗員は、ウインドウガラス6を下げて窓を開けた状態でシート21を下げることにより、本例の装置Sを虫除けとして使用することもできる。また、シート21を所定位置まで下げることにより、走行中に頭部等上半身へ風が当るのを防ぐこともできる。
また、本例の装置Sでは、構成部材である駆動部10、ロールシェード機構部20、ガイド部30を、ドアパネル2とドアトリム4の間、またはドアパネル2とトリム部材5の間に配設したので、不使用時にも装置Sは邪魔にならないので好適である。さらに、装置Sは車両側ではなくドア側に配設されているので、カーテンシールドエアバッグが作動する際の邪魔にならず、安全性を確保することができる。
(実施例2)
次に、本発明の実施例2に係る装置Sを図7に基いて説明する。実施例1と共通する構成要素についての説明は省略する。実施例1では、ワイヤ32を駆動部10のリール13で巻き上げてスライダー35を上下動させていたが、本例の装置Sは、ワイヤ32を用いる代わりに伝達部材としての樹脂製のラック132と、ピニオン113によってスライダー135を上下動させている。
本例では、ガイド部30は、後枠3cとトリム部材5との間に配設されたガイドレール131と、ガイドレール131に案内されてガイドレール131に沿って移動可能なスライダー135と、ガイドレール131に案内されて上下動可能でありスライダー135に上端部が連結されたラック132等を備えて構成されている。駆動部10の出力側にはリール13の代わりにラック132と係合するピニオン113が連結されている。
このような構成により、駆動部10が正逆回転すると、ピニオン113が正逆回転し、この正逆回転によってラック132がガイドレール131に案内されて上下動を行う。これにより、ラック132の上端部に連結されたスライダー135が上下動し、スライダー135に連結されたシート21が上下動を行う。
(実施例3)
次に、本発明の実施例3に係る装置Sを図8に基いて説明する。実施例1と共通する構成要素についての説明は省略する。本例の装置Sでは、駆動部10およびガイド部30が左右にそれぞれ設けられている。すなわち、ガイドレール31は、前枠3aと後枠3cにそれぞれ設けられており、これらのガイドレール31には摺動可能に案内されるスライダー35がそれぞれ配設されている。そして、これらのスライダー35にシート21の自由端の左右端部が取り付けられている。
各スライダー35にはワイヤ32の一端が連結されており、これらのワイヤ32はガイドレール31内を通り、プーリー33を介して駆動部10まで導かれている。
本例のロールシェード機構部20は、上枠3bに配設された直線状または僅かに湾曲したロールシェード部22を備えている。
このような構成により、本例の装置Sでは、操作スイッチ14を操作することによって、2つの駆動部10が共に正回転または逆回転する。これにより、ワイヤ32に連結されたスライダー35がガイドレール31に案内されて上下動を行う。このときも、実施例1と同様に伸縮性のシート21は幅方向に伸縮して拡がりつつ開口部2aを覆うことが可能である。
(実施例4)
次に、本発明の実施例4に係る装置Sを図9,図10に基いて説明する。実施例1と共通する構成要素についての説明は省略する。実施例4は、実施例3の改変例である。上枠3bに配設されたロールシェード機構部20は、実施例3と同様である。また、前枠3aと後枠3cには、ガイド部30がそれぞれ配設されている。ガイド部30は、ガイドレール31と、このガイドレール31に摺動可能に案内されるスライダー35と、ガイドレール31の下端部にそれぞれ連結された中空のケーブルパイプ232a,232bと、ケーブルパイプ232a,232b内に配設され内部を摺動可能な伝達部材としてのスパイラルケーブル234等を備えて構成されている。各スライダー35には、シート21の自由端の左右端部が取り付けられている。
ケーブルパイプ232a,232bは、それぞれ前枠3a,後枠3cの下端部付近で所定の曲率で折り曲げられ、後方(右方向)または前方(左方向)へ延出している。そして、窓枠3の下部においては、2本のケーブルパイプ232a,232bは上下に並んで略平行に配設されている。また、窓枠3の下部において略平行に配設されたケーブルパイプ232a,232bを一体に保持するようにケーブルパイプホルダ233が取り付けられている。このケーブルパイプホルダ233の内部では、ケーブルパイプ232a,232bは、長さ方向に一部が切断されており、その切断部分にはスパイラルケーブル234が露出している。
駆動部10は、電動モータ11,減速機構部12等からなり、ケーブルパイプホルダ233に連結されている。駆動部10の出力側には、車体の側方に突出するように出力歯車213が取り付けられている。出力歯車213は前述のケーブルパイプホルダ233内で露出したスパイラルケーブル234と噛合するように取り付けられている。
スパイラルケーブル234は、コイル状のケーブル234aとこのコイル状のケーブル234a内に挿入されたフレキシブルケーブル234bによって構成され、端部にはスライダー35が連結されている。スパイラルケーブル234と出力歯車213はラック・ピニオンのように機能する。出力歯車213の歯とスパイラルケーブル234のコイル状のケーブル234aとが噛合し、駆動部10が作動して出力歯車213が正逆いずれかに回転すると、これに伴い各スパイラルケーブル34はケーブルパイプ232a,232b内を左右反対方向へ送り出される。また、スパイラルケーブル234は、フレキシブルケーブル234bにコイル状のケーブル234aが巻きつけられた構成であるので、駆動部10によって駆動されたとき、曲部を有するケーブルパイプ232a,232bの曲部に追随してケーブルパイプ232a,232bの内部を移動することができる。
また、ガイドレール31の案内溝には、スパイラルケーブル234が挿入されており、スライダー35およびスライダー35に連結されたスパイラルケーブル234を摺動可能に案内する。
上述のように駆動部10及びガイド部30が構成されているので、駆動部10が正逆回転すると、スパイラルケーブル234がケーブルパイプ232a,232b及びガイドレール31内を案内され、スパイラルケーブル234の端部に固定されたスライダー35がガイドレール31の上端部から下端部の間を移動する。これに伴い、伸縮性のシート21が幅方向に伸縮しつつ窓枠3の開口部2aの上側と下側の間で展張・収納される。
(実施例5)
次に、本発明の実施例5に係る装置Sを図11に基いて説明する。実施例1と共通する構成要素についての説明は省略する。実施例1では、駆動部10によってワイヤ32を巻き取る方式であったが、本例では実施例4と同様に駆動部10によってスパイラルケーブル234を送り出す方式である。しかしながら、実施例4と異なる点は、ガイドレール31が後枠3cのみに設けられ、したがってこのガイドレール31用にケーブルパイプ232b,スパイラルケーブル234およびスライダー35が一組のみ配設されている点である。ロールシェード部22は、実施例1と同様に、前枠3aおよび上枠3bに沿って湾曲して配設されている。
このように構成されているので、駆動部10が正逆回転すると、スパイラルケーブル234がケーブルパイプ232b及びガイドレール31内を案内され、スパイラルケーブル234の端部に固定されたスライダー35がガイドレール31の上端部から下端部の間を移動する。これに伴い、伸縮性のシート21が幅方向に伸縮しつつ窓枠3の開口部2aの上側と下側の間で展張・収納される。
(実施例6)
次に、本発明の実施例6に係る装置Sを図12,図13に基いて説明する。実施例1と共通する構成要素についての説明は省略する。本例でも伸縮性のシート21を用いている点は実施例1等と同様である。
本例の装置Sは、駆動部10と、シート展開機構部40とを備えて構成される。駆動部10は、電動モータ11,減速機構部12等から構成され、出力側にワイヤ32を巻取り可能なリール13が取付けられている。
シート展開機構部40は、シート21と、シート21の端部辺が取り付けられた回動フレーム301,302等から構成されている。回動フレーム301,302は、直線状の剛性を有する部材であり、図12の状態において上部が開口するようにコ字状に形成されている。
回動フレーム301は、その前端部が前枠3aの下端部に配設された支持ピン304aによって回動自在に支持されている。回動フレーム302は、その後端部が上枠3bの後端部と後枠3cの上端部との交差部位に配設された支持ピン304cによって回動自在に支持されている。回動フレーム302の前端部には長手方向に所定長さのスリット302aが形成されており、回動フレーム301の後端部にはこのスリット302aを挿通して支持ピン304bが配設され、回動フレーム301と回動フレーム302は互いに回動可能に連結されている。したがって、支持ピン304bがスリット302a内を移動することにより、回動フレーム301,302が支持ピン304a,304cを中心として回動することができる。
後枠3cの上端部には、付勢手段としての板バネ303が配設されており、回動フレーム302の後端部付近の上面を下方に付勢している。したがって、回動フレーム302は支持ピン304cを回動中心として反時計方向に付勢力を受けている。これにより、回動フレーム302およびこれに回動可能に連結された回動フレーム301は、展開方向に常に付勢力を受ける。なお、付勢手段として板バネ303を例示したが、これに限らず、コイルスプリングであってもよいし、弾性体であってもよい。また、フレーム302に限らず、フレーム301を展開方向へ付勢するように構成してもよい。
また、前枠3aの上端部付近にプーリー333aが配設され、下端部付近に333bが配設されている。また、回動フレーム301の後端部には、フック301aが取り付けられており、ワイヤ32の端部はこのフック301aに取り付けられ、プーリー333a,333bを介して前枠3aに沿って配設され、駆動部10のリール13まで導かれている。なお、本例では、駆動部10を車両前方側に配設し、ワイヤ32を前枠3aに沿って配設しているが、これに限らず、駆動部10を後枠3cに配設し、ここから別途設けたプーリーを介してフック301aまでワイヤ32を配設するようにしてもよい。本例の駆動部10,プーリー333a,333bは、巻取り手段を構成する。
シート21は、所定の形状に裁断されたものであり、図13の状態において前側辺が前枠3aに固定され、上側辺が上枠3bに固定され、下側辺が回動フレーム301に固定され、後側辺が回動フレーム302に固定されている。収納位置では回動フレーム301,302は、それぞれ前枠3a,上枠3bに沿って位置するが、これらはコ字状であるので、内部にシート21を収容することができる。
このように構成されているので、図12の状態から駆動部10が正回転すると、ワイヤ32がリール13から送り出される。回動フレーム302には板バネ303によって展開方向に付勢力が掛かっているので、ワイヤ32が送り出されるのにしたがって、回動フレーム301,302が展開していき、これに伴ってシート21はその伸縮性に応じて伸張しつつ開口部2aを覆うように展張していく。したがって、最も展開した位置に至る途中においても、シート21は所定の張力をもって開口部2aを覆うことができる。このとき、支持ピン304bは、スリット302a内を移動していく。図13は、回動フレーム301,302が最も展開した位置にある状態を示している。
図13の状態から、駆動部10が逆回転すると、板バネ303の付勢力に抗してワイヤ32がリール13に巻き取られていく。そして、収納位置では、上述のようにシート21は回動フレーム301,302内に収容された状態となる。
○上記実施の形態では、駆動部10をドアトリム4とドアパネル2との間に配設していたが、これに限らず、ロールシェード部22の端部を中空に形成して、この空間に駆動部10を配設してもよい。そして、実施例1の場合では、例えば、ロールシェード部22の後端部内に駆動部10を配設したときには、プーリー33を適宜に配設してワイヤ32を後枠3cに沿って配設し、ガイドレール31の下部まで引き回すことができ、ここからさらに、スライダー35を下側に引っ張ることができるようにプーリーによってワイヤの向きを変えることができる。また、ロールシェード部22の前端部内に駆動部10を配設することも可能である。
○また、上記実施の形態では、シート21が完全に展張状態となったときに、開口部2aの略全域を覆う構成であるが、これに限らず、シート21が完全に展張状態となったときに、開口部2aの上側部分のみを覆うように構成してもよい。このようにすれば、バイザーとしての機能を果たすことができる。
○また、駆動部10,ガイド部30を一体にモジュール化して形成することができる。このようにすると、ドア内への組み込みが容易となるので好適である。さらに、駆動部10,ガイド部30に加えて、ロールシェード機構部20も一体にモジュール化して形成することができる。
○また、上記実施の形態ではシート21の自由端にスライダー35が取り付けられ、スライダー35をガイドレール31に沿って上下に案内することにより、シート21を展張・収納していたが、これに限らず、シート21の自由端の左右端にワイヤを取り付け、このワイヤを駆動部によってリールに巻き取ることにより直接、シート21を上下に移動させるように構成してもよい。
○また、上記実施例6では、回動フレーム301,302の2本の回動フレームを窓枠3に回動可能に配設していたが、これに限らず、回動フレーム301または回動フレーム302がない構成としてもよい。すなわち、回動フレーム301が支持ピン304aを回動軸として前枠3aから開口部2a側へ回動可能とすれば、伸縮性を有するシート21によって開口部2aを覆うことができる。また、回動フレーム302が支持ピン304cを回動軸として上枠3bから後枠3cの間を回動可能とすれば、伸縮性を有するシート21によって開口部2aの略全域を覆うことができる。
本発明の実施例1に係るサイドシェード装置の説明図である。 本発明の実施例1に係るロールシェード部の説明図である。 本発明の実施例1に係るロールシェード部の説明図である。 本発明の実施例1に係るロールシェード部の説明図である。 本発明の実施例1に係るスライダーの説明図である。 本発明の実施例1に係るサイドシェード装置の展開状態の説明図である。 本発明の実施例2に係るサイドシェード装置の説明図である。 本発明の実施例3に係るサイドシェード装置の説明図である。 本発明の実施例4に係るサイドシェード装置の説明図である。 本発明の実施例4に係る駆動部の説明図である。 本発明の実施例5に係るサイドシェード装置の説明図である。 本発明の実施例6に係るサイドシェード装置の説明図である。 本発明の実施例6に係るサイドシェード装置の説明図である。
符号の説明
1 ドア、2 ドアパネル、2a 開口部、3 窓枠、3a 前枠、3b 上枠、3c 後枠、4 ドアトリム、5 トリム部材、5a スリット、6 ウインドウガラス、10 駆動部、11 電動モータ、12 減速機構部、13 リール、14 操作スイッチ、20 ロールシェード機構部、21 シート、22 ロールシェード部、22a センタシャフト、22b コイルスプリング、22c スプリングホルダ、22d 回転ロッド、23 サイドロッド、23a,23a,25a 係合突起、24 ジョイント、24a 係合凹部、25 センタロッド、25a 係合突起、26 ロールシェード保持部、26a ブラケット、30 ガイド部、31 ガイドレール、32 ワイヤ、33 プーリー、34 スパイラルケーブル、35 スライダー、35a スライド部、35b シート取付部、40 シート展開機構部、113 ピニオン、131 ガイドレール、132 ラック、135 スライダー、213 出力歯車、232a,232b ケーブルパイプ、233 ケーブルパイプホルダ、234 スパイラルケーブル、234a コイル状のケーブル、234b フレキシブルケーブル、301,302 回動フレーム、301a フック、302a スリット、303 板バネ、304a,304b,304c 支持ピン、333a,333b プーリー、S サイドシェード装置

Claims (10)

  1. 車両用ドアの窓枠によって囲まれる開口部を覆うシートと、該シートの基端部が取り付けられ該シートを巻取るロールシェード部と、を備えたサイドシェード装置であって、
    前記ロールシェード部は、前記窓枠の上部側に設けられ、
    前記シートは、前記ロールシェード部に巻き取られた状態から前記開口部の下側へ向けて展張されることを特徴とするサイドシェード装置。
  2. 前記ロールシェード部は、前記窓枠と該窓枠の車内側に設けられたトリム部材との間に配設されたことを特徴とする請求項1に記載のサイドシェード装置。
  3. 前記シートは、伸縮性を有するシート素材で形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のサイドシェード装置。
  4. 前記シートは、展張状態にあるときに前記開口部の略全域を遮蔽可能であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のサイドシェード装置。
  5. 前記ロールシェード部は、前記窓枠の形状に応じて湾曲して配設され前記窓枠に固定されるセンタシャフトと、該センタシャフトの外周面を覆うように配設され前記湾曲したセンタシャフトを回転軸として回動される回転ロッドと、を備えたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のサイドシェード装置。
  6. 前記シートを前記ロールシェード部から展張させる駆動部を備えたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載のサイドシェード装置。
  7. 前記ロールシェード部は内部が中空に形成され、
    前記駆動部は、前記ロールシェード部内に配設されたことを特徴とする請求項6に記載のサイドシェード装置。
  8. 前記シートの自由端側に取り付けられたスライダーと、
    前記窓枠のうち車両用ドア本体から上下方向に延出する枠に配設され前記スライダーを摺動可能に保持するガイドレールと、
    前記スライダーに連結され該スライダーを前記ガイドレールに沿って移動させる伝達部材と、
    ドアパネルとドアトリムの間に配設され前記伝達部材を移動させる駆動部と、を備えたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載のサイドシェード装置。
  9. 前記伝達部材は、前記駆動部のリールに巻取り可能に連結されたワイヤ、前記駆動部に連結されたピニオンと噛合するラック、前記駆動部の出力歯車と噛合するスパイラルケーブルのいずれかであることを特徴とする請求項7に記載のサイドシェード装置。
  10. 車両用ドアの窓枠に一端が回動自在に支持された回動フレームと、
    前記窓枠に端部辺が取り付けられると共に前記回動フレームに他の端部辺が取り付けられ前記窓枠によって囲まれる開口部を覆うシートと、
    前記回動フレームを前記窓枠側から前記開口部側へ向けて付勢する付勢手段と、
    前記回動フレームに一端が取り付けられたワイヤと、
    前記ワイヤを巻き取って前記回動フレームを前記開口部側から前記窓枠側へ回動させる巻取り手段と、を備えたことを特徴とするサイドシェード装置。
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