JP2005305718A - プリントシステムおよびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ノズルの数に拘わらずプリンタ自体の構成が大型化しないようにするための技術を提供する。
【解決手段】ホストコンピュータ2側で印刷データとして生成される複数の画素群データは、画像形成範囲のうち用紙搬送方向に沿って配列されることとなる画素群それぞれを時系列で処理することにより生成されるデータであって、それぞれ記録ヘッド10における特定のノズル12を駆動するための情報を示すデータになっている。また、これら画素群データは、画素群における非吐出回数を特定可能なデータである。そのため、プリンタ1側では、画素群データで特定される非吐出回数を「ノズルを駆動するための情報」として注目することにより、プリンタ1自身で非吐出回数をカウントして特定すること無く、この非吐出回数に応じた駆動波形で各ノズル12を駆動することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、プリンタとホストコンピュータとからなるプリントシステム,および,このプリントシステムにおいて利用可能なプログラムに関する。
従来から、インクジェットプリンタのように、記録ヘッドのノズルからインク滴を吐出して画像を形成するプリンタにおいては、特定のノズルからインク滴の吐出が行われない期間が続くと、ノズルが乾燥してノズル内に存在するインク滴の粘度が増加することにより、ノズルに目詰まりを発生させたり、目詰まりが発生しない場合でも次に吐出されるインク滴が本来吐出すべき液適量とならなかったりする恐れがある。
このような不具合を改善するための技術としては、例えば、インク滴の吐出が休止された回数(非吐出回数)をノズル毎に設けたカウンタでカウントし、この非吐出回数が所定の回数に達したノズルに対応するアクチュエータへ微小信号を印加することで、ノズル近傍のインクをインク滴が吐出しない程度振動させるといった技術(特許文献1参照)や、同様の方法によって非吐出回数が所定の回数に達したノズルを検出し、このノズルが次にインク滴を吐出する際に通常とは異なる駆動波形を印加することで、ノズルが乾燥したりインク粘度が増加したりした場合であっても、所望の印字濃度が得られるようにする技術(特許文献2参照)などが提案されている。
特開平11−314360号公報 特開平10−315455号公報
しかし、上述の技術では、インク滴の吐出が休止された回数をノズル毎に設けられたカウンタによりカウントする構成であるため、ノズルの数に応じたカウンタが必要になる。これは、ノズルの数を多く備えた高解像度のプリンタであるほど、カウンタの数が多くなり、カウンタの数に応じてプリンタ自体の構成が大型化してしまうことを示している。
本発明は、この課題を解決するためになされたものであり、その目的は、ノズルの数に拘わらずプリンタ自体の構成が大型化しないようにするための技術を提供することである。
上記課題を解決するため請求項1に記載のプリントシステムは、プリンタおよび該プリンタとデータ通信可能なホストコンピュータから構成され、前記プリンタは、第1の方向へ相対的に移動する記録媒体に対し、前記第1の方向と交差する第2の方向に配置された複数のノズルからインク滴を吐出する記録ヘッドと、前記ホストコンピュータ側から送信される印刷データに基づいて、前記記録ヘッドを駆動するための駆動信号を生成する駆動信号生成手段と、を備えている。また、前記ホストコンピュータは、前記記録媒体に画像が形成される画像形成範囲において、前記第1の方向に沿って配列される1または複数の画素から構成され、前記インク滴が連続して吐出されない非吐出回数を特定可能な画素群データを、順次前記第1の方向に生成する画素群データ生成手段と、該画素群データ生成手段により生成された画素群データを印刷データとして前記プリンタ側へ送信する印刷データ送信手段とを備えている。また、プリンタにおける前記駆動信号生成手段は、前記印刷データで特定される前記非吐出回数に応じた駆動信号を生成する、ことを特徴とする。
このように構成されたプリントシステムにおいて、ホストコンピュータ側で印刷データとして生成される複数の画素群データは、画像形成範囲のうち第1の方向に沿って配列されることとなる画素群それぞれを時系列で処理することにより生成されるデータであって、第1の方向が記録ヘッドに対する記録媒体の移動方向(相対移動する方向)であることから、記録ヘッドにおける特定のノズルを駆動するための情報を示すデータになっている。また、これら画素群データは、画素群においてインク滴がノズルから連続して吐出されないこととなる回数としてカウントされた非吐出回数を特定可能なデータである。そのため、プリンタ側では、この画素群データで特定される非吐出回数を「ノズルを駆動するための情報」として注目することにより、プリンタ自身で非吐出回数をカウントして特定すること無く、この非吐出回数に応じた駆動波形で記録ヘッドの各ノズルを駆動することができる。具体的な例として、例えば、非吐出回数が所定回数以上連続する場合には、ノズルの乾燥やインク粘度の変化を補完して正常なインク滴の吐出が行えるような駆動波形を生成するようにすればよい。
このように、本プリントシステムにおいて、ホストコンピュータ側では、各画素群の非吐出回数それぞれを1つのカウンタにより時系列で処理(カウント)することで生成した画素群データそれぞれを順次プリンタへ送信し、プリンタ側では、ホストコンピュータから順次送信されてくる各画素群データについて、画素群データで特定される情報(非吐出回数)そのものに応じた駆動波形で記録ヘッドの各ノズルを駆動する。そのため、このプリントシステムでは、記録ヘッドにおけるノズル毎にカウンタを設ける必要がなく、ノズルが多くなったとしても、カウンタによりシステムが大型化してしまうことはない。
なお、この構成における「第1の方向」とは、記録ヘッドに対して記録媒体が相対的に移動する方向であって、例えば、記録媒体が記録ヘッドのヘッド面に沿って搬送される搬送方向(副走査方向)である。また、「第2の方向」とは、第1の方向と交差する方向であって、例えば、記録媒体の搬送方向と交差する方向(主走査方向)である。
また、ホストコンピュータにより生成される印刷データを構成する画素群データについては、請求項2に記載のように、前記画素の濃度および該濃度の前記インク滴が連続して吐出される吐出回数、または、前記画素の濃度および前記非吐出回数の組み合わせを示すものとすればよい。
このように構成すれば、プリンタ側では、画素群データで示される画素の濃度成分,および,吐出回数または非吐出回数に基づいて、画素群データで示される画素群を形成するのに、どのような濃度のインク滴を何回連続すべきか、または、インク滴を何回連続して吐出しないようにすべきか、といったことを容易に特定することができる。
また、ホストコンピュータ側で生成される印刷データを構成する各画素群データは、画素の濃度成分,および,吐出回数または非吐出回数の組み合わせで各画素群を示したデータとなる。そのため、この画素群データは、画素群における全ての画素それぞれの濃度成分を特定可能なデータとする場合よりもそのデータ量を少なくすることができ、これにより、ホストコンピュータからプリンタへ送信するデータを減らし、データの送信に必要な時間を短縮することができる。
また、請求項3に記載のプログラムは、コンピュータを、前記記録媒体に画像が形成される画像形成範囲において、第1の方向に沿って配列される1または複数の画素から構成され、インク滴が連続して吐出されない非吐出回数を特定可能な画素群データを、順次前記第1の方向に生成する画素群データ生成手段、および、前記画素群データで特定される前記非吐出回数に応じた駆動信号を、前記第1の方向と交差する第2の方向に配置された複数のノズルからインク滴を吐出して記録する記録ヘッドを駆動するために生成する駆動信号生成手段、として機能させるためのプログラムである。
このようなプログラムにより制御されるコンピュータは、請求項1または請求項2に記載のホストコンピュータの一部を構成することができる。
なお、このプログラムは、コンピュータによる処理に適した命令の順番付けられた列からなるものであって、請求項1または請求項2に記載された画素群データ生成手段および駆動信号生成手段としての機能をコンピュータに実行させるためのプログラムである。このプログラムは、例えば、FD、CD−ROM、メモリーカードなどの記録媒体、インターネットなどの通信回線網を介して、コンピュータ,または,コンピュータを利用するユーザに提供されるものである。なお、このプログラムをユーザに提供する場合には、コンピュータのハードディスクやメモリにプレインストールされた状態で提供する形態であってもよい。
以下に、本発明のプリントシステムを、プリンタ1,および,このプリンタ1とデータ通信可能に接続されたホストコンピュータ2により実現した実施形態を図面と共に説明する。
プリンタ1は、図1に示すように、それぞれ異なる色のインク滴を吐出可能な4つの記録ヘッド10,記録ヘッド10のヘッド面に沿って記録ヘッド10の下方を通過するように記録用紙を搬送する搬送ユニット20,筐体32の下部に設けられた用紙トレイ34,筐体32の上部に設けられた排紙トレイ36などを備えたラインヘッド型のカラーインクジェットプリンタである。
これらのうち、複数の記録ヘッド10は、インクの色(本実施形態においては、CMYKカラーモデルで規定される「C(Cyan)」,「M(Magenta )」,「Y(Yellow)」,「K(black)」の4色)毎のものが、記録用紙の搬送される方向(図1における矢印の方向;以降、「用紙搬送方向」という)に沿って並べられている。各記録ヘッド10は、図2に示すように、搬送ユニット20と対向するヘッド面に、複数のノズル12からなるノズル列が用紙搬送方向と直交する方向(図2における左右方向)に沿って複数列配列された構成となっている。また、記録ヘッド10には、ノズル12それぞれに対してインク流路を介してつながる圧力室(図示しない)が設けられており、この圧力室内のインクにアクチュエータにより圧力が与えられ、圧力室内のインクがインク流路を介してノズル12側へ押し出されることにより、ノズル12からインク滴が吐出される。
このような構成のプリンタ1では、用紙トレイ34から供給され、搬送ユニット20により用紙搬送方向へ向けて搬送される記録用紙が、記録ヘッド10のヘッド面と搬送ユニット20の上面との間に形成された隙間を通過していくことになる。その際、この隙間を通過する記録用紙に対し、各記録ヘッド10のノズル12それぞれから適宜インク滴を吐出することによって、記録用紙の表面のうち、各記録ヘッド10に対向する位置を通過する範囲A内に画像Bが形成される。そして、こうして画像形成範囲Aに画像Bが形成された記録用紙は排紙トレイ36に排出される。
また、このプリンタ1には、図3に示すように、プリンタ1全体の動作を制御するCPU102、CPU102による処理手順などを記憶するROM104、CPU102による処理結果などを記憶するRAM106、ホストコンピュータ2とケーブルを介して接続するための外部インタフェース部(以降、「外部I/F」とする)108、操作パネルおよび表示パネルからなるユーザインタフェース部(以降、「UI/F」とする)110、記録ヘッド10のアクチュエータに駆動信号を印加するためのヘッドドライバ130、搬送ユニット20による記録用紙の搬送を制御する搬送制御部140などにより制御系統を構成している。
なお、ホストコンピュータ2は、CPU,ROM,RAM,外部I/F,ハードディスク,キーボード,ディスプレイなどを備えた周知のコンピュータシステムであって、各種アプリケーションソフトの他、画像データに基づく印刷データの生成および印刷データのプリンタ1への送信を行うデバイスドライバが組み込まれている。
[印刷データ送信処理]
以下に、ホストコンピュータ2がデバイスドライバの機能により実行する処理であって、プリンタ1に対して印刷データを送信する印刷データ送信処理の処理手順を、図4に基づいて説明する。この処理は、デバイスドライバがアプリケーションソフトから所定の画像を示す画像データを受け取った際に開始される。
本実施形態において、アプリケーションソフトから画像データを受け取ったデバイスドライバは、この画像データに対して、色空間を変換する処理,および,画像データで示される画像の階調をプリンタ1側で記録するのに適した階調に調整する処理を行うことにより、画像データをC,M,Y,Kの各色成分それぞれが4階調(2ビット)で表現された画像を示すデータに変換してから以降の処理を行うように構成されている。なお、ここでいう「色空間を変換する処理」とは、例えば、アプリケーションソフトからの画像データがRGBカラーモデルによるものである場合に、この画像データにおけるR(赤),G(緑),B(青)の各色成分をCMYKカラーモデルによるC,M,Y,Kの各色成分からなる画像データに変換する処理である。また、「階調を調整する処理」とは、例えば、アプリケーションソフトからの画像データが各色成分を多階調で表現したものである場合に、誤差拡散などの手法を用いてプリンタ1側で記録するのに適した階調となるように調整(例えば、減色処理など)する処理である。これらの処理については、周知の処理であるため、詳細な処理手順については省略する。
この印刷データ送信処理を開始する際には、まず、プリンタ1に対して印刷データを送信する旨を通知するための制御データを送信する(s10)。ここでは、制御データとして、アプリケーションソフトにより生成された画像データで示される画像に関する情報(例えば、画像のサイズ,画像を構成する色成分および色成分の数など)を特定可能なデータが送信される。
次に、アプリケーションソフトにより生成された画像データに基づき、この画像データで示される画像における用紙搬送方向の画素列(第1〜第i画素列)それぞれに対応するデータを、この画像を構成する色成分(第1〜第jの色成分)毎に生成し、これらデータを印刷データとしてプリンタ1へ送信する(s20)。ここでは、画像データで示される画像を構成する色成分毎に、各色成分の画像を記録用紙に形成した場合の画像形成範囲において、用紙搬送方向に沿って配置される画素群それぞれを示す画素群データを、後述する処理に従って生成し、これら画素群データを印刷データとして順次プリンタ1へ送信する。なお、ここでいう「各色成分の画像」とは、画像データで示される画像を構成する第1〜第jの色成分それぞれのデータである(本実施形態においては、C,M,Y,Kを第1〜第4の色として適用されている)。また、「画像形成範囲において、用紙搬送方向に沿って配置される画素群」とは、プリンタ1側における記録ヘッド10の有するノズル12のうち、特定のノズル12のみから吐出されるインク滴により記録用紙に形成されることとなる画素の列を示している(図2参照)。
このs20の処理は、特定の色成分の画像における画素列全てに対する処理が終了するまで(s30:NO)、第1画素列から第i画素列まで順番に行う(s30:YES)。
そして、ここまでの処理を、第1の色成分の画像から第jの色成分の画像まで順番に行い(s40:NO)、全ての色成分の画像に対する処理が終了したら(s40:YES)、本印刷データ送信処理を終了する。
このように、s10〜s40の処理を行うことにより、第1〜第jの色成分の画像それぞれについての画素群データが、第1画素列に対応するデータから第i画素列に対応するデータの順番でプリンタ1へ送信される。
ここで、上述したs20の処理について詳細な処理内容を図5に基づいて説明する。
まず、カウンタのカウント値chおよび変数pをリセット(0→ch,1→p)する(s110)。このカウンタは、以降の処理で、同一濃度成分の画素が連続する回数をカウントするためのものである。なお、本印刷データ送信処理の説明において、以降に記載の「ch」は、カウンタによるカウント値を示すものとし、「p」は、変数pにセットされた値を示すものとする。
次に、処理すべき画素列を示すデータのうち、画素列の先頭から第p番目の画素についてのデータを読み込み、このデータで示される濃度成分の値を変数Epにセットする(s120)。ここでいう「画素についてのデータ」とは、画素における濃度成分(階調)を示すものであって、本発明においては、この濃度成分を2ビットで表現したデータで表す。また、変数Epは、第p番目の画素についてのデータを一時保管するための変数である。
次に、s120の処理で読み込んだ第p番目の画素が画素列を構成する最後の画素(第k番目の画素)であるか否かをチェックする(s130)。
このs130の処理で第p番目の画素が画素列を構成する最後の画素でなければ(s130:NO)、第p+1番目の画素についてのデータが存在することになるため、この第p+1番目の画素についてのデータを読み込み、このデータで示される濃度成分の値を変数Eqにセットする(s140)。この変数Eqは、第p+1番目の画素についてのデータを一時保管するための変数である。
次に、s120,s140の処理で読み込んだデータ、つまり変数Epおよび変数Eqにセットされている濃度成分それぞれが同一(Ep=Eq)であるか否かをチェックする(s150)。
このs150の処理で、変数Epおよび変数Eqにセットされている濃度成分それぞれが同一である場合(s150:YES)、カウンタによるカウント値chが所定のしきい値R(本実施形態においては、6ビットの上限「63」)に到達しているか否かをチェックする(s170)。
このs170の処理で、カウント値chがしきい値Rに到達していれば(s170:YES)、ここまでの処理でカウンタによりカウントされたカウント値ch(6ビット)と、s120の処理で変数Epにセットされたデータ(2ビット)とからなるデータ(8ビット)を、1以上の画素を示す画素群データとしてプリンタ1側へ送信する(s180)。ここでは、しきい値Rに到達したカウント値ch(63)と、変数Epにセットされている先頭から第p番目の画素についての濃度成分と、からなるデータ(8ビット)を画素群データとして送信する。
次に、カウンタのリセット,および,変数Eqの値についての変数Epへのセット(0→ch,Eq→Ep)を行った後(s190)、変数pをインクリメント(p+1→p)して(s200)、s130の処理へ戻る。
また、上述したs150の処理で、変数Epおよび変数Eqにセットされている濃度成分それぞれが同一でない場合(s150:NO)、s180の処理へ移行し、画素群データの送信(s180),カウンタのリセットおよび変数Epへの変数Eqのセット(s190),変数pのインクリメント(s200)を経て、s130の処理へ戻る。この場合s180の処理では、カウント値chがしきい値Rに到達した場合(s170で「YES」とされた場合)と同様、ここまでの処理でカウントされたカウント値chと、変数Epにセットされている先頭から第p番目の画素についての濃度成分と、からなるデータを、画素群データとして送信する。
また、上述したs170の処理で、カウント値chが所定値に到達していなければ(s170:NO)、カウンタをインクリメント(ch+1→ch)した後(s175)、変数pのインクリメント(s200)を経て、s130の処理へ戻る。
そして、s130からs200の処理を繰り返すことで、1画素列を構成する全ての画素に対して処理を行い、s130の処理で、全ての画素に対する処理が終了した場合(s130:YES)には、ここまでの処理でカウントしたカウント値chと、変数Epにセットされている先頭から第p番目の画素についての濃度成分と、からなるデータを、画素群データとしてプリンタ1側へ送信した後(s210)、上述したs30の処理へ移行する。
このように、s110〜s210の処理では、処理すべき画素列についての画素群データを順次プリンタ1へ送信しており、このように連続して送信される画素群データが処理すべき画素列についての印刷データとして送信されることとなる。また、こうして送信される画素群データは、画素についての濃度成分,および,この濃度成分がカウント値chで示される画素数だけ連続している旨を示すデータであり、いわゆるランレングス方式によりそのデータ量が圧縮されたデータとなっている。
また、上述したs110〜s210の処理は、処理すべき画素列毎に行われる処理であって、画素列それぞれについての処理を行うにあたり、始めに、同一濃度成分の画素が連続する連続回数をカウントするカウンタのカウント値chがリセットされる(s110の処理)。そのため、たとえ、処理すべき画素列を構成する先頭の画素と、この画素列の前に処理された画素列を構成する最後尾の画素と、が同一濃度成分であったとしても、両画素列が連続する画素群であるかのように扱われてしまうことはない。
[イメージ生成処理]
以下に、プリンタ1がホストコンピュータ2により送信された制御データを受信した際に実行するイメージ生成処理の処理手順を図6に基づいて説明する。この制御データを受信した以降、ホストコンピュータ2からは、印刷すべき画像を構成する色成分毎に、複数の画素群データが印刷データとして順次送信されてくる。
まず、変数x,cを初期化(1→x,1→c)する(s303)。なお、本イメージ生成処理の説明において、以降に記載の「x」は、変数xにセットされた値を示すものとし、「c」は、変数cにセットされた値を示すものとする。
次に、印刷すべき画像を構成する色成分(第1〜第jの色成分)毎に、この第cの色成分の画像における第x番目の画素列についての1列分の処理を行う(s305)。ここでは、ホストコンピュータ2側から送信された1の画素列を構成する画素群データに基づき、記録ヘッド10のアクチュエータを駆動するのに必要な駆動信号の波形に対応づけられた液滴データを生成してイメージバッファに記憶する。ホストコンピュータ2側から送信される画素群データは、上述したように、画素群を構成する画素の濃度成分、および、この濃度成分が続く画素数を示すカウント値ch(正確には「ch―1」が画素数を示す;以降、「ランレングスL」という)を特定可能なデータであるため、このs305の処理では、この画素群データに基づいて濃度成分から1画素分の情報を示す液滴データを生成することとなるが、詳細な処理手順については後述する。
次に、変数xをインクリメント(x+1→x)した後(s485)、第cの色成分の画像における全ての画素列に対する処理が終了したか否かをチェックする(s490)。ここでは、本イメージデータ生成処理に先立って受信した制御データに基づいて、印刷すべき画像における用紙搬送方向に沿った方向に配列される画素数kを特定し、変数xの値が、この画素数kに到達(x=k)していれば、全ての画素列に対する処理が終了したと判定する。
このs490の処理で、全ての画素列に対する処理が終了していなければ(s490:NO)、s305の処理へ戻る一方、全ての画素列に対する処理が終了していれば(s490:YES)、変数cをインクリメント(c+1→c)した後(s495)、印刷すべき画像における全ての色成分の画像に対する処理が終了したか否かをチェックする(s500)。ここでは、本イメージ生成処理に先立って受信した制御データに基づいて、印刷すべき画像を構成する色成分の数jを特定し、変数cの値が、この色成分の数jに到達(c=j)していれば、全ての色成分の画像に対する処理が終了したと判定する。
このs500の処理で、全ての色成分の画像に対する処理が終了していなければ(s500:NO)、s305の処理へ戻る一方、全ての色成分の画像に対する処理が終了していれば(s500:YES)、本イメージ生成処理を終了する。
こうして、全ての色成分の画像に対する処理が終了すると、プリンタ1のCPU102は、搬送ユニット20(搬送制御部140)やヘッドドライバ130に指令を出して画像の記録を開始する。このとき、CPU102からの指令を受けたヘッドドライバ130は、上述したイメージバッファに記憶されたデータに対応づけられている駆動波形により記録ヘッド10のアクチュエータを駆動することとなる。
ここで、上述したs305の処理について詳細な処理内容を図7に基づいて説明する。
まず、変数f,yおよびカウンタのカウント値cpを初期化(0→f,0→y,0→cp)する(s310)。なお、以降に記載の「f」,「y」は、変数f,yにセットされた値を示すものとし、「cp」は、カウンタのカウント値を示すものとする。
次に、ホストコンピュータ2側から送信された1の画素群データを読み込む(s320)。ここでは、画素群データに基づいて、画素の濃度成分Eを特定すると共に、濃度成分Eが連続する画素数を示すカウント値ch(以降、「ランレングスL」という)を特定する。
次に、s320の処理で読み込んだ画素群データで特定される濃度成分Eを、記録ヘッド10のアクチュエータを駆動するのに必要な駆動信号の波形に対応づけられた液滴データに変換する(s340)。ここでは、s320の処理で読み込んだ画素群データの濃度成分Eの値(0〜3)と、フラグfの状態(値:0,1)と、に対応するデータ(0〜6)を、図8で示されるデータテーブルから抽出し、このデータを1画素分の液滴データとする。
なお、このデータテーブルに登録されている「0〜6」の値で示される液滴データは、それぞれ記録ヘッド10のアクチュエータを駆動するのに必要な駆動信号の波形を示すものである。これらのうち、「0」は、フラグfの値がいずれのときにでも抽出されうるデータであって、ノズル12からのインク滴の吐出を行わない状況、つまり駆動信号を印加しない時に抽出される。また、「1〜3」は、フラグfの値が「0」のときに抽出されうるデータであって、その値に応じてノズル12から吐出させるインク滴が大きく(色が濃く)なるように定められた波形を示すものである。フラグfは、後述のように、濃度成分「0」の画素が所定数以上連続する、つまりノズル12からのインク滴の吐出が所定画素分以上休止されると判定された場合にのみ「1」がセットされるものであるため、この「1〜3」は、ノズル12からのインク滴の吐出が一定期間以上休止されることなく、定期的に行われている通常の状況で使用すべき波形を示している(図9におけるW1〜W3参照)。そして、「4〜6」は、フラグfの値が「1」のときに抽出されるデータであって、「1〜3」の波形と同様、その値に応じてインク滴が大きく(色が濃く)なるように定められた波形を示すものである。フラグfには、ノズル12からのインク滴の吐出が所定画素分以上休止されると判定された場合に「1」がセットされるため、この「4〜6」は、ノズル12からのインク滴の吐出が一定期間以上行われなかった直後(休止後)に使用すべき波形を示している(図9におけるW4〜W6参照)。具体的には、「4〜6」の波形は、ノズル12からのインク滴の吐出が一定期間以上行われない場合であっても、ノズル12の乾燥によるインク粘度の増加といった現象の影響を受けることなく、所望の大きさ(「1〜3」と同様の大きさ)が得られるような波形として定められたものである。
次に、s340の処理においてデータ変換した1画素分の液滴データを、RAM106に確保されているイメージバッファに記憶させる(s350)。ここでは、まず、本イメージ生成処理に先立って受信した制御データと、s320の処理で受信した画素群データとに基づいて、この画素群データで示される画素の色成分,および,この画素群データで示される画素それぞれの画像全体における位置を特定する。そして、こうして特定された色成分に対応するイメージバッファの記憶領域であって、この色成分と共に特定された位置に対応する記憶領域に、s340の処理で変換した液滴データを書き込む。
次に、変数fを初期化(0→f)する(s352)。
次に、上述したs320の処理で特定したランレングスLが「0」以外の値である(L≠0)か否かをチェックする(s355)。ここで、ランレングスLが「0」以外の値である場合は、s320の処理で読み込んだ画素群データで示される画素群が、同一濃度成分の連続する複数の画素からなることを示している。
このs355の処理で、ランレングスLが「0」以外の値であれば(s355:YES)、s320の処理で読み込まれた画素群データは、同一濃度成分の画素が連続している画素群を示すデータであるため、このランレングスLの数と同じ数の液滴データを生成する(s357)。ここでは、s340の処理と同様、データテーブルからの液滴データの抽出が行われるが、s352の処理においてフラグfが初期化されているため、ノズル12からのインク滴の吐出が定期的に行われている状況で使用すべき波形が抽出され、液滴データとされる。
次に、s357の処理で生成した液滴データを、s350の処理と同様に、イメージバッファに記憶させた後(358)、次の処理(s360)へ移行する。
一方、上述したs355の処理で、ランレングスLが「0」以外の値でなければ(s355:NO)、s320の処理で読み込まれた画素群データは、同一濃度成分の画素が連続している画素群ではないため、この画素群データに基づく液滴データの生成および書き込みは、s340,s350の処理による1画素分のみを行った状態で、次の処理(s360)へ移行する。
次に、s320の処理で読み込まれた画素群データが記録ヘッド10によるインク滴の吐出を行わせない(非吐出の)データであるか否かをチェックする(s360)。ここでは、s320の処理で特定された濃度成分Eが「0」である(E=0)場合に、インク滴の吐出を行わせないデータであると判定する。
このs360の処理で、インク滴の吐出を行わせないデータである場合(s360:YES)、カウンタにランレングスLの値および「1」を加算(cp+L+1→cp)した後(s370)、このカウント値cpが所定のしきい値S(本実施形態においては、12ビットの上限「4095」から6ビットの上限「63」を減算した値「4032」)より大きな値となっている(S<cp)か否かをチェックする(s380)。
このs380の処理で、カウント値cpがしきい値Sより大きな値となっていれば(s380:YES)、フラグfに「1」をセット(1→f)した後(s390)、次の処理(s405)へ移行する一方、カウント値cpがしきい値Sより大きな値となっていなければ(s380:NO)、フラグfへの「1」のセットを行うことなく、次の処理(s405)へ移行する。
また、上述したs360の処理で、インク滴の吐出を行わせないデータでない場合には(s360:NO)、カウンタのカウント値cpを初期化(0→cp)した後(s420)、次の処理(s405)へ移行する。
次に、変数yにランレングスLおよび「1」を加算(y+L+1→y)した後(s405)、画素列の1列を構成する全ての画素群に対する処理が終了したか否かをチェックする(s410)。ここでは、本イメージデータ生成処理に先立って受信した制御データに基づいて、印刷すべき画像における用紙搬送方向に沿った画素数kを特定し、変数yの値が、この画素数kに到達(y=k)していれば、画素列を構成する全ての画素群に対する処理が終了したと判定する。
このs410の処理で、画素列を構成する全ての画素群に対する処理が終了していなければ(s410:NO)、s320の処理へ戻って、画素列を構成する全ての画素群に対する処理を終えるまで、s320〜s410の処理を繰り返す。
そして、s410の処理で、画素列を構成する全ての画素群に対する処理が終了していれば(s410:YES)、このサブルーチンを抜けて上述したs485の処理へ移行する。
[ホストコンピュータ2側でのデータ処理の様子]
以下に、ホストコンピュータ2がプリンタ1へ印刷データを送信する際の具体的な処理の様子を説明する。ここでは、簡単のため10列12行(I=10,k=12)の画素からなる画像を示す画像データを記録する場合を例示する。
図10(a)は、ホストコンピュータ2側で色空間を変換する処理および階調を調整する処理が行われた後のデータのうち、いずれかの色成分の画像データで示される画像について、この画像を構成する各画素の濃度成分を数値にて対応させたものである。ここでは、区切られた四角のそれぞれが1つの画素を示し、この四角内に示された数値(0〜3)が画素の濃度成分(階調)を示すものである。なお、図中の矢印Fは、用紙搬送方向である。
また、図10(b)は、ホストコンピュータ2側において、図10(a)に示される画像データを、上述した印刷データ送信処理(図5)のフローチャートに従ってデータ変換した後のデータであり、画像データで示される画像の用紙搬送方向に沿った画素列それぞれに、各画素列を構成する画素それぞれの情報を数値にて対応させたものである。ここでは、区切られた四角のそれぞれが画素を示し、この四角内に示された数値が画素を構成する画素毎の情報を上から順に示すものである。具体的な例として、1列目の最初に示された数値「50」は、印刷データ送信処理において使用されるカウント値cpおよび変数Epの値を示しており、最初の数値「5」がカウント値cpを示し、次の数値「0」が変数Epの値を示している。
次に、ホストコンピュータ2側において、図10(a)に示す画像に対して印刷データ送信処理を行う様子を示す。なお、以下の説明にて使用されるしきい値Rについては、簡単のため「5」とする。この印刷データ送信処理が開始されると、はじめに、第1列目のデータに注目して以降の処理が行われる。
まず、s110の処理においてカウンタのカウント値chおよび変数pを初期化(0→ch,1→p)した後、s120の処理にて、第p行目,つまりこの時点では第1行目の画素についてのデータを変数Epにセットする。このとき、第1行目の画素は、図10(a)に示すように、濃度成分「0」であるため、変数Epには「0」がセットされる。
この時点において、第p行目は最後尾の画素ではないため、s130の処理で「NO」と判定された後、s140の処理で、第p+1行目,つまりこの時点で第2行目の画素についてのデータを変数Eqにセットする。このとき、第2行目の画素は、図10(a)に示すように、濃度成分「0」であるため、変数Eqには「0」がセットされる。
次に、s150の処理において、変数Ep,Eqにセットされた値が同一か否かをチェックすると、両者は同一の値「0」となっているため、このs150の処理では「YES」と判定され、この後、s170の処理で、カウンタのカウント値chがしきい値Rに到達しているか否かがチェックされる。
この時点において、カウンタのカウント値chはしきい値R(=5)には到達していないため、s170の処理では「NO」と判定され、s175の処理へ移行してカウンタのカウント値chをインクリメントする(ch=1となる)。
ここまでの処理が終了したら、s200の処理で変数pの値をインクリメントして(p=2となる)、s130の処理へ戻る。
こうして、s130の処理へ戻ったときには、第p行目,つまりこの時点で2行目は未だ最後尾の画素ではないため、s130の処理で「NO」と判定され、s140の処理へ移行することにより、第p+1行目,つまりこの時点で3行目の画素についてのデータを変数Eqにセットする。このとき、第3行目の画素は、図10(a)に示すように、濃度成分Eが「0」であるため、変数Eqには「0」がセットされる。
このように、変数Epにセットされた値は、変数Eqにセットされた3行目に関する値「0」と同一であり、また、この時点でもカウント値chはしきい値Rに到達していないため、s150,s170の処理を経てs175の処理へと移行し、カウンタをインクリメントする(ch=2となる)。
このように、同一濃度成分の画素が3回連続すると、カウンタのカウント値chは、その値が「2」となるが、このことは、ここまでの処理で同一濃度成分の画素がch+1回連続したことを示している。
1列目のデータは、図10(a)に示すように、1行目から濃度成分「0」が6回連続しているので、この後、ここまでの処理を更に3回繰り返すことになり、その結果、変数Epの値は「0」のままでカウント値chは「5」となり、変数pは「6」となる。
こうして、第6行目の画素についての処理を行う際、s140の処理で、第p+1行目,つまりこの時点で第7行目の画素についてのデータを変数Eqにセットすると、この画素は濃度成分Eが「1」であるため、変数Eqには「1」がセットされる。
そうすると、変数Eqには「1」がセットされた状態となるが、このとき、変数Epには1行目(から6行目)に対応する値「0」がセットされているため、s150の処理で「NO」と判定され、s180の処理へ移行することとなる。これにより、s180の処理によって、カウント値chおよび変数Epの値を示す画素群データがプリンタ1へ送信される。このとき、カウント値chは「5」であり、変数Epの値は「0」であるため、これら値の組み合わせが、図10(b)において1列目の最初に示された数値「50」となる。
この後は、s190の処理で、カウンタの初期化(0→ch)および変数Epへの変数Eqの値のセット(Eq→Ep)を行い、s200の処理で、変数pをインクリメントした(p=7となる)後、s130の処理へ戻る。このとき、変数Epには、第7行目の画素についてのデータ「0」がセットされることとなる。
続いて、s140の処理で、第p+1行目,つまりこの時点で第8行目の画素についてのデータを変数Eqにセットする。このとき、第8行目の画素は、図10(a)に示すように、濃度成分Eが「2」であるため、変数Eqには「2」がセットされる。
ここで、変数Epには「0」がセットされているのに対し、変数Eqには「2」がセットされた状態となるため、s150の処理で「NO」と判定され、s180の処理へ移行することとなる。これにより、s180の処理によって、カウント値chおよび変数Epの値を示す画素群データがプリンタ1へ送信される。このとき、カウント値cpは「0」であり、変数Epの値は「1」であるため、これら値の組み合わせが、図10(b)において1列目の2番目に示された数値「01」となる。
ここまでの処理が第11行目まで終了したときを考えると、このとき変数pには「12」がセットされ、変数Epには第10〜12行目に対応する値「0」がセットされ、変数Eqには第p+1,つまりこの時点においては第12行目に対応する値「0」がセットされ、そして、カウンタのカウント値chは「2」となる。
この状態においては、第p行目,つまり第12行目の画素は最後尾の画素となるため、s130の処理で「YES」と判定された後、s210の処理で、この時点でのカウント値cpおよび変数Epの値を示す画素群データがプリンタ1へ送信される。このとき、カウント値chは「2」であり、変数Epの値は「0」であるため、これら値の組み合わせが、図10(b)において第1列目の最後尾に示された数値「20」となる。
こうして、s210の処理で画素群データがプリンタ1送信された後、1列分のデータ処理を終了する。
このように、第1列目のデータに注目しての処理が終了すると、続いて、第2列目のデータに注目して以降の処理が行われる。
この2列目は、第1〜第6行目の画素まで濃度成分「0」であるため、1列目と同様、変数p=6となるまでs130〜s200の処理を繰り返した後、s140の処理で第p+1行目,つまりこの時点で第7行目のデータ「0」を変数Eqにセットすると、この時点では、変数pに1行目(から6行目)のデータ「0」がセットされており、変数Ep,Eqは等しくなる。
これにより、s150の処理で「YES」と判定されて、s170の処理へ移行すると、このときのカウント値chは、「5」であり、しきい値R(=5)に到達しているため、s170の処理で「YES」と判定されて、s180の処理へ移行することとなる。これにより、s180の処理によって、カウント値ch「5」および変数Epの値「1」を示す画素群データ「51」がプリンタ1へ送信される。
この後は、s190の処理で、カウンタの初期化および変数Epへの変数Eqの値のセットを行い、s200の処理で、変数pをインクリメントした(p=7となる)後、s130の処理へ戻る。このとき、変数Epには、第7行目の画素についてのデータ「0」がセットされることとなる。
続いて、s140の処理で、第p+1行目,つまりこの時点で第8行目の画素についてのデータを変数Eqにセットする。このとき、第8行目の画素は、図10(a)に示すように、濃度成分「2」であるため、変数Eqには「2」がセットされる。
ここで、変数Epには「0」がセットされているのに対し、変数Eqには「2」がセットされた状態となるため、s150の処理で「NO」と判定され、s180の処理で画素群データがプリンタ1へ送信される。
以下、同様にして画素群データの生成および送信が行われ、図10(b)のような情報を持った画素群データからなる印刷データが生成される。
[プリンタ1側でのデータ処理の様子]
次に、ホストコンピュータ2から図10に基づいて説明した処理を経て送信されてきた印刷データを、プリンタ1がイメージ生成処理(図7)によって処理する様子を示す。なお、以下の説明にて使用されるしきい値Sについては、簡単のため「3」とする。
ここでは、ホストコンピュータ2から印刷データとして順次送信されてくる画素群データのうち、各画素列に相当するデータを処理する場合を説明する。
はじめに、第1列目の画素列に相当するデータを処理する場合を説明する。
まず、s310の処理でフラグf,変数y,カウンタのカウント値cpを初期化(0→f,y,cp)した後、s320の処理で最初の画素群データを読み込む。ここで読み込まれるデータは、図10(b)の第1列目における最初のデータであって、ランレングスLが「5」,濃度成分Eが「0」を示すものである。
続いて、この読み込んだ画素群データの濃度成分Eを、s340の処理にてデータテーブル(図8)に基づいて液滴データに変換する。ここではフラグfは初期化(「0」がセット)されたままであるため、フラグf「0」と濃度成分「0」とに対応する「0」が抽出され、これが液滴データとされる。
こうして変換された液滴データは、図10(c)に示すように、s350の処理にて1個分(1画素分)のデータとして、イメージバッファにおける1列目の1行目に対応する領域に書き込まれる。
続いて、s352の処理にてフラグfを初期化する(ここでは、「0」のままである)。
このとき、ランレングスLの値は「5」であり、「0」ではないため、s355の処理で「YES」と判定され、s357の処理へ移行する。こうして、s357の処理では、データテーブルに基づき、ランレングスLの値「5」と同じ数の液滴データ(同様に「0」となる)が生成されて、これらが5個(5画素分)のデータとしてイメージバッファ(図10(c)における1列目の2〜6行目に対応する領域)に書き込まれる。
続いて、このときの濃度成分Eは「0」であるため、s360の処理で「YES」と判定された後、s370の処理にて、カウンタcpに「L+1」,つまりs350,s358の処理でイメージバッファに書き込まれたデータの数「6」が加算される。
また、このときのカウント値cpである「6」は、しきい値Sである「3」を越えているため、s380の処理で「YES」と判定され、s390,s405の処理を経た後、s410の処理へと移行する。この時点では、まだ画素列の1列を構成する全ての画素群に対する処理は終了していない(変数yの値が画素数kに到達していない)ため、s410の処理で「NO」と判定されてs320の処理へ戻る。
次に、s320の処理では、第1列目における2番目のデータ(ランレングスLが「0」,濃度成分Eが「1」)が読み込まれる。そして、上述したのと同様に、s340の処理で濃度成分Eを液滴データに変換した後、s350の処理でイメージバッファ(図10(c)における1列目の7行目に対応する領域)に書き込む。なお、この場合の液滴データは、s390の処理でフラグfに「1」がセットされていること、濃度成分Eが「1」であること、から「4」となる。
続いて、s352の処理にてフラグfをリセットする(0→f)。
このとき、ランレングスLの値は「0」であるため、s355の処理で「NO」と判定され、それ以上のイメージバッファへの書き込みは行われない。
また、濃度成分Eは「1」であり、「0」ではないため、s360の処理で「NO」と判定されてs420の処理へ移行し、カウンタを初期化(0→cp)した後、まだ画素列の1列を構成する全ての画素群に対する処理は終了していない(変数yの値が画素数kに到達していない)ため、s410の処理で「NO」と判定されてs320の処理へ戻る。
次に、s320の処理では、第1列目における3番目のデータ(ランレングスLが「1」,濃度成分Eが「2」)が読み込まれる。そして、上述したのと同様に、s340の処理で濃度成分Eを液滴データ「2」に変換した後、このデータがs350の処理でイメージバッファに1個書き込まれる。このときのランレングスLは、「1」であり、「0」でないため、s357の処理を経てs358の処理で更に液滴データの書き込みが行われることとなるが、この液滴データは、直前に行われたs352の処理でフラグfに「0」がセットされていること、濃度成分Eが「2」であること、から「2」となる。これにより、s350,s358の処理で1個ずつ、合わせて2個(2画素分)のデータ「2」がイメージバッファ(図10(c)における1列目の8,9行目に対応する領域)に書き込まれた後、同様にしてs320の処理へ戻る。なお、このとき、濃度成分Eは「0」ではないため、フラグfには「0」がセットされたままとなる。
そして、s320の処理では、第1列目における4番目のデータ(ランレングスLが「2」,濃度成分が「0」)が読み込まれ、これに基づいて、3個のデータ「0」がイメージバッファ(図10(c)における1列目の10〜12行目に対応する領域)に書き込まれた後、画素列の1列を構成する全ての画素群に対する処理が終了する(変数yの値が画素数kに到達する)ため、s410の処理で「YES」と判定され、1列分のデータ処理が終了することとなる。
次に、第2列目の画素列に相当するデータを処理する場合を説明する。
まず、第1番目の画素群データは、ランレングスLが「5」,濃度成分Eが「0」であるため、上述したのと同様に、イメージバッファに1個+5個(計6画素分)の液滴データ「0」を書き込む(図10(c)における2列目の1〜6行目に対応する領域)。このとき、カウント値cpは「6」となり、フラグfには「1」がセットされた状態となる。
続いて、第2番目の画素群データは、ランレングスLが「0」,濃度成分Eが「0」であるため、同様に、イメージバッファに1個(1画素分)の液滴データ「0」が書き込まれる(図10(c)における2列目の7行目に対応する領域)。このとき、フラグfはs352の処理で一旦初期化されているが、カウンタ値cpが「7」となっているため、s390の処理にて再度「1」がセットされることになる。
続いて、第3番目のデータは、ランレングスLが「1」,濃度成分Eが「2」である。このとき、フラグfには「1」がセットされているため、イメージバッファには、s350の処理にて、液滴データとして変換された1個(1画素分)のデータ「5」が書き込まれる(図10(c)における2列目の8行目に対応する領域)。
このとき、ランレングスLは「1」であり、「0」ではないため、s355の処理で「YES」と判定されることにより、さらに液滴データがイメージバッファに書き込まれることとなるが、直前に行われたs352の処理でフラグfに「0」がセットされているため、データテーブルからは液滴データとして「2」が抽出され、このデータが1個(1画素分)イメージバッファに書き込まれる。
また、このとき、濃度成分Eは「2」であり、「0」ではないため、s360の処理で「NO」と判定された後、s420,s405,s410の処理を経てs320の処理へ戻り、次のデータを読み込む。
以下、同様にして全ての画素列に対してイメージバッファへの書き込みを行うことによって、最終的には、図10(c)に示すように印刷データが展開される。
[効果]
このように構成されたプリントシステムにおいて、ホストコンピュータ2側で印刷データとして生成される複数の画素群データは、画像形成範囲Aのうち用紙搬送方向に沿って配列されることとなる画素群それぞれを時系列で処理することにより生成されるデータであって、記録ヘッド10における特定のノズル12を駆動するための情報を示すデータになっている。また、これら画素群データは、画素群においてインク滴がノズル12から連続して吐出されないこととなる回数としてカウントされた非吐出回数を特定可能なデータである。そのため、プリンタ1側では、この画素群データで特定される非吐出回数を「ノズルを駆動するための情報」として注目することにより、プリンタ1自身で非吐出回数をカウントして特定すること無く、この非吐出回数に応じた駆動波形で記録ヘッド10の各ノズル12を駆動することができる。
このように、本プリントシステムにおいて、ホストコンピュータ2側では、各画素群の非吐出回数それぞれを1つのカウンタにより時系列で処理することで生成した画素群データそれぞれを順次プリンタ1へ送信し、プリンタ1側では、ホストコンピュータ2から順次送信されてくる各画素群データについて、画素群データで特定される情報(非吐出回数)そのものに応じた駆動波形で記録ヘッド10の各ノズル12を駆動するためのイメージデータを生成することができる(図7におけるs358の処理)。そのため、このプリントシステムでは、記録ヘッド10におけるノズル12毎にカウンタを設ける必要がなく、ノズル12が多くなったとしても、カウンタによりシステムが大型化してしまうことはない。
また、図3におけるs180の処理でホストコンピュータ2からプリンタ1へ送信される画素群データは、画素群における画素の濃度成分,および,この濃度成分が連続する連続回数(ランレングスL)を特定可能なデータとなっている。そのため、プリンタ1側では、この画素群データで特定される濃度成分および連続回数に基づいて、画素群データで示される画素群を形成するのに、どのような濃度のインク滴を何回連続すべきか、または、インク滴を何回連続して吐出しないようにすべきか、といったことを容易に特定することができる。
また、この画素群データは、画素群における画素の濃度成分,および,この濃度成分が連続する連続回数(ランレングスL)を特定可能なものであって、ランレングス方式によりデータ量が圧縮されている。そのため、この画素群データは、画素群における全ての画素それぞれの濃度成分を特定可能なデータとする場合よりもそのデータ量を少なくすることができ、これにより、ホストコンピュータ2からプリンタ1へ送信するデータを減らし、データの送信に必要な時間を短縮することができる。
[変形例]
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態をとり得ることはいうまでもない。
例えば、上記実施形態においては、プリンタ1側において、図7におけるs370の処理でカウンタにより非吐出回数をカウントした後、同図s380の処理でこのカウント値cpがしきい値Sに到達したか否かを判定するように構成されたものを例示した。しかし、ホストコンピュータ2側が、しきい値S以上の値をランレングスLとする画素群データを送信可能であれば、プリンタ2側において、画素群データから特定されるランレングスLとしきい値Sとを同図s380の処理で比較することによって、非吐出回数がしきい値S以上となっているか否かを判定するように構成してもよい。この場合、図7におけるカウンタに関する処理を行わないように構成すればよい。
また、上記実施形態において、ホストコンピュータ2側で画素群データを圧縮するにあたり、ランレングス方式を元に改良された別の圧縮方式を採用してもよい。
また、上記実施形態において、図2におけるs20の処理では、色成分毎に画像の第1〜第i画素列それぞれに対応する画素群データが順番にプリンタ1へ送信されるように構成されたものを例示した。しかし、各色成分の画素群データを以下に示すような順番で送信するように構成してもよい。
1.Yの記録ヘッド10における第1ノズル(図2の左から1番目)に対応する画素群データ,
2.Mの記録ヘッド10における第1ノズルに対応する画素群データ,
3.Cの記録ヘッド10における第1ノズルに対応する画素群データ,
4.Kの記録ヘッド10における第1ノズルに対応する画素群データ,
5.Yの記録ヘッド10における第2ノズル(図2の左から2番目)に対応する画素群データ,
6.Mの記録ヘッド10における第2ノズルに対応する画素群データ,
7.Cの記録ヘッド10における第2ノズルに対応する画素群データ,
8.Kの記録ヘッド10における第2ノズルに対応する画素群データ,…,
m.Kの記録ヘッド10における第mノズル(図2の右端)に対応する画素群データ
[本発明との対応関係]
以上説明した実施形態において、ヘッドドライバ130は本発明における駆動信号生成手段である。また、図2におけるs20〜s40の処理は本発明における画素群データ生成手段および印刷データ送信手段である。
また、用紙搬送方向が本発明における第1の方向であり、用紙搬送方向と直交する方向が本発明における第2の方向である。
プリンタの内部構造を示す図 プリンタの記録ヘッドを示す図 プリントシステムの全体構成を示すブロック図 印刷データ送信処理における全体の処理手順を示すフローチャート 印刷データ送信処理における一部の詳細な処理手順を示すフローチャート イメージ生成処理の処理手順を示すフローチャート イメージ生成処理における一部の詳細な処理手順を示すフローチャート 液滴データの登録されたデータテーブルを示す図 記録ヘッドのアクチュエータを駆動するための駆動信号の波形を示す図 ホストコンピュータで生成された印刷データがプリンタにおいてイメージバッファに展開されるまでの様子を示す図
符号の説明
1…プリンタ、10…記録ヘッド、12…ノズル、20…搬送ユニット、32…筐体、34…用紙トレイ、36…排紙トレイ、130…ヘッドドライバ、140…搬送制御部、2…ホストコンピュータ。

Claims (3)

  1. プリンタおよび該プリンタとデータ通信可能なホストコンピュータから構成され、
    前記プリンタは、
    第1の方向へ相対的に移動する記録媒体に対し、前記第1の方向と交差する第2の方向に配置された複数のノズルからインク滴を吐出する記録ヘッドと、
    前記ホストコンピュータ側から送信される印刷データに基づいて、前記記録ヘッドを駆動するための駆動信号を生成する駆動信号生成手段と、
    を備えたプリントシステムにおいて、
    前記ホストコンピュータは、
    前記記録媒体に画像が形成される画像形成範囲において、前記第1の方向に沿って配列される1または複数の画素から構成され、前記インク滴が連続して吐出されない非吐出回数を特定可能な画素群データを、順次前記第1の方向に生成する画素群データ生成手段と、
    該画素群データ生成手段により生成された画素群データを印刷データとして前記プリンタ側へ送信する印刷データ送信手段とを備え、
    前記駆動信号生成手段は、前記印刷データで特定される前記非吐出回数に応じた駆動信号を生成する
    ことを特徴とするプリントシステム。
  2. 前記画素群データは、前記画素の濃度および該濃度の前記インク滴が連続して吐出される吐出回数、または、前記画素の濃度および前記非吐出回数の組み合わせである
    ことを特徴とする請求項1に記載のプリントシステム。
  3. コンピュータを、
    前記記録媒体に画像が形成される画像形成範囲において、第1の方向に沿って配列される1または複数の画素から構成され、インク滴が連続して吐出されない非吐出回数を特定可能な画素群データを、順次前記第1の方向に生成する画素群データ生成手段、
    前記画素群データで特定される前記非吐出回数に応じた駆動信号を、前記第1の方向と交差する第2の方向に配置された複数のノズルからインク滴を吐出して記録する記録ヘッドを駆動するために生成する駆動信号生成手段、
    として機能させるためのプログラム。
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