JP2005305544A - 連続鋳造機モールド内湯面レベル制御装置および方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】モールド4内に注入される溶鋼量は、スライディングノズル6の開度により決まり、このスライディングノズル開度の調整は、スライディングノズル制御装置12を介して油圧シリンダなどのアクチュエータ15を駆動することにより行う。スライディングノズル開度制御は、モールド湯面レベルを検知する湯面レベル計から得られる信号と湯面レベル設定値の偏差信号に基づいて湯面レベルが一定になるように働くPI制御器11の出力と、信号処理装置13からの出力とが加算され、スライディングノズル制御装置12に入力されスライディングノズル開度設定値を変更することで実現される。
【選択図】図1
Description
本発明は、連続鋳造機におけるモールド内の溶融金属の湯面レベルを制御する制御装置および方法に関するもので、特に定常鋳込み中のバルジング性湯面変動を低減できるようにした連続鋳造機モールド内湯面レベル制御装置および方法に関するものである。
θ2−θ1> 0という位相差判定条件でのP/Rトルク選択の結果を、図7の中ほどに示している。この例では、3つのP/Rトルク信号すべてが条件を満足していることを示している。さらに最終的に、相関関数の最大値が一番大きい(0.92)P/Rトルク信号(c)を選んでいる。
2 タンディッシュ
3 浸漬ノズル
4 モールド
5 シェル
6 スライディングノズル
7 湯面
8 湯面レベル計
9 ピンチロール
10 ピンチロール制御装置
11 PI制御器
12 スライディングノズル制御装置
13 信号処理装置
14 トルク検出器
15 アクチュエータ
Claims (8)
- 連続鋳造機のモールド内溶融金属の湯面レベルを検出する湯面レベル計と、
検出された湯面レベル信号に基づいて、タンディッシュに設けられたスライディングノズルの開度指令を出力するPI制御器と、
その開度指令によりスライディングノズルの開度を調整するスライディングノズル制御器とを有する溶融金属の湯面レベルを制御するための連続鋳造機モールド内湯面レベル制御装置において、
複数のピンチロールのトルク信号を検出するトルク検出器と、
前記湯面レベル信号に基づき、複数のピンチロールトルク信号の中から特定のピンチロールトルク信号を選択し、
該選択されたピンチロールトルク信号に基づき、前記開度指令に加算するための開度補正信号を演算・出力する信号処理装置と、
を有することを特徴とする連続鋳造機モールド内湯面レベル制御装置。 - 請求項1に記載の連続鋳造機モールド内湯面レベル制御装置において、
前記信号処理装置は、湯面レベル信号から特定周期の非定常バルジング性湯面変動周波数を検出する湯面変動周波数検出手段と、
複数のピンチロールトルク信号から前記検出された湯面変動周波数成分を取り出すフィルタ手段と、
該取り出されたピンチロールトルク信号と前記湯面レベル信号の相関関数が最大となるピンチロールトルク信号を選択するピンチロールトルク信号選択手段と、
を有することを特徴とする連続鋳造機モールド内湯面レベル制御装置。 - 請求項1または請求項2のいずれか1項に記載の連続鋳造機モールド内湯面レベル制御装置において、
前記信号処理装置は、
前記選択されたピンチロールトルク信号に、位相調整およびゲイン乗算を行い、前記開度指令に加算するための開度補正信号を演算・出力する開度補正信号演算手段を有することを特徴とする連続鋳造機モールド内湯面レベル制御装置。 - 請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の連続鋳造機モールド内湯面レベル制御装置において、
前記信号処理装置は、
前記開度指令に加算するための開度補正信号の要否を判断し、出力することを特徴とする連続鋳造機モールド内湯面レベル制御装置。 - 連続鋳造機のモールド内溶融金属の湯面レベルを検出し、
検出された湯面レベル信号に基づいて、PI制御によりタンディッシュに設けられたスライディングノズル開度指令を出力し、溶融金属の流入量の調整することによって溶融金属の湯面レベルを制御する連続鋳造機モールド内湯面レベル制御方法において、
複数のピンチロールのトルク信号を検出するトルク検出工程と、
前記湯面レベル信号に基づき、複数のピンチロールトルク信号の中から特定のピンチロールトルク信号を選択し、
該選択されたピンチロールトルク信号に基づき、前記開度指令に加算するための開度補正信号を演算・出力する信号処理工程と、
を有することを特徴とする連続鋳造機モールド内湯面レベル制御方法。 - 請求項5に記載の連続鋳造機モールド内湯面レベル制御方法において、
前記信号処理工程は、湯面レベル信号から特定周期の非定常バルジング性湯面変動周波数を検出する湯面変動周波数検出工程と、
複数のピンチロールトルク信号から前記検出された湯面変動周波数成分を取り出すフィルタ工程と、
該取り出されたピンチロールトルク信号と前記湯面レベル信号の相関関数が最大となるピンチロールトルク信号を選択するピンチロールトルク信号選択工程と、
を有することを特徴とする連続鋳造機モールド内湯面レベル制御方法。 - 請求項5または請求項6のいずれか1項に記載の連続鋳造機モールド内湯面レベル制御方において、
前記信号処理工程は、
前記選択されたピンチロールトルク信号に、位相調整およびゲイン乗算を行い前記開度指令に加算するための開度補正信号を演算・出力する開度補正信号演算工程を有することを特徴とする連続鋳造機モールド内湯面レベル制御方法。 - 請求項5ないし請求項7のいずれか1項に記載の連続鋳造機モールド内湯面レベル制御方において、
前記信号処理工程は、
前記開度指令に加算するための開度補正信号の要否を判断し、出力することを特徴とする連続鋳造機モールド内湯面レベル制御方法。
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JP2011062734A (ja) * | 2009-09-18 | 2011-03-31 | Kobe Steel Ltd | ピンチロールに加わるトルクに基づいて連続鋳造での品質及び設備の異常を検知する異常検知方法 |
JP2013092504A (ja) * | 2011-10-27 | 2013-05-16 | Toyota Motor Corp | 流量測定方法及び装置 |
JP2016196010A (ja) * | 2015-04-02 | 2016-11-24 | Jfeスチール株式会社 | スラブ品質推定装置およびスラブ品質推定方法 |
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- 2004-12-22 JP JP2004371642A patent/JP4479499B2/ja not_active Expired - Fee Related
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