JP2005304635A - マスクカバー - Google Patents

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Abstract

【課題】 嵩張らず、衛生的で、かつ各種フィルタを使用できるマスクカバーの提供
【解決手段】 口を覆うための第1面部(1)と第2面部(2)とに多数の通気孔部(10)を穿設するとともに、略偏平となる収納位置まで二つ折り可能にしたカバーにおいて、前記カバーと接続され、前記カバー内にフィルタ媒体(200)を着脱可能に支持する支持部(7、8)を設ける。
【効果】二つ折りに畳めることから嵩張らず、しかも口に向かうフィルタ面が露出しないので衛生的であり、用途によりフィルタを使用でき、フィルタの交換も簡単である。
【選択図】 図2

Description

本発明は、煤塵などを濾過するフィルタを交換可能にして使用することのできるマスクカバーに関するものである。
風邪の罹患予防や防塵のため、あるいは花粉などのアレノレギー対策等のために口及び鼻を覆うための種々のマスクが実用化されている。この布タイプのマスクは、顔面とマスクの間に隙間ができる欠点があるが、安価かつカーゼなどを縫製して簡単に作れるので古くから多く普及している。
また、不織布等の柔軟材料を平面、或いは立体的に形成し、マスク材料である不織布自体が濾過機能を有するタイプのマスクも実用化されている。
一方、樹脂材料等を用いて顔面の形状へ適合するカップ形状に形成したカップタイプのマスクカバーが、埃の多い建設現場や加工作業現場でより気密性を高める目的で使用されている。具体的には、このカップタイプのマスクカバーによれば顔面にあたる部分にゴム、スポンジ素材を用いて密着性と装着感の向上を図っている。
このマスクカバーを酸素吸入等に用いる場合には、酸素ボンベに接続される給気管がさらに接続されることになる。また、防塵、防毒マスク等にマスクカバーを用いる場合には、例えば化学汚染物質除去機能または煤塵の濾過機能を備える濾過フィルタがマスクカバーに着脱自在に設けられることになる。
また、最近において平坦折り畳み可能なマスクが実用化されている。この平坦折り畳み可能なマスクによれば、第1面部と第2面部とを山折り線を介して平坦に折り畳み可能に形成する一方で、第1面部の上下端部から一方の耳掛け部を一体形成し、第2面部の上下端部から他方の耳掛け部を一体形成し、さらに第1面部と第2面部とを使用状態に広げることで気密性を高めて鼻と口と顎を全体的に覆うことができる構成を備えている。この構成により、未使用時に二つ折りにしてポケットなどに入れて持ち運び可能にでき、さらに全体を不織布と濾過繊維を組み合わせて構成することで、耳に触れる耳掛け部分と口と鼻を覆う部分がやさしく肌に触れるようにしている。(特許文献1)
特表2002−537009号公報
しかしながら、上記のカップタイプのマスクカバーによれば、顔面の形状へ適合するカップ形状となるように立体的に成型されることから密着性に富むが、未使用時において嵩張るのでポケットなどに入れて持ち歩くには不便となる欠点がある。また、上記のカップタイプのマスクカバーによればフィルタは交換自在になるが、口に向かうフィルタ面は露出するので不衛生となる問題がある。
また、上記公報によるマスクによれば、未使用時に二つ折りに畳めるので、口に向かうフィルタ面を露出させない状態でポケットなどに入れて持ち運ぶことができ便利であるが、マスク全体を不織布と濾過繊維を組み合わせて構成した所謂使い捨てタイプのマスクである。このため、例えば花粉症の人が1日着用した後には廃棄処分されるので不経済となる問題がある。また、用途別の各種フィルタを任意に装着して使用することはできないものである。
したがって、本発明は上記の問題点に鑑みて成されたものであり、二つ折りに畳めることから嵩張らず、かつ口に向かうフィルタ面が露出しないので衛生的であり、かつまた用途別の各種フィルタを任意に使用できるマスクカバーの提供を目的としている。
上述した課題を解決する本発明は、折り畳み可能に構成されたカバーと、前記カバーと接続され、前記カバー内にフィルタ媒体を着脱可能に支持する支持部とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、使用時に顔への密着性に優れ、未使用時において二つ折りに畳めることから嵩張らず、しかも口に向かうフィルタ面が露出しないので衛生的であり、かつまた用途別の各種フィルタを使用できるマスクカバーを提供することができる。
以下に本発明の好適な一実施形態について、添付図面を参照して説明する。
図1(a)は、本発明の一実施形態のマスクカバー50に係る正面図であり、図1(b)はマスクカバー50を裏返した裏面の正面図であり、図1(c)はマスクカバーの平面図である。本図において、マスクカバー50は標準サイズのものであり、二つ折りに折り畳まれた収納位置にされた状態が示されており、この状態では破線図示の耳かけゴムバンド100のみが外側に出た略台形形状となっている。このためこの状態でブリスターパックして店頭販売でき、占有面積をとらず販売できる一方で、使用者はこの二つ折りにされた状態で胸ポケットなどに嵩張ることなく収容できる。なお、以下の説明では各折り線について折り紙で使用されている「山折り線」と「谷折り線」として述べる。
第1谷折り線12に沿う寸法L1は約75mm、第7山折り線28に沿う寸法L2は約60mm、第3山折り線24と、第5山折り線26に沿う寸法L3は約70mmであり、上記の各寸法を有するように第1面部1と第2面部2が第1谷折り線12に沿って二つ折りできるように一体形成されている。
また、図示のように収納位置まで二つ折りされるときに、後述するように鼻を覆うための第3面部3と第4面部4と、顎を覆うための第5面部5と第6面部6は各山折り線24、26と各山折り線13、15に沿うようにして第1面部1と第2面部2の内側に折り畳まれるように構成されている。
次に、図2は図1のマスクカバー50を展開した様子を示した正面図であって、マスクカバー50を広げ、着用時の正面視の様子が図示されている。本図において、第1面部1は着用者の口から口の左側周辺を覆うとともに、多数の通気孔部10を穿設している。この第1面部1は、口の右側周辺を覆うとともに、多数の通気孔部10を穿設した第2面部2と上記の第1谷折り線12を介して一体形成されており、上記のように略偏平となる収納位置まで二つ折りできるようにしている。
また、鼻の左側周辺を覆う第3面部3は第1面部1の上縁部から第2山折り線13を介して一体形成されており、さらに鼻の右側周辺を覆う第4面部4が上記の第2面部2の上縁部から第3谷折り線24を介して一体形成されている。さらに、第3面部3の右縁部と第4面部4の左縁部とが第1谷折り線34を介して一体形成されている。
さらに、鼻の頂点付近から頬にかけて覆うための鼻形状部16は、この第1谷折り線34の終端を始点として第3面部3の右縁部と第4面部4の左縁部とから、頬に当接する頬当接部3a、4aが寸法L4である約30mmを隔てて連続形成されている。
さらに着用時の正面視で、顎の左側周辺を覆う第5面部5は、第1面部1の下縁部から第4山折り線15を介して一体形成されており、また顎の右側周辺を覆うための第6面部6は、第2面部2の下縁部から山折り線26を介して一体形成されている。
またさらに、第5面部5の右縁部と第6面部6の左縁部とは第2谷折り線56を介して一体形成されている。また、第5面部5と第6面部6からは顎先端部付近を覆う形状の突起部5a、6aを第7折り線56に沿うように図示のように延設することで密着性をさらに向上させても良い。
また、後述するようにフィルタ媒体の左半分の全体または一部を第1面部1の裏面側で保持するために第1面部1の左縁部から山折り線17を介して一体形成されるとともに多数の通気孔部11を穿設した第7面部7が一体形成されている。さらに、フィルタ媒体の右半分の全体または一部を第2面部2の裏面側で保持するために多数の通気孔部11を穿設した第8面部8が第2面部2の右縁部から山折り線28を介して一体形成されている。さらに、第1面部1と第2面部2を図1で図示した収納位置に保持するためのフック部材300(破線図示)と係止部301を形成しても良い。
図3(a)〜(c)は、図1(c)に示した状態からマスクカバーを図4の使用状態にする途中過程を示した外観斜視図である。また、図4は、マスクカバーを使用状態にした後に、裏面側から見た背面図である。図3と図4において、既に説明済みの構成部品については同様の符号を附して説明を割愛する。
先ず、図3(a)において、支持部となる第7面部7と第8面部8については第1面部1と第2面部の裏側に当接する状態で180度折り曲げられている。また、第3面部3と第4面部4は上記の山折り線13、24と第1谷折り線34を介して内側に自然に折れ曲がるくせがつけられている。同様に第5面部5と第6面部6とは上記の山折り線15、26と第2谷折り線56を介して内側に自然に折れ曲がるくせがつけられている。
図3(a)に図示の収納位置から図示のように両端を把持して広げると、第1谷折り線34を介して内側に位置していた第3面部3と第4面部4とが次第に起き上がることで図3(b)に図示の状態になる。このとき第2谷折り線56を介して内側に位置していた第5面部5と第6面部6も同時に起き上がる。このとき、第3面部3の右縁部と第4面部4の左縁部との間の間隔Kが約5〜10mmとなる端部16a、16aを形成した鼻形状部16が表れる。端部16a、16aは図示のように下方に湾曲した頬当接部3a、4aにかけて次第に広がる凸状曲面部3h、4hへ連続形成されている。すなわち、第3面部3と第4面部4の各頬当接部3a、4aは、凸状に口側に向けて湾曲形成されることで密着性を良くしている。
図3(b)の状態からさらに使用状態まで開くことで図3(c)に示すように第1面部1と第2面部2の表面との間でなす角度θが約90度から120度の範囲になる状態にする。この状態から第7面部7と第8面部8を開き起こして耳ゴム輪100を山折り線17、28の内側にセットし、さらにフィルター200をセットし、第7面部7と第8面部8を閉じることで使用可能な状態となる。
以上で図4に図示したようにマスクカバーが使用可能な状態になる。ここで、図4において、第6面部6の全長寸法L5は耳ゴム輪100を保持することができフィルタ200を所定位置に不動状態に保持できるのであれば、図示のように約半分以下でも良く、また多数の孔部11に代えて大きな開口孔部7aを穿設しても良い。
図5(a)は、マスクカバー50を装着者が着用した様子を示す正面図、(b)は(a)のX−X線矢視断面図である。本図において、既に説明済みの構成部品については同様の符号を附して説明を割愛すると、耳ゴム輪100、100を両耳にかけることで張力によりマスクカバー50が両側に引っ張られることにより、マスクカバー50が適度に変形してマスクカバー周辺と顔面との適合性、密着性が確保されることになり、口、鼻の呼吸気がマスクカバーに内蔵のフィルタ200を確実に通過するようにできる。ここで、図中の破線で示したクッション材400を密着部位にさらに敷設することで肌当たりがやさしくなるようにしても良いが、通常使用では密着性が充分に確保されることとなる。また、アジア人種系の人種は図3(c)に示した角度θが120度前後となることで顔への全体的な密着を図ることができる一方、アングロサクソン系の人種は、顔が上下に細長く鼻が高いことから角度θが90度前後となることで顔への全体的な密着性を自動的に図ることができるようになる。
次に、図6(a)は、本発明の別実施形態のマスクカバー50に係る正面図、(b)はマスクカバー50を裏返した裏面の正面図である。本図において、既に説明済みの構成部品については同様の符号を附して説明を割愛すると、異なる構成として図示のような収納位置にしたときに、第3面部3と第4面部4とが外部に出るように折り曲げられる。同様に第5面部5と第6面部6についても外部に出るように折り曲げられる。
このようにして折り畳んだ場合には上記よりも占有面積が大きくなるがフィルタは外部に触れることなく衛生的に保護できることとなる。さらに第1面部1と第2面部2に子供の喜びそうなキャラクタHを印刷するようにして、着用を嫌がる子供が進んで着用できるようにしても良い。
最後に、図7(a)は、別実施形態のマスクカバー50を使用状態にした様子を示す外観斜視図、(b)は(a)のX-X線矢視断面図、(c)はマスクカバー50を収納位置にした様子を示す外観斜視図である。
本図において、既に説明済みの構成部品については同様の符号を附して説明を割愛すると、多数の通気孔部10を穿設した第1面部1と、口の右側周辺を覆うとともに多数の通気孔部10を穿設した第2面部2には厚手のフィルター200を着脱自在にするための容積部が形成されている。すなわち山折り線122からは高さが10mm前後の左右壁面1p、2pが形成される一方で図示のように左右縁部にかけて曲面として形成されており、上下壁面1k、2k(下方側の壁面は不図示)が上記の折り線13、24まで形成されており容積部を形成しており、厚さ9mmまでの厚手のフィルタ200を装填可能にしている。
また、図7(b)において第7面部7と第8面部8と、第1面部1と第2面部2との間で収容された分厚いフィルタ200を収容するとともに、所定位置に保持するために係止部材8p、7pが一体形成されており、各孔部1h、2hに係止部材が押し入れられることでフィルタに孔開けが行われて図示のように保持できるように構成されている。
使用後にフィルタを交換するためには爪部7k、8kを把持して引っ張り上げることで係止状態が解除される。
そして、図7(c)に図示の収納位置にして持ち運ぶ。
尚、本発明は上記の構成に限定されず、例えば、樹脂等により形成された一定の剛性を有する部材を山折り線、または谷折り線で一体形成したが上記の多面体構造になるように連続形成できる構成であればこれに限定されない。
また、上記のように密着性に優れているのでサイズは大人用で対応できるが、子供用、女性用として準備しても良い。
このように、本発明のマスクカバーは、折り畳み可能に構成されたカバーと、カバーと接続されカバー内にフィルタ媒体を着脱可能に支持する支持部とで構成され、当該カバー及び支持部とが通気孔を有し、また、カバーが折り畳まれた場合に該折り畳まれたカバー内に支持部が包含されるものである。また、カバーは、マスクカバーの装着者の顔面との隙間を埋め、カバーに対し支持部と同一の側に織り込み可能な部材を備える。
以上のように、カップタイプのマスクと同等程度の顔面への密着性を確保するとともにコンパクト状に折りたたむことが可能であり、携帯を可能とし、携帯性を飛躍的に向上させることができる。このように密着性と携帯性の両立ができ、フィルタ交換が簡単であり、しかも多目的の用途に対応できることなる。
また、一体成型による製造が可能であり、水洗いなど洗浄によって清潔感を保持でき、さらには着色、描画が容易となる。また、使用材料は上記の各折り線の屈曲耐久性に優れかつ水洗いできるようなポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリスチレン樹脂、フッ素樹脂などの重合型プラスチック材料が一般的であるが、一部を合成紙、金属製、貴金属製、ダンボール製としたハイブリッド構成でも良い。さらに、耐水紙製として、展開した偏平状態で使用者に提供して、使用者が適宜組み立てるようにしても良い。
[その他の実施形態]
本発明のマスクカバーは、口を覆うための第1面部と第2面部とに多数の通気孔部を穿設するとともに、略偏平となる収納位置まで二つ折り可能にし、鼻を覆うための第3面部と第4面部とを、前記第1面部と前記第2面部とから連続形成し、顎を覆うための第5面部と第6面部とを、前記第1面部と前記第2面部とから連続形成し、フィルタ媒体を前記第1面部の裏面側で保持するとともに一方の耳かけ輪の保持部となる第7面部を、前記第1面部から連続形成し、前記フィルタ媒体を前記第2面部の裏面側で保持するとともに他方の耳かけ輪の保持部となる第8面部を、前記第2面部から連続形成し、前記第1面部と前記第2面部とが前記収納位置まで二つ折りされると、前記第3面部と前記第4面部とが前記収納位置の内側または外側に折り畳まれるとともに、前記第5面部と前記第6面部とが前記収納位置の内側または外側に折り畳まれる。
また、着用時の正面視で、口の左側周辺を覆うとともに多数の通気孔部を穿設した第1面部と、口の右側周辺を覆うとともに多数の通気孔部を穿設した第2面部とを上下方向の第1折り線に沿って略偏平の収納位置まで二つ折り可能にし、着用時の正面視で、鼻の左側周辺を覆う第3面部を、前記第1面部の上縁部から第2折り線を介して一体形成し、鼻の右側周辺を覆う第4面部を、前記第2面部の上縁部から第3折り線を介して一体形成し、さらに前記第3面部の右縁部と前記第4面部の左縁部を第4折り線を介して一体形成し、鼻の頂点付近から頬にかけて覆う鼻形状部を、前記第4折り線の終端を始点として前記第3面部の右縁部と、前記第4面部の左縁部とから頬に当接する頬当接部にかけて連続形成し、着用時の正面視で、顎の左側周辺を覆う第5面部を、前記第1面部の下縁部から第5折り線を介して一体形成し、顎の右側周辺を覆う第6面部を、前記第2面部の下縁部から第6折り線を介して一体形成し、さらに前記第5面部の右縁部と前記第6面部の左縁部を第7折り線を介して一体形成し、フィルタ媒体の左半分を前記第1面部の裏面側で保持する第7面部を、前記第1面部の左縁部から第8折り線を介して一体形成し、フィルタ媒体の右半分を前記第2面部の裏面側で保持する第8面部を、前記第2面部の右縁部から第9折り線を介して一体形成し、前記第1面部と前記第2面部が前記収納位置まで二つ折りされると、前記第3面部と前記第4面部とが前記収納位置の内側または外側に折り畳まれ、前記第5面部と前記第6面部とが前記収納位置の内側または外側に折り畳まれる。
更に、着用時の正面視で、口の左側周辺を覆うとともに多数の通気孔部を穿設した第1面部と、口の右側周辺を覆うとともに多数の通気孔部を穿設した第2面部とを上下方向の第1谷折り線に沿って略偏平となる収納位置まで二つ折り可能にし、着用時の正面視で、鼻の左側周辺を覆う第3面部を、前記第1面部の上縁部から第2山折り線を介して一体形成し、鼻の右側周辺を覆う第4面部を、前記第2面部の上縁部から第3山折り線を介して一体形成し、さらに、前記第3面部の右縁部と前記第4面部の左縁部を第1谷折り線を介して一体形成し、鼻の頂点付近から頬にかけて覆う鼻形状部を、前記第1谷折り線の終端を始点として前記第3面部の右縁部と前記第4面部の左縁部とから、頬に当接する頬当接部にかけて連続形成し、着用時の正面視で、顎の左側周辺を覆う第5面部を、前記第1面部の下縁部から第4山折り線を介して一体形成し、顎の右側周辺を覆う第6面部を、前記第2面部の下縁部から第5山折り線を介して一体形成し、さらに、前記第5面部の右縁部と前記第6面部の左縁部を第2谷折り線を介して一体形成し、フィルタ媒体の左半分を前記第1面部の裏面側で保持するために多数の通気孔部を穿設した第7面部を、前記第1面部の左縁部から第6山折り線を介して一体形成し、フィルタ媒体の右半分を前記第2面部の裏面側で保持するために多数の通気孔部を穿設した第8面部を、前記第2面部の右縁部から第7山折り線を介して一体形成し、前記第1面部と前記第2面部とが前記収納位置まで二つ折りされるときに、前記第3面部と前記第4面部とが前記収納位置の内側に折り畳まれ、前記第5面部と前記第6面部とが前記収納位置の内側に折り畳まれる。
また、前記鼻形状部は、前記第3面部の右縁部と前記第4面部の左縁部との間の間隔が約5〜10mmとなる形状部を隔ててから、前記頬当接部にかけて次第に広がる凸状曲面部へ連続形成される。
また、前記頬当接部は口側に向けて凸状に湾曲形成されることを特徴としている。
また、前記第5面部と前記第6面部とから顎の下方を覆う突起部を延設している。
また、前記第1面部と前記第2面部とを前記収納位置に保持するためのフック部材がさらに設けられている。
また、前記第7面部と前記第8面部と、前記第1面部と前記第2面部との間で分厚い前記フィルタ媒体を収容する容積部と、所定位置に保持するために前記第7面部と前記第8面部と、前記第1面部と前記第2面部との間に係止部材とが夫々設け等れている。
また、顔に当接する部分にクッション材をさらに敷設したことを特徴としている。
そして、前記第1面部と前記第2面部と、前記第3面部と前記第4面部と、前記第5面部と前記第6面部と、前記第7面部と前記第8面部とは、所定樹脂材料を用いて一体樹脂射出成型されるものである。
上記の通常使用の用途以外にも、火災事故発生時における煙吸い込み防止のために厚手の活性炭フィルタをフィルタとした防煙マスク用、有毒化学物質テロ対策用のために各種化学吸着、吸引物質を分散させたフィルタを設けた各種防毒マスク用、または酸素吸入用マスク用としても使用できる。また、スキー用、バイク用などの防寒具としても活用できることとなる。
(a)は、本発明の一実施形態のマスクカバー50に係る正面図、(b)はマスクカバー50を裏返した裏面の正面図、(c)はマスクカバーの平面図である。 は、マスクカバーを展開した様子を示した正面図である。 (a)〜(c)は、図1(c)に示した状態からマスクカバーを図3の使用状態にする過程を示した外観斜視図である。 は、マスクカバーを使用状態にした後に、裏面側から見た背面図である。 (a)は、マスクカバー50を装着者が着用した様子を示す正面図、(b)は(a)のX−X線矢視断面図である。 (a)は、本発明の別実施形態のマスクカバー50に係る正面図、(b)はマスクカバー50を裏返した裏面の正面図である。 (a)は、別実施形態のマスクカバー50を使用状態にした様子を示す外観斜視図、(b)は(a)のX-X線矢視断面図、(c)はマスクカバー50を収納位置にした様子を示す外観斜視図である。
符号の説明
1 第1面部
2 第2面部
3 第3面部
4 第4面部
5 第5面部
6 第6面部
7 第7面部
8 第8面部
10 通気孔部
11 通気孔部
12 山折り線(第1折り線)
13 山折り線(第2折り線)
15 山折り線(第5折り線)
16 鼻形状部
24 山折り線(第3折り線)
17 山折り線(第8折り線)
26 山折り線(第6折り線)
28 山折り線(第9折り線)
34 谷折り線(第4折り線)
50 マスクカバー
56 谷折り線(第7折り線)
100 耳ゴム輪
200 フィルター

Claims (4)

  1. 折り畳み可能に構成されたカバーと、
    前記カバーと接続され、前記カバー内にフィルタ媒体を着脱可能に支持する支持部と、を備えることを特徴とするマスクカバー。
  2. 前記カバーは、通気孔を有することを特徴とする請求項1に記載のマスクカバー。
  3. 前記支持部は通気孔を有し、前記カバーが折り畳まれた場合に該折り畳まれたカバー内に包含されることを特徴とする請求項1または2に記載のマスクカバー。
  4. 前記カバーは、前記マスクカバーの装着者の顔面との隙間を埋め、前記カバーに対し前記支持部と同一の側に織り込み可能な部材を備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のマスクカバー。
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