JP2003175121A - マスク - Google Patents

マスク

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JP2003175121A
JP2003175121A JP2001376279A JP2001376279A JP2003175121A JP 2003175121 A JP2003175121 A JP 2003175121A JP 2001376279 A JP2001376279 A JP 2001376279A JP 2001376279 A JP2001376279 A JP 2001376279A JP 2003175121 A JP2003175121 A JP 2003175121A
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liquid absorbing
mask
liquid
absorbing portion
nose
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伊三雄 島田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 鼻水などの体液が多量に分泌された場合で
も、人に不快感を与えることのないマスクを提供する。 【解決手段】 マスクMは、鼻及び口を覆うマスク本体
1と、マスク本体1のうち鼻及び口側の面に設けられ、
マスク本体1より単位体積当たりの液体吸収量が大きい
材質からなる液体吸収部2とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はマスクに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】寒気やほこり,あるいは病菌などを防ぐ
ために、マスクで鼻や口を覆うことがあるが、このマス
クはガーゼを主体として作られている場合が多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、人がマスク
をする場合とは、風邪をひいたときや花粉症対策である
場合が多く、この場合、人は鼻水などの体液を出しやす
い。ここで、従来のマスクはガーゼを主体としたもので
あるため、鼻水が多量に出た場合、この多量の鼻水を十
分に吸収できず、マスクの表面に鼻水が付いた状態とな
る。この場合、長時間マスクをかけていると人に不快感
を与えることがある。
【0004】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであって、鼻水などの体液が多量に分泌された場合
でも、人に不快感を与えることのないマスクを提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1記載のマスクは、鼻及び口を覆うマスク本
体と、前記マスク本体のうち前記鼻及び口側の面に設け
られ、該マスク本体より単位体積当たりの液体吸収量が
大きい材質からなる液体吸収部とを備えることを特徴と
する。本発明によれば、マスク本体より液体吸収能力の
高い材質からなる液体吸収部をマスク本体のうち鼻及び
口側の面に設けたことにより、鼻水や唾液などの体液が
多量に分泌した際にも、液体吸収部がこの体液を十分に
吸収するので、人に不快感を与えることがない。
【0006】請求項2記載のマスクは、請求項1記載の
マスクにおいて、前記液体吸収部の表面は、液体を透過
する第1領域と、前記第1領域より単位面積当たりの液
体透過量が小さい第2領域とを有することを特徴とす
る。本発明によれば、例えば第1領域を鼻の穴にあてが
うように液体吸収部を配置することにより、体液は十分
に安定して液体吸収部に吸収される。そして、液体吸収
部の表面のうち第1領域以外の部分は液体透過量が小さ
い第2領域となっているので、液体吸収部に吸収された
体液は漏れ出したりせず、液体吸収部に保持されるの
で、人に不快感を与えることがない。
【0007】請求項3に記載のマスクは、請求項1又は
2記載のマスクにおいて、前記マスク本体と前記液体吸
収部とは分離可能であることを特徴とする。本発明によ
れば、マスク本体と液体吸収部とは分離可能であるの
で、液体吸収部が体液を十分に吸収した際、この液体吸
収部のみを新たな液体吸収部と交換すればよく、低コス
トを実現できる。また、常に清潔な液体吸収部を使用で
きる。更に、マスク本体と液体吸収部とを分離可能とす
ることによってマスク本体に対して任意の位置に液体吸
収部を配置可能であり、顔の形状に合わせて液体吸収部
を配置できる。
【0008】請求項4記載のマスクは、請求項1〜3の
いずれか一項記載のマスクにおいて、前記マスク本体と
前記液体吸収部との間に介在する通気性を有する中間部
材を備えることを特徴とする。本発明によれば、通気性
を有する中間部材を設けることによって、マスク本体へ
の汚れの付着を防止できる。そして、中間部材が汚れた
場合はこの中間部材のみを交換すればよい。
【0009】請求項5記載のマスクは、請求項1〜4の
いずれか一項記載のマスクにおいて、前記液体吸収部は
積層可能であることを特徴とする。本発明によれば、積
層された液体吸収部のうち、最も鼻及び口側に配置され
た液体吸収部が汚れたら、この汚れた液体吸収部を剥が
して次の層の液体吸収部を露出させることにより、簡易
な構成で常に清潔な液体吸収部を用いることができる。
【0010】請求項6記載のマスクは、請求項1〜5の
いずれか一項記載のマスクにおいて、前記マスク本体
に、前記液体吸収部を支持する支持部を備えることを特
徴とする。本発明によれば、マスク本体に設けられた支
持部によって液体吸収部を例えば鼻の穴に安定してあて
がうことができる。
【0011】請求項7記載のマスクは、請求項1〜6の
いずれか一項記載のマスクにおいて、前記液体吸収部は
分割可能に設けられ、該分割された液体吸収部のそれぞ
れは接続可能であることを特徴とする。本発明によれ
ば、液体吸収部を分割した後、分割液体吸収部のそれぞ
れを例えば重ねるように接続することにより、任意の厚
みを有する形態にすることができる。このように、分割
可能とすることによって、液体吸収部を任意の形態にし
てから用いることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明のマスクについて図
面を参照しながら説明する。図1は本発明のマスクの第
1実施形態を示す概略構成図、図2は図1の分割図であ
る。
【0013】図1及び図2において、マスクMは、マス
ク本体1と、マスク本体1の一方の面に設けられた液体
吸収部2と、マスク本体1と液体吸収部2との間に介在
する中間部材3とを備えている。マスク本体1の両端に
は耳掛け部1Aが設けられている。
【0014】マスク本体1は、綿糸で目を粗く織った柔
らかい布であるガーゼによって構成されている。耳掛け
部1Aはゴム部材によって構成されている。中間部材3
は、ガーゼや綿、紙類(薄葉紙)など通気性を有する材
質によって構成されている。
【0015】液体吸収部2は、平面視略半円状で上部に
開口部2Aを有する袋部2Bの内部に、脱脂綿などの
綿、紙類(ティッシュペーパーなど)、あるいはスポン
ジなど、ガーゼからなるマスク本体1より単位体積当た
りの液体吸収量(単位体積当たりの液体保持可能量)が
大きい材質からなる吸収体2Cを収容したものである。
すなわち、袋部2Bに収容されている吸収体2Cは開口
部2Aを介して上部に露出した構成となっている。袋部
2Bは、マスク本体1に用いられているガーゼより目が
細かいガーゼやシート状の綿などによって構成されてお
り、単位面積当たりにおいて所定の液体透過量を有して
いる。液体吸収部2は、全体として液体吸収可能である
とともに通気性を有している。
【0016】液体吸収部2の表面は、全体として、開口
部2Aから吸収体2Cが露出している露出部(第1領
域)2Dと、この第1領域2D以外の部分、すなわち、
袋部2Bで覆われた第2領域2Eとによって構成されて
いる。そして、液体(体液)は、第1領域(露出部)2
Dを介して吸収体2Cに直接吸収され、所定の液体透過
量を有する第2領域2Eは、第1領域2Dに対して単位
面積当たりの液体透過量(液体吸収量)が小さい構成と
なっている。つまり、液体は、吸収体2Cに対してその
殆どが開口部2Aを介して出入りし、袋部2Bを介して
は殆ど出入りしない。
【0017】図2に示すように、マスク本体1と液体吸
収部2と中間部材3とは分離可能となっている。一方、
図1に示すようにマスク本体1と液体吸収部2と中間部
材3とを接続する際には、例えばボタンやフック部材、
あるいは面ファスナーなどの接続部材をマスク本体1、
液体吸収部2、中間部材3のそれぞれの表面に取り付
け、この接続部材を用いて接続してもよいし、接続部材
を用いずにそのまま重ね合わせるだけでもよい。
【0018】以上説明した構成を有するマスクMを掛け
る際には、マスク本体1のうち、鼻及び口側の面に中間
部材3及び吸収体2を配置する。そして、図3に示すよ
うに、液体吸収部2のうち、吸収体2Cの露出部である
第1領域2Dを、鼻にあてがうように配置し、耳掛け部
1Aを耳に掛ける。こうすることにより、体液(鼻水、
液体)が出たとしても、この体液は第1領域2Dを介し
て吸収体2Cに十分に吸収される。ここで、中間部材3
や液体吸収部2は通気性を有しているので、呼吸は妨げ
られない。なお、マスク本体1は鼻及び口を覆うのに十
分な大きさを有している。
【0019】体液(鼻水)が多量に出て、吸収体2Cが
体液を十分に吸収(保持)しても、袋部2B(第2領域
2E)は液体透過量を低く設定されているので、袋部2
B内部の吸収体2Cから体液が袋部2B外部に漏れ出す
ことがない。したがって、人は不快感を感じない。
【0020】そして、液体吸収部2は体液を十分に吸収
したら、マスク本体1や中間部材3に対して分離可能に
設けられているので、この液体吸収部2を新しい液体吸
収部2に交換すればよい。
【0021】以上説明したように、マスク本体1より液
体吸収能力の高い吸収体2Cを主体とした液体吸収部2
をマスク本体1に取り付けたことにより、鼻水や唾液な
どの体液が多量に分泌した際にも、液体吸収部2がこの
体液を十分に吸収するので、マスク本体1のうち人の顔
に当たる部分に体液がそのまま付着することがなくな
る。したがって、人に不快感を与えることがない。
【0022】また、液体吸収部2は、単位面積当たり所
定の液体透過量を有する袋部2Bの内部に吸収体2Cを
収容し、開口部2Aから露出させた構成であって、露出
した吸収体2Cを鼻の穴などに直接あてがうことによ
り、体液を直接吸収できる。したがって、体液は吸収体
2Cに十分に安定して吸収される。そして、露出部(第
1領域)2D以外の部分である袋部(第2領域)2Bは
液体透過量を小さく設定されているので、吸収体2Cに
吸収された体液は袋部2Bを介して外部に漏洩すること
がなく、安定して保持される。したがって、人に不快感
を与えることがない。
【0023】そして、マスク本体1と液体吸収部2とを
分離可能としたので、液体吸収部2が体液を十分に吸収
した際、この液体吸収部2のみを新たな液体吸収部2と
交換すればよく、マスク本体1を交換しなくても清潔さ
を維持できるので、低コストを実現できる。
【0024】更に、マスク本体1と液体吸収部2とは分
離可能であってその相対的位置も任意に調整可能であ
る。したがって、顔の形状に合わせて液体吸収部2を任
意の位置に配置できるので、体液吸収機能を安定して発
揮できる。
【0025】そして、マスク本体1と液体吸収部2との
間に、通気性を有する中間部材3を設けることによっ
て、マスク本体1への汚れの付着を防止できる。そし
て、中間部材3が汚れた場合はこの中間部材3のみを交
換すればよい。
【0026】なお、上記実施形態において、第1領域2
Dからは吸収体2Cが露出しており、その他の部分は所
定の液体透過量を有する袋部2Bに覆われた構成である
が、第1領域2D(すなわち開口部2A)を所定の材質
で覆ってもよい。この場合、開口部2Aを覆う材質は、
袋部2Bに対して単位面積当たりの液体透過量が大きい
材質によって構成される。
【0027】なお、図3において、液体吸収部2は、鼻
及び口を覆うように示されているが、液体吸収部2の高
さ方向のサイズを小さくし、鼻に第1領域2Dを当接し
つつ口は液体吸収部2で覆わないようにしてもよい。そ
して、この場合は中間部材3が口に当たることになるの
で、中間部材3が汚れたら新しい中間部材3に交換すれ
ばよい。
【0028】更に、上記実施形態においては、液体吸収
部2の第1領域2Dを鼻にあてがうように説明したが、
口にあてがうようにしてもよい。この場合、液体吸収部
2は唾液を吸収できる。
【0029】図4は本発明の他の実施例を示す図であ
る。図4に示すように、液体吸収部2と中間部材3とを
一体に設けて分離不能としてもよい。更に、上記各実施
形態ではマスク本体1と液体吸収部2との間に中間部材
3を介在させた構成であるが、中間部材3を設けない構
成としてもよい。
【0030】次に、本発明のマスクの第2実施形態につ
いて図5に示す斜視図を参照しながら説明する。図5に
示すマスクM2において、マスク本体1は、液体吸収部
2を支持するワイヤ(支持部)4を備えている。このワ
イヤ4は、マスク本体1の縁部に配置された枠部4A
と、枠部4Aからマスク本体1の中央部に延び、段部4
Bを形成する支持部4Cとを有している。ワイヤ4は細
い針金などによって構成され、顔の形状に合わせて簡単
に折り曲げることができるようになっている。
【0031】ワイヤ4のうち、支持部4Cは2本設けら
れており、支持部4Cのそれぞれは、上枠部4Aaと両
側枠部4Abとを連結するように平面視略L字状に設け
られている。そして、支持部4Cのうち上下方向に延び
る部分において側面視略L字状の段部4Bがそれぞれ形
成されている。
【0032】本実施形態において、液体吸収部2は、図
5に示すように、シート状に形成された脱脂綿などの綿
やスポンジ、あるいは紙類など液体を吸収可能なシート
状部材を積層したものである。そして、積層状態の液体
吸収部2は、ワイヤ4の段部4Bを覆うように配置され
る。ワイヤ4の段部4B及び液体吸収部2は、マスクM
2を顔に掛けたとき、マスク本体1のうち鼻及び口を覆
う面側に設けられる。
【0033】以上説明した構成を有するマスクM2を掛
ける際には、マスク本体1のうち、ワイヤ4の段部4B
を覆うように液体吸収部2を配置する。そして、液体吸
収部2に覆われた段部4Bを鼻の穴にあてがうようにし
て顔に掛ける。こうすることにより、体液(鼻水)が出
たとしても、この体液は段部4Bに支持されている液体
吸収部2に安定して吸収される。このとき、ワイヤ4を
鼻の形状に合わせて任意に折り曲げることにより、段部
4Bと鼻との当接、すなわち液体吸収部2と鼻との当接
は安定する。ここで、液体吸収部2は通気性を有してお
り、ワイヤ4の太さも鼻の穴に対して十分に細いので、
呼吸は妨げられない。
【0034】体液(鼻水、液体)が多量に出て、積層さ
れた複数の液体吸収部2のうち、最上層の液体吸収部2
が汚れたら、この液体吸収部2を剥がすことにより、新
たな液体吸収部2が下層から現れる。
【0035】以上説明したように、マスク本体1に、液
体吸収部2を支持可能な剛性を有するワイヤ4を設けた
ことにより、液体吸収部2を顔の所望の位置にあてがう
ことができる。そして、支持部として、折り曲げること
によりその形状を任意に設定できるワイヤ4を用いたこ
とにより、顔の形状に合わせてワイヤ4の形状を設定で
きるので、このワイヤ4に支持された液体吸収部2と顔
との当接状態を所望の状態に設定できる。
【0036】そして、液体吸収部2を積層状態で配置す
ることにより、最上層の液体吸収部2を汚れなどによっ
て交換したい場合には、この汚れた液体吸収部2を剥が
すだけで次の層の新しい液体吸収部2を露出させること
ができ、常に清潔な液体吸収部2を用いることができ
る。
【0037】次に、本発明のマスクの第3実施形態につ
いて図6を参照しながら説明する。図6において、マス
クM3は、マスク本体1と、マスク本体1の一方の面に
取り付けられる液体吸収部2とを備えている。本実施形
態に係る液体吸収部2は第1実施形態で説明した液体吸
収部2同様、上部に開口部2Aを有し平面視半円状に形
成された袋部2Bの内部に吸収体2Cを収容したもので
あり、ボタンやフック部材、あるいは面ファスナーなど
の接続部材を用いてマスク本体1に接続されている。
【0038】そして、本実施形態に係る液体吸収部2に
は、図6(a)に示すように、水平方向に延びるミシン
目からなる分割部5が上下方向に亘って複数形成された
構成となっている。液体吸収部2は複数設けられた分割
部5のそれぞれで分割可能となっている。
【0039】以上説明した構成を有するマスクM3を掛
ける際には、マスク本体1のうち、鼻及び口側の面に液
体吸収部2を配置する。そして、液体吸収部2の露出部
(第1領域)2Dを鼻の穴にあてがうようにして顔に掛
ける。こうすることにより、体液(鼻水、液体)が出た
としても、この体液は第1領域2Dを介して吸収体2C
に安定して吸収される。
【0040】体液は液体吸収部2の主に上部付近に吸収
あるいは付着されるので、図6(a)に示す最上部の分
割液体吸収部21が鼻水で満たされたら、分割部5aで
分割し、分割液体吸収部21を分離することにより、そ
の下方の分割液体吸収部22に基づく新たな露出部(第
1領域)2Dが現れる。こうして、汚れた分割液体吸収
部2を上部から順次分離していくことにより、常に清潔
な露出部2Dを鼻にあてがうことができる。また、分割
液体吸収部21を分離した際には、マスク本体1に対し
て接続・離脱自在となっている残りの液体吸収部2を上
方にずらすことにより、最適な位置に液体吸収部2を配
置できる。
【0041】ところで、最上部の分割液体吸収部21
は、汚れてから分離する必要はなく、図6(b)に示す
ように、使用する前から分割液体吸収部21を分離し
て、残りの液体吸収部2に重ね合わせるように接続する
ことができる。分割液体吸収部21のうち液体吸収部2
と当接する面には面ファスナーなどの接続部材が設けら
れているので、接続は安定する。こうすることにより、
液体吸収部2の厚み(第1領域2Dの面積)を大きくす
ることができ、吸収機能を更に安定して発揮させること
ができる。このように、液体吸収部2を分割部5で分割
可能とすることにより、液体吸収部2を任意の形態にし
て用いることができる。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、マスク本体に対して液
体吸収能力の高い材質からなる液体吸収部をマスク本体
のうち鼻及び口側の面に設けたことにより、鼻水や唾液
などの体液が多量に分泌した際にも、液体吸収部がこの
体液を十分に吸収するので、不快感を受けることなくマ
スクを快適に掛けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマスクの第1実施形態を示す概略構成
図である。
【図2】図1の分割図である。
【図3】本発明のマスクの使用例を示す図である。
【図4】他の実施例を示す図である。
【図5】本発明のマスクの第2実施形態を示す概略斜視
図である。
【図6】本発明のマスクの第3実施形態を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 マスク本体 2 液体吸収部 2D 露出部(第1領域) 2E 第2領域 3 中間部材 4 ワイヤ(支持部) 4C 支持部 M マスク

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鼻及び口を覆うマスク本体と、 前記マスク本体のうち前記鼻及び口側の面に設けられ、
    該マスク本体より単位体積当たりの液体吸収量が大きい
    材質からなる液体吸収部とを備えることを特徴とするマ
    スク。
  2. 【請求項2】 前記液体吸収部の表面は、液体を透過す
    る第1領域と、前記第1領域より単位面積当たりの液体
    透過量が小さい第2領域とを有することを特徴とする請
    求項1記載のマスク。
  3. 【請求項3】 前記マスク本体と前記液体吸収部とは分
    離可能であることを特徴とする請求項1又は2記載のマ
    スク。
  4. 【請求項4】 前記マスク本体と前記液体吸収部との間
    に介在する通気性を有する中間部材を備えることを特徴
    とする請求項1〜3のいずれか一項記載のマスク。
  5. 【請求項5】 前記液体吸収部は積層可能であることを
    特徴とする請求項1〜4のいずれか一項記載のマスク。
  6. 【請求項6】 前記マスク本体に、前記液体吸収部を支
    持する支持部を備えることを特徴とする請求項1〜5の
    いずれか一項記載のマスク。
  7. 【請求項7】 前記液体吸収部は分割可能に設けられ、
    該分割された液体吸収部のそれぞれは接続可能であるこ
    とを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項記載のマス
    ク。
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