JP3213785U - マスク用の鼻水吸収部材 - Google Patents
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Abstract
【課題】鼻水を吸収するとともに、鼻水でマスクが汚れることを抑制するマスク用の鼻水吸収部材を提供すること。【解決手段】マスクの装着者の鼻水を吸収するためのマスク用の鼻水吸収部材1は、装着者がマスクを装着したときにマスクの装着者の鼻孔の下に相当する位置に配置され、鼻孔からの鼻水を吸収する吸収性の高い吸収材2と、吸収材2をマスクに固定するための粘着シート3と、を有し、吸収材2は、母線が装着者の鼻の幅方向の長さよりも長い円筒形状を有し、粘着シート3によりマスクの鼻孔に対向する面に固定される。【選択図】図2
Description
本考案は、マスク用の鼻水吸収部材に関する。
近年、花粉症対策や風邪予防などに効果的であるマスクの使用が増加している。特に、風邪の初期や花粉症の人は、鼻全体及び口を覆うマスクを使いながらも、無自覚に鼻孔からたれ落ちる鼻水に対しては、その都度、鼻をかまねばならず、四六時中、ハンカチやちり紙が手放せず、不便である。そのため、例えば、綿を球状にした綿球を鼻孔内に挿入して、鼻水を吸収させるタイプのような、鼻をかむ頻度を減らすとともに、マスクが鼻水で汚れることを抑制する鼻水吸収部材が販売されている。また、マスク本体の鼻及び口側の面に袋部を設け、袋部に鼻水を吸収する吸収体とを内装させて、吸収体で鼻水を吸収できるように構成したマスクが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、マスクを装着しただけでは、鼻水によりマスク本体が濡れて汚れてしまい、何度もマスクを交換する必要が生じる。また、綿球を使用した鼻水吸収部材の場合には、鼻水がたれ落ちることを防止できるが、鼻呼吸ができず、呼吸がしづらいという課題がある。更に、特許文献1で提案されているマスクは、マスク本体とは別部材からなる袋素材をマスク本体に対して縫製等により設けているので、マスクの製作コストが高くなるという課題がある。
本考案は、上記の事情に鑑みてなされたもので、鼻水を吸収するとともに、鼻水でマスクが汚れることを抑制するマスク用の鼻水吸収部材を提供することを例示的課題とする。
上記の課題を解決するために、本考案は以下の趣旨を有する。
[趣旨1]
マスクの装着者の鼻水を吸収するためのマスク用の鼻水吸収部材であって、
前記装着者が前記マスクを装着したときに前記マスクの前記装着者の鼻孔の下に相当する位置に配置され、前記鼻孔からの鼻水を吸収する吸収性の高い吸収材と、
前記吸収材を前記マスクに固定するための粘着シートと、
を有し、
前記吸収材は、母線が前記装着者の鼻の幅方向の長さよりも長い円筒形状を有し、前記粘着シートにより前記マスクの前記鼻孔に対向する面に固定されている。
マスクの装着者の鼻水を吸収するためのマスク用の鼻水吸収部材であって、
前記装着者が前記マスクを装着したときに前記マスクの前記装着者の鼻孔の下に相当する位置に配置され、前記鼻孔からの鼻水を吸収する吸収性の高い吸収材と、
前記吸収材を前記マスクに固定するための粘着シートと、
を有し、
前記吸収材は、母線が前記装着者の鼻の幅方向の長さよりも長い円筒形状を有し、前記粘着シートにより前記マスクの前記鼻孔に対向する面に固定されている。
[趣旨2]
前記吸収材は、所定の大きさの円筒形状に巻かれたガーゼであり、
前記粘着シートは、両面に粘着剤が塗布されており、
前記粘着シートの一方の面は、前記ガーゼの巻き終わり部分に貼り付けられ、
前記粘着シートの他方の面は、前記マスクの前記鼻孔に対向する面に貼り付けられていてもよい。
前記吸収材は、所定の大きさの円筒形状に巻かれたガーゼであり、
前記粘着シートは、両面に粘着剤が塗布されており、
前記粘着シートの一方の面は、前記ガーゼの巻き終わり部分に貼り付けられ、
前記粘着シートの他方の面は、前記マスクの前記鼻孔に対向する面に貼り付けられていてもよい。
[趣旨3]
前記ガーゼを載せるための受け部を有し、
前記受け部は、底辺部及び前記底辺部の両側に立設して設けられた側面部を有する凹形状を有し、
前記受け部に載せられた前記ガーゼは、前記側面部により支持され、
前記受け部の前記マスクと対向する側の前記底面部、又は2つの前記側面部のうちの前記マスクに対向する側の側面部には、前記受け部を前記マスクに固定するための粘着剤が塗布され、又は面ファスナーが貼り付けられていてもよい。
前記ガーゼを載せるための受け部を有し、
前記受け部は、底辺部及び前記底辺部の両側に立設して設けられた側面部を有する凹形状を有し、
前記受け部に載せられた前記ガーゼは、前記側面部により支持され、
前記受け部の前記マスクと対向する側の前記底面部、又は2つの前記側面部のうちの前記マスクに対向する側の側面部には、前記受け部を前記マスクに固定するための粘着剤が塗布され、又は面ファスナーが貼り付けられていてもよい。
[趣旨4]
マスクの装着者の鼻水を吸収するためのマスク用の鼻水吸収部材であって、
前記装着者が前記マスクを装着したときに前記マスクの前記装着者の鼻孔の下に相当する位置に配置され、前記鼻孔からの鼻水を吸収する吸収性の高い吸収材と、
前記吸収材を載せるための受け部と、
を有し、
前記吸収材は、母線が前記装着者の鼻の幅方向の長さよりも長い円筒形状に巻かれたガーゼであり、
前記受け部は、底辺部及び前記底辺部の両側に立設して設けられた側面部を有する凹形状を有し、
前記受け部に載せられた前記ガーゼは、前記側面部により支持され、
前記受け部の前記マスクと対向する側の前記底面部、又は2つの前記側面部のうちの前記マスクに対向する側の側面部には、前記受け部を前記マスクに固定するための粘着剤が塗布され、又は面ファスナーが貼り付けられ、
前記ガーゼの巻き終わり部分は、粘着シートで固定されていない。
マスクの装着者の鼻水を吸収するためのマスク用の鼻水吸収部材であって、
前記装着者が前記マスクを装着したときに前記マスクの前記装着者の鼻孔の下に相当する位置に配置され、前記鼻孔からの鼻水を吸収する吸収性の高い吸収材と、
前記吸収材を載せるための受け部と、
を有し、
前記吸収材は、母線が前記装着者の鼻の幅方向の長さよりも長い円筒形状に巻かれたガーゼであり、
前記受け部は、底辺部及び前記底辺部の両側に立設して設けられた側面部を有する凹形状を有し、
前記受け部に載せられた前記ガーゼは、前記側面部により支持され、
前記受け部の前記マスクと対向する側の前記底面部、又は2つの前記側面部のうちの前記マスクに対向する側の側面部には、前記受け部を前記マスクに固定するための粘着剤が塗布され、又は面ファスナーが貼り付けられ、
前記ガーゼの巻き終わり部分は、粘着シートで固定されていない。
本考案の更なる目的又はその他の特徴は、以下添付図面を参照して説明される好ましい実施の形態によって明らかにされるであろう。
本考案によれば、鼻水を吸収するとともに、鼻水でマスクが汚れることを抑制するマスク用の鼻水吸収部材を提供することができる。
[実施形態1]
(鼻水吸収部材の構成)
図1は、本考案の実施形態1のマスク用の鼻水吸収部材の構成を示す図である。図1(a)は、鼻水を吸収する鼻水吸収部材1(以下、吸収部材1という)の構成を示す斜視図(模式図)である。図1(b)は、吸収部材1をマスク本体4に貼り付けた状態を示す模式図である。
図1(a)に示す吸収部材1は、吸収材2と粘着シート3から構成されている。吸収材2は、鼻孔から流れる鼻水を吸収する吸水性の高い材質を有するものであり、本実施形態では折りたたみガーゼ(以下、単にガーゼという)を使用している。図1(a)に示す吸収材2は、複数枚のガーゼを重ねたものを丸く巻いて円筒状にしたものである。粘着シート3は、円筒状に巻いた吸収材2の巻き終わり部分を止めるために使用する。円筒形状を有する吸収部材1の直径は、鼻孔と口との間に収まる程度の大きさである。また、吸収部材1を鼻孔の下に当てた場合に、呼吸が苦しくなることがないように、複数枚のガーゼで構成される吸収材2はゆるく巻かれている。更に、両方の鼻孔からの鼻水を受け止めるために、吸収部材1の長さ(円筒形状の母線の長さ)は、人の鼻の幅方向の長さよりも長い長さとしている。
(鼻水吸収部材の構成)
図1は、本考案の実施形態1のマスク用の鼻水吸収部材の構成を示す図である。図1(a)は、鼻水を吸収する鼻水吸収部材1(以下、吸収部材1という)の構成を示す斜視図(模式図)である。図1(b)は、吸収部材1をマスク本体4に貼り付けた状態を示す模式図である。
図1(a)に示す吸収部材1は、吸収材2と粘着シート3から構成されている。吸収材2は、鼻孔から流れる鼻水を吸収する吸水性の高い材質を有するものであり、本実施形態では折りたたみガーゼ(以下、単にガーゼという)を使用している。図1(a)に示す吸収材2は、複数枚のガーゼを重ねたものを丸く巻いて円筒状にしたものである。粘着シート3は、円筒状に巻いた吸収材2の巻き終わり部分を止めるために使用する。円筒形状を有する吸収部材1の直径は、鼻孔と口との間に収まる程度の大きさである。また、吸収部材1を鼻孔の下に当てた場合に、呼吸が苦しくなることがないように、複数枚のガーゼで構成される吸収材2はゆるく巻かれている。更に、両方の鼻孔からの鼻水を受け止めるために、吸収部材1の長さ(円筒形状の母線の長さ)は、人の鼻の幅方向の長さよりも長い長さとしている。
粘着シート3は、円筒状に巻いたガーゼが解けるのを防ぐため、ガーゼの巻き終わり部分を止めるとともに、吸収部材1をマスク本体4(図1(b)参照)に貼り付け、固定するためにも使用する。そのため、粘着シート3は、両面に粘着剤が塗布されている。また、粘着シート3の幅及び長さは、ガーゼの巻き終わり部分が解けることなく、かつマスク本体4から吸収部材1が外れることなく、粘着効果が発揮できる大きさであればよい。
(吸収部材のマスクへの固定)
図1(b)は、吸収部材1をマスク本体4に貼り付け、固定した状態を示す模式図である。なお、5は、マスク本体4を耳に掛けるための耳掛け部である。吸収部材1は、ガーゼの巻き終わり部分を止めた粘着シート3のもう一方の面で、マスク本体4に固定されている(図1(b)の破線で示す粘着シート3)。マスク本体4を装着する場合、人により、鼻を隠さずにマスクを装着する人もいれば、鼻を完全に隠して装着する人もいたりと、人それぞれの装着のしかたがある。そのため、図1(b)に示す吸収部材1のマスク本体4への固定位置は一例であり、この固定位置に限定されるものではない。このように、本実施形態の吸収部材1は、使用する人に応じてマスク本体4の適切な位置に装着できる。更に、吸収部材1が装着可能なマスクの形状は図1(b)の形状に限定されるものではなく、本実施形態の吸収部材1は、市販されている種々のマスクに装着可能である。吸収部材1をマスク本体4に固定する場合には、まず、吸収部材1が鼻孔の下にくるように吸収部材1の位置を決めた状態で、マスク本体4を装着してマスク本体4の装着位置を決める。そして、粘着シート3で吸収部材1をマスク本体4に貼り付けることにより、吸収部材1はマスク本体4に固定される。
図1(b)は、吸収部材1をマスク本体4に貼り付け、固定した状態を示す模式図である。なお、5は、マスク本体4を耳に掛けるための耳掛け部である。吸収部材1は、ガーゼの巻き終わり部分を止めた粘着シート3のもう一方の面で、マスク本体4に固定されている(図1(b)の破線で示す粘着シート3)。マスク本体4を装着する場合、人により、鼻を隠さずにマスクを装着する人もいれば、鼻を完全に隠して装着する人もいたりと、人それぞれの装着のしかたがある。そのため、図1(b)に示す吸収部材1のマスク本体4への固定位置は一例であり、この固定位置に限定されるものではない。このように、本実施形態の吸収部材1は、使用する人に応じてマスク本体4の適切な位置に装着できる。更に、吸収部材1が装着可能なマスクの形状は図1(b)の形状に限定されるものではなく、本実施形態の吸収部材1は、市販されている種々のマスクに装着可能である。吸収部材1をマスク本体4に固定する場合には、まず、吸収部材1が鼻孔の下にくるように吸収部材1の位置を決めた状態で、マスク本体4を装着してマスク本体4の装着位置を決める。そして、粘着シート3で吸収部材1をマスク本体4に貼り付けることにより、吸収部材1はマスク本体4に固定される。
(吸収部材を固定したマスクの装着)
図2は、吸収部材1を固定したマスクを顔に装着した状態の様子を示す側面図(模式図)である。なお、図2において、耳掛け部5は省略している。図2に示すように、粘着シート3は、吸収部材1が鼻孔の下の好適な位置に安定して保持されるように、吸収部材1をマスク本体4に固定している。これにより、本実施形態の吸収部材1の使用者は、鼻孔から流れる鼻水は吸収材2に吸収され、従来、無自覚に鼻孔から流れる鼻水に対しては、その都度、ハンカチやちり紙で鼻をかむ煩わしさや不便さから解放される。
図2は、吸収部材1を固定したマスクを顔に装着した状態の様子を示す側面図(模式図)である。なお、図2において、耳掛け部5は省略している。図2に示すように、粘着シート3は、吸収部材1が鼻孔の下の好適な位置に安定して保持されるように、吸収部材1をマスク本体4に固定している。これにより、本実施形態の吸収部材1の使用者は、鼻孔から流れる鼻水は吸収材2に吸収され、従来、無自覚に鼻孔から流れる鼻水に対しては、その都度、ハンカチやちり紙で鼻をかむ煩わしさや不便さから解放される。
(吸収部材の実施例)
以下、本考案のマスク用の吸収部材1の実施例を示すが、本考案が実施例に限られることはない。人の鼻の幅は、成人の場合には45〜50mm程度、子供の場合には30〜35mm程度の大きさであり、成人と子供とでは、その大きさが異なる。そのため、成人用、子供用の2種類の吸収部材1の試作を行った。吸収材2に使用するガーゼは、大人用、子供用とも同じ材質の、1インチ間で52〜60本の糸を使用した綿100%の折りたたみガーゼを使用した。ガーゼにはいろいろな種類があり、1インチ間の糸の数が増えるほど、ガーゼを巻いて作成する吸収材2のガーゼの目地が詰まり、鼻孔の下に当てて使用した場合に息苦しさを感じることがある。そのため、ここでは、折りたたみガーゼを使用した。
以下、本考案のマスク用の吸収部材1の実施例を示すが、本考案が実施例に限られることはない。人の鼻の幅は、成人の場合には45〜50mm程度、子供の場合には30〜35mm程度の大きさであり、成人と子供とでは、その大きさが異なる。そのため、成人用、子供用の2種類の吸収部材1の試作を行った。吸収材2に使用するガーゼは、大人用、子供用とも同じ材質の、1インチ間で52〜60本の糸を使用した綿100%の折りたたみガーゼを使用した。ガーゼにはいろいろな種類があり、1インチ間の糸の数が増えるほど、ガーゼを巻いて作成する吸収材2のガーゼの目地が詰まり、鼻孔の下に当てて使用した場合に息苦しさを感じることがある。そのため、ここでは、折りたたみガーゼを使用した。
成人用の吸収部材1を作成する場合には、1枚の大きさが幅60mm×長さ145mmのガーゼを3枚重ねあわせて、丸く巻き、直径が18〜20mm程度、長さが60mmの円筒状にする。一方、子供用の吸収部材1を作成する場合には、1枚の大きさが幅45mm×長さ115mmのガーゼを3枚重ねあわせて、丸く巻き、直径が13〜15mm程度、長さが45mmの円筒状にする。そして、ガーゼの巻き止めには、上述した吸収部材1を固定する粘着シート3を使用する。今回使用した粘着シート3は、幅15mm×長さ40mm(成人用)又は30mm(子供用)の表面・裏面の両面に肌にやさしいアクリル系粘着剤を塗布し、その表面に紙セパレータを貼り付けたものである。
粘着シート3を使用する場合には、まず、粘着シート3の片面の紙セパレータを剥がして、吸収材2であるガーゼの巻き終わり部分に貼り付け、巻き終わり部分が解けないように固定する。そして、粘着シート3で巻き終わり部分を固定した吸収材2を鼻孔に当てがい、その状態でマスクをして、マスク本体4に吸収部材1を固定する好適な位置の位置決めを行う。マスク本体4に吸収部材1を固定する位置が決まると、粘着シート3のもう一方の紙セパレ一夕を剥がし、吸収部材1をマスク本体4に貼り付ける。なお、粘着シート3は、無臭又は臭いの少ない材質のものが好ましい。
なお、マスク本体4が、例えばプリーツ型の不織布マスクであれば、鼻掛け部にノーズワイヤー又はスポンジタイプのノーズパットを、マスクの中央部付近で折り曲げた後に、鼻孔の下に吸収部材1を当てて仮固定し、粘着シート3をマスク本体4の鼻側に対向する面に貼り付け、吸収部材1を固定する。ここでは、マスクの種類としてプリーツ型のマスクを使用した場合の吸収部材1のマスク本体4への固定方法について説明したが、吸収部材1はプリーツ型のマスクのほか、例えばガーゼのマスクや、立体型のマスクにも適用することができる。
以上、マスク用の吸収部材1について説明した。本実施形態では、吸収材2には、綿100%の薄く柔らかなガーゼ生地を使用しているため、ガーゼ本来の吸水性により、鼻水、くしゃみが出た場合には、吸収材2に吸収される。これにより、マスク本体4が汚れず、鼻水等により濡れることがない。また、吸収部材1は、マスクをした状態ではマスク生地に隠れているため、装着しているのが見えにくく、気づかれにくい。更に、吸収部材1は、目地の詰まっていないガーゼを丸く巻くことにより作成されているため、鼻孔に挿入する綿球に比べて、呼吸も楽である。また、吸収部材1は、完全に鼻孔を塞いではいないが、吸収部材1が鼻孔に当てがわれていることにより、微粒子、花粉等がマスク内に入り込んでも、鼻の粘膜に対して所定の防塵効果がある。今回、吸収材2に使用したガーゼは、保温性、吸湿性に優れ、濡れても乾燥が早いという特徴を有している、そのため、吸収材2として使用したガーゼは、粘着シート3を剥がせば、洗濯して再使用することが可能である。また、マスクも直接、鼻水で汚れないので、長く使用することができる。
以上、本考案の好ましい実施の形態を説明したが、本考案はこれらに限定されるものではなく、その要旨の範囲内で様々な変形や変更が可能である。例えば、吸収材2にガーゼを用いる代わりに、眼帯等に使用されるポリエステル綿を用いて、その周りを不織布(例えばスパンレースメッシュ不織布)で覆った吸収材を用いてもよい。また、本実施形態では、粘着シート3は、両面に粘着剤が塗布されたシートを用いたが、例えば、片面のみに粘着剤が塗布されたシートの両端を輪状にして接続し、更に二つ折りにして両面テープのようにすることで、粘着シート3として使用してもよい。
以上、本実施形態によれば、鼻水を吸収するとともに、鼻水でマスクが汚れることを抑制するマスク用の鼻水吸収部材を提供することができる。
[実施形態2]
実施形態1では、両面に粘着剤が塗布された粘着シートの片面で吸収材の巻き終わり部分を固定し、もう一方の面で、吸収剤をマスク本体に固定する吸収部材について説明した。実施形態2では、吸収材を載せた受け部をマスク本体に固定し、鼻孔から流れる鼻水を吸収させるマスク用の鼻水吸収部材について説明する。
実施形態1では、両面に粘着剤が塗布された粘着シートの片面で吸収材の巻き終わり部分を固定し、もう一方の面で、吸収剤をマスク本体に固定する吸収部材について説明した。実施形態2では、吸収材を載せた受け部をマスク本体に固定し、鼻孔から流れる鼻水を吸収させるマスク用の鼻水吸収部材について説明する。
(吸収部材の構成)
図3(a)は、受け部7に吸収材2を差し込んで載せた状態の鼻水吸収部材6(以下、吸収部材6という)を示す斜視図(模式図)である。吸収部材6は、吸収材2と、受け部7から構成されている。吸収材2は、実施形態1の吸収材2と同様であり、ここでの説明は省略する。図3(a)に示すように、受け部7は、吸収材2が載せられる底辺部9と、底辺部9の両側に立設して吸収材2が動かないように支持する側面部8と、を有する構成となっている。そのため、受け部7の形状は、端部側から見ると凹形状となっている。また、本実施形態では、受け部7は、柔らかいシリコン樹脂を用いている。なお、底辺部9の幅(短手方向の長さ)は、円筒形状の吸収材2の直径に応じた幅となっている。受け部7の側面部8の高さ(図中、上下方向の長さ)は、本実施形態では、受け部7に載せた吸収材2が動かないように、かつ、マスク装着時に鼻孔に近い側の側面部8の上端部が鼻孔を塞がないような高さとしている。また、側面部8、底辺部9の長さ(図中、水平方向の長さ)は、吸収材2の長さに合わせて、受け部7に載せた吸収材2を鼻孔に当てた際に吸収材2が移動したり、傾いたりすることのないような長さとしている。
図3(a)は、受け部7に吸収材2を差し込んで載せた状態の鼻水吸収部材6(以下、吸収部材6という)を示す斜視図(模式図)である。吸収部材6は、吸収材2と、受け部7から構成されている。吸収材2は、実施形態1の吸収材2と同様であり、ここでの説明は省略する。図3(a)に示すように、受け部7は、吸収材2が載せられる底辺部9と、底辺部9の両側に立設して吸収材2が動かないように支持する側面部8と、を有する構成となっている。そのため、受け部7の形状は、端部側から見ると凹形状となっている。また、本実施形態では、受け部7は、柔らかいシリコン樹脂を用いている。なお、底辺部9の幅(短手方向の長さ)は、円筒形状の吸収材2の直径に応じた幅となっている。受け部7の側面部8の高さ(図中、上下方向の長さ)は、本実施形態では、受け部7に載せた吸収材2が動かないように、かつ、マスク装着時に鼻孔に近い側の側面部8の上端部が鼻孔を塞がないような高さとしている。また、側面部8、底辺部9の長さ(図中、水平方向の長さ)は、吸収材2の長さに合わせて、受け部7に載せた吸収材2を鼻孔に当てた際に吸収材2が移動したり、傾いたりすることのないような長さとしている。
前述した方法で丸く巻かれた吸収材2は、巻き終わり部分を粘着シート3で固定せずに、そのまま受け部7に差し込まれる。受け部7に差し込まれた吸収材2は、受け部7の側面部8、底辺部9により支持されるため、巻き終わり部分を固定しなくても、解けることはない。なお、実施形態1と同様に、吸収材2の巻き終わり部分を粘着シート3で固定し、その粘着シート3を受け部7の側面部8に貼り付ける構成としてもよい。また、吸収材2の巻き終わり部分を粘着シート3で固定した吸収材2を受け部7にそのまま載せ、粘着シート3を受け部7の側面部8に貼り付けない構成としてもよい。
受け部7のマスク本体4に貼り付けられる側の底面部9には、受け部7をマスク本体4に貼り付けるために、自粘着性を有するシリコン樹脂製の粘着材10が塗布されている。なお、図3(a)では、粘着剤10は底面部9全体に塗布されているが、必ずしも底面部9全体に塗布する必要はなく、マスク本体4から受け部7が剥がれないように底面部9に塗布されていればよい。
吸収材2を載せた受け部7をマスク本体4に固定する場合には、まず、受け部7に載せた吸収材2が鼻孔の下にくるように受け部7の位置を決めた状態で、マスク本体4を装着し、マスク本体4の装着位置を決めた後、受け部7をマスク本体4の方向に押圧することにより、粘着材10が塗布された受け部7の底面部9がマスク本体4に貼り付き、受け部7はマスク本体4に固定される。
(吸収部材を固定したマスクの装着)
図3(b)は、受け部7に吸収材2を載せた吸収部材6が固定されたマスクを、顔に装着した状態の様子を示す側面図(模式図)である。なお、図3(b)において、耳掛け部5は省略している。図3(b)に示すように、底面部9に塗布された粘着材10により、吸収部材6が鼻孔の下の好適な位置に安定して保持されるように、受け部7をマスク本体4に固定している。これにより、本実施形態の吸収部材6の使用者は、鼻孔から流れる鼻水は吸収材2に吸収され、従来、無自覚に鼻孔から流れる鼻水に対しては、その都度、ハンカチやちり紙で鼻をかむ煩わしさや不便さから解放される。なお、図3(b)に示すように、側面部8の長さ(マスク本体4から鼻孔方向の長さ)は、鼻孔に近い側(上側)と鼻孔から遠い側(下側)とでは、その長さが異なる。鼻孔に近い側(上側)の側面部8の長さは、鼻孔を塞ぐことがないように短くしている。一方、鼻孔から遠い側(下側)の側面部8の長さは、鼻水を吸収して重くなった吸収材2が口方向にずれないように、鼻孔に近い側(上側)の側面部8よりも長くしている。また、図3(b)では、受け部7をマスク本体4に貼り付けるために、粘着材10を底面部9のマスク本体4に対向する面に塗布していたが、例えば、マスク本体4に対向する側の側面部8に粘着材10を塗布して、マスク本体4に貼り付けるようにしてもよい。この場合の側面部8の長さは、マスク本体4に近い側の側面部8と鼻孔に近い側の側面部8とで、異なる長さでもよいし、同じ長さになるようにしてもよい。また、側面部8が同じ長さの場合には、その長さは載せられる吸収材2の直径の半分程度の長さでもよいし、吸収材2の直径の半分よりも短くしたり、逆に長くしたりしてもよい。
図3(b)は、受け部7に吸収材2を載せた吸収部材6が固定されたマスクを、顔に装着した状態の様子を示す側面図(模式図)である。なお、図3(b)において、耳掛け部5は省略している。図3(b)に示すように、底面部9に塗布された粘着材10により、吸収部材6が鼻孔の下の好適な位置に安定して保持されるように、受け部7をマスク本体4に固定している。これにより、本実施形態の吸収部材6の使用者は、鼻孔から流れる鼻水は吸収材2に吸収され、従来、無自覚に鼻孔から流れる鼻水に対しては、その都度、ハンカチやちり紙で鼻をかむ煩わしさや不便さから解放される。なお、図3(b)に示すように、側面部8の長さ(マスク本体4から鼻孔方向の長さ)は、鼻孔に近い側(上側)と鼻孔から遠い側(下側)とでは、その長さが異なる。鼻孔に近い側(上側)の側面部8の長さは、鼻孔を塞ぐことがないように短くしている。一方、鼻孔から遠い側(下側)の側面部8の長さは、鼻水を吸収して重くなった吸収材2が口方向にずれないように、鼻孔に近い側(上側)の側面部8よりも長くしている。また、図3(b)では、受け部7をマスク本体4に貼り付けるために、粘着材10を底面部9のマスク本体4に対向する面に塗布していたが、例えば、マスク本体4に対向する側の側面部8に粘着材10を塗布して、マスク本体4に貼り付けるようにしてもよい。この場合の側面部8の長さは、マスク本体4に近い側の側面部8と鼻孔に近い側の側面部8とで、異なる長さでもよいし、同じ長さになるようにしてもよい。また、側面部8が同じ長さの場合には、その長さは載せられる吸収材2の直径の半分程度の長さでもよいし、吸収材2の直径の半分よりも短くしたり、逆に長くしたりしてもよい。
(吸収部材の実施例)
以下、本考案のマスク用の吸収部材6の実施例を示すが、本考案が実施例に限られることはない。本実施形態でも、実施形態1と同様に、成人用の吸収材2、子供用の吸収材2の直径をそれぞれ18〜20mm程度、13〜15mm程度とする。底辺部9の吸収材2が載せられる溝部分の幅は、成人用、子供用の吸収材2の直径に応じた幅として、それぞれ20mm、15mmとしている。また、本実施形態でも、実施形態1と同様に、成人用の吸収材2、子供用の吸収材2の長さをそれぞれ60mm、45mmとする。側面部8、底辺部9の長さ(図3(a)の水平方向の長さ)は、吸収材2の長さに合わせて、成人用は40mm、子供用は30mmとしている。また、受け部7の側面部8の高さ(図3(b)のマスク本体4から鼻孔方向の長さ)は、本実施形態では、鼻孔に近い側は、20mmm(成人用)又は15mm(子供用)程度、鼻孔から遠い側は、30mm(成人用)又は25mm(子供用)程度としている。
以下、本考案のマスク用の吸収部材6の実施例を示すが、本考案が実施例に限られることはない。本実施形態でも、実施形態1と同様に、成人用の吸収材2、子供用の吸収材2の直径をそれぞれ18〜20mm程度、13〜15mm程度とする。底辺部9の吸収材2が載せられる溝部分の幅は、成人用、子供用の吸収材2の直径に応じた幅として、それぞれ20mm、15mmとしている。また、本実施形態でも、実施形態1と同様に、成人用の吸収材2、子供用の吸収材2の長さをそれぞれ60mm、45mmとする。側面部8、底辺部9の長さ(図3(a)の水平方向の長さ)は、吸収材2の長さに合わせて、成人用は40mm、子供用は30mmとしている。また、受け部7の側面部8の高さ(図3(b)のマスク本体4から鼻孔方向の長さ)は、本実施形態では、鼻孔に近い側は、20mmm(成人用)又は15mm(子供用)程度、鼻孔から遠い側は、30mm(成人用)又は25mm(子供用)程度としている。
以上、吸収材2を載せる受け部7を有する、マスク用の吸収部材6について説明した。本実施形態の吸収部材6は、実施形態1のような吸収材2であるガーゼの巻き終わりを止めるために粘着シート3を必ずしも貼り付ける必要がなく、丸く巻いた吸収材2をそのまま受け部7に載せるだけで、手間がかからない。また、吸収材2を交換する場合にも、吸収材2だけを交換すればよく、受け部7をその都度、マスク本体4から外す必要がない。吸収部材6は、受け部7を粘着材10を介してマスク本体4に貼り付けて固定するため、簡単にマスク本体4から剥がすことができる。また、粘着材10は自粘着性を有するため、何度でもマスクへの貼付又は剥がしが可能であり、マスクを交換しても、受け部7は新しいマスクで繰り返し使用することができる。更に、受け部7は、マスクや顔の形状に沿って変形する柔らかい素材(例えばシリコン成形樹脂)を使用しているので、顔(肌)に触れてもストレスとなりにくい。
上述した本実施形態では、受け部7をマスク本体4に貼り付けるために粘着材10を使用したが、粘着材10の代わりに、例えば図4に示すような面ファスナー11を用いて受け部7をマスク本体4に貼り付けるようにしてもよい。図4(a)は、受け部7に吸収材2を差し込んで載せた状態の吸収部材6を示す斜視図(模式図)である。図4(a)に示すように、マスク本体4に貼り付けられる側の受け部7の側面部8には、受け部7をマスク本体4に貼り付けるための面ファスナー11が貼り付けられている。面ファスナー11の両面には、感圧性の粘着材が塗布され、片面は受け部7の側面部8に貼り付けられ、もう一方のマスク本体4に貼り付けられる面の表面には、紙セパレータが貼り付けられている。
吸収材2を載せた受け部7をマスク本体4に固定する場合には、まず、受け部7に載せた吸収材2が鼻孔の下にくるように受け部7の位置を決めた状態で、マスク本体4を装着し、マスク本体4の装着位置を決める。そして、受け部7の側面部8に貼り付けられた面ファスナー11の紙セパレータを剥がし、受け部7をマスク本体4の方向に押圧することにより、面ファスナー11がマスク本体4に貼り付き、受け部7はマスク本体4に固定される。
図4(b)は、受け部7に吸収材2を載せた吸収部材6が固定されたマスクを、顔に装着した状態の様子を示す側面図(模式図)である。なお、図4(b)において、耳掛け部5は省略している。図4(b)に示すように、面ファスナー11は、吸収部材6が鼻孔の下の好適な位置に安定して保持されるように、受け部7をマスク本体4に固定している。これにより、本実施形態の吸収部材6の使用者は、鼻孔から流れる鼻水は吸収材2に吸収され、従来、無自覚に鼻孔から流れる鼻水に対しては、その都度、ハンカチやちり紙で鼻をかむ煩わしさや不便さから解放される。なお、ここでは、図4(b)に示すように、側面部8の長さ(底面部9から鼻孔方向の高さ)は、鼻孔に近い側と鼻孔から遠い側(マスクに近い側)で、同じ長さとしているが、例えばマスクに近い側は長く、鼻孔に近い側は短くなるように、異なる長さとしてもよい。また、側面部8が同じ長さの場合には、その長さは、載せられる吸収材2の直径の半分程度の長さでもよいし、吸収材2の直径の半分よりも短くしたり、逆に長くしたりしてもよい。更に、ここでは、受け部7をマスク本体4に貼り付けるために、面ファスナー11を側面部8のマスク本体4に対向する面に貼り付けているが、例えば、底面部9のマスク本体4に対向する面に面ファスナー11を貼り付けて、受け部7の底面部9をマスク本体4に貼り付けるようにしてもよい。この場合も、側面部8の長さは、同じ長さでもよいし、異なる長さにしてもよい。更に、側面部8が同じ長さの場合には、載せられる吸収材2の直径の半分程度の長さでもよいし、吸収材2の直径の半分よりも短くしたり、逆に長くしたりしてもよい。
以上、本実施形態によれば、鼻水を吸収するとともに、鼻水でマスクが汚れることを抑制するマスク用の鼻水吸収部材を提供することができる。
1 吸収部材
2 吸収材
3 粘着シート
4 マスク本体
5 耳掛け部
6 吸収部材
7 受け部
8 側面部
9 底辺部
10 粘着材
11 面ファスナー
2 吸収材
3 粘着シート
4 マスク本体
5 耳掛け部
6 吸収部材
7 受け部
8 側面部
9 底辺部
10 粘着材
11 面ファスナー
Claims (4)
- マスクの装着者の鼻水を吸収するためのマスク用の鼻水吸収部材であって、
前記装着者が前記マスクを装着したときに前記マスクの前記装着者の鼻孔の下に相当する位置に配置され、前記鼻孔からの鼻水を吸収する吸収性の高い吸収材と、
前記吸収材を前記マスクに固定するための粘着シートと、
を有し、
前記吸収材は、母線が前記装着者の鼻の幅方向の長さよりも長い円筒形状を有し、前記粘着シートにより前記マスクの前記鼻孔に対向する面に固定されていることを特徴とするマスク用の鼻水吸収部材。 - 前記吸収材は、所定の大きさの円筒形状に巻かれたガーゼであり、
前記粘着シートは、両面に粘着剤が塗布されており、
前記粘着シートの一方の面は、前記ガーゼの巻き終わり部分に貼り付けられ、
前記粘着シートの他方の面は、前記マスクの前記鼻孔に対向する面に貼り付けられることを特徴とする請求項1に記載のマスク用の鼻水吸収部材。 - 前記ガーゼを載せるための受け部を有し、
前記受け部は、底辺部及び前記底辺部の両側に立設して設けられた側面部を有する凹形状を有し、
前記受け部に載せられた前記ガーゼは、前記側面部により支持され、
前記受け部の前記マスクと対向する側の前記底面部、又は2つの前記側面部のうちの前記マスクに対向する側の側面部には、前記受け部を前記マスクに固定するための粘着剤が塗布され、又は面ファスナーが貼り付けられていることを特徴とする請求項2に記載のマスク用の鼻水吸収部材。 - マスクの装着者の鼻水を吸収するためのマスク用の鼻水吸収部材であって、
前記装着者が前記マスクを装着したときに前記マスクの前記装着者の鼻孔の下に相当する位置に配置され、前記鼻孔からの鼻水を吸収する吸収性の高い吸収材と、
前記吸収材を載せるための受け部と、
を有し、
前記吸収材は、母線が前記装着者の鼻の幅方向の長さよりも長い円筒形状に巻かれたガーゼであり、
前記受け部は、底辺部及び前記底辺部の両側に立設して設けられた側面部を有する凹形状を有し、
前記受け部に載せられた前記ガーゼは、前記側面部により支持され、
前記受け部の前記マスクと対向する側の前記底面部、又は2つの前記側面部のうちの前記マスクに対向する側の側面部には、前記受け部を前記マスクに固定するための粘着剤が塗布され、又は面ファスナーが貼り付けられ、
前記ガーゼの巻き終わり部分は、粘着シートで固定されていないことを特徴とするマスク用の鼻水吸収部材。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2017004300U JP3213785U (ja) | 2017-09-20 | 2017-09-20 | マスク用の鼻水吸収部材 |
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JP (1) | JP3213785U (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020044150A (ja) * | 2018-09-20 | 2020-03-26 | 株式会社グリーンテック | 鼻水吸収部材 |
CN112450522A (zh) * | 2020-11-30 | 2021-03-09 | 江苏工匠服饰科技有限公司 | 一种腕带式耐久性抗菌口罩 |
CN113317575A (zh) * | 2021-07-06 | 2021-08-31 | 福建劲心劲意健康科技有限公司 | 纳米杂化抗病毒贴合式口罩及其制造工艺 |
JP2022079403A (ja) * | 2020-11-16 | 2022-05-26 | 匠子 石原 | マスク |
-
2017
- 2017-09-20 JP JP2017004300U patent/JP3213785U/ja active Active
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