JP2005152030A - 簡易マスク - Google Patents

簡易マスク Download PDF

Info

Publication number
JP2005152030A
JP2005152030A JP2003390965A JP2003390965A JP2005152030A JP 2005152030 A JP2005152030 A JP 2005152030A JP 2003390965 A JP2003390965 A JP 2003390965A JP 2003390965 A JP2003390965 A JP 2003390965A JP 2005152030 A JP2005152030 A JP 2005152030A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter
covering
simple mask
mask
sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003390965A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3955905B2 (ja
Inventor
Kenji Shoriki
健司 正力
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koken Co Ltd
Original Assignee
Koken Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koken Co Ltd filed Critical Koken Co Ltd
Priority to JP2003390965A priority Critical patent/JP3955905B2/ja
Publication of JP2005152030A publication Critical patent/JP2005152030A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3955905B2 publication Critical patent/JP3955905B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Respiratory Apparatuses And Protective Means (AREA)

Abstract

【課題】ノーズクリップを使用しても有効ろ過面積が減少することのない簡易マスクの提供。
【解決手段】簡易マスク1がマスク着用者の鼻孔と口許とを覆う被覆部2を有する。被覆部2は、マスク着用者の顔面の前方に向かって凸となるような椀形を呈する通気性のフィルタ部2aを有し、フィルタ部2aの上縁部分10aからフィルタ部2aの径方向内側に向かって張り出している張り出し部2bにノーズクリップ26が取り付けられる。
【選択図】図2

Description

この発明は、使い捨てのマスクとして使用するのに好適な簡易マスク、より詳しくは大きなろ過面積を有するノーズクリップ付きの簡易マスクに関する。
特開2002−325855号公報(特許文献1)には、ノーズクリップを有するマスクが開示されている。このマスクでは、口許と鼻孔とを覆うフィルタ部の上辺部分に対してノーズクリップを着脱することができる。
また、可撓性の金属帯片からなるノーズクリップを取り付けた簡易防じんマスクは周知である。
特開2002−325855号公報
特許文献1に記載のマスクや周知の前記簡易防じんマスクでは、ノーズクリップを使用することによって、フィルタ部として作用する通気性部位の一部分が鼻部とその周辺に密着して実質的には非通気性になるということがある。また、通気性の部位が鼻孔と口許とに極端に接近することによって、フィルタ部の実質的な有効ろ過面積が減少するということもある。こうしたことが原因となって、これらのマスクは、見掛けのろ過面積が大きくても呼吸しにくいということがある。
この発明では、ノーズクリップ付きのマスクに対して、そのノーズクリップの使用によってフィルタ部の有効ろ過面積が減少する、ということがないように改良を施すことを課題にしている。
課題を解決するための手段および発明の効果
前記課題解決のために、この発明が対象とするのは、マスク着用者の鼻孔と口許とを覆うことが可能な被覆部と、前記被覆部に取り付けられて前記着用者の頭部および耳部のいずれかに掛け回すことが可能なストラップ部とを有し、前記被覆部を鼻筋の両側に密着させるように変形可能なノーズクリップが前記被覆部に取り付けられている簡易マスクである。
かかる簡易マスクにおいて、この発明が特徴とするところは、次のとおりである。前記被覆部は、前記簡易マスクの着用状態において、前記着用者の顔面の前方に向かって凸となるような椀形を呈する通気性のフィルタ部と、前記フィルタ部の周縁部分の少なくとも一部から前記椀形の径方向内側に向かって張り出しているシート状材料によって形成された張り出し部とを有する。前記フィルタ部の前記周縁部分は、前記顔面上方に位置する上縁部分と、下方に位置する下縁部分と、側方に位置する両側縁部分とからなり、前記ノーズクリップが前記上縁部分における前記張り出し部に取り付けられている。
このように構成された簡易マスクでは、フィルタ部の上縁部分においてフィルタ部の内側に張り出すシート状材料にノーズクリップが取り付けられているから、ノーズクリップを使用しても、通気性のフィルタ部は鼻部やその周辺に密着したり、口許や鼻孔に極端に接近したりすることがない。このような簡易マスクでは、ノーズクリップの使用によってフィルタ部における有効ろ過面積が減少する、ということがない。
この発明の実施態様の一つにおいて、前記下縁部分における前記張り出し部には、この張り出し部を前記着用者の顎部に密着させるように変形させることが可能なチンクリップが取り付けられている。
このように構成される簡易マスクでは、その下縁部分を顎部に対して確実に密着させることができる。
この発明の実施態様の他の一つにおいて、前記張り出し部を形成している前記シート状材料は、前記フィルタ部を形成している通気性シートの少なくとも一部を前記椀形の径方向内側へ折り返したものである。
このように形成される簡易マスクでは、フィルタ部を形成している通気性シートを折り返すことによって張り出し部を得ることができるので、簡易マスクの製造が簡単になる。
添付の図面を参照して、この発明に係る簡易マスクの詳細を説明すると、以下のとおりである。
図1は、使用状態にある簡易マスク1の前方部分を示す図である。簡易マスク1は、被覆部2とストラップ部3とを有する。被覆部2は、使用状態においてほぼ椀形を呈しており簡易マスク着用者4の鼻孔6と口許7とを覆うとともに着用者4の顔面の前方に向かって突出している通気性のフィルタ部2aと、フィルタ部2aの内側に位置する張り出し部2b(図2参照)とを有する。ストラップ部3は、被覆部2を着用者4の顔面に密着させることができるように頭部8に掛け回されている。被覆部2は、その縦方向が上方部分11と下方部分12とに分かれており、これら両部分11,12が図において横方向へ延びる接合部位13において一体化している。
図2は、図1のII−II線切断面を示す図であるが、着用者4が仮想線で示されている。被覆部2における上方部分11と下方部分12とは、通気性の外部被覆シート16と、通気性の内部被覆シート17と、これら両シート16,17の間に介在するシート状のろ材18とを有する。両シート16,17は、ろ材18の縁部から延出して重なり合い、溶着、接着、縫合等の接合手段によって一体化して、上方部分11と下方部分12それぞれの周縁部21a,21b,22a,22bを形成している。接合部位13では、これら周縁部21aと22aとが重なり合い、溶着、接着、縫合等の接合手段によって一体化している。
図2において、上方部分11は、接合部位13から上方へ延びる上方フィルタ部23と、外部被覆シート16と内部被覆シート17とろ材18とが上方フィルタ部23の縁部(図3参照)から椀形を呈するフィルタ部2aの径方向内側へ折り返されてなり顔面に密着している上方張り出し部24とを有する。上方張り出し部24では、外部被覆シート16とろ材18との間にノーズクリップ26が位置し、好ましくはそのノーズクリップ26が外部被覆シート16に接着また溶着によって取り付けられている。上方フィルタ部23と上方張り出し部24との間には、被覆部2の内部へ通じる空隙25が形成されている。下方部分12は、接合部位13から下方へ延びる下方フィルタ部27と、外部被覆シート16と内部被覆シート17とろ材18とが下方フィルタ部27の縁部(図3参照)からフィルタ部2aの径方向内側へ折り返されてなる下方張り出し部28とを有する。下方張り出し部28では、外部被覆シート16とろ材18との間にチンクリップ29が位置し、好ましくはそのチンクリップ29が外部被覆シート16に接着または溶着によって取り付けられている。下方フィルタ部27と下方張り出し部28との間には被覆部2の内部へ通じる空隙30が形成されている。かような上方フィルタ部23と下方フィルタ部27とは、一体となってフィルタ部2aを形成し、上方張り出し部24と下方張り出し部28とは、一体となって張り出し部2bを形成している(図3参照)。図示例において、外部被覆シート16とろ材18との間に位置しているノーズクリップ26とチンクリップ29とは、内部被覆シート17とろ材18との間に位置するものであってもよいし、簡易マスク1の内面を形成している内部被覆シート17の内面17aに位置するものであってもよい。
外部被覆シート16と内部被覆シート17とには、通気性を有する不織布、織布、熱可塑性プラスチックの網状成形品等の慣用のシート状材料が使用される。ろ材18には、不織布、織布、綿状の繊維塊等の慣用のシート状材料が使用される。ノーズクリップ26とチンクリップ29とには、アルミニウムや真ちゅう、プラスチック等であって指先で塑性変形させることが可能な材料からなる帯片が使用される。かかるノーズクリップ26とチンクリップ29とは、上方張り出し部24と下方張り出し部28とをそれらが着用者4の顔面に密着するように指先で押圧すると、顔面の起伏に倣うように容易に塑性変形して、これら両張り出し部24,28の顔面に対する密着性を高めるように作用する。ストラップ部3は、環状に延びるゴム紐によって形成されている。
図3は、着用者4の顔面から外された簡易マスク1の後方部分を破断して示す図である。簡易マスク1は、その横方向の寸法を二等分する縦中心線C−Cに関して実質的に対称に形成されている。椀形のフィルタ部2aの縁部は、上縁部分10aと、下縁部分10bと、両側縁部分10cとからなり、上方張り出し部24と下方張り出し部28とは、外部被覆シート16と内部被覆シート17とろ材18とがこれらの縁部10a,10b,10cで折曲されて縁部10a,10b,10cからフィルタ部2aの径方向内側に向かって張り出すことによって形成されている。図の上方部分11では、ノーズクリップ26を有する上方張り出し部24が図1,2に示されるように着用者4の鼻筋とその両側部分とに倣うように変形しているために、逆V字形を呈している。また、下方部分12では、チンクリップ29を有する下方張り出し部28が図1,2に示されるように着用者4の顎部に倣うように変形しているために、図3ではゆるやかな弧を画いている。上方部分11と下方部分12との両側部分31,32は、被覆部2の前面側へ折り返されて、部位33,34が被覆部2の前面に接合することにより、ストラップ部3を挿通するための管状部36,37を形成している(図1参照)。
図4,5は、畳まれた状態にある簡易マスク1の斜視図と、その斜視図におけるV−V線切断面を示す図である。上方部分11と下方部分12とは、大きさと形状とがほぼ同じであって、半円形に近い形状を呈している。それゆえ、簡易マスク1は、接合部位13で一体化している上方部分11と下方部分12とを重ね合わせるようにして畳むことができる。ゴム紐からなるストラップ部3は、収縮して両側部分31と31の間、および両側部分32と32の間で直状に延びている。図3で逆V字形を画いていたノーズクリップ26は、塑性変形して直状かつ平坦に延びている。図5における簡易マスク1は、上方部分11を矢印Aで示される上方へ、また下方部分12を矢印Bで示される下方へ変形させて膨らむようにすると、フィルタ部2が椀形になる。フィルタ部2の両側部分では図3に示されているように環状のストラップ部3が図の上下方向であるフィルタ部2aの縦方向へ延びることに伴い、上方フィルタ部23と上方張り出し部24との間に空隙25が生じ、下方フィルタ部27と下方張り出し部28との間に空隙30が生じる(図2参照)。
このように形成されている簡易マスク1は、これを着用するときに、被覆部2を顔面に当て、ストラップ部3を頭部8に掛け回す。次に、上方部分11にあっては、上方フィルタ部23の上からノーズクリップ26に指を当て、ノーズクリップ26を含む上方張り出し部24を鼻筋とその両側部分とに倣うように変形させる。また、下方部分12にあっては、下方フィルタ部27の上から、チンクリップ29に指を当て、チンクリップ29を含む下方張り出し部28を顎部に倣うように変形させる。上方部分11と下方部分12とから指を離せば、フィルタ部2aは椀形に復するが、ノーズクリップ26とチンクリップ29とが塑性変形した上方張り出し部24と下方張り出し部28とは、鼻部と顎部とに当たったままの状態となる。そのときの上方フィルタ部23と上方張り出し部24との間、および下方フィルタ部27と下方張り出し部28との間には、図2に示されているように、被覆部2の内側に通じる空隙25,30が形成されている。このような状態の簡易マスク1では、それを着用したときに、着用者4の前方に向かって凸となるように椀形を呈するフィルタ部2aが全体的に通気性を有しており、ノーズクリップ26やチンクリップ29の使用によってフィルタ部2aにおける通気可能な有効ろ過面積が減少する、ということがない。
図6は、図1に示された簡易マスク1の接合部位13,33,34における接合を解いて簡易マスク1を平面状に展開したときに得られるマスク1次成形品41の部分破断平面図であって、内部被覆シート17が上となり、外部被覆シート16が下となるように画かれている。また、この図では、ストラップ部3の図示が省略されている。1次成形品41は、ほぼ円形を呈する外部被覆シート16と、内部被覆シート17と、これら両シート16,17間に介在するろ材18とからなるシート状の複合体であって、上下方向の寸法を二等分して横方向へ延びる横中心線D−Dに関して対称である。ろ材18には、横方向の中央部に横中心線D−Dに沿って延びる幅Wの第1スリット42が形成されている。外部被覆シート16と内部被覆シート17とは、ろ材18の外縁から延出して重なり合い互いに接合することによって、周縁部21aと22aとを形成するとともに、1次成形品41の左右両側において横方向へ突出する部分31,32を形成している。左右両側のそれぞれにおいて上下方向に並ぶ部分31と32との間には、横中心線D−Dに沿って延びる切り込み部43が形成されている。外部被覆シート16と内部被覆シート17とはまた、ろ材18に形成された第1スリット42の内側へも延出して重なり合い互いに接合して、周縁部21bと22bとを形成するとともに、幅Yを有する第2スリット45を形成している。かような1次成形品41は、横中心線D−Dに沿って外部被覆シート16どうしが向かい合うように折り重ねられ、さらに左右に位置する部分31それぞれの頂部46どうしを結ぶ仮想線で示された第1折曲案内線47と、左右に位置する部分32それぞれの底部48どうしを結ぶ仮想線で示された第2折曲案内線49とに沿って、内部被覆シート17どうしが重なり合うように折り返される。換言すると、1次成形品41は、横中心線D−Dが山となり、第1、第2折曲案内線47,49が谷となるように折曲される。折曲された1次成形品41の周縁部21aと22aとは、互いに向かい合う内部被覆シート17どうしが接合されて図1の接合部位13を形成する。周縁部21a,22aのうちの部分31,32のそれぞれは、仮想線で示された左右一対の第3折曲線44に沿って外部被覆シート16の側へ折曲され、斜線で示された部位33,34において外部被覆シート16の前面に接合されて管状部36,37を形成する(図1参照)。かくして得られるものはマスク2次成形品であって、このものは、管状部36,37にゴム紐が通され、そのゴム紐の両端部が連結されてストラップ部3が形成されると、図4,5の簡易マスク1となる。かような1次成形品において、横中心線D−Dよりも上方の部分および第1折曲案内線47よりも上方の部分のそれぞれは、図1の簡易マスク1の上方部分11および上方フィルタ部23になる。横中心線D−Dよりも下方の部分および第2折曲案内線49よりも下方の部分のそれぞれは、簡易マスク1の下方部分12および下方フィルタ部27のそれぞれになる。第1折曲案内線47と第2折曲案内線49との間の部分は、簡易マスク1の上方張り出し部24と下方張り出し部28とになる。
図7は、この発明の実施態様の一例を示す図6と同様な図である。図示例の1次成形品41は、上方フィルタ部23と、下方フィルタ部27と、張り出し部61とがそれぞれ別体に作られている。上方フィルタ部23と下方フィルタ部27とは、それぞれが外部被覆シート16と内部被覆シート17とろ材18とからなり、ほぼ半円形を呈している。張り出し部61は、1枚の通気性または非通気性のシート状材料からなり、中央部に第2スリット45が形成され、両側に部分31,32と切り込み43とが形成され、第2スリット45の上方と下方とには、ノーズクリップ26とチンクリップ29とが取り付けられている。上方フィルタ部23と張り出し部61とは、横方向へ延びる縁部21cと61aとが重なり合って互いに接合し、下方フィルタ部27と張り出し部61とは、横方向へ延びる縁部22cと61bとが重なり合って互いに接合している。張り出し部61は、図6における上方張り出し部24と下方張り出し部28とを兼ねるものであるが、これら張り出し部24,28には吸気をろ過する機能が必ずしも要求されないから、張り出し部61のシート状材料には非通気性のものでも通気性のものでも使用することができる。また、そのシート材料には、弾性的な伸長性を有するものを使用することもできる。例えば、厚さ0.1〜1mm程度を有する柔軟で肌触りのよい不織布や発泡ポリウレタン、発泡ポリエチレン等のシート材料を使用することができる。また、そのシート材料には、吸汗性のものを使用することもできる。図7の例において、上方フィルタ部23または下方フィルタ部27における外部被覆シート16および内部被覆シート17の少なくとも一方を、図の下方または上方へ延長して下方フィルタ部27または上方フィルタ部23につなげることによって、例示の張り出し部61を形成しているシート材料に代えることもできる。
この発明は、チンクリップ29を省いて実施することが可能であり、そのときの下方張り出し部28は弾性的に伸長可能であることが好ましい。ストラップ部3は、頭部8ではなくて着用者4の耳部に掛け回すものであってもよい。図示例の帯状のノーズクリップ26は、鼻部を両側から挟むことができるように逆V字形ないし逆U字形に予め形成されていて、その開角を弾性的に変化させることが可能なものに代えることもできる。
この発明によれば、ノーズクリップを使用しても有効ろ過面積が減少することのない簡易マスクの生産が可能になる。
使用状態にある簡易マスクを前方から見たときの図。 図1のII−II線切断面を示す図。 簡易マスクを後方から見たときの部分破断斜視図。 畳まれた簡易マスクの斜視図。 図4のV−V線切断面を示す図。 展開した簡易マスクの平面図。 実施態様の一例を示す図6と同様な図。
符号の説明
1 簡易マスク
2 被覆部
2a フィルタ部
2b 張り出し部
3 ストラップ部
10a 上縁部分
10b 下縁部分
10c 側縁部分
26 ノーズクリップ
29 チンクリップ
61 張り出し部

Claims (3)

  1. マスク着用者の鼻孔と口許とを覆うことが可能な被覆部と、前記被覆部に取り付けられて前記着用者の頭部および耳部のいずれかに掛け回すことが可能なストラップ部とを有し、前記被覆部を鼻筋の両側に密着させるように変形可能なノーズクリップが前記被覆部に取り付けられている簡易マスクであって、
    前記被覆部は、前記簡易マスクの着用状態において、前記着用者の顔面の前方に向かって凸となるような椀形を呈する通気性のフィルタ部と、前記フィルタ部の周縁部分から前記椀形の径方向内側に向かって張り出しているシート状材料によって形成された張り出し部とを有し、前記フィルタ部の前記周縁部分が前記顔面上方に位置する上縁部分と、下方に位置する下縁部分と、側方に位置する両側縁部分とからなり、前記ノーズクリップが前記上縁部分における前記張り出し部に取り付けられていることを特徴とする前記簡易マスク。
  2. 前記下縁部分における前記張り出し部には、この張り出し部を前記着用者の顎部に密着させるように変形させることが可能なチンクリップが取り付けられている請求項1記載の簡易マスク。
  3. 前記張り出し部を形成している前記シート状材料は、前記フィルタ部を形成している通気性シートの少なくとも一部を前記椀形の径方向内側へ折り返したものである請求項1または2記載の簡易マスク。
JP2003390965A 2003-11-20 2003-11-20 簡易マスク Expired - Fee Related JP3955905B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003390965A JP3955905B2 (ja) 2003-11-20 2003-11-20 簡易マスク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003390965A JP3955905B2 (ja) 2003-11-20 2003-11-20 簡易マスク

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005152030A true JP2005152030A (ja) 2005-06-16
JP3955905B2 JP3955905B2 (ja) 2007-08-08

Family

ID=34718185

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003390965A Expired - Fee Related JP3955905B2 (ja) 2003-11-20 2003-11-20 簡易マスク

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3955905B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007099655A1 (ja) * 2006-03-01 2007-09-07 Makino, Chosei 多層式マスク
JP2009505734A (ja) * 2005-08-25 2009-02-12 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 前もって荷重を加えられたノーズクリップを有するレスピレータ
JP2016529417A (ja) * 2013-08-29 2016-09-23 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー ノーズノッチを有するフィルタ式フェースピースレスピレータ
JP2019502833A (ja) * 2015-12-23 2019-01-31 オーアンドエム ハリヤード インターナショナル アンリミテッド カンパニー 非金属製ノーズ部材を備えたフェイスマスク及びその製造方法
WO2022113402A1 (ja) * 2020-11-27 2022-06-02 株式会社重松製作所 使い捨て防塵マスク

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009505734A (ja) * 2005-08-25 2009-02-12 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 前もって荷重を加えられたノーズクリップを有するレスピレータ
US8171933B2 (en) 2005-08-25 2012-05-08 3M Innovative Properties Company Respirator having preloaded nose clip
KR101319081B1 (ko) 2005-08-25 2013-10-17 쓰리엠 이노베이티브 프로퍼티즈 컴파니 예하중 코 클립을 갖는 호흡기
WO2007099655A1 (ja) * 2006-03-01 2007-09-07 Makino, Chosei 多層式マスク
JP2007229222A (ja) * 2006-03-01 2007-09-13 Makino Osao 多層式マスク
EP1990071A1 (en) * 2006-03-01 2008-11-12 Makino, Chosei Multilayered mask
EP1990071A4 (en) * 2006-03-01 2009-08-12 Makino Chosei MULTILAYER MASK
JP2016529417A (ja) * 2013-08-29 2016-09-23 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー ノーズノッチを有するフィルタ式フェースピースレスピレータ
JP2019502833A (ja) * 2015-12-23 2019-01-31 オーアンドエム ハリヤード インターナショナル アンリミテッド カンパニー 非金属製ノーズ部材を備えたフェイスマスク及びその製造方法
WO2022113402A1 (ja) * 2020-11-27 2022-06-02 株式会社重松製作所 使い捨て防塵マスク

Also Published As

Publication number Publication date
JP3955905B2 (ja) 2007-08-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3215563U (ja) 立体マスク
JP7264579B2 (ja) 使い捨てマスク
KR101918084B1 (ko) 공기챔버 확보형 주름 마스크
US20110220109A1 (en) Mouth mask
JPWO2010103688A1 (ja) マスク
JP3126242U (ja) マスク
JP2020193426A (ja) 長さ調節部付き機能性マスク
WO2019198286A1 (ja) 使い捨てマスク
KR101873049B1 (ko) 방진 마스크
JP7343238B2 (ja) 防塵マスク
KR20200137785A (ko) 끈 조절 구조가 개선된 입체형 접이식 마스크
JP4574437B2 (ja) 簡易マスク包装体
KR20170093560A (ko) 마스크
JP3117121U (ja) 密着性良好なマスク
JP3955905B2 (ja) 簡易マスク
JP4041847B2 (ja) 防じんマスク
JP6345368B1 (ja) 使い捨てマスク
JP3124262U (ja) 使い捨て衛生マスク
JP2021179045A (ja) 口元空間を拡張させたマスク
TWI775418B (zh) 口罩
JP3121985U (ja) 襞付き立体マスク
JP2005261849A (ja) マスクおよびその製造方法
JP2007021032A (ja) マスク
JP2007021032A5 (ja)
KR20200129974A (ko) 입체형 접이식 마스크 및 그 제조방법

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20050425

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050927

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060720

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060808

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060920

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070313

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070326

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110518

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120518

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130518

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130518

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140518

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees