JP2005303918A - 液晶テレビジョン、液晶表示装置および液晶表示方法 - Google Patents

液晶テレビジョン、液晶表示装置および液晶表示方法 Download PDF

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Abstract

【課題】液晶表示部の画面から表示される映像の画質を向上させることを課題とする。
【解決手段】映像信号を入力し、映像を構成するフレーム画像毎に画素単位のデジタルの階調値で表現する映像データを生成し、映像データに従って映像信号に対応する各フレーム画像を液晶モジュール(液晶表示部)180の画面から順次表示し、液晶モジュール180の画面をバックライト185で背面から照射し、映像信号に基づいてフレーム画像の輝度SYを検出し、検出したフレーム画像の輝度SYに応じてバックライト185の発光輝度(光量)を調整するとともに、画面から表示される各フレーム画像の表示タイミングに対するバックライト185から照射される光の照射タイミングの遅れに合わせるように、各フレーム画像を表示させるタイミングを遅延させる。
【選択図】図11

Description

本発明は、液晶表示部と当該液晶表示部の画面を背面から照射するバックライトとを有する液晶テレビジョン、液晶表示装置および液晶表示方法に関する。
従来、入力映像信号の最大の輝度レベルに応じて出力映像信号をその最大の輝度レベルが所定レベルになるように増幅して液晶ディスプレイに入力し、当該最大の輝度レベルに比例してバックライトの光量を制御する技術が知られている(特許文献1参照)。同技術では、明るい映像のときには照明を明るくし、暗い映像のときには照明を暗くしている。
また、映像信号が高輝度または低輝度レベル駆動を要求するか否かに応じて高電位または低電位の電圧のバックライト制御信号を電力変換器に提供してLCDパネルの輝度レベルを増減させる技術も知られている(特許文献2参照)。同技術では、局部的に高い階調に集中する画面(または、高いコントラストが要求される画面)や全体的に高い階調が多い画面(または、高い明るさが要求される画面)の場合にはバックライトの輝度を高くし、そうでない場合は、輝度を正常に維持することによって、液晶表示装置のコントラストを高く、またはダイナミックレンジを広くしている。
特開平11−109317号公報 特開2002−202767号公報
しかし、蛍光管などで構成されるバックライトの発光の変化は液晶パネルの表示の変化よりも遅いため、液晶表示部の画面から表示される映像は十分に高画質とはなっていなかった。
本発明は、上記課題にかんがみてなされたもので、液晶表示部の画面から表示される映像の画質を向上させることが可能な液晶テレビジョン、液晶表示装置および液晶表示方法の提供を目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1にかかる発明は、同期回路と、フレームメモリと、映像データ生成回路と、基準同期信号生成回路と、映像表示回路と、輝度検出回路と、バックライトと、パルス生成回路を有するマイコンと、バックライト駆動回路とを備え、上記映像データ生成回路は、上記検出されたフレーム画像の輝度に応じた階調値として上記映像データを生成する液晶テレビジョンにおいて、上記映像表示回路に入力される基準同期信号のタイミングの遅延期間を表す信号を入力して保持し、同映像表示回路に入力される基準同期信号のタイミングを当該信号で表される期間遅延させる遅延回路を備え、上記マイコンは、上記画面から表示される各フレーム画像の表示タイミングに対する上記バックライトから照射される光の照射タイミングの遅れに合わせるとともに上記検出されたフレーム画像の輝度に応じた遅延期間として上記遅延期間を表す信号を生成し、上記遅延回路に対して出力することを特徴とする。
また、請求項2にかかる発明は、映像データ生成手段と、映像表示手段と、バックライトと、光量調整手段と、遅延手段とを具備することを特徴とする。
上記映像データ生成手段は、映像信号を入力して映像データを生成する。同映像データは、映像を構成するフレーム画像毎に画素単位のデジタルの階調値で表現するデータである。上記映像表示手段は、上記映像データに従って上記映像信号に対応する各フレーム画像を液晶表示部の画面から順次表示する。上記光量調整手段は、映像信号に基づいて上記フレーム画像の輝度を検出し、検出したフレーム画像の輝度に応じて上記バックライトの光量を調整する。同バックライトは、液晶表示部の画面を背面から照射するライトである。そして、上記遅延手段は、画面から表示される各フレーム画像の表示タイミングに対する上記バックライトから照射される光の照射タイミングの遅れ(以下、単に照射タイミングの遅れとも記載)に合わせるように、上記映像表示手段に各フレーム画像を表示させるタイミングを遅延させる。
すると、映像表示手段は、照射タイミングの遅れに合わせるように表示タイミングを遅らせて各フレーム画像を順次表示する。その結果、液晶表示部の画面から表示される各フレーム画像の表示タイミングが遅らされて、バックライトからの光の照射タイミングと合うようにされる。従って、液晶表示部の画面から表示される映像の画質を向上させることが可能となる。
上記液晶表示部の画面は、液晶パネルの表示面などとすることができる。
上記バックライトは、蛍光管などとすることができる。
上記バックライトの光量は、発光輝度、発光明度、などとすることができる。
フレーム画像の表示タイミングに対するバックライトから照射される光の照射タイミングの遅れに合わせることには、表示タイミングと照射タイミングとの差を無くす以外にも、両タイミングの差を少なくさせることも含む。両タイミングの差を少なくさせることには、表示タイミングが照射タイミングよりも早くさせること、遅くさせること、の両方を含む。
ところで、上記映像表示手段は、上記映像データから各フレーム画像を表示させるための基準同期信号を入力し、当該基準同期信号にタイミングを合わせて、上記映像データに従って上記映像信号に対応する各フレーム画像を液晶表示部の画面から順次表示し、上記光量調整手段は、入力される上記基準同期信号にタイミングを合わせて、上記検出したフレーム画像の輝度に応じて上記バックライトの光量を調整し、上記遅延手段は、上記画面から表示される各フレーム画像の表示タイミングに対する上記バックライトから照射される光の照射タイミングの遅れに合わせるように、上記映像表示手段に入力される上記基準同期信号のタイミングを遅延させる構成としてもよい。
すると、映像表示手段は、照射タイミングの遅れに合わせるようにタイミングが遅延された基準同期信号を入力し、当該遅延された基準同期信号を合わせて各フレーム画像を順次表示する。その結果、液晶表示部の画面から表示される各フレーム画像のタイミングが遅らされて、バックライトからの光の照射タイミングと合うようにされる。基準同期信号を用いることにより、より確実に映像表示とバックライト照射とのタイミングを合わせることができるので、より確実に映像の画質を向上させることができる。
ところで、上記映像信号は同期信号が重畳された信号とされる場合、上記映像信号から当該同期信号を分離する同期回路と、分離された同期信号に基づいて上記基準同期信号を生成する基準同期信号生成手段とを設け、上記映像データ生成手段は、上記同期信号が分離された映像信号を入力し、上記光量調整手段にて検出されたフレーム画像の輝度に応じた階調値として上記映像データを生成し、上記光量調整手段は、上記同期信号が分離された映像信号に基づいて上記フレーム画像の輝度を検出してもよい。同期信号が重畳された汎用的な映像信号を利用して高画質の映像を得ることができるとともに、基準同期信号を利用してより確実に映像の画質を向上させることができる。
上記映像データを一時的に記憶する書き換え可能なフレームメモリが設けられ、上記基準同期信号は上記映像表示手段に上記フレームメモリから1フレーム画像分の上記映像データの読み出しを開始させる読み出し開始状態を有する信号とされる場合、上記映像データ生成手段は、生成した上記1フレーム画像分の映像データを繰り返し上記フレームメモリに上書きし、上記映像表示手段は、上記入力される基準同期信号が上記読み出し開始状態となる毎に、上記フレームメモリから上記1フレーム画像分の映像データの読み出しを開始し、当該1フレーム画像分の映像データを読み出して当該読み出した映像データに従って上記フレーム画像を上記液晶表示部の画面から表示し、上記遅延手段は、上記画面から表示される各フレーム画像の表示タイミングに対する上記バックライトから照射される光の照射タイミングの遅れに合わせるように、上記基準同期信号の読み出し開始状態のタイミングを遅延させてもよい。映像データを一時的に記憶するフレームメモリを用いるという簡易な構成で、高画質の映像を得ることができる。
ここで、上記基準同期信号は、上記映像信号から分離された同期信号から読み出し開始状態を所定期間遅らせた信号としてもよい。
上記遅延手段は、上記光量調整手段にて検出されたフレーム画像の輝度、または、当該輝度の変化に応じた期間で上記映像表示手段に各フレーム画像を表示させるタイミングを遅延させる構成としてもよい。照射タイミングの遅れがフレーム画像の輝度、または、輝度の変化によって大きく変動する場合に、映像の画質をさらに向上させることができる。
また、上記遅延手段は、上記バックライトへの電源の供給が開始してからの時間に応じた期間で上記映像表示手段に各フレーム画像を表示させるタイミングを遅延させる構成としてもよい。照射タイミングの遅れがバックライトへの電源の供給が開始してからの時間によって大きく変動する場合に、映像の画質をさらに向上させることができる。
なお、上記光量調整手段が上記映像信号に基づいてフレーム画像の輝度を検出することには、上記映像信号から生成された映像データに基づいてフレーム画像の輝度を検出することが含まれる。この場合、映像データに従って映像を表示するため、より確実に映像の画質を向上させることができる。
ところで、請求項8記載の発明のように、本発明は上記液晶表示装置に対応した所定の手順に従って各フレーム画像を順次表示する際にタイミングを遅延させる制御方法として適用可能であり、同様の作用、効果を有する。むろん、請求項1、請求項3〜請求項7に記載した構成を、液晶表示方法に対応させることも可能である。
請求項1、請求項2、請求項8にかかる発明によれば、液晶表示部の画面から表示される映像の画質を向上させることが可能となる。
請求項3にかかる発明では、より確実に映像の画質を向上させることが可能となる。
請求項4にかかる発明では、汎用的な映像信号および基準同期信号を利用してより確実に高画質の映像を得ることが可能となる。
請求項5にかかる発明では、簡易な構成で、高画質の映像を得ることが可能となる。
請求項6、請求項7にかかる発明では、映像の画質をさらに向上させることが可能となる。
以下、下記の順序に従って本発明の実施の形態について説明する。
(1)液晶テレビジョン(液晶表示装置)の概略:
(2)液晶テレビジョン(液晶表示装置)の構成:
(3)変形例:
(1)液晶テレビジョン(液晶表示装置)の概略:
図1は本発明の一実施形態にかかる液晶テレビジョン(TV)100の構成の概略を示すブロック図であり、図2はこの液晶TV100の要部の構成を示すブロック図であり、図3は映像信号および映像データの構造を模式的に示す図である。図3に示すように、TV100は、同期信号が重畳された映像信号S1を入力し、映像を構成するフレーム画像毎に画素U1単位のデジタルの階調値で表現する映像データD1を生成して、映像を表示する。映像データD1は、各フレーム画像を画素毎の階調値で表現するフレーム情報D2を複数有するデータである。
TV100は、本体部101、インバータを備えるバックライト駆動回路170、液晶モジュール(液晶表示部)180、図示しない電源装置、等から構成されている。この電源装置は、各部101,170,180に対して所定電圧の直流電圧を供給している。バックライト駆動回路170は、電源装置からの直流電圧を入力し、高電圧を発生させて液晶モジュール180のバックライト185に供給する。
本体部101は、各部110,111,112,120,121,122,123,130,CLK1,CLK2、等から構成されている。クロックラインSCLとデータラインSDAとから構成されるIICバス102には、マイコン110、EEPROM(記憶するデータを書き換え可能な不揮発性メモリ)112、公知のチューナICを中心としたチューナ回路120、ビデオ信号処理部130のI/F164、等が接続されている。これらの回路は互いにバス102を介してシリアルデータを送受信する。チューナ回路120は、別の信号線を介して直接接続されたマイコン110から同信号線を介して入力される信号に基づく制御により動作するようになっている。
発振回路CLK2からクロック信号が供給されて動作するビデオ信号処理部130は、主要部がICとされ、各部140,150,153〜155,161〜165等から構成されている。さらに、RGB信号生成部140は各部141〜145等から構成され、RGB信号処理部150は各部151,152等から構成されている。
(2)液晶テレビジョン(液晶表示装置)の構成:
マイコン110は、発振回路CLK1や操作パネル111やビデオ信号処理部130の読み出し制御回路165や図示しないリモコン信号受光部が直接接続されており、操作パネル111等への操作入力に対応するデータを同操作パネル111等から入力可能とされている。また、マイコン110は、内部のバスに接続されたCPU、ROM、RAM、複数のI/Oポート、パルス生成回路110a〜c、タイマ回路110d、等を備えており、CPUがROMやEEPROM112に書き込まれた内部回路制御用のプログラムに従ってTV全体を制御することにより、TVとしての機能を実現している。
チューナ回路120は、主要部がICとされたアナログテレビジョン用の公知の回路であり、アンテナ121から所定の放送方式によるアナログのテレビジョン信号を入力して中間周波信号を作成して出力することが可能である。所定の放送方式には、PAL方式、SECAM方式、NTSC方式等がある。テレビジョン信号は、同期信号が重畳された映像信号の一種である。本回路120はいわゆる周波数シンセサイザ方式のチューナを内蔵しており、図示しない高周波増幅回路、局部発振回路、混合回路等を備えている。むろん、電圧シンセサイザ方式等であってもよい。
スイッチ回路(同期回路)122は、主要部がICとされており、マイコン110とチューナ回路120とコンポジット映像入力端子123が接続されている。スイッチ回路122は、マイコン110から入力される選択指示に従って、チューナ回路120からの中間周波信号と端子123からのアナログのコンポジット映像信号(映像信号の一種)とを選択的に入力し、信号に重畳された水平同期信号および垂直同期信号からなる同期信号を分離して同期信号制御回路161に対して出力するとともに、同期信号が分離された映像信号をA/D変換回路141に対して出力する。
図4は、水平走査線部において、水平同期信号が重畳された映像信号をフレームメモリ(記憶するデータを書き換え可能な半導体メモリ)155の構造とともに模式的に示している。図に示すように、映像信号S1は、水平走査期間が映像信号部S2とされ、水平帰線期間に水平同期信号S3やバースト信号S4が重畳された信号とされている。映像信号S1の標本化の開始点(各水平走査期間の開始時点)はクリア点S5と呼ばれ、垂直走査期間の終了直後のクリア点をフレームメモリ155のアドレス0番地に対応させて、映像データを構成するフレーム画像毎の各画素の階調値を順次フレームメモリに書き込むことにしている。
同期信号制御回路161は、映像信号S1から分離された水平同期信号および垂直同期信号を入力し、発振回路CLK2のクロック信号にタイミングを合わせた水平同期信号および垂直同期信号に修正して、ビデオ信号処理部130内の信号を同期させる制御を行う。ビデオタイミング回路162は、同回路161の指示に従って、生成されるYUV信号(輝度信号Yと色差信号R-Y,B-Yとからなる信号)のタイミングを合わせるためのビデオタイミング信号を生成してRGB信号生成部140と書き込み制御回路163に対して出力する。ビデオタイミング信号も、水平方向のタイミングを同期させる水平ビデオタイミング信号と、垂直方向のタイミングを同期させる垂直ビデオタイミング信号と、から構成される。同ビデオタイミング信号は、同期信号から所定期間遅らされた信号とされる。
書き込み制御回路163は、ビデオタイミング信号を入力し、当該ビデオタイミング信号に基づいて、RGB信号処理部150で生成される映像データがフレームメモリ155に書き込まれる際の書き込みタイミングを合わせるための書き込みタイミング信号を生成し、RGB信号処理部150と読み出し制御回路165に対して出力する。例えば、書き込み制御回路163に所定期間遅延させる遅延回路を設け、ビデオタイミング信号を当該遅延回路に入力して所定期間遅延させて書き込みタイミング信号を生成することができる。書き込みタイミング信号も、水平方向のタイミングを同期させる水平書き込みタイミング信号と、垂直方向のタイミングを同期させる垂直書き込みタイミング信号と、から構成される。同書き込みタイミング信号も、同期信号から所定期間遅らされた信号とされる。
RGB信号生成部140は、I/F164に接続されており、マイコン110からの指示に従って所定の処理を行う。
A/D変換回路141は、同期信号が分離された映像信号を入力してA/D変換を行い、当該映像信号の白レベルと黒レベルとの間の電圧を対応するデジタルの階調値に変換する。ここでの階調値は、後述する画質調整回路145での増幅を考慮して、マトッリクス回路146に入力される0〜255の256階調よりも階調数を多く(例えば2ビット分多い1024階調)している。そして、デジタルの階調値からなるデジタル信号をYC分離回路142に対して出力する。YC分離回路142は、このデジタル信号を入力して輝度信号Yと搬送色信号Cとに分離し、クロマデコーダ回路143に対して出力する。クロマデコーダ回路143は、輝度信号Yと搬送色信号Cを入力し、同輝度信号Yと搬送色信号Cに対応するYUV信号を生成し、ビデオタイミング回路162から入力されるビデオタイミング信号にタイミングを合わせて、輝度レベル検出回路144に対して出力する。
図2に示すように、輝度レベル検出回路(輝度検出回路)144は、Y(輝度)の階調値を加算する加算器144a、加算値を画素数で除する除算器144b、フレーム画像の輝度値を保持するラッチ回路144c、等を備え、スイッチ回路122にて同期信号が分離された映像信号に基づいてフレーム画像の輝度を検出する。
図5は、フレーム画像の輝度を検出する様子を模式的に示している。映像を構成する各フレーム画像I1は、二次元平面状に設けられた多数の画素U1で構成されている。同フレーム画像I1をドットマトリクス状の多数の画素U1で表現するフレーム情報D2は、画素U1毎に色の程度を表す階調値から構成されている。クロマデコーダ回路143でYUV信号が生成されているので、輝度レベル検出回路144はフレーム情報を構成する各画素U1のY(輝度)の階調値Yijを利用してフレーム画像の輝度SYを求める。ここで、図の左右方向を横方向(x方向)、上下方向を縦方向(y方向)として、フレーム画像の走査の順番は、図の矢印のように図の左上の画素から開始して順番に右上の画素までとし、その後一つずつ下の左端の画素から順番に右端の画素までとして、最後に右下の画素としている。そこで、この走査順に各画素の輝度値Yijを全て加算器144aで加算し、得られる加算値を除算器144bによりフレーム画像の全画素数で除すると、フレーム画像の平均輝度(階調値)を算出することができ、この平均輝度をフレーム画像の輝度SYとしてラッチ回路144cで保持する。
Figure 2005303918
ただし、Nxはフレーム画像のx方向の画素数、Nyはフレーム画像のy方向の画素数である。
むろん、輝度SYは、フレーム画像の輝度の算術平均以外にも、相乗平均などでもよい。また、各画素の輝度値の加算値自体をフレーム画像の輝度SYとしてもよいし、当該加算値を全画素数以外の数で除した値を輝度Syとしてもよいし、各画素の輝度値の最大値を輝度SYとしてもよいし、フレーム画像の一部の平均輝度を輝度SYとしてもよい。
輝度SYを求めると、ラッチ回路144cで保持するとともに、画質調整回路145に対して出力し、また、I/F164とIICバス102を介してマイコン110に対して出力する。
画質調整回路145は、データを書き換え可能な半導体メモリ(例えばRAM)148を有しており、クロマデコーダ回路143からYUV信号を入力して1フレーム画像分のYUV毎のデジタル階調値を蓄積する。同画質調整回路145は、輝度レベル検出回路144からフレーム画像の輝度SYを入力し、蓄積した階調値を処理対象として、コントラスト調整、TINT調整、ブライト調整、肌色補正等の色彩調整、白黒伸長調整、遅延調整、水平シャープネス調整、等の処理を行う。そして、画質調整回路145は、調整処理後の階調値をYUV信号としてマトリックス回路146に対して出力する。
図6の上段に示すレンジ切換機能テーブルT1のように、画質調整回路145内に設けられたレンジ切換回路147は、入力される輝度SYに応じた増幅比で輝度を増幅して出力する。図において、輝度SYは10ビット1024階調を8ビット256階調に換算して示してあり、増幅比A1は256階調換算の輝度SYを何倍に増幅するかを示してあり、出力輝度OYのb9(上位側のビット)〜b0(下位側のビット)は10ビットの輝度SYの各ビットを表している。例えば、輝度SYが256階調で0〜51であれば10ビットの上位b9〜b2を256階調の出力とすることによって見かけ上増幅比A1が4になり、輝度SYが256階調で52〜63であれば10ビットの中位b8〜b1と下位b7〜b0とを内蔵する加算器で加算して256階調の出力とすることによって見かけ上増幅比A1が3になる。
そして、画質調整回路145は、レンジ切換回路147で生成された出力輝度OYを用いて、上述した各種処理を行う。その結果、輝度レベル検出回路144にて検出されたフレーム画像の輝度に応じた階調値として映像データが生成される。
マトリックス回路146は、上記調整処理後のYUV信号を入力し、輝度信号Yと色差信号R-Y,B-Yとを組み合わせて三原色別の3種類の色信号であるRGB信号を生成し、画素数変換回路151に対して出力する。このRGB信号は映像を色別の多数(複数)の画素で階調表現する映像データであり、画素毎のデジタルの階調値は、大きくなるほど映像が明るくなり(輝度が大きくなり)、小さくなるほど映像が暗くなる(輝度が小さくなる)。
RGB信号処理部150は、I/F164に接続されており、マイコン110からの指示に従って所定の処理を行う。RAMからなるフレームメモリ155は、各部151,152に接続されており、N画面分(Nは1以上の整数)のRGB信号からなる映像データを一時的に記憶する。
スケーラとも呼ばれる画素数変換回路151は、RGB信号を入力し、液晶パネル182〜184の画素数に合わせて画素数を変換する所定のスケーリング処理を行って、画素数変換後のRGB信号を生成する。本実施形態では液晶パネル182〜184の画素数を横640×縦480画素であるものとして説明するが、1024×768画素等であってもよい。画素数変換後のRGB信号は、映像を構成するフレーム画像毎に当該フレーム画像を色別の640×480画素で階調表現する映像データであり、画素毎のデジタルの階調値は、0〜255の256階調であるものとして説明する。
画質調整回路152は、書き込み制御回路163からの書き込みタイミング信号にタイミングを合わせて、フレームメモリ155からRGB色別に各画素の階調値を順次参照し、参照画素における画素数変換後のRGB信号を構成する階調値に対して、輪郭補正、OSD信号の重畳、彩度補正、輝度調整、コントラスト調整、等の調整処理を行って、調整後のRGB毎の階調値をフレームメモリ155の参照画素の位置に書き込む。画質調整回路152は、書き込み制御回路163から入力される垂直書き込みタイミング信号が書き込み開始状態(LからHへ立ち上がった状態)となる毎に、フレームメモリ155に対して映像データの書き込みを開始する。図2に示すように、画質調整回路152はアドレス生成回路152aを有しており、アドレス生成回路152aで順次フレームメモリ155のアドレス空間に対するアドレスを生成し、次に垂直書き込みタイミング信号が書き込み開始状態となるまでに1フレーム画像分の映像データを書き込む。アドレス生成回路152aは、書き込み制御回路163からの垂直書き込みタイミング信号および水平書き込みタイミング信号と、発振回路CLK2からのクロック信号と、を入力し、これらの信号に基づいてフレームメモリ155のメモリ空間に対するアドレスを生成する。例えば、横640×縦480画素の映像を表示する場合、垂直書き込みタイミング信号が書き込み開始状態になる毎にアドレスを0に戻し、水平書き込みタイミング信号が水平同期期間になる毎にアドレスを640画素分進め、水平書き込みタイミング信号が水平走査期間であるときに発振回路CLK2からのクロック信号にタイミングを合わせてアドレスを1画素分進めながら水平走査期間内にアドレスを640画素分進めるようにすればよい。
そして、1フレーム画像分の映像データを繰り返しフレームメモリ155に上書きする。これにより、フレームメモリ155には、映像を構成するフレーム画像毎に画素単位のデジタルの階調値で表現する映像データが書き込まれることになる。
本実施形態において、上記各部141〜143,145,146,150,161〜163,CLK2が、同期回路にて同期信号が分離された映像信号を入力し、当該同期回路にて分離された同期信号にタイミングを合わせて、フレーム画像の輝度に応じたRGB毎の階調値として映像データを生成して1フレーム画像分の映像データを繰り返しフレームメモリに上書きする映像データ生成回路(映像データ生成手段)を構成する。
読み出し制御回路165は、本発明にいう基準同期信号生成回路(基準同期信号生成手段)である。同回路165は、書き込み制御回路163から書き込みタイミング信号を入力し、当該書き込みタイミング信号に基づいて、フレームメモリ155から映像データが読み出される際の読み出しタイミングを合わせるための基準同期信号を生成し、遅延回路154とマイコン110に対して出力する。例えば、読み出し制御回路165に、書き込みタイミング信号の書き込みタイミングから1フレーム画像分の期間未満の範囲内(例えば1/2フレーム画像分)で所定期間遅延させる遅延回路を設け、書き込みタイミング信号を当該遅延回路に入力して所定期間遅延させて基準同期信号を生成することができる。基準同期信号も、水平方向のタイミングを同期させる水平基準同期信号と、垂直方向のタイミングを同期させる垂直基準同期信号と、から構成される。なお、基準同期信号を生成する元は同期信号であるため、基準同期信号は同期信号に基づく信号であると言え、同期信号の同期期間から所定期間遅延された信号であると言える。
図7は、垂直書き込みタイミング信号、垂直読み出しタイミング信号のタイミングを、遅延回路154により遅延された後の垂直読み出しタイミング信号とともに示している。なお、いずれの信号も負論理の信号であり、電圧レベルがロー(L)からハイ(H)に切り替わった時点がフレーム画像の開始時点となる。垂直ビデオタイミング信号は発振回路CLK2のクロック信号にタイミングを合わせて修正された垂直同期信号であり、垂直書き込みタイミング信号は当該垂直ビデオタイミング信号から所定期間遅延された信号であるため、垂直書き込みタイミング信号は垂直同期信号から所定期間遅延された信号とされている。また、垂直基準同期信号は、当該垂直書き込みタイミング信号から所定期間(本実施形態では1/2フレーム画像分)遅延された信号とされている。垂直基準同期信号がオン(L)からオフ(H)に切り替わる時点は、フレームメモリから1フレーム画像分の映像データの読み出しを開始させる読み出し開始状態である。すなわち、垂直基準同期信号は、当該読み出し開始状態を有する信号である。
図2に示すように、遅延回路154は、データを書き換え可能な半導体メモリ154a、カウント回路154b、リセット回路154c、比較回路154d、等を有している。同遅延回路154は、読み出し制御回路165で生成された基準同期信号のタイミングの遅延期間を表す遅延期間信号をマイコン110からIICバス102およびI/F164を介して入力して遅延期間を表す値をメモリ154aに保持し、同基準同期信号のタイミングを当該遅延期間を表す遅延期間信号で表される期間遅延させて、遅延後の基準同期信号を読み出し回路153に対して出力する。カウント回路154bは、読み出し制御回路165から入力される水平基準同期信号がオン(L)となる毎に1ずつカウント値をカウントアップするカウンタである。リセット回路154cは、読み出し制御回路165から入力される垂直基準同期信号がオン(L)となる毎にオン(例えばL)となるリセット信号を生成してカウント回路154bに対して出力する。
カウンタ回路154bは、リセット信号がオフ(例えばH)であるときに上記カウントアップを行い、リセット信号がオン(L)となるとカウント値を0にリセットする。
そして、比較回路154dは、カウント回路154bのカウント値とメモリ154aに保持されている遅延期間を表す値とを比較し、一致しているときにオン(例えばL)、一致していないときにオフ(例えばH)となる遅延後の垂直基準同期信号を生成する。これにより、メモリ154aに保持されている値の水平走査期間分だけ垂直基準同期信号が遅延される。例えば、1フレーム画像につき垂直方向に480画素とされている場合に1/2の240をメモリ154aに書き込んでおけば、1/2フレーム画像分垂直基準同期信号を遅延させることができる。
このようにして、遅延回路154は、映像表示回路に入力される基準同期信号のタイミングの遅延期間を表す遅延期間信号を入力して保持し、同映像表示回路に入力される基準同期信号のタイミングを当該遅延期間を表す遅延期間信号で表される期間遅延させる。そして、本発明の遅延手段は、遅延回路154、マイコン110、I/F164により構成される。
読み出し回路153は、遅延回路154から入力される垂直基準同期信号が読み出し開始状態(LからHへ立ち上がった状態)となる毎に、フレームメモリ155から映像データの読み出しを開始する。読み出し回路153はアドレス生成回路153aを有しており、アドレス生成回路153aで順次フレームメモリ155のアドレス空間に対するアドレスを生成し、次に垂直基準同期信号が読み出し開始状態となるまでに1フレーム画像分の映像データを読み出す。アドレス生成回路153aは、遅延回路の比較回路154dからの垂直基準同期信号と、読み出し制御回路165からの水平基準同期信号と、発振回路CLK2からのクロック信号と、を入力し、これらの信号に基づいてフレームメモリ155のメモリ空間に対するアドレスを生成する。例えば、横640×縦480画素の映像を表示する場合、垂直基準同期信号が読み出し開始状態になる毎にアドレスを0に戻し、水平基準同期信号が水平同期期間になる毎にアドレスを640画素分進め、水平基準同期信号が水平走査期間であるときに発振回路CLK2からのクロック信号にタイミングを合わせてアドレスを1画素分進めながら水平走査期間内にアドレスを640画素分進めるようにすればよい。
図8は、画質調整回路152によるフレームメモリへの書き込みのタイミング、読み出し制御回路165が生成する遅延前の垂直基準同期信号の読み出し開始状態のタイミング、読み出し回路153によるフレームメモリからの読み出しのタイミングを模式的に示している。図に示すように、遅延前の垂直基準同期信号の読み出し開始状態は書き込みのタイミングより常に一定期間(例えば1/2フレーム画像分)遅れたタイミングとされ、読み出しのタイミングは遅延前の垂直基準同期信号の読み出し開始状態より常に一定期間(例えば1/8フレーム画像分)遅れたタイミングとされている。従って、読み出しのタイミングは書き込みのタイミングより1フレーム画像分の期間未満(例えば5/8フレーム画像分)とされている。これにより、フレームメモリに書き込まれる1フレーム画像分の映像データが確実に読み出され、映像表示に使用されることになる。
液晶モジュール180の制御回路181は、画面表示の制御駆動処理を行う電子回路であり、読み出し回路153にて読み出された映像データから色別にR用液晶パネル182、G用液晶パネル183、B用液晶パネル184を駆動する電圧を生成する。バックライト185は、本実施形態では蛍光管とされ、インバータを有するバックライト駆動回路170から高電圧(駆動電圧)が供給されて点灯し、生じた光を背面から正面方向に液晶パネル182〜184へ透過させる。ここで、各液晶パネル182〜184の表面はTV100の画面となるため、バックライト185は、駆動電圧を入力して上記液晶表示部の画面を背面から照射していることになる。これにより、液晶モジュール180は、読み出し回路153にて読み出された映像データに従ってフレーム画像を液晶パネル182〜184の表面から表示することにより、垂直基準同期信号および水平基準同期信号にタイミングを合わせて映像信号に対応する各フレーム画像を順次表示する。その結果、TV100の画面から映像データに対応する映像、すなわち、映像信号に対応する映像が表示される。
本発明の映像表示回路(映像表示手段)は、読み出し回路153、制御回路181、液晶パネル182〜184から構成され、入力される基準同期信号が読み出し開始状態となる毎に、フレームメモリから映像データの読み出しを開始して1フレーム画像分の映像データを読み出すとともに当該読み出した映像データに従ってフレーム画像を液晶表示部の画面から表示することにより、同基準同期信号にタイミングを合わせて映像信号に対応する各フレーム画像を順次表示する。
マイコン110のパルス生成回路は図2に示すD/A変換回路110a、パルス幅変調回路110b、I/O回路110cを備えている。パルス幅変調回路110bにはバックライト駆動回路170が接続され、I/O回路110cには読み出し制御回路165に接続されている。そして、マイコン110はI/O回路110cにて読み出し制御回路165から基準同期信号を入力し、パルス幅変調回路110bからバックライト185の光量を調整させるデューティ比のパルス信号を生成してバックライト駆動回路170に対して出力するようになっている。その際、マイコン110は、入力される垂直基準同期信号にタイミングを合わせて輝度レベル検出回路144にて検出されたフレーム画像の輝度に応じてバックライト185の発光輝度を調整させるデューティ比のパルス信号を生成する。
具体的には、図6の下段に示すデューティ比切換機能テーブルT2がマイコン110に記憶されており、マイコン110は、I/F164とIICバス102を介して輝度レベル検出回路144によるフレーム画像の検出輝度を入力し、当該フレーム画像の輝度に基づいてデューティ比切換機能テーブルT2に従ってパルス信号のデューティ比を切り換える。上述したように、輝度SYは10ビット1024階調を8ビット256階調に換算して示してあり、パルス信号のデューティ比A2は相対量として上述した増幅比A1の逆比1/A1としている。すなわち、輝度SY=128〜225のときのデューティ比を基準として、1段階暗い輝度SY=86〜127のデューティ比A2を2/3、さらに1段階暗い輝度SY=64〜85のデューティ比A2を1/2、等としている。図の右側に示すパルス信号の波形のように、パルス信号の波形は、デューティ比A2が大きくなるほど山の期間が比例して長くなり、デューティ比A2が小さくなるほど山の期間が比例して短くなる。
バックライト駆動回路170は、マイコンのパルス幅変調回路110bからパルス信号を入力し、当該パルス信号のデューティ比A2に対応した駆動電圧を生成してバックライト185に供給する。バックライト駆動回路170が生成する駆動電圧はパルス信号のデューティ比A2に比例しており、その結果、バックライト185からの光はパルス信号のデューティ比A2に比例した発光輝度となる。
本実施形態において、上記各部144,164,110,170が、映像信号に基づいてフレーム画像の輝度を検出し、検出したフレーム画像の輝度に応じてバックライトの光量を調整する光量調整手段を構成する。
以上より、明るい画面ではバックライトの光量が多くされ、暗い画面ではバックライトの光量が少なくされるとともに画質調整回路のレンジ切換回路147にて映像データの階調値のレンジが広くなるように切り換えられる。これにより、暗い画面でも映像に十分な階調性を得ることができ、良好な画質の映像を得ることができる。
また、マイコン110は、画面から表示される各フレーム画像の表示タイミングに対するバックライトから照射される光の照射タイミングの遅れに合わせた遅延期間を表す遅延期間信号を生成し、IICバス102とI/F164を介して遅延回路154に対して出力する。
図9は、マイコン110内に記憶された遅延期間テーブルT3を示している。むろん、遅延期間テーブルT3は、EEPROM112等に記憶されてもよい。図に示すように、遅延期間テーブルT3は、フレーム画像の輝度SYと遅延期間DTとの対応関係を規定したデータテーブルとされている。本実施形態では、輝度レベル検出回路144にて検出されたフレーム画像の輝度SYを用い、当該輝度SYの各段階毎に遅延期間DT1〜DT5を設けている。各遅延期間DTiは、照射タイミングの遅れ(画面から表示される各フレーム画像の表示タイミングに対するバックライトから照射される光の照射タイミングの遅れ)に合わせるように各フレーム画像を表示させるタイミングを遅延させる期間とされている。このようにフレーム画像の輝度に応じて遅延時間を設けているのは、照射タイミングの遅れがフレーム画像の輝度によって変動することが想定されるからである。
そして、図10に示すように、マイコン110は、輝度レベル検出回路144にて検出された輝度SYをI/F164とIICバス102とを介して入力し(ステップS10。以下「ステップ」省略)、当該輝度SYに対応する遅延期間DTiを読み出して(S20)、当該遅延期間DTiを表す遅延期間信号を生成して、IICバス102とI/F164とを介して遅延回路154に対して出力する(S30)。すると、遅延回路154は、遅延期間DTiを表す遅延期間信号を入力して当該遅延期間DTiを表すデータをメモリ154aに保持し、垂直基準同期信号を遅延時間DTi遅延させる。なお、S30終了後は、操作パネル111やリモコンの操作を検出する等して映像出力を継続するか否かを判断し(S40)、継続する場合にはS10〜S40を繰り返し、継続しない場合にはフローを終了する。
以上により、遅延回路154は、照射タイミングの遅れに合わせるように、各フレーム画像を表示させるタイミングを遅延させ、表示タイミングと照射タイミングとの差を少なくさせる。図7を参照して説明すると、垂直基準同期信号の読み出し開始状態は遅延回路154を通ることによって、照射タイミングの遅れ時間DTを補償するように遅延され、垂直基準同期信号全体が当該遅延時間DTを補償するように遅延される。
すると、図11に示すように、液晶モジュール180の画面から表示される各フレーム画像の表示タイミングが照射タイミングの遅れに合わせるように遅らされ、各フレーム画像が順次表示される。その結果、表示タイミングは、バックライトからの光の照射タイミングと合うようにされる。従って、従来のように照射タイミングが表示タイミングより遅れて両タイミングのずれが目立つということがなくなり、両タイミングはほぼ一致して、液晶表示部の画面から表示される映像の画質を向上させることが可能となる。
また、輝度レベル検出回路にて検出されたフレーム画像の輝度に応じた期間で各フレーム画像が表示されるタイミングが遅延されるので、照射タイミングの遅れがフレーム画像の輝度によって大きく変動する場合に、映像の画質をさらに向上させることができる。
(3)変形例:
なお、本発明は、ビデオデッキと液晶TVとの一体型装置、DVD記録再生装置と液晶TVとの一体型装置、受信機の無い液晶ディスプレイ、等、様々な液晶表示装置に適用可能である。
また、表示タイミングの遅延期間をフレーム画像の輝度SYに応じた期間にかかわらず固定された一定の期間としても、表示タイミングを照射タイミングに合わせるように遅延させることができることに変わりはないため、液晶表示部の画面から表示される映像の画質を向上させる効果が得られる。
なお、照射タイミングの遅れがフレーム画像の輝度の変化によって変動し、フレーム画像の輝度による変動よりも大きいことも想定される。ここで、フレーム画像の輝度の変化ΔSYは、これから表示しようとしているフレーム画像の輝度をSY0、そのフレーム画像の一つ手前に表示したフレーム画像の輝度をSY1とすると、ΔSY=|SY1−SY0|、ΔSY=SY1−SY0、等とすることができる。
図12は、変形例において、マイコン110内(EEPROM112等も可)に記憶された遅延期間テーブルT4を示している。図に示すように、遅延期間テーブルT4は、フレーム画像の輝度の変化ΔSYと遅延期間DTとの対応関係を規定したデータテーブルとされている。本実施形態では、輝度レベル検出回路144にて検出されたフレーム画像の輝度SY1,SY0から輝度の変化ΔSYを求め、当該ΔSYの各段階毎に遅延期間DT11〜DT15を設けている。各遅延期間DTiは、照射タイミングの遅れに合わせるように各フレーム画像を表示させるタイミングを遅延させる期間とされている。
そして、マイコン110は、輝度レベル検出回路144にて検出された一つ前のフレーム画像の輝度SY1を保持しておくとともに、これから表示しようとしているフレーム画像の輝度SY0をI/F164とIICバス102とを介して入力し(S110)、SY1とSY0との差の絶対値ΔSYを求め(S120)、当該ΔSYに対応する遅延期間DTiを読み出す(S130)。そして、当該遅延期間DTiを表す遅延期間信号を生成して、IICバス102とI/F164とを介して遅延回路154に対して出力する(S140)。すると、遅延回路154は、遅延期間信号を入力して遅延期間DTiを表すデータをメモリ154aに保持し、垂直基準同期信号を遅延時間DTi遅延させる。S140終了後は、映像出力を継続するか否かを判断し(S150)、継続する場合には輝度SY0を次回の輝度SY1にするために内蔵するRAMに保持して(S160)S110〜S150を繰り返し、継続しない場合にはフローを終了する。
輝度レベル検出回路にて検出されたフレーム画像の輝度の変化に応じた期間で各フレーム画像が表示されるタイミングが遅延されるので、照射タイミングの遅れがフレーム画像の輝度の変化によって大きく変動する場合に、映像の画質をさらに向上させることができる。
また、照射タイミングの遅れがバックライトへの電源の供給が開始してからの時間によって変動することも想定される。
図13は、変形例において、マイコン110内(EEPROM112等も可)に記憶された遅延期間テーブルT5,T6を示している。図に示すように、遅延期間テーブルT5は、バックライト185への電源の供給が開始してからの時間BTと遅延期間DTとの対応関係を規定したデータテーブルとされている。遅延期間テーブルT6は、バックライト185への電源の供給が開始してからの時間BTおよびフレーム画像の輝度の変化ΔSYと遅延期間DT(11)〜DT(55)との対応関係を規定したデータテーブルとされている。本実施形態では、マイコン110内に内蔵されたタイマ回路110dを用いてバックライト185への電源の供給を開始した時間BT(例えばTV100の電源をオンにしてからの時間)を計時し、計時した時間BTの各段階毎に遅延期間DT21〜DT25,DT(11)〜DT(55)を設けている。各遅延期間は、照射タイミングの遅れに合わせるように各フレーム画像を表示させるタイミングを遅延させる期間とされている。
図14は、遅延期間テーブルT6を用いて行うマイコン110の処理を示すフローチャートである。本フローチャートを行う前提として、バックライト185への電源供給を開始した時刻BT0をタイマ回路110dから取得して内蔵するRAM内に保持しているものとする。
まず、マイコン110は、輝度レベル検出回路144にて検出された一つ前のフレーム画像の輝度SY1を保持しておくとともに、これから表示しようとしているフレーム画像の輝度SY0をI/F164とIICバス102とを介して入力し(S210)、SY1とSY0との差の絶対値ΔSYを求める(S220)。また、タイマ回路110dから現在の時刻BT1を取得し(S230)、BT1からBT0を差し引くことにより、バックライト185への電源供給を開始してからの時間BTを取得する(S240)。さらに、時間BTおよび輝度の変化ΔSYに対応する遅延期間DT(ij)を読み出す(S250)。そして、当該遅延期間DT(ij)を表す遅延期間信号を生成して、IICバス102とI/F164とを介して遅延回路154に対して出力する(S260)。すると、遅延回路154は、遅延期間信号を入力して遅延期間DTiを表すデータをメモリ154aに保持し、垂直基準同期信号を遅延時間DTi遅延させる。S260終了後は、映像出力を継続するか否かを判断し(S270)、継続する場合には輝度SY0を次回の輝度SY1にするために内蔵するRAMに保持して(S280)S210〜S270を繰り返し、継続しない場合にはフローを終了する。
輝度レベル検出回路にて検出されたフレーム画像の輝度の変化に応じた期間で各フレーム画像が表示されるタイミングが遅延されるとともに、バックライトへの電源の供給が開始してからの時間に応じた期間で各フレーム画像が表示されるタイミングが遅延されるので、照射タイミングの遅れがバックライトへの電源の供給が開始してからの時間によって大きく変動する場合に、映像の画質をさらに向上させることができる。
なお、遅延時間テーブルT5を用いる場合には、S230,S240を除いて図14の処理を行えばよい。すると、バックライトへの電源の供給が開始してからの時間に応じた期間で各フレーム画像が表示されるタイミングが遅延されるので、照射タイミングの遅れがバックライトへの電源の供給が開始してからの時間によって大きく変動する場合に、映像の画質をさらに向上させることができる。
特に、バックライトへの通電を開始した直後はバックライトが比較的低温であるため、バックライトの照射タイミングが比較的遅れることも想定される。この場合、バックライトへの電源供給時間BTが短いほど遅延時間DTを大きく、電源供給時間BTを段階分けする場合にはより時間の短い段階の遅延時間DTを大きくすれば、映像の画質をさらに向上させることができる。
以上説明したように、本発明によると、種々の態様により、液晶表示部の画面から表示される映像の画質を向上させることが可能となる。
液晶テレビジョンの構成の概略を示すブロック図である。 液晶テレビジョンの要部の構成を示すブロック図である。 映像信号および映像データの構造を模式的に示す図である。 映像信号をフレームメモリの構造とともに模式的に示す図である。 フレーム画像の輝度を検出する様子を模式的に示す図である。 レンジ切換機能テーブルとデューティ比切換機能テーブルを示す図である。 各種信号のタイミングを示す図である。 書き込みタイミング、遅延前後の読み出しタイミングを示す図である。 遅延期間テーブルの構造を模式的に示す図である。 液晶テレビジョンのマイコンが行う処理を示すフローチャートである。 本実施形態の作用効果を示す図である。 変形例において、遅延期間テーブルを用いてマイコンが行う処理を示すフローチャートである。 変形例において、遅延期間テーブルの構造を模式的に示す図である。 変形例において、マイコンが行う処理を示すフローチャートである。
符号の説明
100…液晶テレビジョン(液晶表示装置)
110…マイコン
110a〜c…パルス生成回路
110d…タイマ回路
111…操作パネル
112…EEPROM
120…チューナ回路
121…アンテナ
122…スイッチ回路(同期回路)
123…コンポジット映像入力端子
130…ビデオ信号処理部
140…RGB信号生成部
141…A/D変換回路
142…YC分離回路
143…クロマデコーダ回路
144…輝度レベル検出回路(輝度検出回路)
144a…加算器
144b…除算器
144c…ラッチ回路
145…画質調整回路
146…マトリックス回路
147…レンジ切換回路
148…半導体メモリ
150…RGB信号処理部
151…画素数変換回路
152…画質調整回路
153…読み出し回路
154…遅延回路
154a…半導体メモリ
154b…カウント回路
154c…リセット回路
154d…比較回路
155…フレームメモリ
161…同期信号制御回路
162…ビデオタイミング回路
163…書き込み制御回路
164…インターフェイス(I/F)
165…読み出し制御回路
170…バックライト駆動回路
180…液晶モジュール(液晶表示部)
181…制御回路
182〜184…液晶パネル
185…バックライト
D1…映像データ
D2…フレーム情報
I1…フレーム画像
U1…画素
S1…映像信号

Claims (8)

  1. 同期信号が重畳された映像信号を入力し、入力した映像信号から当該同期信号を分離する同期回路と、
    上記映像を構成するフレーム画像毎に画素単位のデジタルの階調値で表現する映像データを一時的に記憶する書き換え可能な半導体メモリからなるフレームメモリと、
    上記同期回路にて同期信号が分離された映像信号を入力し、当該同期回路にて分離された同期信号にタイミングを合わせて上記映像データを生成して1フレーム画像分の映像データを繰り返し上記フレームメモリに上書きする映像データ生成回路と、
    上記フレームメモリから上記1フレーム画像分の映像データの読み出しを開始させる読み出し開始状態を有するとともに上記分離された同期信号から同読み出し開始状態を所定期間遅らせた基準同期信号を生成する基準同期信号生成回路と、
    入力される上記基準同期信号が上記読み出し開始状態となる毎に、上記フレームメモリから映像データの読み出しを開始して上記1フレーム画像分の映像データを読み出すとともに当該読み出した映像データに従って上記フレーム画像を液晶表示部の画面から表示することにより、同基準同期信号にタイミングを合わせて上記映像信号に対応する各フレーム画像を順次表示する映像表示回路と、
    上記同期回路にて同期信号が分離された映像信号に基づいて上記フレーム画像の輝度を検出する輝度検出回路と、
    駆動電圧を入力して上記液晶表示部の画面を背面から照射するバックライトと、
    入力される上記基準同期信号にタイミングを合わせて上記輝度検出回路にて検出されたフレーム画像の輝度に応じて上記バックライトの発光輝度を調整させるデューティ比のパルス信号を生成するパルス生成回路を有するマイコンと、
    上記パルス信号を入力し、当該パルス信号のデューティ比に対応した上記駆動電圧を生成して上記バックライトに供給するバックライト駆動回路とを備え、
    上記映像データ生成回路は、上記検出されたフレーム画像の輝度に応じた階調値として上記映像データを生成する液晶テレビジョンにおいて、
    上記映像表示回路に入力される基準同期信号のタイミングの遅延期間を表す信号を入力して保持し、同映像表示回路に入力される基準同期信号のタイミングを当該遅延期間を表す信号で表される期間遅延させる遅延回路を備え、
    上記マイコンは、上記画面から表示される各フレーム画像の表示タイミングに対する上記バックライトから照射される光の照射タイミングの遅れに合わせるとともに上記検出されたフレーム画像の輝度に応じた遅延期間として上記遅延期間を表す信号を生成し、上記遅延回路に対して出力することを特徴とする液晶テレビジョン。
  2. 映像信号を入力し、映像を構成するフレーム画像毎に画素単位のデジタルの階調値で表現する映像データを生成する映像データ生成手段と、
    上記映像データに従って上記映像信号に対応する各フレーム画像を液晶表示部の画面から順次表示する映像表示手段と、
    上記液晶表示部の画面を背面から照射するバックライトと、
    上記映像信号に基づいて上記フレーム画像の輝度を検出し、検出したフレーム画像の輝度に応じて上記バックライトの光量を調整する光量調整手段と、
    上記画面から表示される各フレーム画像の表示タイミングに対する上記バックライトから照射される光の照射タイミングの遅れに合わせるように、上記映像表示手段に各フレーム画像を表示させるタイミングを遅延させる遅延手段とを具備することを特徴とする液晶表示装置。
  3. 上記映像表示手段は、上記映像データから各フレーム画像を表示させるための基準同期信号を入力し、当該基準同期信号にタイミングを合わせて、上記映像データに従って上記映像信号に対応する各フレーム画像を液晶表示部の画面から順次表示し、
    上記光量調整手段は、入力される上記基準同期信号にタイミングを合わせて、上記検出したフレーム画像の輝度に応じて上記バックライトの光量を調整し、
    上記遅延手段は、上記画面から表示される各フレーム画像の表示タイミングに対する上記バックライトから照射される光の照射タイミングの遅れに合わせるように、上記映像表示手段に入力される上記基準同期信号のタイミングを遅延させることを特徴とする請求項2に記載の液晶表示装置。
  4. 上記映像信号は同期信号が重畳された信号とされるとともに、上記映像信号から当該同期信号を分離する同期回路と、分離された同期信号に基づいて上記基準同期信号を生成する基準同期信号生成手段とが設けられ、
    上記映像データ生成手段は、上記同期信号が分離された映像信号を入力し、上記光量調整手段にて検出されたフレーム画像の輝度に応じた階調値として上記映像データを生成し、
    上記光量調整手段は、上記同期信号が分離された映像信号に基づいて上記フレーム画像の輝度を検出し、入力される上記基準同期信号にタイミングを合わせて、検出したフレーム画像の輝度に応じて上記バックライトの光量を調整することを特徴とする請求項3に記載の液晶表示装置。
  5. 上記映像データを一時的に記憶する書き換え可能なフレームメモリが設けられ、
    上記基準同期信号は、上記映像表示手段に上記フレームメモリから1フレーム画像分の上記映像データの読み出しを開始させる読み出し開始状態を有する信号とされ、
    上記映像データ生成手段は、生成した上記1フレーム画像分の映像データを繰り返し上記フレームメモリに上書きし、
    上記映像表示手段は、上記入力される基準同期信号が上記読み出し開始状態となる毎に、上記フレームメモリから上記1フレーム画像分の映像データの読み出しを開始し、当該1フレーム画像分の映像データを読み出して当該読み出した映像データに従って上記フレーム画像を上記液晶表示部の画面から表示し、
    上記遅延手段は、上記画面から表示される各フレーム画像の表示タイミングに対する上記バックライトから照射される光の照射タイミングの遅れに合わせるように、上記基準同期信号の読み出し開始状態のタイミングを遅延させることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の液晶表示装置。
  6. 上記遅延手段は、上記光量調整手段にて検出されたフレーム画像の輝度、または、当該輝度の変化に応じた期間で上記映像表示手段に各フレーム画像を表示させるタイミングを遅延させることを特徴とする請求項2〜請求項5のいずれかに記載の液晶表示装置。
  7. 上記遅延手段は、上記バックライトへの電源の供給が開始してからの時間に応じた期間で上記映像表示手段に各フレーム画像を表示させるタイミングを遅延させることを特徴とする請求項2〜請求項6のいずれかに記載の液晶表示装置。
  8. 映像信号を入力し、映像を構成するフレーム画像毎に画素単位のデジタルの階調値で表現する映像データを生成する映像データ生成工程と、
    上記映像データに従って上記映像信号に対応する各フレーム画像を液晶表示部の画面から順次表示する映像表示工程と、
    上記映像信号に基づいて上記フレーム画像の輝度を検出し、検出したフレーム画像の輝度に応じて上記液晶表示部の画面を背面から照射するバックライトの光量を調整する光量調整工程と、
    上記画面から表示される各フレーム画像の表示タイミングに対する上記バックライトから照射される光の照射タイミングの遅れに合わせるように、上記映像表示工程にて各フレーム画像を表示させるタイミングを遅延させる遅延工程とを具備することを特徴とする液晶表示方法。
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