JP2004350179A - 液晶テレビジョン装置、バックライト制御装置、バックライト制御方法およびバックライト制御プログラム - Google Patents

液晶テレビジョン装置、バックライト制御装置、バックライト制御方法およびバックライト制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】表示データに対して画像処理を実行することにより画像の画質を向上させているため処理が煩雑となっていた。
【解決手段】画像輝度Cwおよび分割画像輝度C1〜C9を算出し画像輝度Cwが最大輝度閾値h以上の場合は全発光体素子L(1,1)〜L(640,480)の発光輝度を低下させることによってユーザが感じ得る眩しさを抑制し、画像輝度Cwが最小輝度閾値l以下の場合は全発光体素子L(1,1)〜L(640,480)の発光輝度を増加させることによって画像の視認性を向上させることを可能にする。また、分割画像輝度C1〜C9の画像輝度Cwに対する状態に基づいて対応する発光領域R1〜R9の発光輝度を増加減させることによって対応する分割画像W1〜W9のコントラストを強調することにより画質を向上させることが可能になる。
【選択図】 図8

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液晶テレビジョン装置、バックライト制御装置、バックライト制御方法およびバックライト制御プログラムに関し、特に、液晶表示面に表示される画像の画質を向上させる液晶テレビジョン装置、バックライト制御装置、バックライト制御方法およびバックライト制御プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、液晶表示面に表示される画像の画質(例えば、コントラスト)を向上させる技術としては、当該液晶表示面に表示される画像を形成する表示データの各画素の輝度を補正するものが知られている(例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3を参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開平4−11281号公報
【特許文献2】
特開昭62−262028号公報
【特許文献3】
特開昭63−261229号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の装置においては、液晶表示面に表示させる表示データを解析し、解析に応じて所定の制御データをフィードバックし、同制御データに基づいて上記表示データに対して画像処理を実行することにより、画像の画質を向上させているため、処理が煩雑となっていた。
【0005】
本発明は、上記課題にかんがみてなされたもので、簡易な手法にて液晶表示面に表示される画像の画質(例えば、コントラスト)を向上させることが可能な液晶テレビジョン装置、バックライト制御装置、バックライト制御方法およびバックライト制御プログラムの提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1にかかる発明は、表示面が複数画素にて形成される液晶パネルと、マトリクス状に配置された発光体を有し、上記液晶パネルの背面に配設されるとともに同発光体を発光させて液晶パネルの表示面を背面から照射するバックライト部と、同バックライト部の各発光体毎に電圧を印加することによって同各発光体を所定の発光輝度にて発光させるバックライト駆動回路と、アンテナを介してテレビ放送帯域に対応した所望周波数のテレビジョン信号を受信するとともに受信したテレビジョン信号から所要の信号だけを選択して高周波増幅し中間周波信号に変換したアナログ映像信号を出力するチューナと、同チューナからアナログ映像信号を入力し同アナログ映像信号の所定の信号レベル範囲を各信号レベルに応じた階調のデジタル信号に変換するアナログ/デジタル変換回路と、同変換されたデジタル信号に対して所定のデジタル信号処理を施しデジタル映像信号を生成するデジタル信号処理回路と、上記生成されたデジタル映像信号を入力しつつ上記液晶パネルに表示される一画面分の画像を形成するデジタル映像信号を記憶するフレームメモリ回路と、同フレームメモリに記憶されたデジタル映像信号に所定の信号処理を施しつつ上記液晶パネルに上記画像を表示させるを液晶ドライバ回路と、上記各回路を制御するマイコンとを備えた液晶テレビジョン装置において、上記フレームメモリ回路に記憶されたデジタル映像信号に基づいて上記画像を所定数にて分割した分割画像毎に各画素の輝度を平均した分割画像輝度を算出する輝度演算回路を有し、上記マイコンは、同算出された分割画像輝度に基づいて、上記バックライト駆動回路を制御し、各分割画像に対応させた各発光領域の上記バックライト部の発光体に所定の電圧を印加させることによって、各分割画像輝度に対応させて同発光領域の発光輝度を個別に調整する構成としてある。
【0007】
本発明にかかる液晶テレビジョン装置は、表示面が複数画素にて形成される液晶パネルにて画像を表示するに際して、チューナはアンテナを介してテレビ放送帯域に対応した所望周波数のテレビジョン信号を受信し、受信したテレビジョン信号から所要の信号だけを選択して高周波増幅し、中間周波信号に変換したアナログ映像信号を出力する。そして、アナログ/デジタル変換回路は、チューナからアナログ映像信号を入力し、このアナログ映像信号の所定の信号レベル範囲を各信号レベルに応じた階調のデジタル信号に変換し、デジタル信号処理回路は、変換されたデジタル信号に対して所定のデジタル信号処理を施しデジタル映像信号を生成する。
【0008】
ここで、フレームメモリ回路は、デジタル信号処理回路にて生成されるデジタル映像信号を入力しつつ、液晶パネルに表示される一画面分の画像を形成するデジタル映像信号を記憶し、液晶ドライバ回路は、このフレームメモリに記憶されたデジタル映像信号に所定の信号処理を施しつつ上記液晶パネルに上記画像を表示させる。また、バックライト部は、配置されたマトリクス状の発光体を発光させることによって、液晶パネルの表示面を背面から照射する。このバックライト部の発光はバックライト駆動回路によって行われる。かかる場合、バックライト駆動回路はバックライト部の各発光体毎に電圧を印加することによって同各発光体を所定の発光輝度にて発光させる。かかる各回路において、マイコンが同各回路を制御することによって、液晶テレビジョン装置としての機能を実現する。
【0009】
上述したようにバックライト部は発光体を発光させることによって、液晶パネルの背面から表示面を照射する。このとき、バックライト部の各発光体にはバックライト駆動回路から所定の電圧が印加され、同各発光体はこの印加電圧に応じた所定の輝度にて発光する。ここで、液晶パネルにはデジタル映像信号に基づいた画像が表示されている。このデジタル映像信号の画像は当該画像の内容に応じて適宜輝度が変化する。一方、バックライト部がこの画像の輝度変化に関わらず、所定の輝度にて発光する場合、画像が明るいとこの画像の輝度とバックライト部の輝度とによって、ユーザに眩しさを感じさせてしまうことがあり得る。これに対して、画像が暗いと所定の輝度にて発光しているバックライト部の輝度だけでは、画像の視認性が低下してしまうこともあり得る。また、画像は当該画像の内容に従って画像領域毎にその輝度が異なることが多い。このとき、画像全体の輝度平均に対して輝度が高い領域もしくは低い領域について、バックライト部の発光輝度を変化させることによって、画像全体に対する当該領域のコントラストを強調させることができると画質を向上させることが可能となり好ましい。
【0010】
そこで、上記のように構成した請求項1にかかる発明においては、輝度演算回路を備えさせ、同輝度演算回路にてフレームメモリ回路に記憶されたデジタル映像信号に基づいて上記画像を所定数にて分割した分割画像毎に各画素の輝度を平均した分割画像輝度を算出する。そして、マイコンにて算出した分割画像輝度に基づいて、バックライト駆動回路を制御し、各分割画像に対応させた各発光領域のバックライト部の発光体に所定の電圧を印加させることによって、各分割画像輝度に対応させて各発光領域の発光輝度を個別に調整する。このように、分割画像毎に当該分割画像輝度に応じてバックライト部の発光輝度を変化させることによって、液晶パネルに表示される画像を形成する表示データに対して画像処理を施すことなく、簡易な手法で所望のコントラストを備える画像を取得することが可能になる。
【0011】
上述してきた構成によって、分割画像輝度に応じて対応するバックライト部の各発光領域における発光輝度を適宜変化させることによって、簡易な手法で画像の画質を向上させることが可能になる。一方、かかる技術的思想は、その技術を適用する具体的機器、すなわち、液晶テレビジョン装置に限定されるものでなく、分割画像輝度に応じて対応する領域におけるバックライトの発光輝度を制御するバックライト制御装置としても成立し得ることは言うまでもない。
【0012】
そこで、請求項2にかかる発明は、複数画素にて形成される液晶表示面に表示される画像データを取得する画像データ取得手段と、上記取得した画像データに基づいて上記画像を所定数にて分割した各分割画像における各画素の輝度を平均した分割画像輝度を算出する輝度算出手段と、上記液晶表示面の背面に配設され、同液晶表示面に対して背面から発光可能であるとともに、上記画像の分割に対応する発光領域毎に発光輝度を調整可能なバックライト手段と、上記算出された各分割画像輝度に基づいて対応する各発光領域の発光輝度を個別に調整するバックライト制御手段とを具備する構成としてある。
【0013】
上記のように構成した請求項2にかかる発明においては、画像データ取得手段にて複数画素にて形成される液晶表示面に表示される画像データを取得すると、輝度算出手段はこの取得した画像データに基づいて画像を所定数にて分割した各分割画像における各画素の輝度を平均した分割画像輝度を算出する。ここで、液晶表示面の背面に配設されたバックライト手段は、液晶表示面に対して背面から発光する。このとき、当該バックライト手段を画像の分割に対応する発光領域毎に発光輝度を調整可能にする。そして、バックライト制御手段は、輝度算出手段にて算出された各分割画像輝度に基づいて対応する各発光領域の発光輝度を個別に調整する。
【0014】
また、請求項3にかかる発明は、上記請求項2に記載のバックライト制御装置において、上記輝度算出手段は、上記画像の各画素の輝度を平均した画像輝度を算出するとともに、上記バックライト制御手段は、同算出された画像輝度が所定の最大輝度閾値以上であるか否かを判別し、同画像輝度が同最大輝度閾値以上であると判別した場合に上記バックライト手段における全発光領域の発光輝度を低減させる構成としてある。
上記のように構成した請求項3にかかる発明においては、輝度算出手段にて画像の各画素の輝度を平均した画像輝度を算出する。そして、バックライト制御手段は、この算出された画像輝度が所定の最大輝度閾値以上であるか否かを判別する。ここで、バックライト制御手段は画像輝度が最大輝度閾値以上であると判別した場合、バックライト手段における全発光領域の発光輝度を低減させる。
【0015】
さらに、請求項4にかかる発明は、上記請求項2に記載のバックライト制御装置において、上記輝度算出手段は、上記画像の各画素の輝度を平均した画像輝度を算出するとともに、上記バックライト制御手段は、同算出された画像輝度が所定の最小輝度閾値以下であるか否かを判別し、同画像輝度が同最小輝度閾値以下であると判別した場合に上記バックライト手段における全発光領域の発光輝度を増加させる構成としてある。
上記のように構成した請求項4にかかる発明においては、輝度算出手段にて画像の各画素の輝度を平均した画像輝度を算出する。そして、バックライト制御手段は、この算出された画像輝度が所定の最小輝度閾値以下であるか否かを判別する。ここで、バックライト制御手段は画像輝度が最小輝度閾値以下であると判別した場合、バックライト手段における全発光領域の発光輝度を増加させる。
【0016】
さらに、請求項5にかかる発明は、上記請求項2〜請求項4のいずれかに記載のバックライト制御装置において、上記バックライト制御手段は、上記算出された画像輝度と上記算出された各分割画像輝度との差分を算出するとともに、同差分が所定の差分閾値以上であるか否かを判別し、同差分が同差分閾値以上であると判別した場合に上記バックライト手段における対応する発光領域の発光輝度を低減させる構成としてある。
上記のように構成した請求項5にかかる発明においては、バックライト制御手段にて輝度算出手段で算出された画像輝度と、同様に輝度算出手段で算出された各分割画像輝度との差分を算出する。ここで、バックライト制御手段は、この算出した差分が所定の差分閾値以上であるか否かを判別する。そして、当該差分が差分閾値以上であると判別した場合、バックライト手段における対応する発光領域の発光輝度を低減させる。
【0017】
さらに、請求項6にかかる発明は、上記請求項2〜請求項4のいずれかに記載のバックライト制御装置において、上記バックライト制御手段は、上記算出された各分割画像輝度と上記算出された画像輝度との差分を算出するとともに、同差分が所定の差分閾値以上であるか否かを判別し、同差分が同差分閾値以上であると判別した場合に上記バックライト手段における対応する発光領域の発光輝度を増加させる構成としてある。
上記のように構成した請求項6にかかる発明において、バックライト制御手段にて輝度算出手段で算出された各分割画像輝度と、同様に輝度算出手段で算出された画像輝度との差分を算出する。ここで、バックライト制御手段は、この算出した差分が所定の差分閾値以上であるか否かを判別する。そして、当該差分が差分閾値以上であると判別した場合、バックライト手段における対応する発光領域の発光輝度を増加させる。
【0018】
上述してきたバックライト制御装置は、その方法としても成立することは言うまでもないし、当該バックライト制御装置にて同等の機能をコンピュータにて実現可能にするプログラムとしても発明が成立することは言うまでもない。
【0019】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、分割画像輝度に応じてバックライト部の対応する各発光領域の発光輝度を変化させることによって、液晶パネルに表示される画像を形成する表示データに画像処理を施すことなく、簡易な手法で所望のコントラストを備える画像を取得することが可能な液晶テレビジョン装置を提供することができる。
また、請求項2にかかる発明によれば、分割画像に対応した発光領域毎の発光輝度を分割画像輝度に応じて個別に調整することによって、簡易な手法で画像の画質を向上させることが可能なバックライト制御装置を提供することができる。
さらに、請求項3にかかる発明によれば、画像全体が非常に明るい場合、すなわち最大輝度閾値にて示される輝度以上の場合に発光領域全体の発光輝度を低減させることによって、ユーザが感じ得る眩しさを和らげることが可能になる。
さらに、請求項4にかかる発明によれば、画像全体が非常に暗い場合、すなわち最小輝度閾値にて示される輝度以下の場合に発光領域全体の発光輝度を増加させることによって、画像の視認性を向上させることが可能になる。
【0020】
さらに、請求項5にかかる発明によれば、画像全体に対して暗い分割画像に対応する発光領域の発光輝度を低減させることによって、さらにこの分割画像部分の輝度を低下させ、画像のコントラストを強調させることが可能になる。
さらに、請求項6にかかる発明によれば、画像全体に対して明るい分割画像に対応する発光領域の発光輝度を増加させることによって、さらにこの分割画像部分の輝度を増加させ、画像のコントラストを強調させることが可能になる。
さらに、請求項7にかかる発明によれば、分割画像に対応した発光領域毎の発光輝度を分割画像輝度に応じて個別に調整することによって、簡易な手法で画像の画質を向上させることが可能なバックライト制御方法を提供することができる。
さらに、請求項8にかかる発明によれば、分割画像に対応した発光領域毎の発光輝度を分割画像輝度に応じて個別に調整することによって、簡易な手法で画像の画質を向上させることが可能なバックライト制御プログラムを提供することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
ここでは、下記の順序に従って本発明の実施形態について説明する。
(1)液晶テレビジョン装置の構成:
(2)発光輝度制御処理の処理内容:
(3)変形例:
(4)本発明との対応:
(5)まとめ:
【0022】
(1)液晶テレビジョン装置の構成:
図1は、本発明にかかる液晶テレビジョン装置の一実施形態における構成を示したブロック構成図である。
同図において、液晶テレビジョン装置10は、概略、チューナ11と、ビデオ信号処理回路12と、液晶パネル13と、マイコン14と、セレクタ回路15とから構成されている。ビデオ信号処理回路12は内部にデジタル信号処理回路12aと、液晶ドライバ回路12bとを有し、IICバス等のバス12eを介して、マイコンI/F12dと、輝度演算回路12fとが接続されている。このマイコンI/Fにはマイコン14が接続されており、マイコン14は、マイコンI/F12dを介して、ビデオ信号処理回路12の各回路の制御を実行可能になっている。
【0023】
ここで、マイコン14には操作パネル14aとリモコンI/F14bとROM14cとRAM14dとバックライト駆動回路14eとが接続されており、当該マイコン14はROM14cに予め格納されている各種制御プログラムを読み出して、RAM14dをワークエリアとしつつ実行し、上述した各回路の制御を実行する。また、バックライト駆動回路14e1にはバックライト部14e1が接続されている。ここで、液晶パネル13の解像度は特に限定されないが、本実施形態においては、図2に示すように、画素M(1,1)〜M(640,480)が縦横方向に配設され、640画素*480画素のサイズ(VGAサイズ)の解像度となっている。
【0024】
むろん、この解像度は、1024画素*768画素のサイズ(XGAサイズ)の解像度であっても良い。また、バックライト駆動回路14eに接続されているバックライト部14e1は、この液晶パネル13の背面に配置されており、図3に示すとおり、液晶パネル13の画素M(1,1)〜M(640,480)と同等の発光体素子L(1,1)〜L(640,480)がマトリクス状に配設され、各発光体素子L(1,1)〜L(640,480)は、図4に示すように、マイコン14の制御に基づいて個別にバックライト駆動回路14eによって駆動され所定の発光輝度で発光するようになっている。
【0025】
このとき、バックライト駆動回路14eは、マイコン14から入力する所定の制御信号に基づいて、各発光体素子L(1,1)〜L(640,480)に所定の電圧を印加する。ここで、各発光体素子L(1,1)〜L(640,480)がバックライト駆動回路14eから印加される電圧と発光輝度との関係を図5に示す。同図において、横軸は電圧Vを規定し、縦軸は各発光体素子L(1,1)〜L(640,480)の発光輝度Yを規定している。バックライト駆動回路14eはマイコン14の制御信号に基づいて0〜V1の電圧を発光体素子L(1,1)〜L(640,480)に印加可能になっており、各発光体素子L(1,1)〜L(640,480)はこの0〜V1の電圧変化に略対応して発光し、このとき発光輝度0〜Y1に輝度変化するようになっている。
【0026】
チューナ11は、アナログテレビ用のチューナであり、接続するアンテナ11aにてテレビジョン放送電波を受信する。そして、同チューナ11からは、受信したテレビジョン放送電波に基づいたアナログ映像信号としてのテレビジョン放送信号(コンポジットビデオ信号)が出力される。また、この液晶テレビジョン装置10は、外部入力端子としてVTRからのアナログ映像信号(コンポジットビデオ信号)を入力するための外部入力端子15aと、LDプレイヤーからのアナログ映像信号(コンポジットビデオ信号)を入力するための外部入力端子15bと、DVDプレイヤーからのアナログ映像信号(コンポジットビデオ信号)を入力するための外部入力端子15cとを備えている。
【0027】
チューナ11および外部入力端子15a〜15cは、セレクタ回路15に接続されており、チューナ11から出力されるコンポジットビデオ信号(テレビジョン放送信号)および外部入力端子15aから入力されるコンポジットビデオ信号と外部入力端子15bから入力されるコンポジットビデオ信号と外部入力端子15cから入力されるコンポジットビデオ信号とのうちから、1つのコンポジットビデオ信号を選択可能になっている。この選択は、マイコン14に接続された操作パネル14aおよびリモコンI/F14bを介して入力されるリモコンによる操作によって行われる。セレクタ回路15によって選択されたコンポジットビデオ信号は、ビデオ信号処理回路12に送出される。この送出されたコンポジットビデオ信号は、ビデオ信号処理回路12内部のデジタル信号処理回路12aに入力される。
【0028】
このデジタル信号処理回路12aは、アナログ/デジタル変換回路12a1と、Y/C分離回路12a2と、クロマデコーダ回路12a3と、画質調整回路12a4と、マトリクス回路12a5とを有している。かかる構成において、アナログ/デジタル変換回路12a1は、コンポジットビデオ信号を入力すると、このコンポジットビデオ信号における白レベルと黒レベルとの間の所定の信号レベル範囲を各信号レベルに応じた階調のデジタル信号に変換する。以降の所定の信号処理はこのデジタル信号に基づいて実行されることになる。Y/C分離回路12a2はこのデジタル信号に基づいてY信号とC信号への分離処理を行う、分離後のY信号およびC信号はクロマデコーダ回路12a3に入力され、所定の信号処理が行われた後にYUV信号として出力される。
【0029】
デジタル信号処理回路12aの画質調整回路12a4は、YUV信号に対して、シャープネス、色彩およびTINTの調整を行う。マトリクス回路12a5は、画質調整回路12a4によって画質調整が施されたYUV信号に対してRGBマトリクス変換処理を行って、RGB信号を生成する。この生成されたRGB信号は液晶ドライバ回路12bに送出される。液晶ドライバ回路12bは、画素数変換回路12b1と、画質調整回路12b2と、出力処理回路12b3と、フレームメモリ12b4とを有している。画素数変換回路12b1は、デジタル信号処理回路12aにて生成されたRGB信号を入力し、このRGB信号に対して、スケーリング処理を行いつつ、液晶パネル13に表示される1画面分のRGB信号を生成する。そして、この1画面分のRGB信号を画素情報としてフレームメモリ12b4に格納する。
【0030】
また、液晶ドライバ回路12bの画質調整回路12b2は、画素数変換回路12b1によってスケーリング処理が施され、フレームメモリ12b4に格納されたRGB信号に対して、ブライトネス、コントラスト、黒バランスおよび白バランスの調整を行う。出力処理回路12b3は、画質調整回路12b2によって画質調整が施されたRGB信号に対して、ガンマ補正、ディザ処理等を行うとともに、背景信号、OSD信号、ブランキング信号等を付加して液晶パネル13に出力し、画像を表示させる。
【0031】
上述したように本実施形態における構成の液晶テレビジョン装置10は、バックライト部14e1の各発光体素子L(1,1)〜L(640,480)を発光させることによって、液晶パネル13の各画素M(1,1)〜(640,480)を背面から照射する。このとき、バックライト部14e1の各発光体素子L(1,1)〜L(640,480)には上述したようにバックライト駆動回路14eから所定の電圧Vが印加され、同各発光体素子L(1,1)〜L(640,480)はこの電圧Vに応じた所定の発光輝度Yにて発光する。ここで、液晶パネル13には上述したようにフレームメモリ12b4に格納された1画面分のRGB信号にて構成される画素情報に基づいた画像が表示されている。この画像は当該画像の内容に応じて適宜輝度が変化する。
【0032】
一方、バックライト部14e1がこの画像の輝度変化に関わらず、全発光体素子L(1,1)〜L(640,480)を一定の発光輝度Yにて液晶パネル13を照射する場合、表示される画像が明るいとこの画像の輝度とバックライト部14e1の発光輝度Yとによって、ユーザに眩しさを感じさせてしまうことがあり得る。これに対して、表示される画像が暗いと所定の発光輝度にて発光しているバックライト部14e1の発光輝度Yだけでは、画像の視認性が低下してしまうこともあり得る。また、表示される画像は当該画像の内容に従って画像領域毎にその輝度が異なることが多い。このとき、画像全体の輝度平均に対して輝度が高い領域もしくは低い領域について、バックライト部14e1の発光輝度を変化させることによって、画像全体に対する当該領域のコントラストを強調させることができると、画質を向上させることが可能となり好ましい。
【0033】
そこで、本実施形態においては、液晶パネル13に表示される画像の輝度に応じてバックライト部14e1の各発光体素子L(1,1)〜L(640,480)の発光輝度Yを変化させる。すなわち、バックライト部14e1の発光輝度Yを変化させることにより、表示される画像に応じた適切なコントラストを実現可能とするとともに、画像の視認性を向上させる。このとき、輝度演算回路12fは、フレームメモリ12b4に格納された1画面分のRGB信号にて構成される画素情報に基づいて画像全体の画像輝度または予め規定された分割方法にて分割された各分割画像毎の分割画像輝度を演算する。そして、この画像輝度または分割画像輝度に基づいて予め決められた対応関係に従ってバックライト部14e1の発光体素子L(1,1)〜L(640,480)全体または分割画像に略対応して構成されるバックライト部14e1の発光体素子L(1,1)〜L(640,480)にて形成される各発光領域毎に発光輝度Yを変化させる。
【0034】
図6は、液晶パネル13を分割した場合の分割態様の一実施形態を示した構成図である。
同図において、本実施形態では液晶パネル13を分割画像W1〜W9に分割する。そして、輝度演算回路12fは、各分割画像W1〜W9毎に含まれる画素データから個別の分割画像輝度C1〜C9を演算する。この分割画像輝度C1〜C9の演算方法は画素情報におけるRGBデータから各画素毎に既存の輝度演算方法を利用して輝度を演算し、それらの平均を取るようにすれば良い。ここで、分割画像輝度C1は分割画像W1の平均輝度を示しており、分割画像輝度C2は分割画像W2の平均輝度を示しており、分割画像輝度C3は分割画像W3の平均輝度を示しており、分割画像輝度C4は分割画像W4の平均輝度を示しており、
分割画像輝度C5は分割画像W5の平均輝度を示しており、分割画像輝度C6は分割画像W6の平均輝度を示しており、分割画像輝度C7は分割画像W7の平均輝度を示しており、分割画像輝度C8は分割画像W8の平均輝度を示しており、分割画像輝度C9は分割画像W9の平均輝度を示している。
【0035】
図7は、液晶パネル13の分割に対応して分割したバックライト部14e1の分割態様の一実施形態を示した構成図である。
同図において、バックライト部14e1は、上述した液晶パネル13の分割画像W1〜W9に対応して発光領域R1〜R9に分割してある。むろん、この分割は論理的な分割であり、物理的に分割されていないことは言うまでもない。そして、バックライト駆動回路14eは、各発光領域R1〜R9毎に所定の電圧を出力して、所定の発光輝度Yにて発光させる。すなわち、同一の発光領域R1〜R9に含まれる発光体素子L(1,1)〜L(640,480)には同一の電圧Vを印加するように、各発光領域R1〜R9毎に個別に発光輝度Yを変更可能にする。なお、本実施形態においては、液晶パネル13を9個の分割画像W1〜W9に分割するとともに、これに対応してバックライト部14e1を9個の発光領域R1〜R9に分割する分割態様を採用したが、むろん、分割態様は限定されるものではなく、2個の分割画像に分割するようにしても良いし、n個の分割画像に分割するようにしても良く、分割画像の個数は設計事項であることは言うまでもない。
【0036】
(2)発光輝度制御処理の処理内容:
上述した分割態様に基づいて、マイコン14は次に示す発光輝度制御処理を実行し、発光領域R1〜R9毎に発光輝度Yを制御する。図8は、この発光輝度制御処理の処理内容を示したフローチャートである。
同図において、フレームメモリ12b4に格納される1画面分のRGB信号にて構成される画素情報が更新されると(ステップS104)、マイコン14はマイコンI/F12dを介してフレームメモリ12b4より各画素M(1,1)〜(640,480)の各画素情報を読み出す(ステップS105)。そして、読み出した画素情報に基づいて画素M(1,1)〜(640,480)の輝度を算出する。
【0037】
そして、分割画像W1〜W9毎に算出した輝度を平均し、分割画像輝度C1〜C9を算出するとともに(ステップS110)、全画素M(1,1)〜(640,480)の輝度の平均である画像輝度Cwを算出する(ステップS115)。次に、この画像輝度Cwが所定の最大輝度閾値h以上であるか否かを判別する。ここで、本実施形態において、バックライト部14e1の各発光体素子L(1,1)〜L(640,480)にはデフォルトとして図9に示すように基準電圧VBが印加されており、当該各発光体素子L(1,1)〜L(640,480)はこの基準電圧VBに基づいて基準輝度YBにて発光しているとする。かかる状況において、上述した最大輝度閾値hは、この基準輝度YBと画像輝度Cwとを合わせた輝度にてユーザが眩しさを感じ得る程度の値を設定する(ステップS120)。
【0038】
ステップS120の判別にて、画像輝度Cwが最大輝度閾値h以上であると判別した場合は、画像全体が非常に明るい状態であると判断し、バックライト部14e1の全発光体素子L(1,1)〜(640,480)の発光輝度YBを低減させる。具体的には、基準電圧VBから所定の微小電圧ΔVを減算した値を制御電圧Vに代入し、この制御電圧Vによって全発光体素子L(1,1)〜L(640,480)を発光させる(ステップS125)。これにより、画像全体の輝度を低下させることが可能となり、ユーザが画像を見た際に感じ得る眩しさを抑制することが可能となる。ステップS120の判別にて、画像輝度Cwが最大輝度閾値h未満であると判別した場合は、同画像輝度Cwが最小輝度閾値l以下であるか否かを判別する。
【0039】
この最小輝度閾値lは、この基準輝度YBと画像輝度Cwとを合わせた輝度にて画像を表示させた際に、同画像の視認性が悪くなる程度の値を設定する(ステップS130)。ここで、画像輝度Cwが最小輝度閾値l以下であると判別した場合は、画像全体が非常に暗い状態であると判断し、バックライト部14e1の全発光体素子L(1,1)〜(640,480)の発光輝度YBを増加させる。具体的には、基準電圧VBから所定の微小電圧ΔVを加算した値を制御電圧Vに代入し、この制御電圧Vによって全発光体素子L(1,1)〜L(640,480)を発光させる(ステップS135)。これにより、画像全体の輝度を増加させることが可能となり、画像の視認性を向上させることが可能となる。一方、ステップS130の判別にて、画像輝度Cwが最小輝度閾値l以下であると判別した場合は、制御電圧VをVBとし、デフォルトの発光輝度YBにて全発光体素子(1,1)〜L(640,480)を発光させる(ステップS136)。
【0040】
次に、分割画像輝度C1〜C9の画像輝度Cwに対する輝度状態に基づいて各分割画像W1〜W9に対応する発光領域R1〜R9の発光輝度を制御する。先ず最初に分割画像W1の輝度状態を検知するために、パラメータkに1を代入し(ステップS140)、|画像輝度Cw−分割画像輝度Ck|を演算する(ステップS145)。そして、この|画像輝度Cw−分割画像輝度Ck|の値が所定の閾値S以上であるか否かを判別する。この閾値Sは、画像全体の画像輝度Cwと比較して分割画像W1〜W9の各領域が過度に明るくなっている状態や、過度に暗くなっている状態を判別できる程度の値を設定する(ステップS150)。ステップS150の判別にて、|画像輝度Cw−分割画像輝度Ck|の値が所定の閾値S以上であると判別した場合は、画像輝度Cwが分割画像輝度Ckより大きいか否かを判別する(ステップS155)。
【0041】
画像輝度Cwが分割画像輝度Ckより大きいと判別した場合は、当該分割画像Wkの部分が画像全体に対して暗い状態と判断し、この分割画像Wkに対応する発光領域Rkの発光輝度を低減させる。具体的には、制御電圧Vから所定の微小電圧ΔVを減算した値を新しい制御電圧Vに代入し、この制御電圧Vによってこの発光領域Rkに存在する発光体素子L(1,1)〜L(640,480)を発光させる(ステップS160)。これによって、分割画像Wkの輝度を周囲と比較して下げることができるので、コントラストを強調することが可能となり、画質を向上させることができる。一方、画像輝度Cwが分割画像輝度Ckより小さい場合は、当該分割画像Wkの部分が画像全体に対して明るい状態と判断し、この分割画像Wkに対応する発光領域Rkの発光輝度を増加させる。
【0042】
具体的には、制御電圧Vから所定の微小電圧ΔVを加算した値を新しい制御電圧Vに代入し、この制御電圧Vによってこの発光領域Rkに存在する発光体素子L(1,1)〜L(640,480)を発光させる(ステップS165)。これによって、分割画像Wkの輝度を周囲と比較して上げることができるので、コントラストを強調することが可能となり、画質を向上させることができる。そして、以上の処理を分割画像W9まで実行する(ステップS170)
【0043】
(3)変形例:
上述した実施形態においては、分割画像輝度C1〜C9の発光輝度を増加減させるにあたり、一定の微小電圧ΔVを基準電圧VBもしくは制御電圧Vから増加減させる手法を採用した。このように一定の微小電圧ΔVを増加減させるようにしても良いし、増加減させる微小電圧ΔVを変化させるようにしても良い。かかる場合、画像輝度Cwと最大輝度閾値hとの差分度合いに略対応させて変化させたり、画像輝度Cwと最小輝度閾値lとの差分度合いに略対応させて変化させると、画像状態に適合した輝度とすることが可能となり好ましい。また、同様に画像輝度Cwと各分割画像C1〜C9との差分度合いに基づいて変化させると、画像状態に適したコントラス強調を実現することが可能となって好ましい。
【0044】
(4)本発明との対応:
上述してきた実施形態における構成と本発明における構成との対応について付言する。本発明にかかる液晶パネルは液晶パネル13に対応し、本発明にかかるチューナはチューナ11に対応する。本発明にかかるアナログ/デジタル変換回路はアナログ/デジタル変換回路12a1に対応し、本発明にかかる信号処理回路はアナログ/デジタル変換回路12a1を除いたデジタル信号処理回路12aに対応する。本発明にかかるフレームメモリ回路はフレームメモリ12b4に対応し、本発明にかかる液晶ドライバ回路はフレームメモリ回路12b4を除いた液晶ドライバ回路12bに対応する。
【0045】
また、本発明にかかる輝度演算回路の機能は輝度演算回路12fにて実現され、本発明にかかるマイコンはマイコン14にて実現される。また、本発明にかかる画像データ取得手段は、生成されたデジタル映像信号を入力しつつ1画面分の画素情報を取得して格納するフレームメモリ12b4に対応し、輝度算出手段は輝度演算回路12fに対応する。そして、バックライト手段はバックライト部14e1に対応し、バックライト制御手段はマイコン14とバックライト駆動回路14eに対応する。
【0046】
(5)まとめ:
このように、画像輝度Cwおよび分割画像輝度C1〜C9を算出し、画像輝度Cwが最大輝度閾値h以上の場合は全発光体素子L(1,1)〜L(640,480)の発光輝度を低下させることによってユーザが感じ得る眩しさを抑制し、画像輝度Cwが最小輝度閾値l以下の場合は全発光体素子L(1,1)〜L(640,480)の発光輝度を増加させることによって画像の視認性を向上させることを可能にする。また、分割画像輝度C1〜C9の画像輝度Cwに対する状態に基づいて対応する発光領域R1〜R9の発光輝度を増加減させることによって対応する分割画像W1〜W9のコントラストを強調することにより、画質を向上させることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる液晶テレビジョン装置の一実施形態における構成を示したブロック構成図である。
【図2】液晶パネル13の構成を示した構成図である。
【図3】バックライト部14e1の構成を示した構成図である。
【図4】バックライト部14e1の制御システムを示した構成図である。
【図5】印加される電圧Vと発光輝度Yとの対応関係を示した図である。
【図6】液晶パネル13の分割態様の一実施形態を示した構成図である。
【図7】バックライト部14e1の分割態様の一実施形態を示した構成図である。
【図8】発光輝度制御処理の処理内容を示したフローチャートである。
【図9】印加される電圧Vと発光輝度Yとの対応関係を示した図である。
【符号の説明】
10…液晶テレビジョン装置
11…チューナ
11a…アンテナ
12…ビデオ信号処理回路
12a…デジタル信号処理回路
12a1…アナログ/デジタル変換回路
12a2…YC分離回路
12a3…クロマデコーダ回路
12a4…画質調整回路
12a5…マトリクス回路
12b…液晶ドライバ回路
12b1…画素数変換回路
12b2…画質調整回路
12b3…出力処理回路
12b4…フレームメモリ
12d…マイコンI/F
12e…バス
12f…輝度演算回路
13…液晶パネル
14…マイコン
14a…操作パネル
14b…リモコンI/F
14c…ROM
14d…RAM
14e…バックライト駆動回路
14e1…バックライト部
15…セレクタ回路
15a…外部入力端子(VTR)
15b…外部入力端子(LD)
15c…外部入力端子(DVD)

Claims (8)

  1. 表示面が複数画素にて形成される液晶パネルと、マトリクス状に配置された発光体を有し、上記液晶パネルの背面に配設されるとともに同発光体を発光させて液晶パネルの表示面を背面から照射するバックライト部と、同バックライト部の各発光体毎に電圧を印加することによって同各発光体を所定の発光輝度にて発光させるバックライト駆動回路と、アンテナを介してテレビ放送帯域に対応した所望周波数のテレビジョン信号を受信するとともに受信したテレビジョン信号から所要の信号だけを選択して高周波増幅し中間周波信号に変換したアナログ映像信号を出力するチューナと、同チューナからアナログ映像信号を入力し同アナログ映像信号の所定の信号レベル範囲を各信号レベルに応じた階調のデジタル信号に変換するアナログ/デジタル変換回路と、同変換されたデジタル信号に対して所定のデジタル信号処理を施しデジタル映像信号を生成するデジタル信号処理回路と、上記生成されたデジタル映像信号を入力しつつ上記液晶パネルに表示される一画面分の画像を形成するデジタル映像信号を記憶するフレームメモリ回路と、同フレームメモリに記憶されたデジタル映像信号に所定の信号処理を施しつつ上記液晶パネルに上記画像を表示させるを液晶ドライバ回路と、上記各回路を制御するマイコンとを備えた液晶テレビジョン装置において、
    上記フレームメモリ回路に記憶されたデジタル映像信号に基づいて上記画像を所定数にて分割した分割画像毎に各画素の輝度を平均した分割画像輝度を算出する輝度演算回路を有し、
    上記マイコンは、同算出された分割画像輝度に基づいて、上記バックライト駆動回路を制御し、各分割画像に対応させた各発光領域の上記バックライト部の発光体に所定の電圧を印加させることによって、各分割画像輝度に対応させて同発光領域の発光輝度を個別に調整することを特徴とする液晶テレビジョン装置。
  2. 複数画素にて形成される液晶表示面に表示される画像データを取得する画像データ取得手段と、
    上記取得した画像データに基づいて上記画像を所定数にて分割した各分割画像における各画素の輝度を平均した分割画像輝度を算出する輝度算出手段と、
    上記液晶表示面の背面に配設され、同液晶表示面に対して背面から発光可能であるとともに、上記画像の分割に対応する発光領域毎に発光輝度を調整可能なバックライト手段と、
    上記算出された各分割画像輝度に基づいて対応する各発光領域の発光輝度を個別に調整するバックライト制御手段とを具備することを特徴とするバックライト制御装置。
  3. 上記輝度算出手段は、上記画像の各画素の輝度を平均した画像輝度を算出するとともに、上記バックライト制御手段は、同算出された画像輝度が所定の最大輝度閾値以上であるか否かを判別し、同画像輝度が同最大輝度閾値以上であると判別した場合に上記バックライト手段における全発光領域の発光輝度を低減させることを特徴とする上記請求項2に記載のバックライト制御装置。
  4. 上記輝度算出手段は、上記画像の各画素の輝度を平均した画像輝度を算出するとともに、上記バックライト制御手段は、同算出された画像輝度が所定の最小輝度閾値以下であるか否かを判別し、同画像輝度が同最小輝度閾値以下であると判別した場合に上記バックライト手段における全発光領域の発光輝度を増加させることを特徴とする上記請求項2に記載のバックライト制御装置。
  5. 上記バックライト制御手段は、上記算出された画像輝度と上記算出された各分割画像輝度との差分を算出するとともに、同差分が所定の差分閾値以上であるか否かを判別し、同差分が同差分閾値以上であると判別した場合に上記バックライト手段における対応する発光領域の発光輝度を低減させることを特徴とする上記請求項2〜請求項4のいずれかに記載のバックライト制御装置。
  6. 上記バックライト制御手段は、上記算出された各分割画像輝度と上記算出された画像輝度との差分を算出するとともに、同差分が所定の差分閾値以上であるか否かを判別し、同差分が同差分閾値以上であると判別した場合に上記バックライト手段における対応する発光領域の発光輝度を増加させることを特徴とする上記請求項2〜請求項4のいずれかに記載のバックライト制御装置。
  7. 液晶表示面の背面に配設され、同液晶表示面に対して背面から発光可能なバックライト手段における同液晶表示面に表示される画像を所定数にて分割した分割画像に対応する発光領域毎に発光輝度を調整するバックライト制御方法であって、
    上記液晶表示面に表示される画像データを取得する画像データ取得工程と、
    上記取得した画像データに基づいて上記画像を所定数にて分割した各分割画像における各画素の輝度を平均した分割画像輝度を算出する輝度算出工程と、
    上記算出された各分割画像輝度に基づいて対応する各発光領域の発光輝度を個別に調整するバックライト調整工程とを具備することを特徴とするバックライト制御方法。
  8. 液晶表示面の背面に配設され、同液晶表示面に対して背面から発光可能なバックライト手段における同液晶表示面に表示される画像を所定数にて分割した分割画像に対応する発光領域毎に発光輝度を調整する機能をコンピュータにて実現可能にするバックライト制御プログラムであって、
    上記液晶表示面に表示される画像データを取得する画像データ取得機能と、
    上記取得した画像データに基づいて上記画像を所定数にて分割した各分割画像における各画素の輝度を平均した分割画像輝度を算出する輝度算出機能と、
    上記算出された各分割画像輝度に基づいて対応する各発光領域の発光輝度を個別に調整するバックライト調整機能とを具備することを特徴とするバックライト制御プログラム。
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