JP2005303423A - 制御システム、制御装置および方法、プログラム、並びに記録媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】コントローラによって制御する機器を、ユーザの所望する機器に確実に切り替える。
【解決手段】 コントローラ2は、ホームネットワーク1を構成する機器との間の距離を取得し、その距離に応じて、コントローラ2による制御対象とする制御対象機器を切り替えるための切り替え情報をユーザに提示する。さらに、コントローラ2は、切り替え情報に対するユーザの操作入力に応じて、制御対象機器を切り替える。本発明は、例えば、ホームネットワークを構成する機器を制御するリモートコマンダに適用できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、制御システム、制御装置および方法、プログラム、並びに記録媒体に関し、特に、コントローラが制御の対象とする機器である制御対象機器を、ユーザが所望する機器に、確実に切り替えることができるようにする制御システム、制御装置および方法、プログラム、並びに記録媒体に関する。
現在、テレビジョン受像機やビデオテープレコーダなどの家電機器を制御するために、赤外線による通信を行うリモートコマンダであるコントローラが広く用いられている。赤外線は、指向性を有するため、ユーザは、所望の機器にコントローラを向け、コントローラに備えられたボタンを操作することによって、直感的に所望の機器を制御することができる。
しかしながら、従来のコントローラの多くは、あらかじめ定められた信号により、特定の機器を制御するようになっているため、機器ごとに、その機器を操作するための専用のコントローラが存在し、ユーザは、制御しようとする機器によって、操作するコントローラを選択する必要があった。
そこで、コントローラに、出力する信号を切り替えるスイッチを設け、制御しようとする機器に応じて、スイッチを切り替えることにより、複数の機器を、1つのコントローラで制御する方法がある。
しかしながら、この方法では、スイッチを、制御しようとする機器に応じて切り替える手間がかかり、さらに、多くの機器を制御するのは困難である。
一方、近年、ネットワークに接続可能なパーソナルコンピュータや家電機器、携帯端末、携帯電話機などの各種の機器が普及している。これらの機器は、ネットワークを介して接続することにより、機器同士で情報の交換が可能である。さらに、ネットワークに接続するコントローラにより、そのネットワークに接続された機器を制御するシステムが実現化され始めている。
このようなシステムの例として、IEEE(Institute of Electronic and Electronics Engineers)802.11規格やBluetooth(登録商標)通信などに準拠した無線通信機能を備えたコントローラを家庭内ネットワークに接続し、家庭内ネットワークに接続している様々な機器に対して、所定のコマンド、例えば、UPnP(Universal Plug and Play(登録商標))に準拠したプロトコルに従ったコマンドを送信し、機器の制御を行うものがある。
このシステムにおいては、コントローラは、制御可能な機器を検出し、検出された機器の情報を、コントローラの出力部などにリスト表示するなどしてユーザに提示する。ユーザは、コントローラに提示された情報の中から所望の機器を表す情報を選択し、コントローラを操作することにより、その機器をリモートコントロールすることができる。すなわち、ユーザは、1つのコントローラを用いて家庭内の様々な機器を制御(リモートコントロール)することができる。
しかしながら、ネットワークに接続する制御可能な機器の情報のリスト表示を行うコントローラによって機器を制御する場合には、ユーザは、そのリスト表示される機器の情報としての、例えば、機器の名称や種類(例えば、テレビジョン受像機やVTR(Video Tape Recorder)などといった種類)などを手がかりに、所望の機器を選択する必要があった。
そして、リスト表示は、コントローラが機器を検出した順や、機器の名称順、機器の種類に応じてあらかじめ定められた順などに基づき、コントローラと機器との物理的な位置関係とは無関係に行われる。そのため、ユーザが、例えば、別の部屋の類似した名称の機器や、同一の種類の機器などを誤って選択してしまう可能性があった。
また、ユーザがある部屋のディスプレイでコンテンツを視聴している途中で、別の部屋へ移動し、その移動先の部屋のディスプレイで、コンテンツの視聴を続ける場合には、ユーザは、移動先の部屋で、その部屋にあるディスプレイを、制御対象とする機器である制御対象機器として選択し、さらにコンテンツを表示するように、コントローラを操作する必要があり、ユーザの利便性が損なわれていた。
そこで、機器の物理的な位置の情報から、機器が配置されている位置を示すマップを作成し、ユーザの方向指示によって、その方向にある機器を、コントローラによる制御対象機器として選択するシステムが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
また、機器とコントローラとの間の距離を算出し、コントローラとの間の距離が最も近い機器を、制御対象機器として自動的に選択するシステムも開示されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2003−284168号公報 特開2003−284170号公報
しかしながら、コントローラとの間の距離が最も近い機器が、ユーザが制御したい機器であるとは限らないため、特許文献2に記載されているように、コントローラとの間の距離が最も近い機器を、自動的に、制御対象機器として選択したのでは、ユーザが移動したときに、制御対象機器が、ユーザが意図しない機器に切り替えられることがある。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、制御対象機器を、ユーザが所望する機器に、確実に切り替えることができるようにするものである
本発明の制御システムは、制御装置が、機器との間の距離を取得する距離取得手段と、機器との間の距離に応じて、制御対象機器を切り替えるための切り替え情報を、ユーザに提示する切り替え情報提示手段と、切り替え情報に対するユーザの操作入力に応じて、制御対象機器を切り替える切り替え手段とを備えることを特徴とする。
本発明の制御装置は、機器との間の距離を取得する距離取得手段と、機器との間の距離に応じて、制御対象機器を切り替えるための切り替え情報を、ユーザに提示する切り替え情報提示手段と、切り替え情報に対するユーザの操作入力に応じて、制御対象機器を切り替える切り替え手段とを備えることを特徴とする。
制御装置には、機器との間の距離に基づいて、制御対象機器を選択するための選択情報をユーザに提示する選択情報提示手段と、選択情報に対するユーザの操作入力に応じて、制御対象機器を選択する選択手段とをさらに備えることができる。
選択情報提示手段には、距離が近い機器の順に、機器を表す情報を並べたリストを、選択情報として提示させることができる。
制御装置には、選択手段による制御対象機器の選択を確定するときに操作される確定手段をさらに備えることができる。
制御装置には、機器に関連する機器関連情報を記憶する機器関連情報記憶手段をさらに備えることができ、選択情報提示手段には、機器関連情報にも基づいて、選択情報を提示させることができる。
機器関連情報には、ユーザにより指定された機器の優先順位、または、ユーザの操作入力に応じて選択された機器の履歴を含むものとすることができる。
制御装置には、機器との間で無線通信を行う通信手段をさらに備えることができ、距離取得手段には、通信手段により機器との間で送受信される信号に基づいて、機器との間の距離を算出することにより取得させることができる。
距離取得手段には、通信手段により受信された信号の信号強度、または、伝播時間に基づいて、信号を送信した機器との間の距離を算出させることができる。
切り替え情報提示手段には、制御対象機器との間の距離が所定の距離以上となったまま所定の時間が経過したとき、切り替え情報を提示させることができる。
切り替え情報提示手段には、制御対象機器とは別の機器が、制御対象機器との間の距離よりも近くなったまま所定の時間が経過したとき、切り替え情報を提示させることができる。
制御装置には、切り替え手段において制御対象機器が切り替えられた場合に、切り替え前の制御対象機器で実行されているサービスを、切り替え後の制御対象機器で継続して実行するように、切り替え後の制御対象機器を制御する制御手段をさらに備えることができる。
切り替え手段には、制御対象機器で実行されているサービスを継続して実行可能な切り替え対象機器が1つだけ存在する場合、ユーザの操作入力を待たずに、制御対象機器を、切り替え対象機器に切り替えさせることができる。
制御装置には、切り替え手段による切り替えにより、制御対象機器でなくなる機器、または切り替え手段による切り替えにより、制御対象機器となる機器である旨を報知するように、機器を制御する機器制御手段をさらに備えることができる。
本発明の制御方法は、機器との間の距離を取得する距離取得ステップと、機器との間の距離に応じて、制御対象機器を切り替えるための切り替え情報を、ユーザに提示する切り替え情報提示ステップと、切り替え情報に対するユーザの操作入力に応じて、制御対象機器を切り替える切り替えステップとを含むことを特徴とする。
本発明のプログラムは、機器との間の距離を取得する距離取得ステップと、機器との間の距離に応じて、制御対象機器を切り替えるための切り替え情報を、ユーザに提示する切り替え情報提示ステップと、切り替え情報に対するユーザの操作入力に応じて、制御対象機器を切り替える切り替えステップとを含むことを特徴とする。
本発明の記録媒体には、機器との間の距離を取得する距離取得ステップと、機器との間の距離に応じて、制御対象機器を切り替えるための切り替え情報を、ユーザに提示する切り替え情報提示ステップと、切り替え情報に対するユーザの操作入力に応じて、制御対象機器を切り替える切り替えステップとを含むことを特徴とするプログラムが記録されている。
本発明の制御システム、制御装置および方法、プログラム、並びに、記録媒体においては、機器との間の距離が取得され、機器との間の距離に応じて、制御対象機器を切り替えるための切り替え情報が、ユーザに提示される。また、切り替え情報に対するユーザの操作入力に応じて、制御対象機器が切り替えられる。
本発明によれば、制御の対象とする機器である制御対象機器を、ユーザが所望する機器に確実に切り替えることができる。
以下に本発明の最良の形態を説明するが、請求項に記載の構成要件と、発明の実施の形態における具体例との対応関係を例示すると次のようになる。この記載は、請求項に記載されている発明をサポートする具体例が、発明の実施の形態に記載されていることを確認するためのものである。従って、発明の実施の形態中には記載されているが、構成要件に対応するものとして、ここには記載されていない具体例があったとしても、そのことは、その具体例が、その構成要件に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、具体例が構成要件に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その具体例が、その構成要件以外の構成要件には対応しないものであることを意味するものでもない。
さらに、この記載は、発明の実施の形態に記載されている具体例に対応する発明が、請求項にすべて記載されていることを意味するものではない。換言すれば、この記載は、発明の実施の形態に記載されている具体例に対応する発明であって、この出願の請求項には記載されていない発明の存在、すなわち、将来、分割されたり、補正により出現し、追加される発明の存在を否定するものではない。
請求項1に記載の制御システムは、複数の機器と、その複数の機器から制御対象とする機器である制御対象機器を選択して制御する制御装置とからなる制御システムにおいて、前記制御装置は、前記機器との間の距離を取得する距離取得手段(例えば、図8の距離算出部302)と、前記機器との間の距離に応じて、前記制御対象機器を切り替えるための切り替え情報を、前記ユーザに提示する切り替え情報提示手段(例えば、図8の切り替え制御部306)と、前記切り替え情報に対する前記ユーザの操作入力に応じて、前記制御対象機器を切り替える切り替え手段(例えば、図13のステップS71の処理を実行する図8の入力制御部305)とを備えることを特徴とする。
請求項2に記載の制御装置は、複数の機器から制御対象とする機器である制御対象機器を選択して制御する制御装置において、前記機器との間の距離を取得する距離取得手段(例えば、図8の距離算出部302)と、前記機器との間の距離に応じて、前記制御対象機器を切り替えるための切り替え情報を、前記ユーザに提示する切り替え情報提示手段(例えば、図8の切り替え制御部306)と、前記切り替え情報に対する前記ユーザの操作入力に応じて、前記制御対象機器を切り替える切り替え手段(例えば、図13のステップS71の処理を実行する図8の入力制御部305)とを備えることを特徴とする。
請求項3に記載の制御装置は、前記機器との間の距離に基づいて、前記制御対象機器を選択するための選択情報をユーザに提示する選択情報提示手段(例えば、図8の選択情報生成部303)と、前記選択情報に対する前記ユーザの操作入力に応じて、前記制御対象機器を選択する選択手段(例えば、図11のステップS10の処理を実行する図8の入力制御部305)とをさらに備えることができる。
請求項5に記載の制御装置は、前記選択手段による前記制御対象機器の選択を確定するときに操作される確定手段(例えば、押圧操作される図2のジョグダイヤル12)をさらに備えることができる。
請求項6に記載の制御装置は、前記機器に関連する機器関連情報を記憶する機器関連情報記憶手段(例えば、図3のメモリ62B)をさらに備えることができ、前記選択情報提示手段は、前記機器関連情報にも基づいて、前記選択情報を提示することができる。
請求項8に記載の制御装置は、前記機器との間で無線通信を行う通信手段(例えば、図3の無線通信部61)をさらに備えることができ、前記距離取得手段は、前記通信手段により前記機器との間で送受信される信号に基づいて、前記機器との間の距離を算出することにより取得することができる。
請求項12に記載の制御装置は、前記切り替え手段において前記制御対象機器が切り替えられた場合に、切り替え前の制御対象機器で実行されているサービスを、切り替え後の制御対象機器で継続して実行するように、切り替え後の制御対象機器を制御する制御手段(例えば、図13のステップS71の処理を実行する図8の機器制御部311)をさらに備えることができる。
請求項14に記載の制御装置は、前記切り替え手段による切り替えにより、前記制御対象機器でなくなる前記機器、または前記切り替え手段による切り替えにより、前記制御対象機器となる前記機器である旨を報知するように、前記機器を制御する機器制御手段(例えば、図13のステップS68の処理を実行する図8機器制御部311)をさらに備えることができる。
請求項15に記載の制御方法は、複数の機器から制御対象とする機器である制御対象機器を選択して制御する制御装置の制御方法において、前記機器との間の距離を取得する距離取得ステップ(例えば、図13のステップS63の処理)と、前記機器との間の距離に応じて、前記制御対象機器を切り替えるための切り替え情報を、前記ユーザに提示する切り替え情報提示ステップ(例えば、図13のステップS69の処理)と、前記切り替え情報に対する前記ユーザの操作入力に応じて、前記制御対象機器を切り替える切り替えステップ(例えば、図13のステップS71の処理)とを含むことを特徴とする。
請求項16に記載のプログラム、および請求項17に記載の記録媒体の記録されているプログラムは、複数の機器から制御対象とする機器である制御対象機器を選択して制御する制御処理を、コンピュータに実行させるプログラムにおいて、前記機器との間の距離を取得する距離取得ステップ(例えば、図13のステップS63の処理)と、前記機器との間の距離に応じて、前記制御対象機器を切り替えるための切り替え情報を、前記ユーザに提示する切り替え情報提示ステップ(例えば、図13のステップS69の処理)と、前記切り替え情報に対する前記ユーザの操作入力に応じて、前記制御対象機器を切り替える切り替えステップ(例えば、図13のステップS71の処理)とを含むことを特徴とする。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の制御システムを適用したホームネットワークシステムの一実施の形態の構成例を示す図である。
図1において、ホームネットワークシステムは、ホームネットワーク1と、コントローラ2とから構成される。
ホームネットワーク1は、ディスプレイ3、ホームサーバ4、パーソナルコンピュータ5、およびルータ6から構成されている。そして、図1では、ディスプレイ3、ホームサーバ4、およびルータ6が部屋R1に設置されており、パーソナルコンピュータ5が、部屋R1とは異なる部屋R2に設置されている。
なお、ホームネットワーク1を構成するディスプレイ3、ホームサーバ4、パーソナルコンピュータ5、およびルータ6は、例えば、IEEE802.11gの規格に準拠した無線通信によって、相互に、データをやりとりすることができるようになっている。また、図1では、ホームサーバ4とルータ6は、例えば、有線LAN(Local Area Network)を介して接続されており、無線通信の他、有線LANを介した有線通信を行うことができるようになっている。
コントローラ(制御装置)2は、リモートコマンダであり、例えば、IEEE802.11gに準拠した無線通信機能を有している。そして、コントローラ2は、ユーザの操作に応じた制御信号を、無線によって送信することにより、ディスプレイ3、ホームサーバ4、またはパーソナルコンピュータ5を制御(リモートコントロール)する。
なお、コントローラ2は、リモートコマンダとしてのみ機能する機器であってもよいし、リモートコマンダとしても機能する携帯端末(例えば、携帯電話機や、PDA(Personal Digital Assistant)など)であってもよい。
ディスプレイ3は、コントローラ2の制御にしたがい、例えば、無線通信によって送信されるコンテンツを受信し、そのコンテンツを表示または出力する。すなわち、ディスプレイ3は、コンテンツに対応する画像を表示するとともに、そのコンテンツに対応する音声を出力する。
ホームサーバ4は、例えば、テレビジョン放送などによるコンテンツを受信して記憶(録画)する。また、ホームサーバ4は、コントローラ2の制御にしたがい、記憶しているコンテンツを、必要に応じて再生し、ディスプレイ3やパーソナルコンピュータ5などに送信する。
パーソナルコンピュータ5は、各種のアプリケーション(プログラム)を記憶しており、例えば、コントローラ2の制御にしたがったアプリケーションプログラムを実行することにより、無線通信によって送信されてくるコンテンツを受信し、そのコンテンツを再生、出力する。
ルータ6は、ディスプレイ3、ホームサーバ4、またはパーソナルコンピュータ5との間で、無線通信または有線通信によってやりとりされるデータのルーティングを行う。また、ルータ6は、インターネット7に接続しており、インターネット7上の図示せぬサーバ等との間の通信を制御する。
以上のように構成されるホームネットワークシステムにおいては、コントローラ2は、例えば、制御対象機器となりうるホームネットワーク1内の1以上の機器(図1では、ディスプレイ3、ホームサーバ4、パーソナルコンピュータ5)それぞれと無線通信を行い、その無線通信によって送受信される信号に基づいて、制御対象機器となりうるホームネットワーク1内の機器との間の距離を求める。
また、コントローラ2は、機器との間の距離に応じて、ホームネットワーク1内の機器の中から制御対象機器とする機器を選択するための選択情報としての、機器のリスト(以下、適宜、機器リストという)を表示することにより、機器リスト(選択情報)をユーザに提示する。
その後、ユーザが、機器リストを見て、コントローラ2を操作することにより制御対象機器を選択、確定すると、その後は、制御対象機器がコントローラ2の操作に応じて制御される。
すなわち、ユーザがコントローラ2を操作すると、コントローラ2は、その操作に対応したコマンド等を送信する。制御対象機器は、コントローラ2からのコマンド等を受信し、そのコマンド等に応じた処理を行う。
具体的には、例えば、ホームサーバ4が制御対象機器となった場合、ホームサーバ4は、コントローラ2からのコマンド等に応じて、記憶しているコンテンツを再生して送信する。また、例えば、ディスプレイ3やパーソナルコンピュータ5が制御対象機器となった場合、ディスプレイ3やパーソナルコンピュータ5は、コントローラ2からのコマンド等に応じて、ホームサーバ4から送信されてくるコンテンツを受信して表示または出力する。
さらに、コントローラ2は、制御対象機器との間の距離が離れた場合、制御対象機器を切り替えるための切り替え情報を、ポップアップなどで表示することにより、切り替え情報をユーザに提示する。
なお、コントローラ2は、制御対象機器と直接通信することにより、制御対象機器を制御することもできるし、また、ルータ6と通信することにより、ルータ6を介して、制御対象機器を制御することもできる。
図2は、図1のコントローラ2の外観構成例を示す正面図である。
コントローラ2は、ユーザが片手で握持して操作を行うことができる大きさに、その筐体が形成されている。コントローラ2の正面の上部には、表示パネル11が配置されており、表示パネル11には各種の情報が表示される。
また、コントローラ2には、表示パネル11の下部にジョグダイヤル12が設けられている。ジョグダイヤル12は、表示パネル11に表示されたカーソルを移動して所望の項目を選択するときに、図の白抜き矢印で示されるように回動操作され、また、カーソルで選択された項目を決定(確定)するときに、筐体内部方向へ押圧される。
さらに、表示パネル11の下部の、ジョグダイヤル12の左右それぞれには、ファンクションボタン13が設けられている。ファンクションボタン13は、表示パネル11に表示される画面を前の画面に戻すときや次の画面に進めるとき、その他の処理をコントローラ2に行わせるときに筐体内部方向へ押圧される。
また、コントローラ2の右上には、無線通信を行うためのアンテナ14が設けられている。
次に、コントローラ2およびホームネットワーク1内の機器の構成例について説明する。
図3は、図1のコントローラ2の電気的構成例を示している。
コントローラ2は、図2のアンテナ14を含む無線通信部61、制御部62、図2のジョグダイヤル12とファンクションボタン13を含む操作部63、および図2の表示パネル11を含む出力部64により構成される。
無線通信部61は、制御部62の制御のもと、無線通信を行う。
制御部62は、CPU(Central Processing Unit)62Aやメモリ62Bなどから構成され、CPU62Aが、メモリ62Bに記憶されたプログラムを実行することにより、各種の処理を行う。すなわち、制御部62は、例えば、ユーザが操作部63を操作することにより操作部63から供給されるユーザの操作入力や、無線通信部61で受信された信号(データ)に基づいて、無線通信部61や出力部64を制御する。
操作部63は、ユーザによって操作され、ユーザの操作入力の情報を制御部62に供給する。
出力部64は、制御部62の制御のもと、表示パネル11に画像を表示し、また、図示せぬスピーカから音(音声)を出力することにより、ユーザに情報を提示する。
図4は、図1のディスプレイ3の電気的構成例を示している。
ディスプレイ3は、無線通信部101、制御部102、操作部103、および出力部104により構成される。
無線通信部101は、制御部102の制御のもと、無線通信を行う。
制御部102は、CPU102Aやメモリ102Bなどから構成され、CPU102Aが、メモリ102Bに記憶されたプログラムを実行することにより、各種の処理を行う。すなわち、制御部102は、例えば、ユーザが操作部103を操作することにより操作部103から供給されるユーザの操作入力や、無線通信部101で受信された信号(データ)に基づいて、無線通信部101や出力部104を制御する。
操作部103は、ユーザによって操作され、ユーザの操作入力の情報を制御部102に供給する。
出力部104は、制御部102の制御のもと、画像を表示し、また、音(音声)を出力する。
図5は、図1のホームサーバ4の電気的構成例を示している。
ホームサーバ4は、有線LANに接続する有線通信部151、無線通信部152、チューナ153、記録再生部154、制御部155、および操作部156により構成される。
有線通信部151は、制御部155の制御のもと、有線通信を行う。
無線通信部152は、制御部155の制御のもと、無線通信を行う。
チューナ153は、制御部155の制御のもと、ホームサーバ4に接続するアンテナ(図示せず)で受信された地上波または衛星波のテレビジョン放送の放送電波を復調し、その結果得られるAVデータなどのコンテンツを、記録再生部154および制御部155に供給する。
記録再生部154は、DVD(Digital Versatile Disc)やハードディスクなどの記録媒体と、その記録媒体のデータの読み書きを行うドライブなどから構成される。記録再生部154は、制御部155の制御のもと、チューナ153からのコンテンツを記録媒体に記録し、また、記録媒体に記録されているコンテンツを再生し、制御部155、さらには、有線通信部151または無線通信部152を介して送信する。
制御部155は、CPU155Aや、メモリ155Bなどから構成され、CPU155Aが、メモリ155Bに記憶されたプログラムを実行することにより、各種の処理を行う。すなわち、制御部155は、例えば、ユーザが操作部156を操作することにより操作部156から供給されるユーザの操作入力や、有線通信部151または無線通信部152で受信された信号(データ)に基づいて、有線通信部151や、無線通信部152、チューナ153、記録再生部154を制御する。また、制御部155は、チューナ153から供給されるコンテンツを、有線通信部151または無線通信部152を介して送信する。
操作部156は、ユーザによって操作され、ユーザの操作入力の情報を制御部155に供給する。
図6は、図1のパーソナルコンピュータ5の電気的構成例を示す図である。
パーソナルコンピュータ5は、無線通信部201、出力部202、記憶部203、制御部204、および操作部205により構成される。
無線通信部201は、制御部204の制御のもと、無線通信を行う。
出力部202は、制御部204の制御のもと、画像を表示し、また音(音声)を出力する。
記憶部203は、ハードディスクなどより構成され、制御部204の制御のもと、アプリケーション(プログラム)や、各種データ、コンテンツなどを記憶する。
制御部204は、CPU204Aや、メモリ204Bなどから構成され、CPU204Aが、記憶部203、磁気ディスク211、光ディスク212、光磁気ディスク213、または半導体メモリ214に記憶(記録)されたプログラムを、メモリ204Bにロードして実行することにより、各種の処理を行う。また、制御部204は、例えば、ユーザが操作部205を操作することにより操作部205から供給されるユーザの操作入力や、無線通信部201で受信された信号(データ)に基づいて、無線通信部201や、出力部202を制御する。
操作部205は、ユーザにより操作され、ユーザの操作入力の情報を制御部204に供給する。
ドライブ206には、必要に応じて、磁気ディスク211、光ディスク212、光磁気ディスク203、または、半導体メモリ214などが装着される。ドライブ206は、例えば、そこに装着された磁気ディスク211、光ディスク212、光磁気ディスク213、および半導体メモリ214に記録されているプログラムやデータなどを読み出し、制御部204に供給する。また、ドライブ206は、制御部204から供給されたデータ等を、磁気ディスク211、光ディスク212、光磁気ディスク213、または半導体メモリ214に記録する。
図7は、図1のルータ6の電気的構成例を示す図である。
ルータ6は、有線LANに接続する有線通信部251、無線通信部252、ADSL通信部253、および制御部254により構成される。
有線通信部251は、制御部254の制御のもと、有線通信を行う。
無線通信部252は、制御部254の制御のもと、無線通信を行う。
ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)通信部253は、例えば、ADSL通信用のモデムで、インターネット7(上のサーバ)との間で、各種のデータをやりとりする。
制御部254は、CPU254Aやメモリ254Bなどから構成され、CPU254Aが、メモリ254Bに記憶されたプログラムを実行することにより、各種の処理を行う。すなわち、制御部254は、例えば、有線通信部251や、無線通信部252、ADSL通信部253を制御し、これにより、ルータ6は、ホームネットワーク1内やホームネットワーク1内とインターネット7(図1)との間でのデータの送受信のためのホームゲートウェイとして機能する。
図8は、図3に示したコントローラ2の制御部62の機能的構成例を示すブロック図である。
なお、制御部62の各機能ブロックは、制御部62に設けられているCPU62Aがソフトウェア(プログラム)を実行することにより実現される。
制御部62は、通信制御部301、距離算出部302、選択情報生成部303、出力制御部304、入力制御部305、切り替え制御部306により構成される。
通信制御部301は、無線通信部61による、ホームネットワーク1内の各機器との間の無線通信を制御する。また、通信制御部301は、機器制御部311と探索部312を有している。
機器制御部311は、機器を制御するためのコマンドを発行し、そのコマンドをホームネットワーク1内の各機器に送信する。すなわち、機器制御部311は、入力制御部305や切り替え制御部306の出力等に応じてコマンドを発行し、そのコマンドを、無線通信部61を介して無線により送信する。
探索部312は、所定のタイミングで機器(コントローラ2により制御可能な機器)の存在を問い合わせるためのコマンド(問い合わせコマンド)を発行し、そのコマンドを、無線通信部61を介して無線により送信する。さらに、探索部312は、各機器からのコマンドに対する応答を、無線通信部61を介して受信し、その応答を、距離算出部302や出力制御部304に供給する。
距離算出部302は、無線通信部61がホームネットワーク1内の各機器との間でやりとりする信号に基づいて、各機器との間の距離を取得する。例えば、距離算出部302は、無線通信部61を介して探索部312から供給される、各機器が送信した応答の信号強度に基づいて、その応答を送信した機器との間の距離を算出する。
そして、距離算出部302は、機器との間の距離を、選択情報生成部303と切り替え制御部306に供給する。
選択情報生成部303は、距離算出部302から供給される距離に基づいて、制御対象機器を選択するための選択情報を生成し、ユーザに提示する。すなわち、選択情報生成部303は、距離の近い機器の順に、機器の情報を並べた機器リストを選択情報として生成し、その機器リストを、出力制御部304を介して、出力部64に供給することで、機器リストを、出力部64の表示パネル11(図2)に表示させる。
出力制御部304は、通信制御部301から供給される機器からの応答や、入力制御部305から供給されるユーザの操作入力、選択情報生成部303から供給される選択情報としての機器リスト、切り替え制御部306から供給される切り替え情報などに基づいて、出力部64を制御し、これにより、各種の情報を、出力部64の表示パネル11に表示させ、また、図示せぬスピーカから音(音声)を出力させる。
入力制御部305は、操作部63を構成するジョグダイヤル12やファンクションボタン13をユーザが操作することにより、操作部63から供給されるユーザの操作入力の情報に応じて、制御対象機器を選択し、または、制御対象機器を切り替える。すなわち、例えば、入力制御部305は、表示パネル11に表示される機器リストに対するユーザの操作入力に応じて、制御対象機器を選択する。また、例えば、入力制御部305は、表示パネル11に表示される切り替え情報に対するユーザの操作入力に応じて、制御対象機器を切り替える。
また、入力制御部305は、ユーザの操作入力の情報を、適宜、通信制御部301や、出力制御部304に供給する。
切り替え制御部306は、距離算出部302から供給される距離に応じて、制御対象機器を切り替えるための切り替え情報を生成し、出力制御部304を介して、出力部64の表示パネル11に供給して表示させる。また、切り替え制御部306は、切り替え情報に含まれる、切り替える候補となる機器の情報を、通信制御部301に供給する。
以上のように構成されるコントローラ2の制御部62においては、探索部312が、ホームネットワーク1内の1以上の機器(図1では、ディスプレイ3、ホームサーバ4、パーソナルコンピュータ5)に、その存在を問い合わせるための問い合わせコマンドを送信し、その問い合わせコマンドに対する応答が、無線通信部61および通信制御部301を介して距離算出部302に供給される。
距離算出部302は、問い合わせコマンドに対する応答の信号強度に基づいて、ホームネットワーク1の各機器との間の距離を算出し、選択情報生成部303に供給する。選択情報生成部303は、距離算出部302からの距離に基づいて、機器リストを生成し、出力制御部304を介して出力部64に供給して表示させる。
出力部64に表示された機器リストを見たユーザが、制御対象機器を選択するように操作を行うと、その操作に対応する操作入力が、操作部63から入力制御部305に供給される。入力制御部305は、機器リストに対するユーザの操作入力に応じて、制御対象機器を選択し、その制御対象機器を示す情報を、通信部301の機器制御部311に供給する。その後は、ユーザによる操作部63の操作に応じて、制御対象機器を制御するためのコマンドが機器制御部311において発行され、無線通信部61を介して、制御対象機器宛に送信される。
また、制御対象機器が選択された後も、探索部312は、ホームネットワーク1内の機器に、問い合わせコマンドを所定のタイミングで送信する。さらに、距離算出部302においては、その問い合わせコマンドに対する各機器からの応答から距離を算出し、切り替え制御部306に供給する。切り替え制御部306は、距離算出部302から供給される距離に応じて、制御対象機器を切り替えるための切り替え情報を生成し、出力制御部304を介して出力部64に供給して表示させる。
出力部64に表示された切り替え情報を見たユーザが、制御対象機器を切り替えるように操作を行うと、その操作に対応する操作入力が、操作部63から入力制御部305に供給される。入力制御部305は、切り替え情報に対するユーザの操作入力に応じて、制御対象機器を切り替え、その制御対象機器を示す情報を、通信部301の機器制御部311に供給する。その後は、ユーザによる操作部63の操作に応じて、制御対象機器を制御するためのコマンドが機器制御部311において発行され、無線通信部61を介して、制御対象機器宛に送信される。
次に、コントローラ2において制御対象機器を選択、確定する処理について、図9および図10に示す表示パネル11の表示例を参照して説明する。
例えば、図1の部屋R1において、コントローラ2を携帯したユーザが、図1のホームサーバ4に格納されている映像コンテンツをディスプレイ3で鑑賞(視聴)しようとする場合、ユーザは、コントローラ2を操作することにより、表示パネル11(図2)に、図9の左に示す「トップ」画面351を表示させる。
図9の「トップ」画面351においては、項目「(1)音楽をきく」、「(2)映像をみる」、および、「(3)写真をみる」がリスト表示されている。
「トップ」画面351が表示されている場合において、ユーザがジョグダイヤル12を回動する操作を行うと、その操作入力に応じて、表示パネル11に表示されたカーソルが移動し、これにより、カーソルによって選択される項目が移動する。ユーザは、映像コンテンツを鑑賞しようとする場合、ジョグダイヤル12を回動して、カーソルを、「トップ」画面351の項目「(2)映像をみる」を選択するように移動し、ジョグダイヤル12を押圧して、項目「(2)映像をみる」の選択を確定する。
図8の入力制御部305は、このユーザの操作入力に応じて、「トップ」画面351の項目「(2)映像をみる」が選択、確定されたことを出力制御部304に通知する。
出力制御部304は、入力制御部305からの通知に応じて、映像のコンテンツの探し方を示す画面を表示パネル11に表示させる。すなわち、例えば、出力制御部304は、表示パネル11に表示される画面を、図9の「トップ」画面351から、図9の中央に示す「映像」画面352に遷移させる(変更する)。
図9の「映像」画面352においては、項目「(1)タイトルから探す」、「(2)日付から探す」、および、「(3)サーバから探す」がリスト表示されている。
例えば、ユーザがジョグダイヤル12を操作して、項目「(1)タイトルから探す」を選択し、確定すると、図8の入力制御部305は、このユーザの操作入力に応じて、タイトルから探す方法が確定されたことを通信制御部301に通知する。
通信制御部301の機器制御部311は、映像コンテンツを探し出すコマンドを発行し、そのコマンドを、無線通信部61を介して機器に送信する。また、機器制御部311は、そのコマンドを受信した機器から送信されてくる、映像コンテンツの情報が含まれた応答を受信し、映像コンテンツの情報を出力制御部304に供給する。
出力制御部304は、機器制御部311から供給される映像コンテンツの情報を、例えば、映像コンテンツのタイトルの順に(例えば、タイトルをあいうえお順に並べて)リストにする。さらに、出力制御部304は、表示パネル11に表示される画面を、図9の「映像」画面352から、図9の右に示す「映像>タイトル」画面353に遷移させる。
図9の「映像>タイトル」画面353においては、項目「(1)アイスホッケー」、「(2)サッカー決勝」などの映像コンテンツの情報がリスト表示されている。
例えば、ユーザがジョグダイヤル12を操作して、「映像>タイトル」画面353の項目「(2)サッカー決勝」を選択し、確定すると、すなわち、タイトルが「サッカー決勝」で特定される映像コンテンツが、ユーザが鑑賞する映像コンテンツとして確定されると、図10の左に示す機器リストが表示された「機器選択」画面371が表示パネル11に表示される。
ここで、機器リストにおいては、例えば、ユーザが携帯するコントローラ2の位置に近い機器の順に、その機器を表す情報としての機器の名称(以下、機器名という)が表示される。
すなわち、例えば、図10の「機器選択」画面371においては、機器名「(1)ディスプレイ」が機器リストの1番目に表示され、機器名「(1)ディスプレイ」で表される図1のディスプレイ3が、コントローラ2が制御可能な機器のうちでコントローラ2に1番目に近い機器であることがユーザに提示されている。
また、「機器選択」画面371においては、機器名「(2)パソコン」が機器リストの2番目に表示され、機器名「(2)パソコン」で表されるパーソナルコンピュータ(不図示)が、コントローラ2が制御可能な機器のうちでコントローラ2に2番目に近い機器であることがユーザに提示されている。
さらに、「機器選択」画面371においては、機器名「(3)ノート型パソコン」が機器リストの3番目に表示され、機器名「(3)ノート型パソコン」で表される図1のパーソナルコンピュータ5が、コントローラ2が制御可能な機器のうちでコントローラ2に3番目に近い機器であることがユーザに提示されている。
また、「機器選択」画面371においては、機器名「(4)ディスプレイ」が機器リストの4番目に表示され、機器名「(4)ディスプレイ」で表されるディスプレイ(不図示)が、コントローラ2が制御可能な機器のうちでコントローラ2に4番目に近い機器であることがユーザに提示されている。
例えば、ユーザがジョグダイヤル12を操作して、「機器選択」画面371の機器リストにおける機器名「(1)ディスプレイ」を選択、確定した場合、そのユーザの操作入力に応じて、図8の入力制御部305は、出力制御部304と機器制御部311にディスプレイ3が制御対象機器として選択、確定されたことを通知する。
出力制御部304は、入力制御部305からの通知に応じて、ディスプレイ3を制御するための画面を表示パネル11に表示させる。すなわち、例えば、出力制御部304は、図10の左に示す「機器選択」画面371から、図10の右に示す「機器>ディスプレイ」画面372に、表示パネル11に表示させる画面を遷移させる。
図10の右に示す「機器>ディスプレイ」画面372には、制御対象機器であるディスプレイ3を制御するための項目「(1)再生」、「(2)停止」、「(3)一時停止」、「(4)ボリュームダウン」、および「(5)ボリュームアップ」などがリスト表示されている。
例えば、ユーザは、ディスプレイ3でコンテンツを表示(再生)させるときには、項目「(1)再生」を、ディスプレイ3でのコンテンツの表示を停止させるときには、項目「(2)停止」を、ディスプレイ3でのコンテンツの表示(再生)を一時停止させるときには、項目「(3)一時停止」を、それぞれ選択、確定する。また、ユーザは、ディスプレイ3の音量を下げるときには、項目「(4)ボリュームダウン」を、音量を上げるときには、項目「(5)ボリュームアップ」を、それぞれ選択、確定する。「機器>ディスプレイ」画面372には、その他の処理を指令する項目も存在し、ユーザは、所望の項目を選択、確定することで、上述の指令の他に、例えば、早送り、巻戻し等の指令もすることができる。
図8に示した通信制御部301の機器制御部311は、ユーザにより、項目「(1)再生」を選択、確定する操作入力がなされた場合、タイトルが「サッカー決勝」(図9)で特定される映像コンテンツを、機器名「(1)ディスプレイ」で表されるディスプレイ3で表示(出力)させるためのコマンドをディスプレイ3に送信する。ディスプレイ3においては、このコマンドに応じて、コンテンツをディスプレイ3で表示(出力)する処理が実行される。
次に、図11のフローチャートを参照して、コントローラ2によって制御する制御対象機器を確定する制御対象機器確定処理について説明する。
例えば、図9で説明したように、ユーザの操作入力によって、ユーザが鑑賞する映像コンテンツが確定されると、ステップS1において、図8の通信制御部301の探索部312は、機器の存在を問い合わせるための問い合わせコマンドを発行し、その問い合わせコマンドを、無線通信部61を介して機器(ホームネットワーク1内の各機器)に送信する。
ここで、ステップS1で発行される問い合わせコマンドは、例えば、ホームネットワーク1内のすべての機器において受信可能なブロードキャストによって送信することができる。
ステップS2において、探索部312は、ステップS1で送信した問い合わせコマンドに応じて機器が送信してくる応答を、無線通信部61を介して受信する。この応答は、探索部312から、距離算出部302に供給される。
すなわち、例えば、探索部312が送信した問い合わせコマンドを受信した機器は、その機器が制御対象機器となりうることを示す応答を、無線通信によりコントローラ2に送信し、探索部312では、その応答が受信され、距離算出部302に供給される。
ステップS3において、距離算出部302は、探索部312から供給される応答に基づいて、その応答を送信した各機器との間の距離を算出する。
具体的には、距離算出部302は、例えば、信号強度と距離が反比例するという性質を利用して、機器との間の距離を算出する。すなわち、各機器から無線通信により送信される応答としての信号には、その機器とコントローラ2との間の距離に応じた信号強度の劣化が生じているので、距離算出部302は、各機器から送信された応答としての信号の信号強度を測定することにより、各機器とコントローラ2との距離を算出する。
なお、距離算出部302は、信号強度を利用して距離を算出する他、例えば、信号の伝播速度が一定であるという性質を利用して、機器との間の距離を算出することもできる。すなわち、各機器から無線通信により送信される応答が、コントローラ2に到達するまでには、その機器とコントローラ2との間の距離に応じた時間を要する。そこで、距離算出部302は、問い合わせコマンドが送信されてから、各機器からの応答を受信するまでに要した時間を計測することにより、各機器との間の距離を算出することができる。
ステップS4において、距離算出部302は、十分な情報が得られたか、すなわち、十分な数の機器との間の距離が得られたか否かを判定する。
なお、ステップS4では、十分な数の機器との間の距離が得られたか否かの判定を行う代わりに、ホームネットワーク1内の各機器に、問い合わせコマンドを所定の回数以上送信したか否かを判定するようにしてもよい。
また、ステップS4では、例えば、問い合わせコマンドの送信を、所定の時間以上継続して行ったか否かを判定するようにしても良い。
ステップS4において、十分な数の機器との間の距離が得られていないと判定された場合、ステップS1に戻り、上述した処理が繰り返される。
一方、ステップS4において、十分な数の機器との間の距離が得られたと判定された場合、距離算出部302は、その十分な機器の数だけ得られた各機器との間の距離を選択情報生成部303に供給し、ステップS5に進む。
ステップS5において、選択情報生成部303は、距離算出部302から供給される距離に基づいて、機器を表す機器名を、コントローラ2との間の距離が近い順に並べて、制御対象機器を選択するための選択情報としての機器リストを生成する。
ステップS6において、出力制御部304は、選択情報生成部303から供給された機器リストに、機器名が2つ以上含まれているか否かを判定する。
ステップS6において、機器リストに、機器名が2つ以上含まれていないと判定された場合、すなわち、機器リストに、1つの機器名のみが含まれている場合、ステップS7乃至S9をスキップして、ステップS10に進み、入力制御部305は、その機器名が表す機器を、制御対象機器として確定し、制御対象機器の情報を出力制御部304に供給する。さらに、その後、ステップS10では、後述する処理が行われる。
一方、ステップS6において、機器リストに、機器名が2つ以上含まれていると判定された場合、ステップS7に進み、出力制御部304は、出力部64の表示パネル11に、機器リストが表示された、例えば、図10の「機器選択」画面371を表示パネル11に表示する。すなわち、制御対象機器を選択するための機器リストがユーザに提示される。
ここで、ユーザがコントローラ2を操作してホームネットワーク1内の機器を制御する場合、ユーザの居る部屋の機器を制御することが多い。
そこで、選択情報生成部303は、機器リストにおいて、コントローラ2との間の距離が近い機器の順に機器名を並べて、ユーザに提示する。従って、ユーザが、容易に、近くにある機器を制御対象機器として選択することができる。
また、例えば、図10の「機器選択」画面371には、機器リストの1番目と、機器リストの4番目に同一の機器名としての機器名「ディスプレイ」が表示されており、機器名だけからは、機器を識別することが困難である。同様に、機器リストに表示される情報が、機器名ではなく、出荷時に予め登録されている製品名や型番などである場合にも、その情報だけから機器を特定することが困難である。
しかしながら、このような場合においても、コントローラ2との間の距離が近い機器の順に機器名を並べることにより、ユーザは、機器リストのうちの上位(上に位置する)機器名を選択するだけで、近くにある機器を制御対象機器として選択することができ、利便性を向上させることができる。
ステップS7の処理により、図10の「機器選択」画面371が表示パネル11に表示された場合、ユーザは、ジョグダイヤル12を回動操作してカーソルを移動させ、機器リストのうちの所望の機器の機器名をカーソルで選択する。
ステップS8において、入力制御部305は、ユーザの操作入力に応じて、カーソルで選択されている(カーソルが位置している)機器名が示す機器の情報を、通信制御部301の機器制御部311に供給する。機器制御部311は、入力制御部305から供給された情報に基づいて、その機器が選択されている旨を通知する選択通知コマンドを発行し、その機器に選択通知コマンドを送信する。なお、選択通知コマンドを受信した機器の動作については後述する。
その後、ステップS9に進み、入力制御部305は、制御対象機器が確定されたか否かを判定する。ステップS9において、制御対象機器が確定されていないと判定された場合、すなわち、ユーザによりジョグダイヤル12が押圧されていない場合、ステップS8に戻り、上述の処理が繰り返される。
一方、ステップS9において、制御対象機器が確定されたと判定された場合、すなわち、表示パネル11に表示されている「機器選択」画面371の機器リストにおける1つの機器名がカーソルで選択されている状態で、ユーザがジョグダイヤル12を押圧した場合、ステップS10に進み、入力制御部305は、その機器名が表す機器を制御対象機器として確定し、制御対象機器の情報を出力制御部304に供給する。
さらに、ステップS10において、出力制御部304は、入力制御部305から供給される制御対象機器の情報に応じて、その制御対象機器を制御するための画面を表示パネル11に表示させる。すなわち、例えば、ディスプレイ3が制御対象機器として確定された場合には、出力制御部304は、表示パネル11に図10の「機器>ディスプレイ」画面372を表示させ、処理を終了させる。
その後、ユーザは、ジョグダイヤル12やファンクションボタン13を操作することにより、「機器>ディスプレイ」画面372に表示された項目を選択、確定することにより、制御対象機器であるディスプレイ3を制御することができる。
すなわち、ユーザがジョグダイヤル12やファンクションボタン13を操作して、「機器>ディスプレイ」画面372に表示された項目を選択、確定すると、その項目に対応するコマンドが、入力制御部305から、通信制御部301を介して制御対象機器であるディスプレイ3に送信される。ディスプレイ3は、そのコマンドを受信し、そのコマンドに対応する処理を行う。
なお、図11では、機器リストに表示する機器名が1つである場合は、機器リストを表示せず、さらに、ユーザによる操作入力を待たずに、その1つの機器名が表す機器を制御対象機器として確定するようにしたが、機器リストに表示する機器名の数にかかわらず、機器リストを表示し、その機器リストに対するユーザの操作入力を待って、制御対象機器を確定することができる。この場合、図11のステップS6の処理は不要となる。
次に、機器が、コントローラ2からのコマンドに対する応答を送信する応答処理について、図12のフローチャートを参照して説明する。
なお、以下においては、図12に示す応答処理を実行する機器を、例えば、ディスプレイ3として記述するが、ディスプレイ3の他の機器においても、同様の処理が行われる。
ステップS31において、図4に示したディスプレイ3の制御部102は、問い合わせコマンドを受信したか否かを判定する。
ステップS31において、問い合わせコマンドを受信していないと判定された場合、処理は、ステップS32をスキップしてステップS33に進む。
一方、ステップS31において、制御部102は、問い合わせコマンドを受信したと判定した場合、すなわち、コントローラ2が送信した問い合わせコマンドが、無線通信部101で受信され、制御部102に供給された場合、ステップS32に進み、制御部102は、問い合わせコマンドに対する応答を生成し、無線通信部101を介してコントローラ2に送信して、ステップS33に進む。
なお、制御部102は、問い合わせコマンドに対する応答に、ディスプレイ3についての各種情報を含ませることができる。ディスプレイ3についての各種情報としては、例えば、ディスプレイ3を表す情報としての機器名や、ディスプレイ3で提供可能なサービスの情報(例えば、画像を表示することができることや、音声を出力することができることといった情報)、無線通信部101で信号を受信したときの信号強度(電力)などがある。
例えば、問い合わせコマンドに対する応答に、ディスプレイ3で提供可能なサービスの情報を含める場合、図8に示したコントローラ2の選択情報生成部303においては、機器からの応答に含まれるサービスの情報にも基づいて、機器リストを生成することができる。
すなわち、例えば、図9の「トップ」画面351において、映像コンテンツを鑑賞することを表す項目「(2)映像をみる」が選択、確定された場合に、映像コンテンツの出力(画像の表示と、その画像に付随する音声の出力)をするサービスを提供することができる機器のみの機器名を、上述したような距離の順で並べた機器リストを生成することができる。
また、ディスプレイ3の制御部102においては、コントローラ2からの問い合わせコマンドを受信したときの、その問い合わせコマンドの信号強度から、コントローラ2との間の距離を算出することができる。その距離がディスプレイ3からの応答に含まれることで、コントローラ2では、距離を算出する必要がない。
ステップS33において、制御部102は、コントローラ2から、自身(ここでは、ディスプレイ3)宛の選択通知コマンドを受信したか否かを判定する。
ステップS33において、コントローラ2から自身宛の選択通知コマンドを受信していないと判定された場合、ステップS31に戻り、以下同様の処理が繰り返される。
一方、ステップS33において、制御部102は、コントローラ2から自身宛の選択通知コマンドを受信したと判定した場合、すなわち、自身宛の選択通知コマンドが、無線通信部101で受信され、制御部102に供給された場合、ステップS34に進み、制御部102は、自身宛の選択通知コマンドに応じて、例えば、出力部104を制御して、ユーザにより選択されている機器、すなわち、制御対象機器となる機器である旨を報知し、処理を終了する。
具体的には、例えば、コントローラ2の表示パネル11に、図10に示した「機器選択」画面371が表示されている場合に、ユーザにより、その「機器選択」画面371における機器リストのうちのディスプレイ3を表す機器名がカーソルで選択されたとき、コントローラ2は、ディスプレイ3に選択通知コマンド(ディスプレイ3宛の選択通知コマンド)を送信する。ディスプレイ3の制御部102は、自身宛の選択通知コマンドを受信した場合、例えば、出力部104の図示せぬLED(Light Emitting Diode)を点滅させ、または、スピーカからビープ音を出力するなどして、自身が選択されている機器であることをユーザに報知する。
このように、コントローラ2の表示パネル11の「機器選択」画面371(図10)において、カーソルで選択されている機器が、制御対象機器となる旨をユーザに報知することにより、例えば、2つの機器の機器名が同一または類似していて、その2つの機器それぞれとコントローラ2との間の距離に明確な差異がない場合においても、ユーザは確実に所望の機器を制御対象機器として選択、確定することができる。
次に、コントローラ2は、制御対象機器を選択、確定した後も、制御対象機器を含むホームネットワーク1内の各機器に所定のタイミングで、定期的または不定期に問い合わせコマンドを送信し、各機器との間の距離を算出する。
これにより、例えば、部屋R1にあるディスプレイ3を制御対象機器として、ディスプレイ3にコンテンツを表示(出力)させているときに、ユーザがコントローラ2を携帯して部屋R2に移動すると、コントローラ2では、制御対象機器との間の距離が離れていることや、制御対象機器とは別の機器が、制御対象機器よりもコントローラ2に近い位置にあることを認識することができる。
コントローラ2は、制御対象機器との距離が離れた場合や、制御対象機器とは別の機器との距離の方が、制御対象機器との距離よりも近くなった場合、制御対象機器を切り替えるための切り替え情報を、ユーザに提示し、その切り替え情報の提示に対して、ユーザが制御対象機器を切り替える旨の操作を行うと、その操作にしたがい、制御対象機器を切り替える。
以上のように、制御対象機器を切り替えるためにコントローラ2が行う機器切り替え処理について、図13のフローチャートを参照して説明する。
なお、コントローラ2が、図13の機器切り替え処理を実行しているときも、ホームネットワーク1内の各機器においては、図12に示した応答処理が適宜行われる。
ステップS61乃至S63において、図11のステップS1乃至S3と同様の処理が行われ、これにより、距離算出部302(図8)において、各機器との間の距離が算出される。
そして、ステップS64に進み、距離算出部302は、十分な情報が得られたか否かを判定する。十分な情報が得られていないと判定した場合、ステップS61に戻り、同様の処理が繰り返される。なお、十分な情報が得られたか否かを判定する方法は、図11のステップS4における場合と同様なので、その説明は省略する。
一方、ステップS64において、十分な情報が得られたと判定された場合、距離算出部302は、得られた距離を、切り替え制御部306に供給して、ステップS65に進む。
ステップS65において、切り替え制御部306は、距離算出部302から供給される距離に応じて、制御対象機器との間の距離が、その機器を制御対象機器として選択、確定されたときの距離よりも離れた所定の距離以上となったまま所定の時間が経過したか否かを判定する。すなわち、切り替え制御部306は、制御対象機器と所定の距離以上離れているかどうかを認識する。さらに、切り替え制御部306は、制御対象機器と所定の距離以上離れたと認識したときから計時を開始し、制御対象機器と所定の距離以上離れたまま所定の時間が経過したかどうかを監視する。
ステップS65において、制御対象機器と所定の距離以上離れていないと判定された場合、または、制御対象機器と所定の距離以上離れていても、その離れた状態となったまま所定の時間が経過していないと判定された場合、ステップS61に戻り、以下同様の処理が繰り返される。
一方、ステップS65において、切り替え制御部306は、制御対象機器と所定の距離以上離れたまま所定の時間が経過したと判定した場合、ステップS66に進み、現在の制御対象機器よりも制御対象機器とするのが適した機器が存在するか否かを判定する。
ステップS66において、現在の制御対象機器よりも制御対象機器とするのが適した機器が存在しないと判定された場合、すなわち、例えば、制御対象機器との間の距離よりも近い距離に、制御対象機器とは別の機器が存在しないか、または、存在しても、制御対象機器との間の距離よりも近い状態が、所定の時間以上連続していない場合、ステップS61に戻り、以下同様の処理が繰り返される。
一方、ステップS66において、切り替え制御部306は、現在の制御対象機器よりも制御対象機器とするのが適した機器が存在すると判定した場合、すなわち、切り替え制御部306は、制御対象機器との間の距離よりも近い距離に、制御対象機器とは別の機器が存在する状態が、所定の時間以上連続した場合、ステップS67に進み、その別の機器を、現在の制御対象機器よりも制御対象機器とするのが適した機器として認識し、その別の機器を、現在の制御対象機器から、新たな制御対象機器に切り替える候補としての切り替え候補機器として特定して、ステップS68に進む。
ここで、切り替え候補機器とする、現在の制御対象機器とは別の機器は、1つだけであっても良いし、複数であっても良い。但し、ここでは、説明を簡単にするために、切り替え候補機器として特定される、現在の制御対象機器とは別の機器は、1つであるとする。
ステップS68において、切り替え制御部306は、通信制御部301を介して切り替え候補機器宛に、制御対象機器となる旨を通知する選択通知コマンドを送信する。この選択通知コマンドを受信した切り替え候補機器においては、例えば、上述した図12のステップS34で説明したように、制御対象機器となる旨を、ユーザに報知する処理が行われる。
ステップS68の処理後は、ステップS69に進み、切り替え制御部306は、切り替え情報をユーザに提示する。すなわち、切り替え制御部306は、制御対象機器を、切り替え候補機器に切り替えるための切り替え情報を生成し、出力制御部304を介してその切り替え情報を表示パネル11に、ポップアップ表示させるなどしてユーザに提示する。表示パネル11に表示される切り替え情報については、図14で後述する。
ステップS70においては、入力制御部305は、切り替え情報に対するユーザの操作入力に応じて、制御対象機器を切り替えるか否かを判定する。
ステップS70において、制御対象機器を切り替えないと判定された場合、すなわち、ユーザにより制御対象機器を切り替える旨の操作入力がなかった場合、処理は、ステップS61に戻る。
一方、ステップS70において、入力制御部305は、制御対象機器を切り替えると判定した場合、すなわち、ユーザにより、制御対象機器を、現在の制御対象機器から切り替え候補機器に切り替える旨の操作入力がなされた場合、ステップS71に進み、制御対象機器を切り替え候補機器に切り替える処理を行う。
すなわち、ステップS71において、入力制御部305は、制御対象機器を切り替える旨を出力制御部304に通知する。出力制御部304は、この通知に応じて、切り替え前の制御対象機器で実行されているコンテンツの出力(サービス)を、切り替え後の制御対象機器で継続して実行するか否かをユーザに問い合わせる画面としての、例えば、図15で後述する再生位置確認画面421を表示パネル11に表示させる。入力制御部305は、再生位置確認画面421に対するユーザの操作入力に応じて、切り替え前の制御対象機器で実行されているコンテンツの出力を、切り替え後の制御対象機器で継続して実行するか否かを決定し、その決定結果を表す情報を、機器制御部311に供給する。
例えば、機器制御部311は、切り替え前の制御対象機器で実行されているコンテンツの出力を、切り替え後の制御対象機器で継続して実行しない旨の情報が入力制御部305から供給された場合には、制御対象機器が切り替えられたことを認識し、処理を終了する。この後は、コントローラ2の操作に応じて、切り替え後の制御対象機器が制御される。
一方、例えば、機器制御部311は、切り替え前の制御対象機器で実行されているコンテンツの出力を、切り替え後の制御対象機器で継続して実行する旨の情報が、入力制御部305から供給された場合には、切り替え前の制御対象機器で実行されているコンテンツの出力を、切り替え後の制御対象機器で継続して実行するように、ホームネットワーク1内の機器を制御し、処理を終了する。
すなわち、例えば、切り替え前の制御対象機器がディスプレイ3で、切り替え後の制御対象機器がパーソナルコンピュータ5であり、ディスプレイ3で実行されているコンテンツの出力をパーソナルコンピュータ5で継続して実行する場合、機器制御部311は、切り替え前の制御対象機器であるディスプレイ3に対して、現在のコンテンツの再生位置(出力位置)(ステータス)を確認するためのコマンドを送信し、そのコマンドに対してディスプレイ3から送信されてくる応答を受信することにより、現在のコンテンツの再生位置を認識する。
そして、機器制御部311は、コンテンツを配信する、例えば、ホームサーバ4に対して、コンテンツの配信先をパーソナルコンピュータ5に切り替えるためのコマンドを送信し、切り替え後の制御対象機器であるパーソナルコンピュータ5に対して、コンテンツの再生位置を通知するためのコマンドを送信する。さらに、機器制御部311は、切り替え前の制御対象機器であるディスプレイ3に対して、コンテンツの出力を停止するためのコマンドを送信し、パーソナルコンピュータ5に対して、コンテンツの出力を、先に送信したコマンドによって通知した再生位置から開始するためのコマンドを送信する。
なお、機器制御部311は、ディスプレイ3(切り替え前の制御対象機器)で実行されているコンテンツの出力を、パーソナルコンピュータ5(切り替え後の制御対象機器)で継続して実行しないとき、ホームサーバ4にコンテンツの配信を停止させるためのコマンドを送信するとともに、ディスプレイ3にコンテンツの出力を停止させるためのコマンドを送信する。
以上のように、ユーザがコントローラ2を携帯して移動することによって、制御対象機器との間の距離よりも近い距離にある別の機器が存在する状態となった場合には、その別の機器を切り替え候補機器として、制御対象機器を切り替え候補機器に切り替えるための
切り替え情報をユーザに提示するようにしたため、ユーザは、移動に伴って、制御対象機器を切り替えるか否かを自ら判断しなくても良く、また、切り替え候補機器を自ら探さなくても良い。
さらに、切り替え後の制御対象機器においては、切り替え前の制御対象機器で出力されていたコンテンツの切り替え時の再生位置から、コンテンツの出力を開始することができるので、ユーザは、移動に伴って、コンテンツの再生位置を探す操作をすることなく、コンテンツを継続して鑑賞することができる。
ここで、ステップS61の処理において、コントローラ2の探索部312が問い合わせコマンドを機器に送信するタイミングとしては、例えば、ユーザにより、制御対象機器よりもコンテンツを実行するのに適した機器が存在するか否かを確認する旨の操作がなされたときとすることもできる。これにより、ユーザが制御対象機器を切り替えたいときに、切り替え情報をユーザに提示することができる。
また、ステップS61の処理において、探索部312は、問い合わせコマンドを制御対象機器だけに送信するようにしてもよい。問い合わせコマンドを制御対象機器だけに送信する場合、切り替え制御部306は、制御対象機器と所定の距離以上離れたまま所定の時間が経過したとき、探索部312を制御して、ホームネットワーク1内のすべての機器に問い合わせコマンドを送信させる。そして、切り替え制御部306は、各機器からの問い合わせコマンドに対する応答を受信し、その応答に基づいて、切り替え情報を生成する。
なお、ステップS65において、切り替え制御部306は、制御対象機器と所定の距離以上離れたまま所定の時間が経過したと判定した場合、例えば、機器制御部311を制御して、制御対象機器と所定の距離以上離れていることを通知するコマンドを、制御対象機器に送信するようにしてもよい。
さらに、この場合、そのコマンドを受信した制御対象機器では、例えば、LEDを点滅させ、スピーカからビープ音を出力するなどして、ユーザに、制御対象機器と所定の距離以上離れていることを報知することができる。
このように、制御対象機器と所定の距離以上離れていることをユーザに報知することにより、例えば、制御対象機器とコントローラ2との間の距離が離れていることを、ユーザに知らせるようにしてもよい。
また、例えば、上述の所定の距離を、コントローラ2からの無線による信号によって制御対象機器が制御不能となる距離よりも幾分短い距離とすることにより、例えば、制御対象機器が制御不能になることをユーザに知らせることができ、制御対象機器を突然制御することができなくなることを防止することができる。
なお、図13では、制御対象機器と所定の距離以上離れたまま所定の時間が経過し、さらに、制御対象機器とは別の機器が、制御対象機器よりも近くなったまま所定の時間が経過した場合、切り替え情報をユーザに提示するようにしたが、制御対象機器と所定の距離以上離れたまま所定の時間が経過した場合、または、制御対象機器とは別の機器が、制御対象機器よりも近くなったまま所定の時間が経過した場合のうちのいずれか一方の場合に、切り替え情報をユーザに提示するようにしてもよい。
また、制御対象機器と所定の距離以上離れた状態、または、制御対象機器とは別の機器が制御対象機器よりも近くなった状態となった場合に、即座に、切り替え情報を提示するのではなく、そのような状態が所定の時間だけ継続した場合に、切り替え情報を提示するので、例えば、ユーザが一時的に移動したことによって、切り替え情報が提示されることを防止することができる。
さらに、複数の切り替え候補機器が存在する場合には、その複数の切り替え候補機器を表す機器名を距離が近い順に並べた機器リストを、切り替え情報として表示するようにしてもよい。
また、切り替え候補機器が1つだけである場合には、ステップS67から、ステップS68とS69の処理をスキップし、さらに、ステップS70において、ユーザによる制御対象機器を切り替える旨の入力を待たずに、ステップS71の処理に進むようにしてもよい。
図14は、図13のステップS68において表示される切り替え情報の画面である機器切り替え画面401の例を示している。
機器切り替え画面401には、制御対象機器を切り替え候補機器に切り替えるか否かを問い合わせる問い合わせメッセージである「制御する機器を「ノート型パソコン」に切り替えますか?」、並びに、「はい」ボタン402、および「いいえ」ボタン403が、切り替え情報として表示されている。
なお、問い合わせメッセージ中の「ノート型パソコン」は、切り替え候補機器である、例えば、図1のパーソナルコンピュータ5を表す機器名である。従って、図14の切り替え情報は、制御対象機器をパーソナルコンピュータ5に切り替えるための切り替え情報である。
ユーザのジョグダイヤル12等の操作により、制御対象機器を切り替える旨の「はい」ボタン402が選択、確定された場合、コントローラ2の入力制御部305は、制御対象機器を切り替え候補機器(図14の場合はパーソナルコンピュータ5)に切り替える。
さらに、入力制御部305は、図13のステップS70の処理により、表示パネル11の画面を、機器切り替え画面401から、切り替え前の制御対象機器で実行されているコンテンツの出力を切り替え後の制御対象機器で継続して実行するか否かをユーザに問い合わせる画面(図15)に遷移させる。
また、ユーザのジョグダイヤル12の押圧操作により、制御対象機器を切り替えない旨の「いいえ」ボタン403が選択、確定された場合、コントローラ2の入力制御部305は、制御対象機器を現在の制御対象機器のままとし、切り替えない。
このように、コントローラ2においては、制御対象機器を、切り替え候補機器に切り替えるか否かをユーザに問い合わせ、ユーザの意思に従って、制御対象機器を切り替えるか否かを決定するので、制御対象機器を、ユーザの意図した機器に確実に切り替えることができる。
なお、切り替え情報を表示パネル11に表示する際には、あわせて、例えば、図示せぬスピーカから音を出力して、切り替え情報が表示されていることをユーザに報知するようにしてもよい。
図15は、図13のステップS70の処理において、切り替え前の制御対象機器で実行されているコンテンツの出力を、切り替え後の制御対象機器で継続して実行するか否かをユーザに問い合わせる画面としての再生位置確認画面421の例を示している。
再生位置確認画面421には、切り替え前の制御対象機器で出力(再生)されているコンテンツを切り替え後の制御対象機器で継続して出力するか否かを問い合わせる問い合わせメッセージである「「ディスプレイ」で見ていた映像の続きを「ノート型パソコン」で見ますか?」、並びに、「はい」ボタン422、および「いいえ」ボタン423が表示されている。なお、再生位置確認画面421は、図14の機器切り替え画面401が表示され、「はい」ボタン402が確定された場合に表示される。従って、再生位置確認画面421の問い合わせメッセージにおける「ノート型パソコン」は、図14における場合と同様に、図1のパーソナルコンピュータ5である。
ユーザのジョグダイヤル12等の操作により、切り替え前の制御対象機器で出力されているコンテンツを、切り替え後の制御対象機器で継続して出力する旨の「はい」ボタン422が選択、確定された場合、制御対象機器の切り替えの他、切り替え前の制御対象機器で実行されているコンテンツの出力を、切り替え後の制御対象機器で継続して実行させるための上述した処理が行われる。
また、ユーザのジョグダイヤル12等の操作により、切り替え前の制御対象機器で再生されているコンテンツの出力を、切り替え後の制御対象機器で継続して再生しない旨の「いいえ」ボタン423が選択、確定された場合、上述したように、制御対象機器の切り替えのみが行われる。
なお、切り替え前の制御対象機器で出力されているコンテンツを、切り替え後の制御対象機器で継続して出力するための処理は、図15の再生位置確認画面421を表示せずに、いわばデフォルトで行うようにすることが可能である。
なお、図8に示したコントローラ2の選択情報生成部303は、距離に基づいて選択情報として機器リストを生成するとしたが、選択情報生成部303は、距離の他、ホームネットワーク1内の機器に関する機器関連情報にも基づいて、機器リストを生成することができる。
図16は、機器関連情報を説明するための図である。
機器関連情報としては、例えば、機器を特定するためのID(Identification)、機器を表す情報としての機器名、機器で出力可能なコンテンツの種類(機器で提供可能なサービスの種類)、ユーザにより予め指定されている優先順位などがある。ここで、IDとしては、例えば、UUID(Universally Unique Identifier)などのユニークな値を採用することができる。
なお、図16では、機器関連情報に、コントローラ2と機器との間の距離を対応付けた情報を機器情報451として図示してある。また、機器情報451は、例えば、メモリ62B(図3)に記憶される。
図16に示す機器情報451においては、機器情報451の1行目の「機器名」の欄には、図1のディスプレイ3の機器名として「ディスプレイ」が登録され、「種類」の欄には、ディスプレイ3において提供可能なサービスが、映像コンテンツの出力と写真コンテンツの表示であることを示す「映像、写真」が登録されている。
また、ディスプレイ3の「優先順位」の欄には、ユーザにより指定されている優先順位が1番目であることを示す「1」が登録され、「距離情報」の欄には、ディスプレイ3とコントローラ2との間の距離が3メートル離れていることを示す「3」が登録されている。
また、図16に示す機器情報451の2行目の「機器名」の欄には、図1のパーソナルコンピュータ5の機器名として「ノート型パソコン」が登録され、「種類」の欄には、パーソナルコンピュータ5において提供可能なサービスが、映像コンテンツの出力、音楽コンテンツの出力、および写真コンテンツの表示であることを示す「映像、音楽、写真」が登録されている。
また、パーソナルコンピュータ5の「優先順位」の欄には、ユーザにより指定されている優先順位が2番目であることを示す「2」が登録され、「距離情報」の欄には、パーソナルコンピュータ5とコントローラ2との間の距離が30メートル離れていることを示す「30」が登録されている。
さらに、機器情報451の3行目の「機器名」の欄には、図示せぬスピーカの機器名として「スピーカ」が登録され、「種類」の欄には、このスピーカにおいて提供可能なサービスが、音楽コンテンツの出力であることを示す「音楽」が登録されている。
また、このスピーカの「優先順位」の欄には、ユーザにより指定されている優先順位が3番目であることを示す「3」が登録され、「距離情報」の欄には、このスピーカとコントローラ2との間の距離が30メートル離れていることを示す「30」が登録されている。
例えば、選択情報生成部303は、制御対象機器を選択するための機器リストを、距離に加えて、機器関連情報の優先順位にも基づいて生成することができる。
すなわち、例えば、選択情報生成部303は、ホームネットワーク1内の各機器について、距離と優先順位とを引数として所定の評価関数を演算し、その結果得られる評価値の良い(高い)順に、機器を表す機器名を並べた機器リストを生成することができる。この場合、機器との間の距離が近いだけでなく、ユーザの嗜好に合わせた機器リストを生成することができる。
なお、機器関連情報には、図16に示す情報の他、例えば、ユーザの操作入力の情報に基づく、機器の利用頻度(利用回数)または利用履歴や、利用履歴等からユーザの嗜好などを学習した学習結果なども、適宜含めることができる。
選択情報生成部303が、距離と、利用頻度や、利用履歴、学習結果などとに基づいて機器リストを生成することにより、例えば、ユーザが頻繁に利用する機器の順番に機器名を並べた機器リストを生成することができる。また、選択情報生成部303は、距離と、機器関連情報のうちの、例えば、優先順位および利用回数などの2以上とに基づいて、機器リストを生成することもできる。
なお、機器関連情報は、メモリ62Bに記憶される他、例えば、図6に示したパーソナルコンピュータ5のドライブ206に装着される磁気ディスク211乃至半導体メモリ214に記憶させておき、無線通信によりコントローラ2の選択情報生成部303に提供されるようにしてもよい。
また、選択情報生成部303は、機器関連情報における、出力可能なコンテンツ(提供可能なサービス)の「種類」を参照することにより、図9の「映像>タイトル」画面353で選択、確定されたコンテンツを出力可能な機器を認識することができる。この場合、選択情報生成部303では、コンテンツを出力可能な機器のみの機器名が含まれる機器リストをユーザに提示することができる。
さらに、例えば、図8の探索部312において、機器情関連報を参照し、図9の「映像>タイトル」画面353で選択、確定されたコンテンツを出力可能な機器にのみ、問い合わせコマンドを送信することができる。また、例えば、探索部312では、所定の優先順位よりも高い優先順位の機器にのみ、問い合わせコマンドを送信することができる。
ここで、上述においては、コントローラ2が制御対象機器におけるコンテンツの出力を制御する場合について述べたが、コントローラ2では、その他、例えば、インターネット7を介してのデータ通信や、ホームサーバ4における録画予約、図示せぬエアコンディショナの電源のオン/オフ、温度調整、その他の処理を制御することが可能である。
なお、図2に示したコントローラ2においては、例えば、ファンクションボタン13などの特定のボタンを押圧するなどの単一の操作によって、各種の処理が行われるようにすることができる。すなわち、例えば、コントローラ2は、ユーザによりファンクションボタン13が1回押圧されたことに応答して、機器との間の距離を算出し、コントローラ2との距離が最も近い機器を制御対象機器として選択、確定することができる。
これにより、明らかにユーザの近傍にある機器を制御対象機器としたい場合には、ユーザがファンクションボタン13を1回押圧するだけで、迅速に、より簡単な操作で制御対象機器を選択、確定することができる。
さらに、コントローラ2により制御する機器は、図1に示したディスプレイ3、ホームサーバ4、およびパーソナルコンピュータ5に限られるものではなく、これ以外の各種の機器をコントローラ2により制御することもできる。例えば、携帯電話機、携帯型情報端末、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、テレビジョン受像機、オーディオ機器、携帯型音楽プレーヤ、DVDプレーヤ、ヘッドフォン、または、ロボットなどの機器を、コントローラ2で制御するようにしてもよい。
また、上述においては、図3のコントローラ2の無線通信部61、図4のディスプレイ3の無線通信部101、図5のホームサーバ4の無線通信部151、図6のパーソナルコンピュータ5の無線通信部201、および図7のルータ6の無線通信部251は、IEEE802.11gに準拠した無線通信を行うとしたが、IEEE802.11gの他、例えば、IEEE802.11a,IEEE802.11bなどに準拠した無線通信を行うとしてもよい。
さらに、ホームネットワーク1を構成する各機器や、コントローラ2には、IEEE802.11g以外の無線規格、例えば、Bluetooth(登録商標)通信やUWB(Ultra Wide Band)通信に準拠した無線通信部をさらに設けることができる。
この場合、例えば、距離を算出するための無線通信は、Bluetooth(登録商標)通信またはUWB通信によって行い、その他の無線通信は、IEEE82.11gによって行うことができる。
なお、上述した一連の処理を行うプログラムは、記録媒体に記録することができる。
プログラムを記録した記録媒体は、図6に示した磁気ディスク211(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク212(CD-ROM(Compact Disk-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk)を含む)、光磁気ディスク213(MD(Mini-Disk)(商標)を含む)、もしくは半導体メモリ214などよりなるパッケージメディアなどにより構成することができる。また、プログラムは、インターネット7を介して提供することができる。
ここで、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表すものである。
本発明を適用したホームネットワークシステムの一実施の形態の構成例を示す図である。 コントローラの外観構成例の例を示す正面図である。 コントローラの電気的構成例を示す図である。 ディスプレイの電気的構成例を示す図である。 ホームサーバの電気的構成例を示す図である。 パーソナルコンピュータの電気的構成例を示す図である。 ルータの電気的構成例を示す図である。 コントローラ2の制御部の機能的構成例を示すブロック図である。 制御対象機器を選択、確定するときの表示パネルの表示例を示す図である。 制御対象機器を選択、確定するときの表示パネルの表示例を示す図である。 コントローラによる制御対象機器確定処理を説明するためのフローチャートである。 機器による応答処理を説明するためのフローチャートである。 コントローラによる機器切り替え処理を説明するためのフローチャートである。 切り替え情報の画面の例を示す図である。 切り替え前の制御対象機器で実行されているコンテンツの出力を、切り替え後の制御対象機器で継続して実行するか否かをユーザに問い合わせる画面の例を示す図である。 機器関連情報を説明するための図である。
符号の説明
1 ホームネットワーク, 2 コントローラ, 3 ディスプレイ, 4 ホームサーバ, 5 パーソナルコンピュータ, 6 ルータ, 7 インターネット, 11 表示パネル, 12 ジョグダイヤル, 13 ファンクションボタン, 14 アンテナ, 61 無線通信部, 62 制御部, 62A CPU, 62B メモリ, 63 操作部, 64 出力部, 101 無線通信部, 102 制御部, 103 操作部, 104 出力部, 151 有線通信部, 152 無線通信部, 153 チューナ, 154 記録再生部, 155 制御部, 156 操作部, 201 無線通信部, 202 出力部, 203 記憶部, 204 制御部, 205 操作部, 206 ドライブ, 211 磁気ディスク, 212 光ディスク, 213 光磁気ディスク, 214 半導体メモリ, 251 有線通信部, 252 無線通信部, 253 ADSL通信部, 254 制御部, 301 通信制御部, 302 距離算出部, 303 選択情報生成部, 304 出力制御部, 305 入力制御部, 306 切り替え制御部, 371 「機器選択」画面, 401 「機器切り替え」画面, 451 機器情報

Claims (17)

  1. 複数の機器と、その複数の機器から制御対象とする機器である制御対象機器を選択して制御する制御装置とからなる制御システムにおいて、
    前記制御装置は、
    前記機器との間の距離を取得する距離取得手段と、
    前記機器との間の距離に応じて、前記制御対象機器を切り替えるための切り替え情報を、前記ユーザに提示する切り替え情報提示手段と、
    前記切り替え情報に対する前記ユーザの操作入力に応じて、前記制御対象機器を切り替える切り替え手段と
    を備える
    ことを特徴とする制御システム。
  2. 複数の機器から制御対象とする機器である制御対象機器を選択して制御する制御装置において、
    前記機器との間の距離を取得する距離取得手段と、
    前記機器との間の距離に応じて、前記制御対象機器を切り替えるための切り替え情報を、前記ユーザに提示する切り替え情報提示手段と、
    前記切り替え情報に対する前記ユーザの操作入力に応じて、前記制御対象機器を切り替える切り替え手段と
    を備えることを特徴とする制御装置。
  3. 前記機器との間の距離に基づいて、前記制御対象機器を選択するための選択情報をユーザに提示する選択情報提示手段と、
    前記選択情報に対する前記ユーザの操作入力に応じて、前記制御対象機器を選択する選択手段と
    をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の制御装置。
  4. 前記選択情報提示手段は、距離が近い前記機器の順に、前記機器を表す情報を並べたリストを、前記選択情報として提示する
    ことを特徴とする請求項3に記載の制御装置。
  5. 前記選択手段による前記制御対象機器の選択を確定するときに操作される確定手段をさらに備える
    ことを特徴とする請求項3に記載の制御装置。
  6. 前記機器に関連する機器関連情報を記憶する機器関連情報記憶手段をさらに備え、
    前記選択情報提示手段は、前記機器関連情報にも基づいて、前記選択情報を提示する
    ことを特徴とする請求項3に記載の制御装置。
  7. 前記機器関連情報には、前記ユーザにより指定された前記機器の優先順位、または、前記ユーザの操作入力に応じて選択された前記機器の履歴が含まれる
    ことを特徴とする請求項6に記載の制御装置。
  8. 前記機器との間で無線通信を行う通信手段をさらに備え、
    前記距離取得手段は、前記通信手段により前記機器との間で送受信される信号に基づいて、前記機器との間の距離を算出することにより取得する
    ことを特徴とする請求項2に記載の制御装置。
  9. 前記距離取得手段は、前記通信手段により受信された前記信号の信号強度、または、伝播時間に基づいて、前記信号を送信した前記機器との間の距離を算出する
    ことを特徴とする請求項8に記載の制御装置。
  10. 前記切り替え情報提示手段は、前記制御対象機器との間の距離が所定の距離以上となったまま所定の時間が経過したとき、前記切り替え情報を提示する
    ことを特徴とする請求項2に記載の制御装置。
  11. 前記切り替え情報提示手段は、前記制御対象機器とは別の前記機器が、前記制御対象機器との間の距離よりも近くなったまま所定の時間が経過したとき、前記切り替え情報を提示する
    ことを特徴とする請求項2に記載の制御装置。
  12. 前記切り替え手段において前記制御対象機器が切り替えられた場合に、切り替え前の制御対象機器で実行されているサービスを、切り替え後の制御対象機器で継続して実行するように、切り替え後の制御対象機器を制御する制御手段をさらに備える
    ことを特徴とする請求項2に記載の制御装置。
  13. 前記切り替え手段は、前記制御対象機器で実行されているサービスを継続して実行可能な前記切り替え対象機器が1つだけ存在する場合、前記ユーザの操作入力を待たずに、前記制御対象機器を、前記切り替え対象機器に切り替える
    ことを特徴とする請求項12に記載の制御装置。
  14. 前記切り替え手段による切り替えにより、前記制御対象機器でなくなる前記機器、または前記切り替え手段による切り替えにより、前記制御対象機器となる前記機器である旨を報知するように、前記機器を制御する機器制御手段をさらに備える
    ことを特徴とする請求項2に記載の制御装置。
  15. 複数の機器から制御対象とする機器である制御対象機器を選択して制御する制御装置の制御方法において、
    前記機器との間の距離を取得する距離取得ステップと、
    前記機器との間の距離に応じて、前記制御対象機器を切り替えるための切り替え情報を、前記ユーザに提示する切り替え情報提示ステップと、
    前記切り替え情報に対する前記ユーザの操作入力に応じて、前記制御対象機器を切り替える切り替えステップと
    を含むことを特徴とする制御方法。
  16. 複数の機器から制御対象とする機器である制御対象機器を選択して制御する制御処理を、コンピュータに実行させるプログラムにおいて、
    前記機器との間の距離を取得する距離取得ステップと、
    前記機器との間の距離に応じて、前記制御対象機器を切り替えるための切り替え情報を、前記ユーザに提示する切り替え情報提示ステップと、
    前記切り替え情報に対する前記ユーザの操作入力に応じて、前記制御対象機器を切り替える切り替えステップと
    を含むことを特徴とするプログラム。
  17. 複数の機器から制御対象とする機器である制御対象機器を選択して制御する制御処理を、コンピュータに実行させるプログラムの記録媒体であって、
    前記機器との間の距離を取得する距離取得ステップと、
    前記機器との間の距離に応じて、前記制御対象機器を切り替えるための切り替え情報を、前記ユーザに提示する切り替え情報提示ステップと、
    前記切り替え情報に対する前記ユーザの操作入力に応じて、前記制御対象機器を切り替える切り替えステップと
    を含むことを特徴とするプログラムが記録されている記録媒体。
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