JP2005301915A - 生産検査システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 検査場における製品の不良データを利用して、産業用機器において生産される製品の不良を低減することが可能な生産検査システムを提供することを目的とする。
【解決手段】 端末装置4から制御装置3に、少なくとも生産長と布欠点とを送信し、制御装置3は、生産長に基づいて停止原因と布欠点とを互いに関連付けると共に、布欠点の検出回数をカウントしておき、織機2の停止時などにおいて、タッチパネルなどに停止原因、布欠点、及び検出回数を表示させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、産業用機器の動作を制御する制御装置と製品の異常を検査する検査場に設置される端末装置とがネットワークを介して互いに接続される生産検査システムに関する。
近年のデータ通信技術の発展により、織機などの産業用機器は、WebサーバやWebブラウザを備え、LAN(Local Area Network)などのネットワークに接続されるようになった。
ところで、例えば、産業用機器で生成された製品が検査場において不良があるか否かが検査され、不良が発見されなかった製品が市場に出荷されていくという生産検査システムがある。
このような生産検査システムでは、製品を予め決められた検査場に搬送させるために、製品に識別指標を付け、管理コンピュータがその識別指標を集中管理して製品の出荷計画を作成するものがある。(例えば、特許文献1参照)
また、上記生産検査システムでは、製品の生成中における産業用機器の停止タイミングを記録しておき、その記録された停止タイミングに基づいて製品を重点的に検査するものがある。(例えば、特許文献2または特許文献3参照)
特許第2643447号公報 (第2〜6頁、第1〜7図) 実用新案登録第2503058号公報 (第2〜3頁、第1〜4図) 特開平7−126964号公報 (第2〜3頁、第1〜2図)
しかしながら、上述のように、製品の識別指標を利用して出荷計画を作成したり、産業用機器の停止タイミングを利用して製品の検査を行ったりすることにより、製品の検査作業の効率を高めることができるが、検査場において明らかとなった製品の不良の内容やその発生頻度が産業用機器にフィードバックされることは無かった。
そこで、本発明では、検査場における製品の不良データを利用して、産業用機器において生産される製品の不良を低減することが可能な生産検査システムを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために本発明では、以下のような構成を採用した。
すなわち、本発明の生産検査システムは、産業用機器の動作を制御する制御装置と、前記産業用機器で生成された製品に異常があるか否かの検査を行う検査場に設置される端末装置とがネットワークを介して互いに接続される生産検査システムであって、前記端末装置は、前記検査場で発見された前記製品の不良を示す不良データを記録する第1の記録手段と、前記第1の記録手段に記録される前記不良データを前記制御装置に送信する送信手段とを備え、前記制御装置は、前記端末装置から送信される前記不良データと、前記不良データが示す各不良の検出回数とを記録する第2の記録手段と、前記第2の記録手段に記録される前記不良データ及び前記検出回数を表示する表示手段とを備えることを特徴とする。
このように、制御装置の表示手段に不良データや検出回数が表示されるので、オペレータは不良データや検出回数を確認することができる。
すなわち、例えば、産業用機器が停止すると、制御装置の表示手段に不良データや検出回数が表示されるように設定することができるので、オペレータは産業用機器を再起動させる際に、不良データや検出回数を確認することができる。
上記生産検査システムにおいて、前記第1の記録手段は、前記制御装置から送信される前記産業用機器に対して操作が行われた前記製品の位置を示す位置データと前記不良データとを関連付けて記録し、前記送信手段は、前記第1の記録手段で記録される前記位置データ及び前記不良データを前記制御装置に送信し、前記第2の記録手段は、前記端末装置から送信される前記位置データ及び前記不良データと前記検出回数とを記録すると共に、前記産業用機器に対して行われた操作を示す操作データと前記位置データとを関連付けて記録し、前記表示手段は、前記操作データに基づいて、前記不良データ及び前記検出回数を表示するように構成してもよい。
このように、操作データに基づいて不良データや検出回数が表示手段に表示されるので、オペレータは産業用機器に対する操作に基づいて不良データや検出回数を確認することができる。
また、上記生産検査システムにおいて、前記端末装置は、前記制御装置から送信される前記産業用機器に対して操作が行われた前記製品の位置を示す位置データと、前記検査場で発見された前記製品の不良を示す不良データとを関連付けて記録する第3の記録手段と、前記第3の記録手段に記録される前記位置データ及び前記不良データを前記制御装置に送信する送信手段とを備え、前記制御装置は、前記端末装置から送信される前記位置データに基づいて前記産業用機器に対して行われた操作を示す操作データと前記不良データとを並べて記録する第4の記録手段と、前記第4の記録手段に記録される前記操作データ及び不良データを表示する表示手段とを備えるように構成してもよい。
これにより、表示手段に操作データと不良データとが時系列に表示されるので、オペレータは不良が検出された前後の産業用機器に対する操作を分析することができる。
上記生産検査システムにおいて、前記第3の記録手段は、前記製品の検査が行われている際の前記製品の状態を示す検査状態データと前記不良データとを関連付けて記録し、前記送信手段は、前記第3の記録手段に記録される前記位置データ、前記検査状態データ、及び前記不良データを前記制御装置に送信し、前記第4の記録手段は、前記端末装置から送信される前記位置データ及び前記検査状態データに基づいて前記操作データと前記不良データとを並べて記録し、前記表示手段は、前記第4の記録手段に記録される前記操作データ及び前記不良データを表示するように構成してもよい。
このように、位置データ及び検査状態データに基づいて並べられた操作データと不良データとが表示手段に表示されるので、オペレータは産業用機器に対して操作が行われなかった場合でも不良を確認することができる。
また、本発明の生産検査システムは、産業用機器の動作を制御する制御装置と、前記産業用機器で生成された製品に異常があるか否かの検査を行う検査場に設置される端末装置とがネットワークを介して互いに接続される生産検査システムであって、前記検査場で発見された前記製品の不良を示す不良データを作業者に入力させる入力手段と、前記入力手段により入力された前記不良データが示す各不良の検出回数をカウントするカウント手段と、前記不良データ及び前記検出回数を記録する記録手段と、前記記録手段により記録された前記不良データ及び前記検出回数を表示する表示手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、産業用機器を扱うオペレータに検査場において明らかとなった不良データや検出回数を確認させることができるので、オペレータに対して不良データに関する注意をうながすことができる。これにより、オペレータは不良データや検出回数に応じて産業用機器の設定を調整することができ、製品の不良を低減することができる。
以下、本発明の実施形態を図面を用いて説明する。
図1は、本発明の実施形態の生産検査システムを示す図である。なお、本実施形態では、産業用機器は織機として、産業用機器で生成される製品は織布として、検査場は検反場として説明する。
図1に示すように、生産検査システム1は、複数の織機2(1号機、2号機、3号機、・・・)と、織機2の動作を制御する制御装置3と、検反場に設置される端末装置4と、制御装置3と端末装置4とを互いに接続するネットワーク5(例えば、LAN)とを備えて構成される。
なお、本実施形態では、織機2と制御装置3とが一体に構成されているものとする。
次に、織布の製織から織布の検反までの流れを説明する。
まず、織機2は織布を製織しながらその製織した織布をクロスロール6に巻いていき、製織した織布の長さが目標の長さとなると切下しを行う。
次に、目標の長さで切下しが行われたクロスロール6が織機2から取り外されると、その取り外されたクロスロール6に「機台名(織機2の名前であって、例えば、3号機など)」、「切下しID(Identification)(クロスロール6を識別するためのIDであって、例えば、03−040210−01など)」、及び「日時(製織された日時であって、例えば、04−02−10−13など)」などが書かれたタグ7が付けられる。
次に、タグ7が付けられたクロスロール6は台車などに載せられ検反場まで搬送される。
次に、モータ8の駆動によりクロスロール6から検反台9の上に織布が送り出される。
そして、検反を行う作業者(以下、作業者という)は検反台9に送り出された織布に対して布欠点(不良)があるか否かの検査を行う。
また、上記制御装置3は、記録部10(第1の記録手段及び第3の記録手段)を備え、ネットワーク5を介して端末装置4から送られてくるデータ(図1に示す矢印E)を記録部10(図1に示すF)に記録する。
また、上記制御装置3は、例えば、タッチパネルを備え、そのタッチパネルに表示される画面をオペレータが触れることにより織機2に対して所定の操作が行われる。そして、織機2が停止するなど織機2に対してある操作が行われたときに、オペレータはタッチパネルに表示される画面を見ることにより織機2で製織された織布の布欠点の種類やその布欠点の発生頻度を確認する。また、オペレータはタッチパネルに表示される画面を見ることにより織機2に対する過去の操作履歴(例えば、織機2に対する駆動開始指示や駆動停止指示など)を確認する。
また、上記端末装置4は、記録部11(第2の記録手段及び第4の記録手段)を備え、ネットワーク5を介して制御装置3から送られてくるデータ(図1に示す矢印D)を記録部11(図1に示すA)に記録する。
また、上記端末装置4は、例えば、制御装置3と同様に、タッチパネルを備え、そのタッチパネルに表示される画面を作業者が触れることにより布欠点が入力される。
図2は、制御装置3及び端末装置4のハードウェア構成を示す図である。
図2に示すように、制御装置3及び端末装置4は、CPU(Central Processing Unit)20、メモリ21、入力装置22(入力手段)、出力装置23(表示手段)、外部記録装置24、媒体駆動装置25、及びネットワーク接続装置26(送信手段)を備え、それらはバス27により互いに接続されている。
なお、例えば、メモリ21や外部記録装置24などにより図1に示す記録部10または記録部11が構成されてもよい。
メモリ21は、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ、SRAM(Static Random Access Memory)、DRAM(Dynamic Random Access Memory)などが考えられ、図1に示す織機2に対する操作制御やモータ8の駆動制御を行うためのプログラムやネットワーク5を介して送受信されるデータが格納される。また、CPU20は、メモリ21に格納されるプログラムを実行することにより必要な処理を行う。
また、入力装置22は、例えば、キーボードやマウスなどが考えられ、オペレータや作業者からの指示や情報の入力に使用される。
また、出力装置23は、例えば、ディスプレイ、警告ランプ、スピーカなどが考えられる。
なお、例えば、入力装置22と出力装置23とを組み合わせることにより、タッチパネルを構成してもよい。
また、外部記録装置24は、例えば、磁気ディスク装置、光ディスク装置、光磁気ディスク装置などが考えられる。
また、媒体駆動装置25は、可搬記録媒体28を駆動し、その記録内容にアクセスする。なお、可搬記録媒体28は、例えば、メモリカード、フレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk−Read Only Memory)、光ディスク、光磁気ディスクなどが考えられる。また、可搬記録媒体28にネットワーク5を介して送信されるデータを記録しておき、必要に応じてそのデータをメモリ21にロードして使用するように構成してもよい。
また、ネットワーク接続装置26は、ネットワークインターフェイスにより制御され、例えば、図1に示すネットワーク5に接続してデータ通信に伴うデータ変換を行う。
次に、図1に示す記録部10及び記録部11にそれぞれ記録されるデータについて説明する。
図3(a)は、記録部11に記録されるデータベースを示す図である。
図3(a)に示すデータベース30は、各織機2に関するレコード31(31−1、31−2、31−3、31−4、・・・)が多数格納されている。各レコード31は、例えば、織機2の機台名が記録される機台名領域32、機台の通信アドレスが記録されるアドレス領域33を備えている。図3(a)に示す例では、レコード31−3の機台名領域32に「3号機」、アドレス領域33に「192.168.10.68」と記録されている。
図3(b)は、記録部10及び記録部11に記録されるデータベースを示す図である。
図3(b)に示すデータベース34は、各クロスロール6に関するレコード35(35−1、35−2、35−3、35−4、・・・)が多数格納されている。各レコード35は、例えば、切下しが行われた織機2の機台名が記録される機台名領域36、切下しが行われた日時が記録される日時領域37、切下しIDが記録される切下しID領域38、切下しが行われた織布全体の長さ(総生産長(m))が記録される総生産長領域39、切下しが行われた織布の品種が記録される品種領域40を備えている。図3(b)に示す例では、レコード35−4の機台名領域36に「3号機」、日時領域37に「04−02−10−13」、切下しID領域38に「03−040210−01」、総生産長領域39に「235」、品種領域40に「100x110_A001」と記録されている。
図3(c)は、記録部10及び記録部11に記録されるデータベースを示す図である。
図3(c)に示すデータベース41は、1本のクロスロール6における織布の織り始めから織機2が何らかの原因により停止するまでの織布の長さ(生産長(m))毎に関するレコード42(42−1、42−2、42−3、42−4、・・・)が多数格納されている。各レコード42は、例えば、切下しIDが記録される切下しID領域43、生産長が記録される生産長領域44、織機2が停止した際の停止原因が記録される停止原因領域45、検反場で発見された布欠点(不良データ)が記録される布欠点領域46を備えている。図3(c)に示す例では、レコード42−1の切下しID領域43に「03−040210−01」、生産長領域44に「002」、停止原因領域45に「もじり(左)」、布欠点領域46に「あや段」と記録されている。
図3(d)は、記録部10または記録部11に記録されるデータベースを示す図である。
図3(d)に示すデータベース47は、1台の織機2における各停止原因に関するレコード48(48−1、48−2、・・・)が多数格納されている。各レコード48は、例えば、停止原因が記録される停止原因領域49、布欠点が記録される布欠点領域50、布欠点の検出回数が記録される検出回数領域51を備えている。図3(d)に示す例では、レコード48−1の停止原因領域49に「もじり(左)」、布欠点領域50に「あや段」、検出回数領域51に「2回」と記録されている。これは、ある特定の織機2が生産したクロスロールにおいて、停止原因が「もじり(左)」である場合に「あや段」が発生した回数が2回であることを示す。
図4は、記録部10に記録されるデータベースを示す図である。
図4に示すデータベース52には、1台の織機2に対する停止原因及び各操作に関するレコード53(53−1、・・・、53−20、53−21、53−22、・・・)が多数格納されている。各レコード53は、例えば、織布の織り始めからオペレータやセンサにより織機2に対して操作が行われたときまでの織布の長さ(生産長(m))(位置データ)が記録される生産長領域54、織機2の停止原因が記録される停止原因領域55、織機2に対する操作(例えば、織機2に対する駆動開始指示や駆動停止指示など)(操作データ)が記録される操作設定領域56を備えている。図4に示す例では、レコード53−22の生産長領域54に「33」、操作設定領域56に「緯糸ミス」と記録されている。これは生産長33mの時点で緯入れの異常により織機2が自動停止され、かつ、その後に機台の逆転及び正転が行われ、起動されたことを示す。
次に、図3(c)に示すデータベース41のデータ更新について説明する。
図5は、図1に示す制御装置3の動作を示すフローチャートである。
図5に示すように、まず、制御装置3は、ステップS1において、オペレータやセンサなどの指示により織機2が停止したか否かを判断する。
そして、織機2が停止していないと判断した場合(ステップS1がNo)、ステップS1に戻る。
一方、織機2が停止したと判断した場合(ステップS1がYes)、ステップS2において、制御装置3は、織機2の生産長と織機2の停止原因とが記録されたレコード42をデータベース41に格納し、ステップS1に戻る。
次に、図4に示すデータベース52のデータ更新について説明する。
図6は、図1に示す制御装置3の動作を示すフローチャートである。
図6に示すように、まず、制御装置3は、ステップST1において、オペレータやセンサなどの指示により織機2に対して操作があるか否かを判断する。すなわち、データベース52への記録の対象となる操作設定がされたか否かを判断する。
織機2に対する操作がないと判断した場合(ステップST1がNo)、ステップST1に戻る。
一方、織機2に対する操作があると判断した場合(ステップST1がYes)、ステップST2において、制御装置3は、織機2に対する操作と、その操作に対応する生産長とが記録されたレコード54をデータベース52に格納し、ステップST1に戻る。なお、本実施形態においては、データベース41において停止原因も生産長に対応させて停止原因領域55に格納しているが、例えば、データベース41には生産長と操作データのみを格納するようにしてもよい。
次に、図1に示す検反場における検反の流れを説明する。
図7は、検反場における検反の流れを示すフローチャートである。
図7に示すように、まず、ステップSTE1において、端末装置4は、図1に示すモータ8の駆動を制御してクロスロール6から検反台9に織布を送り出す。
次に、ステップSTE2において、端末装置4は、検反台9に送り出された織布の長さが図3(c)に示すデータベース41(クロスロールデータ)に記録される生産長と一致したか否かを判断する。
そして、検反台9に送り出された織布の長さがデータベース41に記録される生産長と一致しないと判断した場合(ステップSTE2がNo)、ステップSTE1に戻る。
一方、検反台9に送り出された織布の長さがデータベース41に記録される生産長と一致したと判断した場合(ステップSTE2がYes)、ステップSTE3において、端末装置4は、モータ8を停止、またはモータ8の回転を低速にさせる。
次に、ステップSTE4において、作業者は、検反台9に送り出されている織布に対して詳細に検査を行う。
次に、ステップSTE5において、作業者は、織布に布欠点があるか否かを判断する。
そして、織布に布欠点がないと判断された場合(ステップSTE5がNo)、ステップSTE1に戻る。
一方、織布に布欠点があると判断された場合(ステップSTE5がYes)、端末装置4は、その布欠点が記録されたレコード42をデータベース41に格納し、ステップSTE1に戻る。
次に、図3(d)に示すデータベース47に記録される検出回数の算出方法について説明する。
図8は、データベース47に記録される検出回数を算出するためのフローチャートである。なお、図8に示すフローチャートでは、制御装置3において検出回数が算出されるものとするが、検出回数は、端末装置4など制御装置3以外で算出されてもよい。また、図8に示すフローチャートは、例えば、図2に示すCPU20により実行されるものとする。すなわち、検出回数をカウントするカウント手段をCPU20により構成してもよい。また、図8に示すフローチャートでは、「あや段」、「まくら段」、「よごれ」、「くぐり」、「その他」のそれぞれの検出回数を算出するものとする。
まず、ステップSTEP1において、制御装置3は、図3(c)に示すデータベース41において、一番上のレコード42の布欠点領域46が「あや段」であるか否かを判断する。
「あや段」であると判断した場合(ステップSTEP1がYes)、ステップSTEP2において、制御装置3は、「あや段」に対応するカウンタをアップする。
次に、ステップSTEP3において、制御装置3は、次のレコード42があるか否かを判断する。
次のレコード42があると判断した場合(ステップSTEP3がYes)、ステップSTEP4において、制御装置3は、次のレコード42に移動し、ステップSTEP1に戻る。
また、ステップSTEP1において、レコード42が「あや段」でないと判断した場合(ステップSTEP1がNo)、ステップSTEP5において、制御装置3は、レコード42が「まくら段」であるか否かを判断する。
「まくら段」であると判断した場合(ステップSTEP5がYes)、ステップSTEP6において、制御装置3は、「よごれ」に対応するカウンタをアップし、ステップSTEP3において、次のレコード42があるか否かを判断する。
一方、「まくら段」でないと判断した場合(ステップSTEP5がNo)、ステップSTEP4において、制御装置3は、次のレコード42に移動し、ステップSTEP1に戻る。
これ以降も同様にして、ステップSTEP7〜ステップSTEP12において、「よごれ」、「くぐり」、「その他」の判断およびカウントアップが行われる。
また、ステップSTEP3において、次のレコード42がないと判断した場合(ステップSTEP3がNo)、終了する。
なお、布欠点のカウントは、例えば、1本のクロスロール6が生成される度に行ってもよいし、1週間毎や1ヶ月毎など一定周期毎に行ってもよく、特に布欠点のカウントの実行タイミングは限定されない。
次に、作業者により布欠点が端末装置4に入力される際のその入力手順を説明する。
図9(a)は、端末装置4が備えるタッチパネルに表示される画面の一例を示す図である。
図9(a)に示す画面90は、作業者が端末装置4に布欠点を入力する際にタッチパネルに一番初めに表示される画面であり、リンクボタン91が表示されている。図9(a)に示す例では、各リンクボタン91は「1号機」、・・・、「12号機」と表示されている。例えば、作業者がクロスロール6に付けられているタグ7に基づいて「3号機」と表示されているリンクボタン91を押すと、「3号機」に係わる画面に切り替わる。すなわち、各機台名にそれぞれ対応するハイパーリンクが付加されている。
なお、画面90は、例えば、図3(a)に示すデータベース30に記録されるデータに基づいて作成されてもよい。
図9(b)は、画面90から次の画面に切り替わったときにタッチパネルに表示される画面の一例を示す図である。
図9(b)に示す画面92は、各クロスロール6に関するデータが表示される画面であり、リンクボタン93が表示されている。図9(b)に示す例では、各リンクボタン93はクロスロール毎に切下された日時、切下しID、及び生産長(m)が示され、例えば、先頭から4番目のリンクボタン93には、「03−02−10−13、03−040210−01、235」と表示されている。例えば、作業者が「03−02−10−13、03−040210−01、235」と表示されているリンクボタン93に触れると、「03−02−10−13、03−040210−01、235」に係わる画面に切り替わる。
なお、画面92は、例えば、図3(b)に示すデータベース34に記録されるデータに基づいて作成されてもよい。
図10は、画面92から次の画面に切り替わったときにタッチパネルに表示される画面の一例を示す図である。
図10に示す画面94は、作業者により布欠点を入力させるための画面であり、表示欄95、表示欄96、入力ボタン97、表示欄98、及び入力ボタン99が表示されている。
上記表示欄95には、図9(b)に示す画面92で押されたリンクボタン93に係わるデータが表示される。図10に示す例では、機台名「3号機」、日時「04/02/11 11:23」、切下しID[03−040210−01]、及び品種「100x110_A001]が表示されている。
なお、表示欄95は、図3(b)に示すデータベース34の機台名領域36、日時領域37、切下しID領域38、生産長領域39、及び品種領域40に基づいて作成されてもよい。
上記表示欄96には、クロスロール6から検反台9に送り出された現在の織布の長さ(m)が表示される。図10に示す例では、「28M」と表示されている。
なお、表示欄96は、図1に示すモータ8から端末装置4に送信される、モータ8のエンコーダ信号や検反台9の布送りローラに取り付けられた近接スイッチのパルス信号など(図1に示す矢印C)に基づいて作成されてもよい。
上記入力ボタン97は、作業者に押されると布欠点が入力される。図10に示す例では、「あや段」、「まくら段」、「よごれ」、「くぐり」、「その他」、及び「なし」のそれぞれの布欠点に対応する入力ボタン97が表示されている。
上記表示欄98には、生産長と、停止原因と、作業者により押された入力ボタン97に対応する布欠点とが表示される。また、表示欄98には、作業者に布欠点が入力される前、生産長及び停止原因のみが表示され、クロスロール6から検反台9に送り出される織布の長さに応じて反転部分が一段ずつ下がっていく。そして、作業者により布欠点が入力されると、反転部分の布欠点が表示される箇所に、作業者により入力された布欠点が表示される。そして、反転部分に布欠点が表示されると、反転部分が下がり、再び通常のスピードで検反台9に織布が送り出される。そして、例えば、1本分のクロスロール6の生産長及び停止原因が全て表示されるまで表示欄98の画面が下にスクロールしていく。図10に示す例では、先頭から順番に「002 もじり(左) あや段」、「022 なし よごれ」、「031 もじり(左)」、「047 経ミス」、「102 手動停止」、「157 もじり(左)」と表示されている。
なお、表示欄98は、図3(c)に示すデータベース41の生産長領域44、停止原因領域45、及び布欠点領域46に基づいて作成されてもよい。すなわち、例えば、データベース41の各レコード42の生産長領域44及び停止原因領域45にそれぞれ記録されるデータを表示欄98に順次表示させていき、作業者により布欠点の入力があると、その入力された布欠点がデータベース41の布欠点領域46に記録されていくように構成してもよい。また、例えば、データベース41の停止原因領域45に「なし」が記録され、データベース41の布欠点領域46に布欠点が記録されると、その布欠点領域46に記録される布欠点の種類に応じて、制御装置3から織機2に対して警告ランプ点灯などの操作が行われるように構成してもよい。
上記入力ボタン99は、作業者に押されると図1に示すモータ8に駆動信号(図1に示す矢印B)を送信し駆動制御を行う。例えば、モータ8を駆動させたい場合、すなわち、クロスロール6から織布を通常のスピードで検反台9に送り出したい場合は左から3番目の入力ボタン99を押す。すると、端末装置4からモータ8にオン信号が送信される。また、モータ8を停止させたい場合は、左から4番目の入力ボタン99を押す。すると、端末装置4からモータ8にオフ信号が送信される。また、モータ8を早く回転させたい場合、すなわち、クロスロール6から織布を早く送り出したい場合は左から5番目の入力ボタン99や左から6番目の入力ボタン99を押す。すると、制御装置4からモータ8に早く回転させるための信号が出力される。また、モータ8を反対に回転させたい場合、すなわち、クロスロール6に織布を巻き戻したい場合は左から2番目の入力ボタン99や一番左の入力ボタン99を押す。すると、端末装置4からモータ8に反対方向に駆動させるための信号が送信される。
次に、検反場の織布において停止原因の記録されている生産長でない場所に布欠点が発見された場合について考える。
図11(a)は、クロスロール6から送り出されている織布の現在の長さが生産長に対応しないときの画面94を示す図である。
図11(a)に示すように、クロスロール6から送り出されている織布の現在の長さが生産長に対応しないとき、表示欄98における反転部分は空白部分に位置している。すなわち、図11(a)に示す例では、反転部分が「031 もじり(左) あや」と「047 経ミス」との間に位置している。
このような状態のときに、作業者がクロスロール6から送り出される織布に布欠点を発見すると、作業者はその発見した布欠点に対応する入力ボタン97を押す。
図11(b)は、クロスロール6から送り出されている織布の現在の長さが生産長に対応しないときに、作業者が入力ボタン97を押した後の画面94を示す図である。
作業者により入力ボタン97が押されると、表示欄98の生産長が表示される箇所に「現在の織布の長さ」が表示され、停止原因が表示される箇所に「なし」が表示され、布欠点が表示される箇所に作業者に押された入力ボタン97に対応する「布欠点」が表示される。すなわち、図11(b)に示す例では、「039 なし よごれ」と表示されている。そして、例えば、図3(c)に示すデータベース41の生産長領域44に「現在の織機の長さ」(検査状態データ)が記録され、停止原因領域45に「なし」が記録され、布欠点領域46に「布欠点」が記録される。図3(c)に示す例では、レコード42−4の生産長領域44に「039」が記録され、停止原因領域45に「なし」が記録され、布欠点領域46に「よごれ」が記録されている。
図12は、オペレータの入力や織機2が備えるセンサからの停止信号により織機2が停止した際に制御装置3のタッチパネルに表示される画面を示す図である。
図12に示すように、画面100には、織機2の停止原因101と、その停止原因に対応する布欠点102と、その布欠点に対応する検出回数103とが表示されている。すなわち、図12の表示によれば、現在「もじり(左)停止」を停止原因として機台が停止しているが、この織機2において過去に生じた「もじり(左)停止」を停止原因とする機台停止によって、「あや段」が2回発生していることが分かる。
このように、端末装置4から制御装置3に、少なくとも生産長と布欠点とが送信されることにより、制御装置3は、生産長に基づいて停止原因と布欠点とを互いに関連付けて記録部10に記録することができる。また、制御装置3は、布欠点の検出回数をカウントすることにより、検出回数を記録部10に記録することができる。これにより、制御装置3は、タッチパネルなどに停止原因、布欠点、及び検出回数を表示することができる。
すなわち、例えば、制御装置3は、図3(c)に示すデータベース41と、図3(d)に示すデータベース47とを記録部10に記録することができるので、図12に示すように、織機2の停止時に織機2のタッチパネルに停止原因、布欠点、及び検出回数を表示させることができる。
このように、タッチパネルなどに織機2の停止原因に基づく布欠点や検出回数が表示されるので、オペレータは再起動時などにおいて織機2の停止原因に応じた布欠点や検出回数を確認することができる。
これにより、オペレータに対して布欠点に関する注意をうながすことができ、オペレータは布欠点や検出回数に応じて織機2の設定を調整することができ、織布の布欠点を低減することができる。
また、生産長に対応させながら布欠点を作業者に入力させることができるので、生産長と布欠点とを対応づけた入力が容易となり、作業者における布欠点の入力の負担を軽減させることができる。
また、図13は、制御装置3のタッチパネルに表示される画面の一例を示す図である。
図13に示す画面104は、織機2に対して行われた操作の履歴を表示するための画面であって、図13に示す例では、織機2に対して操作が行われた際の操作履歴105と、布欠点106とが生産長の推移と対応させて表示されている。すなわち、図13の表示によれば、ある生産長において「緯糸ミズ」が発生して織機が停止し、その後逆転1回及び正転2回を行った位置において「あや段」が発生したことが分かる。
このように、端末装置4から制御装置3に、少なくとも生産長と布欠点とが送信されることにより、制御装置3は、生産長に基づいて操作履歴と布欠点とを並べて記録部10に記録することができる。すなわち、制御装置3は、生産長に基づいて布欠点を記録部10に記録される操作履歴の中に挿入することができる。これにより、操作履歴と布欠点とをそれぞれ時系列(生産長の推移に対応して)に並べて記録部10に記録することができるので、タッチパネルなどに時系列に並んだ操作履歴及び布欠点を表示することができる。
すなわち、例えば、制御装置3は、図4(b)に示すデータベース53を作成することができるので、図13に示すように、織機2のタッチパネルに操作履歴及び布欠点を時系列に並べて表示させることができる。
このように、タッチパネルなどに操作履歴と布欠点とが時系列に表示されるので、オペレータは布欠点が検出された前後の織機2の操作を分析することができる。すなわち、オペレータはタッチパネルなどに表示される操作履歴と布欠点とを確認して作業手順がおかしくないか確認することができる。
また、布欠点に対応する操作履歴(例えば、停止原因など)がない場合でもタッチパネルなどに布欠点を表示することができるので、オペレータは織機2に対して操作が行われなかった場合でも布欠点を確認することができる。
図14は、本発明の他の実施形態の生産検査システムを示す図である。
図14に示す生産検査システム140は、基本的には図1に示す生産検査システム1と構成は同じになるが、記録部141をもつサーバ142を備え、サーバ142がネットワーク5に接続されている点が生産検査システム1と異なる。
このように、サーバ142を備えることにより、記録部141に記録部10のデータや記録部11のデータを転送することができるので、記録容量の少ない記録部10や記録部11を使用することができる。
また、制御装置3の記録部10に記録されるデータや端末装置4の記録部11に記録されるデータの長期の保存や分析が可能となる。
また、記録部141に記録されるデータを周期的に自動分析して、布欠点の発生率が高い織機2の運転を禁止させたり、警告メッセージを織機2に送信したりすることができる。
また、記録部141に蓄積されるデータを織機2の操作履歴や布欠点など一定期間毎に記録部141に蓄積されるデータにする場合では、一定期間毎にサーバ142の電源を入れるだけでよいので、無停電電源装置(UPS:Uninterruptive Power Supply)や高価なOS(Operating System)などを利用しなくてもよくなるなど、サーバ142の性能を落とすことができる。これにより、サーバ142の扱いが容易になり、メンテナンスがあまり必要なくなるので、安価な生産検査システム140を構築することができる。
本発明の実施形態の生産検査システムを示す図である。 端末装置及び制御装置のハードウェア構成を示す図である。 データベースを示す図である。 データベースを示す図である。 制御装置の動作を示すフローチャートである。 制御装置の動作を示すフローチャートである。 検反場における検反の流れを示すフローチャートである。 検出回数を算出するためのフローチャートである。 端末装置のタッチパネルに表示される画面の一例を示す図である。 端末装置のタッチパネルに表示される画面の一例を示す図である。 端末装置のタッチパネルに表示される画面の一例を示す図である。 制御装置のタッチパネルに表示される画面の一例を示す図である。 制御装置のタッチパネルに表示される画面の一例を示す図である。 本発明の他の実施形態の生産検査システムを示す図である。
符号の説明
1 生産検査システム
2 織機
3 制御装置
4 端末装置
5 ネットワーク
6 クロスロール
7 タグ
8 モータ
9 検反台
10 記録部
11 記録部
20 CPU
21 メモリ
22 入力装置
23 出力装置
24 外部記録装置
25 媒体駆動装置
26 ネットワーク接続装置
27 バス
28 可搬記録媒体
30 データベース
31 レコード
32 機台名領域
33 アドレス領域
34 データベース
35 レコード
36 機台名領域
37 日時領域
38 切下しID領域
39 生産長領域
40 品種領域
41 データベース
42 レコード
43 切下しID領域
44 生産長領域
45 停止原因領域
46 布欠点領域
47 データベース
48 レコード
49 停止原因領域
50 布欠点領域
51 検出回数領域
52 データベース
53 レコード
54 生産長領域
55 停止原因領域
56 操作設定領域
90 画面
91 リンクボタン
92 画面
93 リンクボタン
94 画面
95 表示欄
96 表示欄
97 入力ボタン
98 表示欄
99 入力ボタン
100 画面
101 停止原因
102 布欠点
103 検出回数
104 画面
105 操作履歴
106 布欠点
140 生産検査システム
141 記録部
142 サーバ

Claims (5)

  1. 産業用機器の動作を制御する制御装置と、前記産業用機器で生成された製品に異常があるか否かの検査を行う検査場に設置される端末装置とがネットワークを介して互いに接続される生産検査システムであって、
    前記端末装置は、
    前記検査場で発見された前記製品の不良を示す不良データを記録する第1の記録手段と、
    前記第1の記録手段に記録される前記不良データを前記制御装置に送信する送信手段と、
    を備え、
    前記制御装置は、
    前記端末装置から送信される前記不良データと、前記不良データが示す各不良の検出回数とを記録する第2の記録手段と、
    前記第2の記録手段に記録される前記不良データ及び前記検出回数を表示する表示手段と、
    を備えることを特徴とする生産検査システム。
  2. 請求項1に記載の生産検査システムであって、
    前記第1の記録手段は、前記制御装置から送信される前記産業用機器に対して操作が行われた前記製品の位置を示す位置データと前記不良データとを関連付けて記録し、
    前記送信手段は、前記第1の記録手段で記録される前記位置データ及び前記不良データを前記制御装置に送信し、
    前記第2の記録手段は、前記端末装置から送信される前記位置データ及び前記不良データと前記検出回数とを記録すると共に、前記産業用機器に対して行われた操作を示す操作データと前記位置データとを関連付けて記録し、
    前記表示手段は、前記操作データに基づいて、前記不良データ及び前記検出回数を表示することを特徴とする生産検査システム。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の生産検査システムであって、
    前記端末装置は、
    前記制御装置から送信される前記産業用機器に対して操作が行われた前記製品の位置を示す位置データと、前記検査場で発見された前記製品の不良を示す不良データとを関連付けて記録する第3の記録手段と、
    前記第3の記録手段に記録される前記位置データ及び前記不良データを前記制御装置に送信する送信手段と、
    を備え、
    前記制御装置は、
    前記端末装置から送信される前記位置データに基づいて前記産業用機器に対して行われた操作を示す操作データと前記不良データとを並べて記録する第4の記録手段と、
    前記第4の記録手段に記録される前記操作データ及び不良データを表示する表示手段と、
    を備えることを特徴とする生産検査システム。
  4. 請求項3に記載の生産検査システムであって、
    前記第1の記録手段は、前記製品の検査が行われている際の前記製品の状態を示す検査状態データと前記不良データとを関連付けて記録し、
    前記送信手段は、前記第1の記録手段に記録される前記位置データ、前記検査状態データ、及び前記不良データを前記制御装置に送信し、
    前記第2の記録手段は、前記端末装置から送信される前記位置データ及び前記検査状態データに基づいて前記操作データと前記不良データとを並べて記録し、
    前記表示手段は、前記第2の記録手段に記録される前記操作データ及び前記不良データを表示することを特徴とする生産検査システム。
  5. 産業用機器の動作を制御する制御装置と、前記産業用機器で生成された製品に異常があるか否かの検査を行う検査場に設置される端末装置とがネットワークを介して互いに接続される生産検査システムであって、
    前記検査場で発見された前記製品の不良を示す不良データを作業者に入力させる入力手段と、
    前記入力手段により入力された前記不良データが示す各不良の検出回数をカウントするカウント手段と、
    前記不良データ及び前記検出回数を記録する記録手段と、
    前記記録手段により記録された前記不良データ及び前記検出回数を表示する表示手段と、
    を備えることを特徴とする生産検査システム。
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