JP2005300993A - 光ファイバケーブルの製造方法および製造装置 - Google Patents

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一弘 濱田
Takehiko Okada
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Abstract

【課題】 バンチング糸が弛んで下方を走行する光ファイバ心線にからみつくのを防止することができる光ファイバケーブルの製造装置を提供する。
方法を提供する。
【解決手段】 複数の光ファイバ心線がバンチング糸巻付部7においてバンチング糸が巻き付けられて集束され、目板9を通して、集合ダイス10で溝付きスペーサ8のスロット溝に収納される。バンチング糸巻付部7は、中空円筒状ボビンに巻かれたバンチング糸が光ファイバ心線走行方向の後端側でガイド部材4にガイドされて折り返されるようにして、中空円筒状ボビンの中空部において、光ファイバ心線に巻き付けられる。その後、押さえ巻やシースが施される。
【選択図】 図6

Description

本発明は、光ファイバ心線を複数本ずつ束ねながら溝付きスペーサの溝内へ収納する光ファイバケーブルの製造方法および製造装置に関する。
光ファイバケーブルとして、光ファイバ心線を溝付きスペーサのスロット溝内に収納すものが知られている。溝付きスペーサのスロット溝内に光ファイバ心線を収納することで、側圧に弱い光ファイバ心線を保護することができる。このような光ファイバケーブルの製造工程においては、光ファイバ心線は、複数本をバンチング糸を巻き付けることによって束ねて、スロット溝内に落とし込まれる。
特許文献1に記載された製造方法では、中央に溝付きスペーサ挿通孔があり、その周りに光ファイバ心線の挿通孔を設けた目板を使用して、複数本の光ファイバ心線をスロット溝内に収納する。目板の下流側にバンチング糸を巻装した中空円筒状ボビンを設ける。ボ
ビンの中空部に複数本の光ファイバ心線を通し、ボビンの先端に取着されたガイド部材にガイドされて繰り出されるバンチング糸が、中空円筒状ボビンから繰り出されるときに、中空円筒状ボビンから螺旋状にほぐれるから、中空円筒状ボビンの中空部を走行する複数本の光ファイバ心線に巻き付きついて、光ファイバ心線を集束する。
特許文献2に記載された製造方法では、両端が開口したボビンの外周にバンチング糸を巻回して、異なる色の複数本の光ファイバ心線を中空円筒状ボビンの中空部に挿通し、バンチング糸の一端を固定して引き取ることによりバンチング糸を巻き付けた集合体とて、複数の集合体をスロット溝内に収納する。中空円筒状ボビンは目板の上流側に設けられ、目板としては、その周方向に回転可能な2つのファイバ位置調整回転板を用い、回転板に設けられたスロット位相検出ピンを用いて、検出ピンをスロット溝内に挿入した状態で溝付きスペーサを引き取り、目板をスロット溝に沿って回転させつつ、光ファイバ心線の集合体を溝内に収納する。
上述した製造方法におけるバンチング糸による集束方法について、図11〜図13で説明する。図11は側面図、図12は斜視図、図13は説明図である。図中、1は光ファイバ心線、2はバンチング糸、3は中空円筒状ボビン、3aは中空部である。光ファイバ心線1は、1本の線として図示されているが、実際は複数本である。図11,図12に示すように、中空円筒状ボビン3にバンチング糸2が巻かれている。複数本の光ファイバ心線1が中空円筒状ボビン3の中空部3aを通り抜けるように、図の矢印方向に走行する。製造の開始にあたって、バンチング糸2の一端を光ファイバ心線1に固定しておくと、光ファイバ心線1が走行するにつれて、バンチング糸2が螺旋状に中空円筒状ボビン3からほぐれることによって、複数本の光ファイバ心線1を束ねるように巻き付いて、光ファイバ心線1を集束することができる。
しかしながら、図13に示すように、バンチング糸を引き出していって巻の上側から下側に移行する点で、バンチング糸2が一気に繰り出されて余りが発生し、バンチング糸2が下方に垂れ下がるため、下方を走行している別の光ファイバ心線へのからみつきが生じる。このように、複数本の光ファイバ心線1をバンチング糸2で集束するときに、バンチング糸2の弛みが発生して、他の光ファイバ心線にからみついて引っ張られることにより、スロット溝内に収納される光ファイバ心線の長さが不均一になってしまう。そのために光ファイバ心線の局所的な曲がりやスロット溝からの外れが生じて、伝送特性が悪化するという問題がある。
特許第3485374号公報 特許第3423192号公報
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、バンチング糸が弛んで下方を走行する光ファイバ心線にからみつくのを防止することができる光ファイバケーブルの製造方法および製造装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、複数本の光ファイバ心線にバンチング糸を巻き付けて集束し、複数のスロット溝を持つ溝付きスペーサのスロット溝内に集束された光ファイバ心線の複数本を収納する光ファイバケーブルの製造方法であって、バンチング糸が巻装されている中空円筒状ボビンの光ファイバ心線走行方向の後端側で前記バンチング糸をガイドして、前記中空円筒状ボビンの中空部を走行する前記複数本の光ファイバ心線に前記バンチング糸を巻き付けることを特徴とするものである。
また、本発明は、複数本の光ファイバ心線にバンチング糸を巻き付けて集束し、複数のスロット溝を持つ溝付きスペーサの溝内に集束された光ファイバ心線の複数本を収納する光ファイバケーブルの製造装置であって、バンチング糸が巻装された中空円筒状ボビンと、該中空円筒状ボビンの光ファイバ心線走行方向の後端側に設けられ、前記バンチング糸をガイドするガイド部材を有し、前記中空円筒状ボビンの中空部を走行する前記複数本の光ファイバ心線に前記ガイド部材でガイドされた前記バンチング糸を巻き付けるようにしたことを特徴とするものである。
前記バンチング糸の巻き付けを、複数本の光ファイバ心線を溝付きスペーサのスロット溝内に収納するための目板よりも上流側で行なうようにすることができる。そして、前記目板の中心に形成された溝付きスペーサ挿通孔の内側にスロット位相固定ピンを設け、該スロット位相固定ピンを前記スロット溝内に挿入して、スロット位相を固定した状態でバンチング糸により集束された複数本の光ファイバ心線を溝付きスペーサのスロット溝内に収納するようにしてもよい。
本発明によれば、複数本の光ファイバ心線を中空円筒状ボビンの中空部を通して、ボビンの外側に巻装されているバンチング糸を巻き付けて集束する際に、バンチング糸を複数本の光ファイバ心線の走行方向の後端側でガイドして巻き付けることにより、バンチング糸が多く繰り出された場合でも、糸の弛みが中空円筒状ボビンの下方および中空部のみにたまるため、中空円筒状ボビンの下方を走行する光ファイバ心線へのからみつきや下方のバンチング糸とのからみつきを防止することができる。
複数本の光ファイバ心線を溝付きスペーサのスロット溝内に収納するための目板よりも上流側に中空円筒状ボビンを配置することにより、複数の中空円筒状ボビンを用いる場合に、相互の間隔を広げることができ、中空円筒状ボビンの下方に弛んだバンチング糸が下方のバンチング糸とからみつくのを防止することができ、また、間隔を広げることによりバンチング糸の交換や複数本の光ファイバ心線を中空部に通す作業が容易になる。
さらに、複数本の光ファイバ心線を溝付きスペーサのスロット溝内に収納するための目板にスロット位相固定ピンを設けてスロット位相を固定することにより、複数本の光ファイバ心線の走行路も固定され、バンチング糸を外側に巻装した中空円筒状ボビンの回転や振動がなくなるので、バンチング糸の弛みをさらに減少させることができる。
本発明は、バンチング糸が巻装されている中空円筒状ボビンの光ファイバ心線走行方向の後端側でバンチング糸をガイドして、中空円筒状ボビンの中空部を走行する複数本の光ファイバ心線にバンチング糸を巻き付けるようにしたことにより、中空円筒状ボビンから繰り出されるバンチング糸は、中空円筒状ボビンの近傍の後端側でガイドされて折り返されるようにして光ファイバ心線に巻き付くので、繰り出し位置と巻き付け位置との距離が小さく、弛みを少なくできる。
図1〜図4は、本発明の光ファイバケーブル製造装置におけるバンチング糸の巻付部を製造方法とともに説明するためのもので、図1は基本構成の説明図、図2は実施例の斜視図、図3は要部の側面図、図4は要部の斜視図である。図中、1は光ファイバ心線、2はバンチング糸、3は中空円筒状ボビン、3aは中空部、4はガイド部材、4aはガイド孔、5は取付部材、6はガイド部材取付部、6aは導入部である。
図1から説明する。光ファイバ心線1は、1本の線として図示されているが、実際は複数本である。中空円筒状ボビン3にバンチング糸2が巻かれている。複数本の光ファイバ心線1が中空円筒状ボビン3の中空部3aを通り抜けるように、図の矢印方向に走行する。バンチング糸2は、光ファイバ心線走行方向の後端側に設けられたガイド部材4でガイドされて、中空円筒状ボビンの中空部の後端側に導入される。製造の開始にあたって、バンチング糸2の一端を光ファイバ心線1に固定しておくと、光ファイバ心線1が走行するにつれて、バンチング糸2が螺旋状に中空円筒状ボビン3からほぐれて、ガイド部材4にガイドされて、複数本の光ファイバ心線1を束ねるように巻き付いて、複数本の光ファイバ心線1が集束される。
図2〜図4を参照して、実施例のガイド部材について説明する。中空円筒状ボビン3の周面にバンチング糸2が巻装されている。中空円筒状ボビン3の光ファイバ心線走行方向の後端側の先端にガイド部材取付部6が取り付けられている。ガイド部材取付部6も中心軸部は中空であり、一端側が中空円筒状ボビン3に適宜の手段、例えば、中空円筒状ボビン3の端部の外周に雄ねじが形成され、ガイド部材取付部6の内面に雌ねじが形成されて、螺合によって固定するなど、適宜の手段で一体化される。もちろん、接着等の固定手段でもよく、あるいは、ガイド部材取付部6を中空円筒状ボビン3に一体形成してもよい。ガイド部材取付部6の他端側は、導入部として光ファイバ心線1とバンチング糸2が挿通可能に中空部3aが形成されている。この実施例では、ガイド部材取付部6の中央部に外径が縮小された部分が形成されており、円盤状のガイド部材4の軸孔が係合し、ガイド部材4がガイド部材取付部6を軸として回転可能に支持されている。このように、ガイド部材4を縮径された部分に挿入するには、ガイド部材取付部6を縮径された部分で2分割した部材として作製し、ガイド部材4を挿通させた後、両部材を一体化させるようにする。しかし、ガイド部材4は、中空円筒状ボビン3の光ファイバ心線走行方向の後端側で回転可能に軸支されればよいから、必ずしも、この実施例の構造に限られるものではない。ガイド部材4に外周の一部にガイド孔4aが設けられている。バンチング糸2がガイド孔4aに挿通されて光ファイバ心線1の走行によって引き出されるので、ガイド部材4はバンチング糸2が螺旋状にほぐされるので、この螺旋にしたがってガイド部材4が回転しながらバンチング糸2をガイドして、光ファイバ心線1上に巻き付くようにして、光ファイバ心線を集束する。
中空円筒状ボビン3の取付は、中空円筒状ボビン3の光ファイバ心線走行方向の先端側に設けられた取付部材5によって製造装置に取り付けられる。図2では、取付部材5の形状を円形状に図示したが、形状は適宜でよく、また、バンチング糸2を巻装する際の鍔部となるようにしてもよい。中空円筒状ボビン3は、取付部材5を貫通するように、取付部材5に支持されている。
図5,図6は、本発明の光ファイバケーブルの製造装置において、光ファイバ心線を溝付きスペーサの溝内に収納する部分を説明するためのもので、図5は側面図、図6は斜視図である。図中、図1〜図4と同様の部分には同じ符号を付して説明を省略する。7はバンチング糸巻付部、8は溝付きスペーサ、8aはスロット溝、9は目板、9aは光ファイバ心線挿通孔、10は集合ダイス、11はガイドローラである。
バンチング糸巻付部7は、図1〜図4の実施例で説明したものと同様のものであるが、この実施例に限られるものではなく、後述する別の実施例のものが用いられてもよい。溝付きスペーサ8には、この例では、SZ型にスロット溝が形成されており、図示しない供給装置から溝付きスペーサ8が矢印方向に供給される。一方、図1〜図4で説明したように、バンチング糸巻付部7によって集束された光ファイバ心線1が、ガイドローラ11を介して目板9の光ファイバ心線挿通孔を通り、集合ダイス10に挿入され、溝付きスペーサ8のスロット溝8aに収納される。その後、押さえ巻やシースが施されたりするが、その説明は省略する。
このように、バンチング糸巻付部7を目板9よりも上流側に配置して、目板の上流側で複数本の光ファイバ心線へのバンチング糸の巻き付けを行なうようにしたことによって、バンチング糸巻付部7を目板9の下流側に配置する実施例に比べて、バンチング糸巻付部7の配置にあたって、相互の間隔を広げることができ、バンチング糸のからみつくのを防止する上で有利であり、また、バンチング糸の交換や複数本の光ファイバ心線を中空部に通す作業が容易になる。
なお、溝付きスペーサ8のスロット溝8aが上述したように、SZ型の場合には、溝付きスペーサ8は回動することなく、固定サプライ、固定巻取がされる。中空円筒状ボビン3,目板9,集合ダイス10も、その位置が固定されるから、集合ダイス10の位置において、スロット溝8aが左右に回動を繰り返しながら、溝付きスペーサ8が進行する。
溝付きスペーサ8がS型またはZ型の一方向スロットである場合には、溝付きスペーサ8が回転しながら進行する。すなわち、回転サプライ、回転巻取りがされる。中空円筒状ボビン3,目板9,集合ダイス10は、その位置が固定されるから、集合ダイス10の位置において、スロット溝8aは常に一定の角度位置にあるように、溝付きスペーサ8が進行する。
図7は、本発明の光ファイバケーブルの製造装置の別の実施例を説明するためのもので、目板の部分に特徴を持たせたものである。図中、図5,図6と同様の部分には同じ符号を付して説明を省略する。9bはスロット位相固定ピンである。
図5,図6で説明した実施例では、溝付きスペーサ8は目板9の中心部に設けられた光ファイバ心線挿通孔9aを通過するだけであり、目板9の回転方向の位置は一定である。したがって、目板9の光ファイバ心線挿通孔9aの位置に対して、集合ダイス10におけるスロットの位置関係が変化し、光ファイバ心線1の走行路が変動して、収納状態に影響を与えるという問題があった。
この実施例では、目板9の中心に形成された溝付きスペーサ挿通孔の内側にスロット位相固定ピン9bを設けて、このスロット位相固定ピン9bをスロット溝8a内に挿入した状態で溝付きスペーサ8を引き取り、目板9をスロット溝に沿って回転させながら、集束された光ファイバ心線1をスロット溝8a内に収納する。
このようにしたことによって、目板9から集合ダイス10におけるスロット溝8aの挿入点までの光ファイバ心線1の走行路を一定にすることができる。この実施例における溝付きスペーサ8はSZ型のスロット溝のものが用いられる。
図8は、本発明の光ファイバケーブル製造装置におけるバンチング糸の巻付部の他の実施例のガイド部材の斜視図である。図中、図1〜図4と同様の部分には同じ符号を付して説明を省略する。
この実施例では、ガイド部材4は、円盤状であり、中空円筒状ボビン3の光ファイバ心線走行方向の後端側に固定支持されている。図2〜図4で説明したように、ガイド部材4をガイド部材取付部6に固定して、ガイド部材取付部6を中空円筒状ボビン3に固定するようにしてもよく、あるいは、ガイド部材取付部6を用いずに、中空円筒状ボビン3に直接ガイド部材4を固定するようにしてもよい。円盤状のガイド部材4の周面は、平滑な面とするのが好ましく、角部のない面取りをしたものがよい。
図9は、本発明の光ファイバケーブル製造装置におけるバンチング糸の巻付部の他の実施例のガイド部材の斜視図である。図中、図1〜図4と同様の部分には同じ符号を付して説明を省略する。4bはリブ部材である。
この実施例では、ガイド部材4は、リング状であり、支持部材であるリブ部材4bによって中空円筒状ボビン3の光ファイバ心線走行方向の後端側に固定支持されている。図2〜図4で説明したように、リブ部材に4bをガイド部材取付部6に固定して、ガイド部材取付部6を中空円筒状ボビン3に固定するようにしてもよく、あるいは、ガイド部材取付部6を用いずに、中空円筒状ボビン3に直接リブ部材に4bを固定するようにしてもよい。リング状のガイド部材4の周面は、平滑な面とするのが好ましく、角部のない面取りをしたものがよい。
図10は、本発明の光ファイバケーブル製造装置におけるバンチング糸の巻付部のさらに他の実施例のガイド部材の斜視図である。図中、図1〜図4と同様の部分には同じ符号を付して説明を省略する。
この実施例では、ガイド部材4は、円錐状であり、中空円筒状ボビンの光ファイバ心線走行方向の上流側向けてに開くように、中空円筒状ボビン3の光ファイバ心線走行方向の後端側に固定支持されている。図2〜図4で説明したように、ガイド部材4をガイド部材取付部6に固定して、ガイド部材取付部6を中空円筒状ボビン3に固定するようにしてもよく、あるいは、ガイド部材取付部6を用いずに、中空円筒状ボビン3に直接ガイド部材4を固定するようにしてもよい。円錐状のガイド部材4の先端の周面は、平滑な面とするのが好ましく、角部のない面取りをしたものがよい。バンチング糸2がほぐれるにしたがって、巻装されている径が減少していくが、ガイド部材4の側面によって、円滑にほぐれることができる。なお、この明細書でいう「円錐状」とは、母線が直線であるものに限られるものではなく、母線が、曲線、例えば、外側に凸となる曲線や、内側に凹となる曲線であるものも含む用語として用いている。
本発明の光ファイバケーブル製造装置におけるバンチング糸巻付部の基本構成の説明図である。 本発明の光ファイバケーブル製造装置におけるバンチング糸巻付部の実施例の斜視図である。 本発明の光ファイバケーブル製造装置におけるバンチング糸巻付部の実施例の要部の側面図である。 本発明の光ファイバケーブル製造装置におけるバンチング糸巻付部の実施例の要部の斜視図である。 本発明の光ファイバケーブルの製造装置において、光ファイバ心線を溝付きスペーサの溝内に収納する部分を説明するための側面図である。 本発明の光ファイバケーブルの製造装置において、光ファイバ心線を溝付きスペーサの溝内に収納する部分を説明するための斜視図である。 本発明の光ファイバケーブルの製造装置の別の実施例を説明するためのもので、目板の部分の説明図である。 本発明の光ファイバケーブル製造装置におけるバンチング糸の巻付部の他の実施例のガイド部材の斜視図である。 本発明の光ファイバケーブル製造装置におけるバンチング糸の巻付部の他の実施例のガイド部材の斜視図である。 本発明の光ファイバケーブル製造装置におけるバンチング糸の巻付部のさらに他の実施例のガイド部材の斜視図である。 従来の製造方法におけるバンチング糸巻付部の側面図である。 従来の製造方法におけるバンチング糸巻付部の斜視図である。 従来の製造方法におけるバンチング糸巻付部の動作の説明図である。
符号の説明
1…光ファイバ心線、2…バンチング糸、3…中空円筒状ボビン、3a…中空部、4…ガイド部材、4a…ガイド孔、4b…リブ部材、5…取付部材、6…ガイド部材取付部、6a…導入部、7…バンチング糸巻付部、8…溝付きスペーサ、8a…スロット溝、9…目板、9a…光ファイバ心線挿通孔、9b…スロット位相固定ピン、10…集合ダイス、11…ガイドローラ。

Claims (11)

  1. 複数本の光ファイバ心線にバンチング糸を巻き付けて集束し、複数のスロット溝を持つ溝付きスペーサのスロット溝内に集束された光ファイバ心線の複数本を収納する光ファイバケーブルの製造方法であって、バンチング糸が巻装されている中空円筒状ボビンの光ファイバ心線走行方向の後端側で前記バンチング糸をガイドして、前記中空円筒状ボビンの中空部を走行する前記複数本の光ファイバ心線に前記バンチング糸を巻き付けることを特徴とする光ファイバケーブルの製造方法。
  2. 前記バンチング糸の巻き付けを、複数本の光ファイバ心線を前記溝付きスペーサの前記スロット溝内に収納するための目板よりも上流側で行なうことを特徴とする請求項1に記載の光ファイバケーブルの製造方法。
  3. 前記目板の中心に形成された溝付きスペーサ挿通孔の内側にスロット位相固定ピンを設け、該スロット位相固定ピンを前記スロット溝内に挿入して、スロット位相を固定した状態でバンチング糸により集束された複数本の光ファイバ心線を溝付きスペーサのスロット溝内に収納することを特徴とする請求項2に記載の光ファイバケーブルの製造方法。
  4. 複数本の光ファイバ心線にバンチング糸を巻き付けて集束し、複数のスロット溝を持つ溝付きスペーサの溝内に集束された光ファイバ心線の複数本を収納する光ファイバケーブルの製造装置であって、バンチング糸が巻装された中空円筒状ボビンと、該中空円筒状ボビンの光ファイバ心線走行方向の後端側に設けられ、前記バンチング糸をガイドするガイド部材を有し、前記中空円筒状ボビンの中空部を走行する前記複数本の光ファイバ心線に前記ガイド部材でガイドされた前記バンチング糸を巻き付けるようにしたことを特徴とする光ファイバケーブルの製造装置。
  5. 前記ガイド部材は、外周に前記バンチング糸が挿通されるガイド孔を有し、前記中空円筒状ボビンの光ファイバ心線走行方向の後端側において回転可能に軸支された回転部材であることを特徴とする請求項4に記載の光ファイバケーブルの製造装置。
  6. 前記ガイド部材は、前記中空円筒状ボビンの光ファイバ心線走行方向の後端側に固定支持された円盤状部材であることを特徴とする請求項4に記載の光ファイバケーブルの製造装置。
  7. 前記ガイド部材は、前記中空円筒状ボビンの光ファイバ心線走行方向の後端側に設けられた支持部材によって固定支持されたリング状部材であることを特徴とする請求項4に記載の光ファイバケーブルの製造装置。
  8. 前記ガイド部材は、前記中空円筒状ボビンの光ファイバ心線走行方向の後端側に設けられ、前記中空円筒状ボビンの光ファイバ心線走行方向の上流側に開いた円錐状の部材であることを特徴とする請求項4に記載の光ファイバケーブルの製造装置。
  9. 前記中空円筒状ボビンが、複数本の光ファイバ心線を溝付きスペーサのスロット溝内に収納するための目板よりも上流側に設けられたことを特徴とする請求項4ないし8のいずれか1項に記載の光ファイバケーブルの製造装置。
  10. 前記目板にスロット位相固定ピンが設けられたことを特徴とする請求項9に記載の光ファイバケーブルの製造装置。
  11. 前記目板の中心に形成された溝付きスペーサ挿通孔の内側にスロット位相固定ピンが設けられたことを特徴とする請求項10に記載の光ファイバケーブルの製造装置。
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