JP2005299816A - ゆるみ止めナット - Google Patents
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Abstract
【構成】 頭部1と、該頭部に一体に形成され、頭部より大径をなすフランジ部2を備えたゆるみ止めナットにおいて、フランジ部に凹部3を形成し、該フランジ部の底面2aを、一縁部Aからこれに対向する他縁部Bに向けてテーパー状に形成し、凹部底面3aを、頭部の上面5に対し平行面をなすように形成する。
【選択図】 図1
Description
この従来技術のゆるみ止めナットは、ナット本体に設けたフランジ部の径方向一方側に肉厚が薄く形成された弾性変形部を設け、他方側に剛性部を設けておき、ナット本体をボルトとネジ結合させたときに生じる締付け荷重により弾性変形部を弾性変形させてナットを傾斜し、ボルトを弾性変形部側に傾斜させる。すなわち、従来技術のゆるみ止めナットは、ナットの傾斜によって、ボルトがねじ穴から横方向の曲げ荷重を受けて弾性変形部側に弾性域内で曲がるようにして、ナットの雌ねじ部とボルトの雄ネジ部とを強く密着させると共に剛性部側締め付け面にボルトの曲げ荷重を付加させて、ナットとボルトとの緩み止め効果を向上させる。
また、一般にナットの加工方法においては、加工コスト、品質の面から、冷間圧造加工が有利であり、市場の主流となっている。しかし、従来技術のゆるみ止めナットでは、ナットに薄肉の弾性変形部と肉厚の剛性部とを形成する必要があるため、難加工形状となって圧造加工が出来ない。もしくは出来たとしても非常に高品位の加工技術が要求される。このため、切削加工でこのナットを形成すると、加工時間がかかり、切り粉の発生による材料のロスが生じるのはもちろん、バリの残留、組織が切断されることによる強度(特にねじ強度)の低下、といった問題が生じ、ナットとしての品質或いは経済性が一般の圧造ナットを下回ってしまう。
以上から本発明の目的は、ナットに偏心的な荷重がかからないようにしてボルトに曲げ荷重を作用させることが出来、しかも、冷間圧造加工が可能で、従来技術のゆるみ止めナットより一層強力にゆるみ止め効果を発揮することができるゆるみ止めナットを提供することである。
また、本発明のゆるみ止めナットによれば、弾性変形可能な薄肉部と剛肉部を設定する必要がなく、雌ネジ部を挟んで左右に位置する切断面の断面積がどこをとっても略同じとなる形状になるため、圧造加工による成形が可能である。なお、圧造加工によれば、高歩留まり、加工性、量産性、品質、経済性を向上することができる。
本発明のゆるみ止めナットは、フランジ付き六角ナットとしての外形を有し、頭部1と、頭部より大径をなすフランジ部2を備えている。頭部1とフランジ部2は一体をなす形で冷間圧造加工により成形されている。頭部1は六角柱形状を備え、ボルトの雄ネジと嵌合するM12-P1.75の雌ネジ1aが(D)の断面図に示すようにフランジ部2の凹部3まで貫通して形成されている。なお、頭部1における六角形の対向辺間隔は17mm、高さは12mmである。
また、凹部3の底面3aを頭部1の上面5に対し平行面をなすように形成したことにより、(D)に示すように雌ネジ部1aの左右のフランジ部における厚みt1、t2は略同じ寸法となり、雌ネジ部1aを挟んで左右に位置する切断面SA、SBの断面積、即ち、(C)におけるa−a切断面とb−b切断面の各断面積は略同じになっている。
図3に示すように、被取付物13とワッシャー14に挿通されたボルト12にナット11を嵌め込んで矢印方向に廻すと、図4に示すように、フランジ部2の一端がワッシャー14に接触し、他端がワッシャーに接触せず浮いた状態になる。図4の状態から更にナット11を回転して締め付けると、図5に示すようにボルト12には、締め付け前の本来の軸心CT1が、フランジ部2の底面2aのテーパー角度と直角をなす角度CT2となる形で、曲げが生じる。この曲げによる力は、ボルト12からナット11に締付力Fとして作用する。なお、本ナットは圧造加工により一体に加工しているため局所的に弱い部分がない、このため、ナット締付のためにかけたトルクは、ナット全体で受ける形となって、ナット11を変形させることはなく、ボルト12のみに曲げが発生する。
以上により、ナット11はボルト12に対して、強く締め付けられ、効果的なゆるみ止め効果を発揮する。即ち、ナット11にゆるみが生じようとしたとき、ボルト12に曲げが生じていることによって、ボルトの雄ネジ12aとナットの雌ネジ1aは常時締結力Fが介在する形で、結合しており、これによってゆるみが可及的に防止される。
第2実施例のゆるみ止めナットの締付時における作用は第1実施例と同様であり、ボルトを介してナットを締付たときに、被取付物に当接されるフランジ部の底面2aがテーパー形状となっていることによって、ボルトに曲げ方向の力が生じ、ボルトの雄ネジがナットの雌ネジに強く密着し、しかも、ボルトに曲げが生じたとき、ナットに局部的な応力が生じて部分的に弾性変形することがなく、ナット全体でボルトの曲げによる押し付け力を受ける形で、効果的にネジ部のゆるみ止め効果を発揮することができる。
第3実施例のゆるみ止めナットの締付時における作用は第1実施例と同様であり、ボルトを介してナットを締付たときに、被取付物に当接されるフランジ部の底面がテーパー形状となっていることによって、ボルトに曲げ方向の力が生じ、ボルトの雄ネジがナットの雌ネジに強く密着し、しかも、ボルトに曲げが生じたとき、ナットに局部的な応力が生じて部分的に弾性変形することがなく、ナット全体でボルトの曲げによる押し付け力を受ける形で、効果的にネジ部のゆるみ止め効果を発揮することができる。
2 フランジ部
2a フランジ部の底面
3 凹部
3a 凹部の底面
5 頭部の上面
Claims (2)
- 頭部と、該頭部に一体に形成され、頭部より大径をなすフランジ部を備えたゆるみ止めナットにおいて、
フランジ部に凹部を形成し、
該フランジ部の底面を、一縁部からこれに対向する他縁部に向けてテーパー状に形成し、
前記凹部底面を、頭部の上面に対して平行面をなすように形成してなる、
ことを特徴とするゆるみ止めナット。 - 前記ナットを圧造加工により形成することを特徴とする請求項1記載のゆるみ止めナット。
Priority Applications (1)
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| JP2004117807A JP4304113B2 (ja) | 2004-04-13 | 2004-04-13 | ゆるみ止めナット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2004117807A JP4304113B2 (ja) | 2004-04-13 | 2004-04-13 | ゆるみ止めナット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
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| JP2005299816A true JP2005299816A (ja) | 2005-10-27 |
| JP4304113B2 JP4304113B2 (ja) | 2009-07-29 |
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Family Applications (1)
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| JP2004117807A Expired - Fee Related JP4304113B2 (ja) | 2004-04-13 | 2004-04-13 | ゆるみ止めナット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4304113B2 (ja) |
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2004
- 2004-04-13 JP JP2004117807A patent/JP4304113B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP4304113B2 (ja) | 2009-07-29 |
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