JP5677012B2 - 締結用部材 - Google Patents

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本発明は、例えば建築構造物のような構造物に好適に用いることができる締結用部材に関する。
ボルト及びナットを用いる締結用部材に関して、本願発明者の一人は、強固な締結を可能にするために、特許文献1に記載されているように、ナットを特有形状にし、更に特有形状のワッシャ(座金)を有した締結用部材を提案している。
図9は、特許文献1に記載されたものと同様の締結用部材を用いた締結構造体を示すものである。この締結構造体100は、ボルト106、ナット102及びワッシャ104で構成される締結用部材101により、2個の被締結体108、109を締結している。ナット102は、雌ねじ部120の一方の開口部周辺に、軸対称でかつ断面視略台形状の凹部121を有する。ワッシャ104は、凹部121に一部が入り得るよう軸対称でかつ側面視略台形状に基部141の中央部から突出形成した突出部142を有するとともに、突出部142にボルト106の雄ねじ部160が挿通するボルト挿通孔140を有し、しかもボルト挿通孔140が突出部142の中心位置から偏心している。この締結構造体100では、ボルト106にナット102を螺合させ回動させていくと、ナット102の凹部121にワッシャ104の突出部142の内方側の一部が入り込むとともに、凹部121の開放側端縁が突出部142を押圧した状態となる。更にナット102を回動させると、ワッシャ104のボルト挿通孔140の中心位置がワッシャ104の突出部142の中心位置に対して偏心しているので、締め付けトルクが径方向(軸方向に対し直交方向)の力として作用し、ワッシャ104のボルト挿通孔140の周縁の一部がボルト106のねじ山に食い込む。また、ねじ山に食い込むことによりその接触部分においてねじれが生じる。それにより、接触部分において集中的な径方向の力がかかるため、ワッシャ104とボルト106が押し付けあって強力に結合し、緩み止め効果が生じ、強固な締結となる。
特開2002−206515号公報
しかしながら、この締結用部材101は、ワッシャ104及びナット102がともに特有形状であり、特に凹部121を形成するナット102は、その製作が面倒で締結構造体100のコストアップの原因となる。
また、既存の構造物にて、緩みが生じた締結用部材を交換する場合、既存の締結用部材を最大限利用して緩まないようにするのが、コストを抑えることができるとともに、資源を無駄にせず、環境上好ましい。しかし、従来からの汎用仕様のワッシャ及びナットを用いた締結用部材を上記の締結用部材101に交換する場合は、少なくともワッシャ104及び高コストのナット102に交換しなければならない。
本発明は係る事由に鑑みてなされたものであり、その目的は、汎用仕様のナットを用いて構成されて強固な締結を可能にする締結用部材を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の締結用部材は、ボルト及びナットとともに用いられる締結用部材であって、軸対称でかつ側面視略台形状に基部の中央部から突出形成した突出部を有するとともに、突出部にボルトの雄ねじ部が挿通するボルト挿通孔を有し、しかもボルト挿通孔が突出部の中心位置から偏心している第1のワッシャと、第1のワッシャの突出部の一部が入り得るよう、ボルトの雄ねじ部が挿通するボルト挿通孔の一方の開口部周辺に軸対称でかつ断面視略台形状の第1の凹部を有し、しかもナットと回動方向において係合し得るよう、ボルト挿通孔の他方の開口部周辺に第2の凹部を有する第2のワッシャと、を備えてなり、第2のワッシャの第2の凹部は、ナットの外郭形状と略同一形状の内方側凹部分と、その周囲に、内方側凹部分の角部から円周方向の一方向に離れるにしたがって浅くなる外方側凹部分と、を有することを特徴とする。
本発明の締結用部材によれば、第1のワッシャが第2のワッシャの第1の凹部に嵌り込んで第1のワッシャがボルトのねじ山に食い込むことによって、第2のワッシャと第1のワッシャとボルトは強力に結合し、かつ、汎用仕様のナットの一部が第2のワッシャの第2の凹部に入り込むことによって、ナットの第2のワッシャからの分離が阻まれるので、汎用仕様のナットを用いて強固な締結を可能にする。
本発明の実施形態に係る締結用部材1を用いた締結構造体10の側面視断面図であり、(a)は締結作業途中の状態、(b)は締結作業完了時の状態である。 同上の締結用部材の第1のワッシャ4を示すもので、(a)は平面図、(b)は側面視断面図である。 同上の締結用部材の第2のワッシャ3を示すもので、(a)は平面図、(b)は底面図、(c)は側面視断面図である。 同上の締結用部材の第2のワッシャ3の変形例を示すもので、(a)は平面図、(b)は側面視断面図である。 同上の締結用部材の第2のワッシャ3の他の変形例を示す平面図である。 同上の締結用部材のワッシャカバー5を示すもので、(a)は平面図、(b)は底面図、(c)は側面視断面図、(d)は(c)の端面図である。 同上の締結用部材の第1のワッシャ4の2つの変形例を示す平面図である。 同上の締結用部材の第1のワッシャ4の図7で示した変形例を用いた締結構造体10の締結作業完了時の状態の側面視断面図である。 従来の締結用部材を用いた締結構造体の締結作業完了時の状態の側面視断面図である。
以下、本発明を実施するための好ましい形態を図面を参照しながら説明する。本発明の実施形態に係る締結用部材1は、図1に示すように、ボルト6に加えナット2も汎用仕様のものであり、これらとともに用いられる第1のワッシャ4、第2のワッシャ3、ワッシャカバー5を備えて構成されており、2個の被締結体8、9を締結する。具体的には、被締結体8からナット2までの間に、ワッシャカバー5、第1のワッシャ4、第2のワッシャ3の順に位置させて用いられる。汎用仕様のボルト6及びナット2は、用途に応じ規格(ISO規格やJIS規格)に対応したものであり、例えば、サイズM10の六角ボルト(或いは六角ナット)などである。
第1のワッシャ4は、図2に示すように、基部41の中央部から軸対称でかつ側面視略台形状に突出した突出部42が形成されている。この突出部42は、詳細には、傾斜面42Aと中心軸Xに対し略直交する頂面42Bからなる。傾斜面42Aは、中心軸Xのまわりに軸対称に形成され、その傾斜角φは、例えば中心軸Xに対して約20度などとしている。また、頂面42Bにはボルト挿通孔40が形成されている。
また、傾斜面42Aと基部41との境界42aが描く線(傾斜面42Aの外周線)と、傾斜面42Aと頂面42Bとの境界42bが描く線(傾斜面42Aの内周線)と、は中心軸X上のi点を中心とした実質的に同心円である。この中心軸Xは、第1のワッシャ4をナット2(及びボルト6)及び第2のワッシャ3と組み合わせたときに、ナット2(及びボルト6)の中心軸U及び第2のワッシャ3の後述する中心軸Vと共通になるものである。ボルト挿通孔40の周縁40aが描く線は、中心軸Xとは異なる中心軸Y上のj点を中心とした実質的な円である。すなわち、ボルト挿通孔40の中心位置j点は突出部42の中心位置i点から偏心している。
第2のワッシャ3は、図3に示すように、ボルト6の雄ねじ部60が挿通するボルト挿通孔30がその中心に形成されており、また、外観的には円板状であるが、以下に詳述するよう特有の形状を有している。
第2のワッシャ3は、第1のワッシャ4の突出部42の一部が入り得るよう、ボルト挿通孔30の一方(図3(c)において下方側)の開口部周辺に軸対称でかつ断面視略台形状の第1の凹部31が形成されている。この第1の凹部31は、詳細には、側面31Aと中心軸Vに対し直交する底面(図3(c)においては上底面)31Bからなる。側面31Aは、その開放側端縁31aから底面31Bに向かって傾斜している。その傾斜角θは、第1のワッシャ4の傾斜面42Aの傾斜角φと同じかそれよりもやや小さく、例えば中心軸Vに対して約15度などとしている。
開放側端縁31aが描く線と、側面31Aと底面31Bとの境界31bが描く線(側面31Aの内周線)と、ボルト挿通孔30の周縁30aが描く線と、は中心軸V上のh点を中心とした実質的に同心円である。この開放側端縁31aが描く円の直径に対し、第1のワッシャ4の前述の傾斜面42Aと基部41との境界42aが描く円の直径は大きく、傾斜面42Aと頂面42Bとの境界42bが描く円の直径は小さい。すなわち、第1の凹部31は、その開放側端縁31aが第1のワッシャ4の突出部31の傾斜面31Aに接触できるように、平面的に重合する位置にある。
また、第2のワッシャ3は、ナット2が軸方向に一部が入り得て、ナット2と回動方向において係合し得るよう、ボルト挿通孔30の他方(図3(c)において上方側)の開口部周辺に第2の凹部32を有する。第2の凹部32は、好ましくは、平面視において、ナット2の外郭形状と略同一形状(図では正六角形)で、大きさは同じか僅かに大きいものとする。従って、第2の凹部32では、ナット2の軸方向の一部を入れ込み(嵌め込み)、ナット2を回動すると、ナット2の外郭側面が第2の凹部32の周縁面32aに接触し、回動方向において係合してナット2と第2のワッシャ3とは一体的に回動することとなる。
この第2のワッシャ3は、金属材料あるいは合成樹脂材料にて製造する。第2のワッシャ3は、形状が比較的単純であるので、製造が容易であり、背景技術で述べたナット102に比べ、汎用仕様のナット2と合わせたコストが非常に低い。また、ナット2を低コストの材料製とすれば、更に、コストダウンになる。なお、外観的な円板状の形状については特に限定されるものではない。
第2のワッシャ3の第2の凹部32は、いろいろな形状に変形することが可能である。図4に示す第2の凹部32Aは、平面視においてナット2の外郭形状と略同一形状の内方側凹部分32AAと、その周囲に、内方側凹部分32AAより浅く、内方側凹部分32AAの角部32AAbから円周方向の一方向に離れるにしたがって浅くなる外方側凹部分32ABと、を有している。平面視において、外方側凹部分32ABの周縁面32ABa(図では、円弧状)から内方側凹部分32AAの中心までの距離は全て、ナット2の角部から中心までの距離よりも大きくなっている。この第2の凹部32Aの場合、締結作業において、ナット2は、第2のワッシャ3に接触するとき、自然とナット2のすべての角部が外方側凹部分32ABに入り込むことになる。この状態で、ナット2が回動していくと、外方側凹部分32ABの周縁面32ABaに沿って内方側凹部分32AAの角部32AAbまで移動して内方側凹部分32AAに自然と嵌り込むのである。そして、更にナット2を回動すると、ナット2の外郭側面が内方側凹部分32AAの周縁面32AAaに接触し、回動方向において係合してナット2と第2のワッシャ3とは一体的に回動することとなる。
また、図5に示す第2の凹部32Bは、第2の凹部32における対向する平坦な2面(周縁面32aの一部)32Ba、32Baを残し、その他の部分を曲面(図では、平面視円弧状)に変形したものである。この第2の凹部32Bの場合、締結作業において、第2の凹部32Bに入れ込んだナット2が回動するときに接触する部分は平坦な2面32Ba、32Baとなる。
ワッシャカバー5は、図6に示すように、第1のワッシャ4と第2のワッシャ3を包含し得るよう有底筒状の基部51を有しており、その底部51a側から順に第1のワッシャ4と第2のワッシャ3を包含するようになっている。基部51の底部51aには、ボルト6の雄ねじ部60が挿通するボルト挿通孔50を有している。
更に、ワッシャカバー5は、第2のワッシャ3に近接して平面的に重合(平面視においてオーバラップ)するよう複数のカバー片52、52、…が基部51から延びて形成されている。複数のカバー片52、52、…は、第1のワッシャ4と第2のワッシャ3がバラバラにならないように閉じ込めるためのものである。具体的には、第1のワッシャ4と第2のワッシャ3をワッシャカバー5に包含させた後、複数のカバー片52、52、…を基部51から折り曲げて塑性変形させ、第1のワッシャ4と第2のワッシャ3を閉じ込める。この折り曲げ易いことと、強靭さがさほど必要ではないことから、ワッシャカバー5には塑性変形させてもクラック等が発生しにくい薄い金属が好適に用いられる。
このようなワッシャカバー5に第1のワッシャ4と第2のワッシャ3を正しい位置及び向きで配設しておけば、迅速、かつ、ミスが少ない締結作業が可能になる。
次に、締結用部材1を用いた締結構造体10における締結作業を説明する。先ず、締結構造体10は、被締結体9と被締結体8が合わされ、被締結体9のボルト挿通孔9A、被締結体8のボルト挿通孔8Aをボルト6の雄ねじ部60が挿通している状態にしておく。そして、第1のワッシャ4と第2のワッシャ3を包含したワッシャカバー5を、ワッシャカバー5と第1のワッシャ4と第2のワッシャ3のそれぞれのボルト挿通孔50、40、30をボルト6の雄ねじ部60が挿通するようにして配置する。それから、ナット2の雌ねじ部20にボルト6の雄ねじ部60を螺合させる。
ナット2とボルト6が相対的に回動するようにナット2(又はボルト6)を回動させていくと、ナット2が第2のワッシャ3に接触する。そのとき、ナット2を軸方向に第2のワッシャ3の第2の凹部32に入れ込んで、更にナット2(又はボルト6)を回動させていく(図1(a)参照)。そうすると、第1のワッシャ4が被締結体8からの力を受け、第1のワッシャ4の突出部42は、その傾斜面42Aが第2のワッシャ3の第1の凹部31の開放側端縁31aに接触しながら、徐々に第1の凹部31に入り込んでいく。
そして、ナット2とボルト6をスパナ等により固定して強く締め付けると、第1のワッシャ4において、ボルト挿通孔40の中心位置j点と突出部42の中心位置i点とは前述のように偏心しているので、締め付けトルクが径方向(ボルト6の中心軸Uに対して直交方向)の力として作用し、図1(b)の図面上中央右側に示されるように、ワッシャ4のボルト挿通孔40の周縁の一部がボルト6の雄ねじ部60と接触してねじ山に食い込む。また、ねじ山に食い込むことによりその接触部分においてねじれが生じる。それにより、接触部分において集中的な径方向の力がかかるため、ワッシャ4とボルト6が押し付けあって強力に結合し、緩み止め効果が生じ、強固な締結となる。
締結作業完了後には、第1のワッシャ4はボルト6との結合がすこぶる強力であるために、通常、第1のワッシャ4とボルト6の結合が緩むことはない。また、第1のワッシャ4の突出部42が第2のワッシャ3の第1の凹部31に嵌り込んでおり、第1のワッシャ4と第2のワッシャ3間は、第1のワッシャ4とボルト6間にかかった力の応力がかかるため、結合が緩むことはほとんどない。また、第2のワッシャ3の第2の凹部32にはナット2の一部が入れ込まれ回動方向において係合しているので、ナット2が緩む方向に回動しようとしてもそれは阻まれ、通常、第2のワッシャ3とナット2が分離することはない。従って、過度の振動その他の原因で仮にナット2とボルト6の螺着に緩みが生じ易い条件になったとしても、ナット2はボルト6から緩むことが抑止され、また、被締結体9と被締結体8の強固な締結は維持されるのである。
このように、締結用部材1は、汎用仕様のナット2を用いて強固な締結を可能にしている。そのため、コストダウンできる。また、既存の構造物にて、緩みが生じた締結用部材を交換する場合、既存のボルトとナットを利用できる場合が多いので、コストを抑えることができるとともに、資源を無駄にせず、環境上好ましい。
以上、本発明の実施形態に係る締結用部材について説明したが、本発明は、実施形態に記載したものに限られることなく、特許請求の範囲に記載した事項の範囲内でのさまざまな設計変更が可能である。例えば、ワッシャカバー5は、第1のワッシャ4と第2のワッシャ3の締結作業時における位置や向きなどの取り扱いに注意すれば、省略することも可能である。また、ボルト6との螺合の前に、ナット2を第2のワッシャ3の第2の凹部32に入れ込んでスポット溶接などで接着しておくことも可能である。その場合、締結作業における第2のワッシャ3は、ナット2とボルト6の螺合の始めから、ナット2とともに回動していくことになる。
また、第1のワッシャ4は、基部41の中央部から軸対称でかつ側面視略台形状に突出形成した突出部42を有するとともに、突出部42に形成されたボルト挿通孔40の中心位置j点が突出部42の中心位置i点から偏心していれば、設計変更の例として、次に示すようなものが可能である。すなわち、図7(a)に示すように突出部42の一部にスリット42Cを設けたり、図7(b)に示すように、スリット42Cを基部41にまで延長したスリット42C’を設けたりすることができる。これらは、径方向の力によって突出部42が比較的変形し易いようにして、ボルト挿通孔40の周縁が動き易くし、その一部がボルト6の雄ねじ部60のねじ山に食い込み易くしたものである。更に、場合によっては、このスリット42C(又は42C’)が設けられた第1のワッシャ4の突出部42の厚みを大きくすることにより、締結時に、図8に示すように、ボルト挿通孔40の周縁が、その一部が上述のようにボルト6の雄ねじ部60のねじ山に食い込むことなく、ボルト6の雄ねじ部60を圧迫して生じる摩擦力だけにより緩み難いようにすることもできる。なお、ワッシャカバー5の省略が可能であることは上記と同様である。
1 締結用部材
2 ナット
3 第2のワッシャ
30 第2のワッシャのボルト挿通孔
31 第2のワッシャの第1の凹部
32 第2のワッシャの第2の凹部
4 第1のワッシャ
40 第1のワッシャのボルト挿通孔
41 第1のワッシャの基部
42 第1のワッシャの突出部
5 ワッシャカバー
50 ワッシャカバーのボルト挿通孔
51 ワッシャカバーの基部
51a ワッシャカバーの基部の底部
52 ワッシャカバーのカバー片
6 ボルト
60 ボルトの雄ねじ部

Claims (1)

  1. ボルト及びナットとともに用いられる締結用部材であって、
    軸対称でかつ側面視略台形状に基部の中央部から突出形成した突出部を有するとともに、突出部にボルトの雄ねじ部が挿通するボルト挿通孔を有し、しかもボルト挿通孔が突出部の中心位置から偏心している第1のワッシャと、
    第1のワッシャの突出部の一部が入り得るよう、ボルトの雄ねじ部が挿通するボルト挿通孔の一方の開口部周辺に軸対称でかつ断面視略台形状の第1の凹部を有し、しかもナットと回動方向において係合し得るよう、ボルト挿通孔の他方の開口部周辺に第2の凹部を有する第2のワッシャと、を備えてなり、
    第2のワッシャの第2の凹部は、ナットの外郭形状と略同一形状の内方側凹部分と、その周囲に、内方側凹部分の角部から円周方向の一方向に離れるにしたがって浅くなる外方側凹部分と、を有することを特徴とする締結用部材。
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