JP5827773B2 - ケージ体を備えた緩み止めナット - Google Patents

ケージ体を備えた緩み止めナット Download PDF

Info

Publication number
JP5827773B2
JP5827773B2 JP2015525654A JP2015525654A JP5827773B2 JP 5827773 B2 JP5827773 B2 JP 5827773B2 JP 2015525654 A JP2015525654 A JP 2015525654A JP 2015525654 A JP2015525654 A JP 2015525654A JP 5827773 B2 JP5827773 B2 JP 5827773B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
locking
tongue
fastener
cage body
nut
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2015525654A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015523530A (ja
Inventor
キャンポー、ダニエル・エヌ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
LockOn LLC
Original Assignee
LockOn LLC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by LockOn LLC filed Critical LockOn LLC
Publication of JP2015523530A publication Critical patent/JP2015523530A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5827773B2 publication Critical patent/JP5827773B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B39/00Locking of screws, bolts or nuts
    • F16B39/22Locking of screws, bolts or nuts in which the locking takes place during screwing down or tightening
    • F16B39/28Locking of screws, bolts or nuts in which the locking takes place during screwing down or tightening by special members on, or shape of, the nut or bolt
    • F16B39/34Locking by deformable inserts or like parts

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)
  • Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)
  • Surgical Instruments (AREA)

Description

本発明は、緩み止めナットに関し、より具体的には、緩み止め巻き輪を含む緩み止めナットに関する。
緩み止めナットは、緩み止め要素として、コイルばね又は帯ばねなどの緩み止め巻き輪を含むことができる。締め付け方向では、緩み止めナットは、緩み止め巻き輪に圧縮を生じさせ、この圧縮は、相対的な回転を可能にするように、巻き輪にねじ付部材に対する締め付けを緩めさせる。緩み方向では、緩み止めナットは、緩み止め巻き輪にテンションを生じさせ、このテンションは、意図しない相対的な回転(すなわち、緩み)を防ぐように、巻き輪にねじ付部材に対する締め付けをきつくさせる。
緩み止め巻き輪を有する緩み止めナットは、Campauに対して2011年9月20日に交付された米国特許第8,021,093号明細書、Campauに対して2013年4月23日に交付された米国特許第8,425,168号明細書、Campauに対して2013年5月14日に交付された米国特許第8,439,616号明細書、及びCampauにより2012年1月27日に出願された米国特許出願第13/359,942号明細書に開示されている。これらの緩み止めナットはナット本体を含み、これらナット本体は、例えば、緩み止め巻き輪のタングを受け入れるために、スロット、通路及びノッチをナット本体に形成するように機械加工されなければならない。そのような機械加工は、難しく、大きな労働を要し、費用がかかる可能性がある。
上述の問題は、締結具にケージ体が含まれる本発明で解決される。ケージ体は、締結具本体に必要とされる機械加工量を低減し、それにより、締結具の製造コストを低減する。
開示されるように、緩み止め締結具は、締結具本体、緩み止め巻き輪及びケージ体を含む。緩み止め巻き輪は、ケージ体内に位置し、ケージ体は、締結具本体内に固定される。ケージ体は、第1の止め部及び第2の止め部を含み、緩み止め巻き輪は、第1の止め部及び第2の止め部に近接する第1のタング及び第2のタングを含む。これらタングは、ナット本体が回転するときに止め部に係合するように位置決めされ、それにより、巻き輪は、締結具本体が第1の方向に回されるときに緩み、締結具本体が第2の方向に回された状態では締まる。
本実施形態の説明及び図面を参照することで、本発明におけるこれらの利点及び特徴と他の利点及び特徴とが、より十分に理解及び認識されることになる。
緩み止めナットの本実施形態の分解斜視図である。 緩み止めナットの本体の上方から見た斜視図である。 緩み止めナットの緩み止め帯状体の平面図である。 緩み止めナットのケージ体の下方から見た斜視図である。 緩み止めナットのケージ体及び緩み止め帯状体の下方から見た斜視図である。 ケージ体及び緩み止め帯状体の下方から見た斜視図であり、緩み止め帯状体を捕捉するためのケージ体の下縁部の変形を示す図である。 緩み止めナットの組み立ての工程A〜Eを概略的に示す図である。 図7のVIII−VIII線に沿った緩み止めナットの断面図である。
本発明の本実施形態を説明する前に、本発明は、以下の説明で述べられるものであっても図面で示されるものであってもそのような動作の詳細にも構造の詳細にも構成要素の配置構成にも限定されないことを、指摘しておく。本発明は、他の様々な実施形態で実践されることができ、本明細書に明示して開示されていない別の方法で実現又は実施されることができる。また、本明細書で使用される用語は、説明のためのものであり、限定するものとみなされるべきでないことも、指摘しておく。「含む(including)」及び「備える(comprising)」、並びにこれらの変形したもの使用することは、それらの前に挙げたもの及びその均等物も、追加されるもの及びその均等物も包含する。さらに、様々な実施形態の説明において、数え上げが用いられ得る。別途明記されない限り、数え上げの使用は、構成要素のいかなる特定の順序にも番号にも本発明を限定するとして解釈されるべきでない。数え上げの使用は、数え上げがなされた方法若しくは構成要素と組み合わされる又はこれらの中に組み込まれるかもしれない追加のいかなる方法も構成要素も、本発明の範囲から除外するものとしても、解釈されるべきでもない。
本発明の一実施形態に従って構成された緩み止めナットが、図1〜図8に示され、全体として40で示されている。図1〜図8に保持ナット又は緩み止めナットとして示されているが、本発明の概念は、当業者によって認識されるような様々な締結具に組み込まれることができる。
緩み止めナット40は、締結具本体42と、緩み止め巻き輪、緩み止め要素、緩み止めばね又は緩み止め帯状体44と、ケージ体80とを含む。締結具本体42は、従来の駆動工具(図示せず)によって係合され且つ駆動されるように構成された六角形状の外側部分46を含む。六角形状部分46は、複数の角部48と角部48同士の間に延在する複数の平坦部50とを含む。或いは、締結具本体42は、正方形、他の多角形又は他の任意の形状とすることができる。締結具本体42はまた、現在既知である又は今後開発されるいかなる一般的な駆動工具によっても係合を受けるような形であってよい。
締結具本体42は孔52を画成し、この孔52は、その全長に沿って少なくとも部分的にねじ切りされている。図2に示すように、孔52は、ねじ切りされた第1の部分54と、ねじ切りされていない第2の部分、ポケット状凹所、凹部又は円筒状平底穴部56とを含む。ねじ無し部分56の直径は、ねじ切り部分54の直径よりも大きく、肩状突出部60が、第1の部分54と第2の部分56とを隔てている。
ここで図3を参照すると、緩み止め帯状体44は、巻き輪部分又は連続的な湾曲部分70を含み、この巻き輪部分又は連続的な湾曲部分70は、第1のタング又は端部分72と第2のタング又は端部分74との間に延在する円形断面を有している。円形断面を有して示されているが、正方形、矩形、長円形、三角形及び他の任意の好適な形状を含む他の断面形状も考えられる。
図示した例では、第1のタング又は端部分72と第2のタング又は端部分74とは、直線状であるが、滑らかな曲線及び角度を伴った曲がりを含む他の形状も考えられる。両方のタング72及び74は、湾曲部分70から外方に向かって接線方向に延在している。また、緩み止め帯状体44は、第1のタング72が第2のタング74と重なった状態で、一巻きの巻数を含むこともできる。その代わりとして、緩み止め帯状体44は、一巻きの巻数よりも少ない巻数を含むことも、隣り合う巻き部同士が実質的に互いに接触するように螺旋状になった二巻き以上の巻数を含むこともできる。緩み止め帯状体44が一巻き未満の巻き数を含む場合、緩み止め帯状体44は、孔52に対して垂直に指向された単一の平面内に全体を延在させることも、螺旋状に延在することもできる。図3に示すように、緩み止め帯状体44は、製造を簡単にするために対称なものとすることができる。
ここで図4〜図6を参照すると、緩み止めナット40はまた、ばね保持器又はケージ体80を含む。ケージ体80は、ケージ体80の上面で中心の開口部82を画成するリム部84を有する全体としてカップ形状の要素である。ケージ体80は、スカート部又は周壁部をさらに含む。図示されるように、スカート部は、複数のスロット、空隙又は開放部88によって隔てられた複数の突起又はタブ86によって形成され、各タブ86は、2つの側縁部又は止め部90を画成する。さらに、タブの少なくとも2つは、先端を切り取って短くされたタブ92とすることができる。先端を切り取って短くされたタブ92は、タブ86よりも短い。
ケージ体80は平坦な金属から製造されことができ、この平坦な金属は、順送り型スタンピング処理、又は他の任意の好適な材料処理若しくは成形処理で、成形される。なお、図示した例は、タブ86,92同士の間にある8つの空隙88を示しているが、より多い空隙88もより少ない空隙88も考えられる。下記に説明するように、空隙88の幾つかは、緩み止めナット40のための機能性の理由で含まれており、一方、他の空隙88は、ケージ体80の製造のしやすさの理由で含まれている。加えて、複数のタブ86,92を有するケージ体80は、製造及び組み立てを簡単にするために、その中心軸に関して回転対称とすることができる。
緩み止め帯状体44は、ケージ体80の中に位置する。そして、緩み止め帯状体44は、図1の向きで示される通り、接線方向に延在する第1のタング72が先端の切り取られたタブ92の下に位置決めされ且つ空隙88の中に延在することができるように、方向付けられる。第2のタング74の端部は、空隙88内に位置決めされる。それ故、図5で見ることができるように、第1のタング72及び第2のタング74の角度方向の移動は、隣り合うタブ86の側縁部90によって抑制され、これら側縁部90は、止め部として機能する。例えば、締結具本体42の組み付け方向つまり時計回り方向への回転中、第2のタング74の端部が、隣り合うタブ86の側縁部90に接触し得、取り外し方向つまり反時計回り方向への回転中、第1のタング72の端部が、隣り合うタブ86の側縁部90に接触し得る。よって、第1のタング72及び第2のタング74の角度方向の移動は、締結具本体42に対して制限される。緩み止め帯状体44の湾曲部分70は、リム部84の内側表面上に載っている。緩み止め帯状体44がケージ体80内に組み付けられるとき、1つ以上のタブ86の下縁部が、図6に示されるように局所的に変形させられ、それにより、緩み止め帯状体44を捕捉し、その後に続く緩み止めナット40への組み付けのためのサブアセンブリを形成することができる。
ケージ体80及び緩み止め帯状体44の両方は、所望とされる締結具本体42と雄ねじ付部材45とに適合するようなサイズとすることができる。図8に見られるように、ケージ体80の外側の径は、カラー部56の内側の径の中にぴったりと収まるように選択することができ、中心の開口部82は、締結具本体42のねじ切りされた第1の部分54の内側の径に一致するように選択することができる。緩み止め帯状体44の径は、ケージ体80内に収まるようなサイズとすることができるが、緩み止めナット40が雄ねじ付部材45に取り付けられるときに緩み止め帯状体44が拡がるのを可能にするのに十分なクリアランスを含む。さらに、緩み止め帯状体44の円形断面の直径は、ねじ付部材45のピッチにほぼ相当し、それにより、緩み止め帯状体44は、ねじ付部材45のねじ内に収まる。非円形断面を有する緩み止め帯状体の場合では、ねじ付部材45のねじに係合する表面の寸法は、ねじ付部材のピッチよりも小さくてもよく、ほぼ同一でもよく、大きくてもよい。
締結具本体42、緩み止め帯状体44及びケージ体80は、金属及び複合材を含む任意の好適な材料から製造されることができる。加えて、緩み止め帯状体44は、丸鋼線などの比較的低コストの材料から製造されることができる。
ここで戻って図7を参照すると、緩み止めナット40の組み立てが、工程A〜Eで説明される。工程Aでは、締結具本体42が、回転されてねじ切りされた柱状体100上に配置される又はねじ切りされた柱状体100上に螺合させられ、柱状体100の一部分を締結具本体42から突出して延在させた状態とする。工程Bでは、ケージ体80及び緩み止め帯状体44のサブアセンブリが、締結具本体42の上方で柱状体100上に螺合させられる。次いで、工程Cでは、締結具本体42が、ケージ体80に向かうように回転させられる。ケージ体80及び緩み止め帯状体44のサブアセンブリは、柱状体100上で静止したままとしつつ、締結具本体42が、締結具本体42の肩状突出部60がケージ体80のタブ86の下面に達するまで、さらに接近するように引き寄せられる。工程Cのこの状態において、ケージ体80及び緩み止め帯状体44のサブアセンブリと締結具本体42とは、それから割り送られるように回転され、位置合わせされる。
ケージ体80及び緩み止め帯状体44のサブアセンブリを締結具本体42内に保持し且つ構成要素の配列を維持するために、工程Dに示すように、締結具本体42のカラー部56が、制御可能なかたちで変形されることができる。スウェージ加工成形、クリンピング成形又は揺動成形などの製造方法が利用できると考えられる。当然ながら、ケージ体80の上に被さるようにカラー部56を曲げるための他の任意の好適な手段も使用することができる。カラー部56を変形させてしまうと、工程Eに示すように、緩み止めナット40は、完成したものとなり、回転させて柱状体100から外されることができる。
締結具本体42、ケージ体80及び緩み止め帯状体44を柱状体100に組み付けることによって、構成要素は、締結具本体42のねじ部と緩み止め帯状体44の螺旋状巻き輪とが割り送られるように回転されて雄ねじ付部材45に取り付けられることができるように、位置合わせされる。完成した緩み止めナット40がふさわしい性能を有するために、ケージ体80及び緩み止め帯状体44のサブアセンブリは、締結具本体42に対して回転してはいけない。よって、ケージ体80のリム部84は、変形されたカラー部56との係合を強化するために、ローレット又はノッチを含むことができる。
第1の方向つまり通常では時計回り方向への緩み止めナット40の雄ねじ付部材45上への組み付けは、緩み止め帯状体44を拡げ、それにより、緩み止め帯状体44は、雄ねじ付部材45上での緩み止めナット40の移動に対して干渉も妨げもしない。しかしながら、取り外し方向つまり通常では反時計回り方向への緩み止めナット40の回転は、ねじに対して緩み止め帯状体44をしっかりと引き付けるように作用し、それにより、緩み止めナット40は、例えば振動に起因する望ましくない緩みも意図しない緩みも予期しない緩みも効果的に防がれる。
緩み止め帯状体44は、十分なトルクが締結具本体42に加えられた場合に、緩み止めナット40が緩めることを目的とした緩みを生じることを、可能にする。締結具本体42が、十分なトルクで第2の方向つまり反時計回り方向に回転されると、第1のタング72が、タブ86の隣り合う側縁部90と接触する。取り外しトルクが雄ねじ付部材45から外れるよう緩み止めナット40を回転させるように加えられるので、この接触が生じることによって、緩み止め要素44の応力のさらなる増加が、抑えられる又は場合によっては無くされる。その結果として、雄ねじも緩み止め要素44もいずれも、損傷をほとんど受けないか又は全く受けない。緩み止めナット40が雄ねじから完全に外れると、帯状体44は、その元々の位置に弾性により戻る。
開示される緩み止めナット40は、従来の機械加工されたノッチ付き緩み止めナットに対する低コストの代替物をもたらす。現在説明している締結具本体42、ケージ体80及び緩み止め帯状体44のそれぞれは、比較的大量に、そして比較的低価格で製造されることができる。加えて、本明細書で説明した緩み止めナット40及びその構成要素による構成は、効率的で速い自動化された組み立てを可能にする。したがって、本緩み止めナットは、単純性、コスト及び性能のバランスを向上させる。
上記の説明は、本発明の本実施形態のものである。均等論を含む特許法の原理に基づいて解釈されるべき特許請求の範囲に規定された本発明の趣旨及びより広範な態様から逸脱することなく、様々な代替え及び変更がなされることができる。
本開示は、説明の目的のために提示されたものであり、本発明のすべての実施形態を網羅して説明するものとしても、これらの実施形態に関連して図示及び説明された特定の要素に特許請求の範囲を限定するものとしても、解釈されるべきでない。例えば、そして限定するわけではないが、説明した発明の個々の要素は、実質的に同様な機能をもたらす或いは十分な動作をもたらす代替の要素によって、置き換えられることができる。このことは、例えば、当業者に現時点で既知であるかもしれないものなどの現在既知の代替の要素を含み、そして、当業者が開発時に代替のものとして認識するかもしれないものなどの将来的に開発され得る代替の要素を含む。さらに、開示した実施形態は、共に記載され且つ協働して利益をまとめてもたらすかもしれない複数の特徴を含む。本発明は、特許請求の範囲に別途明示して記載される場合を除いて、これらの特徴をすべて含む実施形態にも、
記載した利益のすべてをもたらす実施形態にも、そのような実施形態だけに限定されるものではない。
「鉛直方向」、「水平方向」、「上部」、「底部」、「上側」、「下側」、「内側」、「内方に向かって」、「外側」、「外方に向かって」、「時計回り」及び「反時計回り」などの方向を示す用語は、図面に示した実施形態の向きに基づいて、本発明を説明するのを補助するために使用されている。方向を示す用語の使用は、本発明をいかなる特定の向きにも限定するように解釈されるべきでない。例えば、冠詞「a」、「an」、「the」又は「said」を使用した単数形での請求項の要素へのいかなる言及も、特許請求の範囲に明示して記載されない限り、これら要素を単数形に限定するものとして解釈されるべきでない。

Claims (14)

  1. 緩み止めナットにおいて、
    ねじ切り部分及び円筒状平底穴部を有するナット本体と、
    前記円筒状平底穴部内に固定されるケージ体であって、第1の止め部及び第2の止め部を画成する周壁部を含むケージ体と、
    第1のタング及び第2のタングを含み、前記ケージ体内に配置される緩み止め巻き輪と
    を備え、
    前記第1のタング及び前記第2のタングは、前記第1の止め部及び前記第2の止め部に近接し、それにより、前記緩み止めナットが第1の方向に回されるときに、前記第1のタングが前記第1の止め部に係合し、前記緩み止めナットが第2の方向に回されるときに、前記第2のタングが前記第2の止め部に係合する、緩み止めナット。
  2. 前記第1の止め部及び前記第2の止め部は、前記周壁部の第1のスロット及び第2のスロットによって画成され、
    前記第1のタング及び前記第2のタングは、前記第1のスロット内及び前記第2のスロット内に位置する請求項1に記載の緩み止めナット。
  3. 前記ナット本体は、
    前記ねじ切り部分と前記円筒状平底穴部とを隔てるように設けられた肩状突出部と、
    前記円筒状平底穴部の端部を前記円筒状平底穴部の径方向内側に曲げて前記肩状突出部に対向する加圧変形された部分と
    を含み、
    前記ケージ体は、前記肩状突出部と前記加圧変形された部分との間で固定される請求項1に記載の緩み止めナット。
  4. 前記緩み止め巻き輪のピッチは、前記ナット本体の前記ねじ切り部分のピッチに相当する請求項1に記載の緩み止めナット。
  5. 緩み止め締結具において、
    ねじ切り部分及びねじ無し部分を有する締結具本体と、
    巻き輪部分と、前記巻き輪部分から延びる第1のタング及び第2のタングとを含む緩み止め要素と、
    複数の空隙によって隔てられる複数のタブを含むケージ体と
    を備え、
    前記緩み止め要素は前記ケージ体内に位置し、前記ケージ体及び前記緩み止め要素は前記ねじ無し部分内で保持される、緩み止め締結具。
  6. 前記第1のタング及び前記第2のタングは、前記巻き輪部分から概ね接線方向に延在する請求項5に記載の緩み止め締結具。
  7. 前記第1のタング及び前記第2のタングの一方は、前記緩み止め締結具を緩める間に、前記複数のタブのうちの1つのタブの側縁部に接触するように構成され、前記第1のタング及び前記第2のタングの他方は、前記緩み止め締結具を締め付ける間に、前記複数のタブのうちの別のタブの側縁部に接触するように構成される請求項5に記載の緩み止め締結具。
  8. 前記締結具本体は、前記締結具本体内に前記ケージ体及び前記緩み止め要素を保持するように変形される請求項5に記載の緩み止め締結具。
  9. 前記ケージ体は、前記緩み止め締結具が取り付けられることができるねじ付部材の径に相当する径を有する中心開口を画成する請求項5に記載の緩み止め締結具。
  10. 緩み止め締結具において、
    ねじ切り部分及びねじ無し部分を有する締結具本体と、
    巻き輪部分と、前記巻き輪部分から延びる第1のタング及び第2のタングとを含む緩み止め帯状体と、
    複数の空隙によって隔てられる複数のタブを含むケージ体と
    を備え、
    前記緩み止め帯状体は前記ケージ体内に配置され、前記緩み止め帯状体は、前記第1のタングの端部が前記複数の空隙のうちの1つに位置付けられ且つ前記第2のタングの端部が前記複数の空隙のうちの別の1つに位置付けられるように、指向され、前記第1のタングは、前記緩み止め締結具を取り外す間に、前記複数のタブのうちの1つのタブの側縁部に接触するように構成され、前記第2のタングは、前記緩み止め締結具を組み付ける間に、前記複数のタブのうちの別のタブの側縁部に接触するように構成され、前記ケージ体及び前記緩み止め帯状体は前記ねじ無し部分内で保持される、緩み止め締結具。
  11. 前記ねじ切り部分及び前記ねじ無し部分は、肩状突出部によって隔たれ、
    前記タブのうちの1つのタブは、先端を切り取って短くしたタブであり、
    前記第1のタングは、前記先端を切り取って短くしたタブと前記肩状突出部との間にある請求項10に記載の緩み止め締結具。
  12. 前記ケージ体及び前記緩み止め帯状体は、ねじ回転するように、前記締結具本体の前記ねじ切り部分と一列に配置され、前記締結具本体の前記ねじ切り部分と共に割り送られるように回転される請求項10に記載の緩み止め締結具。
  13. 前記締結具本体の一部分は、前記締結具本体内に前記ケージ体及び前記緩み止め帯状体を保持するように変形される請求項10に記載の緩み止め締結具。
  14. 前記ケージ体は、前記緩み止め締結具が取り付けられることができるねじ付部材の径に相当する径を有する中心開口を画成する請求項10に記載の緩み止め締結具。
JP2015525654A 2013-05-31 2014-04-01 ケージ体を備えた緩み止めナット Expired - Fee Related JP5827773B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US13/907,383 US8876450B1 (en) 2013-05-31 2013-05-31 Locknut with cage
US13/907,383 2013-05-31
PCT/US2014/032441 WO2014193535A1 (en) 2013-05-31 2014-04-01 Locknut with cage

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015523530A JP2015523530A (ja) 2015-08-13
JP5827773B2 true JP5827773B2 (ja) 2015-12-02

Family

ID=51059525

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015525654A Expired - Fee Related JP5827773B2 (ja) 2013-05-31 2014-04-01 ケージ体を備えた緩み止めナット

Country Status (9)

Country Link
US (1) US8876450B1 (ja)
EP (1) EP2864648B1 (ja)
JP (1) JP5827773B2 (ja)
CN (1) CN104541073B (ja)
AU (1) AU2014268179B2 (ja)
CA (1) CA2872441C (ja)
HK (1) HK1205228A1 (ja)
WO (1) WO2014193535A1 (ja)
ZA (1) ZA201408776B (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017155141A1 (ko) * 2016-03-11 2017-09-14 주식회사 케이에스엘엔씨 로크너트
US9777760B1 (en) 2016-05-02 2017-10-03 Flow-Rite Controls, Ltd. Locknut with locking coil and coil support
CN108571509B (zh) * 2017-03-09 2020-02-21 Kslnc有限公司 锁紧螺母
CA3178013A1 (en) 2020-05-12 2021-11-18 Raymond Disantis Blind fastener
US11795987B2 (en) 2020-07-20 2023-10-24 Bpc Lg 2, Llc Rivetless nut plate
CN114142279A (zh) * 2021-11-22 2022-03-04 矢崎(中国)投资有限公司 端子、端子连接件以及端子连接结构

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US637360A (en) 1899-06-02 1899-11-21 Spiral Nut Lock Company Nut-lock.
US1172722A (en) 1914-06-05 1916-02-22 William R Millard Nut-lock.
US1502555A (en) * 1923-07-06 1924-07-22 Eklund Oskar Arvid Locking device
FR582530A (fr) * 1924-06-04 1924-12-20 Dispositif d'arrêt pour vis
US1630958A (en) * 1924-10-18 1927-05-31 John L Mauch Nut lock and the like
US1830920A (en) * 1928-07-13 1931-11-10 Sundh August Self-holding device for nuts
US1830919A (en) * 1928-07-13 1931-11-10 Sundh August Self-holding device for nuts
US1909400A (en) * 1930-12-24 1933-05-16 Safety Nut Corp Brake lock
US3589423A (en) * 1969-06-10 1971-06-29 Norco Inc Locking-type machine nut
US5449259A (en) * 1994-03-11 1995-09-12 Warn Industries, Inc. Thread locking device
US5752793A (en) * 1997-02-21 1998-05-19 Doumo Industrial Company Securing insert of a locknut
DE102006011122A1 (de) * 2006-03-08 2007-09-20 Rode, John E. Wellenmutter
CN201071868Y (zh) * 2007-07-09 2008-06-11 厦门建霖工业有限公司 一种自锁螺母防松结构
US8021093B2 (en) * 2009-04-17 2011-09-20 Flow-Rite Controls, Ltd. Locking threaded fastener
US20110176887A1 (en) * 2010-01-21 2011-07-21 Im Young Woo Saferlock nut
US8425168B2 (en) 2010-09-13 2013-04-23 Flow-Rite Controls, Ltd. Locking threaded fastener
US8734072B2 (en) * 2011-05-23 2014-05-27 Flow-Rite Controls, Ltd. Locking threaded fastener
US8439616B2 (en) * 2011-05-23 2013-05-14 Flow-Rite Controls, Ltd. Locking threaded fastener

Also Published As

Publication number Publication date
AU2014268179A1 (en) 2014-12-18
ZA201408776B (en) 2016-03-30
EP2864648A1 (en) 2015-04-29
WO2014193535A1 (en) 2014-12-04
AU2014268179B2 (en) 2015-04-23
JP2015523530A (ja) 2015-08-13
CA2872441A1 (en) 2014-11-30
CN104541073A (zh) 2015-04-22
US8876450B1 (en) 2014-11-04
CA2872441C (en) 2015-10-13
HK1205228A1 (zh) 2015-12-11
EP2864648B1 (en) 2016-05-25
CN104541073B (zh) 2016-05-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5827773B2 (ja) ケージ体を備えた緩み止めナット
EP3032119B1 (en) Anti-loosening bolt assembly
KR102048264B1 (ko) 풀림방지 너트
US8585336B2 (en) Fastener
JP4710089B1 (ja) 緩み止めワッシャーおよびこれを用いた緩み止め締結具
JP2010500560A5 (ja)
JP5770370B2 (ja) 緩み止め付きねじ締結具
JP7202470B2 (ja) クリンチファスナー
JP5827774B2 (ja) ナット緩み止め体
US20100260578A1 (en) Captive securing arrangement
JP5707164B2 (ja) 端子のボルト締結構造及びブラケット
JP5975612B2 (ja) 仮固定用のボス及び電気接続箱
WO2016093306A1 (ja) 雌ねじ体、ねじ体の締結構造
WO2020143276A1 (en) Loose-proof screw assembly and fastened structure comprising the same
JP5677012B2 (ja) 締結用部材
US20230235773A1 (en) Clinch fastener
US9217458B2 (en) Prevailing torque locknut
JP2020034092A (ja) 脱落防止具
JP4644752B1 (ja) ボルト・ナットの脱落防止構造
TW202409440A (zh) 自壓鉚緊固件
CN107429814A (zh) 动力传输装置
JP5803262B2 (ja) 車体部品の締結構造
JP2015098898A (ja) 座金一体型ナット
JP2009014004A (ja) 軸力管理ナットアッセンブリ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150129

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20150129

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20150629

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150707

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150908

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151013

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151016

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5827773

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees