JP2010500560A5

JP2010500560A5 -

Info

Publication number: JP2010500560A5
Application number: JP2009523773A
Authority: JP
Filing date: 2007-07-31
Publication date: 2011-07-21
Anticipated expiration: 2027-07-31

Claims

荷重指示式留め具であって、
荷重指示器と、
留め具本体と
を備え、
該荷重指示器は、
最小の直径を有するスルーホール部と保持肩部とを画定する環状の本体と、
山の頂を有し、該環状の本体と一体の複数の突出部であって、打撃されて、該環状の本体から部分的にせん断変形されることにより、該環状の本体の第１の面から突出し、対応する複数のくぼみ部を該第１の面から反対の位置の該環状の本体の第２の面内に残す、突出部と
を備え、
該留め具本体は、
一連のネジ部と、
接触表面部を画定するヘッド部と、
該接触表面部に付随する軸部と
を備え、
該軸部は、
第１の部分であって、該第１の部分が、該スルーホール部の最小直径より小さい第１の外側の直径を有することにより、該荷重指示器は、該突出部によって、該ヘッド部の接触表面部の近くで該ヘッド部の接触表面部と位置合わせされて該軸部の第１の部分の上に受容される、第１の部分と、
第２の部分であって、該第２の部分が、該スルーホール部の最小直径より大きい第２の外側の直径を有する少なくとも１つの半径方向に延在する、上面を有する部材を含むことにより、該荷重指示器は、該保持肩部と係合するように構成されている該上面によって該留め具本体の上に保持され、該上面と該ヘッド部の接触表面との間の距離は、該保持肩部と該突出部の山の頂との間の距離よりも大きいことにより、該突出部がつぶされる前に、制御されたギャップが該上面と該保持肩部との間に存在する、第２の部分と
を含む、
荷重指示式留め具。
前記複数の突出部のそれぞれは、湾曲した輪郭であり、
（ａ）前記環状の本体の第１の面から離れて延在する一対の外側の側壁と、
（ｂ）該一対の外側の側壁の間と、該環状の本体の第１の面の間隔をおいて配置された２つの領域の間とに延在する外側の表面と
によって画定され、
前記複数のくぼみ部のそれぞれは、湾曲した輪郭であり、
（ａ）一対の内側の側壁であって、前記環状の本体の第２の面から該環状の本体を通して延在しており、該環状の本体から該複数の突出部のうちの１つの一対の外側の側壁がせん断変形される、一対の内側の側壁と、
（ｂ）該一対の内側の側壁の間と、該環状の本体の第２の面の間隔をおいて配置された２つの領域の間とに延在する内側の表面と
によって画定される、
請求項１に記載の荷重指示式留め具。
前記突出部の半径方向に最も外側の地点は、前記ヘッド部の接触表面部によって画定された周縁部内の円上に存在する、請求項１に記載の荷重指示式留め具。
前記留め具本体は、前記ヘッド部および前記軸部を通して延在するスルーボア部を画定し、前記一連のネジ部は、該スルーボア部の内側表面に沿って提供される、請求項１に記載の荷重指示式留め具。
前記軸部の自由端部は、半径方向に外側に向かって変形されて、前記少なくとも１つの半径方向に延在する部材を構成する、請求項４に記載の荷重指示式留め具。
前記軸部の自由端部は、間隔をおいて配置された複数のタブを含む、請求項５に記載の荷重標示留め具。
前記第２の外側の直径より大きい直径を有する環状の溝部は、前記スルーホール部のまわりに前記環状の本体の第２の面において画定されて、該環状の本体内に前記保持肩部を画定する、請求項５に記載の荷重指示式留め具。
前記留め具が締着されるときに、前記軸部の自由端部が前記環状の溝部内に保持されるように、該軸部の自由端部および該環状の溝部が構成される、請求項７に記載の荷重指示式留め具。
組み立てられた状態において、前記少なくとも１つの半径方向に延在する部材は、前記環状の溝部内に完全に保持される、請求項７に記載の荷重指示式留め具。
前記環状の溝部は、前記環状の本体の厚さの約半分の深さを有する、請求項７に記載の荷重指示式留め具。
前記一連のネジ部は、前記軸部の第２の部分の外側の表面に沿って提供される、請求項１に記載の荷重指示式留め具。
前記ネジ部が、前記スルーホール部の最小直径より大きい山の頂の直径を有することにより、該一連のネジ部のネジ端部は、前記環状の本体の第２の面と係合して、前記半径方向に延在する部材を画定する、請求項１１に記載の荷重指示式留め具。
前記荷重指示器および前記留め具本体のそれぞれが、選択された特性を有することにより、前記荷重指示式留め具上に所望の張力を加えると、所望のギャップが、前記環状の本体の第１の面と前記留め具本体の接触表面部との間で達成される、請求項１に記載の荷重指示式留め具。
前記荷重指示器の選択された特性は、前記突出部の数、該突出部のサイズ、該突出部の形態、前記環状の本体の材料、および該環状の本体の硬度のうちの１つ以上を含む、請求項１３に記載の荷重指示式留め具。
前記荷重指示器の選択された特性は、前記留め具本体のサイズ、該留め具本体の材料、前記接触表面部の硬度、ネジのピッチ、およびネジの種類のうちの１つ以上を含む、請求項１３に記載の荷重指示式留め具。
接触表面と、外側の直径を有する軸部と、上面および底面を有する半径方向に延在する部材とを有する留め具本体と係合するように構成された荷重指示器であって、該荷重指示器は、
厚さを有し、該軸部の外側の直径よりも大きい最小の直径を有するスルーホール部を画定する環状の本体と、
山の頂および非圧縮高さを有し、該環状の本体と一体化され、該環状の本体から形成された複数の突出部であって、該環状の本体の第１の面から突出し、対応する複数のくぼみ部を該第１の面から反対の位置の該環状の本体の第２の面内に残す、突出部と
を備え、
該第２の面は、該スルーホール部の最小の直径よりも大きい内側の直径を有する環状の溝部を含み、該環状の溝部は、該環状の本体の該厚さを通して部分的に延在しており、該保持肩部を画定しており、
該荷重指示器が、該保持肩部と係合する該上面によって該留め具本体上に保持されるときに、（ａ）該上面と該ヘッド部の接触表面との間の距離が、該保持肩部と該突出部の山の頂との間の距離よりも大きくなり、（ｂ）該突出部が該接触表面と非圧縮状態で接触するときに、該半径方向に延在する部材の底面と該第２の面との間の距離が、該非圧縮高さよりも大きくなる、荷重指示器。
接合アセンブリであって、
少なくとも１つの接合部材と、
荷重指示式留め具と
を備え、
該荷重指示式留め具は、
荷重指示器と、
留め具本体と、
二次留め具と
を備え、
該荷重指示器は、
最小の直径を有するスルーホール部と保持肩部とを画定する環状の本体と、
山の頂を有し、該環状の本体と一体の複数の突出部であって、打撃されて、該環状の本体から部分的にせん断変形されることにより、該環状の本体の第１の面から突出し、対応する複数のくぼみ部を該第１の面から反対の位置の該環状の本体の第２の面内に残す、突出部と
を備え、
該留め具本体は、
第１の一連のネジ部と、
接触表面部を画定する第１のヘッド部と、
該接触表面部に付随する第１の軸部と
を備え、
該二次留め具は、
第２の留め具本体と、
第２の一連のネジ部と
を備え、
該第１の軸部は、
第１の部分であって、該第１の部分が、該スルーホール部の最小直径より小さい第１の外側の直径を有することにより、該荷重指示器は、該突出部によって、該ヘッド部の接触表面部の近くで該ヘッド部の接触表面部と位置合わせされて該軸部の第１の部分の上に受容される、第１の部分と、
第２の部分であって、該第２の部分が、上面と、該スルーホール部の最小直径より大きい第２の外側の直径とを有する少なくとも１つの半径方向に延在する部材を含むことにより、該荷重指示器は、該保持肩部と係合するように構成されている該上面によって該留め具本体の上に保持され、該上面と該ヘッド部の接触表面との間の距離は、該保持肩部と該突出部の山の頂との間の距離よりも大きいことにより、該突出部がつぶされる前に、制御されたギャップが該上面と該保持肩部との間に存在する、第２の部分と
を含み、
該第１の軸部または該第２の留め具本体の一部分は、該少なくとも１つの接合部材を通して延在しており、該第１の一連のネジ部は、該第１のヘッド部の接触表面部が、該環状の本体の第１の面から所与の距離間隔をおいて配置されるまで、該第２の一連のネジ部とネジ式に係合される、
接合アセンブリ。
荷重指示式留め具であって、
接触表面と、底面を有する半径方向に延在する部材とを有する留め具本体と、
該留め具本体の一部分のまわりに配置され、かつ該留め具本体の一部分によって捕捉される環状の本体を有する荷重指示器であって、該荷重指示器は、該環状の本体と一体の複数の突出部をさらに有し、該突出部は、打撃されて、該環状の本体から部分的にせん断変形されることにより、該環状の本体の第１の面から突出し、対応する複数のくぼみ部を該第１の面から反対の位置の該環状の本体の第２の面内に残し、該突出部は、非圧縮高さを有し、該突出部が該接触表面と非圧縮状態で接触するときに、該半径方向に延在する部材の底面と該第２の面との間の距離が、該高さよりも大きくなる、荷重指示器と
を備える、荷重指示式留め具。
荷重指示式留め具を生産する方法であって、
第１の一連のネジ部と、接触表面部を画定するヘッド部と、該接触表面部に付随する軸部とを備える留め具本体を提供することと、
荷重指示器を提供することであって、該荷重指示器は、（ａ）最小の直径を有するスルーホール部と保持肩部とを画定する環状の本体と、（ｂ）山の頂を有し、該環状の本体と一体であり、該環状の本体から形成された複数の突出部であって、該環状の本体の第１の面から突出し、対応する複数のくぼみ部を該第１の面から反対の位置の該環状の本体の第２の面内に残す、突出部とを含む、ことと、
荷重指示器を該軸部のまわりに配置することであって、該突出部は、該ヘッド部の接触表面部の近くで該ヘッド部の接触表面部と位置合わせされる、ことと、
上面と、該軸部のまわりに該スルーホール部の最小直径より大きい外側の直径とを有する少なくとも１つの半径方向に延在する部材を画定することであって、該荷重指示器は、該保持肩部と係合するように構成されている該上面によって該留め具本体の上に保持され、該上面と該ヘッド部の接触表面との間の距離は、該保持肩部と該突出部の山の頂との間の距離よりも大きいことにより、該突出部がつぶされる前に、制御されたギャップが該上面と該保持肩部との間に存在する、ことと
を包含する、方法。
前記留め具本体は、前記ヘッド部および前記軸部を通して延在するスルーボア部を画定し、前記一連のネジ部は、該スルーボア部の内側表面に沿って提供される、請求項１９に記載の方法。
第２の外側の直径より大きい直径を有する環状の溝部を、前記スルーホール部のまわりに前記環状の本体の第２の面において形成して、該環状の本体内に前記保持肩部を画定するステップをさらに包含する、請求項２０に記載の方法。
前記少なくとも１つの半径方向に延在する部材を画定するステップは、半径方向に外側に向かって前記軸部の自由端部を変形させることにより、該半径方向に外側に向かって変形した自由端部が、前記環状の溝部において受容されることを含む、請求項２１に記載の方法。
前記少なくとも１つの半径方向に延在する部材を画定するステップは、前記軸部の外側の表面に沿って前記一連のネジ部を形成することを含む、請求項１９に記載の方法。