JP2005298487A - 女性ホルモン調節機能調整用香料組成物 - Google Patents

女性ホルモン調節機能調整用香料組成物 Download PDF

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Abstract

【課題】女性ホルモンの調節機能を調整できる香料組成物の提供。
【解決手段】女性ホルモンの揺らぎ幅を変化させる1種または2種以上の香料成分を配合する。香料成分としては、スターアニスオイル、カモミールオイル、ラベンダーオイル、コリアンダーオイル、ナツメグオイル、オレンジオイル、ユーカリオイル、ホップオイル、ジンジャーオイル等が用いられる。
【効果】女性ホルモンの乱れにより起こる肌のトラブル、頭痛、むくみ等の身体的症状、憂鬱、イライラ等の精神的症状解消に有効である。
【選択図】図2

Description

本発明は、香料組成物、より詳細には、女性ホルモンの調節機能を調整するための香料組成物に関するものである。
卵胞ホルモン(エストロゲン)や黄体ホルモン(プロゲステロン)のような女性ホルモンの分泌は、脳の視床下部から分泌される性腺刺激ホルモン放出ホルモン(卵胞刺激ホルモン放出ホルモン(FSHRH)および黄体形成ホルモン放出ホルモン(LHRH))や、それによって脳下垂体前葉から分泌される性腺刺激ホルモン(卵胞刺激ホルモン(FSH)および黄体形成ホルモン(LH))により調節されている一方で、それら女性ホルモンが視床下部や下垂体前葉にフィードバック作用して、性腺刺激ホルモン放出ホルモンや性腺刺激ホルモンの分泌を正または負に調節し、概日周期や月経周期に応じて、それら女性ホルモンを調節している。すなわち、生体には女性ホルモンを調節する機能が備わっており、動的に変動する生体全体の要求に応じて恒常性を維持している。
しかしながら、女性ホルモン調節機能は、生体内または外部環境からのさまざまな神経的およびその他の影響を受けやすく、様々な内的および外的要因によって、女性ホルモンの調節機能に支障が生じる。
例えば、睡眠不足、偏った食事、ストレス等により、女性ホルモンの調節機能に支障を生じ、女性ホルモンに乱れを有する女性が増えている。女性ホルモンの調節機能異常は、月経困難症や月経前症候群(PMS)の重要な原因となっており、ニキビ、吹き出物、下腹部膨満感、下腹痛、腰痛、頭痛、頭重感、乳房痛、浮腫、体重増加のような様々な身体的症状、ならびに、いらいらする、怒りっぽくなる、落ち着かない、憂鬱になるなどの様々な精神的症状を生じさせる。
また、加齢等による卵巣機能の低下に伴い、中枢からの女性ホルモンの分泌の司令に対して卵巣が十分に応えることができなくなり、女性ホルモンの分泌量が減少する。中枢は卵巣からの女性ホルモン分泌の減少を補足するため活動を高め、下垂体は性腺刺激ホルモンの分泌を続けて卵巣に働きかけるが、そのような中枢のオーバーワークが次第に破綻をきたし、例えば自律神経失調による一連の不定愁訴群(顔面紅潮、逆上せ、発汗、頭痛等)のような、更年期特有の様々な症状を生じさせる。
従来、PMSの治療は、利尿剤、精神安定剤、鎮痛剤、ビタミン剤等の投与による対処療法や、ホルモン療法等により行われていた。また、PMSにおいて相対的に過剰となっているエストロゲンを抑制する作用を有する、イタリアニンジンボクを含む食品組成物(特許文献1)や、大豆イソフラボンアグリコン(特許文献2)を、PMSの予防および治療に用いる試みがなされている。
また、更年期障害の治療は、エストロゲンを直接投与するホルモン療法や、女性ホルモンの分泌を促進させる薬剤の投与(例えば特許文献3)が一般的である。
しかしながら、上記のような、ホルモン療法や、女性ホルモンの分泌を促進または抑制させる方法では、その調整が非常に難しく、また他のホルモンにも悪影響を及ぼし、かえって生体の恒常性を乱す恐れがある。また、副作用も大きく、投与量の管理が重要であり、入院が必要となる場合もある。
また一方で、芳香療法(アロマテラピー)において、香料等の芳香物質を吸入させることによって女性ホルモンに関係する心身の症状を和らげることが経験的に知られている。さらに、生体の恒常性維持に深い関わりを持つ自律神経系(交感神経系および副交換神経系)に対する香料の影響についても報告されている(例えば特許文献4)。
上述したように、生体には本来、女性ホルモンを調節する機能が備わっており、分泌促進・フィードバック調節機構が働いて生体内の恒常性が保たれているが、様々な内的または外的要因によって、女性ホルモンの調節機能に支障が生じて、分泌促進・フィードバック調節機構がうまく働かなくなると、上記のような女性特有の様々な症状が生じると考えられる。したがって、女性ホルモン調節機能の乱れによるさまざまな症状を予防または治療するために、従来技術のように女性ホルモンの血中濃度や分泌量を一時的に増減するのではなく、生体自体による女性ホルモンの調節機能を調整することが強く望まれていた。
特開2001−103931号公報 特開2003−300879号公報 特開平6−211682号公報 特開2002−265977号公報
本発明は、上記のような事情に鑑み、女性ホルモンの調節機能を調整できる香料組成物を提供することを目的とするものである。
本発明者は、特定の香料(精油)を女性に嗅がせることによって、嗅覚刺激を介して女性ホルモン調節機構に作用して、唾液中の女性ホルモンの濃度のみならず、その経時的変動(揺らぎ幅)が変化する(大きくなるまたは小さくなる)ことを見出し、本願発明を完成するに至った。
女性ホルモンは、通常、エストロゲンとプロゲステロンの血中(または唾液中)濃度の月経周期に伴う変動の観点でのみ述べられるが、それら女性ホルモンの濃度は、ある月経周期における1日の間でも周期変動しており、上述したようなフィードバック調節機構によって、その月経周期における適切な濃度に維持されている。すなわち、恒常性維持機構が正常な状態では、月経周期における適切な濃度を中心に一定の揺らぎ幅を持って女性ホルモンの濃度が変動する。しかしながら、様々な内的・外的要因により、女性ホルモンの調節機能に支障が生じると、女性ホルモンのフィードバック調節機構がうまく働かなくなり、上昇または低下したホルモン濃度を適切に調節できなくなってその揺らぎ幅が大きくなりすぎたり、逆に、過度な応答によってその揺らぎ幅が小さくなりすぎたりして、生体内における恒常性を維持することができず、様々な身体的および精神的症状を生じさせると考えられる。すなわち、女性ホルモンの揺らぎ幅は、調節機能の1つの指標となり、その揺らぎ幅が所定の範囲内になるように調整することによって、女性ホルモンの調節機能を調整できると考えられる。
図1に、生体における女性ホルモンの調節機構を概説する。
本発明の女性ホルモン調節機能調整用香料組成物は、女性ホルモンの揺らぎ幅を変化させる香料成分を含むことを特徴とする。
本明細書において、「女性ホルモンの揺らぎ幅を変化させる」とは、対象の香料成分を女性に嗅がせたときに、その香料成分を嗅がせない場合と比較して、β−エストラジオール、エストロンおよびエストリオール等のエストロゲン、ならびにプロゲステロンのような、女性ホルモンの濃度の比較的短時間での経時的変動、すなわち「揺らぎ幅」を変化させる(大きくするまたは小さくする)ことを意味する。
本発明の1つの態様において、本発明の香料組成物は、エストロゲンの揺らぎ幅を変化させる香料成分を含む。
1つの実施形態において、本発明の香料組成物は、エストロゲンの揺らぎ幅を大きくする1種または2種以上の香料成分を含む。そのような香料成分として、特に限定はされないが、例えば、スターアニスオイル、カモミールオイル、ラベンダーオイル、ジンジャーオイル、オレンジオイル、フェンネルオイル、ベルガモットオイル、ユーカリオイル、ニアウリオイル、バジルオイルおよびローズオイル等が挙げられ、好ましくは、スターアニスオイル、カモミールオイルおよびラベンダーオイルよりなる群から選択される。
また、別の実施形態において、本発明の香料組成物は、エストロゲンの揺らぎ幅を小さくする1種または2種以上の香料成分を含む。そのような香料成分として、特に限定はされないが、例えば、コリアンダーオイル、ナツメグオイル、カルダモンオイル、プチグレインオイル、ネロリオイル、オリスオイル、ジュニパーオイルおよびローズマリーオイル等が挙げられ、好ましくは、コリアンダーオイルおよびナツメグオイルより成る群から選択される。
本発明の別の態様において、本発明の香料組成物は、プロゲステロンの揺らぎ幅を変化させる香料成分を含む。
1つの実施形態において、本発明の香料組成物は、プロゲステロンの揺らぎ幅を大きくする1種または2種以上の香料成分を含む。そのような香料成分として、特に限定はされないが、例えば、オレンジオイル、スターアニスオイル、ユーカリオイル、ホップオイル、サイプレスオイル、ヤロウオイル、プチグレインオイル、ゼラニウムオイル、フェンネルオイル、ラベンダーオイル、ベルガモットオイル、ローズオイル、クラリセージオイルおよびカモミールオイル等が挙げられ、好ましくは、オレンジオイル、スターアニスオイル、ユーカリオイルおよびホップオイルより成る群から選択される。
また、別の実施形態において、本発明の香料組成物は、プロゲステロンの揺らぎ幅を小さくする1種または2種以上の香料成分を含む。そのような香料成分として、特に限定はされないが、例えば、コリアンダーオイル、ジンジャーオイル、ナツメグオイル、カルダモン、オリス、ジュニパー、バジル、ローズマリー、ネロリオイル、ニアウリオイルおよびペッパー等が挙げられ、好ましくは、コリアンダーオイル、ジンジャーオイルおよびナツメグオイルより成る群から選択される。
本発明の外用組成物は、上記のような香料組成物を含むことを特徴とする。本明細書において、「外用組成物」とは、皮膚(頭皮、頭髪、爪も含む)に対して適用する組成物全般を包括する概念であり、例えば、基礎化粧料、メーキャップ化粧料、毛髪化粧料、皮膚もしくは毛髪洗浄料等の化粧料や、軟膏剤、歯磨等の種々の医薬品ないし医薬部外品等を含む。その剤形も特に限定されず、例えば、水溶液系、可溶化系、乳化系、油液系、ゲル系、ペースト系、軟膏系、エアゾール系、水−油2層系、水−油−粉末3層など、任意の剤型を含む。好ましくは、本発明の外用組成物は化粧料である。
また、本発明の雑貨類または衣類は、上記のような香料組成物を含むことを特徴とする。
本発明の香料組成物は、女性ホルモンの揺らぎ幅を変化させる香料成分を含むため、その香料成分を女性に嗅がせることによって、生体自体による女性ホルモンの調節機能を調整し、フィードバック調節機構をうまく働かせて、変動の周期性を維持し生体の恒常性を保つことを可能にする。したがって、簡便かつ安全に、女性ホルモンの乱れによるさまざまな症状を予防または改善することが可能である。例えば、本発明の香料組成物を含む様々な製品を用いることによって、女性ホルモンの乱れによる肌のトラブルや頭痛・むくみのような身体的症状、ならびに憂鬱やイライラのような精神的症状を解消することができる。
本発明において用いられる香料成分は、女性ホルモンの揺らぎ幅を変化させるものであれば特に限定されず、天然香料、合成香料、半合成香料等のいずれであってもよい。また、そのような香料成分は、任意の抽出方法や蒸留方法、合成方法等によって調製することができ、また市販されているものを用いてもよい。本発明の香料組成物において用いるのが好ましいとして上記において特定の香料成分を挙げているが、これらは単に例示に過ぎず、本発明はこれらの香料成分に限定されるものではない。また、そのような香料成分を、単独で、または他の1または2以上の香料成分と組合せて、本発明の香料組成物において用いることができる。
尚、例示として挙げている香料成分はいずれも市販されているものであるが、以下に、好ましいとされた香料成分について簡単に説明する。
スターアニスオイル
スターアニスオイルとしては、例えば、モクレン科(Magnoliaceae)の常緑喬木であるスターアニス(Illicium verum Hook)(ダイウイキョウとも呼ばれる)の生果実または乾燥果実を水蒸気蒸留することによって得られる精油を用いることができる。
カモミールオイル
カモミールオイルとしては、例えば、キク科に属する薬用植物であるカモミール(例えばMatricaria chamomilla L.)の乾燥した花を水蒸気蒸留することによって得られる精油を用いることができる。
ラベンダーオイル
ラベンダーオイルとしては、例えば、シソ科に属する小潅木であるラベンダー(Lavandula officinalis)の刈り取った花を水蒸気蒸留することによって得られる精油を用いることができる。
コリアンダーオイル
コリアンダーオイルとしては、例えば、セリ科(Umbelliferae)に属する一年生草木であるコリアンダー(Coriandrum sativum L.)の種子、あるいは葉および茎を水蒸気蒸留することによって得られる精油を用いることができる。
ナツメグオイル
ナツメグオイルとしては、例えば、ニクズク科(Myristicaceae)の常緑喬木であるナツメグ(Myristica fragrance Houttuyn)の乾燥した種子を粉砕し直後またはあらかじめ有機溶剤でナツメグバターを除去したものを水蒸気蒸留することによって得られる精油を用いることができる。
オレンジオイル
オレンジオイルとしては、例えば、ミカン科に属する普通系オレンジ、ネーブルオレンジ、ブラッドオレンジ、無酸オレンジの果皮あるいは果肉より圧搾法にて採集したオイルを用いることができる。
ユーカリオイル
ユーカリオイルとしては、例えば、フトモモ科に属する常緑喬木であるユーカリ(例えば、Eucalypus globulus)の葉と小枝を乾燥させたものを水蒸気蒸留することによって得られる精油を用いることができる。
ホップオイル
ホップオイルとしては、例えば、クワ科(Moraceae)の多年生草本植物であるホップ(Humulus lupulus L.)の雌花穂を乾燥させたものを水蒸気蒸留することによって得られる精油を用いることができる。
ジンジャーオイル
ジンジャーオイルとしては、例えば、ショウガ科(Zingiberaceae)の多年生草本であるジンジャー(Zingiber officinale Roscoe)の根茎を乾燥させ、水蒸気蒸留することにより得られる精油を用いることができる。
本発明の香料組成物中における女性ホルモンの揺らぎ幅を変化させる香料成分のそれぞれの含有量は、選択される香料成分の種類や、他の配合成分、さらには用途等によって、適宜選択されるものであり、特に限定されないが、通常、香料組成物の全質量に対して、0.001〜100質量%、好ましくは、0.01〜100質量%である。
本発明の女性ホルモン調節機能調整用香料組成物は、通常の調香手段により、前述したような、女性ホルモンの揺らぎ幅を変化させる1種または2種以上の香料成分と、他の任意の香料とを適当な割合で調合し、好適な香となるように調香したものであってよい。
また、本発明の女性ホルモン調節機能調整用香料組成物は、香料成分が気化し、吸入し得る形態のものであればどのようなものでもよく、特にその剤型等の形態によって限定されるものではない。
本発明の女性ホルモン調節機能調整用香料組成物は、香料単独で用いてもよいが、様々な対象物に含めることができる。その対象物の種類に応じて、本発明の女性ホルモン調節機能調整用香料組成物の他に、任意の構成要素をさらに含めることができる。また、他の女性ホルモン調節作用を有する薬剤と本発明香料を併用する形で実施してもよい。
例えば、対象物が外用組成物である場合には、その剤形(例えば、液剤、粉末剤、顆粒剤、エアゾール剤、固形剤、ジェル剤等)や、製品形態(例えば化粧料、医薬品、医薬部外品等)に応じて、通常そのような外用組成物に含まれる任意の成分を、本発明の女性ホルモン調節機能調整用香料組成物と共に含んでいてよい。
尚、本発明の女性ホルモン調節機能調整用香料組成物を含む外用組成物として好適な態様の1つである化粧料として、限定はされないが、例えば、香水、オードトワレ、オーデコロン、クリーム、乳液類、化粧水、ファンデーション類、粉白粉、口紅、石鹸、シャンプー・リンス類、ボディーシャンプー、ボディーリンス、ボディーパウダー類、浴剤類等が挙げられる。
また、例えば、芳香剤、消臭剤、アロマキャンドル、インセンス、文房具、財布、バッグ、靴等の任意の雑貨類や、例えば下着、洋服、帽子、ストッキング、靴下等、任意の衣類に、本発明の女性ホルモン調節機能調整用香料組成物を含めることができる。それらの素材に本発明の香料組成物を加えても、あるいはそれらの製品に本発明の香料組成物を加えてもよい。
さらに、本発明の効果が得られる限り、本発明の女性ホルモン調節機能調整用香料組成物を、吸入医薬品のような吸入製品や、飲料、食料等において用いてもよい。
尚、本発明の女性ホルモン調節機能調整用香料組成物の用途を例示したが、これらに限定されるものではなく、本発明の効果を達成できる限り、任意の用途に用いることができる。また、本発明の女性ホルモン調節機能調整用香料組成物の他に、具体的な態様に応じて、一般的な香料成分を、本発明の効果を損なわない限り配合することができる。
尚、対象物中における本発明の女性ホルモン調節機能調整用香料組成物の配合量は、香料組成物を構成する香料成分の種類や、対象物によって適宜選択することができ、特に限定されないが、例えば、女性ホルモンの調節機能を変化させる香料成分の総量として、対象物の全質量に対して、0.0001〜50質量%であり、より好適には、0.001〜20質量%であり、さらに好適には、0.01〜10質量%である。
以下、実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発明は下記の実施例に限定されるものではない。
唾液中のエストロゲンやプロゲステロンの濃度は、血液中のそれらの濃度と高い相関性を有することが分かっており、非侵襲的かつ簡便に検体を採取できることから、血液中の女性ホルモン濃度の測定に代わって、唾液中のそれら濃度の測定が行われている(例えば、Proc.Soc.Exp.Biol.Med.217(3)p369−378(1998)、および日本不妊学会雑誌第41巻第4号、p377−385(1996)を参照)。そこで、様々な香料成分を嗅がせた場合と嗅がせない場合での、唾液中のエストロゲンおよびプロゲステロンの濃度を経時的に測定し、その揺らぎ幅に対するさまざまな香料の効果について検討した。揺らぎ幅は、経時的に得られたデータの分散値や偏差値あるいは最大値最小値幅などで定義することができる。以下に、その実験手順について具体的に説明する。
エストロゲンの揺らぎ幅に対する香料成分の効果の検討
唾液の採取
唾液の採取は、室温24℃、湿度50%の恒温室において行った。20代〜30代の女性の被験者5名を30分間安静状態にさせた後、香料を含まないコットンを60分間鼻下につけ、実験開始時およびその後20分ごとに唾液を採取した(対照試料)。その後、10分間安静状態にさせた後、同じ被験者に、各香料を染み込ませたコットンを60分間鼻下につけて香を嗅がせ、同様に実験開始時およびその後20分ごとに唾液を採取した(香料提示試料)。唾液の採取は、実験開始の30分前にうがいをさせ、唾液採取管に唾液を約2ml採取した。回収した唾液は、分析まで−80℃で凍結保存した。
17β−エストラジオールの測定
代表的なエストロゲンである17βーエストロジオールの唾液中の濃度の測定を以下の手順で行った。
−80℃で凍結保存していた唾液試料を解凍し、1000rpmで10分間遠心した後、上清を回収した。ジエチルエーテルで2回抽出し、ジエチルエーテルを窒素でとばした後、0.1%BSAを含むPBSに溶解させて、17β−エストラジオールELISAキット(ICN社製)で定量した。
0分から60分の間に20分ごとに採取された唾液試料中の17β−エストラジオールの濃度の最高濃度と最低濃度との差を揺らぎ幅とした。各個体について、下記の式により相対的揺らぎ幅を算出し、その平均値(各群n=5)を求めた:

相対的揺らぎ幅=香料提示試料での揺らぎ幅/対照試料での揺らぎ幅

結果を図2に示す。
スターアニスオイル、カモミールオイル、またはラベンダーオイルを嗅がせた場合に、相対的揺らぎ幅が1より大きくなり、したがって、それら香料成分が、エストロゲンの揺らぎ幅を大きくする効果を有することが分かった。
一方、コリアンダーオイルまたはナツメグオイルを嗅がせると、相対的揺らぎ幅が1より小さくなり、それら香料成分が、エストロゲンの揺らぎ幅を小さくする効果を有することが分かった。
プロゲステロンの揺らぎ幅に対する香料成分の効果の検討
唾液の採取
唾液の採取は、エストロゲンの測定に関連して上述したのと同様に行った。
プロゲステロンの測定
−80℃で凍結保存していた唾液試料を解凍し、56℃で1時間加熱処理した後、1000rpmで10分間遠心した。上清を回収し、1/5に希釈して、プロゲステロンELISAキット(R&D社製)で定量した。
0分から60分の間に20分ごとに採取された唾液試料中のプロゲステロンの濃度の最高濃度と最低濃度との差を揺らぎ幅とした。各個体について、エストロゲンに関して上述したのと同様に相対的揺らぎ幅を算出し、その平均値(各群n=5)を求めた。結果を図3に示す。
オレンジオイル、スターアニスオイル、ユーカリオイル、またはホップオイルを嗅がせた場合に、相対的揺らぎ幅が1より大きくなり、したがって、それら香料成分が、プロゲステロンの揺らぎ幅を大きくする効果を有することが分かった。
一方、コリアンダーオイル、ジンジャーオイル、またはナツメグオイルを嗅がせると、相対的揺らぎ幅が1より小さくなり、それら香料成分が、プロゲステロンの揺らぎ幅を小さくする効果を有することが分かった。
以下に、本発明の女性ホルモン調節機能調整用香料組成物の具体的な処方例を実施例として示す。尚、配合量は全て組成物全量に対する質量%で表す。
実施例1
エストロゲンの調節機調整用香料組成物(1)
(1)ヘディオン 20.0
(2)ベンジルサリシレート 5.0
(3)ベンジルアセテート 5.0
(4)フェニルエチルアルコール 5.0
(5)ゲラニオール 3.0
(6)シトロネロール 2.0
(7)リリアール 5.0
(8)リラール 5.0
(9)ヒドロキシシトロネロール 5.0
(10)リナロール 10.0
(11)リナリルアセテート 10.0
(12)アンブロキサン 1.0
(13)ガラキソリド 50%BB 10.0
(14)ヘリオナール 1.0
(15)スターアニスオイル 1.0
(16)カモミールローマンオイル 1.0
(17)ラベンダーオイル 2.0
(18)ベルガモットオイル 3.0
(19)レモンオイル 5.0
(20)シス−3−ヘキセノール 0.1
(21)クエン酸トリエチル 0.9

この香料組成物は、エストロゲンの揺らぎ幅を大きくする。
実施例2
エストロゲンの調節機能調整用香料組成物(2)
(1)ヘディオン 10.0
(2)ベンジルサリシレート 5.0
(3)フェニルエチルアルコール 30.0
(4)ゲラニオール 10.0
(5)シトロネロール 10.0
(6)ヘリオトロピン 1.0
(7)ガラキソリド 50%BB 10.0
(8)ゲラニウムオイル 5.0
(9)コリアンダーオイル 1.0
(10)ナツメグオイル 1.0
(11)ローズオットー 0.1
(12)ローズアブソリュート 0.1
(13)シス−3−ヘキセニルアセテート 0.1
(14)シス−3−ヘキセノール 0.1
(15)β−イオノン 5.0
(16)ISO E SUPER 5.0
(17)VERTOFIX COEUR 3.0
(18)エチル−2−メチルブチレート 0.1
(19)ローズオキシド 0.02
(20)クエン酸トリエチル 3.48

この香料組成物は、エストロゲンの揺らぎ幅を小さくする。
実施例3
プロゲステロンの調節機能調整用香料組成物(1)
(1)イランイランオイル 0.5
(2)ベンジルアセテート 2.0
(3)シトロネロール 1.0
(4)ゲラニオール 0.5
(5)リリアール 2.5
(6)リラール 1.5
(7)ヘディオン 25.0
(8)ISO E SUPER 1.0
(9)バクダノール 2.0
(10)バニリン 0.1
(11)アンブロキサン 0.1
(12)ガラキソリド 50%BB 10.0
(13)DPG 4.5
(14)リナロール 8.0
(15)リナリルアセテート 10.0
(16)ベンジルサリシレート 6.0
(17)レモンオイル 5.0
(18)オレンジオイル 1.0
(19)スターアニスオイル 0.5
(20)ユーカリオイル 2.0
(21)ホップオイル 0.5
(22)ヘキシルシンナミックアルデヒド 3.5
(23)マンダリンオイル 3.0
(24)ベチベリルアセテート 3.0
(25)ヘリオナール 2.0
(26)フェニルエチルアルコール 2.0
(27)γ−デカラクトン 0.2
(28)ジヒドロミルセノール 1.0
(29)クマリン 0.3
(30)サンダルウッドオイル 1.0
(31)カシスベース 345 0.3

この香料組成物は、プロゲステロンの揺らぎ幅を大きくする。
実施例4
プロゲステロンの調節機能調整用香料組成物(2)
(1)ベルガモットオイル 4.0
(2)ジンジャーオイル 1.0
(3)ペッパーオイル 0.5
(4)コリアンダーオイル 2.0
(5)ナツメグオイル 0.5
(6)オレンジオイル 3.0
(7)クローブオイル 1.0
(8)イランイランオイル 1.0
(9)ベンジルアセテート 0.5
(10)シトロネロール 1.5
(11)α−ダマスコン 10%(DPG) 0.2
(12)ゲラニオール 1.0
(13)フロロール 3.0
(14)リリアール 2.0
(15)リラール 1.0
(16)メチルイオノン 5.0
(17)ヘディオン 20.0
(18)ISO E SUPER 8.0
(19)バクダノール 1.0
(20)アリルアミルグリコレート 0.2
(21)バニリン 0.2
(22)アンブロキサン 0.2
(23)シクロペンタデカノリド 15.0
(24)ガラキソリド 50%BB 15.0
(25)DPG 13.2

この香料組成物は、プロゲステロンの揺らぎ幅を小さくする。
以下に、本発明の女性ホルモン調節機能調整用香料組成物を含有する外用組成物または雑貨類の典型的な製品形態の処方例を実施例として示す。尚、配合量は全て製品全量に対する質量%で表す。
実施例5
化粧水(処方例1)
(1)グリセリン 2.0
(2)ジプロピレングリコール 2.0
(3)PEG−60 水添ひまし油 0.3
(4)トリメチルグリシン 0.1
(5)防腐剤 適量
(6)キレート剤 適量
(7)染料 適量
(8)香料組成物 0.05
(実施例1から4のいずれか)
(9)精製水 残量
実施例6
化粧水(処方例2)
(1)アルコール 30.0
(2)ブチレングリコール 4.0
(3)グリセリン 2.0
(4)PPG−13デシルテトラデス24 0.3
(5)オクチルメトキシシンナメート 0.1
(6)メントール 0.2
(7)酢酸トコフェロール 0.1
(8)キレート剤 適量
(9)染料 適量
(10)香料組成物 0.01
(実施例1から4のいずれか)
(11)精製水 残量
実施例7
乳液(処方例1)
(1)ステアリン酸 2.0
(2)セチルアルコール 1.5
(3)ワセリン 4.0
(4)スクワラン 5.0
(5)グリセロールトリー2−エチルヘキサン酸エステル 2.0
(6)ソルビタンモノオレイン酸エステル 2.0
(7)ジプロピレングリコール 5.0
(8)PEG1500 0.3
(9)トリエタノールアミン 0.1
(10)防腐剤 適量
(11)香料組成物 0.2
(実施例1から4のいずれか)
(12)精製水 残量
実施例8
乳液(処方例2)
(1)エチルアルコール 10.0
(2)シクロメチコン 0.1
(3)ブチレングリコール 5.0
(4)ジメチコン 3.0
(5)グリセン 0.1
(6)メントール 1.0
(7)トリメチルシロキシケイ酸 0.1
(8)カフェイン 1.0
(9)トリメチルグリシン 1.0
(10)キサンタンガム 0.001
(11)ヒドロキシエチルセルロース 0.1
(12)大豆発酵エキス 1.0
(13)ラウリルベタイン 0.5
(14)カルボマー 0.2
(15)キレート剤 適量
(16)パラベン 適量
(17)安息香酸 適量
(18)香料組成物 0.1
(実施例1から4のいずれか)
(19)酸化鉄 適量
(20)苛性カリ 0.05
(21)グリチルリチン酸ジカルシウム 0.01
(22)塩酸ピリドキシン 0.01
(23)アスコルビン酸グルコシド 0.01
(24)アルブチン 3.0
(25)ユキノシタ抽出液 0.1
(26)水 残量
実施例9
乳液(処方例3)
(1)ブチレングリコール 4.0
(2)プロピレングリコール 4.0
(3)カルボマー 0.2
(4)苛性カリ 0.2
(5)ベヘニン酸 0.5
(6)ステアリン酸 0.5
(7)イソステアリン酸 0.5
(8)ステアリン酸グリセリル 1.0
(9)イソステアリン酸グリセリル 1.0
(10)ベヘニルアルコール 0.5
(11)スクワラン 5.0
(12)トリオクタノイン 3.0
(13)フェニルトリメチコン 2.0
(14)バチルアルコール 0.5
(15)グリチルリチン酸ジカルシウム 0.01
(16)防腐剤 適量
(17)キレート剤 適量
(18)顔料 適量
(19)香料組成物 0.15
(実施例1から4のいずれか)
(20)精製水 残量
実施例10
乳液(処方例4)
(1)グリセリン 3.0
(2)キシリトール 2.0
(3)カルボマー 0.1
(4)苛性カリ 0.1
(5)イソステアリン酸グリセリル 1.0
(6)ステアリン酸グリセリル 0.5
(7)ベヘニルアルコール 1.0
(8)バチルアルコール 1.0
(9)パーム硬化油 2.0
(10)ワセリン 1.0
(11)スクワラン 5.0
(12)オクタン酸エリスリチル 3.0
(13)シクロメチコン 1.0
(14)防腐剤 適量
(15)キレート剤 適量
(16)香料組成物 0.2
(実施例1から4のいずれか)
(17)精製水 残量
(18)トラネキサム酸 1.0
(19)パントテニルエチルエーテル 0.5
(20)ニコチン酸アミド 0.1
(21)トレハロース 0.1
(22)ローズマリーエキス 0.1
(23)ビタミンA 0.1
(24)アスコルビン酸グリコシド 0.001
(25)キイチゴ抽出液 1.0
(26)オウゴン抽出液 0.001
(27)オウバク抽出液 0.01
実施例11
乳液(処方例5)
(1)エタノール 2.0
(2)シクロメチコン 10.0
(3)グリセリン 5.0
(4)ジブチレングリコール 1.0
(5)ジメチコン 1.0
(6)コーンスターチ 4.0
(7)ミネラルオイル 2.0
(8)トリメチルシロキシケイ酸 5.0
(9)ポリエチレングリコール 3.0
(10)乳酸メンチル 0.1
(11)PEG−60水添ヒマシ油 1.0
(12)アミノプロピルジメチコン 1.0
(13)キサンタンガム 0.01
(14)酢酸トコフェロール 0.01
(15)カフェイン 0.1
(16)ヒアルソン酸ナトリウム 0.1
(17)大豆発酵エキス 0.01
(18)ハマメリスエキス 0.01
(19)ドクダミエキス 0.01
(20)カルボマー 0.3
(21)アクリル酸マタクリル酸アルキル共重合体 0.2
(22)HEDTA 適量
(23)防腐剤 適量
(24)香料組成物 0.3
(実施例1から4のいずれか)
(25)顔料 適量
(26)苛性カリ 0.15
(27)アミノメチルプロパノール 0.05
(28)水 残量
実施例12
乳液(処方例6)
(1)エタノール 15.0
(2)シクロメチコン 6.0
(3)ブチレングリコール 0.5
(4)ジメチコン 1.0
(5)グリセリン 1.0
(6)ポリエチレングリコール 1.0
(7)乳酸メンチル 1.0
(8)メントール 0.1
(9)トリメチルシロキシケイ酸 1.0
(10)カフェイン 0.5
(11)トリメチレングリシン 0.1
(12)キサンタンガム 0.1
(13)ヒドロキシエチルセルロース 0.1
(14)大豆発酵エキス 0.01
(15)酢酸トコフェロール 0.05
(16)ラウリルベタイン 0.01
(17)渇藻エキス 0.01
(18)ドクダミエキス 0.01
(19)紅藻エキス 0.01
(20)緑藻エキス 0.01
(21)セルロース沫 1.0
(22)イソステアリン酸PEG−60グリセリル 1.0
(23)イソステアリン酸 1.0
(24)カルボマー 0.1
(25)アクリル酸メタクリル酸アルキル重合体 0.1
(26)EDTA 0.1
(27)メタリン酸ナトリウム 0.1
(28)フェノキシエタノール 0.2
(29)パラベン 0.2
(30)香料組成物 0.45
(実施例1から4のいずれか)
(31)酸化鉄(赤) 0.02
(32)メンチルグリセリルエーテル 0.01
(33)水 残量
実施例13
クリーム(処方例1)
(1)グリセリン 10.0
(2)ブチレングリコール 5.0
(3)カルボマー 0.1
(4)苛性カリ 0.2
(5)ステアリン酸 2.0
(6)スタリン酸グリセリル 2.0
(7)イソステアリン酸グリセリル 2.0
(8)ワセリン 5.0
(9)防腐剤 適量
(10)酸化防止剤 適量
(11)香料組成物 0.3
(実施例1から4のいずれか)
(12)精製水 残量
(13)キレート剤 適量
(14)顔料 適量
(15)ステアリルアルコール 2.0
(16)ベヘニルアルコール 2.0
(17)パーム硬化油 2.0
(18)スクワラン 10.0
(19)4−メトキシサリチル酸K 3.0
実施例14
クリーム(処方例2)
(1)グリセリン 3.0
(2)ジプロピレングリコール 7.0
(3)ポリエチレングリコール 3.0
(4)ステアリン酸グリセリル 3.0
(5)イソステアリン酸グリセリル 2.0
(6)ステアリルアルコール 2.0
(7)ベヘニルアルコール 2.0
(8)流動パラフィン 7.0
(9)シクロメチコン 3.0
(10)ジメチコン 1.0
(11)オクチルメトキシシンナメート 0.1
(12)ヒアルロン酸Na 0.05
(13)防腐剤 適量
(14)酸化防止剤 適量
(15)香料組成物 0.4
(実施例1から4のいずれか)
(16)精製水 残量
(17)キレート剤 適量
(18)顔料 適量
実施例15
ジェル
(1)エチルアルコール 10.0
(2)グリセリン 5.0
(3)ブチレングリコール 5.0
(4)カルボマー 0.5
(5)アミノメチルプロパノール 0.3
(6)PEG−60水添ヒマシ油 0.3
(7)メントール 0.02
(8)防腐剤 適量
(9)キレート剤 適量
(10)香料組成物 0.1
(実施例1から4のいずれか)
(11)精製水 残量
実施例16
エアゾール(処方例1)
(1)グリセリン 2.0
(2)ジプロピレングリコール 2.0
(3)PEG−60水添ヒマシ油 0.3
(4)HPPCD 1.0
(5)防腐剤 適量
(6)キレート剤 適量
(7)染料 適量
(8)香料組成物 0.2
(実施例1から4のいずれか)
(9)精製水 適量
(10)LPG 残量
実施例17
エアゾール(処方例2)
(1)アルコール 15.0
(2)ブチレングリコール 2.0
(3)グリセリン 1.0
(4)PPG−13デシルテトラデス24 0.1
(5)銀担持ゼオライト 1.0
(6)キレート剤 適量
(7)染料 適量
(8)香料組成物 0.15
(実施例1から4のいずれか)
(9)精製水 残量
(10)LPG 40.0
実施例18
エアゾール(処方例3)
(1)エタノール 60.0
(2)乳酸メンチル 0.1
(3)乳酸ナトリウム 0.1
(4)酢酸トコフェロール 0.01
(5)乳酸 0.01
(6)カフェイン 0.01
(7)ウイキョウエキス 1.0
(8)ハマメリスエキス 1.0
(9)ドクダミエキス 1.0
(10)ジプロピレングリコール 1.0
(11)窒素ガス 0.9
(12)ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン 1.0
デシルテトラデシルエーテル
(13)ブチレングリコール 2.0
(14)トコフェロール 0.05
(15)香料組成物 0.1
(実施例1から4のいずれか)
(16)PEG−60水添ヒマシ油 0.1
(17)水 残量
実施例19
シャンプー
(1)ラウリルポリエキシエチレン(3)
硫酸エステルナトリウム塩(30%水溶液) 30.0
(2)ラウリル硫酸エステルナトリウム塩(30%水溶液) 10.0
(3)ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 4.0
(4)グリセリン 1.0
(5)防腐剤 適量
(6)香料組成物 0.5
(実施例1から4のいずれか)
(7)色素 適量
(8)金属イオン封鎖剤、pH調整剤 適量
(9)精製水 残量
実施例20
リンス
(1)シリコーン油 3.0
(2)流動パラフィン 1.0
(3)セチルアルコール 1.5
(4)ステアリルアルコール 1.0
(5)塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 0.7
(6)グリセリン 3.0
(7)香料組成物 0.5
(実施例1から4のいずれか)
(8)色素、防腐剤 適量
(9)精製水 残量
実施例21
ボディーシャンプー
(1)ラウリン酸 2.5
(2)ミリスチン酸 5.0
(3)パルミチン酸 2.5
(4)オレイン酸 2.5
(5)ココイルジエタノールアミド 1.0
(6)グリセリン 20.0
(7)苛性カリ 3.6
(8)染料 適量
(9)香料組成物 0.5
(実施例1から4のいずれか)
(10)金属イオン封鎖剤 適量
(11)精製水 残量
実施例22
フレグランス
(1)アルコール 75.0
(2)精製水 残余
(3)ジプロピレングリコール 5.0
(4)香料組成物 10.0
(5)酸化防止剤 8.0
(6)色素 適量
(7)紫外線吸収剤 適量

ここで、「フレグランス」とは、アルコール(例えばエチルアルコール)または水生アルコールに本発明香料組成物を溶解したものである。フレグランスは、本発明香料組成物を1%〜99%質量%含有する。水とアルコールの配合比は50:50〜0:100の範囲である。フレグランスは、溶解剤、柔軟化剤、ヒューメクタン、濃化剤、静菌剤、またはそのほか通常化粧品に用いられる材料を含有することができる。
実施例23
ルームフレグランス
(1)アルコール 80.0
(2)精製水 残余
(3)酸化防止剤 5.0
(4)香料組成物 3.0
(実施例1から4のいずれか)
(5)3−メチルー3メトキシブタノール 5.0
(6)ジベンジリデンソルビトール 5.0
実施例24
インセンス
(1)タブ粉 75.5
(2)安息香酸ナトリウム 15.5
(3)香料組成物 5.0
(実施例1から4のいずれか)
(4)ユーカリオイル 1.0
(5)フェンネルオイル 1.0
(6)精製水 残余
実施例25
入浴剤
(1)硫酸ナトリウム 45.0
(2)炭酸水素ナトリウム 45.0
(3)ヒソップオイル 9.0
(4)香料組成物 1.0
(実施例1から4のいずれか)
実施例26
マッサージ用ジェル
(1)エリスリトール 2.0
(2)カフェイン 5.0
(3)オウバク抽出物 3.0
(4)グリセリン 50.0
(5)カルボキシビニルポリマー 0.4
(6)ポリエチレングリコール400 30.0
(7)エチレンジアミンヒドロキシエチル三酢酸3ナトリウム 0.1
(8)ポリオキシレン(10)メチルポリシロキサン共重合体 2.0
(9)スクワラン 1.0
(10)水酸化カリウム 0.15
(11)香料組成物 1.0
(実施例1から4のいずれか)
実施例27
マッサージクリーム
(1)固形パラフィン 5.0
(2)ミツロウ 10.0
(3)ワセリン 15.0
(4)流動パラフィン 41.0
(5)1.3−ブチレングリコール 4.0
(6)モノステアリン酸グリセリン 2.0
(7)POE(20)ソルビタンモノラウリン酸エステル 2.0
(8)ホウ砂 0.2
(9)カフェイン 2.0
(10)防腐剤 適量
(11)酸化防止剤 適量
(12)香料組成物 1.0
(実施例1から4のいずれか)
(13)精製水 残量
これらの実施例の外用組成物または雑貨類は、それぞれの製品形態の典型的な使用態様における使用テストにより、エストロゲンまたはプロゲステロンの揺らぎ幅を変化させた。
女性ホルモンの調節機構の概略図 各香料成分によるエストロゲンの揺らぎ幅に対する効果を示すグラフ。 各香料成分によるプロゲステロンの揺らぎ幅に対する効果を示すグラフ。

Claims (14)

  1. 女性ホルモンの揺らぎ幅を変化させる1種または2種以上の香料成分を含む、女性ホルモン調節機能調整用香料組成物。
  2. 前記女性ホルモンがエストロゲンであることを特徴とする請求項1記載の香料組成物。
  3. エストロゲンの揺らぎ幅を大きくする1種または2種以上の香料成分を含むことを特徴とする請求項2記載の香料組成物。
  4. 前記香料成分が、スターアニスオイル、カモミールオイルおよびラベンダーオイルよりなる群から選択されることを特徴とする請求3項記載の香料組成物。
  5. エストロゲンの揺らぎ幅を小さくする1種または2種以上の香料成分を含むことを特徴とする請求項2記載の香料組成物。
  6. 前記香料成分が、コリアンダーオイルおよびナツメグオイルより成る群から選択されることを特徴とする請求項5記載の香料組成物。
  7. 前記女性ホルモンが、プロゲステロンであることを特徴とする請求項1記載の香料組成物
  8. プロゲステロンの揺らぎ幅を大きくする1種または2種以上の香料成分を含むことを特徴とする請求項7記載の香料組成物。
  9. 前記香料成分が、オレンジオイル、スターアニスオイル、ユーカリオイルおよびホップオイルより成る群から選択されることを特徴とする請求項8記載の香料組成物。
  10. プロゲステロンの揺らぎ幅を小さくする1種または2種以上の香料成分を含むことを特徴とする請求項7記載の香料組成物。
  11. 前記香料成分が、コリアンダーオイル、ジンジャーオイルおよびナツメグオイルより成る群から選択されることを特徴とする請求項10記載の香料組成物。
  12. 請求項1から11いずれか1項記載の香料組成物を含む外用組成物。
  13. 化粧料であることを特徴とする請求項12記載の外用組成物。
  14. 請求項1から11いずれか1項記載の香料組成物を含む雑貨類または衣類。
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