JP2005297867A - 車両盗難追跡システム、車両盗難監視装置及び車両盗難追跡方法 - Google Patents

車両盗難追跡システム、車両盗難監視装置及び車両盗難追跡方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 車両盗難に対する高いセキュリティ性を確保することができる車両盗難追跡システム、車両盗難監視装置及び車両盗難追跡方法を提供する。
【解決手段】 車両2には、警報機能装置5と無線通信装置10とが搭載されている。警報機能装置5は、センサ群8からの検出信号に基づき車両盗難行為がなされているか否かを判断する。警報機能装置5は車両盗難行為が生じていると判断すると、ホーン9で警報を鳴らすとともに盗難通知信号Saを発信する。無線通信装置10は警報機能装置5と無線LAN通信が可能であり、警報機能装置5から盗難通知信号Saを受信すると、それに応答して盗難通知信号Sbを発信する。ここで、盗難者によって警報機能装置5が取り外されたとしても、車両2には無線通信装置10が存在するので、この無線通信装置10によって車両2からは盗難通知信号Sbが発信された状態となる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、盗難車両を追跡することが可能な車両盗難追跡システム、車両盗難監視装置及び車両盗難追跡方法に関する。
従来、車両盗難に対するセキュリティ性向上を目的とした車両盗難防止システムが種々開発されている。この種の車両盗難防止システムの一つには、盗難車両を追跡可能なシステム(盗難車両追跡システム)があり、その一例が例えば特許文献1に開示されている。同文献1のシステムは無線LANアクセスポイントを利用したものであり、車載した子局装置が車両盗難を検出すると外部に信号を発し、それをアクセスポイントが受信すると盗難の旨を監視装置(ユーザ又はセキュリティ会社も含む)に通報するものである。
特開2002−187526号公報(第3,4頁、第1図)
しかし、この種の盗難車両追跡システムが車載されていたとしても、子局装置が車両盗難者によって発見されてしまうことも考えられ、発見後に子局装置が取り外されてしまうと、車両からは車両盗難検出を示す旨の信号が発信されなくなり、通報機能が働かなくなってしまう。従って、子局装置が取り外された場合には、盗難車両追跡システムが機能を満たさなくなり、盗難された車両を追跡できない問題が生じていた。
本発明は、車両盗難に対する高いセキュリティ性を確保することができる車両盗難追跡システム、車両盗難監視装置及び車両盗難追跡方法を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明では、車両盗難の旨を伝える盗難通知信号を無線で発信可能な車両盗難監視装置を車両に配置し、前記車両盗難監視装置との間で無線通信可能な通信中継装置を1以上の地点に設置し、前記通信中継装置のうち所定の1つの通信エリアに盗難車両が入り込んで前記通信中継装置が前記盗難通知信号を受信すると、該通信中継装置を介して車両盗難の旨が車両オーナ又は管理機関に通知される車両盗難追跡システムにおいて、前記車両盗難監視装置は、車両盗難を検出する検出手段と、前記検出手段の検出値に基づき車両盗難の有無を判断し、車両が盗難されたと判断したときにその旨を報知手段で報知させる監視手段と、前記監視手段との間で無線通信が可能であり、車両が盗難されたと前記監視手段が判断した際に、前記監視手段との間の無線通信に基づき前記盗難通知信号を発信可能な通信手段とを備えたことを要旨とする。
ところで、車両盗難が発生したと監視手段が判断すると、監視手段の指令に基づき報知手段がその旨を報知するが、報知手段による報知を止めようとして盗難者が監視手段を取り外すことも考えられる。特に、監視手段と監視手段とは配線(有線)で接続される場合が多く、車両盗難の際には報知手段から配線を伝うことで監視手段が発見されてしまう確率が高い。
しかし、この発明によれば、監視手段との間の無線通信に基づき盗難通知信号を発信可能な通信手段を車両に取り付けたので、監視手段が盗難者の手によって取り外されたとしても、盗難車両から盗難通知信号が発信された状態となる。従って、監視装置が取り外された後も、通信中継装置を用いた車両盗難追跡システムで盗難車両を追跡することが可能となり、車両盗難に対するセキュリティ性が高くなる。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の発明において、前記監視手段は、車両が盗難されたと判断すると前記盗難通知信号を発信し、前記通信手段は、前記監視手段が発した前記盗難通知信号を受信すると、前記監視手段とともに前記盗難通知信号を発信した状態となることを要旨とする。
この発明によれば、請求項1に記載の発明の作用に加え、車両盗難が発生したと監視手段が判断すると、盗難発生の旨を伝えるために監視手段が盗難通知信号を発信し、この盗難通知信号を受けた通信手段も同様に盗難通知信号を発信した状態となる。従って、盗難者によって監視手段が車両から取り外されたとしても、通信手段によって盗難通知信号が車両から発信された状態となるので、通信中継装置を用いた車両盗難追跡システムで盗難車両を追跡可能となり、車両盗難に対するセキュリティ性が高くなる。また、監視手段と通信手段との両方が盗難通知信号を発信した状態となるので、より確実に盗難通知信号を通信中継装置に送信することが可能となり、セキュリティ性向上に寄与する。
請求項3に記載の発明では、請求項1に記載の発明において、前記監視手段は、車両が盗難されたと判断すると前記盗難通知信号を発信し、前記通信手段は、前記監視手段が発する前記盗難通知信号を常時監視した状態であり、前記盗難通知信号を一旦受信してそれを受信しなくなると、前記監視手段の代わりに前記盗難通知信号を発信することを要旨とする。
この発明によれば、請求項1に記載の発明の作用に加え、車両盗難が発生したと監視手段が判断すると、監視手段自身が盗難通知信号を発信する。一方、車両盗難時において盗難者によって監視手段が車両から取り外されると、今まで発信されていた盗難通知信号がその取り外しによって監視手段から発信されなくなる。このとき、通信手段は監視手段から最初のうちは盗難通知信号を受信するものの、監視手段が取り外された時点で盗難通知信号を受信しない状態となり、これをトリガとして監視手段の代わりに盗難通知信号を発信する。
従って、監視手段が盗難者の手によって取り外されたとしても、通信手段が盗難通知信号を発信するので、通信中継装置を用いた車両盗難追跡システムで盗難車両を追跡可能となり、車両盗難に対するセキュリティ性が高くなる。また、監視手段が取り外されたときに監視手段の代わりに通信手段が盗難通知信号を発信するので、監視手段が取り外されるまで通信手段は盗難通知信号を出さずに済み、通信手段の省エネルギー化にも寄与する。
請求項4に記載の発明では、請求項1に記載の発明において、前記監視手段は、車両が盗難されたと判断すると、その旨を伝える盗難検出信号を発信し、前記通信手段は、前記監視手段が発した前記盗難検出信号を受信すると前記盗難通知信号を発信することを要旨とする。
この発明によれば、請求項1に記載の発明の作用に加え、車両盗難が発生したと監視手段が判断すると、その旨を通信手段に伝達する盗難検出信号を監視手段が発信し、通信手段が盗難検出信号を受信すると盗難通知信号を発信した状態となる。従って、盗難者によって監視手段が車両から取り外されたとしても、通信手段によって盗難通知信号が車両から発信された状態となるので、通信中継装置を用いた車両盗難追跡システムで盗難車両を追跡可能となり、車両盗難に対するセキュリティ性が高くなる。また、電力消費が大きい盗難通知信号を監視手段が発信せずに済み、監視手段の省エネルギー化にも寄与する。
請求項5に記載の発明では、請求項1〜4のうちいずれか一項に記載の発明において、前記車両に搭載されるとともに当該車両の位置を求める車両位置検出手段を備え、前記監視手段又は前記通信手段は、前記盗難通知信号を発信するとき、前記車両位置検出手段が求める車両位置情報も当該盗難通知信号に含めて発信することを要旨とする。
この発明によれば、請求項1〜4のうちいずれか一項に記載の発明の作用に加え、監視手段又は通信手段が発信する盗難通知信号には、盗難車両の車両位置情報が含まれるので、盗難車両の現在位置も車両オーナや管理機関に通知することが可能となり、セキュリティ性向上に一層寄与する。
請求項6に記載の発明では、無線通信可能な通信中継装置が1以上の地点に設置された車両盗難追跡システムに用いられ、車両盗難の旨を伝える盗難通知信号を無線で外部に発信可能であるとともに、前記通信中継装置のうち所定の1つの通信エリアに盗難車両が入り込んで前記通信中継装置が前記盗難通知信号を受信すると、該通信中継装置を介して車両盗難の旨が車両オーナ又は管理機関に通知される車両盗難監視装置において、車両盗難を検出する検出手段と、前記検出手段の検出値に基づき車両盗難の有無を判断し、車両が盗難されたと判断したときにその旨を報知手段で報知させる監視手段と、前記監視手段との間で無線通信が可能であり、車両が盗難されたと前記監視手段が判断した際に、前記監視手段との間の無線通信によって前記盗難通知信号を発信可能な通信手段とを備えたことを要旨とする。この発明によれば、請求項1と同様の作用が得られる。
請求項7に記載の発明では、車両盗難の旨を伝える盗難通知信号を無線で発信可能な車両盗難監視装置を車両に配置し、前記車両盗難監視装置との間で無線通信可能な通信中継装置を1以上の地点に設置し、前記通信中継装置のうち所定の1つの通信エリアに盗難車両が入り込んで前記通信中継装置が前記盗難通知信号を受信すると、該通信中継装置を介して車両盗難の旨が車両オーナ又は管理機関に通知される車両盗難追跡方法において、前記車両盗難監視装置には、車両盗難を検出する検出手段と、前記検出手段の検出値に基づき車両盗難の有無を判断し、車両が盗難されたと判断したときにその旨を報知手段で報知させる監視手段と、前記通信中継装置との間で無線通信可能な通信手段とが設けられるとともに、前記監視手段及び前記通信手段を無線通信可能とし、車両が盗難されたと前記監視手段が判断した際に、前記監視手段との間の無線通信によって前記通信手段が前記盗難通知信号を発信可能となることを要旨とする。請求項1と同様の作用が得られる。
本発明によれば、車両盗難時において盗難者によって監視装置が取り外されたとしても監視装置との間で無線通信が可能な通信手段によって盗難通知信号が発信されるので、監視装置が取り外されても盗難の旨を通知することが可能となり、車両盗難に対する高いセキュリティ性を確保することができる。
(第1実施形態)
以下、本発明を具体化した車両盗難追跡システム、車両盗難監視装置及び車両盗難追跡方法の第1実施形態を図1〜図3に従って説明する。
図1は、車両盗難追跡システム1の構成を示すブロック図である。車両盗難追跡システム1は、車両盗難が発生した際にその盗難車両を追跡して外部に通報を行うシステムである。車両盗難追跡システム1は、車両2に取り付けて車両盗難を監視する車両盗難監視装置3と、無線LAN通信が可能な複数の無線LANアクセスポイント(以下、単にアクセスポイントと記す)4とを備えている。図2に示すように、アクセスポイント4はコンビニエンスストアガソリンスタンド、駐車場等に設置され、車両盗難監視装置3との間で無線LAN通信が可能である。なお、アクセスポイント4が通信中継装置に相当する。
図1に示すように、車両盗難監視装置3は車両盗難発生の有無を監視し、車両盗難が発生したと判断したときに、その旨を通知する盗難通知信号(無線LANの規格に準じた無線信号)Sを発信する装置である。この構成を詳述すると、車両盗難監視装置3は、車両盗難が発生したと判断したときに警報を鳴らすように動作する警報機能装置5を備えている。警報機能装置5は、警報機能装置5のメイン制御を司る制御部(以下、第1制御部と記す)6と、無線LAN通信部(以下、単に第1無線通信部と記す)7とを有し、車載バッテリ(図示省略)を電源として稼働する。なお、警報機能装置5が監視手段に相当する。
車両2には、車両2の盗難行為を検知するセンサ群8と、警報を発することが可能なホーン9とが配設されている。センサ群8は配線を介して警報機能装置5に接続され、検出信号を第1制御部6に常時出力している。センサ群8の例としては、例えばドアの開閉を検知するドアセンサ、ボンネットの開閉を検知するボンネットセンサ、ラッゲージの開閉を検知するラッゲージセンサ、ドア振動を検知するドア振動センサ、バッテリ電圧の変化を検知するバッテリ電圧センサ等がある。
また、センサ群8はこれら以外に、例えばキーシリンダの異常を検知するキーシリンダセンサ、車両侵入者等を検知するレーダセンサ、車両2の走行状態を検知する走行状態センサ、窓ガラスの破損音やドアの開閉音を検知する音響センサ等がある。また、センサ群8はこれら以外に、座席シートに加わる圧力を検知する着座センサ、車両2の異常な振動を検知する車体振動センサ、車両2の傾きを検知する傾斜線センサ、車両2の加速度を検知する加速度センサ等もある。警報機能装置5とセンサ群8との通信方式は、有線及び無線のどちらを用いてもよい。なお、センサ群8が検出手段に相当し、ホーン9が報知手段に相当する。
第1制御部6は、センサ群8の各センサから出力される検出信号を逐次監視しており、車両2に盗難行為がなされているか否かを常時判断している。即ち、第1制御部6は、センサ群8から入力した検出信号の値(検出値X)と、自らがROMに記憶した閾値Xaとを比較する。そして、第1制御部6は、全てのセンサ群8の中でそのうちの一つでも検出値Xが閾値Xaを超える(X>Xaが成立する)と通報モードとなり、車両2が盗難されそうな状況下にあると判断する。このとき、第1制御部6はホーン9に駆動信号を送り、ホーン9は駆動信号に基づき動作して警報を出力する。
検出値Xが閾値Xaを超えて車両2が盗難されそうな状況下にあるとき、第1制御部6はホーン9で警報を鳴らすのと同時に、第1無線通信部7に信号発信の指令を出力する。この指令に基づき第1無線通信部7は、盗難通知用信号波を生成するとともにこの盗難通知用信号波を変調及び増幅し、それを自身のアンテナ7aから盗難通知信号Saとして発信する。この盗難通知信号Saは、車両盗難発生の旨を示す通知と車両IDコードとが含まれた信号である。ここで、第1無線通信部7が行う処理としては、例えば盗難通知用信号波をスペクトラム拡散及びFM変調し、それを電力増幅してアンテナ7aから発信させる処理がある。
車両盗難監視装置3は、警報機能装置5とともに盗難通知信号Sを発信可能な無線通信装置10を備えている。無線通信装置10はユニット化された装置であり、警報機能装置5との間で無線LAN通信が可能である。また、無線通信装置10は、車室内の所定箇所(盗難者によって発見され難い場所)に取り付けられるものであり、例えば座席シートの下側、運転席の足下、車室後部の荷台等に設置されている。なお、無線通信装置10が通信手段に相当する。
無線通信装置10は、GPS(Global Positioning Systems)ユニット11と、2次電池12と、無線LANセキュリティ通信専用モジュール(以下、単に通信専用モジュールと記す)13とを備えている。GPSユニット11は、自身のGPSアンテナ11aを介して複数のGPS衛星から電波を受信し、その受信電波に基づきGPSユニット11(即ち、車両2)の現在位置を測定する。そして、GPSユニット11は測定した車両位置情報を通信専用モジュール13に出力する。2次電池12は無線通信装置10の電源であり、例えば乾電池やボタン電池等が使用される。なお、GPSユニット11が車両位置検出手段に相当する。
通信専用モジュール13は、無線通信装置10のメイン制御を司る制御部(以下、第2制御部と記す)14と、無線LAN通信部(以下、第2無線通信部と記す)15とを備えている。第2無線通信部15は第2制御部14の指令に基づき動作し、無線LANに準ずる信号を送受信可能なアンテナ15aを有している。第2無線通信部15はGPSユニット11に配線を介して接続され、GPSユニット11が逐次算出する車両2の現在位置情報を入力している。
第2無線通信部15は、外部から信号を受信するとその信号波を第2制御部14に送るので、警報機能装置5の盗難通知信号Saを受信した場合には盗難通知信号Saの盗難通知用信号波を第2制御部14に出力する。第2制御部14は取り込んだ信号波が正しい、つまり組をなす警報機能装置5から発信された盗難通知信号Saであるか否かを判断し、信号波が正しければ通報モードとなって、信号発信の指令を第2無線通信部15に出力する。この指令に基づき第2無線通信部15は、盗難通知用信号波を生成するとともにこの盗難通知用信号波を変調及び増幅し、それを自身のアンテナ15aから盗難通知信号Sbとして発信する。
このとき、第2無線通信部15はGPSユニット11から車両2の車両位置情報を入力していることから、車両盗難発生の旨の通知及び車両IDコードに現在位置情報を加えた信号波で盗難通知信号Sbを発信する。ここで、第2無線通信部15が行う処理としては、第1無線通信部7と同様に例えば盗難通知用信号波をスペクトラム拡散及びFM変調し、それを電力増幅してアンテナ15aから発信させる処理がある。なお、この通報モードは、無線LAN通信で外部からリセットすることによって解除可能である。
各アクセスポイント4は、通信エリアE内で無線LAN通信に準ずる信号の送受信が可能であり、この通信エリアE内の範囲で警報機能装置5及び無線通信装置10と無線LAN通信が可能である。各アクセスポイント4は、インターネット通信網16を介してサーバ(即ち、この車両盗難追跡システム1の提供者)17に接続されている。各アクセスポイント4は車両2から盗難通知信号Sa,Sbを受信すると、信号Sa,Sb内に含まれる車両盗難発生の旨を示す通知、車両IDコード及び車両位置情報を、インターネット通信網16を介してサーバ17に送信する。
サーバ17には、顧客情報を記憶した顧客情報データベース18が接続されている。ここで言う顧客情報は、車両盗難追跡システム1に登録を済ませた車両オーナ所有の車両情報であり、例えば図3に示すように車両IDコード、車両オーナの名前・住所・電話番号、車種、車両ナンバー、車両オーナの連絡先(パーソナルコンピュータや携帯電話のメールアドレス)等の情報である。また、図1に示すようにサーバ17はインターネット通信網16を介してセキュリティ会社(警察等も含んでもよい)19にも接続されている。なお、セキュリティ会社19が管理機関に相当する。
サーバ17は、アクセスポイント4から車両盗難発生の旨を示す通知、車両IDコード及び車両位置情報を受信すると、車両IDコードに基づき顧客情報データベース18を参照して盗難車両の車両オーナを特定する。盗難車両の車両オーナが特定されると、サーバ17は盗難車両の車両オーナの名前・住所・電話番号、車種、車両ナンバー及び盗難車両の車両位置情報をセキュリティ会社19に送信する。また、サーバ17はセキュリティ会社19への通知とともに、車両オーナのパーソナルコンピュータ20や携帯電話21に車両盗難発生の旨及び車両位置情報を通知する。
さて、盗難者による車両盗難行為がセンサ群8に検出されると、車両2が盗難されそうであると警報機能装置5が判断し、警報機能装置5の指令に基づきホーン9が警報を鳴らした状態となる。このとき、ホーン9による警報を止めるために盗難者がホーン9のみを取り外したとすると、警報機能装置5は車両2に取り付けられた状態を維持することから、車両2は警報機能装置5及び無線通信装置10の両方から盗難通知信号Sa,Sbを各々発信した状態となる。
この盗難車両が不正にエンジンをかけられて走行した場合、盗難車両は何処かのアクセスポイント4の通信エリアE内に入り込むはずである。盗難車両がアクセスポイント4の通信エリアE内に入ると、アクセスポイント4が盗難通知信号Sa,Sbを受信して車両2とアクセスポイント4と間の通信が確立する。このとき、アクセスポイント4は警報機能装置5及び無線通信装置10の両方から盗難通知信号Sa,Sbを受信することになるが、基本的には盗難通知信号Saを利用し、車両位置情報については盗難通知信号Sbの中から取り込むことにする。
アクセスポイント4は盗難通知信号Sa,Sbを受信すると、これら信号Sa,Sbに含まれる車両盗難発生の旨を示す通知、車両IDコード及び車両位置情報を、インターネット通信網16を介してサーバ17に送信する。そして、サーバ17は車両IDコードに基づき顧客情報データベース18を参照して盗難車両の車両オーナを特定し、盗難車両の車両オーナの名前・住所・電話番号、車種、車両ナンバー及び盗難車両の車両位置情報をセキュリティ会社19に送信する。
セキュリティ会社19は、車種、車両ナンバー、車両位置情報を頼りに盗難車両を追跡する。従って、セキュリティ会社19による盗難車両追跡が可能となり、このような対処を行うことによって盗難車両が車両オーナの手元に戻ってくる確率が高くなり、車両盗難に対するセキュリティ性が高くなる。また、サーバ17はセキュリティ会社19への通知とともに、車両オーナのパーソナルコンピュータ20や携帯電話21に車両盗難発生の旨及び車両位置情報を通知する。従って、車両オーナによっても盗難対処が行えることになり、車両盗難に対するセキュリティ性が一層向上する。
ところで、盗難者による車両盗難行為時に、盗難者によって警報機能装置5自体が取り外されてしまう場合もある。この場合、ホーン9による警報が止められ、しかも警報機能装置5の抜き取りに伴い車両2から盗難通知信号Saが発信されなくなる。さらに、警報機能装置5はセンサ群8やホーン9と配線で繋がれていることから、この配線を伝って発見され易いという現状があり、警報機能装置5が取り外される可能性は必ずしも低いとは言えない。
しかし、警報機能装置5との間で無線LAN通信が可能な無線通信装置10を車室内に取り付け、警報機能装置5からの盗難通知信号Saを無線通信装置10が受信すると、同様の通知信号である盗難通知信号Sbを無線通信装置10が発信する構成とした。従って、警報機能装置5が取り外される状況下に陥っても、警報機能装置5と無線通信装置10とは無線により接続されているので、無線通信装置10を発見することまでは困難であり、無線通信装置10まで取り外される状況下には陥り難い。
よって、警報機能装置5が取り外されたとしても、車両2からは盗難通知信号Sbが発信された状態となり、この盗難車両がアクセスポイント4の通信エリアE内に入れば、セキュリティ会社19や車両オーナにその旨が通知される。従って、盗難車両の追跡が可能となり、車両盗難に対するセキュリティ性が保たれる。また、無線通信装置10を発見され難い箇所に取り付けておけば、盗難者によって無線通信装置10が発見される確率が低くなり、車両盗難に対するセキュリティ性向上に一層寄与することになる。
第1実施形態の構成によれば、以下に記載の効果を得ることができる。
(1)無線LAN通信を介して警報機能装置5から盗難通知信号Saを受信すると、盗難通知信号Sbを発信する無線通信装置10を車両2に搭載した。よって、無線通信装置10が警報機能装置5と無線で接続されることから、盗難者によって警報機能装置5が取り外されたとしても、無線通信装置10までも取り外される状況下には陥り難くなり、車両2は盗難通知信号Sbの発信源を搭載した状態を維持する。従って、盗難者によって警報機能装置5が取り外された場合でも、車両2からは盗難通知信号Sbが発信されることになり、この盗難車両がアクセスポイント4の通信エリアE内に入れば、セキュリティ会社19や車両オーナにその旨が通知される。以上により、警報機能装置5が取り外されても盗難車両を追跡することができ、車両盗難に対するセキュリティ性を確保することができる。
(2)警報機能装置5及び無線通信装置10の両方が盗難通知信号Sa,Sbを各々発信するので、より確実に車両2とアクセスポイント4との間の通信を確立することができ、車両盗難に対するセキュリティ性を一層向上することができる。
(3)無線通信装置10にGPSユニット11を設け、車両盗難(車両IDコード)の通知とともに盗難車両の車両位置情報をサーバ17に通知する構成とした。従って、盗難車両の現在位置をセキュリティ会社19や車両オーナに通知することができ、盗難車両の追跡精度が高まってセキュリティ性向上に一層寄与する。
(4)無線通信装置10を車室内の発見され難い箇所に取り付けるので、盗難者によって無線通信装置10まで発見される状況下に陥り難くなり、セキュリティ性を一層向上することができる。
なお、第1実施形態の構成は前記に限らず、以下の態様に変更してもよい。
・ 車両位置情報は、盗難通知信号Sbにのみ含まれることに限定されない。即ち、警報機能装置5にGPSユニットを接続し、警報機能装置5が発信する盗難通知信号Saにも車両位置情報を含ませてもよい。
・ アクセスポイント4は、警報機能装置5及び無線通信装置10の両方から盗難通知信号Sa,Sbを受信するとき、基本的に盗難通知信号Saを利用し、車両位置情報については盗難通知信号Sbの中から取り込む構成に限定されない。例えば、基本的には盗難通知信号Sbを利用することとし、2次電池12の電池切れで無線通信装置10から盗難通知信号Sbが発信されない場合に、盗難通知信号Saを利用する構成としてもよい。
・ 無線通信装置10は、必ずしもGPSユニット11を備える必要はない。要は、アクセスポイント4で盗難車両を検出できれば、アクセスポイント4の位置で盗難車両の大まかな位置は把握可能であるので、無線通信装置10からGPSユニット11を省略しても、大きな不具合は生じない。また、無線通信装置10のGPSユニット11を省略し、警報機能装置5がGPSユニットを有する構成としてもよい。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態を図4及び図5に従って説明する。なお、第2実施形態は第1実施形態と比較して、盗難発生時の車両2とアクセスポイント4との間の通信手法が異なるのみである。従って、同一部分に関しては同一符号を付して詳しい説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。
図4及び図5は、車両盗難追跡システム1の構成を示すブロック図である。車両2には、警報機能装置5用のGPSユニット22が搭載されている。GPSユニット22は、自身のGPSアンテナ22aを介して複数のGPS衛星から電波を受信し、その受信電波に基づきGPSユニット22(即ち、車両2)の現在位置を測定して、その車両位置情報を警報機能装置5に出力する。第1無線通信部7はGPSユニット22に配線を介して接続され、GPSユニット22が逐次算出する車両2の現在位置情報を入力している。
一方、無線通信装置10は、通常、電源がオフ状態となった待機モード(スリープモード)となっている。この待機モードのとき、無線通信装置10は稼働状態となっていないが、外部からの信号受信及び受信信号の識別については可能な状態である。即ち、この待機モードのとき、無線通信装置10の第2制御部14は、アンテナ15a及び第2無線通信部15を介して受信した受信信号を識別し、その受信信号が自身と組をなす警報機能装置5から発信された信号であるかを判別可能である。
さて、盗難者による車両盗難行為がセンサ群8で検出されると、車両2が盗難されそうであると警報機能装置5が判断し、警報機能装置5の指令に基づきホーン9が警報を鳴らした状態となる。このとき、図4に示すように警報機能装置5が盗難通知信号Saを発信した状態となる。なお、警報機能装置5側にもGPSユニット22を配設したことから、盗難通知信号Saは車両盗難発生の旨を示す通知、車両IDコード及び車両位置情報を含んだ信号となる。
このとき、ホーン9による警報を止めるために盗難者がホーン9のみを取り外したとすると、警報機能装置5は車両2に取り付けられた状態を維持することから、車両2は警報機能装置5から盗難通知信号Saを発信した状態となる。この盗難車両が不正にエンジンをかけられて走行した場合、盗難車両がアクセスポイント4の通信エリアE内に入ると、アクセスポイント4が盗難通知信号Saを受信して車両2とアクセスポイント4との間の通信が確立する。
アクセスポイント4は盗難通知信号Saを受信すると、この信号Saに含まれる車両盗難発生の旨を示す通知、車両IDコード及び車両位置情報を、インターネット通信網16を介してサーバ17に送信する。サーバ17は車両IDコードに基づき顧客情報データベース18を参照して盗難車両の車両オーナを特定し、盗難車両の車両オーナの名前・住所・電話番号、車種、車両ナンバー及び盗難車両の車両位置情報をセキュリティ会社19に送信する。さらに、サーバ17は車両オーナのパーソナルコンピュータ20や携帯電話21にも車両盗難発生の旨及び車両位置情報を通知する。
また、盗難者による車両盗難行為時に、盗難者によって警報機能装置5自体が取り外されてしまった場合を以下に述べる。警報機能装置5が車両盗難を検出して盗難通知信号Saを発信したとき、無線通信装置10は待機モードであるものの信号受信については可能な状態であることから、アンテナ15a及び第2無線通信部15が盗難通知信号Saを受信する。そして、第2制御部14はその受信した盗難通知信号Saが、自身と組をなす警報機能装置5からの信号であるか否かを判断し、組をなす警報機能装置5から発信された信号である場合には車両盗難が発生したと判断する。
ここで、盗難者によって警報機能装置5が車両2から取り外されてしまうと、警報機能装置5から盗難通知信号Saが発信されなくなり、無線通信装置10は盗難通知信号Saを受信しない状態となる。このとき、第2制御部14は、今まで受信していた盗難通知信号Saを受信しなくなることを条件に、図5に示すように盗難通知信号Sbを第2無線通信部15及びアンテナ15aを介して発信させる。従って、警報機能装置5が取り外されたとしても、車両2からは盗難通知信号Sbが発信された状態となり、この盗難車両がアクセスポイント4の通信エリアE内に入れば、セキュリティ会社19や車両オーナにその旨を通知可能となり、車両盗難に対するセキュリティ性が保たれる。
第2実施形態の構成によれば、第1実施形態に記載の(1),(3),(4)の効果に加え、以下に記載の効果を得ることができる。
(5)警報機能装置5が車両盗難行為を検出したとき、警報機能装置5が車両2から取り外されていなければ警報機能装置5から盗難通知信号Saが発信され、警報機能装置5が車両2から取り外されると無線通信装置10が待機モードから立上がり、無線通信装置10から盗難通知信号Sbが発信される。従って、警報機能装置5が取り外されるまで無線通信装置10を待機モードとしておけるので、無線通信装置10の2次電池12を無駄遣いせずに済み、省電力化が図られる。
なお、第2実施形態の構成は前記に限らず、以下の態様に変更してもよい。
・ 警報機能装置5及び無線通信装置10の両方にGPSユニット22,11を設けることに限定されない。即ち、警報機能装置5及び無線通信装置10の両方がGPSユニットを有していなくてもよいし、或いは警報機能装置5及び無線通信装置10の一方がGPSユニットを有する構成でもよい。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態を図6に従って説明する。なお、第3実施形態も第1及び第2実施形態と比較して、盗難発生時の車両2とアクセスポイント4との間の通信手法が異なるのみであるので、異なる部分についてのみ説明する。
図6は、車両盗難追跡システム1の構成を示すブロック図である。警報機能装置5の第1無線通信部7は、無線LANとは異なる通信形式の電波信号Scをアンテナ7aから発信可能である。この電波信号Scは、少なくとも車両2全体を覆う範囲が通信エリアに設定され、例えばLF波やUHF波等が使用される。一方、通信専用モジュール13は、警報機能装置5が発する電波信号Scを受信可能な受信部23を備えている。受信部23はアンテナ23aを有しており、第2制御部14に接続されている。なお、電波信号Scが盗難検出信号に相当する。
さて、盗難者による車両盗難行為がセンサ群8に検出されると、車両2が盗難されそうであると警報機能装置5が判断し、警報機能装置5の指令に基づきホーン9が警報を鳴らした状態となる。このとき、警報機能装置5が電波信号Scを発信した状態となる。無線通信装置10はアンテナ23a及び受信部23で電波信号Scを受信し、その電波信号Scが正規のものか否かを第2制御部14で識別する。第2制御部14はその受信した電波信号Scが、自身と組をなす警報機能装置5から発信された信号である場合には車両盗難が発生したと判断する。
このとき、第2制御部14は信号発信の指令を第2無線通信部15に出力し、この指令に基づき第2無線通信部15は第2無線通信部15及びアンテナ15aを介して盗難通知信号Sbを発信させる。従って、図6に示すように車両2からは盗難通知信号Sbが発信された状態となる。従って、盗難者によって警報機能装置5が取り外されたとしても、車両2からは盗難通知信号Sbが発信された状態となるので、この盗難車両がアクセスポイント4の通信エリアE内に入れば、セキュリティ会社19や車両オーナにその旨を通知可能となり、車両盗難に対するセキュリティ性が保たれる。
第3実施形態の構成によれば、第1実施形態に記載の(1),(3),(4)の効果に加え、以下に記載の効果を得ることができる。
(6)警報機能装置5が車両盗難行為を検出したとき、警報機能装置5から電波信号Scが発信され、その電波信号Scを受けた無線通信装置10から盗難通知信号Sbが発信される。従って、警報機能装置5からは、比較的消費電力の高い盗難通知信号を発信せずに済み、車載バッテリの省電力化が図られる。
なお、第3実施形態の構成は前記に限らず、以下の態様に変更してもよい。
・ 無線通信装置10は必ずしもGPSユニット11を有する必要はなく、これを省略してもよい。
・ 警報機能装置5と無線通信装置10との間の通信形式は、実施形態に記載の電波信号Scを用いた形式に限らず、無線LANや音波等の他の形式を用いてもよい。
なお、上記各実施形態は前記構成に限らず、以下の態様に変更してもよい。
・ 盗難発生時の車両2とアクセスポイント4との間の通信手法は、図7に示す形式でもよい。これを説明すると、警報機能装置5は車両盗難を検出すると、車両盗難発生の旨を示す通知及び車両IDコードを乗せた盗難通知信号Saを発信する。また、無線通信装置10は盗難通知信号Saを受信したことを条件に、車両位置情報を乗せた車両位置信号Sdを発信する。従って、車両2からは盗難通知信号Sa及び車両位置信号Sdが発信された状態となるので、この盗難車両がアクセスポイント4の通信エリアE内に入れば、セキュリティ会社19や車両オーナにその旨を通知可能となる。
また、無線通信装置10は盗難通知信号Saの受信を常時監視していることから、盗難通知信号Saを一旦受信したにもかかわらず途中で受信が途切れると、警報機能装置5が不正に取り外されたと判断する。このとき、無線通信装置10は車両位置信号Sdに代えて、車両盗難発生の旨を示す通知、車両IDコード及び車両位置情報を乗せた盗難通知信号Sbを発信する。従って、盗難者によって警報機能装置5が取り外されたとしても、車両2からは盗難通知信号Sbが発信された状態となるので、この盗難車両がアクセスポイント4の通信エリアE内に入れば、セキュリティ会社19や車両オーナにその旨を通知可能となる。
・ サーバ17への車両盗難の通知は、ただ単に盗難があったことを通知することに限定されない。例えば、センサ群8からの検出信号を警報機能装置5が識別して、例えば窓ガラスが割られたこと、ドアが不正に開けられたこと、ボンネットが不正に開けられたことなどの情報を盗難通知信号Sa(Sb)に乗せて発信するようにしてもよい。この場合、車両盗難行為がなされた際の詳細をセキュリティ会社19や車両オーナに通知することができる。
・ サーバ17がセキュリティ会社19や車両オーナに盗難通知を連絡するときは、インターネット通信網16を用いた通信で行われることに限らず、例えば電話を用いて通知してもよい。
・ 無線通信装置10は車両2に1つのみ取り付けられることに限らず、複数取り付けてもよい。この場合、複数の無線通信装置10のうちの1つが盗難者によって発見されてしまっても、それ以外の無線通信装置10によって盗難通知信号Sbが発信されるので、セキュリティ性が一層向上する。
・ 報知手段はホーン9に限らず、例えば車載スピーカでもよい。
・ 車両2とアクセスポイント4との間の無線通信方式として無線LANを用いた場合、その形式としては例えばIEEE802.11b、IEEE802.11a、IEEE802.11g、HomeRF(R)、ブルートゥース(R)等のいずれを用いてもよい。また、この無線通信形式は無線LANに限らず、赤外線通信等を用いてもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について以下に追記する。
(1)請求項1〜5のいずれかにおいて、前記通信手段は、前記車両に複数設けられている。この場合、複数の通信手段のうち所定のものが盗難者によって発見されたとしても、それ以外の通信手段によって盗難通知信号が発信可能であることから、この信号により盗難車両の追跡を行うことができ、セキュリティ性を一層向上できる。
第1実施形態における車両盗難追跡システムの構成を示すブロック図。 アクセスポイントの設置箇所を示す説明図。 サーバと顧客情報データベースとを示す説明図。 第2実施形態における車両盗難追跡システムの構成を示すブロック図。 同じく車両盗難追跡システムの構成を示すブロック図。 第3実施形態における車両盗難追跡システムの構成を示すブロック図。 別例における車両盗難追跡システムの構成を示すブロック図。
符号の説明
1…車両盗難追跡システム、2…車両、3…車両盗難監視装置、4…通信中継装置としてのアクセスポイント、5…監視手段としての警報機能装置、8…検出手段としてのセンサ群、9…報知手段としてのホーン、10…通信手段としての無線通信装置、11、22…車両位置検出手段としてのGPSユニット、19…管理機関としてのセキュリティ会社、S,Sa,Sb…盗難通知信号、Sc…盗難検出信号としての電波信号、X…検出値、E…通信エリア。

Claims (7)

  1. 車両盗難の旨を伝える盗難通知信号を無線で発信可能な車両盗難監視装置を車両に配置し、前記車両盗難監視装置との間で無線通信可能な通信中継装置を1以上の地点に設置し、前記通信中継装置のうち所定の1つの通信エリアに盗難車両が入り込んで前記通信中継装置が前記盗難通知信号を受信すると、該通信中継装置を介して車両盗難の旨が車両オーナ又は管理機関に通知される車両盗難追跡システムにおいて、
    前記車両盗難監視装置は、
    車両盗難を検出する検出手段と、
    前記検出手段の検出値に基づき車両盗難の有無を判断し、車両が盗難されたと判断したときにその旨を報知手段で報知させる監視手段と、
    前記監視手段との間で無線通信が可能であり、車両が盗難されたと前記監視手段が判断した際に、前記監視手段との間の無線通信に基づき前記盗難通知信号を発信可能な通信手段と
    を備えたことを特徴とする車両盗難追跡システム。
  2. 前記監視手段は、車両が盗難されたと判断すると前記盗難通知信号を発信し、前記通信手段は、前記監視手段が発した前記盗難通知信号を受信すると、前記監視手段とともに前記盗難通知信号を発信した状態となることを特徴とする請求項1に記載の車両盗難追跡システム。
  3. 前記監視手段は、車両が盗難されたと判断すると前記盗難通知信号を発信し、前記通信手段は、前記監視手段が発する前記盗難通知信号を常時監視した状態であり、前記盗難通知信号を一旦受信してそれを受信しなくなると、前記監視手段の代わりに前記盗難通知信号を発信することを特徴とする請求項1に記載の車両盗難追跡システム。
  4. 前記監視手段は、車両が盗難されたと判断すると、その旨を伝える盗難検出信号を発信し、前記通信手段は、前記監視手段が発した前記盗難検出信号を受信すると前記盗難通知信号を発信することを特徴とする請求項1に記載の車両盗難追跡システム。
  5. 前記車両に搭載されるとともに当該車両の位置を求める車両位置検出手段を備え、
    前記監視手段又は前記通信手段は、前記盗難通知信号を発信するとき、前記車両位置検出手段が求める車両位置情報も当該盗難通知信号に含めて発信することを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか一項に記載の車両盗難追跡システム。
  6. 無線通信可能な通信中継装置が1以上の地点に設置された車両盗難追跡システムに用いられ、車両盗難の旨を伝える盗難通知信号を無線で外部に発信可能であるとともに、前記通信中継装置のうち所定の1つの通信エリアに盗難車両が入り込んで前記通信中継装置が前記盗難通知信号を受信すると、該通信中継装置を介して車両盗難の旨が車両オーナ又は管理機関に通知される車両盗難監視装置において、
    車両盗難を検出する検出手段と、
    前記検出手段の検出値に基づき車両盗難の有無を判断し、車両が盗難されたと判断したときにその旨を報知手段で報知させる監視手段と、
    前記監視手段との間で無線通信が可能であり、車両が盗難されたと前記監視手段が判断した際に、前記監視手段との間の無線通信によって前記盗難通知信号を発信可能な通信手段と
    を備えたことを特徴とする車両盗難監視装置。
  7. 車両盗難の旨を伝える盗難通知信号を無線で発信可能な車両盗難監視装置を車両に配置し、前記車両盗難監視装置との間で無線通信可能な通信中継装置を1以上の地点に設置し、前記通信中継装置のうち所定の1つの通信エリアに盗難車両が入り込んで前記通信中継装置が前記盗難通知信号を受信すると、該通信中継装置を介して車両盗難の旨が車両オーナ又は管理機関に通知される車両盗難追跡方法において、
    前記車両盗難監視装置には、車両盗難を検出する検出手段と、前記検出手段の検出値に基づき車両盗難の有無を判断し、車両が盗難されたと判断したときにその旨を報知手段で報知させる監視手段と、前記通信中継装置との間で無線通信可能な通信手段とが設けられるとともに、
    前記監視手段及び前記通信手段を無線通信可能とし、車両が盗難されたと前記監視手段が判断した際に、前記監視手段との間の無線通信によって前記通信手段が前記盗難通知信号を発信可能となることを特徴とする車両盗難追跡方法。
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