JP2005297796A - 防盗装置および防盗方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 車両が停止状態であり、かつエンジンが作動した状態で、乗員がシフトレバー10AをPレンジに設定してパーキングブレーキを引き、インテリジェントキー3を所持したまま車両から離れた場合には、インテリジェントキーコントロールユニット1からの指示によりATデバイス10がシフトロックを行い、さらにパーキングブレーキ11がパーキングブレーキを作動状態でロックする。これにより、車両のエンジンは作動状態ではあるが、シフトロックおよびパーキングブレーキのロックが行われていることにより、インテリジェントキー3を所持した乗員以外の人物によって車両を移動させることが不可能となり、車両の防盗性能が向上する。
【選択図】 図1
Description
エンジンの始動制御は、イグニッションノブが押されるとインテリジェントキーとインテリジェントキーユニット間でID照合が行われ、ID番号が整合すれば、インテリジェントキーユニットからの信号によって、イグニッションノブの回転禁止機構が解除されて、イグニッションノブが回転可能となる。
この状態で、乗員がイグニションノブをSTART位置(エンジン始動位置)まで回すことにより、エンジンを始動することができる。
また、イグニッションノブが回転可能な状態では車速が5km/h以下の時に、30秒毎にインテリジェントキーとインテリジェントキーユニットとの間でID照合を行い、照合結果がNGの場合(インテリジェントキーが見つからなかった場合)に、インテリジェントキーが車内に無いことを知らせる警報ブザーを鳴らしていた。
MARCH 新型車解説書 K12型系車の紹介 D−25〜D−38 発行年月日 平成14年2月 発行元 日産自動車株式会社
図1に、防盗装置の全体構成を示す。
本実施例における防盗装置の制御を集中的に行うインテリジェントキーコントロールユニット1に、インテリジェントキー3と無線通信を行うために用いられる室内アンテナ2が接続される。
インテリジェントキーコントロールユニット1は、室内アンテナ2を介してインテリジェントキー3にID要求を行い、インテリジェントキー3はインテリジェントキーコントロールユニット1からID要求があると、あらかじめ登録されているID情報を発信する。インテリジェントキーコントロールユニット1はインテリジェントキー3より発信されたID情報を室内アンテナ2を介して受信する。
ステアリングロックユニット4は、図2に示すようにイグニッションノブ4AがLOCK位置の時、インテリジェントキーコントロールユニット1からのロック信号によりイグニッションノブ4AをLOCK位置に固定する。なお、図示しないステアリングは、イグニッションノブ4AがLOCK位置にあるときに機械的にロック状態となる。
またイグニッションノブ4Aには、図示しないメカニカルキーを挿入するためのメカニカルキー挿入口4Bが設けられている。
さらにスタータインヒビターリレー7には、イグニッションノブ4AがSTART位置にあるときにオン状態となるキースイッチ5と、後述のATデバイス10のシフトポジションがNレンジまたはPレンジの時にオン状態となるインヒビタースイッチ6とが接続される。
よってスタータインヒビターリレー7は、インヒビタースイッチ6がオン状態であり、かつイグニッションノブ4AがSTART位置となったとき、さらにインテリジェントキーコントロールユニット1からスタータモータ8を作動させる作動信号が出されているときにオン状態となり、スタータモータ8を始動させる。
またインテリジェントキーコントロールユニット1に、エンジンの制御を行うエンジンコントロールユニット12が接続され、エンジンが始動中であることを知らせるためのエンジン状態信号がインテリジェントキーコントロールユニット1へ出力される。
ATデバイス10は、シフトポジションがPレンジの時にPレンジ信号を出力するとともに、インテリジェントキーコントロールユニット1からのシフトロック信号によりシフトレバー10AをPレンジ位置に固定する。
またパーキングブレーキ11は、パーキングブレーキが引かれている(パーキングブレーキ作動状態)ときにパーキング信号を出力するとともに、インテリジェントキーコントロールユニット1からのパーキングブレーキロック信号により、パーキングブレーキを引いたまま(作動状態のまま)固定する。
インテリジェントキーシステムによるエンジンの始動は、まずインテリジェントキー3を携帯した乗員によってイグニッションノブ4Aが押されると、インテリジェントキーコントロールユニット1はインテリジェントキー3に対してID要求信号を発信し、インテリジェントキー3から返信されたID情報を照合し、照合結果がOKであればステアリングロックユニット4に出力しているロック信号に替えてイグニッションノブ4Aの固定を解除する解除信号を出力する。これによりイグニッションノブ4Aの固定が解除され、乗員はイグニッションノブ4Aを回すことが可能となる。
なお、ATデバイス10のシフトポジションがPレンジもしくはNレンジ以外の時は、インヒビタースイッチ6がオン状態とならないため、スタータインヒビターリレー7もオン状態とならず、スタータモータ8は作動しない。
これは、従来のメカニカルキーのようにインテリジェントキー3を車両に差し込む必要がないというインテリジェントキー3の性質上、エンジンがかかった状態で乗員がインテリジェントキー3を携帯したまま車両から離れる場合がある。
このため、インテリジェントキー3のID情報の照合を行うことにより乗員が搭乗しているか否かの判断を行い、搭乗していない場合に本実施例における防盗機能を作動させるものである。
図3は、インテリジェントキーコントロールユニットが行う処理の流れを示す図である。
インテリジェントキーコントロールユニット1は、本処理をたとえば10秒毎に実行するものとする。
ステップ300においてインテリジェントキーコントロールユニット1は、ステアリングロックユニット4のメカニカルキー挿入口4Bにメカニカルキーが挿入されているかどうかを、キー挿入信号に基づいて判断する。メカニカルキーが挿入されている場合には、本処理を終了する。
なお、本処理を終了する際に、ステップ309においてATデバイス10のシフトロックの解除、およびパーキングブレーキ11のロック解除を行う。
エンジンが作動中である場合にはステップ302において、車速センサ9からの信号より車両が停止中かどうかの判断を行う。車両が停止中でない場合、すなわち車両の速度が0km/hでない場合にはステップ309へ進み、本処理を終了する。
ID情報の照合結果がOKである場合にはステップ309へ進み、本処理を終了する。
ID情報の照合結果がNGである場合にはステップ305へ進む。
一方Pレンジである場合には、ステップ306においてインテリジェントキーコントロールユニット1は、ATデバイス10に対してシフトロック信号を出力する。
これによりATデバイス10は、シフトレバー10AをPレンジ位置に固定する。
図4に、ATデバイスが行うシフトレバー10Aの固定動作を実現するための構成を示す。
車両のブレーキペダルが踏み込まれることによってオン状態となるブレーキスイッチ13が、シフトロック用リレー14を介してATデバイス10に接続される。
シフトロック用リレー14は、インテリジェントキーコントロールユニット1によってシフトロックを制御するためのものである。
ATデバイス10は内部に、パークスイッチ15とシフトロックソレノイド16とを備え、シフトロックソレノイド16の通電時にはシフトロックが解除される。
一方、パーキングブレーキ11が作動中である場合には、ステップ308においてインテリジェントキーコントロールユニット1はパーキングブレーキ11に対してパーキングブレーキロック信号を出力し、本処理を終了する。
これによってパーキングブレーキ11は、パーキングブレーキが作動状態のまま固定される、パーキングブレーキロック状態となる。
なお本実施例において、インテリジェントキー3が本発明における携帯機を構成し、インテリジェントキーコントロールユニット1が本発明における車載機を構成する。また、ステップ303、304が本発明における携帯機存在判定手段を構成し、ステップ306、308が、本発明における作動禁止手段を構成する。
これは、たとえば寒い地域で車両の暖房をつけたまま、乗員が売店等へ行くために短時間車両を離れた場合などに有効である。
また、インテリジェントキー3を携帯する乗員が車両に乗り込んだ場合には、自動的にシフトロックの解除、およびパーキングブレーキのロックの解除が行われ、車両の移動が可能となる。
なおインテリジェントキー3の電池が切れた状態で、シフトロックおよびパーキングブレーキのロックが行われてしまった場合には、メカニカルキーを用いることにより、シフトロックおよびパーキングブレーキのロックが解除され、通常走行が可能となる。
これにより、シフトロックおよびパーキングブレーキのロックがされた状態から、すばやくシフトロックの解除、およびパーキングブレーキのロックの解除を行い、車両を移動可能な状態とすることができる。
これにより、ATデバイス10のシフト位置がNレンジの状態で、乗員が車両を離れた場合にもパーキングブレーキのロックが行われ、車両の防盗性能を向上させることができる。
これを防止するために、たとえば車両のドアの開閉を検出するドアセンサを備え、ドアの開閉が行われた場合にシフトロック、パーキングブレーキのロックを行うという条件を、インテリジェントキーコントロールユニット1が行う処理に付け加えることにより、乗員が車両内にいるにもかかわらず、防盗機能としてのシフトロックやパーキングブレーキのロックが行われるといったことがない。
2 室内アンテナ
3 インテリジェントキー
4 ステアリングロックユニット
4A イグニッションノブ
4B メカニカルキー挿入口
5 キースイッチ
6 インヒビタースイッチ
7 スタータインヒビターリレー
8 スタータモータ
9 車速センサ
10 ATデバイス
10A シフトレバー
11 パーキングブレーキ
12 エンジンコントロールユニット
13 ブレーキスイッチ
14 シフトロック用リレー
15 パークスイッチ
16 シフトロックソレノイド
Claims (5)
- 車両用電子キーシステムにおける携帯機と車載機との間で無線通信を行い、車両のエンジンを始動可能とする防盗装置において、
前記エンジンの始動後に、車両内に前記携帯機があるかどうかを判定する携帯機存在判定手段と、
該携帯機存在判定手段により、前記携帯機が車両内に無いと判定された場合には、前記エンジン以外の所定機器の作動を禁止する作動禁止手段とを備えたことを特徴とする防盗装置。 - 車両の速度を検出する車速センサを備え、
前記作動禁止手段は、前記車速センサによって車両の速度0km/hが検出されている場合に、前記エンジン以外の所定機器の作動を禁止することを特徴とする請求項1記載の防盗装置。 - 前記携帯機存在判定手段は、携帯機と車載機との間でID照合を行うことによって、携帯機が車両内に存在するかどうかの判定を行うことを特徴とする請求項1または2記載の防盗装置。
- 前記作動禁止手段が作動を禁止する所定機器は、車両に搭載された自動変速機のシフトレバー、パーキングブレーキ、ステアリングの少なくともいずれか1つであることを特徴とする請求項1から3のいずれか1に記載の防盗装置。
- 車両用電子キーシステムにおける携帯機と車載機との間で無線通信を行い、車両のエンジンを始動可能とする防盗方法であって、
エンジンの始動後に、車両内に前記携帯機があるかどうかを判定し、
前記携帯機が車両内に無いと判定された場合には、前記エンジン以外の所定機器の作動を禁止することを特徴とする車両用電子キー装置における防盗方法。
Priority Applications (1)
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Publications (1)
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