JP2005296780A - 清浄作業台 - Google Patents
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Abstract
【課題】 全体寸法の拡大を防止しながら作業性を改善することができる清浄作業台を提供する。
【解決手段】 内部に作業空間3を構成するキャビネット本体2と、作業空間3の前面を開閉する扉4と、作業空間3の一側に着脱可能に設けられた給気用の高性能フィルタ7と、この給気用の高性能フィルタ7を介して作業空間3に空気を供給するための送風機8と、作業空間3の他側から空気を吸引して送風機8に吸い込ませるための通風路14と、送風機8の空気吐出側に設けられ、キャビネット本体2外に排出される空気が通過する排気用の高性能フィルタ16とを備えた清浄作業台において、扉4は、上下方向にスライドする枠体41と、この枠体41に保持された透明ガラス42を備え、この透明ガラス42は、上部が枠体41より作業空間3側に傾倒可能とされている。
【選択図】図6
【解決手段】 内部に作業空間3を構成するキャビネット本体2と、作業空間3の前面を開閉する扉4と、作業空間3の一側に着脱可能に設けられた給気用の高性能フィルタ7と、この給気用の高性能フィルタ7を介して作業空間3に空気を供給するための送風機8と、作業空間3の他側から空気を吸引して送風機8に吸い込ませるための通風路14と、送風機8の空気吐出側に設けられ、キャビネット本体2外に排出される空気が通過する排気用の高性能フィルタ16とを備えた清浄作業台において、扉4は、上下方向にスライドする枠体41と、この枠体41に保持された透明ガラス42を備え、この透明ガラス42は、上部が枠体41より作業空間3側に傾倒可能とされている。
【選択図】図6
Description
本発明は、病院や研究所などにおいて有害な菌(微生物)や薬物などを取り扱う際に、バイオハザード(微生物実験などに伴う災害)の防止などに使用するバイオハザード対策用キャビネットやクリーンベンチを含む清浄作業台に関するものである。
従来よりこの種バイオハザード対策用キャビネットやクリーンベンチを含む清浄作業台は、有害な菌や遺伝子組み換え実験による未知の微生物を取り扱うためにHEPAフィルタと称される高性能フィルタを内蔵し、作業空間内に清浄な空気を供給すると共に、前記微生物がキャビネット外に漏れて災害を引き起こす不都合を防止している。
係る清浄作業台は、キャビネット本体の内部中央に作業用の空間が形成され、この前面には上下方向にスライドして開閉自在な透明ガラスから成る扉が設けられている。作業空間の下面(下側である一側)には病原体や遺伝子組み換え実験による未知の微生物などの検体を載せるための作業台が設けられ、その上方の作業空間上側にはHEPAフィルタから成る給気用の高性能フィルタが取り付けられている。この高性能フィルタの上側のキャビネット本体内空間の一側には送風機が設置されており、この送風機の吐出側は中継ダクトとその下側の給気フィルタプレナムを介して高性能フィルタの空気流入側に連通されている。
作業台の前部及び後部には小穴が形成されており、作業空間内の空気は小穴を介して区画壁とキャビネット本体との間の通風路に吸い込まれる。この通風路は上方のキャビネット本体内空間における送風機の吸込側に連通しており、作業空間内の空気は小穴、通風路を介して送風機に吸い込まれる。
これにより、作業空間内の空気は送風機によってこの作業空間内を上から下に向かって流通し、高性能フィルタを介して作業空間内に清浄な空気を常に供給しながらキャビネット本体内を循環している。
また、送風機から吐出された空気の一部はキャビネット本体の上部に設けられたHEPAフィルタから成る排気用の高性能フィルタを介してキャビネット本体外部に排出され、キャビネット本体内の汚染された空気がキャビネット本体外に排出されないように構成されている。この場合、高性能フィルタは排気フィルタプレナムを介して中継ダクトの上側に設けられており、この高性能フィルタを介して排気することで、作業空間内の圧力はキャビネット本体の外部より低くなる。そして、高性能フィルタから排出された空気と同量の空気が扉下方の開口部から送風機によって作業空間内に流入することになる。
尚、扉の開度は作業者の手が作業空間内に入り、透明ガラスを介して検体を目視できる最小限の高さに規制されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平6−241519号公報
このように、従来の清浄作業台を使用する場合には、使用者(実験者)は扉の下から作業空間内に手を伸ばし、透明ガラスから内部をのぞき込んで作業をするものとされているが、係る扉は従来垂直方向に延在してスライドするように設計されていたため、作業者は上半身を起こして腕を伸ばすと云う極めて窮屈な姿勢で作業を行わなければならなかった。
これを回避するために扉の上部が作業空間側に傾斜しながらスライドするようにし、作業を楽な姿勢にて行えるようにしたものも開発されているが、この場合は清浄作業台の前面形状が全体として傾斜したかたちとなるため、下部の奥行き寸法が拡大してしまう。また、逆に同一寸法内で設計する場合には、清浄作業台上部の奥行き寸法を縮小しなければならなくなるため、作業空間が縮小したり、フィルタ寸法の縮小や交換が困難となる問題が生じていた。
本発明は、係る従来の技術的課題を解決するために成されたものであり、全体寸法の拡大を防止しながら作業性を改善することができる清浄作業台を提供することを目的とする。
本発明の清浄作業台では、内部に作業空間を構成するキャビネット本体と、作業空間の前面を開閉する扉と、作業空間の一側に着脱可能に設けられた給気用の高性能フィルタと、この給気用の高性能フィルタを介して作業空間に空気を供給するための送風機と、作業空間の他側から空気を吸引して送風機に吸い込ませるための通風路とを備えたものであって、扉は、上下方向にスライドする枠体と、この枠体に保持された透明壁を備え、この透明壁は、上部が枠体より作業空間側に傾倒可能とされているものである。
請求項2の発明の清浄作業台では、上記発明において扉の透明壁後面に対応してキャビネット本体に設けられたローラを備え、このローラを扉が所定の高さに上昇した状態で、前記透明壁の下端に対応する位置に配置したものである。
請求項3の発明の清浄作業台では、上記発明において扉の透明壁後面に対応しキャビネット本体に設けられたローラを備え、このローラを扉が所定の高さに上昇した状態で、前記透明壁の下端に対応する位置に配置したものである。
請求項4の発明の清浄作業台では、請求項3の発明において扉ストッパーは、扉の上昇を停止させる状態を解除可能とされているものである。
請求項5の発明の清浄作業台では、請求項2、請求項3又は請求項4の発明において所定の高さは、キャビネット本体内の作業空間の下面から200mm以下の範囲に設定されているものである。
請求項6の発明の清浄作業台では、上記各発明において透明壁は下端の回動軸にて枠体に回動可能に保持されると共に、回動軸は、透明壁の前後方向の中心より前側に位置しているものである。
請求項7の発明の清浄作業台では、上記各発明において扉には、透明壁が枠体に沿って保持された状態と、当該透明壁上部の傾倒を許容する状態とを選択的に切り換える透明壁ストッパーを設けたものである。
請求項8の発明の清浄作業台では、上記各発明においてキャビネット本体側に傾倒した状態の透明壁を受ける受け部材を設け、この受け部材の透明壁側の面にはクッション材を設けたものである。
請求項9の発明の清浄作業台では、給気用の高性能フィルタは、一端を中心として作業空間側に回動可能にキャビネット本体に取り付けられると共に、回動した状態で作業空間側に取り外し可能とされているものである。
本発明では、内部に作業空間を構成するキャビネット本体と、作業空間の前面を開閉する扉と、作業空間の一側に着脱可能に設けられた給気用の高性能フィルタと、この給気用の高性能フィルタを介して作業空間に空気を供給するための送風機と、作業空間の他側から空気を吸引して送風機に吸い込ませるための通風路とを備えた清浄作業台において、扉を、上下方向にスライドする枠体と、この枠体に保持された透明壁から構成し、この透明壁を、上部が枠体より作業空間側に傾倒可能としたので、作業者は顔を作業空間側に近付けて楽な姿勢で作業することができるようになる。
これにより、著しい作業性の改善を図ることができる。特に、上下にスライドする扉全体を作業空間側に傾倒させるものではないので、透明壁が枠体に沿って保持された状態では、扉の上下スライドは作業空間側に何ら干渉しない。従って、例えば請求項9の如く給気用の高性能フィルタを、その一端を中心として作業空間側に回動させるようにした場合でも、装置全体の寸法を拡大すること無く、給気用の高性能フィルタを支障無く回動させることができるようになる。
また、請求項2の発明では、上記に加えて扉の透明壁後面に対応してキャビネット本体に設けられたローラを備え、このローラを、扉が所定の高さに上昇した状態で、透明壁の下端に対応する位置に配置したので、扉が閉じた状態では透明壁はローラにより枠体側に沿って保持されると共に、扉が所定の高さに上昇した状態でその上部が傾倒し、扉を降下させると、透明壁はローラによって枠体に沿った状態に戻されることになる。特に、ローラが透明壁の後面に当接することになるので、透明壁の傾倒/復帰動作も円滑に行えるようになる。
また、請求項3の発明では、上記発明に加えて扉が前記所定の高さに上昇した状態で、当該扉の上昇を停止させるための扉ストッパーを設けたので、透明壁が傾倒した状態で扉が不用意に持ち上げられ、透明壁などが破損する不都合も未然に回避される。
また、請求項4の発明では、上記に加えて扉ストッパーは、扉の上昇を停止させる状態を解除可能とされているので、扉を持ち上げて全開にすることも支障無く行える。
また、請求項5の発明では、請求項2、請求項3又は請求項4の所定の高さを、キャビネット本体内の作業空間の下面から200mm以下の範囲に設定しているので、作業空間からの空気の漏出を支障無く防止することができるようになる。
また、請求項6の発明では、上記各発明に加えて透明壁は下端の回動軸にて枠体に回動可能に保持されると共に、回動軸は、透明壁の前後方向の中心より前側に位置しているので、透明壁の重心は回動軸より後方に位置することになり、透明壁上部は自然に作業空間側に傾倒することになる。これにより、透明壁の傾倒は円滑に行われるようになる。
また、請求項7の発明では、上記各発明に加えて扉には、透明壁が枠体に沿って保持された状態と、当該透明壁上部の傾倒を許容する状態とを選択的に切り換える透明壁ストッパーを設けたので、必要なときのみ透明壁を傾倒させることができるようになり、扉のスライド中に不用意に透明壁が傾倒してしまう不都合も防止できる。
また、請求項8の発明では、上記各発明に加えてキャビネット本体側に傾倒した状態の透明壁を受ける受け部材を設け、この受け部材の透明壁側の面にはクッション材を設けたので、透明壁上部が傾倒した状態を安定的に保持できる。特に、この受け部材の位置により透明壁の傾倒角度を容易に設定することもできるようになる。また、傾倒時に透明壁に加わる衝撃も緩和し、且つ、受け部材と透明壁間のシールも行えるようになる。
また、請求項9の発明では、上記各発明に加えて給気用の高性能フィルタは、一端を中心として作業空間側に回動可能にキャビネット本体に取り付けられると共に、回動した状態で作業空間側に取り外し可能とされているので、従来の如く給気用の高性能フィルタを交換するためにキャビネット本体を構成するパネルなどを取り外すこと無く、作業空間側から交換作業を行うことができるようになる。
これにより、従来必要とされていた交換後の密閉度試験なども不要となり、交換に要する費用と時間の削減が図れるようになる。また、給気用の高性能フィルタの一端を中心として当該高性能フィルタを作業空間側に回動させ、その状態で作業空間側に取り外すことができるので、取り外し/取り付け作業自体も極めて容易となるものである。
以下、図面に基づき本発明の一実施形態を詳述する。尚、実施例は本発明を清浄作業台の一種類であるバイオハザード対策用キャビネットに適応した場合を示しており、図1はこの場合のバイオハザード対策用キャビネット1の縦断側面図、図2はバイオハザード対策用キャビネット1の縦断側面図、図3はバイオハザード対策用キャビネット1の作業空間の拡大縦断側面図、図6はバイオハザード対策用キャビネット1のキャビネット本体2の拡大縦断面図をそれぞれ示している。各図において、2はキャビネット本体であり、このキャビネット本体2の内部中央には作業用の作業空間3が構成され、その前面には上下方向にスライドして開閉自在の扉4が設けられている。
作業空間3の下面(下側である一側)には病原体や遺伝子組み換え実験による未知の微生物などの検体を載せるための作業台6が設けられ、その上方の作業空間3上側(他側)には複数の通気孔を有したカバー11が取り付けられており、当該カバー11の上側には所定の間隔を存してHEPAフィルタから成る給気用の高性能フィルタ7が設けられている。この高性能フィルタ7の上側のキャビネット本体2内空間には上下及び後部が開口した陽圧プレナム5と、送風機8及びHEPAフィルタから成る排気用の高性能フィルタ16が取り付けられている。
そして、陽圧プレナム5の下端開口に給気用の高性能フィルタ7が接合され、上端開口に排気用の高性能フィルタ16が接合される。また、陽圧プレナム5の後部開口に送風機8の吐出側が接合される。これにより、送風機8の吐出側は陽圧プレナム5を介して両高性能フィルタ7及び16の空気流入側に連通されている。
作業台6の前部及び後部には複数の小穴12が形成されており、作業空間3内の空気はこれら小穴12を介して区画壁13とキャビネット本体2との間の通風路14に吸い込まれる。送風機8などが取り付けられたキャビネット本体2内の上部空間は、陽圧プレナム5及び高性能フィルタ7、16以外の部分が送風機8の吸込側に連通されている。即ち、陽圧プレナム5及び各高性能フィルタ7、16の外側のキャビネット本体2内の空間(図1に2Aで示す)は負圧となり、陽圧プレナム5と各高性能フィルタ7、16との接合部もこの負圧の空間2A内に位置している。
また、前記通風路14の上端はこの負圧となるキャビネット本体2内空間2Aに開口し、送風機8の吸込側に連通する。従って、作業空間3内の空気は小穴12、通風路14を介して送風機8に吸い込まれることになる。
これにより、作業空間3内の空気は矢印のように送風機8によってこの作業空間3内を上から下に向かって流通し、高性能フィルタ7を介して作業空間3内に清浄な空気を常に供給しながらキャビネット本体2内を循環する。
また、排気用の高性能フィルタ16はキャビネット本体2の上部に設けられており、送風機8から吐出された空気の一部はこの排気用の高性能フィルタ16を介してキャビネット本体2外部に排出され、キャビネット本体2内の汚染された空気がキャビネット本体2外に排出されないように構成されている。この場合、排気用の高性能フィルタ16の上面に対応する位置のキャビネット本体2天面には排気口9が形成されており、この排気口9から高性能フィルタ16を介して排気することで、作業空間3内の圧力はキャビネット本体2の外部より低くなる。そして、高性能フィルタ16から排出された空気と同量の空気が扉4の開口部(扉4を後述するように200mm上昇させたときの前面開口部)から送風機8によって作業空間3内に流入することになる。
また、作業空間3の上面の高性能フィルタ7の空気流出側には、着脱可能なカバー11が取り付けられている。このカバー11は高性能フィルタ7と所定の間隔を存して設置されている。当該カバー11には複数の吹出口が形成され、高性能フィルタ7を通過して作業空間3内に供給される空気の風速を均一化する役目を果たす。
更に、カバー11及び作業空間3の左右内壁面には受け部材60(左右内壁面の受け部材は図示せず)が設けられている。この受け部材60は後述する透明壁としての透明ガラス42(透明アクリルなどの硬質樹脂板でもよい)がキャビネット本体2側に傾倒した際に当該透明ガラス42を受けるためのものであり、後述するローラ70から作業空間3側(後方)に例えば10°傾斜した状態で透明ガラス42を保持できるような位置に取り付けられている。また、受け部材60の前面(透明ガラス42に当接する側の面)にはクッション材62が設けられている。このクッション材62により、透明ガラス42の上部が傾倒して、受け部材60に当接する際の衝撃を緩和、若しくは、解消することができると共に、受け部材60と透明ガラス42間のシールも行えるようになる。更に、当該受け部材60とクッション材62により、透明ガラス42上部が傾倒した状態を安定的に保持することができる。
また、キャビネット本体2の左右内壁面の前記扉4の透明ガラス42の後方に対応する位置であって、作業空間の底面となる作業台6から200mm以下の高さの位置(実施例では作業台6から200mmの高さ)には、前述したローラ70が取り付けられている。このローラ70は扉4の透明ガラス42の後面に対応する位置に配置されており、扉4の下端が作業台6から200mmの高さに上昇した状態(扉4が全閉状態から200mm上昇して開放された状態)で、透明ガラス42の下端後面に対応する。
ここで、前記扉4は、上下方向(地面に対して垂直方向)にスライドする断面略L字状の枠体41と、この枠体41内に設けられた前述した透明ガラス42とから構成されており、当該透明ガラス42は、作業空間3内で作業する際に透明ガラス42を介して作業空間3内の検体を目視できるものとされている。また、透明ガラス42の上下寸法は、扉4が前述したように200mm上昇した状態でもその上部がキャビネット本体2に引っかかること無く、枠体41より作業空間3側に傾倒できる値とされている。
即ち、透明ガラス42は下端の回動軸45にて枠体41に回動可能に保持されると共に、回動軸45は、図4に示す如く透明ガラス42の前後方向の中心より前側に位置しているので、透明ガラス42の重心は回動軸45より後方に位置している。これにより、透明ガラス42は後から支えられない状態では、その上部が自然に作業空間3側に傾倒することとなる。即ち、扉4が引き下ろされて閉じた状態では、透明ガラス42はローラ70により枠体41側に沿って保持されると共に、扉4を上昇させると透明ガラス42は徐々にその上部が傾倒していき、200mm上昇した状態で前述した受け部材60(実際にはクッション材62)に当接する(図8)。この状態で透明ガラス42は前述の如くローラ70から作業空間3側に10°傾斜した状態で受け部材60に保持される。この状態で作業者は扉4の下から作業空間に手を差し入れて作業することになるが、透明ガラス42の上部が枠体41より作業空間3側に傾倒しているので、作業者は顔を作業空間3側に近づけて楽な姿勢で作業をすることができるようになる。これにより、著しい作業性の改善を図ることができるようになる。
特に、上下にスライドする扉4全体を作業空間3側に傾倒させるものではなく、透明ガラス42のみを傾倒させるので、透明ガラス42が枠体41に沿って保持された状態では、扉4の上下スライドは作業空間3に何ら干渉しない。ここで、扉4全体を作業空間3側に傾倒させた場合には、バイオハザード対策用キャビネット1の下部の奥行き寸法を拡大したり、上部の奥行き寸法を縮小する必要があり、各部品の設計変更を行わなければならない。また、上部の幅を従来の寸法より縮小した場合には、バイオハザード対策用キャビネットの上側に取り付けられる各高性能フィルタ7、16の寸法を縮小しなければならないため、従来のように充分な風量を確保することができず、性能の低下を招く恐れもある。更にまた、各高性能フィルタ7、16の設置された上部の奥行き寸法が狭すぎると、各高性能フィルタ7、16を後述の如く作業空間3側から取り出すことが不可能となる。
しかしながら、本発明によれば部品の設計変更も極力抑えながら、作業性を改善することができるようになる。また、各高性能フィルタ7、16も縮小する必要がないので、性能の低下も回避することが可能となる。
一方、図8の状態から扉4を降下させると、透明ガラス42はローラ70によって後から押さえられ、枠体41に沿った起立した状態に復帰されることになる。特に、回転するローラ70が透明ガラス42の後面に当接することになるので、透明ガラス42の傾倒/復帰動作も円滑に行えるようになる。
ここで、枠体41の上辺には、透明ガラス42が枠体41に沿って保持された状態と、前述の如く透明ガラス42上部の傾倒を許容する状態とを選択的に切り換える透明壁ストッパーとしての透明ガラスストッパー80が設けられている。この透明ガラスストッパー80は、図5に示すように透明ガラス42を挟んで保持するための保持部82を有しており、枠体41に形成された凹部41A内を上下方向にスライド可能に取り付けられている。そして、透明ガラスストッパー80を凹部41Aの下側にスライドさせると、保持部82が透明ガラス42を挟んで、枠体41に沿って保持された状態とする。また、透明ガラスストッパー80を凹部41Aの上側にスライドさせると、透明ガラスストッパー80と透明ガラス42との係合が解除され、当該透明ガラス42上部は傾倒可能となる。この透明ガラスストッパー80により、必要なときのみ透明ガラス42を傾倒させることができるようになり、後述するように扉4を全開する場合などに、扉4のスライド中に不用意に透明ガラス42が傾倒してしまう不都合を回避することができるようになる。
また、キャビネット本体2の前面上部には扉4が前述した所定の高さ、即ち、200mm上昇した状態で扉4の上昇を一旦停止させるための扉ストッパー50が設けられている。この扉ストッパー50は完全に作業空間を閉じた状態の扉4から200mm上方の位置に設けられている。ここで、当該扉ストッパー50の構造を図7を用いて説明する。扉ストッパー50は、ベース51と、当接部材52と、操作部材54などから構成されている。この当接部材52は上側の軸53により回動自在に枢支されており、下側は当該軸53を中心として円弧状に形成された溝55内に係合され、常には扉4の鉛直上方に位置するように図示しないバネ部材にて付勢されている。即ち、扉4を上昇させた際に、当該扉4は200mm上昇した位置で、係る扉ストッパー50の当接部材52に当接して停止することになる。
この扉ストッパー50を設けたことにより、前述した如く透明ガラス42が傾倒ままの状態で扉4が不用意に持ち上げられ、透明ガラス42等がキャビネット本体2に当接して破損する不都合を未然に回避することができるようになる。
また、当接部材52の扉4の上枠と接触する位置には衝撃防止用のクッション材56が取り付けられている。これにより、扉4が扉ストッパー50に当接する際の衝撃を緩和、若しくは、解消することができるようになる。
一方、この扉ストッパー50の操作部材54を押すと、バネ部材の付勢力に抗して当接部材52は軸53を中心とし、溝55に沿って前方へ回動する。これにより、当接部材52は扉4の鉛直上方より前方へと待避するため、扉4を当該扉ストッパー50より上方へと上昇させ、全開とすることができるようになる。
従って、後述する給気用の高性能フィルタ7の交換時等に扉4を持ち上げて作業空間3の前面を全開とすることも可能となる。
尚、この扉ストッパー50により扉4は作業空間3の作業台6から200mmより上に上がらなくなるため、作業中に扉4の下から作業空間3内の空気が漏出する不都合を支障なく防止することができる。尚、図1において18はキャビネット本体2を載せる台脚である。
次に、上記給気用の高性能フィルタ7の取付構造について説明する。給気用の高性能フィルタ7は取付枠21を介してキャビネット本体2に着脱可能且つ後側一端を回動可能に取り付けられている。
取付枠21の前辺左右上面には断面略L字状の図示しない位置決め金具が取り付けられており、この位置決め金具には係合孔が形成されている。高性能フィルタ7の上面の周囲には気密用の軟質シール材から成るパッキンが貼付されており、更に前記位置決め金具の係合孔に対応する位置の側面には係合ピンが突設されている。
また、取付枠21の前辺の内側には手指を挿入して掛けられる図示しない把手部が形成されている。更に、取付枠21の前辺左右及び中央には上下に貫通し、且つ、前側に開放する切欠が形成され、取付枠21の後辺左右及び中央にも上下に貫通し、且つ、後側に開放する切欠が形成されている。また、取付枠21の左右辺の後部内側には左右水平方向に突出する図示しない回動軸が形成されている。
一方、作業空間3の天井部において、高性能フィルタ7の四隅及び前後の中央に対応する位置のキャビネット本体2には、押付手段を構成する上下方向の図示しないシャフト及びその下端部に螺合するナットがそれぞれ取り付けられている。また、左右の高性能フィルタ7の後辺左右に対応する位置のキャビネット本体2には左右及び上方に開放した係合溝を有する図示しない受け金具が取り付けられている。
そして、給気用の高性能フィルタ7は取付枠21上に載置され(このときパッキンが取付枠21周囲上面に密着する)、前記係合ピンを係合孔に挿入係合して前側左右隅部を位置決め金具内側に当接させる。これによって高性能フィルタ7は取付枠21上に載置され、位置決めされる。
また、後左右の回動軸は受け金具の係合溝に着脱且つ回動可能に載置係合され、シャフトは切欠内にそれぞれ挿通されている。この状態でナットはシャフトに下側から螺合され、取付枠21の下面に締め付けられる。これにより、給気側の高性能フィルタ7は陽圧プレナム5の下端に押し付けられて接合され、上面のパッキンが密着してシールし、気密が保たれる。
尚、このとき前述の如く陽圧プレナム5と高性能フィルタ7との接合部は負圧となるキャビネット本体2内空間に位置するので、高性能フィルタ7の空気流入側に吹き付けられる空気がそれらの間から漏れたとしても、漏れた空気は作業空間3に流入すること無く、送風機8の吸込側に吸引されるようになる。従って、高性能フィルタ7を通過しない空気が作業空間3内に流入する不都合も生じない。
一方、各高性能フィルタ7を交換する際の手順を説明する。尚、以下の作業において扉4は前述の如く透明ガラスストッパー80を凹部41Aの下側にスライドさせて透明ガラス42を枠体41に沿って保持させたると共に、前記操作部材54を押して、扉4の上昇を停止させる状態を解除して、扉4を上昇させて作業空間3の前面を全開としておく。給気用及び排気用の高性能フィルタ7、16が目詰まりを起こすとキャビネット本体2内を循環する風量が低下して来る。そこで、図示しない風量計によって係る風量の低下は検出され、高性能フィルタ7の交換を促すことになる。
その後、給気側の高性能フィルタ7を取り外す。その場合には、先ずカバー11を取り外し、取付枠21の前辺のシャフトに螺合したナットを取り外すと共に、後辺のシャフトに螺合したナットを緩めて押付力を解除する。この状態では高性能フィルタ7は上面のパッキンが陽圧プレナム5に接着しているため、取付枠21は作業空間3上部にそのまま位置している。
次に、取付枠21前辺の把手部に手指を掛けて下方に引き下ろすと、取付枠21及び高性能フィルタ7は後部左右の図示しない回動軸を中心として作業空間3側に回動する。尚、この回動は図示しない規制部材にて所定の角度(図9)で停止する。取付枠21及び高性能フィルタ7はこの状態で保持されているので、取り外し作業中に常時保持していなくても、落下することは無い。従って、作業が極めて楽になる。
このとき、高性能フィルタ7の係合ピンは位置決め金具の係合孔に係合しているので、高性能フィルタ7は取付枠21と共に回動される。従って、取付枠側のパッキンが剥がれて高性能フィルタ7のみ陽圧プレナム5側に残ることは無い。
このように、取付枠21及び高性能フィルタ7を前側が低く作業空間3側に回動した状態で、全体(特に後部)を持ち上げ、回動軸を受け金具の係合溝から外し、作業空間3から手前に引き出す。これにより、従来の如く給気用の高性能フィルタ7を交換するためにキャビネット本体2を構成するパネルなどを取り外すこと無く、作業空間3側から交換作業を行うことができるようになる。高性能フィルタ7はその後取付枠21から取り外し、新たな高性能フィルタ7を取付枠21に取り付けることになる。
これにより、従来必要とされていた交換後の気密試験なども不要となり、交換に要する費用と時間の削減が図れるようになる。
特に、本発明の如く上下にスライドする扉全体を作業空間側に傾倒せずに、透明ガラス42のみを傾倒するものとすると共に、当該透明ガラス42は、透明ガラスストッパー80にて透明ガラス42が枠体42に保持させることが可能なるので、透明ガラスストッパー80にて透明ガラス42が枠体42に保持させた状態では、扉4の上下スライドは作業空間3側に何ら干渉しないため、係る給気用の高性能フィルタ7を作業空間3側から交換することが可能となる。従って、高性能フィルタ7の取り外し/取り付け作業自体も極めて容易に行うことができる。
尚、新たな高性能フィルタ7を取り付けた取付枠21は上記と逆の手順でキャビネット本体2に取り付けることになる。
尚、本実施例ではローラ70を扉4が200mm上昇した状態で透明ガラス42の下端に対応する位置に設置するものとし、これに対応して、扉ストッパー50も扉4が200mm上昇した状態で上昇を停止させるものとしたが、ローラ70が透明ガラス42の下端に対応する位置及び扉4の上昇を停止させる位置はこれに限らず、作業空間3空間の下面から200mm以内の範囲内であれば構わない。
また、本実施例では受け部材60は透明ガラス42がキャビネット本体2側に傾倒した際に、ローラ70から作業空間3側(後方)に10度傾斜した状態で透明ガラス42を保持するものとしたが、受け部材60の位置は本実施例の位置以外に取り付けるものとしても構わない。この場合、受け部材60の位置を変更するだけで透明ガラス42の傾倒角度を容易に設定することも可能となる。
1 バイオハザード対策用キャビネット(清浄作業台)
2 キャビネット本体
3 作業空間
4 扉
5 陽圧プレナム
6 作業台
7 給気用性能フィルタ
8 送風機
9 排気口
11 カバー
12 小穴
13 区画壁
14 通風路
16 排気用高性能フィルタ
21 取付枠
41 枠体
41A 凹部
42 透明ガラス(透明壁)
45 回動軸
50 扉ストッパー
51 ベース
52 当接部材
53 軸
54 操作部材
55 溝
56 クッション材
60 受け部材
62 クッション材
70 ローラ
80 透明ガラスストッパー(透明壁ストッパー)
82 保持部
2 キャビネット本体
3 作業空間
4 扉
5 陽圧プレナム
6 作業台
7 給気用性能フィルタ
8 送風機
9 排気口
11 カバー
12 小穴
13 区画壁
14 通風路
16 排気用高性能フィルタ
21 取付枠
41 枠体
41A 凹部
42 透明ガラス(透明壁)
45 回動軸
50 扉ストッパー
51 ベース
52 当接部材
53 軸
54 操作部材
55 溝
56 クッション材
60 受け部材
62 クッション材
70 ローラ
80 透明ガラスストッパー(透明壁ストッパー)
82 保持部
Claims (9)
- 内部に作業空間を構成するキャビネット本体と、
前記作業空間の前面を開閉する扉と、
前記作業空間の一側に着脱可能に設けられた給気用の高性能フィルタと、
該給気用の高性能フィルタを介して前記作業空間に空気を供給するための送風機と、
前記作業空間の他側から空気を吸引して前記送風機に吸い込ませるための通風路とを備えた清浄作業台において、
前記扉は、上下方向にスライドする枠体と、該枠体に保持された透明壁を備え、該透明壁は、上部が前記枠体より前記作業空間側に傾倒可能とされていることを特徴とする清浄作業台。 - 前記扉の透明壁後面に対応して前記キャビネット本体に設けられたローラを備え、
該ローラを、前記扉が所定の高さに上昇した状態で、前記透明壁の下端に対応する位置に配置したことを特徴とする請求項1の清浄作業台。 - 前記扉が前記所定の高さに上昇した状態で、当該扉の上昇を停止させるための扉ストッパーを設けたことを特徴とする請求項2の清浄作業台。
- 前記扉ストッパーは、前記扉の上昇を停止させる状態を解除可能とされていることを特徴とする請求項3の清浄作業台。
- 前記所定の高さは、前記キャビネット本体内の作業空間の下面から200mm以下の範囲に設定されていることを特徴とする請求項2、請求項3又は請求項4の清浄作業台。
- 前記透明壁は下端の回動軸にて前記枠体に回動可能に保持されると共に、前記回動軸は、前記透明壁の前後方向の中心より前側に位置していることを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項4又は請求項5の清浄作業台。
- 前記扉には、前記透明壁が前記枠体に沿って保持された状態と、当該透明壁上部の傾倒を許容する状態とを選択的に切り換える透明壁ストッパーを設けたことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5又は請求項6の清浄作業台。
- 前記キャビネット本体側に傾倒した状態の前記透明壁を受ける受け部材を設け、該受け部材の前記透明壁側の面にはクッション材を設けたことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6又は請求項7の清浄作業台。
- 前記給気用の高性能フィルタは、一端を中心として前記作業空間側に回動可能に前記キャビネット本体に取り付けられると共に、回動した状態で前記作業空間側に取り外し可能とされていることを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7又は請求項8の清浄作業台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004115862A JP2005296780A (ja) | 2004-04-09 | 2004-04-09 | 清浄作業台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004115862A JP2005296780A (ja) | 2004-04-09 | 2004-04-09 | 清浄作業台 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005296780A true JP2005296780A (ja) | 2005-10-27 |
Family
ID=35328976
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004115862A Pending JP2005296780A (ja) | 2004-04-09 | 2004-04-09 | 清浄作業台 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005296780A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010084989A (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-15 | Airtech Japan Ltd | クリーンベンチ |
US9114474B2 (en) | 2011-04-11 | 2015-08-25 | Lincoln Global, Inc. | Accessible work cell |
CN109529956A (zh) * | 2018-11-28 | 2019-03-29 | 苏州安泰空气技术有限公司 | 一种带有可全幅清洁移动窗结构的洁净设备 |
-
2004
- 2004-04-09 JP JP2004115862A patent/JP2005296780A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010084989A (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-15 | Airtech Japan Ltd | クリーンベンチ |
JP4697613B2 (ja) * | 2008-09-30 | 2011-06-08 | 日本エアーテック株式会社 | クリーンベンチ |
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